JP3373954B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3373954B2
JP3373954B2 JP25510894A JP25510894A JP3373954B2 JP 3373954 B2 JP3373954 B2 JP 3373954B2 JP 25510894 A JP25510894 A JP 25510894A JP 25510894 A JP25510894 A JP 25510894A JP 3373954 B2 JP3373954 B2 JP 3373954B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MOS型半導体装置
およびその製造方法に関し、特にゲート電極部の構造お
よびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高集積化、高機能化
に伴い、素子の微細化、多層化への技術開発には目覚ま
しいものがある。半導体装置の特性を良好にし、製造方
法を容易にするため、各層における段差低減のための種
々の開発、改良がなされてきている。
【0003】図11は従来のMOSトランジスタの製造
方法を示す工程断面図であり、図11(a)〜(e)に
従って順次説明を行う。まず、図11(a)に示すよう
に、P型半導体基板1にLOCOS法により分離酸化膜
2を形成した後、全面にゲート酸化膜3を形成し、チャ
ネル領域にBF,B等をイオン注入してチャネルドー
プ層5を形成する。その後、全面にP等のN型不純物を
ドーピングした多結晶シリコン膜4を堆積した後、ゲー
ト電極用レジストパターン6を形成する。
【0004】次に、図11(b)に示すように、レジス
トパターン6をマスクとして多結晶シリコン膜4を異方
的にエッチングし、ゲート電極4aを形成する。この
時、ゲート電極4aは多結晶シリコン膜4の上部にW,
Mo等の高融点金属のシリサイド膜を重ねた、いわゆる
ポリサイド構造のものを用いることもある。レジストパ
ターン6を除去した後、ゲート電極4aをマスクとして
イオン注入しN型ソース・ドレイン7を形成する。
【0005】次に、図11(c)に示すように、全面に
シリコン酸化膜8を形成する。次に、図11(d)に示
すように、シリコン酸化膜8に異方性エッチングを施し
てサイドウォール8aを形成した後、ゲート電極4aお
よびサイドウォール8aをマスクとしてイオン注入し、
型ソース・ドレイン9を形成する。次に、図11
(e)に示すように、層間絶縁膜10を全面に形成す
る。この層間絶縁膜10は平坦化を目的として、数種の
絶縁膜を使用している。
【0006】以上のようにしてMOSトランジスタを形
成すると、図11(b)(d)に示すように、ゲート電
極4aをマスクとしてイオン注入を行ってソース・ドレ
イン7、9を形成しており、不純物イオンがゲート電極
4a内に入り込むのは避けられない。このため、ゲート
電極4aの濃度が変化し、トランジスタのしきい値電圧
が変化してしまう。また、ゲート電極4aがさらに薄膜
化することになれば、ソース・ドレイン7、9の形成の
際の不純物イオンがゲート電極4a内に入り込むばかり
でなく、ゲート電極4aを突き抜けてゲート電極4a直
下に侵入し、トランジスタのしきい値を変動させ、不安
定にさせるばかりでなくゲート酸化膜3の信頼性の劣化
にもつながる。特に、N型ソース・ドレイン9の形成
時には顕著なものとなる。
【0007】この解決策として、イオン注入によるしき
い値電圧の変動を最小限に押さえるために、ゲート電極
4aとなる多結晶シリコン4中の不純物濃度を高くする
事が考えられる。ところが、多結晶シリコン4中の単位
体積あたりの不純物濃度には固溶限界があるため不純物
濃度を高めるためにはゲート電極4aの厚みを増さなけ
ればならない。
【0008】図12は図11のMOSトランジスタのゲ
ート電極4a部の拡大断面図である。図12に示すよう
に、ゲート電極4a部は半導体基板1に対して段差Aが
増大することになる。
【0009】また、図13に示すように、ソース・ドレ
イン7,9を形成する際に不純物イオンがゲート電極4
aへ侵入するのを防止するためにゲート電極4a直上に
上敷酸化膜11aを形成する方法も開発されている。図
13(a)〜(f)に従って順次説明を行う。まず、図
13(a)に示すように、P型半導体基板1にLOCO
S法により分離酸化膜2を形成した後、全面にゲート酸
