JP3373802B2 - アルミニウム材の親水性処理方法及びその下地処理剤並びに親水性塗料 - Google Patents

アルミニウム材の親水性処理方法及びその下地処理剤並びに親水性塗料

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アルミニウム又
はアルミニウム合金の製品(以下「アルミニウム材」と
いう)の表面に親水性を付与するための親水性処理方法
とこの親水性処理に用いる下地処理剤及び親水性塗料に
関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム材は、一般に、軽量で加工
性に優れ、しかも、熱伝導性に優れていることから、空
調機(エアコン)の熱交換部に用いる熱交換用フィン
や、サッシ等の建材を始め、種々の用途に多用されてお
り、そして、このアルミニウム材の表面には、その用途
や使用目的に応じて種々の塗装が施されている。なかで
も、熱交換用フィンや建材等においてその表面に親水性
を付与することは、結露防止、反射鏡の曇り止め等の目
的、また、建材の汚染防止(親水性が高いと表面に付着
した汚れが雨水等で洗い流されるため)、更に、熱交換
器用フィンの場合は熱効率を上げることで省エネに寄与
できる等の点から極めて重要なことである。
【0003】しかるに、アルミニウム材の表面に直接的
に親水性を付与するための塗装を施すと、塗膜自体が空
気中の水分を優先的に吸着し、その結果、アルミ表面で
の水分濃度が高くなるためアルミニウム材が腐蝕した
り、あるいは、腐食の結果としてできる水和酸化皮膜が
厚膜になりやすく、かつ脆いという性質を有するために
アルミニウム材の表面に形成された親水性皮膜が比較的
容易に剥離するという問題があった。
【0004】そこで、従来においても、このような問題
を解決するために幾つかの耐蝕処理が提案されている。
例えば、(1)クロメート、チタンあるいはジルコニウ
ム系の下地処理剤を用いてアルミニウムの表面に化学的
に皮膜を生成させる方法、(2)塗布型クロメートと呼
ばれる下地処理剤をアルミの表面に塗り、引続き加熱乾
燥により皮膜を不溶化させる方法、あるいは、(3)樹
脂系のプライマーを塗る等の耐蝕下地処理を施す方法で
ある。ちなみに、これらにより得られる皮膜は基本的に
撥水性であるため、熱交換器用のフィン材として使うた
めには、この上に例えば、水ガラスを塗布する(例え
ば特開昭58−126989号公報)、有機樹脂にシ
リカを混合した塗料及びこれらの組成物に界面活性剤を
併用した塗料を塗布する、有機−無機(シリカ)複合
塗料と界面活性剤よりなる塗料を塗布する(例えば特開
昭59−170170号公報)、あるいは、有機親水
性樹脂よりなる塗料を塗布する方法(例えば特開昭64
−38481号公報、特開平1−299877号公報、
特開平5−302042号公報等)等の親水性処理が不
可欠である。
【0005】しかし、これら従来の方法においては、耐
蝕下地処理、親水性処理のそれぞれについて既にいくつ
かの問題点が顕在化、ないしは指摘され始めている。ま
ず、耐蝕下地処理に関しては、下地処理剤として用いら
れるクロム系の化成処理剤及び塗布型クロメートは、高
耐蝕性の皮膜が容易に得られ、しかも安価であることか
ら現在も多用されている。しかしながら、この下地処理
剤は発癌性が疑われ、かつ、毒性の高いCr(VI)
が、処理中だけでなく生成される皮膜にも含まれること
から、環境及びリサイクルの双方から厳しい規制がかけ
られ始めている。一方、チタンあるいはジルコニウム系
の化成処理剤にはクロム系のような危険性はないが、皮
膜の成長速度が遅いため、十分な耐蝕性を得るためには
生産性を犠牲にしなければならないという問題がある。
また、樹脂系のプライマーの場合には膜厚を厚くするこ
とにより必要な耐蝕性は確保できるが、フィン材にとっ
て極めて重要な特性である熱伝導性を低下させるといっ
た問題がある。
【0006】次に、親水性処理に関しては、水ガラス系
の皮膜は安価であるというメリットはあるものの、金型
を磨耗させる、冷房運転開始時に「強いカビ臭」を発す
るという従来から言われている問題の他に、最近では新
建材、フローリング剤などから発生するVOC(揮発性
物質)をはじめとする環境物質により親水性が短期間に
急激に低下するといった問題が顕在化し、用途が大幅に
限定され始めている。また、有機・無機複合系の皮膜
は、水ガラスに比べて臭気の問題が少なく、また、親水
性に関して環境物質の影響を受けにくいが、シリカを使
っているため金型磨耗の問題は避けられない。これに対
し、有機系の親水皮膜は、金型磨耗、臭気、あるいは環
境物質による親水性の劣化等の問題が少ないというプラ
