JP3372370B2 - 長尺野菜類の自動箱詰装置 - Google Patents

長尺野菜類の自動箱詰装置

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JP3372370B2 JP24111394A JP24111394A JP3372370B2 JP 3372370 B2 JP3372370 B2 JP 3372370B2 JP 24111394 A JP24111394 A JP 24111394A JP 24111394 A JP24111394 A JP 24111394A JP 3372370 B2 JP3372370 B2 JP 3372370B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は等級別に選別されたキュ
ーリ等の長尺野菜類の自動箱詰装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な自動選別箱詰システムを
図7によって説明する。生産者が専用コンテナに収納し
て出荷した長尺野菜、例えばキューリは農協等の集約地
に集められて冷蔵保管される。その後自動選別箱詰シス
テムにおいて、まずオートダンパAによってコンテナ内
のキューリを整列供給装置Bのコンベア上に排出し、同
整列供給装置B上にてキューリは整列されて搬送され
る。次いで選別コンベアCで1個ずつ搬送されるキュー
リをカメラ式選果装置Dを介して、等級別に選別して複
数の仕分けコンベアE上に等級別に供給し、整列装置F
及び箱詰装置Gを介して箱詰めされた後出荷される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の前記
整列装置Fでは、仕分けコンベアEから1個ずつ供給さ
れたキューリをコンベアで単に所定数だけ寄せ集め、こ
れを箱詰装置Gを介して箱詰めするようになっている。
ところがキューリは一般に曲がった形状のものが殆どで
あり、曲がり具合を考慮せずに数だけ合わせて箱詰めす
ると、見栄えが悪く、商品の売れ行きにも影響が出るほ
か、定数が箱詰めできないことも起こり得る。そこでこ
のような場合は、人手によって不揃いのキューリの曲が
り方向を揃えて箱詰めせざるを得ず、しかもこの作業は
単純作業であるため疲労が蓄積して効率が悪くなり、特
に夏場の出荷のピーク時には人手不足が生じるなどの問
題があった。このため本発明では、前記従来の課題を解
決して、長尺野菜の曲がり具合を自動的に揃えて箱詰め
することを可能にし、しかも人手を要することなく生産
効率を大幅に向上できる長尺野菜の自動箱詰装置を提供
しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、上流
工程で等級別に選別され、仕分けコンベアによって送ら
れて来た長尺野菜類の向きを揃え、幅寄せして所定数に
まとめ、取上げて箱詰めする長尺野菜の自動箱詰装置に
おいて、前記仕分けコンベアから送られて来た長尺野菜
を受取って次工程へ受渡す送りロールと、同送りロール
から送られた長尺野菜を一旦受取る受けロール、互いに
対称方向へ移動し、かつ所定高さ昇降する1対の摺動台
上に立設された1対の支持棒、同支持棒間に張設された
複数の伸縮ロープを有し、前記受けロール上の長尺野菜
の向きを揃えて幅寄せする整列幅寄せ装置と、真空源に
連通する吸引口を有する枠体、同枠体内に内設された吸
着パッドより成り、前記整列幅寄せ装置によって幅寄せ
された長尺野菜群を吸着して取上げる取上げ装置とを備
えてなるものであり、また前記取上げ装置を把持して移
動させ、取上げられた長尺野菜群を箱詰めする箱詰め装
置を備えてなるものであり、更に前記取上げ装置に作用
する真空圧を検出し、長尺野菜吸着の良否を警報する真
空圧検出計を備えてなるもので、これを課題解決のため
の手段とするものである。
【0005】
【作用】仕分けコンベアEから送りロールを経て1個ず
つ複数列に送られて来た長尺野菜を、まず整列幅寄せ装
置の受けロールで受け取り、次いで摺動台と共に1対の
支持棒を上昇させ、同支持棒間に張設され前以て伸長状
態の伸縮ロープで受けロール上の野菜群を受け取ると、
各長尺野菜は伸縮ロープ上で上方に凸の状態に整列し、
次いで1対の摺動台を互いに内側方向に移動させると、
各長尺野菜の幅間隔は伸縮ロープの短縮に伴って接近又
は互いに接触して幅寄せが行われ、幅寄せされた長尺野
菜群は取上げ装置の吸着パッドで吸着して取り上げられ
た後、箱詰装置Gによって箱詰めされる。この際吸着パ
ッドに作用する真空圧が真空圧検出計で検出され、長尺
野菜が吸着されたか否かが知らされる。
