JP3374900B2 - インクジェット式記録ヘッド - Google Patents

インクジェット式記録ヘッド

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JP3374900B2
JP3374900B2 JP32482197A JP32482197A JP3374900B2 JP 3374900 B2 JP3374900 B2 JP 3374900B2 JP 32482197 A JP32482197 A JP 32482197A JP 32482197 A JP32482197 A JP 32482197A JP 3374900 B2 JP3374900 B2 JP 3374900B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14491Electrical connection

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク滴を吐出す
るノズル開口と連通する圧力発生室の一部を振動板で構
成し、この振動板の表面に圧電体層を形成して、圧電体
層の変位によりインク滴を吐出させるインクジェット式
記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】インク滴を吐出するノズル開口と連通す
る圧力発生室の一部を振動板で構成し、この振動板を圧
電振動子により変形させて圧力発生室のインクを加圧し
てノズル開口からインク滴を吐出させるインクジェット
式記録ヘッドには、圧電振動子の軸方向に伸長、収縮す
る縦振動モードの圧電振動子を使用したものと、たわみ
振動モードの圧電振動子を使用したものの2種類が実用
化されている。
【0003】前者は圧電振動子の端面を振動板に当接さ
せることにより圧力発生室の容積を変化させることがで
きて、高密度印刷に適したヘッドの製作が可能である反
面、圧電振動子をノズル開口の配列ピッチに一致させて
櫛歯状に切り分けるという困難な工程や、切り分けられ
た圧電振動子を圧力発生室に位置決めして固定する作業
が必要となり、製造工程が複雑であるという問題があ
る。
【0004】これに対して後者は、圧電材料のグリーン
シートを圧力発生室の形状に合わせて貼付し、これを焼
成するという比較的簡単な工程で振動板に圧電振動子を
作り付けることができるものの、たわみ振動を利用する
関係上、ある程度の面積が必要となり、高密度配列が困
難であるという問題がある。
【0005】一方、後者の記録ヘッドの不都合を解消す
べく、特開平5−286131号公報に見られるよう
に、振動板の表面全体に亙って成膜技術により均一な圧
電材料層を形成し、この圧電材料層をリソグラフィ法に
より圧力発生室に対応する形状に切り分けて各圧力発生
室毎に独立するように圧電振動子を形成したものが提案
されている。
【0006】これによれば圧電振動子を振動板に貼付け
る作業が不要となって、リソグラフィ法という精密で、
かつ簡便な手法で圧電振動子を作り付けることができる
ばかりでなく、圧電振動子の厚みを薄くできて高速駆動
が可能になるという利点がある。
【0007】また、この場合、圧電材料層は振動板の表
面全体に設けたままで少なくとも上電極のみを各圧力発
生室毎に設けることにより、各圧力発生室に対応する圧
電振動子を駆動することができるが、単位駆動電圧当た
りの変位量および圧力発生室に対向する部分とその外部
とを跨ぐ部分で圧電体層へかかる応力の問題から、圧電
体層および上電極からなる圧電体能動部を、少なくとも
一端部以外は圧力発生室外に出ないように形成するのが
望ましい。
【0008】さらに、このようなたわみモードの圧電振
動子を使用した記録ヘッドでは、一般には、各圧力発生
室に対応する圧電振動子は絶縁体層で覆われ、この絶縁
体層には各圧電振動子を駆動するための電圧を供給する
リード電極との接続部を形成するために窓(以下、コン
タクトホールという)が各圧力発生室に対応して設けら
れており、各圧電振動子とリード電極の接続部がコンタ
クトホール内に形成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たたわみモードの圧電振動子を使用した記録ヘッドで
は、圧電体能動部が圧力発生室とその周壁との境界を横
切る部分で、圧電体層にクラックが発生し易いという問
題がある。
【0010】ところで、上述したようなインクジェット
