JP3373676B2 - 電界効果トランジスタ素子の製造方法 - Google Patents

電界効果トランジスタ素子の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電界効果トランジスタ
(FET)素子に係り、特に、活性層の形状及びその形
成工程に特徴を有するFET素子の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器を構成する半導体素子と
して、FET素子が広く用いられている。電子機器の小
型化、低電力化といった要求に応じて、FET素子の微
細化を達成し、微細化に伴う短チャネル効果を除去する
ための種々の技術が知られている。例えば、n型活性層
の下にp層を形成して、短チャネル効果を抑制する技術
が知られている。活性層をエッチングして、閾値電圧を
制御する場合のFET素子断面図を図3に示す。
【0003】図3において、1はGaAs基板であり、
そのGaAs基板1にソース領域2、活性層3、ドレイ
ン領域4が形成されており、その活性層3にはエッチン
グにより深さが一定のリセス部が形成され、そのリセス
エッチング底面の一定の面上にゲート電極6が形成され
ていた。なお、5はオーミック電極である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のFET素子では、ゲート電極6の両端のソース
領域2、ドレイン領域4側の活性層3の厚みが等しいた
め、活性層3の厚みを増してソース抵抗を低減すると、
ドレイン耐圧が劣化し、活性層3の厚みを減らしてドレ
イン耐圧を増加させると、ソース抵抗が増してFET特
性が劣化する。
【0005】つまり、ソース抵抗とドレイン耐圧の2F
ET特性が、相反する関係にあるので、所望のFET特
性が得られないという問題点があった。
【0006】本発明は、上記問題点を除去し、ソース抵
抗の低減とドレイン耐圧の向上を図り得る電界効果トラ
ンジスタ素子の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 ()電界効果トランジスタ素子の製造方法において、
基板上の所定の領域に、活性層、ソース領域及びドレイ
ン領域を形成した後、ソース、ドレイン領域上の所定の
領域にオーミック電極を形成する工程と、前記基板上に
絶縁膜を堆積させた後、所定の領域を前記絶縁膜のエッ
チングパターンのエッジが順テーパになるようにエッチ
ングする工程と、ソース領域側の前記エッチングパター
ンのエッジにつながるようにソース領域側より90°未
満の入射角を持つ斜め方向より、異方性エッチングを行
って、ソース領域側よりドレイン領域側に向かって、活
性層の厚みが徐々に薄くなるように非対称的に活性層を
リセスエッチングしてリセス部を形成する工程と、この
リセス部の活性層の厚みが変化する領域上にゲート電極
を形成する工程とを施すようにしたものである。
【0008】()電界効果トランジスタ素子の製造方
法において、基板上の所定の領域に、活性層、ソース領
域及びドレイン領域を形成した後、ソース、ドレイン領
域上の所定の領域にオーミック電極を形成する工程と、
レジストを前記基板上全面に塗布後、前記基板の活性層
上の所定の領域に開口部の断面がオーバーハング形状を
有するパターンを形成する工程と、前記基板上にソース
又はドレイン領域の方向より、前記レジストパターン内
の露出した基板上に蒸着しない入射角により第1斜め蒸
着膜を蒸着する工程と、前記基板に対しソース領域の方
向より、90°未満のエッチングイオンの入射角により
前記活性層のリセスエッチングを行い、ソース領域側よ
りドレイン領域の方向に徐々に活性層の厚みが薄くなる
ように非対称的に活性層をリセスエッチングしてリセス
部を形成する工程と、前記基板上にドレイン領域側より
前記レジストパターン内の露出した基板上に蒸着しない
入射角により第2斜め蒸着膜を蒸着する工程と、前記基
板上にソース領域側からドレイン領域の方向に活性層の
厚みが変化するリセスエッチング面上にのみ蒸着物を堆
積できる入射角により、リセス部の活性層の厚みが変化
する領域上にゲート電極を蒸着により形成する工程を順
に施すようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、上記のように構成したので、 〔〕請求項()記載の発明によれば、絶縁膜のエッ
チングを等方性エッチングして、エッチングパターンの
エッジ形状が順テーパになるようにしたので、FETの
閾値電圧制御のためのリセスエッチング部とソース領域
間の距離を短くすることができる。
【0010】〔〕請求項()記載の発明によれば
性層をエッチングして得られた活性層の深さが変化す
る領域に対してゲート電極を自己整合的に形成すること
ができる。
【0011】また、自己整合的にゲート電極を形成する
ことで、ゲート電極とリセスエッチング部のプロセス上
の合わせ余裕を削除できるので、ゲート−オーミック電
極間の距離を短縮してソース抵抗を低減し、FET特性
を向上させることができる。
【0012】同時に、FET面積を小さくできるので、
