JP3366120B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JP3366120B2 JP3366120B2 JP18227294A JP18227294A JP3366120B2 JP 3366120 B2 JP3366120 B2 JP 3366120B2 JP 18227294 A JP18227294 A JP 18227294A JP 18227294 A JP18227294 A JP 18227294A JP 3366120 B2 JP3366120 B2 JP 3366120B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vegetables
- shape memory
- resin film
- water vapor
- storage container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/061—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation through special compartments
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/90—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation
- Y02A40/963—Off-grid food refrigeration
- Y02A40/966—Powered by renewable energy sources
Landscapes
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野菜を新鮮に長期保存
出来るようにした略密閉型の野菜室を有する冷蔵庫に関
するものである。
出来るようにした略密閉型の野菜室を有する冷蔵庫に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫で野菜を新鮮な状態で長期
間保存する方法として、特開昭63−213784号公
報に開示されているように、略密閉型の野菜容器の通気
口に感湿シートを設ける方法が提案されている。
間保存する方法として、特開昭63−213784号公
報に開示されているように、略密閉型の野菜容器の通気
口に感湿シートを設ける方法が提案されている。
【0003】以下に従来提案されている冷蔵庫について
説明する。図6は、従来提案されている冷蔵庫の野菜室
を示す断面図で、1は冷蔵庫本体で、これの最上部に図
示しない冷凍室が設けられ、その下方に冷蔵室2及び野
菜室3が順に設けられている。
説明する。図6は、従来提案されている冷蔵庫の野菜室
を示す断面図で、1は冷蔵庫本体で、これの最上部に図
示しない冷凍室が設けられ、その下方に冷蔵室2及び野
菜室3が順に設けられている。
【0004】4は冷蔵室2及び野菜室3の間を仕切る仕
切り板で、その前部及び後部に冷気を通すための通気孔
5、6が夫々設けられている。7は上面が開口した貯蔵
容器たる野菜収納容器で、野菜室3内に設けられてい
て、扉8を開放することにより前方に引き出すことがで
きる。
切り板で、その前部及び後部に冷気を通すための通気孔
5、6が夫々設けられている。7は上面が開口した貯蔵
容器たる野菜収納容器で、野菜室3内に設けられてい
て、扉8を開放することにより前方に引き出すことがで
きる。
【0005】9は野菜収納容器7の上面を着脱自在にし
て野菜収納容器7と共に貯蔵容器を構成する蓋で、これ
には円形の通気口10が設けられている。また、この蓋
9の後端には上方に折返し形成された分流板11が設け
られている。
て野菜収納容器7と共に貯蔵容器を構成する蓋で、これ
には円形の通気口10が設けられている。また、この蓋
9の後端には上方に折返し形成された分流板11が設け
られている。
【0006】そして、12は例えばポリビニルアルコー
ルフィルムからなる矩形状の感湿シートで、図7に示し
たように、通気口10を覆うようにしてこれの対辺部が
接着剤13にて蓋9の下面側に固着されている。この感
湿シート12は、湿度が例えば80%以上になると膨潤
して伸長し、また、80%以下の乾燥状態になると収縮
する性質を有している。
ルフィルムからなる矩形状の感湿シートで、図7に示し
たように、通気口10を覆うようにしてこれの対辺部が
接着剤13にて蓋9の下面側に固着されている。この感
湿シート12は、湿度が例えば80%以上になると膨潤
して伸長し、また、80%以下の乾燥状態になると収縮
する性質を有している。
【0007】以上のように構成された冷蔵庫の野菜貯蔵
容器について、以下その動作について説明する。まず、
冷蔵室2からの冷気は仕切り板4の通気孔5を通過した
後、分流板11により分流されて蓋9の上面側と野菜収
納容器7の後方側へ流れる。