スの点がある反面、無機系のものに比べ親水性が加熱や
プレスオイル等の影響を受けて低下しやすいという弱点
が指摘されている。
【0007】上記加熱の影響について述べると、有機皮
膜が受ける加熱には、塗料の焼付け乾燥、及び、プ
レス成形時に潤滑性を高めるために親水皮膜に塗布した
揮発性のプレスオイルの加熱乾燥の2つがある。で
は、通常200〜300℃で数秒から十数秒間の熱が、
また、では、100〜200℃で数分から数十分間の
熱が加わる。
【0008】熱によって親水性の低下する理由について
はよく判っていなが、では、加熱中に親水基が他の官
能基と反応する結果として親水基の数が減ってしまうた
め、また、では、表面に存在する親水基が熱によって
変質してしまう、あるいは、加熱空気自体が疎水性であ
るため皮膜表面にでている親水基がエネルギー的に不安
定になり、より安定な皮膜内部に移行するため表面の親
水基の数が減ってしまうため、親水性が低下するのでは
ないか等と考えられている。
【0009】そこで、に対しては、親水基と反応する
ような成分の併用を避ける、また、反応が進みやすいよ
うな温度条件での焼付け乾燥を避ける等の対策が採られ
ているが、管理範囲が狭いために工業的に十分な対応が
難しいのが現状である。また、に対しては、今のとこ
ろ手の打ちようがないのが現状である。
【0010】次に、プレスオイルの影響について述べる
と、現在実用化されているプレスオイルは、パラフィン
系炭化水素を主成分とし、これに添加剤的に潤滑性を向
上させる成分が加えられているとされている。プレスオ
イルによる親水性の低下はプレスオイルの成分の一部が
皮膜の表面に残るためとされている。水ガラス系皮膜の
場合には、皮膜がアルカリ性であるため残留した有機物
が鹸化されて水溶性になり、そのため親水性の低下は殆
ど問題にならなかったが、有機系皮膜では大きな問題と
なり、そのために諸々の提案がなされている。
【0011】例えば、特開昭62−234926号公報
は、親水性皮膜の上に水溶性の有機低分子ポリマーを塗
り、プレスオイルが直接親水皮膜と接触するのを避ける
というものである。また、特開昭64−61239号公
報は、親水性樹脂成分に界面活性剤を添加し、この界面
活性剤によってプレスオイルの残留物を乳化除去すると
いうものである。
【0012】しかしながら、プレスオイルの弊害を取り
除こうというこれらの方法においては、例えば、プレス
オイルの乾燥条件によっては水溶性ポリマーが表面に固
着し、親水皮膜の親水性を阻害する、あるいは、熱交換
器を組み立てた後に行う水没式の圧漏れ検査工程で水溶
性ポリマーがプレスオイル残さと一緒になって溶けだ
し、試験水を濁らせ検査の精度を低下させるといった問
題があった。このほか、界面活性剤を使った場合には、
エアコンを冷房で使用中に結露水中に界面活性剤が徐々
に溶け出し、これが射出成形で作ったプラスチック製の
結露水の受皿を破損させるという問題もあった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、クロム系に匹敵する耐蝕性を有するクロム系以外の
下地処理剤と、金型磨耗及び臭気の問題がなく、かつ、
塗料の焼き付け、プレスオイルの加熱乾燥、あるいは製
品として使われ始めた後の親水性低下の少ない、更には
塗料組成に起因するエアコン製造工程や製品でのトラブ
ルのない親水性塗料を用いて、アルミニウム材の表面に
如何にして親水性、特にプレス形成後の親水性に優れた
親水性処理を行うかについて鋭意検討した結果、アルミ
ニウム材の表面にある特定の金属の硝酸塩化合物を含む
塗布型下地処理剤を用いて金属付着量1.0mM/m2
以上の下地皮膜を形成し、この下地皮膜の上にポリビニ
ルアルコールとポリエチレングリコールを主成分とする
親水性塗料を用いて親水性皮膜を形成せしめることによ
り、耐蝕性と共に親水性、特にプレス形成後の親水性及
び親水持続性に優れた親水性皮膜を形成できることを見
出し、本発明を完成した。
【0014】従って、本発明の目的は、アルミニウム材
の表面に親水性、特にプレス形成後の親水性及び親水持
続性、すなわち、プレスオイル塗布後加熱乾燥した後の
親水性、及び、更に100時間水に浸漬後の親水性に優
れた親水性皮膜を形成するためのアルミニウム材の親水
性処理方法を提供することにある。また、本発明の他の
目的は、アルミニウム材の表面に親水性、特にプレス形
成後の親水性及び親水持続性、すなわち、プレスオイル
塗布後加熱乾燥した後の親水性、及び、更に100時間
水に浸漬後の親水性に優れた親水性皮膜を形成するため
に用いる下地処理剤及び親水性塗料を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ア
