JPH05103355A - Dtmf信号検出用トーンレシーバ回路 - Google Patents
Dtmf信号検出用トーンレシーバ回路Info
- Publication number
- JPH05103355A JPH05103355A JP26207891A JP26207891A JPH05103355A JP H05103355 A JPH05103355 A JP H05103355A JP 26207891 A JP26207891 A JP 26207891A JP 26207891 A JP26207891 A JP 26207891A JP H05103355 A JPH05103355 A JP H05103355A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- block
- frequency
- low
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】レベルの小さいDTMF信号も検出可能にす
る。 【構成】フィルタブロック2の前段にコンプレッサブロ
ック1を設ける。
る。 【構成】フィルタブロック2の前段にコンプレッサブロ
ック1を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DTMF信号検出用の
トーンレシーバ回路の改良に関する
トーンレシーバ回路の改良に関する
【0002】
【従来の技術】DTMF信号検出用トーンレシーバ回路
は、電話回線から入力されるDTMF信号を元の2周波
信号に分離するためのフィルタブロックと、CPUでデ
ータ処理ができるようにその信号を4ビットデータに変
換するブロックを備えている。
は、電話回線から入力されるDTMF信号を元の2周波
信号に分離するためのフィルタブロックと、CPUでデ
ータ処理ができるようにその信号を4ビットデータに変
換するブロックを備えている。
【0003】従来のトーンレシーバ回路では、電話回線
から入力されるDTMF信号をそのままのレベルでフィ
ルタ回路に入力していた。
から入力されるDTMF信号をそのままのレベルでフィ
ルタ回路に入力していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、トーンレシー
バ回路が検出可能な最小レベルはフィルタ回路に使用さ
れているオペアンプの動作限界で決まってしまい、通
常、この最小レベルは−30dBm程度であるため、微
小なDTMF信号を検出できない問題があった。
バ回路が検出可能な最小レベルはフィルタ回路に使用さ
れているオペアンプの動作限界で決まってしまい、通
常、この最小レベルは−30dBm程度であるため、微
小なDTMF信号を検出できない問題があった。
【0005】本発明の目的は、入力ダイナミックレンジ
を広げることによって上記の問題を解決したトーンレシ
ーバ回路を提供することにある。
を広げることによって上記の問題を解決したトーンレシ
ーバ回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電話回線から
のDTMF信号をフィルタリングして4ビットデジタル
コードを出力するトーンレシーバ回路において、DTM
F信号を分離するフィルタ回路の前段に信号コンプレッ
サ回路を設けたことを特徴とする。
のDTMF信号をフィルタリングして4ビットデジタル
コードを出力するトーンレシーバ回路において、DTM
F信号を分離するフィルタ回路の前段に信号コンプレッ
サ回路を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】フィルタ回路の前段に信号コンプレッサ回路を
設けたことによって、入力ダイナミックレンジが見かけ
上広がってくる。従って、入力信号が−30dBm以下
の微弱な信号であっても検出可能になる。
設けたことによって、入力ダイナミックレンジが見かけ
上広がってくる。従って、入力信号が−30dBm以下
の微弱な信号であっても検出可能になる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例のブロック図を示す。
電話回線から入力されるDTMF信号は入力端子を介し
てコンプレッサブロック1に入力し、ここで入力信号の
レベル変換が行われる。このコンプレッサブロック1の
入出力特性は、 出力レベル=√(入力レベル)/K 但しK=利得係数 で表される。図2に上記の入出力特性を表で示す。コン
プレッサブロック1の出力信号はフィルタブロック2に
供給され、ここでフィルタリングが行われてHIGH群
の周波数成分とLOW群周波数成分に分離される。DT
MF信号は、LOW群(697Hz,770,852,
941)とHIGH群(1209Hz,1336,14
77,1633)の周波数信号を1つづつ組み合わせた
信号であり、フィルタブロック2では、以下の4種類の
信号除去を行って2周波信号に分離する。
電話回線から入力されるDTMF信号は入力端子を介し
てコンプレッサブロック1に入力し、ここで入力信号の
レベル変換が行われる。このコンプレッサブロック1の
入出力特性は、 出力レベル=√(入力レベル)/K 但しK=利得係数 で表される。図2に上記の入出力特性を表で示す。コン
プレッサブロック1の出力信号はフィルタブロック2に
供給され、ここでフィルタリングが行われてHIGH群
の周波数成分とLOW群周波数成分に分離される。DT
MF信号は、LOW群(697Hz,770,852,
941)とHIGH群(1209Hz,1336,14
77,1633)の周波数信号を1つづつ組み合わせた
信号であり、フィルタブロック2では、以下の4種類の
信号除去を行って2周波信号に分離する。
【0009】(1)ローパスフィルタにより2000H
z(HIGH群以上)以上の周波数成分を除去する。
z(HIGH群以上)以上の周波数成分を除去する。
【0010】(2)ハイパスフィルタにより600Hz
(LOW群以下)以下の周波数成分を除去する。
