JP3374887B2 - 基板検出装置及びこれを具備した基板自動処理装置 - Google Patents

基板検出装置及びこれを具備した基板自動処理装置

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JP3374887B2
JP3374887B2 JP35152495A JP35152495A JP3374887B2 JP 3374887 B2 JP3374887 B2 JP 3374887B2 JP 35152495 A JP35152495 A JP 35152495A JP 35152495 A JP35152495 A JP 35152495A JP 3374887 B2 JP3374887 B2 JP 3374887B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコンウェハー
等の基板を複数枚まとめて洗浄処理する基板自動処理装
置と、該基板自動処理装置に装備されて基板を検出する
基板検出装置とに関する。
【0002】図7に、従来の基板自動処理装置、この場
合シリコンウェハー用の洗浄装置(基板検出装置を含
む)の要部を示す。
【0003】図示のように、当該洗浄装置は、洗浄処理
をなす洗浄手段1(一部のみを示している)と、該洗浄
手段1による洗浄に供されるシリコンウェハー(Sil
icon Wafer)SWに対して予め所要の作業を
施すFA(FactoryAutomation:ここ
では洗浄以外の作業を自動的に行なうことを表わすもの
とする)部2とを備えている。該FA部2には、前段の
工程より供給(矢印uにて示す)される未洗浄のシリコ
ンウェハーSWを受け入れて該FA部2の各処理手段
(後述)による作業位置を経て洗浄手段1に搬入するた
めの搬入ロボット(図示せず)が併設されている。但
し、未洗浄のシリコンウェハーSWはカセットK内に複
数枚が配列収容された状態で供給され、該搬入ロボット
はこのカセットKごと搬送するカセット搬送方式のもの
である。
【0004】図示してはいないが、上記洗浄手段1の後
段(図で右側)には、上記FA部2とほぼ同様の構成の
FA部と、洗浄手段1により洗浄されたシリコンウェハ
ーを該後段のFA部の各処理手段による作業位置を経る
ようにして後段の工程に向けて搬出する搬出ロボットと
が設けられている。この搬出ロボットは前段のFA部2
に併設された上記搬入ロボットと同様に構成されてい
る。
【0005】上記洗浄手段1及びFA部2について詳述
する。
【0006】まず、洗浄手段1は、複数の処理槽4と、
移送手段としての移送ロボット5とを有している。これ
らの処理槽4には、シリコンウェハーSWを洗浄するた
めの種々の処理液が貯留されている。移送ロボット5
は、上記搬入ロボットにより搬入されてきたカセットK
内のシリコンウェハーSWを保持して該各処理液に順に
浸漬させるように移送し、更に、この洗浄処理を終えた
シリコンウェハーSWを後段のFA部上に持ち込む。但
し、該移送ロボット5は、シリコンウェハー入りのカセ
ットKではなくシリコンウェハーSWのみを保持して移
送する、いわゆるカセットレス方式のものである。図7
において、該移送ロボット5の作動エリアを一点鎖線7
にて示している。
【0007】一方、FA部2は次のように構成されてい
る。
【0008】すなわち、前段の工程より供給されるカセ
ットK(未洗浄のシリコンウェハー入り)が最初に載置
されるローディング位置から、上記移送ロボット5がシ
リコンウェハーSWを受け入れ得る位置まで、11(こ
の数は一例である)の位置11乃至21が設定されてい
る。上記搬入ロボット(図示せず)は、作業者または作
業ロボットによってこのローディング位置11に次々と
載置されるカセットKを、これに続く各位置12、1
3、14、...21へと順に送り込むことを行う。
【0009】ローディング位置11から数えて例えば2
つ目の位置12には、搬入されたカセットK内の各シリ
コンウェハーSWを検出するための基板検出手段(基板
検出装置)25が設けられている。
【0010】また、例えば位置16には、洗浄効果を高
めることなどを目的として各シリコンウェハーSWのオ
リエンテーション・フラット(Orientation
Flat:以下、O/Fと略して示す)を揃えるため
のO/F揃え手段27が配設されている。そして、最終
及びその手前の両位置21、20にわたって立替手段3
1が設けられている。この立替手段31は、この位置2
0、21に持ち来された2つのカセットK内に夫々収容
されている各シリコンウェハーSWを、上方へ押し上げ
るようにして該カセットKから分離させることを行う。
【0011】なお、他の各位置13乃至15、並びに1
7乃至19は、カセットKを待機させるための位置であ
る。
【0012】洗浄手段1が備える上記移送ロボット5
は、上記両位置20、21の直上まで移動し、上記立替