化膜3を形成し、チャネル領域にBF,B等をイオン
注入してチャネルドープ層5を形成する。その後、全面
にP等のN型不純物をドーピングした多結晶シリコン膜
4およびシリコン酸化膜11を順次堆積した後、ゲート
電極用レジストパターン6を形成する。
【0010】次に、図13(b)に示すように、レジス
トパターン6をマスクとしてシリコン酸化膜11をエッ
チングして上敷酸化膜11aを形成する。その後、レジ
ストパターン6を除去する。次に、図13(c)に示す
ように、上敷酸化膜11aをマスクとして、多結晶シリ
コン膜4を異方的にエッチングし、ゲート電極4aを形
成する。一般に、この上敷酸化膜11aをマスクとして
のエッチングはレジストをマスクとしてのエッチングよ
りも下地であるゲート酸化膜3に対して高い選択比が得
られ、半導体基板1を損傷することがない。この時、ゲ
ート電極4aは多結晶シリコン膜4の上部にW,Mo等
の高融点金属のシリサイド膜を重ねた、いわゆるポリサ
イド構造のものを用いることもある。その後、上敷酸化
膜11aとゲート電極4aをマスクとしてイオン注入し
型ソース・ドレイン7を形成する。
【0011】次に、図13(d)に示すように、全面に
シリコン酸化膜8を形成する。次に、図13(e)に示
すように、シリコン酸化膜8に異方性エッチングを施し
てサイドウォール8aを形成した後、ゲート電極4aお
よびサイドウォール8aをマスクとしてイオン注入し、
型ソース・ドレイン9を形成する。次に、図13
(f)に示すように、層間絶縁膜10を全面に形成す
る。この層間絶縁膜10は平坦化を目的として、数種の
絶縁膜を使用している。
【0012】図14は図13に示したMOSトランジス
タのゲート電極4a部の拡大断面図である。図に示すよ
うに、ゲート電極4aそのものは薄く形成することがで
きるが、ゲート電極4a上部に上敷酸化膜11aを形成
しているので、ゲート電極4a部は半導体基板1に対し
て段差Aが増大することになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のMOSトランジ
スタは図11、13に示すように形成されており、ソー
ス・ドレイン7,9の形成時において、不純物イオンが
ゲート電極4a中へ侵入したり、ゲート電極4aを突き
抜けたりするのを防ぐためには、図11に示すようにゲ
ート電極4aそのもののを厚く形成するか、図13に示
すようにゲート電極4a上部に上敷酸化膜11aを形成
しなければならず、ゲート電極4a部のトータルの厚み
を減らすことには限界があった。その結果、ゲート電極
4a部において、その厚みを1000オングストローム
以下に形成するのが困難であった。また、上敷酸化膜1
1aを除去すれば、同時に分離酸化膜2およびゲート酸
化膜3を変形させ、素子の特性を劣化させることになっ
た。従って、ゲート電極4aの形成時において、図1
2、図14に示す段差Aを抑制することができないとい
う問題点があった。
【0014】特に、図15に示すようなシールドビット
線タイプのスタックト型DRAMメモリセルの場合、ゲ
ート電極4a直上にビット線12がくるため、ゲート電
極4a形成後の段差Aはビット線12の加工を困難にす
るばかりかビット線12の抵抗を上昇させDRAMのア
クセスを遅くしたり、ビット線12の容量を上昇させD
RAMの特性を大きく劣化させる要因となっていた。図
15において、12はビット線、14、15、16はキ
ャパシタを構成しており、各々、下部電極、誘電体膜、
上部電極である。
【0015】また、図11(a),図13(a)に示す
ように、ゲート電極4a形成前にイオン注入によってチ
ャネルドープを行っているので、ゲート電極4a直下の
チャネル部以外のソース・ドレイン領域にも不純物イオ
ンが注入されてしまうという問題点があった。
【0016】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、MOSトランジスタの形成にお
いて、不純物イオンのゲート電極4a中への侵入を防止
するとともにゲート電極部の段差が低減でき、適正なチ
ャネルドープが行える特性の良好な半導体装置およびそ
の製造方法を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
半導体装置の製造方法は、半導体基板を熱酸化するこ
とにより分離酸化膜、さらにゲート酸化膜を形成する工
程と、上記ゲート酸化膜上に絶縁膜をマスクとしてゲー