1枚のウエハ上に作製できるチップ数を増加できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0014】図1は本発明の第1実施例を示す電界効果
トランジスタ素子の断面図である。
【0015】この図において、GaAsからなる半絶縁
性基板11には、活性層13、ソース領域12、ドレイ
ン領域14が形成されている。更に、ソース領域12、
ドレイン領域14上の所定の領域にオーミック電極15
が形成されている。また、活性層13にソース領域12
側よりドレイン領域14側に向かって、活性層13の厚
みが徐々に薄くなるようにリセス部18が形成されてお
り、このリセス部18の活性層の厚みが変化する領域上
にゲート電極21が形成されている。
【0016】図2は本発明の第1実施例を示す電界効果
トランジスタ素子の製造工程断面図であり、半絶縁性G
aAs基板にFETを形成する場合について説明する。
【0017】(1)まず、図2(a)に示すように、G
aAsからなる半絶縁性基板11上の所定の領域に、例
えばシリコン(Si)のようなn型不純物を注入して、
n型活性層13(以下、単に活性層という)、ソース領
域12、ドレイン領域14を形成する。その後、n型不
純物の活性化アニールを行った後、ソース領域12、ド
レイン領域14上の所定の領域にオーミック電極15を
形成する。ここで、活性層13、ソース領域12、ドレ
イン領域14の形成方法に関して、上述のn型不純物の
イオン注入法の他に、例えば、MBE(モレキュラ ビ
ーム エピタキシー)法による結晶成長法によってもよ
い。
【0018】(2)次に、図2(b)に示すように、そ
の基板11上全面に、例えば、SiN膜,SiO2 膜等
の絶縁膜16を化学的気相成長法(CVD法)などによ
り、堆積させる。その後、上述の絶縁膜16上全面に、
図示しないが、レジストを塗布後、活性層13上に対応
する所定の領域のパターニングを行う。その後、例え
ば、ECR(エレクトロン、サイクロトロン、レゾナン
ス)法等により、6フッ化硫黄(SF6 )ガス等を用い
て、絶縁膜16の異方性エッチングを行う。
【0019】(3)次に、図2(c)に示すように、ソ
ース領域12側より90°未満の入射角θで、ECRエ
ッチング法により塩素ガス(Cl2 )等を用いて、異方
性エッチングを行って、活性層13のエッチングを行
う。この時、ECRプラズマにより発生したイオン流1
7は、入射角θにより直進するので、前述の絶縁膜16
の開口部より活性層13が斜め方向にエッチングされ、
リセス部18が形成される。
【0020】この結果、従来技術の基板の法線方向にウ
ェット又はドライエッチング法により、エッチングする
場合(図3)は、活性層13の厚みがソース側からドレ
イン側に向かって徐々に薄くなっていく距離L2 は、約
0.2μm以下であるが、この実施例のように、図2
(c)に示したように、斜め方向より異方性エッチング
を行えば、入射角θを小さくすることで、活性層13厚
が変化する距離L1 を、0.5μm以上とすることが可
能である。そのため、FETのゲート長が0.5μm程
度でも活性層13の厚みが変化する領域に、FETのゲ
ート電極を形成することは公知のホトリソ技術を用いて
も容易に実現できる。
【0021】(4)次に、図2(d)に示すように、開
口部断面がオーバーハング形状を有するネガ型レジスト
19(以下、単にレジストという)を、前記基板上全面
に塗布後、前述の異方性エッチングにより形成された、
ソース領域12よりドレイン領域14に向かって活性層
13厚が徐々に薄くなる領域上に、レジスト19に所定
のパターンを形成する。
【0022】その後、例えば、チタンとアルミニウムの
積層体などのゲート電極材20を、例えば蒸着法等によ
り、その基板11上全面に堆積させ、積層して、ゲート
電極21を形成する。
【0023】(5)次に、図2(e)に示したように、
レジスト19を有機溶剤で除去することにより、レジス
ト19上のゲート電極材20を除去し、その後、例え
ば、フッ酸等を用いて絶縁膜16を除去して電界効果ト
ランジスタを作製する。
【0024】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0025】図4は本発明の第2実施例を示す電界効果
トランジスタ素子の製造工程断面図である。
【0026】(1)まず、図4(a)に示すように、G
aAsからなる半絶縁性基板11上の所定の領域に、例
えばシリコン(Si)のようなn型不純物を注入して、
活性層13、ソース領域12、ドレイン領域14を形成
し、更に、ソース領域12とドレイン領域14上にオー
ミック電極15を形成する。この工程は、第1実施例の
(a)工程と同様である。
【0027】(2)次に、図4(b)に示すように、そ
の基板11上全面に、例えば、SiN膜、SiO2 膜等
の絶縁膜31を化学的気相成長法(CVD法)などによ
り、堆積させる。その後、上述の絶縁膜31上全面に、
図示しないが、レジストを塗布後、活性層13上に対応
する所定の領域のパターニングを行う。その後、例え
