JP3370429B2 - サブカセット - Google Patents

サブカセット

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JP3370429B2 JP11478094A JP11478094A JP3370429B2 JP 3370429 B2 JP3370429 B2 JP 3370429B2 JP 11478094 A JP11478094 A JP 11478094A JP 11478094 A JP11478094 A JP 11478094A JP 3370429 B2 JP3370429 B2 JP 3370429B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクリボンを収納す
るサブカセットに関し、特にファブリックでエンドレス
をなす多色リボン用のサブカセットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、エンドレスの多色リボンをサブカ
セットに収納するには、図4のように、ケ−ス本体2’
内に多色リボン5を折り畳んで縦に収納し、その上にリ
ボン5の残部を乗せて外蓋4’を被せ、さらに、テ−プ
で止めるかビニ−ル袋等を熱収縮させて包装して外包し
たもの(図示せず)が使われており、これを使用するに
はテ−プや外蓋4’を外し、ケ−ス本体2’の側片を開
いてリボン5を流し出していた。また、図5のように、
リボン5の折り畳んで収納した後の残部を側片7”のス
リット8”から外部に露出させて側片7”の外周に沿わ
せ、メビウスのものはそこで反転させて折ったものもあ
り、これを使用するにはビニ−ル袋と蓋4”を外し、底
面の突片11”を指で押しリボン5を取り出していた。
【0003】しかし、両者ともリボン5の折り畳み部と
残部の固定が不十分であるため、サブカセット1’,
1”の製造中または移送中にリボン5が縦横に動いて、
ケース本体2’,2”や蓋体4’,4”に付着したイン
ク、又はリボン5の異色部分どうしが接触することが多
く、それが混色を起こす原因となっていた。また、図5
のサブカセット1”の場合は、リボン5の露出部分がビ
ニール袋の外包や側片7”外面と接触して混色を起こし
たり、メビウスの場合は反転して折った部分に折り癖が
つくため、リボンカセット等にセットしにくい等の欠点
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記欠点を
解決するためなされたもので、その目的とするところ
は、リボンを折り畳んでケ−ス本体内に収納し残部を外
部に露出したサブカセットであっても、製造中または移
送中にリボンが動いて混色を起こさないサブカセットを
提供することにある。本発明の他の目的は、リボンがス
トレ−ト、メビウスの双方の場合に適用でき、かつメビ
ウスの場合折り癖がつかないサブカセットを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、サブカセットを、底片と側片で上方開口の箱
状をなすケ−ス本体と、ケ−ス本体内に底片に直交して
収納される少なくとも2色でエンドレスのインクリボン
と、中蓋の外周辺に設けた起立片の対向箇所にリボン幅
の溝状固定部を設けた中蓋と、長さがケ−ス本体より長
い外蓋とからなり、ケ−ス本体の対向する側片にスリッ
トを設け、インクリボンをケ−ス本体に収納し残部をス
リットから外部に露出するとともに中蓋の固定部に固定
し、中蓋をケ−ス本体内のインクリボンの側縁に当接さ
せつつ、その中蓋に外蓋を圧接しケ−ス本体に被せてな
る、構成とした。また、その溝状固定部に外方への突片
を設けてもよい。
【0006】本発明において、前記インクリボンがメビ
ウスル−プをなす場合は、外蓋の両端部に形成される空
室内でインクリボンを半回転させ表裏を反転させる構成
もとりうる。また、中蓋の固定部は、互いに対向する対
のコ状切り込みを入れ、それを斜め上方に切り起こした
舌片状の固定部としてもよい。さらに、ケ−ス本体のス
リットを有する側片に、中蓋の固定部に対応する溝部を
設けてもよい。
【0007】
【作用】本発明のサブカセットに多色リボンを収納する