ト電極を形成する工程と、上記絶縁膜およびゲート電極
をマスクとしてイオン注入し半導体基板中に低濃度不純
物領域を形成する工程と、上記ゲート電極の側壁にサイ
ドウォールを形成する工程と、上記絶縁膜とゲート電極
とサイドウォールとをマスクとしてイオン注入し半導体
基板中に高濃度不純物領域を形成する工程と、全面に上
記サイドウォールと同じ材料の層間絶縁膜を形成する工
程と、上記層間絶縁膜をエッチバックして上記絶縁膜表
面を露出する工程と、上記絶縁膜を除去して上記層間絶
縁膜に凹部を形成する工程と、上記凹部よりゲート電極
を通して上記半導体基板にイオン注入してチャネルドー
プ層を形成する工程と、を備えたものである。また、こ
の発明の請求項に係る半導体装置の製造方法は、ゲー
ト電極直上の絶縁膜がゲート電極側壁のサイドウォール
に対して、エッチング選択比の高い材料で形成されてい
るようにしたものである。
【0018】
【作用】この発明における半導体装置の製造方法は、半
導体基板を熱酸化することにより分離酸化膜、さらにゲ
ート酸化膜を形成する工程と、上記ゲート酸化膜上にゲ
ート電極を形成する工程と、上記ゲート電極直上に絶縁
膜を形成する工程と、上記絶縁膜およびゲート電極をマ
スクとしてイオン注入し半導体基板中に低濃度不純物領
域を形成する工程と、上記ゲート電極の側壁にサイドウ
ォールを形成する工程と、上記絶縁膜とゲート電極とサ
イドウォールとをマスクとしてイオン注入し半導体基板
中に高濃度不純物領域を形成する工程と、全面に上記サ
イドウォールと同じ材料の層間絶縁膜を形成する工程
と、上記層間絶縁膜をエッチバックして上記絶縁膜表面
を露出する工程と、上記絶縁膜を除去して上記層間絶縁
膜に凹部を形成する工程と、上記凹部よりゲート電極を
通して上記半導体基板にイオン注入してチャネルドープ
層を形成する工程と、を備えるようにしたので、不純物
イオンのゲート電極への侵入を防止できるとともにゲー
ト電極直下のチャネル領域にのみチャネルドープ層を形
成できる。
【0020】また、ゲート電極直上の絶縁膜がゲート電
極側壁のサイドウォールに対して、エッチング選択比の
高い材料で形成されているようにしたので、ゲート電極
側壁のサイドウォールの形状を変えることなく、ゲート
電極直上の絶縁膜を除去することができる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例を図を用いて説明す
る。なお、従来の技術と同等のものについては同じ番号
を付して詳細な説明は省略する。 実施例1. 図1はこの発明のMOSトランジスタの製造方法を示す
工程断面図である。図1(a)〜(e)にしたがって順
次説明を行う。まず、図1(a)に示すように、P型半
導体基板1にLOCOS法により分離酸化膜2を形成し
た後、全面にゲート酸化膜3を形成し、チャネル領域に
BF,B等をイオン注入してチャネルドープ層5を形
成する。
【0022】次に、図1(b)に示すように、全面にP
等のN型不純物をドーピングした多結晶シリコン膜4を
形成し、さらに、減圧CVD法やプラズマCVD法によ
ってシリコン窒化膜17を形成する。プラズマCVD法
で形成したシリコン窒化膜はi線光やエキシマ光に対す
る低反射膜としても知られている。その後、ゲート電極
用レジストパターン(図示なし)を形成した後、レジス
トパターンをマスクとしてシリコン窒化膜17をエッチ
ングして上敷シリコン窒化膜17aを形成し、レジスト
パターンを除去する。上敷シリコン窒化膜17aをマス
クとして、多結晶シリコン膜を異方的にエッチングし、
ゲート電極4aを形成する。一般に、この上敷シリコン
窒化膜17aをマスクとしてのエッチングはレジストを
マスクとしてのエッチングよりも下地であるゲート酸化
膜3に対して高い選択比が得られ、半導体基板1を損傷
することがない。この時、ゲート電極4aは多結晶シリ
コン膜の上部にW,Mo等の高融点金属のシリサイド膜
を重ねた、いわゆるポリサイド構造のものを用いること
もある。その後、上敷シリコン窒化膜17aとゲート電
極4aをマスクとしてイオン注入しN型ソース・ドレ
イン7を形成する。
【0023】次に、図1(c)に示すように、全面にT
EOS系やシラン系の減圧CVD法で形成したシリコン
酸化膜18を形成し、異方性エッチングを施してサイド
ウォール18aを形成した後、ゲート電極4aおよびサ
イドウォール18aをマスクとしてイオン注入し、N
型ソース・ドレイン9を形成する。次に、図1(d)に