ば、RIE(リアクティブ・イオン・エッチング)法等
により、ガス種、ガス圧力等プラズマ条件を適当に選択
して、絶縁膜31の等方性エッチングを行う。この結
果、絶縁膜31のパターンのエッジは、図4(b)に示
すように、θ1 の角度を持つ順テーパ形状が得られる。
【0028】(3)次いで、図4(c)に示すように、
第1実施例の図1(c)で説明した技術と同一技術を用
いて、活性層13のエッチングを行う。この時のエッチ
ングに供するイオン流32の入射角θは、θ1 より大き
く90°より小さい角度とする。これにより、リセスエ
ッチングのマスクとなる絶縁膜31とリセス端を接す
る。この結果、リセス部33とソース領域12までの距
離を短くできる。
【0029】例えば、絶縁膜31のエッジがソース領域
12端に接している場合には、リセス部33とソース領
域12が接するようになる。
【0030】(4)次いで、図4(d),(e)に示す
ように、第1実施例の図1(d),(e)工程と同一の
技術を用いて、ゲート電極36を形成し、電界効果トラ
ンジスタを作製する。なお、34はレジスト、35はゲ
ート電極材である。
【0031】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0032】図5は本発明の第3実施例を示す電界効果
トランジスタ素子の製造工程断面図である。
【0033】(1)まず、図5(a)に示すように、G
aAsからなる半絶縁性基板11上の所定の領域に、例
えばシリコン(Si)のようなn型不純物を注入して、
活性層13、ソース領域12、ドレイン領域14を形成
し、更に、ソース領域12とドレイン領域14上にオー
ミック電極15を形成する。この工程は、第1実施例の
(a)工程と同様である。
【0034】(2)次に、図5(b)に示すように、ネ
ガ型レジスト41を前記基板上全面に塗布後、活性層1
3上の所定の領域に、断面がオーバーハング形状を有す
る開口部42を形成する。
【0035】(3)次に、図5(c)に示すように、第
1斜め蒸着膜43をゲートに対してソース領域12側も
しくはドレイン領域14側より、レジスト41の開口部
42に露出した基板表面に、蒸着物が蒸着されない入射
角により蒸着して形成する。ここで、第1斜め蒸着膜の
材質としては、蒸着時に指向性の強い材質、例えばチタ
ン(Ti)などが考えられる。なお、この図ではソース
領域12側からの第1斜め蒸着方向44が示されてい
る。
【0036】(4)次いで、図5(d)に示すように、
図1(c)で説明した技術と同一技術を用いて活性層1
3のエッチングを行う。ここで、活性層13のエッチン
グ時に、エッチングマスクとしてレジスト41のみで
は、活性層13とのエッチングレートの選択比が小さ
く、そのためレジスト41が膜減りし、レジスト41の
開口長が所望の寸法より大きくなる、という問題点があ
る。この点を解決するために、レジスト41上に第1斜
め蒸着膜43を形成して、活性層13とのエッチングレ
ートの選択比を大きくしてレジスト41の膜減りを防止
している。
【0037】そこで、ECRエッチング法により塩素ガ
ス(Cl2 )等を用いて、異方性エッチングを行って、
活性層13のエッチングを行う。この時、ECRプラズ
マにより発生したイオン流45は、入射角θにより直進
するので、前述のレジスト41の開口部より活性層13
が斜め方向にエッチングされ、リセス部46が形成され
る。
【0038】(5)次に、図6(a)に示すように、第
2斜め蒸着膜47を、ドレイン領域14側よりレジスト
41の開口部に露出した基板表面に蒸着物質が蒸着され
ない入射角で第2斜め蒸着方向48から蒸着する。ここ
で、第2斜め蒸着膜47の材質は、第1斜め蒸着膜43
と同様に、蒸着時に指向性の強い材質、例えばチタン
(Ti)等を選択する。
【0039】その後、ソース領域12側よりゲート電極
49を活性層13の深さの変化する領域のみに限定して
形成できる入射角により蒸着を行う。ここで、第2斜め
蒸着膜47は、活性層13の深さの変化する領域のみに
限定して、ゲート電極49を形成するために必要であ
る。
【0040】これらの工程を順に施すことで、活性層1
3をエッチングして得られた活性層13の深さが変化す
る領域に対して、ゲート電極49を自己整合的に形成す
ることができる。
【0041】次に、図6(b)に示すように、レジスト
41を有機溶剤で溶かして除去することで、同時にレジ
スト41上の不要な第1斜め蒸着膜43、第2斜め蒸着
膜47、ゲート電極材を除去する。その結果、電界効果
トランジスタが作製できる。
【0042】上述の実施例では、GaAs−FETに本
発明を適用する例であったが、本発明はSi−FETを
製造する場合にも用いることができる。
【0043】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。
【0045】()請求項記載の発明によれば、絶縁
膜のエッチングを等方性エッチングして、エッチングパ
ターンのエッジ形状が順テーパになるようにしたので、
FETの閾値電圧制御のためのリセスエッチング部とソ
ース領域間の距離を短くすることができる。