ルミニウム材の表面に、アルミニウム、ジルコニウム、
セリウム、クロム、及び鉄から選ばれた金属の硝酸塩化
合物を含む下地処理剤を、金属付着量が1.0mM/m
2 以上となるように塗布し、次いで所定の温度で焼付処
理して下地皮膜を形成せしめる下地処理工程と、この下
地処理工程で形成された下地皮膜の上に親水性塗料を塗
布し、次いで所定の温度で焼付処理して親水性皮膜を形
成せしめる塗装工程とを含む、アルミニウム材の親水性
処理方法である。
【0016】また、本発明は、水溶性アクリル酸系ポリ
マーを固形分濃度3.5〜22.5g/リットルの範囲
で、アルミニウム、ジルコニウム、セリウム、クロム、
及び鉄から選ばれた金属の硝酸塩化合物を30〜500
g/リットルの範囲で、フッ酸化合物を弗素元素濃度
1.0〜5.0g/リットルの範囲で、及び有機還元剤
を5〜30g/リットルの範囲でそれぞれ含む、アルミ
ニウム材の親水性処理に用いる下地処理剤である。
【0017】更に、本発明は、ポリビニルアルコール
(PVA)30〜150g/リットルとポリエチレング
リコール(PEG)3〜40g/リットルとを含むPV
A/PEG系親水性塗料からなる、アルミニウム材の親
水性処理に用いる親水性塗料である。
【0018】本発明の下地処理工程で用いる下地処理剤
は、アルミニウム、ジルコニウム、セリウム、クロム、
及び鉄から選ばれた金属の硝酸塩化合物を含み、アルミ
ニウム材の表面に金属付着量1.0mM/m2 以上の下
地皮膜を形成できるものであり、好ましくは水溶性アク
リル酸系ポリマーと、アルミニウム、ジルコニウム、セ
リウム、クロム、及び鉄から選ばれた金属の硝酸塩化合
物と、フッ酸化合物と、有機還元剤とを含むものであ
る。
【0019】この下地処理剤に用いる水溶性アクリル酸
系ポリマーとしては、具体的には、アクリル酸、アクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプロピ
ル、アクリル酸n-ブチル、アクリル酸イソブチル、メタ
クリル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n-ブチル、メ
タクリル酸イソブチル、マレイン酸、イタコン酸等のよ
うな化合物の重合又は共重合により得られる水溶性のも
のを挙げることができ、その1種のみを単独で用いるこ
とができるほか、2種以上を混合して用いることもでき
る。なお、この水溶性アクリル酸系ポリマーは、比較的
低温、短時間の加熱下で行われる焼付処理により、共存
する金属イオンとキレート化反応を起こして水煮不溶性
になる必要があることから、分子量については、好まし
くは平均分子量が10000〜300000程度のもの
であることが望ましい。このような水溶性アクリル酸系
ポリマーの市販品としては、例えば、Acumer 2100 、Ac
umer 1510 (ローム&ハース社製商品名)等が挙げられ
る。
【0020】また、下地処理剤に用いる金属の硝酸塩化
合物は、アルミニウム、ジルコニウム、セリウム、クロ
ム、及び鉄から選ばれた金属の硝酸塩化合物であり、単
独の金属の硝酸塩化合物であっても、また、2種以上の
金属の硝酸塩化合物の混合物であってもよい。この金属
の硝酸塩化合物の具体例としては、硝酸アルミニウム
〔Al(NO3)3・9H2O、分子量375〕、硝酸ジルコニウム
〔Zr(NO3)4・5H2O、分子量492〕、オキシ硝酸ジルコ
ニウム〔ZrO(NO3)2 ・2H2O、分子量267〕、硝酸セリ
ウム〔Ce(NO3)3・6H2O、分子量434〕、硝酸クロム
〔Cr(NO3)3・9H2O、分子量400〕、硝酸鉄〔Fe(NO3)3
・9H2O、分子量404〕等が挙げられる。
【0021】そして、本発明の下地処理剤は有機還元剤
を含んでおり、これを用いて形成される下地皮膜中には
この有機還元剤が共存することになり、金属の硝酸塩化
合物として硝酸クロムを用いた場合に6価クロムイオン
が生成して溶出しようとしても、この6価クロムイオン
は3価クロムイオンに還元され、6価クロムイオンとし
ての溶出は完全に防止されるので特に環境上の問題はな
いが、クロムを用いない耐蝕下地処理としてイメージ的
に優れていることから、金属の硝酸塩化合物としてはア
ルミニウム、ジルコニウム、セリウム、及び鉄から選ば
れた金属の硝酸塩化合物であるのが好ましく、特に、ア
ルミニウム、及びジルコニウムから選ばれた金属の硝酸
塩化合物は、その金属付着量にもよるが、耐蝕性に極め
て優れており、また、下地皮膜自体が無色、透明である
ことからクリアー塗料の下地として用いる場合にはアル
ミニウムの金属外観が生かせるという点でより好まし
い。
【0022】更に、下地処理剤に用いるフッ酸化合物と
しては、例えば、フッ酸や、珪フッ酸、硼フッ酸、フッ