示すように、熱リン酸溶液によりゲート電極4a直上の
上敷シリコン窒化膜17aのみ除去する。この様にすれ
ば、分離酸化膜2およびサイドウォール18aを変化さ
せることなく上敷シリコン窒化膜17aのみ除去でき
る。
【0024】次に、図1(e)に示すように、層間絶縁
膜10を全面に形成する。この層間絶縁膜10は平坦化
を目的として、数種の絶縁膜を使用している。図2は図
1のMOSトランジスタのゲート電極4a部の拡大断面
図である。図からわかるように、ゲート電極4a部は半
導体基板1に対しての段差はBとなり、1000オング
ストローム以下とすることができる。さらに、ゲ−ト電
極4a側壁にはゲート電極4aの上面より高く形成され
たサイドウォール18aが残っている。
【0025】従って、このようにして、MOSトランジ
スタを形成すれば、ソース・ドレイン7,9の形成時に
おいて不純物イオンのゲート電極4aへの侵入を防止で
き、かつ、ゲート電極4a部を1000オングストロー
ム以下に形成でき、段差の低減も図ることができる。
【0026】実施例2. 上記実施例1では図1(b)において、ゲート電極4a
直上の上敷膜として、減圧CVD法やプラズマCVD法
によって形成されたシリコン窒化膜17aを用いた場合
について説明したが、ゲート電極4a直上の上敷膜とし
て、TiおよびTiNやTiSi等のTi系の膜をス
パッタやCVD法で形成したものを用いても良い。この
場合、ゲート電極4a側壁のサイドウォール18aは上
記実施例1の図1(c)と同様にして、TEOS系やシ
ラン系の減圧CVD法で形成したシリコン酸化膜を用い
る。
【0027】次に、図1(d)に示すように、ゲート電
極4a直上の上敷膜を除去するのであるが、TiNやT
iSiの場合、アンモニアと過酸化水素水との混合水
溶液を用いて行い、Tiの場合、硫酸と過酸化水素水と
の混合水溶液を用いる。その後、図1(e)と同様にし
てMOSトランジスタを形成すると上記実施例1と同様
の効果を奏する。
【0028】実施例3. 上記実施例1,2では図1(b)において、ゲート電極
4a直上の上敷膜として、減圧CVD法やプラズマCV
D法によって形成されたシリコン窒化膜17aやTiお
よびTiNやTiSi等のTi系の膜をスパッタやC
VD法で形成したものを用いた場合について説明した
が、ゲート電極4a直上の上敷膜として、ボロン,リン
をドーピングしたシラン系の常圧酸化膜(PSG,BS
G,BPSG)や、ボロン、リンをドーピングしたTE
OS系の常圧酸化膜(BPTEOS,BTEOS,PT
EOS)、あるいは、不純物をドーピングしない常圧酸
化膜を用いても良い。この場合、ゲート電極4a側壁の
サイドウォール18aは上記実施例1の図1(c)と同
様にして、TEOS系やシラン系の減圧CVD法で形成
したシリコン酸化膜を用いる。
【0029】次に、図1(d)に示すように、ゲート電
極4a直上の上敷膜を除去するのであるが、この場合、
気相HFを用いて行う。リン、ボロンをドーピングした
シラン系およびTEOS系の常圧酸化膜はゲート酸化膜
3や分離酸化膜2を構成している熱酸化膜に比べて、気
相HFによるエッチング速度が数百倍もある。従って、
熱酸化膜から成るゲート酸化膜3、分離酸化膜2の形を
変化させることなくゲート電極4a直上の上敷膜を除去
することができる。その後、図1(e)と同様にしてM
OSトランジスタを形成すると上記実施例1と同様の効
果を奏する。
【0030】実施例4. 上記実施例1,2,3はゲート電極4a直上の上敷膜の
みを除去する場合について説明したが、上敷膜とサイド
ウォールとの両方を除去する場合についての製造方法を
図3(a)〜(e)にしたがって順次説明を行う。ま
ず、図3(a)に示すように、P型半導体基板1にLO
COS法により分離酸化膜2を形成した後、全面にゲー
ト酸化膜3を形成し、チャネル領域にBF,B等をイ
オン注入してチャネルドープ層5を形成する。
【0031】次に、図3(b)に示すように、全面にP
等のN型不純物をドーピングした多結晶シリコン膜4を
形成し、さらに、ボロン,リンをドーピングしたシラン
系の常圧酸化膜(PSG,BSG,BPSG)や、ボロ
ン、リンをドーピングしたTEOS系の常圧酸化膜(B
PTEOS,BTEOS,PTEOS)、あるいは、不
純物をドーピングしない常圧酸化膜19を形成する。そ
の後、ゲート電極用レジストパターン(図示なし)を形
成した後、レジストパターンをマスクとして常圧酸化膜