式記録ヘッドにおいては、圧電振動子の駆動による振動
板の変位効率を向上するために、圧電振動子の両側に対
応する部分の振動板を薄くする構造が提案されている。
しかしながら、このように変位を大きくとるようにする
と、特に、上述したような圧力発生室の周壁近傍、ある
いはコンタクトホール近傍にクラック等の破壊が生じ易
い傾向が助長される。
【0011】また、これらの問題は、特に、圧電材料層
を成膜技術で形成した場合に生じやすい。なぜなら、成
膜技術で形成した圧電材料層は非常に薄いため、圧電振
動子を貼付したものに比較して剛性が低いためである。
【0012】本発明はこのような事情に鑑み、圧電体能
動部の圧力発生室の周壁近傍での剥がれ及び割れ等並び
に振動板の割れ等を防止し、耐久性を確保することがで
きるインクジェット式記録ヘッドを提供することを課題
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の第1の態様は、ノズル開口に連通する圧力発生室の
一部を構成し且つ少なくとも上面が下電極として作用す
る振動板と、該振動板の表面に形成された圧電体層及び
該圧電体層の表面に形成された上電極からなり且つ前記
圧力発生室に対向する領域に形成された圧電体能動部と
からなる圧電振動子を備え、前記圧電体能動部の少なく
とも一端部に前記圧力発生室に対向する領域と当該圧力
発生室の長手方向端部の周壁に対向する領域との境界を
横切る連結部を有するインクジェット式記録ヘッドにお
いて、前記圧力発生室の長手方向端部の少なくとも前記
連結部が設けられた側に、当該端部近傍の少なくとも前
記圧電振動子の前記連結部上に膜厚が他の領域よりも相
対的に厚くなるように積層されて前記振動板の振動を規
制する振動規制層を有することを特徴とするインクジェ
ット式記録ヘッドにある。
【0014】かかる第1の態様では、圧電体能動部の端
部又は連結部での振動板の振動が規制され、圧電体能動
部の剥がれ及び割れ等並びに振動板の割れ等が防止され
る。
【0015】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記圧力発生室の少なくとも長手方向端部近傍の
記連結部に対向する領域を覆うように積層された絶縁体
層が前記振動規制層を構成することを特徴とするインク
ジェット式記録ヘッドにある。
【0016】かかる第2の態様では、絶縁体層により、
圧力発生室の長手方向端部近傍での圧電体能動部の剥が
れ及び割れ等並びに振動板の割れ等が防止される。
【0017】
【0018】
【0019】本発明の第の態様は、第1又は2の態様
において、前記上電極の膜厚を他の部分より大きくする
ことにより前記振動規制層を構成することを特徴とする
インクジェット式記録ヘッドにある。
【0020】かかる第4の態様では、上電極の膜厚を他
の部分よりも大きくすることで振動が規制され、圧電体
能動部の剥がれ及び割れ等並びに振動板の割れ等が防止
される。
【0021】本発明の第の態様は、第1〜3の何れか
の態様において、少なくとも前記圧電体能動部の幅方向
両側で前記圧力発生室の縁部に沿った部分の前記振動板
は、当該圧電体能動部に対応する部分の当該振動板の厚
さより薄い薄肉部となっていることを特徴とするインク
ジェット式記録ヘッドにある。
【0022】かかる第5態様では、圧力発生室に対向す
る領域の圧電体能動部への電圧印加による変位量が向上
される。
【0023】本発明の第の態様は、第1〜4の何れか
の態様において、前記連結部は、前記圧電体層及び前記
上電極の両者が他の部分より幅狭に形成されたものであ
ることを特徴とするインクジェット式記録ヘッドにあ
る。
【0024】かかる第6の態様では、連結部での応力が
小さくなり、クラック等の破壊が防止される。
【0025】本発明の第の態様は、第1〜4の何れか
の態様において、前記連結部は、前記上電極のみが他の
部分より幅狭に形成されたものであることを特徴とする
インクジェット式記録ヘッドにある。
【0026】かかる第7の態様では、連結部での応力が
小さくなり、クラック等の破壊が防止され、耐久性が向
上する。
【0027】本発明の第の態様は、第1〜6の何れか
の態様において、前記圧電体能動部へ電圧を印加するた
めのリード電極と前記上電極との接続を行うコンタクト
部が、前記圧力発生室の周壁に対向する部分に設けられ
ていることを特徴とするインクジェット式記録ヘッドに
ある。