手段31によって両カセットKから分離された各シリコ
ンウェハーSWを保持し、洗浄すべく移送する。
【0013】また、上記両位置20、21でシリコンウ
ェハーSWが取り出されて空となったカセットKは、装
置上部に配設されたストッカー33上にエレベータ機構
(図示せず)により移され、ストックされる。そして、
該ストッカー33の送り動作(矢印vで示す)により、
洗浄手段1の後段のFA部(図示せず)へと送られ、該
FA部が装備する立替手段(上記前段のFA部2が有す
る立替手段31と同様のもの)上にエレベータ機構によ
って下降されて載置される。
【0014】洗浄手段1が有する移送ロボット5は、洗
浄を終えたシリコンウェハーSWをこの後段のFA部の
立替手段上に持ち来し、該シリコンウェハーはこの空の
カセット内に収容される。このように洗浄後のシリコン
ウェハーが収納されたカセットは、該後段のFA部に併
設された搬出ロボットによって後段の工程に向けて搬出
される。但し、この後段のFA部でも、前段のFA部2
が上記立替手段31の他に処理手段として備えるものと
同様の基板検出手段が設けられており(他の処理手段で
あるO/F揃え手段については、後段のFA部では不要
故、設けられてはいない)、該搬出ロボットはカセット
をこの基板検出手段を経るようにして搬出する。
【0015】ここで、前述した基板検出手段25、立替
手段31及び移送ロボット5(いずれも図7参照)に関
して、夫々その要部の構成を詳しく説明する。
【0016】図8乃至図11に基板検出手段25の要部
を示すが、その構成を説明するに先立ち、該基板検出手
段25(及び後段のFA部が有する同様の基板検出手
段)を設けた理由を述べる。
【0017】つまり、複数枚が同時に洗浄に供される各
シリコンウェハーSWのうちいずれかが、洗浄手段1に
よる洗浄処理中やその前後に上記搬入ロボット及び搬出
ロボットによりなされる搬送中に破壊又は脱落すること
が考えられる。その場合、後の作業の支障とならぬよう
に、当該洗浄装置全体の作動を一旦停止して破片を回収
するなど対処しなければならない。
【0018】そこで、上記搬入ロボットによる搬入の初
期段階と搬出ロボットによる搬出の末期段階との両時点
でシリコンウェハーの検出を行い、制御部側がこれら両
基板検出手段よりの検出信号に基づき枚数を比較して事
故の有無を判定し、事故発生時にはアラームを発するこ
となどが行われる。
【0019】上記基板検出手段25は、上述の搬入初期
段階での検出をなすためのものであり、下記のように構
成されている。
【0020】図8に示すように、該基板検出手段25
は、フレーム状のカセットガイド41を備えている。こ
のカセットガイド41は、上記搬入ロボットによって持
ち来されたカセットK(シリコンウェハー入り)の脚部
Kaを受けて該カセットKを所定の位置12(図7参
照)に位置決めするものである。
【0021】該カセットガイド41は、リニアブッシュ
43によって昇降自在に支持されたシャフト44の上端
部に取り付けられており、図示しない駆動手段の作動に
よって昇降せしめられ、上昇した状態にてカセットKを
担持する。
【0022】上記カセットガイド41上には上下駆動用
シリンダー46が設けられており、検出手段としてのセ
ンサー48が該シリンダー46の出力軸46aに対して
プレート50及び支持シャフト51を介して装着されて
いる。該センサー48は、図9に示すようにカセットK
内の各シリコンウェハーSWの整列方向に延在し、図8
に示すようにカセットKの底部に形成された開口部Kb
を通じて該カセットK内に挿入可能である。このセンサ
ー48について、図10及び図11に基づいて詳述す
る。
【0023】図10及び図11に示すように、該センサ
ー48は、複数の歯状部55aがシリコンウェハーSW
の整列方向において等間隔で形成された長手櫛状基台5
5と、該各歯状部55aに互いに対応するように装着さ
れた発光素子56a及び受光素子56bからなるフォト
カプラとを有している。該各発光素子56aから各受光
素子56bに向って発せられる照射光の光軸を矢印L1
及びL2 にて示している。
【0024】上述した構成の基板検出手段25では、図
8に示すカセットガイド41がカセットKを担持した状
態でシリンダー46が突出動作を行い、センサー48が
このカセットK内に下側開口部Kb(図8参照)を通じ
て挿入される。これによって、各シリコンウェハーSW
の下端側外周部が上記櫛状基台55の各歯状部55a間
の空間55cに挿通する状態となる。故に、上記各発光
素子56aから受光素子56bに向けて照射されている
光が遮られ、夫々のフォトカプラからの検出信号が得ら
れる。制御部では、これらの検出信号を受け、その信号
の数に基づいてシリコンウェハーSWの枚数を確認す
る。
【0025】なお、図9に示すように、上記櫛状基台5
5に形成されて各シリコンウェハーSWが挿通される各
