JP3367315B2 - ステレオ・モノラル信号判別装置 - Google Patents

ステレオ・モノラル信号判別装置

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JP3367315B2
JP3367315B2 JP01143796A JP1143796A JP3367315B2 JP 3367315 B2 JP3367315 B2 JP 3367315B2 JP 01143796 A JP01143796 A JP 01143796A JP 1143796 A JP1143796 A JP 1143796A JP 3367315 B2 JP3367315 B2 JP 3367315B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ステレオFM音声
信号処理におけるステレオ・モノラル信号判別装置に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】ステレオFM音声信号処理において、第
1の周波数の搬送波(メイン)と第2の周波数の搬送波
(サブ)の二つのFM信号を処理しているが、モノラル
の信号が入力されたときには、第1の周波数の搬送波の
FM信号のみが入力される。この場合、第2の周波数の
搬送波は入力されないので、ステレオ処理のままである
と、第2の周波数の搬送波のFM信号処理において、雑
音が出力されることになる。このときには、第1の周波
数の搬送波のFM信号処理のみの動作、つまりモノラル
処理に切り換える必要がある。 【0003】従来、ステレオ信号とモノラル信号との判
別を、第2の周波数の搬送波のレベルの絶対値と任意の
電位の比較により行っていた。 【0004】以下に、従来のステレオ・モノラル判別回
路について、図3および図4を参照して説明する。 【0005】図3はこの回路の構成を示す。図におい
て、21は入力端子、22は第2の周波数の搬送波(サ
ブ)を取り出す帯域通過フィルタ(BPF)、23は両
波整流器、24は比較器、25は基準電圧源、26はス
テレオ・モノラル信号判別出力端子である。 【0006】図4は従来のステレオ・モノラル信号判別
装置の各部における信号波形を示す。 【0007】以上のように構成されたステレオ・モノラ
ル信号判別装置について、以下にその動作を説明する。 【0008】まず、第1の周波数の搬送波(メイン)V
1と第2の周波数の搬送波(サブ)V2との混合信号を入
力端子21からBPF22に供給し、第2の周波数の搬
送波V2だけをBPF22により取り出す。次に、BP
F22にて取り出した第2の周波数の搬送波V2のレベ
ルを、両波整流器23で直流(DC)電圧VH(または
L)に変換する。そして、基準電圧源25にて任意に
設定した電圧V0と第2の周波数の搬送波V2のレベルを
変換したDC電圧VH(またはVL)とを比較器24で比
較し、その結果をステレオ・モノラル信号判別出力端子
26に出力し、ステレオ・モノラルを切り換える。 【0009】第2の周波数の搬送波V2のレベルを変換
したDC電圧が、基準電圧源25にて任意に設定した電
圧V0より大きいVHの場合(状態A)には、ステレオ信
号と判断し、出力端子26に判別電圧VSを出力する。
第2の周波数の搬送波V2のレベルを変換したDC電圧
がV0より小さいVLの場合(状態B)には、モノラル信
号と判断して、出力端子26に判別電圧VMを出力す
る。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のよ
うな従来の構成の回路では、第2の周波数の搬送波V2
のレベルの絶対値にもとづいて判別をしていることか
ら、入力される搬送波のレベルのばらつきから、ステレ
オ・モノラルの切り換えの誤動作を起こすおそれがあっ
た。 【0011】本発明はこのようなステレオ・モノラルの
切り換えの誤動作がない、すなわち入力される搬送波の
レベルの影響を受けないステレオ・モノラル信号判別装
置を提供することを課題とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のステレオ・モノラル信号判別装置は、第1
の周波数の搬送波および第2の周波数の搬送波の混合信
号から第1の周波数の搬送波を取り出す第1の帯域通過
フィルタと、混合信号から第2の周波数の搬送波を取り
出す第2の帯域通過フィルタと、第1の帯域通過フィル
タに接続された第1の両波整流器と、第2の帯域通過フ
ィルタに接続された第2の両波整流器と、第1または第
2の両波整流器のいずれか一方に接続され、第1の両波
整流器の出力レベルを第2の両波整流器の出力レベルに
関して相対的に低めるレベルシフト回路と、このレベル
シフト回路と第2または第1の両波整流器のいずれか他
方に接続された比較器と、比較器に接続されたステレオ
・モノラル判別出力信号の出力端子とを備える。この構
成によって、第1の周波数の搬送波のレベルと第2の周
波数の搬送波のレベルとを比較して、そのレベル差でス
テレオ信号かまたはモノラル信号かを判別しており、入
力信号のレベルのばらつきによる影響を受けることな
く、確実にステレオ信号とモノラル信号との判別がなさ
れる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図1および図2を参照しながら説明する。 【0014】図1は本実施の形態の構成を示すブロック
図である。図1において、1は第1,第2の周波数の搬