【0028】かかる第8の態様では、コンタクト部での
クラック等の破壊が防止される。
【0029】本発明の第の態様は、第1〜7の何れか
の態様において、前記圧力発生室がシリコン単結晶基板
に異方性エッチングにより形成され、前記圧電振動子の
各層が成膜及びリソグラフィ法により形成されたもので
あることを特徴とするインクジェット式記録ヘッドにあ
る。
【0030】かかる第9の態様では、高密度のノズル開
口を有するインクジェット式記録ヘッドを大量に且つ比
較的容易に製造することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に本発明を実施形態に基づい
て詳細に説明する。
【0032】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係るインクジェット式記録ヘッドを示す組立斜視図
であり、図2は、平面図及びその1つの圧力発生室の長
手方向における断面構造を示す図である。
【0033】図示するように、流路形成基板10は、本
実施形態では面方位(110)のシリコン単結晶基板か
らなる。流路形成基板10としては、通常、150〜3
00μm程度の厚さのものが用いられ、望ましくは18
0〜280μm程度、より望ましくは220μm程度の
厚さのものが好適である。これは、隣接する圧力発生室
間の隔壁の剛性を保ちつつ、配列密度を高くできるから
である。
【0034】流路形成基板10の一方の面は開口面とな
り、他方の面には予め熱酸化により形成した二酸化シリ
コンからなる、厚さ0.1〜2μmの弾性膜50が形成
されている。
【0035】一方、流路形成基板10の開口面には、シ
リコン単結晶基板を異方性エッチングすることにより、
ノズル開口11、圧力発生室12が形成されている。
【0036】ここで、異方性エッチングは、シリコン単
結晶基板をKOH等のアルカリ溶液に浸漬すると、徐々
に侵食されて(110)面に垂直な第1の(111)面
と、この第1の(111)面と約70度の角度をなし且
つ上記(110)と約35度の角度をなす第2の(11
1)面とが出現し、(110)面のエッチングレートと
比較して(111)面のエッチングレートが約1/18
0であるという性質を利用して行われるものである。か
かる異方性エッチングにより、二つの第1の(111)
面と斜めの二つの第2の(111)面とで形成される平
行四辺形状の深さ加工を基本として精密加工を行うこと
ができ、圧力発生室12を高密度に配列することができ
る。
【0037】本実施形態では、各圧力発生室12の長辺
を第1の(111)面で、短辺を第2の(111)面で
形成している。この圧力発生室12は、流路形成基板1
0をほぼ貫通して弾性膜50に達するまでエッチングす
ることにより形成されている。なお、弾性膜50は、シ
リコン単結晶基板をエッチングするアルカリ溶液に侵さ
れる量がきわめて小さい。
【0038】一方、各圧力発生室12の一端に連通する
各ノズル開口11は、圧力発生室12より幅狭で且つ浅
く形成されている。すなわち、ノズル開口11は、シリ
コン単結晶基板を厚さ方向に途中までエッチング(ハー
フエッチング)することにより形成されている。なお、
ハーフエッチングは、エッチング時間の調整により行わ
れる。
【0039】ここで、インク滴吐出圧力をインクに与え
る圧力発生室12の大きさと、インク滴を吐出するノズ
ル開口11の大きさとは、吐出するインク滴の量、吐出
スピード、吐出周波数に応じて最適化される。例えば、
1インチ当たり360個のインク滴を記録する場合、ノ
ズル開口11は数十μmの溝幅で精度よく形成する必要
がある。
【0040】また、各圧力発生室12と後述する共通イ
ンク室31とは、後述する封止板20の各圧力発生室1
2の一端部に対応する位置にそれぞれ形成されたインク
供給連通口21を介して連通されており、インクはこの
インク供給連通口21を介して共通インク室31から供
給され、各圧力発生室12に分配される。
【0041】封止板20は、前述の各圧力発生室12に
対応したインク供給連通口21が穿設された、厚さが例
えば、0.1〜1mmで、線膨張係数が300℃以下
で、例えば2.5〜4.5[×10-6/℃]であるガラ
スセラミックスからなる。なお、インク供給連通口21
は、図3(a),(b)に示すように、各圧力発生室1
2のインク供給側端部の近傍を横断する一つのスリット
孔21Aでも、あるいは複数のスリット孔21Bであっ