空間55cのピッチpは、該各シリコンウェハーSWの
外周部に係合して該シリコンウェハー各々を保持すべく
カセットKに等間隔にて並設された断面略V字状の受溝
Kdのピッチと等しく設定されている。そして、上記カ
セットガイド41上にカセットKが位置決めされた状態
において、このカセットKの該各受溝Kdの溝中心と、
上記櫛状基台55の各空間55cの中心とが互いに一致
するように設定されている。
【0026】続いて、図7に示す2つの位置20、21
に載置された2つのカセットK内の各シリコンウェハー
SWを上方に押し上げるようにして該カセットKから分
離させる立替手段31(図7参照)の要部について図1
0乃至図14に基づいて説明する。
【0027】図示のように、この立替手段31は、各シ
リコンウェハーSWをカセットK外に押し出すための押
出部材61を有している。該押出部材61は昇降自在な
シャフト63の上端部に取り付けられており、図示しな
い駆動手段によって該シャフト63が駆動されることに
よって上下動する。
【0028】図12から明らかなように、上記押出部材
61は、カセットKの底部に設けられた開口部Kbを通
じて該カセットK内に挿通し得る。図13及び図14に
も示すように、この押出部材61の上部には各シリコン
ウェハーSWの整列方向において互いに平行に延在する
3条の保持突部61a、61b及び61cが形成されて
いる。そして、これら保持突部61a乃至61cには、
各シリコンウェハーSWの下端側外周部に係合し得る支
持溝61eが等間隔にて並設されている。図14に示す
ように、該各支持溝61eはその断面形状が略Y字状と
なされている。
【0029】図13に示すように、上記各支持溝61e
のピッチpは、各シリコンウェハーSWを保持するため
にカセットKに形成された各受溝Kdのピッチと等しく
設定されている。そして、上記位置20又は21(図7
参照)にカセットKが位置決めされた状態において、こ
のカセットKの各受溝Kdの溝中心と上記各支持溝61
eの中心とが一致するようになされている。
【0030】上記構成の立替手段31においては、上記
両位置20、21にカセットKが載置されると、上記押
出部材61が上昇せしめられてカセットK内に挿入され
る。これによって、各シリコンウェハーSWが該押出部
材61の各支持溝61eに係合し、その状態で押出部材
61の上昇が続けられることにより各シリコンウェハー
SWはカセットKの上方に押し上げられる。
【0031】次いで、上記立替手段31によってカセッ
トKから上方に分離された各シリコンウェハーSWを保
持して洗浄に供すべく移送する移送手段としての移送ロ
ボット5(図7参照)の要部について詳述する。
【0032】該移送ロボット5は、図15及び図16に
示す一対の保持部材65を具備している。該両保持部材
65は、上記立替手段31の押出部材61によって押し
上げられた各シリコンウェハーSWの側方に位置し、図
示しない支持機構によってシリコンウェハーSWに対し
て近接・離間(図15で矢印Nにて示す)自在に支持さ
れ、図示しない駆動手段によって駆動される。
【0033】図16から明らかなように、上記両保持部
材65は、各シリコンウェハーSWの整列方向に延在
し、各シリコンウェハーSWの外周部が係合し得る断面
略V字状の保持溝65aが側部に並設されている。
【0034】上記各保持溝65aのピッチp(図16参
照)は、上記立替手段31の押出部材61によって整列
状態を保って押し上げられた各シリコンウェハーSWの
整列ピッチと等しく設定されている。そして、各保持溝
65aの溝中心と押し上げられた各シリコンウェハーS
Wとが一致するようになされている。機構的には、該押
出部材61の支持溝61e(図13、図14参照)と両
保持部材65の保持溝65aの溝中心同士が一致するよ
うに設定されている。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】上述した洗浄装置にお
いては、複数枚が同時に洗浄に供されるシリコンウェハ
ーSWについて、洗浄処理前と後とでその枚数を計数
し、双方の計数値を比較することにより事故の発生を知
ることができる。
【0036】しかしながら、当該装置では次のような問
題を生じ得る。
【0037】すなわち、図9において、カセットKに例
えば25条形成された各受溝Kdのうち、6条に関して
考えてみる。該図で、この6条の受溝Kdについて、そ
の溝中心をa1 −a2 ライン乃至f1 −f2 ラインとし
て夫々示している。
【0038】正常な状況では、これら6条の受溝Kdに
おいて、全てのシリコンウェハーSWが互いにほぼ平行
な状態にて収容されている。ところが、極く稀にではあ
るが、図示のように例えば1枚のシリコンウェハー、具
体的にはe1 −e2 ラインに沿って収容されているべき
シリコンウェハーSWが溝違い(e1 −f2 ライン)で
収容されている場合がある。この場合、該シリコンウェ