化チタン酸、フッ化ジルコン酸、フッ化亜鉛等のような
酸又はその塩類が挙げられ、その1種のみを単独で用い
ることができるほか、2種以上を混合して用いることも
できる。
【0023】更にまた、有機還元剤としては、水溶性で
あって、焼付処理時に分解や揮発せずに下地皮膜中に残
留して還元作用を発揮し得るものであればよいが、具体
的には、エチレングリコール、グリセリン、エリスリッ
ト、アラビット、マンニット、ブドウ糖、果糖等の多価
アルコール類や糖類等が挙げられ、その1種のみを単独
で用いることができるほか、2種以上を混合して用いる
こともできる。
【0024】本発明の下地処理剤には、必要により、被
処理材の耐孔食性(穴明きタイプの腐蝕に対する抵抗
力)を向上させるという観点で、正リン酸、ピロリン
酸、メタリン酸、亜リン酸等のリン酸類や、例えば5g
/リットル以下の少量使用の場合に用いられるリン酸ナ
トリウム、ピロリン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウ
ム、ヘキサメタリン酸ナトリウム等の各種リン酸のアル
カリ性塩類等のリン酸化合物を添加してもよく、また、
下地皮膜と塗料との密着力を高めるという品質上の、あ
るいは、下地処理浴の粘性を上げて塗装性を改善すると
いう作業性等の観点で、好ましくは平均粒径1μm以
下、特に1次粒子の大きさについては少なくとも50%
以上が1μm以下のシリカを添加してもよい。
【0025】本発明の下地処理剤を構成する上記各成分
の濃度については、通常、水溶性アクリル酸系ポリマー
が固形分濃度3.5〜22.5g/リットル、好ましく
は7〜15g/リットルであり、金属の硝酸塩化合物が
30〜500g/リットル、好ましくは50〜150g
/リットルであり、フッ酸化合物が弗素元素濃度1.0
〜5.0g/リットル、好ましくは2.0〜3.0g/
リットルであり、また、有機還元剤が5〜30g/リッ
トル、好ましくは8〜15g/リットルであり、そし
て、必要に応じて配合されるリン酸化合物がPO4 とし
て2.5〜14.5g/リットル、好ましくは4〜8g
/リットルであり、また、シリカが固形分比(シリカ/
全固形分)0.1以下、好ましくは0.05以下であ
る。
【0026】水溶性アクリル酸系ポリマーについては、
その固形分濃度が3.5g/リットルより低いと下地皮
膜形成性が不足し、また、22.5g/リットルより高
くなると下地処理剤の安定性に問題が生じる虞がある。
また、金属の硝酸塩化合物については、その濃度が30
g/リットルより低いと下地性能の確保に必要な1.0
mM/m2 以上の金属付着量を得るための下地処理剤の
塗布量が増大し、タレあるいは処理浴の乾燥ムラ等によ
り、工業的に均一な膜厚を得るのが難しくなり、反対
に、500g/リットルより高いと浴の安定性が損なわ
れるだけでなく、所定の金属付着量を確保するための下
地処理剤の塗布量の幅が狭くなり、操業の不安定化をも
たらす。更に、有機還元剤については、その濃度が5g
/リットルより低いとクロム系では還元能力が不足し、
一部6価クロムができ、また、クロム系以外ではポリア
クリル酸の過剰なカルボキシル基のエステル化反応によ
るが、中性化反応が不十分になって耐蝕性が低下すると
いう問題が生じ、反対に、30g/リットルより高いと
未反応の過剰な有機還元剤が上塗り塗料の正常な硬化反
応を阻害するという問題が生じる。
【0027】また、必要により添加されるリン酸化合物
については、その濃度がPO4 として2.5g/リット
ルより低いと期待される耐孔食性の改善効果が発揮され
ず、また、14.5g/リットルより高くなると生成す
る下地皮膜中に未反応のリン酸が残留し、下地皮膜の耐
蝕性を損なわせるという問題が生じる。更に、必要によ
り添加されるシリカについては、その固形分比(シリカ
/全固形分)が0.1より高くなると、下地皮膜自体の
親水性は改善されるが経時的にシリカ粒子同士が結合
し、浴が不安定になるという問題が生じる。
【0028】本発明の下地処理剤の調製方法について
は、例えば、水溶性アクリル酸系ポリマー中に必要に
より添加されるシリカを均一に分散させ、更に有機還元
剤を添加した水溶液Aと、金属の硝酸塩化合物と必要に
より添加されるリン酸化合物とを水に溶解させた水溶液
Bとをそれぞれ別個に調製しておき、使用直前に両水溶
液AとBとを混合して使用する方法、全ての成分を水
に溶解して一液として調製する方法、金属の硝酸塩化
合物以外の他の成分を予め水に溶解しておき、使用直前
に金属の硝酸塩化合物を添加し溶解せしめて使用する方
法、及び、使用直前に全ての成分を水に溶解して使用
する方法等が挙げられる。
【0029】本発明の下地処理工程では、必要により脱