容器について、以下その動作について説明する。まず、
冷蔵室2からの冷気は仕切り板4の通気孔5を通過した
後、分流板11により分流されて蓋9の上面側と野菜収
納容器7の後方側へ流れる。
【0008】そして、蓋9の上面側に分流した冷気の一
部は蓋9に設けられた通気口10を通って野菜収納容器
7内に流入し、残りの冷気及び野菜収納容器7の後方側
を通過する冷気は仕切り板4の通気孔6から冷蔵室2内
に戻る。
部は蓋9に設けられた通気口10を通って野菜収納容器
7内に流入し、残りの冷気及び野菜収納容器7の後方側
を通過する冷気は仕切り板4の通気孔6から冷蔵室2内
に戻る。
【0009】さて、上述のような冷気の流れにより野菜
が低温保存状態にあるとき、野菜収納容器7内の湿度は
図7に示した通気口10が開放している時には徐々に低
下する。しかし、その湿度が80%より低下すると、今
まで通気口10を開放していた感湿シート12が乾燥し
て収縮することにより、図8のように蓋9に密着して通
気口10を閉塞するようになる。
が低温保存状態にあるとき、野菜収納容器7内の湿度は
図7に示した通気口10が開放している時には徐々に低
下する。しかし、その湿度が80%より低下すると、今
まで通気口10を開放していた感湿シート12が乾燥し
て収縮することにより、図8のように蓋9に密着して通
気口10を閉塞するようになる。
【0010】また、野菜収納容器7内が完全に密閉状態
となると、今度は野菜の呼吸作用により放出される水蒸
気により該野菜収納容器7内が高湿度になり、湿度が8
0%を超えると今度は通気口10を閉塞していた感湿シ
ート12が徐々に膨潤して伸長し、再び図7のように通
気口10を開放するようになる。
となると、今度は野菜の呼吸作用により放出される水蒸
気により該野菜収納容器7内が高湿度になり、湿度が8
0%を超えると今度は通気口10を閉塞していた感湿シ
ート12が徐々に膨潤して伸長し、再び図7のように通
気口10を開放するようになる。
【0011】従って、野菜収納容器7内が長時間過乾燥
状態あるいは過湿状態になることが防止されて、野菜を
長期間保存することが出来るというものであった。
状態あるいは過湿状態になることが防止されて、野菜を
長期間保存することが出来るというものであった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、通気口10の開閉が徐々に膨潤して伸長
したり徐々に乾燥して収縮する感湿シート12で行われ
るので応答性が非常に悪い。
うな構成では、通気口10の開閉が徐々に膨潤して伸長
したり徐々に乾燥して収縮する感湿シート12で行われ
るので応答性が非常に悪い。
【0013】そのために、過湿状態の回避が遅れて、冷
蔵室2からの冷気によって冷却される蓋9の結露を充分
に防止することが出来なかったり、過乾燥状態の回避が
遅れて、野菜収納容器7内への冷蔵室2からの冷気の流
入が長くなってほうれん草などの軟弱野菜が乾燥したり
する。
蔵室2からの冷気によって冷却される蓋9の結露を充分
に防止することが出来なかったり、過乾燥状態の回避が
遅れて、野菜収納容器7内への冷蔵室2からの冷気の流
入が長くなってほうれん草などの軟弱野菜が乾燥したり
する。
【0014】また、感湿シート12はポリビニルアルコ
ールフィルムなどの膨潤性の材料で構成されているた
め、吸湿・放湿の応答性だけでなく、何回か吸湿・放湿
をくり返すことによって元の形状に戻りにくくなるとい
う問題があった。
ールフィルムなどの膨潤性の材料で構成されているた
め、吸湿・放湿の応答性だけでなく、何回か吸湿・放湿
をくり返すことによって元の形状に戻りにくくなるとい
う問題があった。
【0015】従って、従来提案されている冷蔵庫は野菜
室内の湿度を長期間に渡って適度な高湿度に維持するこ
とが出来ず、野菜をあまり長期間新鮮に保存することが
出来ないという課題があった。
室内の湿度を長期間に渡って適度な高湿度に維持するこ
とが出来ず、野菜をあまり長期間新鮮に保存することが
出来ないという課題があった。
【0016】本発明は上記課題に鑑み、確実に野菜貯蔵
容器内の湿度を自動的に制御して結露を防止し、常に野
菜に適した高湿度に保って、野菜を長期間新鮮に保持で
きる冷蔵庫を提供することを目的とする。
容器内の湿度を自動的に制御して結露を防止し、常に野
菜に適した高湿度に保って、野菜を長期間新鮮に保持で
きる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の冷蔵庫は、天面が開放した野菜貯蔵容器と、
該天面を覆うように密接して設けられた蓋体とを有し、
前記蓋体の開口部に透湿膜が一体成型されており、前記
透湿膜は、水蒸気透過性の基布に親水性の形状記憶樹脂
フィルムを前記形状記憶樹脂フィルム面が前記野菜貯蔵
容器の内側となるようにラミネートしてなり、前記形状
記憶樹脂フィルムは、0℃から10℃の温度範囲に含ま
れる所定温度を境に水蒸気透過機能が大きく変化する特
性を有し、前記野菜貯蔵容器内の温度が上昇して、野菜
