JPH0468699A - 低音強調方法 - Google Patents

低音強調方法

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JPH0468699A
JPH0468699A JP17660490A JP17660490A JPH0468699A JP H0468699 A JPH0468699 A JP H0468699A JP 17660490 A JP17660490 A JP 17660490A JP 17660490 A JP17660490 A JP 17660490A JP H0468699 A JPH0468699 A JP H0468699A
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low
rectangular wave
sound
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Akihisa Kawazoe
昭久 川添
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Alpine Electronics Inc
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Alpine Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は音楽信号の低音強調方法に係り、特に位相回り
や不必要な中音域のゲインの持ち上がりがない低音強調
方法に関する。
〈従来技術〉 オーディオ装置では、音楽信号の低音を強調するために
、低域のゲインを持ち上げるパスブースト回路が設けら
れている。かかる従来のパスブースト回路は、抵抗とコ
ンデンサで構成され、入力されたアナログオーディオ信
号の低域を強調して出力するようになっている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、従来のパスブースト回路では、不必要な中音域
までゲインが持ち上がってしまったり、位相回転(位相
遅れ)などが生じて音質劣化の原因になっている。
以上から本発明の目的は、位相回りや中音域の持ち上が
りがない低音強調方法を提供することである。
く課題を解決するための手段〉 上記課題は本発明においては、音楽信号の低域成分を取
り出す第1のフィルタ処理と、第1フィルタ処理結果の
正負に基づいて矩形波信号を生成する矩形波生成処理と
、矩形波信号を1/N分局する分局処理と、第1フィル
タ処理結果を所定サンプリング周期で取り込み、1/N
分周出力に乗算する乗算処理と、乗算結果に含まれる高
域成分をカットする第2フィルタ処理と、第2フィルタ
処理結果を元の音楽信号に加え合わせる加算処理とによ
り達成される。
〈作用〉 音楽信号の低域成分(例えば100Hz以下)を取り出
し、その正負(サイン)に基づいて矩形波信号を生成し
、該矩形波信号を17N(例えば1/2)分周して50
Hzの矩形波とする。これと並行して、第1フィルタ処
理結果を所定サンプリング周期で取り込み、1/N分周
出力(50H2矩形波)に乗算し、乗算結果に含まれる
高域成分をカットして元の音楽信号に加え合わせ、50
Hz以下の低音を強調する。
このように、ソースの音楽信号に手を加えないため、位
相回りや中音域でのゲインの持ち上がりをなくすことが
できる。
〈実施例〉 第1図は本発明に係わる低音強調方法を実現するDSP
 (デジタル・シグナル・プロセッサ)のシグナルフロ
ー図、第2図はシグナルフローにおける各部波形図であ
る。
第1図において、10はデジタルの音楽信号SNDが入
力されるデジタル入力端子(DIN)、11は音楽信号
SNDの低域成分1例えば100Hz以下の信号成分L
SWを取り比す第1のフィルタ処理部、12は第1のフ
ィルタ処理結果であるl OOHz以下の信号成分(1
00Hz正弦波)LSWの正負(サイン)に基づいて1
00Hz矩形波信号RTSを生成する矩形波生成処理部
、13は100Hz矩形波信号RTSを17N(例えば
1/2)に分周する分局処理部であり、プラスピークが
+1、マイナスピークが−1の50Hzの矩形波HRT
Sを出力する。
14は第1のフィルタ処理結果LSWを所定サンプリン
グ周期で取り込み、30サンプリングの平均値を計算し
てエンベロープ値(EVL)を出力するエンベロープ生
成部、15はエンベロープdi E V L ト50 
Hz矩形波HRTsとを乗算する乗算処理部、16は乗
算結果DTRに含まれる50 Hzの偶数次高調波成分
をカットして滑らがな50Hz信号成分LSDを出力す
る第2のフィルタ処理部である。この第2のフィルタ処
理部16は、FIR型ロ型式−パスフィルタ演算って偶