ハーSWを検出するためにセンサー48(の櫛状基台5
5:図10、図11参照)に形成された空間55c(e
1 −e2 ラインに対応する空間55c)から該シリコン
ウェハーが外れなければ、図10及び図11に示した発
光素子56aからの照射光はこのシリコンウェハーSW
によって遮られる。よって、カセットKに収容されてい
るシリコンウェハーの枚数検出は正常に行われることと
なる。
【0039】上述の状況にて、未洗浄の各シリコンウェ
ハーSWの枚数が正常に計数されたものと判断される
と、カセットK(シリコンウェハー入り)は次工程にそ
のまま送られる。
【0040】すると、例えば後段の立替手段31(図7
参照)において、下記の事態が起こる恐れがある。
【0041】つまり、図13及び図14に示すように、
カセットK内の1枚のシリコンウェハーSWが溝違い
(e1 −f2 ライン)で収容されている状態で、該立替
手段31の押出部材61が上昇して各シリコンウェハー
を担持すると、e1 −f2 ラインにある溝違いのシリコ
ンウェハーSWは、同押出部材61の中央に位置する保
持突部61aに形成された各支持溝61eの間、すなわ
ち山の部分61gに乗ってしまう。
【0042】従って、このまま該押出部材61が上昇す
ると、溝違いのシリコンウェハーSWは、図14におい
て二点鎖線で示すように正常な姿勢の隣のシリコンウェ
ハーSWに向かって倒れることになり、倒れかかるシリ
コンウェハーは元より、正常なものまでも落下する危険
が生じる。
【0043】また、溝違いのシリコンウェハーを落下さ
せることなく上記押出部材61の上昇が完了したと仮定
しても、次工程である移送ロボット5(図7参照)によ
る各シリコンウェハーSWに対する保持(チャッキン
グ)動作が不能となる可能性がある。
【0044】すなわち、図16に示すように、上記移送
ロボット5が備える保持部材65が保持動作を行なう
際、上記溝違いのシリコンウェハーSWが、該保持部材
65の各保持溝65aの間である山の部分65bに掛っ
てしまう。これによってチャッキングは不完全となり、
溝違いのシリコンウェハーSWもろとも他のシリコンウ
ェハーを落下させることになる。
【0045】本発明は、上記従来技術の欠点に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、基板の枚数検
出のみならず、基板搬送時の落下防止にも寄与する基板
検出装置及びこれを具備した基板自動処理装置を提供す
ることである。
【0046】
【課題を解決するための手段】本発明による基板自動処
理装置は、供給される複数枚の基板を検出可能な基板検
出装置、洗浄処理が可能な複数の処理槽を有する基板自
動処理装置であって、前記基板検出装置は、複数枚の基
板の整列方向に等間隔で形成された複数の歯状部を有す
る長手状の第1の櫛状基台、前記第1の櫛状基台と平行
に所定距離離間配置された長手状の第2の櫛状基台と、
前記第1の櫛状基台の前記歯状部に設けられた発光素子
(若しくは受光素子)と前記基板の整列方向で該歯状部
に対向する他の歯状部に設けられた受光素子(若しくは
発光素子)とからなるフォトカプラを前記基板の整列方
向に沿って装着してなる第1の検出手段と、前記第2の
櫛状基台の前記歯状部に設けられた発光素子(若しくは
受光素子)と前記基板の整列方向で該歯状部に対向する
他の歯状部に設けられた受光素子(若しくは発光素子)
とからなるフォトカプラを前記基板の整列方向に沿って
装着してなる第2の検出手段とを備え、前記基板検出装
置の前記第1の検出手段及び第2の検出手段のそれぞれ
から出力される出力信号の有無により前記基板の有無を
判定して前記基板が有りと判定された場合、前記第1の
検出手段と第2の検出手段がそれぞれ有する前記フォト
カプラからの出力信号の差を演算して前記基板の配列状
態が正常と判定された場合には前記基板の枚数を計数す
るものである。また、本発明による基板自動処理装置
は、供給される複数枚の基板を検出可能な第1及び第2
の基板検出装置、洗浄処理が可能な複数の処理槽を有す
る基板自動処理装置であって、前記第1及び第2の基板
検出装置は、複数枚の基板の整列方向に等間隔で形成さ
れた複数の歯状部を有する長手状の第1の櫛状基台、前
記第1の櫛状基台と平行に所定距離離間配置された長手
状の第2の櫛状基台と、前記第1の櫛状基台の前記歯状
部に設けられた発光素子(若しくは受光素子)と前記基
板の整列方向で該歯状部に対向する他の歯状部に設けら
れた受光素子(若しくは発光素子)とからなるフォトカ
プラを前記基板の整列方向に沿って装着してなる第1の
検出手段と、前記第2の櫛状基台の前記歯状部に設けら
れた発光素子(若しくは受光素子)と前記基板の整列方
向で該歯状部に対向する他の歯状部に設けられた受光素
子(若しくは発光素子)とからなるフォトカプラを前記
基板の整列方向に沿って装着してなる第2の検出手段と