の呼吸作用・蒸散作用が盛んな時は透湿度が大きく、前
記野菜貯蔵容器内の温度が低温に安定した時や野菜の収
納量が少なくて野菜からの水分の蒸散が少ない時は透湿
度が小さくなる構成としたのである。
に本発明の冷蔵庫は、天面が開放した野菜貯蔵容器と、
該天面を覆うように密接して設けられた蓋体とを有し、
前記蓋体の開口部に透湿膜が一体成型されており、前記
透湿膜は、水蒸気透過性の基布に親水性の形状記憶樹脂
フィルムを前記形状記憶樹脂フィルム面が前記野菜貯蔵
容器の内側となるようにラミネートしてなり、前記形状
記憶樹脂フィルムは、0℃から10℃の温度範囲に含ま
れる所定温度を境に水蒸気透過機能が大きく変化する特
性を有し、前記野菜貯蔵容器内の温度が上昇して、野菜
の呼吸作用・蒸散作用が盛んな時は透湿度が大きく、前
記野菜貯蔵容器内の温度が低温に安定した時や野菜の収
納量が少なくて野菜からの水分の蒸散が少ない時は透湿
度が小さくなる構成としたのである。
【0018】また、透湿膜が基布と形状記憶樹脂フィル
ムを適当な間隔で点在する接着層を介して接着したもの
である。
ムを適当な間隔で点在する接着層を介して接着したもの
である。
【0019】
【作用】本発明の冷蔵庫は、上記構成により、透湿膜の
透湿度が0℃〜10℃の温度領域にて自動的に迅速に変
化し、野菜収納直後や野菜室に温かいビールやジュース
などを収納して野菜貯蔵容器内の温度が上昇して、野菜
の呼吸作用・蒸散作用が盛んな時は透湿度が大きく、野
菜貯蔵容器内の温度が低温に安定した時や野菜の収納量
が少なくて野菜からの水分の蒸散が少ない時は透湿度が
小さくなるので、結露を防止しながら野菜貯蔵容器内を
常に野菜に適した高湿度に保つことができる。
透湿度が0℃〜10℃の温度領域にて自動的に迅速に変
化し、野菜収納直後や野菜室に温かいビールやジュース
などを収納して野菜貯蔵容器内の温度が上昇して、野菜
の呼吸作用・蒸散作用が盛んな時は透湿度が大きく、野
菜貯蔵容器内の温度が低温に安定した時や野菜の収納量
が少なくて野菜からの水分の蒸散が少ない時は透湿度が
小さくなるので、結露を防止しながら野菜貯蔵容器内を
常に野菜に適した高湿度に保つことができる。
【0020】また、透湿膜を蓋体の開口部に一体成型し
たものであるから、部品点数の削減と低コスト化が可能
になる。
たものであるから、部品点数の削減と低コスト化が可能
になる。
【0021】また、透湿膜が基布と形状記憶樹脂フィル
ムを適当な間隔で点在する接着層を介して接着したもの
であるから、透湿度をあまり低下させずに形状記憶樹脂
の補強ができる。
ムを適当な間隔で点在する接着層を介して接着したもの
であるから、透湿度をあまり低下させずに形状記憶樹脂
の補強ができる。
【0022】また、透湿膜の親水性の形状記憶樹脂フィ
ルム面が野菜貯蔵容器の内側となるように配設したもの
であるから、野菜貯蔵容器内の温度および湿度変化に対
して迅速に透湿度を変化させることができる。
ルム面が野菜貯蔵容器の内側となるように配設したもの
であるから、野菜貯蔵容器内の温度および湿度変化に対
して迅速に透湿度を変化させることができる。
【0023】
【実施例】(実施例1)
以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
明する。
【0024】図1は、本発明の冷蔵庫の野菜室14の断
面図を示すもので、冷蔵室15の下部に設けられ、野菜
室14と冷蔵室15は仕切り板16により区画されてい
る。仕切り板16には前後に通気口16a、16bが設
けられ、冷蔵室15の冷気が野菜室14に循環するよう
になっている。
面図を示すもので、冷蔵室15の下部に設けられ、野菜
室14と冷蔵室15は仕切り板16により区画されてい
る。仕切り板16には前後に通気口16a、16bが設
けられ、冷蔵室15の冷気が野菜室14に循環するよう
になっている。
【0025】前記野菜室14は、野菜室扉17の左右両
側に水平に取りつけられたレール17aに乗せられて扉
17と一体で開閉収納される野菜貯蔵容器18と、前記
扉17が閉められた時に前記野菜貯蔵容器18の天面開
口部を密接して覆うように設けられた蓋体19とで構成
されている。また、図2に示したように、前記蓋体19
の後方に開口部19aがあり、この開口部19aに透湿
膜20が一体成型されている。
側に水平に取りつけられたレール17aに乗せられて扉
17と一体で開閉収納される野菜貯蔵容器18と、前記
扉17が閉められた時に前記野菜貯蔵容器18の天面開
口部を密接して覆うように設けられた蓋体19とで構成
されている。また、図2に示したように、前記蓋体19
の後方に開口部19aがあり、この開口部19aに透湿
膜20が一体成型されている。
【0026】また該透湿膜20は、図3に示したように
ナイロンやポリエステルなどの基布21に親水性のポリ
ウレタン樹脂系の形状記憶樹脂フィルム22を適当な間
隔で点在する接着層23を介して接着したものである。
ナイロンやポリエステルなどの基布21に親水性のポリ