19をエッチングして上敷常圧酸化膜19aを形成し、
レジストパターンを除去する。上敷常圧酸化膜19aを
マスクとして、多結晶シリコン膜を異方的にエッチング
し、ゲート電極4aを形成する。一般に、この上敷常圧
酸化膜19aをマスクとしてのエッチングはレジストを
マスクとしてのエッチングよりも下地であるゲート酸化
膜3に対して高い選択比が得られ、半導体基板1を損傷
することがない。この時、ゲート電極4aは多結晶シリ
コン膜の上部にW,Mo等の高融点金属のシリサイド膜
を重ねた、いわゆるポリサイド構造のものを用いること
もある。その後、上敷常圧酸化膜19aとゲート電極4
aをマスクとしてイオン注入しN型ソース・ドレイン
7を形成する。
【0032】次に、図3(c)に示すように、全面に上
敷常圧酸化膜19aと同質の常圧酸化膜を形成し、異方
性エッチングを施してサイドウォール19bを形成した
後、ゲート電極4aおよびサイドウォール19bをマス
クとしてイオン注入し、N型ソース・ドレイン9を形
成する。
【0033】次に、図3(d)に示すように、ゲート電
極4a直上の上敷常圧酸化膜19aおよびゲート電極4
aの側壁のサイドウォール19bを気相HFによって除
去する。この場合、これらの常圧酸化膜はゲート酸化膜
3や分離酸化膜2を構成している熱酸化膜に比べて、気
相HFによるエッチング速度が数百倍もある。従って、
ゲート酸化膜3、分離酸化膜2の形を変化させることな
くゲート電極4a直上および側壁の常圧酸化膜19a,
19bを除去することができる。
【0034】次に、図3(e)に示すように、層間絶縁
膜10を全面に形成する。この層間絶縁膜10は平坦化
を目的として、数種の絶縁膜を使用している。図4は図
3のMOSトランジスタのゲート電極4a部の拡大断面
図である。図からわかるように、ゲート電極4a部は半
導体基板1に対しての段差はBとなり、1000オング
ストローム以下とすることができる。さらに、ゲート電
極4aの側壁部はサイドウォール19bが除去され、ゲ
ート酸化膜3が残った状態となっている。
【0035】従って、このようにして、MOSトランジ
スタを形成すれば、上記実施例1,2,3と同様にソー
ス・ドレイン7,9の形成時において不純物イオンのゲ
ート電極4aへの侵入を防止でき、かつ、ゲート電極4
a部を1000オングストローム以下に形成でき、段差
の低減が図れる。
【0036】実施例5. 上記実施例4ではゲート電極4a直上の上敷膜および側
壁のサイドウォールを常圧酸化膜19a,19bを用い
て形成した場合について示したが、ゲート電極4a直上
の上敷膜および側壁のサイドウォールをシリコン窒化膜
を用いて形成しても良い。この場合、図3(d)に示す
ゲート電極4a直上の上敷膜および側壁のサイドウォー
ル除去工程においては、熱リン酸溶液を用いる。この様
にしてMOSトランジスタを形成すればゲート電極部4
aの拡大断面図は図4と同様となり、上記実施例4と同
様の効果を奏する。
【0037】実施例6. 上記実施例1,2,3のゲート電極構造を用いることに
より、チャネルドープ層を自己整合的に形成することが
できる。図5はこの発明のMOSトランジスタのチャネ
ルドープ層の形成方法を示す工程断面図である。図5
(a)〜(e)に従って順次説明を行う。
【0038】まず、図5(a)に示すように、P型半導
体基板1にLOCOS法により分離酸化膜2を形成した
後、全面にゲート酸化膜3を形成し、全面にP等のN型
不純物をドーピングした多結晶シリコン膜4を形成し、
さらに、ボロン,リンをドーピングしたシラン系の常圧
酸化膜(PSG,BSG,BPSG)や、ボロン、リン
をドーピングしたTEOS系の常圧酸化膜(BPTEO
S,BTEOS,PTEOS)、あるいは、不純物をド
ーピングしない常圧酸化膜を形成する。その後、ゲート
電極用レジストパターン(図示なし)を形成した後、レ
ジストパターンをマスクとして常圧酸化膜をエッチング
して上敷常圧酸化膜19aを形成し、レジストパターン
を除去する。上敷常圧酸化膜19aをマスクとして、多
結晶シリコン膜を異方的にエッチングし、ゲート電極4
aを形成する。その後、上敷常圧酸化膜19aとゲート
電極4aをマスクとしてイオン注入しN型ソース・ド
レイン7を形成する。
【0039】次に、図5(b)に示すように、全面にT
EOS系やシラン系の減圧CVD法で形成したシリコン
酸化膜18を形成し、異方性エッチングを施してサイド
ウォール18aを形成した後、ゲート電極4aおよびサ