を備え、前記第1の基板検出装置は、前記第1の検出手
段及び第2の検出手段のそれぞれから出力される出力信
号の有無により前記基板の有無を判定して前記基板が有
りと判定された場合、前記第1の検出手段と第2の検出
手段がそれぞれ有する前記フォトカプラからの出力信号
の差を演算して前記基板の配列状態が正常と判定された
場合には前記基板の枚数を計数し、第2の基板検出装置
は、前記第1の検出手段及び第2の検出手段のそれぞれ
から出力される出力信号の有無により前記基板の有無を
判定して前記基板が有りと判定された場合、前記第1の
検出手段と第2の検出手段がそれぞれ有する前記フォト
カプラからの出力信号の差を演算して前記基板の配列状
態が正常と判定された場合には前記基板の枚数を計数し
て、前記第1の基板検出装置により計数された基板の枚
数とを比較して前記基板の配列状態の正常又は異常を判
定するものである。
【0047】
【発明の実施の形態】本発明は、シリコンウェハー等の
基板を複数枚まとめて洗浄処理するために搬送すること
に関して、その搬送中の脱落事故等を事後に知るべく枚
数検知を行なうだけでなく、シリコンウェハーの溝違い
など配列状態の異常を搬送初期に検出してその後の搬送
における落下等を未然に防止するために実施される。
【0048】
【実施例】次に、本発明の実施例としての基板自動処理
装置、具体的にはシリコンウェハー用洗浄装置の要部
を、添付図面を参照しながら説明する。但し、この本発
明に係る洗浄装置は、以下に説明する要部以外は図7乃
至図16に示した従来の洗浄装置と同様に構成されてお
り、装置全体としての構成及び動作の説明は重複する故
に省略し、要部のみの説明に留める。
【0049】また、以下の説明及び参照する図におい
て、上記従来の洗浄装置の各構成部分と同一又は対応す
る構成部分については同じ参照符合を付して示してい
る。
【0050】上記従来の洗浄装置と異なる要部とは、洗
浄手段1(図7参照)の前段に設けられたFA部2と後
段に設けられたFA部(図示せず)とがシリコンウェハ
ーSWを検出するために装備する基板検出手段25(後
段のFA部が具備する基板検出手段については図示して
いないが同様の構成のものである)である。本発明に係
る該基板検出手段は次のように構成されている。
【0051】図1乃至図3に示すように、当該基板検出
手段(装置)においては、互いに全く同様の構成にして
夫々第1の検出手段及び第2の検出手段として作用する
2つのセンサー48が設けられている。両センサー48
は、カセットK内の各シリコンウェハーSWの整列方向
において互いに平行にして、且つ、シリコンウェハーS
Wの径方向において所定距離Fだけ離間して配置されて
いる。そして、カセットガイド41上に設けられた上下
駆動用シリンダー46の出力軸46aに対し、プレート
50を介して装着されている。図1に示すように、両セ
ンサー48は、カセットKの底部に形成された開口部K
bを通じて該カセット内に挿入可能である。上記離間距
離Fは、このカセットK内への挿入を可能としながら、
できる限り大きく設定されることが望ましい。
【0052】図3から明らかなように、両センサー48
は、前述した如く、シリコンウェハーSWが挿通される
空間55cを形成する歯状部55aが並設された櫛状基
台55と、該各歯状部55aに互いに対応するように装
着された発光素子56a及び受光素子56bからなるフ
ォトカプラとを有している。図3において、該各発光素
子56aから各受光素子56bに向って発せられる照射
光の光軸を矢印L1 、L2 で示している。
【0053】かかる構成の基板検出手段25では、図1
に示すカセットガイド41がカセットKを担持した状態
でシリンダー46が突出動作を行なうと、両センサー4
8がこのカセットK内に下側開口部Kb(図1参照)を
通じて挿入される。これによって、各シリコンウェハー
SWの下端側外周部が上記櫛状基台55の各歯状部55
a間の空間55cに挿通する状態となる。
【0054】よって、上記各発光素子56aから各受光
素子56bに向けて照射されている光が遮られ、夫々の
フォトカプラからの検出信号が得られる。これらの検出
信号は、当該洗浄装置の作動制御を司る制御部(マイク
ロプロセッサー等よりなる)に送られ、該制御部は図4
に示すシーケンスに基づいて状況の判定を行う
【0055】すなわち、まず、洗浄手段1(図7に図
示)の前段のFA部2が備える基板検出手段(第1の基
板検出装置)25において、上記両センサー48が有す
る各フォトカプラからの検出信号を夫々A、Bとすれ
ば、まず、このA及びBの両信号の有無を確認する(図
4におけるステップS1)。A信号、B信号を全く受信
しない場合、そのカセットにはシリコンウェハーが収容
されていないものと判断し、そのままストッカー33
(図7参照)に運び込むか、あるいは、事故等に結びつ
く恐れはないのでシリコンウェハーが無いままの空作業