ウレタン樹脂系の形状記憶樹脂フィルム22を適当な間
隔で点在する接着層23を介して接着したものである。
【0027】また、透湿膜の形状記憶樹脂フィルム22
面が前記野菜貯蔵容器18の内側となるように配設した
ものである。
面が前記野菜貯蔵容器18の内側となるように配設した
ものである。
【0028】ここで、形状記憶樹脂フィルムを用いた透
湿膜の水蒸気透過性の特徴について図4を用いて説明す
る。図4は、各種透湿膜の透湿率(g/m2・day・
mmHg)と水蒸気分圧の関係を示したもので、図4に
おいて、直線Aは一般の透湿膜の透湿率と水蒸気分圧の
関係を、曲線Bは疎水性の形状記憶樹脂フィルムからな
る透湿膜の透湿率と水蒸気分圧の関係を、曲線Cは本発
明の親水性の形状記憶樹脂フィルムからなる透湿膜の透
湿率と水蒸気分圧の関係を示したものである。
湿膜の水蒸気透過性の特徴について図4を用いて説明す
る。図4は、各種透湿膜の透湿率(g/m2・day・
mmHg)と水蒸気分圧の関係を示したもので、図4に
おいて、直線Aは一般の透湿膜の透湿率と水蒸気分圧の
関係を、曲線Bは疎水性の形状記憶樹脂フィルムからな
る透湿膜の透湿率と水蒸気分圧の関係を、曲線Cは本発
明の親水性の形状記憶樹脂フィルムからなる透湿膜の透
湿率と水蒸気分圧の関係を示したものである。
【0029】すなわちAは温度及び湿度が上昇しても透
湿率が変化しないが、Bは温度が上昇してガラス転移温
度Tg(例えば0℃〜10℃)以上になると透湿率が少
し大きくなり、Cはガラス転移温度Tg以上になると透
湿率が急激に大きくなることを示している。
湿率が変化しないが、Bは温度が上昇してガラス転移温
度Tg(例えば0℃〜10℃)以上になると透湿率が少
し大きくなり、Cはガラス転移温度Tg以上になると透
湿率が急激に大きくなることを示している。
【0030】つまり、前記親水性の形状記憶樹脂フィル
ム22が、ガラス転移温度Tgを境に水蒸気の透過機能
が大きく変化する特性を有しているからで、野菜容器内
の環境が高温・高湿になると透湿率が急激に大きくなっ
て結露を防止するように働き、逆に低温・低湿になると
透湿率が急激に小さくなって乾燥を防止するように働
く。
ム22が、ガラス転移温度Tgを境に水蒸気の透過機能
が大きく変化する特性を有しているからで、野菜容器内
の環境が高温・高湿になると透湿率が急激に大きくなっ
て結露を防止するように働き、逆に低温・低湿になると
透湿率が急激に小さくなって乾燥を防止するように働
く。
【0031】これは、ガラス転移温度Tg以下の低温時
には、樹脂の分子間の隙間が収縮して水蒸気透過能力を
抑え、ガラス転移温度Tg以上の高温時には、樹脂の非
晶相の分子運動が活発になることにより、樹脂の分子間
の隙間が拡がって水蒸気分子の拡散が容易となり水蒸気
透過能力が上昇する機能を持っているためである。
には、樹脂の分子間の隙間が収縮して水蒸気透過能力を
抑え、ガラス転移温度Tg以上の高温時には、樹脂の非
晶相の分子運動が活発になることにより、樹脂の分子間
の隙間が拡がって水蒸気分子の拡散が容易となり水蒸気
透過能力が上昇する機能を持っているためである。
【0032】更に、前記形状記憶樹脂フィルム22が親
水性であるために、水蒸気分子の形状記憶樹脂フィルム
22への溶解が大きいことが相乗効果となって、ガラス
転移温度Tg以上の高温で且つ形状記憶樹脂フィルム2
2の表面が濡れるような結露環境では急激な透湿度の上
昇がある(尚、形状記憶樹脂の原理については、トリガ
ー93年4月号などに記載されている)。
水性であるために、水蒸気分子の形状記憶樹脂フィルム
22への溶解が大きいことが相乗効果となって、ガラス
転移温度Tg以上の高温で且つ形状記憶樹脂フィルム2
2の表面が濡れるような結露環境では急激な透湿度の上
昇がある(尚、形状記憶樹脂の原理については、トリガ
ー93年4月号などに記載されている)。
【0033】以上のように構成された冷蔵庫について、
図1から図4を用いてその動作を説明する。
図1から図4を用いてその動作を説明する。
【0034】まず、前記野菜貯蔵容器18内に野菜が収
納されると、野菜自体から呼吸作用により排出される水
分により、略密閉型となっている野菜貯蔵容器18内は
高湿度になる。野菜収納直後は、野菜の品温が高くて呼
吸作用が盛んであるため排出される水分が多いので、通
常は野菜貯蔵容器18内が過湿状態となって、前記蓋体
19の後方に結露が発生しやすい。
納されると、野菜自体から呼吸作用により排出される水
分により、略密閉型となっている野菜貯蔵容器18内は
高湿度になる。野菜収納直後は、野菜の品温が高くて呼
吸作用が盛んであるため排出される水分が多いので、通
常は野菜貯蔵容器18内が過湿状態となって、前記蓋体
19の後方に結露が発生しやすい。
【0035】しかし、このような状態の時は、野菜室1
4の前記蓋体19に設けられた透湿膜20の大きな水蒸
気透過能により、余分な水分は図3の模式図に示したよ
うに、水蒸気分圧(Pi)の高い野菜室14側から水蒸
