JPH0191510A - 音響再生装置 - Google Patents

音響再生装置

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JPH0191510A
JPH0191510A JP62248054A JP24805487A JPH0191510A JP H0191510 A JPH0191510 A JP H0191510A JP 62248054 A JP62248054 A JP 62248054A JP 24805487 A JP24805487 A JP 24805487A JP H0191510 A JPH0191510 A JP H0191510A
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JP
Japan
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frequency
signal
circuit
acoustic signal
low
Prior art date
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Pending
Application number
JP62248054A
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English (en)
Inventor
Toshihito Sawai
利仁 澤井
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0191510A publication Critical patent/JPH0191510A/ja
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 音響信号の低域を再生することができるようにした音響
再生装置に関し、 該音響信号からカットされている低域成分を確実に補償
して音質のすぐれた音響信号を再生することを目的とし
、 音響信号源から入力される音響信号から該音響信号のそ
れぞれ異なる低周波成分を取り出す複数個のバンドパス
フィルタと、該複数個のバンドパスフィルタからの出力
信号をそれぞれ2の周波数に分周する複数個の分周回路
と、該複数個の分周回路かうの各出力信号を該音響信号
に加算する加算回路とを具備している。
〔産業上の利用分野〕
本発明は音響信号の低域を再生することができるように
した音響再生装置に関する。
〔従来技術〕
一般の音響再生装置は、プログラムソースの種類によっ
て超低域(例えば30〜60ヘルツ)を再生することが
難しいことがある。たとえばレコードでは超低域の振幅
が極端に大きくなるために再生時の音とび、およびカッ
ティング装置のオーバーカッティングの可能性を含んで
いるために通常例えば60ヘルツ以下をカットしてしま
うことが多く、また磁気テープや周波数変調放送では、
超低域の存在が再生音全体に歪として悪影響を与えるこ
とがあるために同様に60ヘルツ以下の信号を減衰させ
ているため、いくら周波数特性の良い音響再生装置を使
用しても超低域を再生することができない。
このため従来より例えば第3図に示されるような音響再
生装置が提供されている。すなわち該第3図において、
所定の音響信号源から入力端子INを介して入力される
音響信号はライン1を介して直接加算回路2に入力され
るとともに、該音響信号はまた、バンドパスフィルタ3
に入力される。
ここで該バンドパスフィルタ3により、例えば60〜1
20ヘルツ(上記カット又は減衰されている低域成分、
例えば30〜60ヘルツの倍音帯域に相当する)の信号
成分のみが濾波して取出され、したがって例えば上記3
0ヘルツの倍音に相当する60ヘルツの信号が取出され
たときは、該バンドパスフィルタ3の出力側0点の信号
波形は第4図(alに示すような60ヘルツの正弦波と
なる。次いで波形整形回路4により、該バンドパスフィ
ルタ3からの出力は該出力信号周波数(ここでは60ヘ
ルツ)に応じた方形波に変換され、該回路4の出力側0
点の信号波形は第4図(blに示されるようになる。
次いで分周回路5 (例えばフリップフロップ)により
、該波形整形回路4からの出力は2の周波数(この例で
は30サイクル)に分周され、該分周回路5の出力側0
点の信号波形は第4図(C)に示されるようになる。更
に該分周回路5からの出力信号はロウパスフィルタ6に
よって該方形波の高調波成分が取除かれ、該ロウパスフ
ィルタの出力側0点には、該分周回路5により分周され
た上記2の周波数(ここでは30サイクル)に相当する
正弦波(第4図(d)参照)がとり出される。そしてこ
のロウパスフィルタ6からの出力信号を上記加算回路2
に入力することにより、上記低域成分(例えば60ヘル
ツ以下)がカットされている原音響信号と加算される。
このようにして上述した従来例においては、上記原信号
からとり出された60〜120ヘルツの信号をそれぞれ
その%の周波数に分周して該原信号に加算させるように
されており、したがって該ロウパスフィルタ6の特性と
しては、第5図に点線で示すように少くとも上記60〜
120ヘルツの2の周波数に相当する周波数帯域の信号
(すなわち60ヘルツ以下の信号)を濾波して通過させ