を後工程で続行する(ステップS2)。
【0056】一方、A信号及びB信号が得られたなら
ば、A、B両信号を比較する。
【0057】具体的には、上記両センサー48が例えば
25ずつ有する各フォトカプラを夫々記号A0 乃至A24
並びにB0 乃至B24にて表し、これらフォトカプラに対
応する各位置にシリコンウェハーSWが存在するときの
該フォトカプラ各々の出力信号を1とし、存在しないと
きの出力信号を0とすれば、一例として下の表のように
なる。
【0058】
【表1】
【0059】上記制御部は、この表に示した各A、B信
号について差を演算し、全ての信号同士の差が0である
かどうかを確認する(ステップS3)。そして、全ての
信号同士の差が0であれば各シリコンウェハーの配列状
態は正常であると判定(ステップS4)し、差の値がい
ずれか1つでも1となれば配列状態が異常であると判定
(ステップS5)する。
【0060】この配列異常状態とは、例えば下記のよう
なものである。
【0061】図2及び図3において、カセットKに例え
ば25条形成されている各受溝Kdのうち、例として端
から4条目までに関して考えてみる。これらの図で、こ
の4条の受溝Kdについて、その溝中心をa1 −a2
イン乃至d1 −d2 ラインとして各々示している。前述
した記号A0 及びB0 で示すのは、この端のラインa1
−a2 に対応して配設されたフォトカプラであり、これ
に続いて並ぶ他のフォトカプラはA1 、B1 以降の記号
で示すものとする。
【0062】正常な状況では、これら4条の受溝Kdに
おいて、全てのシリコンウェハーSWが互いにほぼ平行
な状態にて収容されている訳である。
【0063】配列状態の異常として、図示のように、端
から3枚目のシリコンウェハーSW、すなわちb1 −b
2 ラインに沿って収容されているべきシリコンウェハー
が溝違い(b1 −c2 ライン)で収容されていると、次
のように検出がなされる。
【0064】つまり、図3から明らかなように、この溝
違いのシリコンウェハーSWは、正規のb1 −b2 ライ
ンの近くの部位については、該b1 −b2 ラインに対応
して一方のセンサー48(の櫛状基台55)に形成され
た空間55c内に位置する。
【0065】ところが、該シリコンウェハーSWの他方
の部位、すなわち、隣のc1 −c2ライン近くに移って
しまっている部位は、正規のb1 −b2 ラインに対応し
て他方のセンサー48(の櫛状基台55)に形成された
空間55cから外れ、このc1 −c2 ライン上に正常に
収まっている隣のシリコンウェハーSWが挿通されてい
る空間55cに共に位置する。
【0066】故に、上記の表において、フォトカプラB
1 ではシリコンウェハーSWの不存在を示す出力信号0
が得られ、これに対応するフォトカプラA1 の出力信号
1との差は1となる。このような場合、上述の配列異常
状態と判定される訳である。
【0067】上述のように配列状態が異常であると判定
されたら装置が停止され(ステップS5)、操作者等に
よって上記溝違いのシリコンウェハーSWが正規の位置
(b 1 −b2 ライン)に入れ替えられるなどの作業が施
され、装置が再起動される(ステップS6)。
【0068】ところで、配列状態の異常は上述のような
内容に限らない。
【0069】すなわち、上記の例では1枚のシリコンウ
ェハーSWが溝違いとなっているが、例えば、図5に示
すように複数枚(この例では2枚)のシリコンウェハー
SWがその各々の向きを異にして溝違いであったり、図
6に示すように全てのシリコンウェハーSWが同じ向き
にて溝を違えている場合など、様々である。これら2例
における各フォトカプラの出力信号を下の各表に示す。
【0070】
【表2】
【0071】
【表3】
【0072】本発明に係る基板検出手段25によれば、
どのような配列異常も検出し得る。
【0073】さて、当該基板検出手段25に搬入されて
直ちに配列状態は正常であると判定されるか、又は、上
述のように配列異常が発見されて作業者による修正が施
された後に再起動がなされると、カセットK内のシリコ
ンウェハーの枚数がカウントされる(ステップS4)。
【0074】詳しくは、配列が正常であれば、前記の各
表における各出力信号は全て1となるから、その全数を
計数すればよいのである。
【0075】シリコンウェハーの計数が完了したら、そ
のカセットKは後工程に運ばれ、O/F揃え手段27
(図7参照)、立替手段31(同)及び洗浄手段1
(同)による所要の作業が円滑に続けられる。
【0076】具体的には、後段の立替手段31(図7参
照)において、図14に示すようなシリコンウェハーの
倒れ込みは起こらず、又、これに続く移送ロボット5
(図7参照)において、図16に示す如き保持不能状態
は生じ得ない。
【0077】上記洗浄手段1を経てその後段のFA部
(図示せず)に搬入された各シリコンウェハーSWは、
前述したように空のカセットK内に収納され、該後段の