気分圧(Po)の低い室外へと移動するので、過湿状態
が回避されて結露が防止される。
4の前記蓋体19に設けられた透湿膜20の大きな水蒸
気透過能により、余分な水分は図3の模式図に示したよ
うに、水蒸気分圧(Pi)の高い野菜室14側から水蒸
気分圧(Po)の低い室外へと移動するので、過湿状態
が回避されて結露が防止される。
【0036】また、野菜が収納されてから時間が経過し
て、野菜室14内の温度が前記形状記憶樹脂22のガラ
ス転移温度Tg(例えば0℃〜10℃)以下になった時
は、前記透湿膜20の水蒸気透過能は低下して、野菜室
14内を野菜の貯蔵に適した高湿度(80〜95%R
H)に保つようになる。この時、野菜の呼吸作用は抑制
されて、蒸散してくる水分が少ない状態になっているの
で、水蒸気透過能は低くても結露は防止できる。
て、野菜室14内の温度が前記形状記憶樹脂22のガラ
ス転移温度Tg(例えば0℃〜10℃)以下になった時
は、前記透湿膜20の水蒸気透過能は低下して、野菜室
14内を野菜の貯蔵に適した高湿度(80〜95%R
H)に保つようになる。この時、野菜の呼吸作用は抑制
されて、蒸散してくる水分が少ない状態になっているの
で、水蒸気透過能は低くても結露は防止できる。
【0037】また、野菜の収納量が非常に多い時は、野
菜の呼吸熱が大きいため野菜室14内の温度が高く結露
しやすくなるが、この時は前記透湿膜20の透湿度が大
きくなって結露を防止するように働き、野菜の収納量が
少ない時は、野菜の呼吸熱が小さいため野菜室14内の
温度が低いと共に野菜からの水分の蒸散が少なく乾燥し
やすい状態になるが、この時は前記透湿膜20の透湿度
が小さくなって野菜の乾燥を防止するような働きをす
る。
菜の呼吸熱が大きいため野菜室14内の温度が高く結露
しやすくなるが、この時は前記透湿膜20の透湿度が大
きくなって結露を防止するように働き、野菜の収納量が
少ない時は、野菜の呼吸熱が小さいため野菜室14内の
温度が低いと共に野菜からの水分の蒸散が少なく乾燥し
やすい状態になるが、この時は前記透湿膜20の透湿度
が小さくなって野菜の乾燥を防止するような働きをす
る。
【0038】以上のように本実施例によれば、野菜室1
4を野菜貯蔵容器12と透湿膜20を有する蓋体19で
略密閉とし、透湿膜20を水蒸気透過性の基布21と親
水性の形状記憶樹脂フィルム22で構成することによ
り、野菜室14内の温度変化及び野菜の収納量に応じて
水蒸気透過能が適切に変化して、野菜室14内の結露を
防止しつつ野菜に適した高湿度を維持できるので、従来
より野菜を長期間保存することが出来る。また、透湿膜
20は機械的に変形するものでなく、水蒸気透過能の特
性を長期間に渡って維持できるので、従来例より耐久性
がある。
4を野菜貯蔵容器12と透湿膜20を有する蓋体19で
略密閉とし、透湿膜20を水蒸気透過性の基布21と親
水性の形状記憶樹脂フィルム22で構成することによ
り、野菜室14内の温度変化及び野菜の収納量に応じて
水蒸気透過能が適切に変化して、野菜室14内の結露を
防止しつつ野菜に適した高湿度を維持できるので、従来
より野菜を長期間保存することが出来る。また、透湿膜
20は機械的に変形するものでなく、水蒸気透過能の特
性を長期間に渡って維持できるので、従来例より耐久性
がある。
【0039】また、基布21と形状記憶樹脂フィルム2
2を接着した透湿膜20を蓋体19の開口部19aに一
体成型したものであるから、透湿膜20の強度が維持で
きるとともに部品点数の削減と低コスト化が可能にな
る。尚、前記形状記憶樹脂フィルム22単体では薄くて
(数ミクロンから数十ミクロン)破れやすい為一体成型
は不可能であるが、基布21とラミネートした構成とし
たことで可能となるものである。
2を接着した透湿膜20を蓋体19の開口部19aに一
体成型したものであるから、透湿膜20の強度が維持で
きるとともに部品点数の削減と低コスト化が可能にな
る。尚、前記形状記憶樹脂フィルム22単体では薄くて
(数ミクロンから数十ミクロン)破れやすい為一体成型
は不可能であるが、基布21とラミネートした構成とし
たことで可能となるものである。
【0040】また、透湿膜20が基布21と形状記憶樹
脂フィルム22を適当な間隔で点在する接着層を介して
接着したものであるから、透湿度をあまり低下させずに
形状記憶樹脂フィルム22の補強ができる。
脂フィルム22を適当な間隔で点在する接着層を介して
接着したものであるから、透湿度をあまり低下させずに
形状記憶樹脂フィルム22の補強ができる。
【0041】また、透湿膜の親水性の形状記憶樹脂フィ
ルム22面が野菜貯蔵容器18の内側となるように配設
したものであるから、野菜貯蔵容器18内の温度および
湿度変化に対して迅速に透湿度を変化させることができ
る。
ルム22面が野菜貯蔵容器18の内側となるように配設
したものであるから、野菜貯蔵容器18内の温度および
湿度変化に対して迅速に透湿度を変化させることができ
る。
【0042】(実施例2)
次に第2の実施例について、図5を参照しながら説明す