脂処理されたアルミニウム材の表面に上記下地処理剤
を、金属付着量が1.0mM/m2 以上、好ましくは
1.0〜6.0mM/m2 、より好ましくは1.0〜
3.0mM/m2 となるように塗布し、焼付処理するこ
とが必要である。この金属付着量は、アルミニウム材の
表面の単位面積当たりに付着した金属の重量をその金属
の原子量で割った値である。この金属付着量が1.0m
M/m2 より低いと充分な耐蝕性が得られない場合があ
り、また、上限については耐蝕性という観点からは制限
はないが、5.0mM/m2 を超えて塗布することは塗
膜の密着性を低下をもたらすので好ましくない。なお、
金属付着量の調整は、下地処理剤の金属の硝酸塩化合物
の濃度調整、塗布回数の調整、あるいはこれらの組合せ
等の手段で容易に達成することができる。
【0030】金属の硝酸塩化合物がアルミニウムやジル
コニウムの硝酸塩の場合、特に硝酸アルミニウムの場合
には、金属付着量が1.5〜3.0mM/m2 、より好
ましくは2.0〜3.0mM/m2 の範囲であるのがよ
く、これによって優れた耐蝕性を発揮せしめることがで
きるほか、例えば親水性塗膜の下地処理とした場合に、
親水性塗料のタイプによっては塗膜の親水性が著しく改
善されるという作用効果が発揮される。
【0031】この下地処理工程で下地処理剤を塗布する
方法については、従来より通常行われている方法を適宜
採用することができ、例えば、アルミニウム材が板材や
押出型材等の比較的単純な形状の場合には、ロール塗
布、スプレー塗布等の方法が、また、アルミニウム材が
比較的複雑な形状の場合にははけ塗布、浸漬塗布、スプ
レー塗布等の方法が適用できる。
【0032】また、下地処理剤を塗布した後の焼付処理
は、常法により行うことができ、例えば、100〜30
0℃、好ましくは150〜280℃の温度で10秒〜3
0分間加熱処理することにより行われる。処理温度が1
00℃より低いと焼付や還元不溶化反応が不十分で下地
皮膜の密着性が悪く、また、300℃を超えると水溶性
アクリル酸系ポリマーの分解が生じて変質する虞があ
る。特に、この焼付処理における処理温度については、
使用する硝酸塩化合物の金属の種類によりその最適温度
範囲が異なり、アルミニウムの場合には140〜300
℃、より好ましくは140〜280℃であり、ジルコニ
ウムの場合には140〜260℃、より好ましくは14
0〜250℃であり、セリウムの場合には100〜29
0℃、より好ましくは140〜290℃であり、クロム
の場合には120〜300℃、より好ましくは160〜
290℃であり、また、鉄の場合には100〜140
℃、より好ましくは100℃である。このような処理温
度を選ぶことにより、プレス形成後の親水性が顕著に向
上する。尚、上記焼付処理における好ましい温度範囲に
ついてはプレスオイル塗布後加熱乾燥した後の親水性か
ら、また、より好ましい温度範囲については更に100
時間水に浸漬後の親水性において5.5mmφの水滴径
を与える温度範囲を選んだ。
【0033】本発明の下地処理工程でアルミニウム材の
表面に形成される下地皮膜は、アルミニウム材と皮膜と
の境界にフッ化アルミニウム、ケイフッ化アルミニウム
等の極薄い層(第1層)が形成され、次いでこの上に金
属化合物を主体とする比較的厚い無機質層(第2層)が
形成され、更にその上に必要により添加されるシリカ等
を含む樹脂層が最表層(第3層)として形成され、全体
で3層構造を形成していると考えられる。
【0034】また、本発明の塗装工程で用いる親水性塗
料としては、水溶性セルロース、水溶性アクリル、ポリ
ビニルアルコール、アクリルアマイド、ポリエチレング
リコール、ポリビニルピロリドン、あるいは、アミド系
等、特に制限されるものではないが、金属硝酸塩を含む
塗布型下地処理皮膜との相互作用を利用して優れた親水
性皮膜を得るという観点から、好ましくは、ポリビニル
アルコール(PVA)とポリエチレングリコール(PE
G)とを含むPVA/PEG系親水性塗料である。
【0035】上記PVA/PEG系親水性塗料を形成す
るPVAについては、完全鹸化タイプ、例えば、その鹸
化度が97.5〜99.5mol%であって、また、平
均重合度が500〜2500のものであり、このPVA
には、ポリビニルアルコール塗膜の密着性を改良する目
的で、ポリ酢酸ビニル重合時に少量(5%以下)のアリ
ルグリシジルエーテル、例えば、デナコールEX−11
1〔ナガセ化成工業(株)製〕を共重合させ水酸基の一
部をエポキシ基で置換したものが含まれる。また、PE
Gについては、その重量平均分子量が1000〜200
00、好ましくは、4000〜11000のものであ
る。
【0036】このPVA/PEG系親水性塗料におい
て、ポリビニルアルコール(PVA)の配合割合は30