【0046】()請求項記載の発明によれば、活性
層をエッチングして得られた活性層の深さが変化する領
域に対して、ゲート電極を自己整合的に形成することが
できる。
【0047】また、自己整合的にゲート電極を形成する
ことで、ゲート電極とリセスエッチング部のプロセス上
の合わせ余裕を削除できるので、ゲート−オーミック電
極間の距離を短縮してソース抵抗を低減し、FET特性
を向上させることができる。
【0048】同時に、FET面積を小さくできるので、
1枚のウエハ上に作製できるチップ数を増加できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す電界効果トランジス
タ素子の断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す電界効果トランジス
タ素子の製造工程断面図である。
【図3】従来の電界効果トランジスタ素子の断面図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例を示す電界効果トランジス
タ素子の製造工程断面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す電界効果トランジス
タ素子の製造工程断面図(その1)である。
【図6】本発明の第3実施例を示す電界効果トランジス
タ素子の製造工程断面図(その2)である。
【符号の説明】
11 GaAs基板(半絶縁性基板) 12 ソース領域 13 活性層 14 ドレイン領域 15 オーミック電極 16,31 絶縁膜 17,32,45 イオン流 18,33,46 リセス部 19,34,41 ネガ型レジスト 20,35 ゲート電極材 21,36,49 ゲート電極 42 開口部 43 第1斜め蒸着膜 44 第1斜め蒸着方向 47 第2斜め蒸着膜 48 第2斜め蒸着方向
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−147166(JP,A) 特開 昭60−28275(JP,A) 特開 昭59−101876(JP,A) 特開 昭59−147466(JP,A) 特開 昭61−154176(JP,A) 特開 昭56−36169(JP,A) 特開 昭61−78172(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/338 H01L 29/812

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)基板上の所定の領域に、活性層、ソ
    ース領域及びドレイン領域を形成した後、ソース、ドレ
    イン領域上の所定の領域にオーミック電極を形成する工
    程と、 (b)前記基板上に絶縁膜を堆積させた後、所定の領域
    を前記絶縁膜のエッチングパターンのエッジが順テーパ
    になるようにエッチングする工程と、 (c)ソース領域側の前記エッチングパターンのエッジ
    につながるようにソース領域側より90°未満の入射角
    を持つ斜め方向より、異方性エッチングを行って、ソー
    ス領域側よりドレイン領域側に向かって、活性層の厚み
    が徐々に薄くなるように非対称的に活性層をリセスエッ
    チングしてリセス部を形成する工程と、 (d)該リセス部の活性層の厚みが変化する領域上にゲ
    ート電極を形成する工程とを施すことを特徴とする電界
    効果トランジスタ素子の製造方法。
  2. 【請求項2】(a)基板上の所定の領域に、活性層、ソ
    ース領域及びドレイン領域を形成した後、ソース、ドレ
    イン領域上の所定の領域にオーミック電極を形成する工
    程と、 (b)レジストを前記基板上全面に塗布後、前記基板の
    活性層上の所定の領域に開口部の断面がオーバーハング
    形状を有するパターンを形成する工程と、 (c)前記基板上にソース又はドレイン領域の方向よ
    り、前記レジストパターン内の露出した基板上に蒸着し
    ない入射角により第1斜め蒸着膜を蒸着する工程と、 (d)前記基板に対しソース領域の方向より、90°未
    満のエッチングイオンの入射角により前記活性層のリセ
    スエッチングを行い、ソース領域側よりドレイン領域の
    方向に徐々に活性層の厚みが薄くなるように非対称的に
    活性層をリセスエッチングしてリセス部を形成する工程
    と、 (e)前記基板上にドレイン領域側より前記レジストパ
    ターン内の露出した基板上に蒸着しない入射角により第
    2斜め蒸着膜を蒸着する工程と、 (f)前記基板上にソース領域側からドレイン領域の方
    向に活性層の厚みが変化するリセスエッチング面上にの
    み蒸着物を堆積できる入射角により、リセス部の活性層
    の厚みが変化する領域上にゲート電極を蒸着により形成
    する工程を順に施すことを特徴とする電界効果トランジ
    スタ素子の製造方法。
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