る。第1の実施例と異なる点は透湿膜の構成だけで野菜
室の構造は同一であるので、構造の詳細な説明は省略し
透湿膜の構成だけで説明する。
る。第1の実施例と異なる点は透湿膜の構成だけで野菜
室の構造は同一であるので、構造の詳細な説明は省略し
透湿膜の構成だけで説明する。
【0043】図5は、実施例2における透湿膜23の断
面を示すもので、形状記憶樹脂フィルム24の両面に適
当な間隔で点在する接着層25を介してナイロンやポリ
エステルなどの織布や不織布からなる基布26を接着し
ている。
面を示すもので、形状記憶樹脂フィルム24の両面に適
当な間隔で点在する接着層25を介してナイロンやポリ
エステルなどの織布や不織布からなる基布26を接着し
ている。
【0044】以上のように、第1の実施例と異なり、形
状記憶樹脂フィルム24の両面が基布26で保護される
ため、形状記憶樹脂フィルム24の破れを防止すること
ができる。
状記憶樹脂フィルム24の両面が基布26で保護される
ため、形状記憶樹脂フィルム24の破れを防止すること
ができる。
【0045】尚、両面の基布26は透湿性のあるもので
あれば、全く同じ素材であってもそうでなくても良い。
また、図示しないが、前記接着層25を介しないで形状
記憶樹脂フィルム24の両面に基布26を重ね、周囲だ
けを接着したり別の樹脂成型品で固定することもでき
る。
あれば、全く同じ素材であってもそうでなくても良い。
また、図示しないが、前記接着層25を介しないで形状
記憶樹脂フィルム24の両面に基布26を重ね、周囲だ
けを接着したり別の樹脂成型品で固定することもでき
る。
【0046】更に、形状記憶樹脂フィルム24に防かび
剤を練り込んで、防かび効果をもたせることもできる。
剤を練り込んで、防かび効果をもたせることもできる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明の冷蔵庫は、天面が
開放した野菜貯蔵容器と、該天面を覆うように密接して
設けられた蓋体とを有し、前記蓋体の開口部に透湿膜が
一体成型されており、前記透湿膜は、水蒸気透過性の基
布に親水性の形状記憶樹脂フィルムを前記形状記憶樹脂
フィルム面が前記野菜貯蔵容器の内側となるようにラミ
ネートしてなり、前記形状記憶樹脂フィルムは、0℃か
ら10℃の温度範囲に含まれる所定温度を境に水蒸気透
過機能が大きく変化する特性を有し、前記野菜貯蔵容器
内の温度が上昇して、野菜の呼吸作用・蒸散作用が盛ん
な時は透湿度が大きく、前記野菜貯蔵容器内の温度が低
温に安定した時や野菜の収納量が少なくて野菜からの水
分の蒸散が少ない時は透湿度が小さくなる構成となって
おり、野菜室内の温度変化及び野菜の収納量に応じて水
蒸気透過能が適切に変化して、野菜室内の結露を防止し
つつ野菜に適した高湿度を維持できるので、野菜を長期
間新鮮に保存することが出来る。また、透湿膜が機械的
に変形するものでないから、水蒸気透過能の可変性を長
期間に渡って維持できるので耐久性がある。
開放した野菜貯蔵容器と、該天面を覆うように密接して
設けられた蓋体とを有し、前記蓋体の開口部に透湿膜が
一体成型されており、前記透湿膜は、水蒸気透過性の基
布に親水性の形状記憶樹脂フィルムを前記形状記憶樹脂
フィルム面が前記野菜貯蔵容器の内側となるようにラミ
ネートしてなり、前記形状記憶樹脂フィルムは、0℃か
ら10℃の温度範囲に含まれる所定温度を境に水蒸気透
過機能が大きく変化する特性を有し、前記野菜貯蔵容器
内の温度が上昇して、野菜の呼吸作用・蒸散作用が盛ん
な時は透湿度が大きく、前記野菜貯蔵容器内の温度が低
温に安定した時や野菜の収納量が少なくて野菜からの水
分の蒸散が少ない時は透湿度が小さくなる構成となって
おり、野菜室内の温度変化及び野菜の収納量に応じて水
蒸気透過能が適切に変化して、野菜室内の結露を防止し
つつ野菜に適した高湿度を維持できるので、野菜を長期
間新鮮に保存することが出来る。また、透湿膜が機械的
に変形するものでないから、水蒸気透過能の可変性を長
期間に渡って維持できるので耐久性がある。
【0048】また、透湿膜を蓋体の開口部に一体成型し
たので、部品点数の削減と低コスト化が可能になる。
たので、部品点数の削減と低コスト化が可能になる。
【0049】また、透湿膜の親水性の形状記憶樹脂フィ
ルム面が野菜貯蔵容器の内側となるように配設したもの
であるから、野菜貯蔵容器内の温度および湿度変化に対
して迅速に透湿度を変化させることができる。
ルム面が野菜貯蔵容器の内側となるように配設したもの
であるから、野菜貯蔵容器内の温度および湿度変化に対
して迅速に透湿度を変化させることができる。
【図1】本発明の第1の実施例における冷蔵庫の野菜室
の縦断面図
の縦断面図
【図2】本発明の第1の実施例における冷蔵庫の野菜室
の蓋体の斜視図
の蓋体の斜視図
【図3】本発明の第1の実施例における冷蔵庫の透湿膜
の部分拡大断面図
の部分拡大断面図
【図4】本発明の実施例における透湿膜と一般の透湿膜
の水蒸気透過機能の説明図
の水蒸気透過機能の説明図