【0006】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図6は本発明の実施例を示し、図1は整列幅
寄せ装置6A及び取上げ装置16の配置を、図2は整列
幅寄せ装置6Aの要部を、図3〜図4は同じく整列幅寄
せ装置6Aの別の要部を、図5は取上げ装置16の要部
の斜視図を、図6は同じく取上げ装置16の要部の断面
をそれぞれ示す。なお、本発明を適用する自動選果シス
テムは、前記従来技術の図7に示したものと同一構成で
あり、本発明はそのうちの整列装置Fの改良に関する。
さて各図に示すように、整列装置Fは、仕分けコンベア
Eの後流側に接続設置された送りロール1と、同送りロ
ール1に接続設置され同送りロール1から送られた長尺
野菜、例えばキューリaをその上部に載置して受取る複
数の受けロール2と、互いに対称方向へ移動し、かつ所
定高さだけ昇降する1対の摺動台8上に対向して設置さ
れた1対の支持棒10,10及び各支持棒10の先端に
取付けられ、同1対の支持棒10間に張設された複数の
伸縮ロープ7を有し、前記受けロール2上のキューリの
向きを揃えて幅寄せする整列幅寄せ装置6Aと、真空路
20aを介し真空ポンプ20と連通する吸引口18を有
するケース17、同ケース17内に内設された吸着パッ
ド19より成り、前記整列幅寄せ装置6Aの伸縮ロープ
7上に幅寄せされたキューリaの列を吸着して取り上げ
る取上げ装置16などで構成されている。
【0007】また前記1対の摺動台8は、昇降シリンダ
13で支持された台板12の上面に敷設されたガイドレ
ール11と係合し、また1対の摺動台8間には中央支持
機15で支持された位置を境に互いに反対向きのネジが
刻まれたボールネジ9が架設されており、昇降シリンダ
13を作動して台板12を昇降させることにより、支持
棒10の先端に張設された伸縮ロープ7は所定高さだけ
上昇又は下降し、モータ14を駆動し、ボールネジ9を
右又は左回転させることによって、1対の摺動台8はガ
イドレール11に沿って互いに対称方向へ移動し、これ
に連動して1対の支持棒10も対称方向へ移動し、これ
によって1対の支持棒10の先端に張設された伸縮ロー
プ7が伸長又は短縮する。なお、伸縮ロープ7は10倍
程度の伸縮率を有するものが好適である。前記取上げ装
置16の下部の吸着パッド19は連通気泡(内部の泡同
士が連通した)のスポンジなどで構成され、内部に上・
下方向に複数の細孔19aが穿設され、その上部を金網
20で押さえられた状態でケース17の内側下部に取付
けられ、またケース17に設けた吸引口18と真空ポン
プ20とを接続する真空路20aの途中には、ケース1
7内の空間17aに作用する真空圧を検出する真空圧検
出計21が設置されている。なお、図2の7aは補助伸
縮ロープ、10aは補助支持棒、3は受けロール2上の
キューリaを位置決めするためのストッパ、また4は適
宜上・下して仕切りコンベアE上のキューリを揃えるス
トッパ、5(図1)はキューリの流れを複数列に仕切る
仕切板である。また前記取上げ装置6は後流側の整列装
置Fによって上下又は任意方向へ移動されるようになっ
ており、これによって取上げたキューリ群は用意された
箱内へ詰込まれる(詳細は省略)。
【0008】次に本整列幅寄せ装置6A及び取上げ装置
6Bの作用を説明する。まず仕分けコンベアEから送り
ロール1を経て、間隔をあけて1個ずつ複数に整列して
送られて来たキューリaが、整列幅寄せ装置6Aの受け
ロール2に受け渡されて同ロール2上に載置される。こ
の時1対の摺動台8は幅方向の外方に移動し、支持棒1
0先端の伸縮ロープ7は一杯に伸長されて受けロール2
の下方位置に待機しており、同受けロール2上にキュー
リa群が受け渡されると、昇降シリンダ13が作動して
支持棒10と共に伸縮ロープ7が上昇し、受けロール2
上のキューリ群を同ロープ7上に移し替える。この際各
キューリaは2本の伸縮ロープ7,7によってその長さ
方向をほぼ3分割する点で支持され、これによって受け
ロール2上では曲がりの向きが横方向に載置されていた
各キューリaは上方に凸の状態に整列する(図2)。次
いで1対の摺動台8を互いに内方向に移動させると、伸
長状態の伸縮ロープ7が短縮し、これに伴ってロープ7
上に間隔を上げて整列していたキューリaが互いに接近
して接触し、幅寄せが行われる(図3〜図4)。キュー
リ群の幅寄せが完了すると、真空ポンプ20が作動し、
また箱詰め装置Gによって取上げ装置16が下降し、吸
着パッド19を伸縮ロープ7上のキューリ群に押し付け
ると、同パッド19内の細孔19a及びパッド19本体
の連通気泡を介して真空圧が作用し、キューリa群は確
実に吸着される。こうして吸着されたキューリ群は、次
いで箱詰装置Gによって取り上げられたのち、別途用意