送波V1,V2の混合信号または第1の周波数の搬送波V
1が印加される入力端子、2は第1の周波数の搬送波V1
を取り出すためのBPF、3は第2の周波数の搬送波V
2を取り出すためのBPFであり、それらの入力端が入
力端子1に接続されている。4,5は両波整流器で、B
PF2,3のそれぞれに接続されている。6はレベルシ
フト回路で、両波整流器4の出力端に接続されている。
7は比較器で、レベルシフト回路6と両波整流器5の出
力を比較し、その比較結果、すなわち入力端子1への入
力信号がステレオ信号またはモノラル信号に対応する信
号をステレオ・モノラル信号判別出力端子8に出力す
る。 【0015】入力端子1には第1,第2の周波数の搬送
波V1,V2を含むFM信号の混合信号、またはモノラル
信号が印加される。この入力信号はBPF2,BPF3
によって、第1の周波数の搬送波V1と第2の周波数の
搬送波V2とに分離される。その分離された第1の周波
数の搬送波V1のレベルを両波整流器4でDC電圧V11
に、また、第2の周波数の搬送波V2のレベルを両波整
流器5でDC電圧V21にそれぞれ変換する。さらに、レ
ベルシフト回路6によって、両波整流器4の出力のDC
電圧V11のレベルを所定の幅だけ低下させるようシフト
させ、DC電圧V 11’を得る。前述の二つのDC電圧V
11’,V21を比較器7にて比較し、ステレオ・モノラル
信号判別出力端子8よりその比較結果である判別信号を
出力する。 【0016】以下その動作について図2に示す信号波形
図を参照しながら説明する。まず、入力端子1に、第1
の周波数の搬送波V1と第2の周波数の搬送波V2との混
合信号、もしくは第1の周波数の搬送波V1の信号が印
加される。次に入力された信号からBPF2により第1
の周波数の搬送波V1を、BPF3により第2の周波数
の搬送波V2をそれぞれ取り出し、分離する。取り出し
た搬送波V1,V2のレベルをそれぞれ両波整流器4,5
によってDC電圧V11,V21に変換する。一方のDC電
圧V11をレベルシフト回路6によって所定のレベルまで
減衰させてDC電圧V11’とし、これと両波整流器5か
ら出力されるDC電圧V21とを比較器7で比較する。V
21>V11’であるとき(状態A)、入力端子1への入力
信号がステレオ信号であると判別し、ステレオ・モノラ
ル信号判別出力端子8より判別電圧VSを出力する。ま
た、V21<V11’であるとき(状態B)、入力端子1へ
の入力信号がモノラル信号であると判断し、出力端子8
より判別電圧VMを出力する。 【0017】このように本実施の形態によれば、第1の
搬送波V1のレベルから所定のレベルを低下させたレベ
ルV11’と、第2の搬送波V2のレベルV21とを比較し
て、入力端子1への入力信号がステレオ信号またはモノ
ラル信号に対応する出力信号が出力端子8に得られるた
め、入力信号のばらつきによる判別の誤動作の発生のお
それがなくなり、確実にステレオ信号かモノラル信号か
の判別をすることができる。 【0018】なお、上述の例では第1の搬送波V1をレ
ベル低下させたのちのレベルと、第2の搬送波V2のレ
ベルとを比較して、ステレオ・モノラルの判別をしてい
るが、第1の搬送波V1のレベルと、第2の搬送波V2
レベル上昇させたのちのレベルとを比較して、すなわち
両波整流器5側にレベルシフト回路を接続して、第2の
搬送波V2のレベルを上昇させ、それと両波整流器4の
出力とのレベルを比較してステレオ・モノラルの判別を
行っても同じ効果が得られる。 【0019】 【発明の効果】本発明によれば、第1の搬送波のレベル
と第2の搬送波のレベルとを、前者を後者に対して相対
的に所定のレベル低めて比較することでステレオ・モノ
ラルの判別を行っていることから、入力信号レベルのば
らつきに影響されずに、確実にステレオ・モノラルの判
別を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明にかかるステレオ・モノラル信号判別装
置の実施の形態のブロック図 【図2】図1に示した実施の形態における各部の信号波
形図 【図3】従来のステレオ・モノラル信号判別装置のブロ
ック図 【図4】図3に示した従来装置の各部の信号波形図 【符号の説明】 1 入力端子 2,3 帯域通過フィルタ(BPF) 4,5 両波整流器 6 レベルシフト回路 7 比較器 8 ステレオ・モノラル信号判別出力端子

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 第1の周波数の搬送波および第2の周波
    数の搬送波の混合信号から前記第1の周波数の搬送波を
    取り出す第1の帯域通過フィルタと、前記混合信号から
    前記第2の周波数の搬送波を取り出す第2の帯域通過フ
    ィルタと、前記第1の帯域通過フィルタに接続された第
    1の両波整流器と、前記第2の帯域通過フィルタに接続
    された第2の両波整流器と、前記第1または第2の両波
    整流器のいずれか一方に接続され、前記第1の両波整流
    器の出力レベルを前記第2の両波整流器の出力レベルに
    関して相対的に低めるレベルシフト回路と、前記レベル
    シフト回路と前記第2または第1の両波整流器のいずれ
    か他方に接続された比較器と、前記比較器に接続された
    ステレオ・モノラル判別出力信号の出力端子とを備えた
    ステレオ・モノラル信号判別装置。
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