には、外蓋、中蓋を外したケ−ス本体内に多色リボンの
大部分を折り畳んで縦に収納するとともに、リボンの残
部をスリットから外部に露出させて中蓋の固定部に挿入
する。次に、中蓋をケ−ス本体の開口部に挿入して収納
してあるリボンの側縁に当接させる。インクリボンがメ
ビウスの場合は、外蓋の両端部に形成される2つの空室
内でリボンを半回転させ、リボンの表裏を反転させる。
【0008】この状態のケ−ス本体と中蓋に外蓋を上方
から被せると、外蓋の内面で中蓋の固定部を圧接するの
でリボンの露出部は押圧固定され、かつ中蓋の底面がリ
ボンの折り畳み収納された部分を押圧固定する。また、
中蓋の起立片やケ−ス本体に溝状固定部や溝部を設ける
と、インクリボンの固定はより確実となり好適である。
さらに、ケ−ス本体の側片にVカットを設けると、ユ−
ザ−に方向性を示すことができ、カセットによりセット
し易くなる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明するが、本
発明はこの実施例に限定されるものではない。図1は本
発明の実施例の分解斜視図、図2は同実施例の組み立て
た状態を示す斜視図、図3は図2に外蓋を被せた状態の
縦断面図、図4および図5は従来のサブカセットの斜視
図である。
【0010】図1〜図3の実施例で、サブカセット1は
ケ−ス本体2と、中蓋3、外蓋4、およびインクリボン
5からなり、ケ−ス本体2は底片6と4つの側片7で上
方開口の箱状をなし、短寸で対向する側片7,7に、縦
のスリット8,8と幅がインクリボン5より僅かに大き
な溝部9,9をそれぞれ位置を違え対向して設け、長寸
の側片7の一方の上縁にはVカット10を、長寸の側片
7,7の双方の下縁には台形状の切り込みを入れて外方
へ倒し押圧片11,11としてある。また、底片6の中央部
には指先大の孔12を設け、底片6上には底片6より僅か
に小さい押し板13を移動可能に載置してある。
【0011】中蓋3は、周辺にケース本体2の開口部に
挿入可能な起立片14を設け、ケース本体2の溝部9,
9と対応する起立片14の箇所に、幅がインクリボン5
より僅かに大きな2本の切り込みを入れて溝状固定部1
5,15と突片16,16を設けてある。さらに、溝状
固定部15の延長線上には互いに対向したコ状で対の切
り込みを入れ、それを斜め上方に切り起こして幅がイン
クリボン5より僅かに大きな対向した舌片状の固定部1
7,17を2対設けてある。
【0012】外蓋4は、その長さをケ−ス本体の約2倍
の大きさとし、その内面幅をケ−ス本体2の外面幅より
僅かに大きくし、その高さをケ−ス本体2より僅かに短
くした下方開口の箱状に形成してある。ファブリックの
インクリボン5は、エンドレスのメビウスル−プをな
し、両側部に黒色インクを含浸させた黒色ゾ−ン18と、
中央部に赤色インクを含浸させた赤色ゾ−ン19からなる
2色リボンである。
【0013】本実施例のサブカセットを組み立てるに
は、ケース本体2内の押し板13上にインクリボン5の
大部分を折り畳んで縦に収納し、リボン5の残部を両ス
リット8,8から外部に露出させて中蓋3の突片16,
16に乗せ、溝状固定部15,15および舌片状の固定
部17,17に挿通させた後、中蓋3をケース本体2の
開口部内に挿入し、中蓋3の底面を収納してあるインク
リボン5の側縁に当接させる。なお、このケース本体2
と中蓋3の周辺を図5における保護シート等で包み固定
してもよい。
【0014】次に、外蓋4をケ−ス本体2と中蓋3に上
方から被せ、その内面で中蓋3の固定部17と起立片14を
圧接させると、固定部17はリボン5の露出部分を押圧固
定し、中蓋3の底面はリボン5の収納部分の側縁を押圧
固定するので、インクリボン5は収納部分、露出部分と
も確実に固定され、縦横に動くことはない。さらに、そ
の上からテ−プやビニ−ル袋等で外包する。この際、ケ
−ス本体2の両端部外方の外蓋4内には空室20,20が形
成され、この空室20,20内でスリット8と溝状固定部15
間のインクリボン5が半回転するので、一方のスリット
8から出て他方のスリット8に入る間にインクリボン5
の表裏は反転される。
【0015】サブカセット1からインクリボン5をリボ