イドウォール18aをマスクとしてイオン注入し、N
型ソース・ドレイン9を形成する。次に、図5(c)に
示すように、層間絶縁膜10としてサイドウォール18
aと同質のシリコン酸化膜を堆積する。
【0040】次に、図5(d)に示すように、RIE法
などの異方性エッチングで全面をエッチバックしゲート
電極4a直上の上敷常圧酸化膜19aを露出させると共
に平坦化を図る。この場合、層間絶縁膜10であるシリ
コン酸化膜の上にSOG膜を塗布した後エッチバックす
れば平坦性がより向上する。
【0041】次に、図5(e)に示すように、減圧CV
D法で形成した不純物をドーピングしないシリコン酸化
膜が常圧酸化膜に比べて気相HFによるエッチングレー
トが数百分の一であることを利用して、露出したゲート
電極4a直上の上敷常圧酸化膜19aを気相HFで除去
する。その結果、層間絶縁膜10にゲート電極4aの表
面が露出した凹部20が形成される。その後、B,BF
などのイオン注入を行うと、凹部20からゲート電極
4aを通してゲート電極4a直下のチャネル部のみに自
己整合的にチャネルドープ層5を形成することができ
る。このようにしてMOSトランジスタを形成すれば、
上記実施例1,2,3と同様の効果を有するとともに、
トランジスタの寄生容量を減少させ、低消費電力かつ高
速なトランジスタを製造することができる。
【0042】図5では上記実施例3で示したゲート電極
4a部の構造を用いた場合について示したが、上記実施
例1,2で示したゲート電極4a部の構造を用いても同
様にしてチャネルドープ層5が形成でき、同様の効果を
奏することはいうまでもない。
【0043】実施例7. 上記実施例4をビット線シールドタイプのスタックトD
RAMメモリセルに適用した場合について図6を用いて
説明する。
【0044】図6(a)〜(g)にしたがって順次説明
する。まず、図6(a)に示すように、上記実施例4の
図3(a)〜(c)と同様にしてゲート電極4a部およ
びN型ソース・ドレイン7を形成した後、レジストパ
ターン21をマスクとして高濃度不純物をイオン注入し
てN層9を形成する。
【0045】次に、図6(b)に示すように、図3
(d)(e)と同様にして、ゲート電極4a直上および
側壁の常圧酸化膜19a,19bを除去した後、層間絶
縁膜10を全面に形成する。このとき、上記実施例4と
同様にゲート電極4a部を1000オングストローム以
下に形成でき、段差が低減できる。
【0046】次に、図6(c)に示すように、ビット線
コンタクト孔22用のレジストパターン23を形成す
る。その後、レジストパターン23をマスクとして層間
絶縁膜10をエッチングし、ビット線コンタクト孔22
を形成する。
【0047】次に、図6(d)に示すように、全面に導
電膜を形成してパターニングすることによりビット線1
2を形成する。従来例である図15と比較すれば、ゲー
ト電極4a部の段差がAからBへと低減されていること
が判る。
【0048】次に、図6(e)に示すように、全面に層
間絶縁膜24を形成する。次に、図6(f)に示すよう
に、キャパシタ下部電極コンタクト孔25用のレジスト
パターン26を形成する。その後、レジストパターン2
6をマスクとして層間絶縁膜24、10をエッチング
し、キャパシタ下部電極コンタクト孔25を形成する。
【0049】最後に、図6(g)に示すように、キャパ
シタを形成する下部電極14、誘電体膜15、上部電極
16を順次形成してビット線シールドタイプのスタック
トDRAMメモリセルが完成する。この様にすれば、ビ
ット線12直下の層間絶縁膜10の膜厚を減らすことが
できる。従って、ビット線12の加工を容易にし、か
つ、ビット線12の抵抗および容量を減少させることが
できる。
【0050】実施例8. 図7はこの発明の円筒型キャパシタを有するビット線シ
ールドタイプのスタックトDRAMメモリセルを示す断
面図である。図7示すように、上記実施例7において、
キャパシタ構造を円筒型としても良い。この場合も上記
実施例7と同様の効果を奏する。
【0051】実施例9. 図8は上記実施例1,2,3をビット線シールドタイプ
のスタックトDRAMメモリセルに適用した例である。
図8(a)は一般的なキャパシタへの適用例であり、図
8(b)は円筒型キャパシタへの適用例である。この場
合も上記実施例7と同様の効果を奏する。
【0052】実施例10. 図9は上記実施例6をビット線シールドタイプのスタッ
クトDRAMメモリセルに適用した場合の工程断面図で