る特性とする必要がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したような従来技術では、分周回路5 (例えばフ
リップフロップ)によって2の周波数を発生させるため
に、波形整形回路4において方形波を発生しており、し
たがって該分周回路から出力される方形波から高調波成
分を除去して正弦波をとり出すためのロウパスフィルタ
6は、次数の高いフィルタであることが要求され、この
ロウパスフィルタの特性が良くないと、上記Aの周波数
に相当する所定の周波数だけでなく、その第2次以降の
高次の高調波成分までを含む信号が加算回路2に与えら
れることになり、これによって音質の劣化を招くことに
なる。
第5図は上記入力端子INから入力される原音否信号か
ら60ヘルツの信号がバンドパスフィルタ3に入力され
た場合における第3図■点における信号スペクトラムを
示すもので、該60ヘルツの信号が該分周回路5におい
て分周されて30ヘルツの方形波信号とされるため、該
方形波信号のスペクトラム成分としては、該第5図に示
すように該30ヘルツの正弦波信号のほかに、その第2
次、更には第3次の高調波信号に相当する60ヘルツ、
更には90ヘルツの正弦波信号も含まれることになる。
しかしながら、上記した第5図の点線で示されるような
特性を有するロウパスフィルタ6によっては、上記60
ヘルツの入力信号の2の周波数に相当する30ヘルツの
正弦波信号のほかに、少くともその第2次高調波に相当
する60ヘルツの信号も通過させることになって該高調
波を取除くことができず、そのために上述したような音
質の劣化(音かにごる)をもたらすという問題点があっ
た。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたもので
、上述したようなフィルタとして高次のロウバスフィル
タを用いなくても、原音響信号がらカットされている低
域成分を確実に補償して音質のすぐれた音響信号を再生
することができるようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するために本発明においては、音響
信号源から入力される音響信号がら該音響信号のそれぞ
れ異なる低周波成分を取り出す複数個のバンドパスフィ
ルタと、該複数個のバンドパスフィルタからの出力信号
をそれぞれ〃の周波数に分周する複数個の分周回路と、
該複数個の分周回路からの各出力信号を該音響信号に加
算する加算回路とを具備する音響再生装置が提供される
〔作 用〕
上記構成によれば、上記音響信号からとり出される該倍
音帯域(例えば60〜120ヘルツ)を複数個に分割し
、このようにして分割された複数個の倍音周波数毎にそ
れぞれその2の周波数に相当する複数個の分周信号を生
成し、該各分周信号を該音響信号に加算することによっ
て、上記従来技術のように単一のロウパスフィルタから
不要の高調波成分がとり出されるおそれがなく、したが
って高次のロウバスフィルタを用いな(でも、低域成分
を確実に補償した音質のすぐれた音響信号を再生するこ
とができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の1実施例としての音響再生装置を示す
もので、上述したような音響信号がライン1を介して直
接加算回路2に入力されるとともに、上記音響信号から
とり込まれる倍音帯域(上記例では60〜120ヘルツ
)内において、所定の周波数間隔をおいてその通過周波
数が設定されている複数個のバンドパスフィルタ31乃
至37が設けられる。ここで該第1図に示される実施例
では、上記60ヘルツから120ヘルツの範囲において
、10ヘルツ毎にその通過周波数が設定されている7個
のバンドパスフィルタ31乃至37が設けられているが
、各バンドパスフィルタ毎に設定される通過周波数間隔
(したがって該複数個のバンドパスフィルタの設置個数
)は、再生される音質の度合および経済性などを考慮し
て任意に設定できる。11乃至17は該各バンドパスフ
ィルタの出力側にそれぞれ設けられる分周信号発生回路
である。ここで該分周信号発生回路(例えば11)は、
波形整形回路(例えば41)、該波形整形回路(例えば
41)から出力される方形波をその2の周波数(例えば
30ヘルツ)に分周するための例えばフリップフロップ
からなる分周回路(例えば51)、および該分周回路(
例えば51)から出力される所定周波数(例えば30ヘ
ルツ)の方形波からその高調波成分を取り除いて該所定
周波数(例えば30ヘルツ)の正弦波をとり出すための
バンドパスフィルタ(例えば61)により構成されてお
り、他の分周信号発生回路(12乃至17)も同様に構
成される。
したがって仮に入力端子INから入力される音響信号に
60ヘルツの信号成分が含まれていれば、該60ヘルツ
の信号成分は、バンドパスフィルタ31によって取り出
され、波形図整形回路4Iによって該60ヘルツの方形
波に変換され、つづく分周回路51でそのAの周波数(
30ヘルツ)の方形波とされ、次のバンドパスフィルタ
61で30ヘルツの正弦波とされる。この場合、該バン
ドパスフィルタ61は該30ヘルツを中心とするバンド
パスフィルタであって、該30ヘルツの高調波成分のみ
を取り除けばよく、上記従来技術におけるような高次の
ロウバスフィルタを用いる必要がなくなる。
同様にして該音響信号に90ヘルツの信号成分が含まれ
ていれば、該90ヘルツの信号成分は、バンドパスフィ
ルタ34によって取り出され、つづく波形図整形回路お