ンカセット(図示せず)等に入れるのには、テ−プやビ
ニ−ル袋、外蓋4、中蓋3を順次外し、インクリボン5
を溝状固定部15および舌片状の固定部17からも外した
後、逆さにして押圧片11,11を両指で押圧し、孔12から
指を入れて押し板13を押してインクリボン5をリボンカ
セットに押し出し挿入する。
【0016】
【発明の効果】本発明はこうした構成により、リボン折
り畳んでケ−ス本体内に収納し残部を外部に露出したサ
ブカセットであっても、製造中または移送中にリボンが
動いて混色を起こすことがなく、かつ、リボンがストレ
−ト、メビウスの双方にも適用できるとともに、メビウ
スの場合は折り癖がつかないサブカセットになる等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の分解斜視図である。
【図2】同実施例の組み立てた状態を示す斜視図であ
る。
【図3】図2に外蓋を被せた状態の縦断面図である。
【図4】従来のサブカセットの斜視図である。
【図5】従来のサブカセットの斜視図である。
【符号の説明】
1 サブカセット 2 ケ−ス本体 3 中蓋 4 外蓋 5 インクリボン 6 底片 7 側片 8 スリット 9 溝部 10 Vカット 14 起立片 15 溝状固定部 16 突片 17 固定部 20 空室

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底片(6) と側片(7) で上方開口の箱状をな
    すケ−ス本体(2) と、ケ−ス本体(2) 内に底片(6) に直
    交して収納される少なくとも2色でエンドレスのインク
    リボン(5) と、外周辺に起立片(14)を設けるとともに、
    対向する起立片(14)に溝状固定部(15)を設けた中蓋(3)
    と、長さがケ−ス本体(2) より長い外蓋(4) とからな
    り、ケ−ス本体(2) の対向する側片(7) にスリット(8)
    を設け、インクリボン(5) をケ−ス本体(2) に収納し残
    部をスリット(8) から外部に露出するとともに中蓋(3)
    に固定し、中蓋(3) をケ−ス本体(2) 内のインクリボン
    (5) の側縁に当接させつつ、その中蓋(3) に外蓋(4) を
    圧接しケ−ス本体(2) に被せたことを特徴とする、サブ
    カセット。
  2. 【請求項2】中蓋(3) の溝状固定部(15)に突片(16)を外
    方へ設けたことを特徴とする、請求項1記載のサブカセ
    ット。
  3. 【請求項3】底片(6) と側片(7) で上方開口の箱状をな
    すケ−ス本体(2) と、ケ−ス本体(2) 内に底片(6) に直
    交して収納される少なくとも2色でメビウスル−プをな
    エンドレスのインクリボン(5) と、インクリボン(5)
    を底片(6) と平行に固定する固定部(17)を有する中蓋
    (3) と、長さがケ−ス本体(2) より長い外蓋(4) とから
    なり、ケ−ス本体(2) の対向する側片(7) にスリット
    (8) を設け、インクリボン(5) をケ−ス本体(2) に収納
    し残部をスリット(8) から外部に露出するとともに中蓋
    (3) の固定部(17)に固定し、中蓋(3) をケ−ス本体(2)
    内のインクリボン(5) の側縁に当接させつつ、その中蓋
    (3) に外蓋(4) を圧接しケ−ス本体(2) に被せ、外蓋
    (4) の両端部に形成される空室(20)内でインクリボン
    (5) を半回転させて、表裏を反転させたことを特徴とす
    る、サブカセット。
  4. 【請求項4】中蓋(3) の固定部(17)が対向する対の舌片
    状よりなり、その固定部(17)に外蓋(4) を圧接させたこ
    とを特徴とする、請求項記載のサブカセット。
  5. 【請求項5】ケ−ス本体(2) が、スリット(8) を有する
    側片(7) で中蓋(3)の固定部に対応する箇所に、溝部(9)
    を設けたことを特徴とする、請求項1、2、3、又は
    4記載のサブカセット。
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