FA部の最終工程において同様の基板検出手段に掛けら
れる。
【0078】すなわち、図4に示すように、この後段の
基板検出手段(第2の基板検出装置)においても、その
両センサーが有する各フォトカプラからの検出信号を、
前記と同じく各々A及びBとすれば、このA、B両信号
の有無が確認される(ステップS7)。そして、A、B
両信号を全く受信しない場合はそのカセットKは空であ
ると判断し、そのまま後工程に搬出する(ステップS
8)。
【0079】A信号及びB信号が得られたなら、前述と
同様にしてA、B信号の差を演算し、全ての信号同士の
差が0であるかを確認する(ステップS9)。ここで、
差の値が1つでも0でなければ配列異常と判定され、装
置が停止される(ステップS10)。そして、手作業に
よる修正などの処理が施され、装置が再起動される(ス
テップS11)。
【0080】上記のように配列異常が発見されて作業者
による修正が施された後に再起動がなされるか、又は、
当該基板検出手段に搬入されて直ちに配列状態が正常で
あると判定(ステップS12)されたら、カセットK内
のシリコンウェハーの枚数が計数される(同ステップ1
2)。
【0081】そして、この計数値と、前段のFA部2
(図7参照)における基板検出手段25による計数値と
が一致しているかどうかが確認される(ステップS1
3)。
【0082】これら両計数値が不一致である場合、洗浄
手段1(図7参照)における洗浄処理中などにおいてシ
リコンウェハーの破壊や脱落等が発生したもの、すなわ
ち、そのシリコンウェハーのロットはイレギュラーであ
ると判定され、装置が停止され(ステップS14)、作
業者による処理に委ねられる。シリコンウェハーの破壊
等の原因としては、洗浄手段1が備える各処理槽4(図
7参照)及び遠心乾燥機(スピンドライヤー:図示せ
ず)などにおいて不測の力が加わること等が挙げられ
る。
【0083】これに対し、上記両計数値が一致したら、
正常処理が完了したものと判定され、そのカセットは後
段の工程に向けて搬出される(ステップS8)。
【0084】上述から明らかなように、当該洗浄装置に
おいては、シリコンウェハーの枚数を搬送の初期及び末
期の両時点で計数してその比較をなすことにより搬送途
中の事故発生を確認できるだけでなく、シリコンウェハ
ーの溝違いなど配列状態の異常を搬送初期に検出して、
その後に行われるべき搬送における落下等(配列状態の
異常に基づく)を未然に防止することができるものであ
る。
【0085】なお、本実施例では洗浄対象として扱う基
板がシリコンウェハーSWである場合を示したが、液晶
ディスプレイなどとして利用されるガラス基板等、他の
基板の洗浄を行う装置にも本発明は適用可能である。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
整列状態にて洗浄に供される複数枚の基板を検出する構
成について、第1及び第2の2つの検出手段を基板の整
列方向において互いに平行にして且つ離間して設け、こ
れら2つの検出手段によって基板の有無を夫々検出して
基板の数並びに配列状態を判定するようにしている。従
って、基板の枚数を搬送の初期及び末期の両時点で計数
してその比較をなすことにより搬送途中の事故発生を確
認できるだけでなく、基板の溝違いなど配列状態の異常
を搬送初期に検出して、その後に行われるべき搬送にお
ける落下等(配列状態の異常に基づく)を未然に防止す
ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る基板検出手段(装置)の
要部上にカセットが載置された状態を示す、一部断面を
含む正面図である。
【図2】図2は、図1に関するF−F矢視図である。
【図3】図3は、図2に示す構成の一部を拡大し、一部
を断面とした図である。
【図4】図4は、本発明に係る洗浄装置(基板自動処理
装置)の動作フローを示すフローチャートである。
【図5】図5は、カセット内でのシリコンウェハーの配
列異常状態を示す平面図である。
【図6】図6は、カセット内でのシリコンウェハーの配
列異常状態を示す平面図である。
【図7】図7は、従来の洗浄装置の要部の概略を示す平
面図である。
【図8】図8は、図7に示した洗浄装置に装備されるべ
き基板検出手段(装置)の要部上にカセットが載置され
た状態を示す、一部断面を含む正面図である。
【図9】図9は、図8に関するA−A矢視図である。
【図10】図10は、図8に示した基板検出手段が具備
するセンサーの一部の平面図である。
【図11】図11は、図10に関するB−B矢視図であ
る。
【図12】図12は、図7に示した洗浄装置が装備する
立替手段の要部及びその作動状況を示す正面図である。
【図13】図13は、図12に関するC−C矢視図であ
る。
【図14】図14は、図13に関するD−D矢視図であ
る。
【図15】図15は、図7に示した洗浄装置が装備する