てもよい。封止板20は、一方の面で流路形成基板10
の一面を全面的に覆い、シリコン単結晶基板を衝撃や外
力から保護する補強板の役目も果たす。また、封止板2
0は、他面で共通インク室31の一壁面を構成する。
【0042】共通インク室形成基板30は、共通インク
室31の周壁を形成するものであり、ノズル開口数、イ
ンク滴吐出周波数に応じた適正な厚みのステンレス板を
打ち抜いて作製されたものである。本実施形態では、共
通インク室形成基板30の厚さは、0.2mmとしてい
る。
【0043】インク室側板40は、ステンレス基板から
なり、一方の面で共通インク室31の一壁面を構成する
ものである。また、インク室側板40には、他方の面の
一部にハーフエッチングにより凹部40aを形成するこ
とにより薄肉壁41が形成され、さらに、外部からのイ
ンク供給を受けるインク導入口42が打抜き形成されて
いる。なお、薄肉壁41は、インク滴吐出の際に発生す
るノズル開口11と反対側へ向かう圧力を吸収するため
のもので、他の圧力発生室12に、共通インク室31を
経由して不要な正又は負の圧力が加わるのを防止する。
本実施形態では、インク導入口42と外部のインク供給
手段との接続時等に必要な剛性を考慮して、インク室側
板40を0.2mmとし、その一部を厚さ0.02mm
の薄肉壁41としているが、ハーフエッチングによる薄
肉壁41の形成を省略するために、インク室側板40の
厚さを初めから0.02mmとしてもよい。
【0044】一方、流路形成基板10の開口面とは反対
側の弾性膜50の上には、厚さが例えば、約0.5μm
の下電極膜60と、厚さが例えば、約1μmの圧電体膜
70と、厚さが例えば、約0.1μmの上電極膜80と
が、後述するプロセスで積層形成されて、圧電振動子
(圧電素子)を構成している。このように、弾性膜50
の各圧力発生室12に対向する領域には、各圧力発生室
12毎に独立して圧電振動子が設けられており、本実施
形態では、下電極膜60は圧電振動子の共通電極とし、
上電極膜80を圧電振動子の個別電極としているが、駆
動回路や配線の都合でこれを逆にしても支障はない。ま
た、本実施形態では、圧電体膜70を各圧力発生室12
に対応して個別に設けたが、圧電体膜を全体に設け、上
電極膜80を各圧力発生室12に対応するように個別に
設けてもよい。何れの場合においても、各圧力発生室1
2毎に圧電体能動部が形成されていることになる。
【0045】ここで、シリコン単結晶基板からなる流路
形成基板10上に、圧電体膜70等を形成するプロセス
を図4を参照しながら説明する。
【0046】図4(a)に示すように、まず、流路形成
基板10となるシリコン単結晶基板のウェハを約110
0℃の拡散炉で熱酸化して二酸化シリコンからなる弾性
膜50を形成する。
【0047】次に、図4(b)に示すように、スパッタ
リングで下電極膜60を形成する。下電極膜60の材料
としては、Pt等が好適である。これは、スパッタリン
グやゾル−ゲル法で成膜する後述の圧電体膜70は、成
膜後に大気雰囲気下又は酸素雰囲気下で600〜100
0℃程度の温度で焼成して結晶化させる必要があるから
である。すなわち、下電極膜70の材料は、このような
高温、酸化雰囲気下で導電性を保持できなければなら
ず、殊に、圧電体膜70としてPZTを用いた場合に
は、PbOの拡散による導電性の変化が少ないことが望
ましく、これらの理由からPtが好適である。
【0048】次に、図4(c)に示すように、圧電体膜
70を成膜する。この圧電体膜70の成膜にはスパッタ
リングを用いることもできるが、本実施形態では、金属
有機物を溶媒に溶解・分散したいわゆるゾルを塗布乾燥
してゲル化し、さらに高温で焼成することで金属酸化物
からなる圧電体膜70を得る、いわゆるゾル−ゲル法を
用いている。圧電体膜70の材料としては、チタン酸ジ
ルコン酸鉛(PZT)系の材料がインクジェット式記録
ヘッドに使用する場合には好適である。
【0049】次に、図4(d)に示すように、上電極膜
80を成膜する。上電極膜80は、導電性の高い材料で
あればよく、Al、Au、Ni、Pt等の多くの金属
や、導電性酸化物等を使用できる。本実施形態では、P
tをスパッタリングにより成膜している。
【0050】次に、図5に示すように、下電極膜60、
圧電体膜70及び上電極膜80をパターニングする。
【0051】まず、図5(a)に示すように、下電極膜
60、圧電体膜70及び上電極膜80を一緒にエッチン
グして下電極膜60の全体パターンをパターニングす