された箱内に箱詰めされ出荷される(図5〜図6)。こ
の際取上げ装置16におけるケース17内の空間に作用
する真空圧は、真空路20aに設けた真空圧検出計21
によって常時検出され、その検出値を基に吸着パッド1
9によるキューリ群の吸着の良否が作業者に知らされ、
吸着不良(所定の真空圧に達しない)の場合には再取上
げ操作を行うなど適切な措置を講じることができる。
【0009】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明の自動箱
詰装置によると、仕分けコンベアから送りロールを経
て、間隔をあけて1個ずつ複数列に送られて来たキュー
リ等の長尺野菜は、整列幅寄せ装置によって自動的にそ
の曲がりが上方に凸の状態に整列され、次いで各幅間隔
を近接、接触させて幅寄せされ、この幅寄せされた長尺
野菜は取上げ装置により一括して確実に吸着して取上げ
られたのち箱詰めされるようになり、これによって長尺
野菜の曲がりが自動的に上方に凸の状態に揃って箱詰め
されて商品価値を高めることができる。また整列、幅寄
せ及び箱詰めの各動作が自動化されるようになって殆ど
人手が要らなくなり、生産効率が大幅に向上する。更に
真空吸着を利用した取上げ装置による長尺野菜取上げの
良否が、常時真空圧検出計等によりモニターされるよう
になり、箱詰め定数不足等のトラブルが未然に防止され
るなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る整列幅寄せ装置及び取
上げ装置の配置を示す平面図である。
【図2】図1の要部の正面図である。
【図3】図1の要部の側面図である。
【図4】図3における支持棒間隔を縮めた場合の側面図
である。
【図5】本発明の1実施例に係る取上げ装置の拡大斜視
図である。
【図6】図5の側断面図である。
【図7】本発明が適用される自動選別箱詰システムの全
体図である。
【符号の説明】
1 送りロール 2 受けロール 3,4 ストッパ 5 仕切り板 6A 整列幅寄せ装置 7 伸縮ロープ 8 摺動台 9 ボールネジ 10 支持棒 11 ガイドレール 13 昇降シリンダ 14 モータ 16 取上げ装置 17 ケース 18 吸引口 19 吸着パッド 19a 細孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 秀太郎 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三 菱重工業株式会社 広島製作所内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 5/00 - 5/12 B65B 25/04 B65G 47/91

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流工程で等級別に選別され、仕分けコ
    ンベアによって送られて来た長尺野菜類の向きを揃え、
    幅寄せして所定数にまとめ、取上げて箱詰めする長尺野
    菜の自動箱詰装置において、前記仕分けコンベアから送
    られて来た長尺野菜を受取って次工程へ受渡す送りロー
    ルと、同送りロールから送られた長尺野菜を一旦受取る
    受けロール、互いに対称方向へ移動し、かつ所定高さ昇
    降する1対の摺動台上に立設された1対の支持棒、同支
    持棒間に張設された複数の伸縮ロープを有し、前記受け
    ロール上の長尺野菜の向きを揃えて幅寄せする整列幅寄
    せ装置と、真空源に連通する吸引口を有する枠体及び同
    枠体内に内設された吸着パッドより成り、前記整列幅寄
    せ装置によって幅寄せされた長尺野菜群を吸着して取上
    げる取上げ装置とを備えてなることを特徴とする長尺野
    菜類の自動箱詰装置。
  2. 【請求項2】 前記取上げ装置を把持して移動させ、取
    上げられた長尺野菜群を箱詰めする箱詰め装置を備えて
    なることを特徴とする請求項1記載の長尺野菜類の自動
    箱詰装置。
  3. 【請求項3】 前記取上げ装置に作用する真空圧を検出
    し、長尺野菜吸着の良否を警報する真空圧検出計を備え
    てなることを特徴とする請求項1記載の長尺野菜類の自
    動箱詰装置。
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CN115226489B (zh) * 2022-08-31 2023-09-15 安徽理工大学 一种安全便捷的榴莲采摘运输机

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