ある。まず、図9(a)を参照して、図6(a)と同様
に、ゲート電極4a部およびN型ソース・ドレイン7
を形成した後、高濃度不純物をイオン注入してN層9
を形成する。その後、層間絶縁膜10としてサイドウォ
ールと同質のシリコン酸化膜を堆積し、RIE法などの
異方性エッチングで全面をエッチバックしゲート電極4
a直上の上敷常圧酸化膜を露出させると共に平坦化を図
る。露出したゲート電極4a直上の上敷常圧酸化膜を気
相HFで除去して、層間絶縁膜10にゲート電極4aの
表面が露出した凹部20をが形成する。その後、B,B
などのイオン注入を行い、凹部20からゲート電極
4aを通してゲート電極4a直下のチャネル部のみに自
己整合的にチャネルドープ層5を形成する。
【0053】次に、図9(b)を参照して、図6(c)
〜(f)と同様に、ビット線12、キャパシタ下部電極
14を形成する。この場合、上記実施例6と同様の効果
を奏する。
【0054】実施例11. 上記実施例4,5をCMOSトランジスタに適用した場
合について説明する。図10はNウエル上のトランジス
タはシングルソース・ドレイン構造を有し、Pウエル上
のトランジスタはLDD構造を有するCMOSトランジ
スタの製造方法を示す工程断面図である。まず、図10
(a)に示すように、NウエルおよびPウエル上に上記
実施例4または5に示したゲート電極4a部を形成す
る。その後、レジスト30をマスクとしてNウエルへP
型の高濃度不純物イオンを注入してソース・ドレイン3
1を形成する。
【0055】次に、図10(b)に示すように、レジス
ト32をマスクとしてPウエルへN型の高濃度不純物イ
オンを注入してソース・ドレイン9を形成する。次に、
図10(c)に示すように、図10(b)と同じマスク
(レジスト32)を用いて、ゲート電極4a直上の上敷
膜19aおよび側壁のサイドウォール19bを除去した
後、PウエルへN型の低濃度不純物イオンを注入してソ
ース・ドレイン7を形成する。
【0056】その後、図10(d)に示すように、レジ
スト32を除去して、全面に層間絶縁膜10を形成す
る。この様にしてCMOSトランジスタを形成すれば、
図10(b)(c)の工程を同一マスクで形成でき、マ
スク合わせ工程を減らせるとともに、上記実施例4,5
と同様に、ゲート電極4a部において段差の低減も図れ
る。
【0057】実施例12. 上記実施例1〜11ではLDD構造のMOSトランジス
タについて説明を行ったが、これに限らずシングルドレ
イン構造やDDD構造のMOSトランジスタにおいても
同様に形成でき、いずれの場合も同様の効果を奏する。
【0058】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、半導体
基板を熱酸化することにより分離酸化膜、さらにゲート
酸化膜を形成する工程と、上記ゲート酸化膜上に絶縁膜
をマスクとしてゲート電極を形成する工程と、上記絶縁
膜およびゲート電極をマスクとしてイオン注入し半導体
基板中に低濃度不純物領域を形成する工程と、上記ゲー
ト電極の側壁にサイドウォールを形成する工程と、上記
絶縁膜とゲート電極とサイドウォールとをマスクとして
イオン注入し半導体基板中に高濃度不純物領域を形成す
る工程と、全面に上記サイドウォールと同じ材料の層間
絶縁膜を形成する工程と、上記層間絶縁膜をエッチバッ
クして上記絶縁膜表面を露出する工程と、上記絶縁膜を
除去して上記層間絶縁膜に凹部を形成する工程と、上記
凹部よりゲート電極を通して上記半導体基板にイオン注
入する工程とを備えるようにしたので、不純物イオンの
ゲート電極への侵入を防止できるとともにゲート電極直
下のチャネル領域にのみチャネルドープ層を形成でき、
トランジスタの寄生容量を減少させ、低消費電力かつ高
速なトランジスタを製造することができる効果がある。
【0059】また、ゲート電極直上の絶縁膜がゲート電
極側壁のサイドウォールに対して、エッチング選択比の
高い材料で形成されているようにしたので、ゲート電極
側壁のサイドウォールの形状を変えることなく、ゲート
電極直上の絶縁膜を除去することができゲート電極部の
段差が低減できるので、後工程が容易に形成でき、良好
な半導体装置を製造することのできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1のMOSトランジスタの
製造方法を示す工程断面図である。
【図2】 図1のMOSトランジスタのゲート電極部の