〜150g/リットル、好ましくは50〜100g/リ
ットルであり、また、ポリエチレングリコール(PE
G)の配合割合は3〜40g/リットル、好ましくは5
〜20g/リットルである。PVAの配合割合が30g
/リットルより少ないと親水性に必要な膜厚が確保でき
ないという問題が生じ、また、150g/リットルより
多いと塗料粘度が高すぎて塗装作業性が著しく低下する
という問題が生じる。また、PEGの配合割合が3g/
リットルより少ないと金属硝酸塩を含む塗布型下地処理
皮膜との相互作用効果がでにくいという問題が生じ、ま
た、40g/リットルより多いと下地処理皮膜の密着性
が低下するという問題が生じる。
【0037】また、上記PVA/PEG系親水性塗料に
は、貯蔵中の原料の腐敗を防止するため防腐剤を添加で
きるほか、積極的に抗菌、抗カビを狙う目的で有機銅
系、有機ヨード系、イミダゾール系、イソチアゾリン
系、ピリチオン系、トリアジン系、あるいは銀系の化合
物を添加することができる。このほか、皮膜を着色する
目的でフタロシアニン系の顔料を添加することもでき
る。その他、塗料作業性を改良する目的で表面張力調整
剤あるいは作業中の泡の発生を抑える目的で消泡剤等を
添加してもよい。
【0038】上記PVA/PEG系親水性塗料の調製に
当たっては、PVAが水に溶けにくいため工夫が必要で
あり、通常、常温の水にPVAを5〜10分間分散させ
た後、80〜90℃で30〜60分程度の加熱を行い、
溶解後、所定の濃度になるように水を加える。また、P
EGは攪拌を行いながら最後に加える。
【0039】また、通常、親水性塗料はロールコーター
によってアルミニウム材の表面上に塗布され、塗料を厚
く塗りたいときにはナチュラルコート方式が、また、塗
布面をきれいに仕上げたいときにはリバースコート方式
が採用されることが多い。更に、塗布量を厳密に管理し
たい場合にはグラビアロールとよばれる溝のあるロール
が使われることもある。
【0040】なお、親水性皮膜は、通常、1μ以下と薄
膜であるため、使用される固形分の濃度は5〜10%の
場合が多く、塗布量としては、5〜15g/m2 の範囲
が多い。
【0041】また、親水性塗料は、下地処理の行われた
アルミニウム材の両面にロールコーターによって塗布さ
れた後、通常、フローターオーブンによって高温(20
0〜300℃)、かつ、短時間(10〜15秒)の加熱
が行われる。この場合、アルミニウム材の両面には、風
速10〜30m/minの高温の熱風が吹きつけられ
る。
【0042】本発明によって得られたPVA/PEG系
親水性皮膜は、ミクロ的な凹凸を有する表面構造とな
り、更に、皮膜の表層部にはPEGが集まっているため
バウデン摩擦係数も0.1と低く好ましい値となる。
【0043】本発明において、特定の金属の硝酸塩化合
物を含む下地処理剤によって形成される下地皮膜が良好
な耐蝕性を示す理由としては、硝酸根が下地処理後の水
きり乾燥、あるいは、親水性塗料の焼付け時に熱分解
し、水に難溶性な酸化物ないしは水酸化物に変化するた
めであると考えられる。
【0044】また、ポリビニルアルコール(PVA)と
ポリエチレングリコール(PEG)を含むPVA/PE
G系親水性塗料は、下地処理を施さずに脱脂されたアル
ミニウム材に直接塗布される場合よりも、上記の特定の
金属の硝酸塩化合物を含む下地処理剤を塗布して形成さ
れた下地皮膜の上に塗布される方が、プレスオイル塗布
後加熱乾燥した後の親水性、及び、更に100時間水に
浸漬後の親水性の両方において良好な親水性を示す。こ
の理由については明らかではないが、硝酸根の分解によ
って発生する酸性ガスがポリビニルアルコールとポリエ
チレングリコールとのエーテル化反応を促進させるこ
と、ポリビニルアルコールの水酸基に結合した親水性の
良好なポリエチレングリコールが皮膜の表面を覆うと同
時に皮膜の表面にある親水基を熱、プレスオイル等から
保護するためと考えられる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、実験例に基づいて、本発明
の好適な実施の形態を具体的に説明する。
【0046】実験例1 〔下地処理剤の調製〕水溶性アクリル酸系ポリマーとし
て固形分濃度25重量%のポリアクリル酸(ローム&ハ
ース社製商品名:Acumer 1510 、平均分子量6000
0)を用い、シリカとして一次粒子平均粒径0.01μ
mのシリカ粉末(カボット社製商品名カボシルM−5)
を用い、有機還元剤として多価アルコールのグリセリン
を用いてA液を調製し、また、金属の硝酸塩化合物とし
て硝酸アルミニウム〔AlNA: Al(NO3)3・9H2O、分子量3
75〕を用い、フッ酸化合物としてフッ化水素酸(abt.