よび分周回路を通り、更に45ヘルツを中心とするバン
ドパスフィルタによってその高調波成分を取り除けばよ
い。
このようにして各分周信号発生回路11乃至17からと
り出された各低周波成分が加算回路2において原音響信
号に加算され、出力端子OUTを経てスピーカ側に供給
される。
第2図は本発明の他の実施例としての音響再生装置を示
すもので、該各分周信号発生回路11乃至17の出力信
号が一旦加算回路2°において加算された後、乗算器8
に入力される。更に該乗算器8には、上記原音響信号が
エンベロープ検波回路7を介して入力される。ここで該
エンベロープ検波回路7は、上記60〜120ヘルツの
低周波域の音響信号についての包路線波形を有する信号
を発生するものであり、したがってこのエンベロープ検
波回路7からの出力レベルは、前古信号源からの音響信
号のレベルに対応する。なお第2図の実施例では、該エ
ンベロープ検波回路7の入力端に60〜120ヘルツの
バンドパスフィルタ38が挿入されているが、該エンベ
ロープ検波回路はその中に含まれるCRのロウパスフィ
ルタによって高い周波数成分を平滑してしまうので、該
バンドパスフィルタ38は必ずしも必要としない。そし
て該乗算器8は、該加算回路2°から出力される低周波
域の音響信号と該エンベロープ検波回路7からの出力信
号とを乗算し、該加算回路2′から出力される低周波域
の音響信号のレベルを、該エンベロープ検波回路7の出
力レベルに対応したレベルに調整して加算回路21′に
供給し、該加算回路2°。
において原音響信号と加算する。このようにして原音響
信号のレベル(したがって該音響信号の強弱)に対応し
た分周信号(この場合30〜60ヘルツ)が加算回路2
°“において原音響信号と加算され、該音響信号の音質
の劣化を高精度に補償することができる。
上述したように、上記第3図に示される従来技術におけ
るロウパスフィルタでは、高い遮断特性をうるために複
数個のロウパスフィルタを組み合せた高次のフィルタを
用いる必要があるのに対し、本発明に用いられるバンド
パスフィルタ(例えば61)はその選択度Qを高くする
(例えば30ヘルツを中心にして)ことにより見かけ上
、高い遮断特性を得たことになるので、使用部品が少く
てすみ、しかも歪の少ない、低域成分を十分に補償した
すぐれた音質の音響信号を再生することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、高次のロウパスフィルタを用いなくて
も原音響信号からカットされている低域成分を確実に補
償して、歪みの少ない音響信号を再生することができ、
音質の劣化を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の1実施例としての音響再生装置を示
すブロック図、 第2図は、本発明の他の実施例としての音響再生装置を
示すブロック図、 第3図は従来技術における音響再生装置を示すブロック
図、 第4図は、第3図の装置の動作を説明する波形図、 第5図は、第3図の装置の動作を説明するための信号ス
ペクトラム図である。 (符号の説明) 2.2’、2“:加算器、 3.31〜37:バンドパスフィルタ、4.41〜47
:波形整形回路、 5.51〜57:分周回路、 6 :  ロウパスフィルタ、 61〜67:  バンドパスフィルタ、7 : エンベ
ロープ検波回路、 8 : 乗算器。 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、音響信号源から入力される音響信号から該音響信号
    のそれぞれ異なる低周波成分を取り出す複数個のバンド
    パスフィルタと、該複数個のバンドパスフィルタからの
    出力信号をそれぞれ1/2の周波数に分周する複数個の
    分周回路と、該複数個の分周回路からの各出力信号を該
    音響信号に加算する加算回路とを具備することを特徴と
    する音響再生装置。 2、該分周回路からの各出力信号を加算する第1の加算
    回路と、該音響信号をエンベロープ検波する回路と、該
    第1の加算回路の出力に該エンベロープ検波回路の出力
    を乗算する回路と、該乗算回路の出力を該音響信号に加
    算する第2の加算回路とをそなえている、特許請求の範
    囲第1項記載の音響再生装置。
JP62248054A 1987-10-02 1987-10-02 音響再生装置 Pending JPH0191510A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0468699A (ja) * 1990-07-04 1992-03-04 Alpine Electron Inc 低音強調方法
EP0729287A2 (en) * 1995-02-27 1996-08-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Low frequency audio conversion circuit
US7551742B2 (en) 2003-04-17 2009-06-23 Panasonic Corporation Acoustic signal-processing apparatus and method

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