(LOW群以下)以下の周波数成分を除去する。
【0011】(3)600Hz〜1KHzを通過するバ
ンドパスフィルタでLOW群周波数成分だけを取り出
す。
ンドパスフィルタでLOW群周波数成分だけを取り出
す。
【0012】(4)1.1KHz〜1・7KHzを通過
するバンドパスフィルタでHIGH群周波数成分だけを
取り出す。
するバンドパスフィルタでHIGH群周波数成分だけを
取り出す。
【0013】フィルタブロック2によって、LOW群周
波数成分とHIGH群周波数成分の2周波数信号成分に
分離された出力はゼロクロスブロック3に入力される。
フィルタブロックにより出力されるLOW群とHIGH
群の周波数は正弦波の微弱信号であるために、ここで
は、パルス信号への変換と電圧レベルをLSIのVDD
までアップする。
波数成分とHIGH群周波数成分の2周波数信号成分に
分離された出力はゼロクロスブロック3に入力される。
フィルタブロックにより出力されるLOW群とHIGH
群の周波数は正弦波の微弱信号であるために、ここで
は、パルス信号への変換と電圧レベルをLSIのVDD
までアップする。
【0014】ゼロクロスブロック3の出力は周波数カウ
ントブロック4に導かれ、ここでパルス信号の周波数を
読み取り、さらに出力変換ブロック5へ入力されて読み
取った周波数の組み合わせがデコードされて4ビットデ
ータに変換され、出力端子へ導かれる。図3に波形図を
示している。
ントブロック4に導かれ、ここでパルス信号の周波数を
読み取り、さらに出力変換ブロック5へ入力されて読み
取った周波数の組み合わせがデコードされて4ビットデ
ータに変換され、出力端子へ導かれる。図3に波形図を
示している。
【0015】ゼロクロス出力のHIGH群パルスのTH
mは697,770,852,951Hzのどれかであ
り、LOW群パルスのTLmは1209,1336,1
477,1633Hzのどれかである。したがって、こ
のTHm,TLmをクロックでカウントすることによっ
て、上記の周波数のうちの何れであるかを検出する。
mは697,770,852,951Hzのどれかであ
り、LOW群パルスのTLmは1209,1336,1
477,1633Hzのどれかである。したがって、こ
のTHm,TLmをクロックでカウントすることによっ
て、上記の周波数のうちの何れであるかを検出する。
【0016】上記の回路構成において、フィルタブロッ
ク2が検出可能な信号レベルが0dBm〜−30dBm
であると、コンプレッサブロック1を内蔵しないトーン
レシーバLSIでのダイナミックレンジは30dBであ
る。しかし、本実施例のようにコンプレッサブロック1
を内蔵すると、図2に示すように、入力信号が−60d
Bmでもフィルタブロック2に入力される信号レベルは
−28.9dBmであるために、十分にフィルタブロッ
ク2が動作する。従ってダイナミックレンジは60dB
に広がる。
ク2が検出可能な信号レベルが0dBm〜−30dBm
であると、コンプレッサブロック1を内蔵しないトーン
レシーバLSIでのダイナミックレンジは30dBであ
る。しかし、本実施例のようにコンプレッサブロック1
を内蔵すると、図2に示すように、入力信号が−60d
Bmでもフィルタブロック2に入力される信号レベルは
−28.9dBmであるために、十分にフィルタブロッ
ク2が動作する。従ってダイナミックレンジは60dB
に広がる。
【0017】
【発明の効果】本発明では、コンプレッサブロックを挿
入するだけて広いダイナミックレンジの実現を可能に
し、電話回線の線路損失を考慮せずに電話機の設計がで
きる。
入するだけて広いダイナミックレンジの実現を可能に
し、電話回線の線路損失を考慮せずに電話機の設計がで
きる。
【図1】本発明の実施例のブロック構成図
【図2】コンプレッサブロックの入出力特性を示す図
【図3】信号波形図
1 コンプレッサブロック 2 フィルタブロック
Claims (1)
- 【請求項1】電話回線からのDTMF信号をフィルタリ
ングして4ビットデジタルコードを出力するトーンレシ
ーバ回路において、 DTMF信号を分離するフィルタ回路の前段に信号コン
プレッサ回路を設けたことを特徴とする、DTMF信号
検出用トーンレシーバ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26207891A JPH05103355A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | Dtmf信号検出用トーンレシーバ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26207891A JPH05103355A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | Dtmf信号検出用トーンレシーバ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05103355A true JPH05103355A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17370723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26207891A Pending JPH05103355A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | Dtmf信号検出用トーンレシーバ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05103355A (ja) |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP26207891A patent/JPH05103355A/ja active Pending
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