拡大断面図である。
【図3】 この発明の実施例4のMOSトランジスタの
製造方法を示す工程断面図である。
【図4】 図3のMOSトランジスタのゲート電極部の
拡大断面図である。
【図5】 この発明の実施例6のMOSトランジスタの
製造方法を示す工程断面図である。
【図6】 この発明の実施例7の半導体装置の製造方法
を示す工程断面図である。
【図7】 この発明の実施例8の半導体装置を示す断面
図である。
【図8】 この発明の実施例9の半導体装置を示す断面
図である。
【図9】 この発明の実施例10の半導体装置の製造方
法を示す工程断面図である。
【図10】 この発明の実施例11の半導体装置の製造
方法を示す工程断面図である。
【図11】 従来のMOSトランジスタの製造方法を示
す工程断面図である。
【図12】 図11のMOSトランジスタのゲート電極
部の拡大断面図である。
【図13】 従来のMOSトランジスタの製造方法を示
す工程断面図である。
【図14】 図13のMOSトランジスタのゲート電極
部の拡大断面図である。
【図15】 従来のビット線シールドタイプのスタック
トDRAMメモリセルを示す断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 分離酸化膜、3 ゲート酸化膜、
4a ゲート電極、5 チャネルドープ層、7 N
ソース・ドレイン、9 N型ソース・ドレイン、10
層間絶縁膜、17a 上敷シリコン窒化膜、18a,
19b サイドウォール、19a 上敷常圧酸化膜、2
0 凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有馬 秀明 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式 会社 ユー・エル・エス・アイ開発研究 所内 (56)参考文献 特開 平4−174525(JP,A) 特開 平3−6830(JP,A) 特開 平6−104429(JP,A) 特開 平5−109760(JP,A) 特開 昭64−2349(JP,A) 特開 昭54−879(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/78 H01L 21/336

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板を熱酸化することにより分離
    酸化膜、さらにゲート酸化膜を形成する工程と、上記ゲ
    ート酸化膜上に絶縁膜をマスクとしてゲート電極を形成
    する工程と、上記絶縁膜およびゲート電極をマスクとし
    てイオン注入し半導体基板中に低濃度不純物領域を形成
    する工程と、上記ゲート電極の側壁にサイドウォールを
    形成する工程と、上記絶縁膜とゲート電極とサイドウォ
    ールとをマスクとしてイオン注入し半導体基板中に高濃
    度不純物領域を形成する工程と、全面に上記サイドウォ
    ールと同じ材料の層間絶縁膜を形成する工程と、上記層
    間絶縁膜をエッチバックして上記絶縁膜表面を露出する
    工程と、上記絶縁膜を除去して上記層間絶縁膜に凹部を
    形成する工程と、上記凹部よりゲート電極を通して上記
    半導体基板にイオン注入してチャネルドープ層を形成す
    る工程と、を備えた半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 ゲート電極直上の絶縁膜がゲート電極側
    壁のサイドウォールに対して、エッチング選択比の高い
    材料で形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    半導体装置の製造方法。
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DE102008011813B4 (de) * 2008-02-29 2010-03-04 Advanced Micro Devices, Inc., Sunnyvale Halbleiterbauelement mit einem Metallgatestapel mit reduzierter Höhe und Verfahren zur Herstellung des Bauelements

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