る。次いで、図5(b)に示すように、圧電体膜70及
び上電極膜80のみをエッチングして圧電体能動部32
0のパターニングを行う。次に、図5(c)に示すよう
に、各圧力発生室12(図5では圧力発生室12は形成
前であるが、破線で示す)の幅方向両側に対向した領域
である圧電体能動部320の両側の振動板の腕に相当す
る部分の下電極膜60を除去することにより、下電極膜
除去部350を形成する。このように下電極膜除去部3
50を設けることにより、圧電体能動部320への電圧
印加による変位量の向上を図るものである。なお、下電
極膜除去部350は、下電極膜60を完全に除去せず、
厚さを相対的に薄くしてもよく、また、弾性膜50の厚
さ方向の一部まで除去してもよい。
【0052】以上のように、下電極膜60等をパターニ
ングした後には、好ましくは、各上電極膜80の上面の
少なくとも周縁、及び圧電体膜70および下電極膜60
の側面を覆うように電気絶縁性を備えた絶縁体層90を
形成する(図1参照)。この際、後述するように、圧電
体能動部320の両端部には、他の部分の絶縁体層90
の厚さよりも厚い絶縁体層厚膜部95を形成する。
【0053】そして、本実施形態では、絶縁体層厚膜部
95の各圧電体能動部320の一端部に対応する部分の
上面を覆う部分の一部には、後述するリード電極100
と接続するために上電極膜80の一部を露出させるコン
タクトホール90aが形成されている。そして、このコ
ンタクトホール90aを介して各上電極膜80に一端が
接続し、また他端が接続端子部に延びるリード電極10
0が形成されている。リード電極100は、駆動信号を
上電極膜80に確実に供給できる程度に可及的に狭い幅
となるように形成されている。
【0054】このような絶縁体層の形成プロセスを図6
に示す。
【0055】まず、図6(a)に示すように、上電極膜
80の周縁部、圧電体膜70および下電極膜60の側面
を覆うように絶縁体層90を形成し、さらに、圧電体能
動部の320の両端部に絶縁体層を積層し、他の部分よ
りも厚い絶縁体層厚膜部95を形成する。本実施形態で
は、絶縁体層90及び絶縁体層厚膜部95として、ネガ
型の感光性ポリイミドを用いた。
【0056】次に、図6(b)に示すように、絶縁体層
厚膜部95をパターニングすることにより、各圧力発生
室12のインク供給側の周壁に対向する部分にコンタク
トホール90aを形成する。続いて、例えば、Cr−A
uなどの導電体を全面に成膜した後、パターニングする
ことにより、コンタクトホール90aを介して上電極膜
80と接続されるリード電極100を形成する。なお、
図6(b)には、説明の都合上、圧力発生室12外の周
壁に対向する領域のコンタクトホール90a部分の断面
を示す。
【0057】以上が膜形成プロセスである。このように
して膜形成を行った後、図6(c)に示すように、前述
したアルカリ溶液によるシリコン単結晶基板の異方性エ
ッチングを行い、圧力発生室12等を形成する。なお、
以上説明した一連の膜形成及び異方性エッチングは、一
枚のウェハ上に多数のチップを同時に形成し、プロセス
終了後、図1に示すような一つのチップサイズの各流路
形成基板10に分割する。また、分割した流路形成基板
10を、封止板20、共通インク室形成基板30、及び
インク室側板40と順次接着して一体化し、インクジェ
ット式記録ヘッドとする。
【0058】このように形成された圧電体能動部320
及び絶縁体層厚膜部95と圧力発生室12との平面位置
関係及び断面を図7に示す。
【0059】図7(a)に示すように、圧電体膜70お
よび上電極膜80からなる圧電体能動部320は、基本
的には圧力発生室12に対向する領域内に設けられて、
圧力発生室12の幅より若干狭い幅で形成されている。
また、圧力発生室12の一端部においては、圧力発生室
12に対向する領域から周壁に対向する領域まで連続的
に延設されており、圧力発生室12に対向する領域と周
壁に対向する領域との境界近傍を連結部321とする。
【0060】また、圧力発生室12に対向する領域の圧
電体能動部320上には、図7(b)のB−B’断面に
示すように、通常の厚さの絶縁体層90が形成されてい
るが、圧電体能動部320の両端部及び連結部321上
には、図7(c)のC−C’断面に示すように、通常よ
りも厚い厚さの絶縁体層厚膜部95が形成され、振動板
の振動を規制する振動規制層325となっている。ま
た、周壁に対向する領域の圧電体能動部320に対応す