【図5】本発明の第2の実施例における透湿膜の部分拡
大断面図
大断面図
【図6】従来の冷蔵庫の野菜室の縦断面図
【図7】従来の野菜室の蓋の感湿シートの開放状態を示
す斜視図
す斜視図
【図8】従来の野菜室の蓋の感湿シートの閉塞状態を示
す斜視図
す斜視図
18 野菜貯蔵容器
19 蓋体
19a 蓋体の開口部
20 透湿膜
21 基布
22 形状記憶樹脂フィルム
23 接着層
24 透湿膜
25 形状記憶樹脂フィルム
26 接着層
27 基布
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平6−3043(JP,A)
特開 平4−370276(JP,A)
特開 平5−222671(JP,A)
特開 昭63−34477(JP,A)
特開 昭62−236441(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F25D 23/00 302
Claims (3)
- 【請求項1】 天面が開放した野菜貯蔵容器と、該天面
を覆うように密接して設けられた蓋体とを有し、 前記蓋体の開口部に透湿膜が一体成型されており、 前記透湿膜は、水蒸気透過性の基布に親水性の形状記憶
樹脂フィルムを前記形状記憶樹脂フィルム面が前記野菜
貯蔵容器の内側となるようにラミネートしてなり、 前記形状記憶樹脂フィルムは、0℃から10℃の温度範
囲に含まれる所定温度を境に水蒸気透過機能が大きく変
化する特性を有し、前記野菜貯蔵容器内の温度が上昇し
て、野菜の呼吸作用・蒸散作用が盛んな時は透湿度が大
きく、前記野菜貯蔵容器内の温度が低温に安定した時や
野菜の収納量が少なくて野菜からの水分の蒸散が少ない
時は透湿度が小さくなる 冷蔵庫。 - 【請求項2】 形状記憶樹脂がポリウレタン系樹脂で基
布がナイロンやポリエステルなどの織布あるいは不織布
である請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項3】 透湿膜が基布と形状記憶樹脂フィルムを
適当な間隔で点在する接着層を介して接着したものであ
る請求項1または2記載の冷蔵庫。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18227294A JP3366120B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 冷蔵庫 |
KR1019960701826A KR100201969B1 (ko) | 1994-08-03 | 1995-08-03 | 냉장고 |
PCT/JP1995/001542 WO1996004514A1 (fr) | 1994-08-03 | 1995-08-03 | Refrigerateur |
DE69524370T DE69524370T2 (de) | 1994-08-03 | 1995-08-03 | Kühlschrank |
CN95190722A CN1112559C (zh) | 1994-08-03 | 1995-08-03 | 电冰箱用蔬菜贮藏容器 |
EP95927958A EP0719994B1 (en) | 1994-08-03 | 1995-08-03 | Refrigerator |
US08/619,587 US5918480A (en) | 1994-08-03 | 1995-08-03 | Refrigerator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18227294A JP3366120B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0849960A JPH0849960A (ja) | 1996-02-20 |
JP3366120B2 true JP3366120B2 (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=16115370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18227294A Expired - Fee Related JP3366120B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3366120B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106440633A (zh) * | 2015-07-21 | 2017-02-22 | Bsh家用电器有限公司 | 用于调整流体雾引入的方法、加湿装置和家用制冷器具 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6145976A (en) * | 1996-06-13 | 2000-11-14 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink transfer printer |