46%)を用い、リン酸化合物として正リン酸(100%-H3P
O4)を用いてB液を調製した。
【0047】これらA液及びB液からなる実験例1の各
成分濃度は、A液とB液とを混合した際に、ポリアクリ
ル酸の固形分濃度7.5g/リットル、フッ酸化合物の
弗素元素濃度2.5g/リットル、グリセリン10g/
リットル、正リン酸のPO4濃度4.7g/リットル、
シリカの固形分比(シリカ/全固形分)0.03、及び
硝酸アルミニウムの結晶水を含む固形分濃度がそれぞれ
30g/リットル、60g/リットル、及び120g/
リットルとなるような3種の割合で配合されている。
【0048】〔親水性塗料の調製〕ポリビニルアルコー
ル(PVA)として鹸化度が97.5〜99.5mol
%、平均重合度が1700のものを用い、また、ポリエ
チレングリコール(PEG)として平均分子量が850
0のものを用い、PVA6重量%、PEG1.2重量%
の組成を有する親水性塗料を調製した。
【0049】〔試験片の調製〕アルミニウム材(AA3
102、0.15mm厚×100mm×100mm)を
常法により脱脂洗浄し、また、上記A液とB液とを混合
して硝酸アルミニウムの固形分濃度が3種の実験例1の
下地処理剤を調製し、これらの下地処理剤を調製した
後、直ちに脱脂処理されたアルミニウム材の表面にグラ
ビアロールを用いて塗布する。この場合に処理浴の塗布
量は、使用するグラビアの溝を選択することで調整し、
また、実際の塗布量は、赤外線水分計で乾燥前の液膜の
水分を測定することができる。このようにして塗布終了
後、温風加熱炉を用い、表1に示す処理温度で15秒間
焼付処理を行い、アルミニウム材の表面に表1に示す3
種の金属(Al)付着量の下地皮膜を形成した。
【0050】次に、このようにして形成された上記各金
属(Al)付着量及び各下地処理温度を有する下地皮膜の
上に、上記親水性塗料をロールコーティングにより塗布
し、次いで温風加熱炉を用いて240℃、15秒間の条
件で焼付処理を行い、アルミニウム材表面の下地皮膜の
上に膜厚0.8〜1.0μmの親水性皮膜が形成された
実験例1の各試験片を調製した。
【0051】このようにして親水性処理が施され、表面
に下地皮膜と親水性皮膜とが形成された実験例1の各試
験片について、その後に何の処理も施さない初期親水性
と、プレスオイルを塗布して加熱乾燥した後の親水性及
び皮膜の外観(塗布後の親水性及び外観)、及びその後
更に100時間水に浸漬後の親水性(浸漬後の親水性)
をそれぞれ調べた。
【0052】初期親水性は、各試験片について、先ず、
親水皮膜面を水平にセットし、マイクロピペットを用い
て10μLの脱イオン水を皮膜面に静かに滴下し、次い
で、30秒間放置後、水滴の長径、短径を測定し、測定
されたその平均値の大きさで親水性を評価した。また、
塗布後の親水性については、各試験片の表面に揮発型プ
レスオイル〔出光興産(株)製DNパンチオイルAF2
C〕を塗布し、次いで180℃、3分間の条件で加熱乾
燥し、上記初期親水性と同様にして水滴径を測定して評
価した。更に、浸漬後の親水性については、上述のよう
に表面に揮発型プレスオイルを塗布し加熱乾燥して得ら
れた各試験片を常温の脱イオン水に流水状態で100時
間浸漬し、次いで乾燥させ、上記初期親水性と同様にし
て水滴径を測定して評価した。上記初期親水性、塗布後
の親水性、及び浸漬後の親水性のいずれの場合も、水滴
径が5.5mmφ以上(接触角でほぼ30℃)である場
合に親水性があると判断した。結果を表1に示す。
【0053】
【表1】
【0054】また、この表1の結果を下地皮膜の焼付処
理温度と水滴径との関係でグラフに示したのが図1〜図
3であり、下地処理の金属(Al)付着量について、図1
が0.5mM/m2 の場合を、図2が1.0mM/m2
の場合を、また、図3が2.0mM/m2 の場合をそれ
ぞれ示す。
【0055】実験例2 金属の硝酸塩化合物として、硝酸アルミニウムに代えて
オキシ硝酸ジルコニウム〔ZrNA: ZrO(NO3)2 ・2H2O、分
子量267〕を用い、オキシ硝酸ジルコニウムの結晶水
を含む固形分濃度がそれぞれ43g/リットル及び87
g/リットルの2種の下地処理剤を調製し、金属(Zr)
付着量が1.0mM/m2 と2.0mM/m2 の2種類
の下地皮膜を形成した以外は、上記実験例1と同様にし
て、親水性処理を行なった。
【0056】得られた実験例2の各試験片について、そ
れぞれ初期親水性、塗布後の親水性及び外観、並びに浸
漬後の親水性を調べた。結果を表2に示す。また、この
表2の結果を、実験例1と同様に、図4及び図5に示
す。
【0057】
【表2】
【0058】実験例3 金属の硝酸塩化合物として、硝酸アルミニウムに代え
て、硝酸セリウム〔CeNA: Ce(NO3)3・6H2O、分子量43
4〕、硝酸鉄〔FeNA: Fe(NO3)3・9H2O、分子量404〕
及び硝酸クロム〔CrNA: Cr(NO3)3・9H2O、分子量40
0〕を用い、硝酸セリウムの結晶水を含む固形分濃度が
73g/リットル、硝酸鉄の結晶水を含む固形分濃度が
63g/リットル、硝酸クロムの結晶水を含む固形分濃
度が67g/リットルの3種の下地処理剤を調製し、金
属(Ce)付着量が1.0mM/m2 、金属(Fe)付着量
が1.1mM/m2 及び金属(Cr)付着量が1.0mM