移送ロボットの要部である保持部材と上記立替手段の要
部とを示す正面図である。
【図16】図16は、図15に関するE−E矢視にて、
上記保持部材がシリコンウェハーに近づいた状態を示す
図である。
【符号の説明】
1 洗浄手段 2 FA部 4 (洗浄手段1が有する)処理槽 5 (洗浄手段1が有する)移送ロボット 25 基板検出手段(装置) 27 O/F揃え手段 31 立替手段 41 (基板検出手段25が具備する)カセットガ
イド 48 (基板検出手段25が具備する)センサー
(検出手段) 55 (センサー48の)櫛状基台 56a (センサー48の)発光素子 56b (センサー48の)受光素子 61 (立替手段31が有する)押出部材 65 (移送ロボット5が有する)保持部材 SW シリコンウェハー K カセット
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 H01L 21/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される複数枚の基板を検出可能な基
    板検出装置、洗浄処理が可能な複数の処理槽を有する基
    板自動処理装置であって、 前記基板検出装置は、 複数枚の基板の整列方向に等間隔で形成された複数の歯
    状部を有する長手状の第1の櫛状基台、前記第1の櫛状
    基台と平行に所定距離離間配置された長手状の第2の櫛
    状基台と、前記第1の櫛状基台の前記歯状部に設けられ
    た発光素子(若しくは受光素子)と前記基板の整列方向
    で該歯状部に対向する他の歯状部に設けられた受光素子
    (若しくは発光素子)とからなるフォトカプラを前記基
    板の整列方向に沿って装着してなる第1の検出手段と、
    前記第2の櫛状基台の前記歯状部に設けられた発光素子
    (若しくは受光素子)と前記基板の整列方向で該歯状部
    に対向する他の歯状部に設けられた受光素子(若しくは
    発光素子)とからなるフォトカプラを前記基板の整列方
    向に沿って装着してなる第2の検出手段とを備え、 前記基板検出装置の前記第1の検出手段及び第2の検出
    手段のそれぞれから出力される出力信号の有無により前
    記基板の有無を判定して前記基板が有りと判定された場
    合、前記第1の検出手段と第2の検出手段がそれぞれ有
    する前記フォトカプラからの出力信号の差を演算して前
    記基板の配列状態が正常と判定された場合には前記基板
    の枚数を計数することを特徴とする基板自動処理装置。
  2. 【請求項2】 供給される複数枚の基板を検出可能な第
    1及び第2の基板検出装置、洗浄処理が可能な複数の処
    理槽を有する基板自動処理装置であって、 前記第1及び第2の基板検出装置は、複数枚の基板の整
    列方向に等間隔で形成された複数の歯状部を有する長手
    状の第1の櫛状基台、前記第1の櫛状基台と平行に所定
    距離離間配置された長手状の第2の櫛状基台と、前記第
    1の櫛状基台の前記歯状部に設けられた発光素子(若し
    くは受光素子)と前記基板の整列方向で該歯状部に対向
    する他の歯状部に設けられた受光素子(若しくは発光素
    子)とからなるフォトカプラを前記基板の整列方向に沿
    って装着してなる第1の検出手段と、前記第2の櫛状基
    台の前記歯状部に設けられた発光素子(若しくは受光素
    子)と前記基板の整列方向で該歯状部に対向する他の歯
    状部に設けられた受光素子(若しくは発光素子)とから
    なるフォトカプラを前記基板の整列方向に沿って装着し
    てなる第2の検出手段とを備え、 前記第1の基板検出装置は、前記第1の検出手段及び第
    2の検出手段のそれぞれから出力される出力信号の有無
    により前記基板の有無を判定して前記基板が有りと判定
    された場合、前記第1の検出手段と第2の検出手段がそ
    れぞれ有する前記フォトカプラからの出力信号の差を演
    算して前記基板の配列状態が正常と判定された場合には
    前記基板の枚数を計数し、 第2の基板検出装置は、前記第1の検出手段及び第2の
    検出手段のそれぞれから出力される出力信号の有無によ
    り前記基板の有無を判定して前記基板が有りと判定され
    た場合、前記第1の検出手段と第2の検出手段がそれぞ
    れ有する前記フォトカプラからの出力信号の差を演算し
    て前記基板の配列状態が正常と判定された場合には前記
    基板の枚数を計数して、前記第1の基板検出装置により
    計数された基板の枚数とを比較して前記基板の配列状態
    の正常又は異常を判定することを特徴とする基板自動処
    理装置。
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