る位置には、リード電極100と上電極膜80とを接続
するためのコンタクトホール90aが形成されている。
【0061】さらに、圧力発生室12の幅方向両側の周
壁との境界近傍に対向し且つ圧電体能動部320の両側
の部分、すなわち、振動板の腕部分の下電極膜60は除
去されて下電極膜除去部350が形成されている。
【0062】このような構成にすることにより、圧電体
能動部320に電圧を印加して駆動すると、両端部及び
連結部321のみの駆動が規制されて、この部分の近傍
のみにおいて、変位量が相対的に小さくなり、全体とし
ての変位量を大きく低下させることなく端部での変位量
を抑えることができ、圧電体能動部320の端部の剥が
れ及び割れ等並びに振動板の割れ等を防止することがで
きる。
【0063】なお、絶縁体層厚膜部95は、本実施形態
では、圧電体能動部320の両端部及び連結部321上
に設けたが、連結部321側のみに設けてもよい。ま
た、絶縁体層厚膜部95は、他の部分と相対的に厚膜に
なっていればよい。従って、絶縁体層90上に他の層を
積層してもよく、また、絶縁体層厚膜部95の部分のみ
に通常の厚さの絶縁体層を設けてもよい。
【0064】このように構成したインクジェットヘッド
は、図示しない外部インク供給手段と接続したインク導
入口42からインクを取り込み、共通インク室31から
ノズル開口11に至るまで内部をインクで満たした後、
図示しない外部の駆動回路からの記録信号に従い、リー
ド電極100を介して下電極膜60と上電極膜80との
間に電圧を印加し、弾性膜50、下電極膜60及び圧電
体膜70をたわみ変形させることにより、圧力発生室1
2内の圧力が高まりノズル開口11からインク滴が吐出
する。
【0065】(実施形態2)図8には、本発明の実施形
態2に係るインクジェット式記録ヘッドの圧力発生室近
傍の圧電体能動部等の平面位置関係及び断面を示す。
【0066】本実施形態では、圧力発生室12の境界及
び周壁に対向する領域の圧電体膜70上に他の部分の上
電極膜80よりも厚い厚膜部85を形成して振動規制層
325Aとし、圧力発生室12の領域に対向する領域
で、振動板の振動を規制している。
【0067】図8(a)に示すように、圧電体能動部3
20は、実施形態1と同様、基本的には圧力発生室12
に対向する領域内に設けられ、圧力発生室12の一端部
においては、圧力発生室12に対向する領域から周壁に
対向する領域へ横切る連結部321を介して周壁上まで
連続的に延設されている。この圧電体能動部320上に
は絶縁体層90が形成され、周壁に対向する領域の圧電
体能動部320に対応する位置には、リード電極100
と上電極膜80とを接続するためのコンタクトホール9
0aが形成されている。また、振動板の腕部の部分の下
電極膜60は除去されて下電極膜除去部350が形成さ
れいる。
【0068】また、上電極膜80は、圧力発生室12に
対向する領域では、図8(b)のD−D’断面に示すよ
うに、通常の厚さで形成されているが、連結部321及
び周壁に対向する領域では、図8(c)のE−E’断面
に示すように、他の部分よりも厚い厚膜部85となり、
振動規制層325Aを構成している。
【0069】このような構成にすることにより、実施形
態1と同様の効果を奏することができる。
【0070】なお、厚膜部85は、本実施形態では、連
結部321及び周壁に対向する領域の圧電体膜70上に
形成されているが、少なくとも連結部321の圧電体膜
70上に形成されていれば、同様の効果を得ることがで
きる。
【0071】また、本実施形態の構成に、さらに実施形
態1のような絶縁体層厚膜部95を設けてもよく、これ
により、さらに顕著な効果を奏する。
【0072】(実施形態3)図9には、本発明の実施形
態3に係るインクジェット式記録ヘッドの圧力発生室近
傍の圧電体能動部等のパターン形状を示す。
【0073】本実施形態は、図9に示すように、圧電体
能動部320の圧力発生室12に対向する領域から周壁
に対向する領域へ横切る部分である連結部322が他の
部分より幅狭となっている以外は実施形態1と同様であ
る。なお、本実施形態の連結部322は、圧電体膜70
及び上電極膜80の両者を幅狭に形成したものである。
【0074】このような構成では、圧電体能動部320
を駆動した際、絶縁体層厚膜部95により、連結部32
2及び周壁に対向する領域で、振動板の振動が抑えられ
ることに加え、さらに、圧力発生室12内とその周壁境