/m2の3種類の下地皮膜を形成した以外は、上記実験
例1と同様にして親水性処理を行なった。
【0059】得られた実験例3の各試験片について、そ
れぞれ初期親水性、塗布後の親水性及び外観、並びに浸
漬後の親水性を調べた。結果を表3に示す。
【0060】
【表3】
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、アルミニウム材の表面
に塗装を施す際に、この塗装に先駆けて耐蝕性に優れた
下地処理を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実験例1において金属(Al)付着量0.5m
M/m2 の場合における下地皮膜の焼付処理温度と水滴
径との関係を示すグラフ図である。
【図2】 実験例1において金属(Al)付着量1.0m
M/m2 の場合における図1と同様のグラフ図である。
【図3】 実験例1において金属(Al)付着量2.0m
M/m2 の場合における図1と同様のグラフ図である。
【図4】 実験例2において金属(Zr)付着量1.0m
M/m2 の場合における図1と同様のグラフ図である。
【図5】 実験例2において金属(Zr)付着量2.0m
M/m2 の場合における図1と同様のグラフ図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 透 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社 グループ技術セ ンター内 (72)発明者 山崎 和彦 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社 グループ技術セ ンター内 (56)参考文献 特開2000−248370(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 28/00 C23C 22/20 C23C 22/26 C23C 22/56

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム材の表面に、アルミニウ
    ム、ジルコニウム、セリウム、クロム、及び鉄から選ば
    れた金属の硝酸塩化合物を含む下地処理剤を、金属付着
    量が1.0mM/m2 以上となるように塗布し、次いで
    所定の温度で焼付処理して下地皮膜を形成せしめる下地
    処理工程と、この下地処理工程で形成された下地皮膜の
    上に親水性塗料を塗布し、次いで所定の温度で焼付処理
    して親水性皮膜を形成せしめる塗装工程とを含むことを
    特徴とするアルミニウム材の親水性処理方法。
  2. 【請求項2】 下地処理剤は、金属の硝酸塩化合物を3
    0〜500g/リットルの範囲で含む請求項1に記載の
    アルミニウム材の親水性処理方法。
  3. 【請求項3】 下地処理剤は、固形分濃度3.5〜2
    2.5g/リットルの水溶性アクリル酸系ポリマー、弗
    素元素濃度1.0〜5.0g/リットルのフッ酸化合
    物、及び5〜30g/リットルの有機還元剤を含む請求
    項1又は2に記載のアルミニウム材の親水性処理方法。
  4. 【請求項4】 下地処理剤は、リン酸化合物をPO4
    して2.5〜14.5g/リットルの範囲で含む請求項
    1〜3のいずれかに記載のアルミニウム材の親水性処理
    方法。
  5. 【請求項5】 下地処理剤は、シリカを固形分比(シリ
    カ/全固形分)0.1以下の範囲で含む請求項1〜4の
    いずれかに記載のアルミニウム材の親水性処理方法。
  6. 【請求項6】 下地処理工程での焼付処理における処理
    温度が、硝酸塩化合物の金属がアルミニウムの場合に1
    60〜280℃、ジルコニウムの場合に140〜260
    ℃、セリウムの場合に100〜290℃、クロムの場合
    に120〜300℃、及び鉄の場合に100〜140℃
    である請求項1〜5のいずれかに記載のアルミニウム材
    の親水性処理方法。
  7. 【請求項7】 親水性塗料は、ポリビニルアルコール
    (PVA)とポリエチレングリコール(PEG)を含む
    PVA/PEG系親水性塗料である請求項1〜6のいず
    れかに記載のアルミニウム材の親水性処理方法。
  8. 【請求項8】 水溶性アクリル酸系ポリマーを固形分濃
    度3.5〜22.5g/リットルの範囲で、アルミニウ
    ム、ジルコニウム、セリウム、及び鉄から選ばれた金属
    の硝酸塩化合物を30〜500g/リットルの範囲で、
    フッ酸化合物を弗素元素濃度1.0〜5.0g/リット
    ルの範囲で、及び有機還元剤を5〜30g/リットルの
    範囲でそれぞれ含むことを特徴とするアルミニウム材の
    親水性処理に用いる下地処理剤。
  9. 【請求項9】 リン酸化合物をPO4 として2.5〜1
    4.5g/リットルの範囲で含む請求項8に記載の下地
    処理剤。
  10. 【請求項10】 シリカを固形分比(シリカ/全固形
    分)0.1以下の範囲で含む請求項8又は9に記載の下
    地処理剤。
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