数次高調波成分(l OOHz 、 200 Hz 、
  ・・・)を除去し、これにより、急峻で、群遅延の
ない特性を有する信号を出力することができる。
17.18はレベル調整処理部、19は第2フィルタ処
理結果LSDを元の音楽信号SNDに加え合わせる加算
処理部、2oはデジタルのオーディオ信号高力端子(D
OUT)である。
本発明の低音強調方式によれば。
(1)音楽信号SNDの低域成分(例えば100Hz以
下)LSWを取り出し、 (2)その正負(サイン)に基づいて100 Hz矩形
波信号RTSを生成し、 (3)該矩形波信号RTSを1/N(例えばl/2)分
周して50 Hzの矩形波信号HRTSを生成する。
(4)以上と並行して、第1フィルタ処理結果LSWを
所定サンプリング周期で取り込み、(5)30サンプリ
ング分平均値化したもの(EVL)と50 Hz矩形波
HRTSを乗算し、(6)つぃで、乗算結果DTRに含
まれる50H2の偶数次高調波成分をカットし、 (7)偶数次高調波成分を除去して得られた50H2信
号LSDを元の音楽信号SNDに加え合わせ、50Hz
以下の低音を強調する。
以上のように1本発明によればソースの音楽信号に手を
加えないで、低音を強調することができ、音楽信号の位
相回りゃ中音域でのゲインの持ち上がりをなくすことが
できる。
尚、第1フィルタ処理部11で100Hz以下の信号成
分を取り呂すようにしたのは、音楽信号SNDに含まれ
る5 0 Hz以下の信号成分は少なく、100 Hz
以下の信号成分のほうが作りやすいからである。
以上では、50Hz以下の低域を強調するものとして説
明したが本発明はかかる場合に限るものではない。
又、以上では50Hz以下を強調する場合、100 H
z以下の成分を抽出して1/2分周したが、200Hz
以下の成分を抽出して1/4分周するように構成するこ
ともできる。
〈発明の効果〉 以上本発明によれば、音楽信号の低域成分を取り出し、
その正負に基づいて矩形波信号を生成し、該矩形波信号
を1/N分周して低周波の矩形波を出力し、これらと並
行して、音楽信号の低域成分を所定サンプリング周期で
取り込んで1/N分周出力に乗算し、乗算結果に含まれ
る高域成分をカットして元の音楽信号に加え合わせ、所
定周波数以下の低音を強調するように構成したから、ソ
ースの音楽信号に手を加えないで、所定周波数以下の成
分を強調することができ、位相回りや中音域でのゲイン
の持ち上がりをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる低音強調方法を実現するDSP
のシグナルフロー図、 第2図はシグナルフロー図における各部波形図である。 10・・デジタル入力端子(D I N)11・・第1
のフィルタ処理部 12・・矩形波生成処理部 13・・分周処理部 14・・エンベロープ生成処理部 15・・乗算処理部 16・・第2のフィルタ処理部 19・・加算処理部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 音楽信号の低域成分を付加して低音を強調する低音強調
    方法において、 音楽信号の低域成分を取り出す第1のフィルタ処理と、 第1のフィルタ処理結果の正負に基づいて矩形波信号を
    生成する矩形波生成処理と、 矩形波信号を1/N分周する分周処理と、 第1フィルタ処理結果を所定サンプリング周期で取り込
    み、1/N分周出力に乗算する乗算処理と、 乗算結果に含まれる高域成分をカットする第2フィルタ
    処理と、 第2フィルタ処理結果を元の音楽信号に加え合わせる加
    算処理を有する低音強調方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002524996A (ja) * 1998-09-04 2002-08-06 エスアールエス・ラブス・インコーポレーテッド 低周波オーディオエンハンスメントシステム
JP2008504566A (ja) * 2004-06-28 2008-02-14 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 音響送信装置、音響受信装置、周波数範囲適応装置、音響信号送信方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62269499A (ja) * 1986-05-16 1987-11-21 Fujitsu Ten Ltd 音響再生装置
JPH0191510A (ja) * 1987-10-02 1989-04-11 Fujitsu Ten Ltd 音響再生装置

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