界から圧力発生室12に向かってたわみが緩やかに生じ
るため、連結部322での応力が小さくなり、クラック
等の破壊が防止され、耐久性が向上する。
【0075】(実施形態4)図10には、本発明の実施
形態4に係るインクジェット式記録ヘッドの圧力発生室
近傍の圧電体能動部等のパターン形状を示す。
【0076】本実施形態は、図10に示すように、圧電
体能動部320の連結部323を上電極膜80のみを幅
狭に形成して圧電体層70は他の部分と同一の厚さにし
た以外は実施形態3と同様である。
【0077】このような構成によっても実施形態3と同
様な効果を奏することができる。
【0078】(他の実施形態)以上、本発明の各実施形
態を説明したが、インクジェット式記録ヘッドの基本的
構成は上述したものに限定されるものではない。
【0079】例えば、上述した封止板20の他、共通イ
ンク室形成板30をガラスセラミックス製としてもよ
く、さらには、薄肉膜41を別部材としてガラスセラミ
ックス製としてもよく、材料、構造等の変更は自由であ
る。
【0080】また、上述した実施形態では、ノズル開口
を流路形成基板10の端面に形成しているが、面に垂直
な方向に突出するノズル開口を形成してもよい。
【0081】このように構成した実施形態の分解斜視図
を図11、その流路の断面を図12にぞれぞれ示す。こ
の実施形態では、ノズル開口11が圧電振動子とは反対
のノズル基板120に穿設され、これらノズル開口11
と圧力発生室12とを連通するノズル連通口22が、封
止板20,共通インク室形成板30及び薄肉板41A及
びインク室側板40Aを貫通するように配されている。
【0082】なお、本実施形態は、その他、薄肉板41
Aとインク室側板40Aとを別部材とし、インク室側板
40に開口40bを形成した以外は、基本的に上述した
実施形態と同様であり、同一部材には同一符号を付して
重複する説明は省略する。
【0083】ここで、この実施形態においても、上述し
た各実施形態と同様に、振動規制層を設けて、圧電体能
動部の振動を規制して圧力発生室の周縁との境界近傍の
割れ等を防止することができる。
【0084】また、勿論、共通インク室を流路形成基板
内に形成したタイプのインクジェット式記録ヘッドにも
同様に応用できる。
【0085】また、以上説明した各実施形態は、成膜及
びリソグラフィプロセスを応用することにより製造でき
る薄膜型のインクジェット式記録ヘッドを例にしたが、
勿論これに限定されるものではなく、例えば、基板を積
層して圧力発生室を形成するもの、あるいはグリーンシ
ートを貼付もしくはスクリーン印刷等により圧電体膜を
形成するもの、又は結晶成長により圧電体膜を形成する
もの等、各種の構造のインクジェット式記録ヘッドに本
発明を採用することができる。
【0086】さらに、上述した各実施形態では、振動板
として下電極膜とは別に弾性膜を設けたが、下電極膜が
弾性膜を兼ねるようにしてもよい。
【0087】また、圧電振動子とリード電極との間に絶
縁体層を設けた例を説明したが、これに限定されず、例
えば、絶縁体層を設けないで、各上電極に異方性導電膜
を熱溶着し、この異方性導電膜をリード電極と接続した
り、その他、ワイヤボンディング等の各種ボンディング
技術を用いて接続したりする構成としてもよい。
【0088】このように、本発明は、その趣旨に反しな
い限り、種々の構造のインクジェット式記録ヘッドに応
用することができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、圧力発生室の境界近傍に圧電体能動部の駆動に伴う
振動板の振動を相対的に規制する振動規制層を設けたこ
とにより、この部分のたわみが他の部分より小さくな
り、クラック等の破壊が防止され、耐久性が向上すると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記
録ヘッドの分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録ヘッドを示す図であり、図1の平面図及び断面図であ
る。
【図3】図1の封止板の変形例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態1の薄膜製造工程を示す図で
ある。
【図5】本発明の実施形態1の薄膜製造工程を示す図で
ある。
【図6】本発明の実施形態1の薄膜製造工程を示す図で
ある。
【図7】本発明の実施形態1の要部を示す平面図及び断
面図である。
【図8】本発明の実施形態2を説明する要部平面図及び
断面図である。
【図9】本発明の実施形態3を説明する要部平面図であ
る。
【図10】本発明の実施形態4を説明する要部平面図で
ある。
【図11】本発明の他の実施形態に係るインクジェット
式記録ヘッドの分解斜視図である。
【図12】本発明の他の実施形態に係るインクジェット
式記録ヘッドを示す断面図である。
【符号の説明】
10 流路形成基板 11 ノズル開口 12 圧力発生室 50 弾性膜 60 下電極膜 70 圧電体膜 80 上電極膜 90 絶縁体層 90a コンタクトホール 100 リード電極 320 圧電体能動部 321,322,323 連結部 325、325A 振動規制層 350 下電極膜除去部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/045 B41J 2/055

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル開口に連通する圧力発生室の一部
    を構成し且つ少なくとも上面が下電極として作用する振
    動板と、該振動板の表面に形成された圧電体層及び該圧
    電体層の表面に形成された上電極からなり且つ前記圧力
    発生室に対向する領域に形成された圧電体能動部とから
    なる圧電振動子を備え、前記圧電体能動部の少なくとも
    一端部に前記圧力発生室に対向する領域と当該圧力発生
    室の長手方向端部の周壁に対向する領域との境界を横切
    る連結部を有するインクジェット式記録ヘッドにおい
    て、 前記圧力発生室の長手方向端部の少なくとも前記連結部
    が設けられた側に、当該端部近傍の少なくとも前記圧電
    振動子の前記連結部上に膜厚が他の領域よりも相対的に
    厚くなるように積層されて前記振動板の振動を規制する
    振動規制層を有することを特徴とするインクジェット式
    記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記圧力発生室の少
    なくとも長手方向端部近傍の前記連結部に対向する領域
    を覆うように積層された絶縁体層が前記振動規制層を構
    成することを特徴とするインクジェット式記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記上電極の
    膜厚を他の部分より大きくすることにより前記振動規制
    層を構成することを特徴とするインクジェット式記録ヘ
    ッド。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、少なく
    とも前記圧電体能動部の幅方向両側で前記圧力発生室の
    縁部に沿った部分の前記振動板は、当該圧電体能動部に
    対応する部分の当該振動板の厚さより薄い薄肉部となっ
    ていることを特徴とするインクジェット式記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記連
    結部は、前記圧電体層及び前記上電極の両者が他の部分
    より幅狭に形成されたものであることを特徴とするイン
    クジェット式記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記連
    結部は、前記上電極のみが他の部分より幅狭に形成され
    たものであることを特徴とするインクジェット式記録ヘ
    ッド。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかにおいて、前記圧
    電体能動部へ電圧を印加するためのリード電極と前記上
    電極との接続を行うコンタクト部が、前記圧力発生室の
    周壁に対向する部分に設けられていることを特徴とする
    インクジェット式記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかにおいて、前記圧
    力発生室がシリコン単結晶基板に異方性エッチングによ
    り形成され、前記圧電振動子の各層が成膜及びリソグラ
    フィ法により形成されたものであることを特徴とするイ
    ンクジェット式記録ヘッド。
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