JPH11105128A (ja) | 1997-09-30 | 1999-04-20 | Asahi Optical Co Ltd | 多孔質フィルムの製造方法 |
JP3426482B2 (ja) | 1997-10-09 | 2003-07-14 | ペンタックス株式会社 | インク転写プリンタ |
CA2249504A1 (en) * | 1997-10-09 | 1999-04-09 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Producing apparatus of film with through-holes |
JP3411801B2 (ja) * | 1997-10-09 | 2003-06-03 | ペンタックス株式会社 | インク転写プリンタ |
CN102679679B (zh) * | 2012-05-28 | 2016-12-14 | 海尔集团公司 | 一种果菜保鲜盒及采用该果菜保鲜盒的冰箱 |
JP6863829B2 (ja) * | 2017-06-09 | 2021-04-21 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1994
- 1994-08-03 JP JP18227294A patent/JP3366120B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106440633A (zh) * | 2015-07-21 | 2017-02-22 | Bsh家用电器有限公司 | 用于调整流体雾引入的方法、加湿装置和家用制冷器具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0849960A (ja) | 1996-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100201969B1 (ko) | 냉장고 | |
JP3366120B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP3366140B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2732447B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH09324979A (ja) | 保存庫 | |
JP2002323282A (ja) | 保冷庫 | |
KR940001572Y1 (ko) | 냉장고의 식품 건조방지를 위한 고습실 장치 | |
JPH08145543A (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH09126631A (ja) | 冷凍冷蔵庫 | |
JP4556390B2 (ja) | 揮散性薬剤徐放部材とそれを用いた空気調和機 | |
JPH11294935A (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH06185850A (ja) | 冷蔵庫 | |
JPS6236142A (ja) | 冷蔵庫の野菜貯蔵容器 | |
JP3743361B2 (ja) | 揮散性薬剤徐放部材とそれを用いた空気調和機 | |
JPS62178874A (ja) | 冷蔵庫の野菜貯蔵容器 | |
JPS616579A (ja) | 冷蔵庫の野菜貯蔵容器 | |
JPS63101687A (ja) | 冷蔵庫の野菜貯蔵容器 | |
JPH04353380A (ja) | 冷蔵庫 | |
JPS6361866A (ja) | 野菜室付冷蔵庫 | |
JPS6361867A (ja) | 野菜室付冷蔵庫 | |
JPH08313147A (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH0746023B2 (ja) | 冷蔵庫の野菜貯蔵容器 | |
JPS62297681A (ja) | 冷蔵庫の野菜貯蔵容器 | |
JP2003093489A (ja) | 揮散性薬剤徐放部材とそれを用いた空気調和機 | |
JPH07104100B2 (ja) | 冷蔵庫の野菜貯蔵容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081101 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081101 Year of fee payment: 6 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091101 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |