JPH0849960A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH0849960A
JPH0849960A JP6182272A JP18227294A JPH0849960A JP H0849960 A JPH0849960 A JP H0849960A JP 6182272 A JP6182272 A JP 6182272A JP 18227294 A JP18227294 A JP 18227294A JP H0849960 A JPH0849960 A JP H0849960A
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晃司 永田
Masatoshi Inatani
正敏 稲谷
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/90Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation
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    • Y02A40/966Powered by renewable energy sources

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は冷蔵庫の野菜室において、透湿度が
自動的に可変な透湿膜を用いて、確実に野菜貯蔵容器内
の湿度を自動的に制御して結露を防止し、常に野菜に適
した高湿度に保って野菜を長期間新鮮に保持できる冷蔵
庫を提供することを目的とする。 【構成】 天面が開放した野菜貯蔵容器18と、該天面
を覆うように密接して設けた水蒸気透過性のナイロンや
ポリエステルからなる基布21と、ポリウレタン樹脂系
の親水性の形状記憶樹脂フィルム22とで構成される透
湿膜20を配した蓋体19とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野菜を新鮮に長期保存
出来るようにした略密閉型の野菜室を有する冷蔵庫に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫で野菜を新鮮な状態で長期
間保存する方法として、特開昭63−213784号公
報に開示されているように、略密閉型の野菜容器の通気
口に感湿シートを設ける方法が提案されている。
【0003】以下に従来提案されている冷蔵庫について
説明する。図6は、従来提案されている冷蔵庫の野菜室
を示す断面図で、1は冷蔵庫本体で、これの最上部に図
示しない冷凍室が設けられ、その下方に冷蔵室2及び野
菜室3が順に設けられている。
【0004】4は冷蔵室2及び野菜室3の間を仕切る仕
切り板で、その前部及び後部に冷気を通すための通気孔
5、6が夫々設けられている。7は上面が開口した貯蔵
容器たる野菜収納容器で、野菜室3内に設けられてい
て、扉8を開放することにより前方に引き出すことがで
きる。
【0005】9は野菜収納容器7の上面を着脱自在にし
て野菜収納容器7と共に貯蔵容器を構成する蓋で、これ
には円形の通気口10が設けられている。また、この蓋
9の後端には上方に折返し形成された分流板11が設け
られている。
【0006】そして、12は例えばポリビニルアルコー
ルフィルムからなる矩形状の感湿シートで、図7に示し
たように、通気口10を覆うようにしてこれの対辺部が
接着剤13にて蓋9の下面側に固着されている。この感
湿シート12は、湿度が例えば80%以上になると膨潤
して伸長し、また、80%以下の乾燥状態になると収縮
する性質を有している。
【0007】以上のように構成された冷蔵庫の野菜貯蔵
容器について、以下その動作について説明する。まず、
冷蔵室2からの冷気は仕切り板4の通気孔5を通過した
後、分流板11により分流されて蓋9の上面側と野菜収
納容器7の後方側へ流れる。
【0008】そして、蓋9の上面側に分流した冷気の一
部は蓋9に設けられた通気口10を通って野菜収納容器
7内に流入し、残りの冷気及び野菜収納容器7の後方側
を通過する冷気は仕切り板4の通気孔6から冷蔵室2内
に戻る。
【0009】さて、上述のような冷気の流れにより野菜
が低温保存状態にあるとき、野菜収納容器7内の湿度は
図7に示した通気口10が開放している時には徐々に低
下する。しかし、その湿度が80%より低下すると、今
まで通気口10を開放していた感湿シート12が乾燥し
て収縮することにより、図8のように蓋9に密着して通
気口10を閉塞するようになる。
【0010】また、野菜収納容器7内が完全に密閉状態
となると、今度は野菜の呼吸作用により放出される水蒸
気により該野菜収納容器7内が高湿度になり、湿度が8
0%を超えると今度は通気口10を閉塞していた感湿シ
ート12が徐々に膨潤して伸長し、再び図7のように通
気口10を開放するようになる。
【0011】従って、野菜収納容器7内が長時間過乾燥
状態あるいは過湿状態になることが防止されて、野菜を
長期間保存することが出来るというものであった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、通気口10の開閉が徐々に膨潤して伸長
したり徐々に乾燥して収縮する感湿シート12で行われ
るので応答性が非常に悪い。
【0013】そのために、過湿状態の回避が遅れて、冷
蔵室2からの冷気によって冷却される蓋9の結露を充分
に防止することが出来なかったり、過乾燥状態の回避が
遅れて、野菜収納容器7内への冷蔵室2からの冷気の流
入が長くなってほうれん草などの軟弱野菜が乾燥したり
する。
【0014】また、感湿シート12はポリビニルアルコ
ールフィルムなどの膨潤性の材料で構成されているた
め、吸湿・放湿の応答性だけでなく、何回か吸湿・放湿
をくり返すことによって元の形状に戻りにくくなるとい
う問題があった。
【0015】従って、従来提案されている冷蔵庫は野菜
室内の湿度を長期間に渡って適度な高湿度に維持するこ
とが出来ず、野菜をあまり長期間新鮮に保存することが
出来ないという課題があった。
【0016】本発明は上記課題に鑑み、確実に野菜貯蔵
容器内の湿度を自動的に制御して結露を防止し、常に野
菜に適した高湿度に保って、野菜を長期間新鮮に保持で
きる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の冷蔵庫は、野菜貯蔵容器の開放された天面を
密接して覆うように、水蒸気透過性の基布と親水性の形
状記憶樹脂とで構成される透湿膜を配した蓋体を設けた
ものである。
【0018】また、基布と形状記憶樹脂を接着した透湿
膜を蓋体の開口部に一体成型したものである。
【0019】また、透湿膜が基布と形状記憶樹脂を適当
な間隔で点在する接着層を介して接着したものである。
【0020】また、透湿膜の形状記憶樹脂面が野菜貯蔵
容器の内側となるように配設したものである。
【0021】また、形状記憶樹脂の両面が水蒸気透過性
の基布で挟まれた構成としたものである。
【0022】
【作用】本発明の冷蔵庫は、上記構成により、透湿膜の
透湿度が形状記憶樹脂のガラス転移点付近にて、例えば
0℃〜10℃の温度領域にて自動的に迅速に変化するも
ので、野菜収納直後や野菜室に温かいビールやジュース
などを収納して野菜貯蔵容器内の温度が上昇して、野菜
の呼吸作用・蒸散作用が盛んな時は透湿度が大きく、野
菜貯蔵容器内の温度が低温に安定した時や野菜の収納量
が少なくて野菜からの水分の蒸散が少ない時は透湿度が
小さくなるので、結露を防止しながら野菜貯蔵容器内を
常に野菜に適した高湿度に保つことができる。
【0023】また、基布と形状記憶樹脂を接着した透湿
膜を蓋体の開口部に一体成型したものであるから、部品
点数の削減と低コスト化が可能になる。
【0024】また、透湿膜が基布と形状記憶樹脂を適当
な間隔で点在する接着層を介して接着したものであるか
ら、透湿度をあまり低下させずに形状記憶樹脂の補強が
できる。
【0025】また、透湿膜の親水性の形状記憶樹脂面が
野菜貯蔵容器の内側となるように配設したものであるか
ら、野菜貯蔵容器内の温度および湿度変化に対して迅速
に透湿度を変化させることができる。
【0026】また、形状記憶樹脂の両面を水蒸気透過性
の基布で挟んだ構成としたものであるから、更に耐磨耗
性などの強度を向上することができる。
【0027】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0028】図1は、本発明の冷蔵庫の野菜室14の断
面図を示すもので、冷蔵室15の下部に設けられ、野菜
室14と冷蔵室15は仕切り板16により区画されてい
る。仕切り板16には前後に通気口16a、16bが設
けられ、冷蔵室15の冷気が野菜室14に循環するよう
になっている。
【0029】前記野菜室14は、野菜室扉17の左右両
側に水平に取りつけられたレール17aに乗せられて扉
17と一体で開閉収納される野菜貯蔵容器18と、前記
扉17が閉められた時に前記野菜貯蔵容器18の天面開
口部を密接して覆うように設けられた蓋体19とで構成
されている。 また、図2に示したように、前記蓋体1
9の後方に開口部19aがあり、この開口部19aに透
湿膜20が一体成型されている。
【0030】また該透湿膜20は、図3に示したように
ナイロンやポリエステルなどの基布21に親水性のポリ
ウレタン樹脂系の形状記憶樹脂フィルム22を適当な間
隔で点在する接着層23を介して接着したものである。
【0031】また、透湿膜の形状記憶樹脂フィルム22
面が前記野菜貯蔵容器18の内側となるように配設した
ものである。
【0032】ここで、形状記憶樹脂フィルムを用いた透
湿膜の水蒸気透過性の特徴について図4を用いて説明す
る。図4は、各種透湿膜の透湿率(g/m2・day・
mmHg)と水蒸気分圧の関係を示したもので、図4に
おいて、直線Aは一般の透湿膜の透湿率と水蒸気分圧の
関係を、曲線Bは疎水性の形状記憶樹脂フィルムからな
る透湿膜の透湿率と水蒸気分圧の関係を、曲線Cは本発
明の親水性の形状記憶樹脂フィルムからなる透湿膜の透
湿率と水蒸気分圧の関係を示したものである。
【0033】すなわちAは温度及び湿度が上昇しても透
湿率が変化しないが、Bは温度が上昇してガラス転移温
度Tg(例えば0℃〜10℃)以上になると透湿率が少
し大きくなり、Cはガラス転移温度Tg以上になると透
湿率が急激に大きくなることを示している。
【0034】つまり、前記親水性の形状記憶樹脂フィル
ム22が、ガラス転移温度Tgを境に水蒸気の透過機能
が大きく変化する特性を有しているからで、野菜容器内
の環境が高温・高湿になると透湿率が急激に大きくなっ
て結露を防止するように働き、逆に低温・低湿になると
透湿率が急激に小さくなって乾燥を防止するように働
く。
【0035】これは、ガラス転移温度Tg以下の低温時
には、樹脂の分子間の隙間が収縮して水蒸気透過能力を
抑え、ガラス転移温度Tg以上の高温時には、樹脂の非
晶相の分子運動が活発になることにより、樹脂の分子間
の隙間が拡がって水蒸気分子の拡散が容易となり水蒸気
透過能力が上昇する機能を持っているためである。
【0036】更に、前記形状記憶樹脂フィルム22が親
水性であるために、水蒸気分子の形状記憶樹脂フィルム
22への溶解が大きいことが相乗効果となって、ガラス
転移温度Tg以上の高温で且つ形状記憶樹脂フィルム2
2の表面が濡れるような結露環境では急激な透湿度の上
昇がある(尚、形状記憶樹脂の原理については、トリガ
ー93年4月号などに記載されている)。
【0037】以上のように構成された冷蔵庫について、
図1から図4を用いてその動作を説明する。
【0038】まず、前記野菜貯蔵容器18内に野菜が収
納されると、野菜自体から呼吸作用により排出される水
分により、略密閉型となっている野菜貯蔵容器18内は
高湿度になる。野菜収納直後は、野菜の品温が高くて呼
吸作用が盛んであるため排出される水分が多いので、通
常は野菜貯蔵容器18内が過湿状態となって、前記蓋体
19の後方に結露が発生しやすい。
【0039】しかし、このような状態の時は、野菜室1
4の前記蓋体19に設けられた透湿膜20の大きな水蒸
気透過能により、余分な水分は図3の模式図に示したよ
うに、水蒸気分圧(Pi)の高い野菜室14側から水蒸
気分圧(Po)の低い室外へと移動するので、過湿状態
が回避されて結露が防止される。
【0040】また、野菜が収納されてから時間が経過し
て、野菜室14内の温度が前記形状記憶樹脂22のガラ
ス転移温度Tg(例えば0℃〜10℃)以下になった時
は、前記透湿膜20の水蒸気透過能は低下して、野菜室
14内を野菜の貯蔵に適した高湿度(80〜95%R
H)に保つようになる。この時、野菜の呼吸作用は抑制
されて、蒸散してくる水分が少ない状態になっているの
で、水蒸気透過能は低くても結露は防止できる。
【0041】また、野菜の収納量が非常に多い時は、野
菜の呼吸熱が大きいため野菜室14内の温度が高く結露
しやすくなるが、この時は前記透湿膜20の透湿度が大
きくなって結露を防止するように働き、野菜の収納量が
少ない時は、野菜の呼吸熱が小さいため野菜室14内の
温度が低いと共に野菜からの水分の蒸散が少なく乾燥し
やすい状態になるが、この時は前記透湿膜20の透湿度
が小さくなって野菜の乾燥を防止するような働きをす
る。
【0042】以上のように本実施例によれば、野菜室1
4を野菜貯蔵容器12と透湿膜20を有する蓋体19で
略密閉とし、透湿膜20を水蒸気透過性の基布21と親
水性の形状記憶樹脂フィルム22で構成することによ
り、野菜室14内の温度変化及び野菜の収納量に応じて
水蒸気透過能が適切に変化して、野菜室14内の結露を
防止しつつ野菜に適した高湿度を維持できるので、従来
より野菜を長期間保存することが出来る。また、透湿膜
20は機械的に変形するものでなく、水蒸気透過能の特
性を長期間に渡って維持できるので、従来例より耐久性
がある。
【0043】また、基布21と形状記憶樹脂フィルム2
2を接着した透湿膜20を蓋体19の開口部19aに一
体成型したものであるから、透湿膜20の強度が維持で
きるとともに部品点数の削減と低コスト化が可能にな
る。尚、前記形状記憶樹脂フィルム22単体では薄くて
(数ミクロンから数十ミクロン)破れやすい為一体成型
は不可能であるが、基布21とラミネートした構成とし
たことで可能となるものである。
【0044】また、透湿膜20が基布21と形状記憶樹
脂フィルム22を適当な間隔で点在する接着層を介して
接着したものであるから、透湿度をあまり低下させずに
形状記憶樹脂フィルム22の補強ができる。
【0045】また、透湿膜の親水性の形状記憶樹脂フィ
ルム22面が野菜貯蔵容器18の内側となるように配設
したものであるから、野菜貯蔵容器18内の温度および
湿度変化に対して迅速に透湿度を変化させることができ
る。
【0046】(実施例2)次に第2の実施例について、
図5を参照しながら説明する。第1の実施例と異なる点
は透湿膜の構成だけで野菜室の構造は同一であるので、
構造の詳細な説明は省略し透湿膜の構成だけで説明す
る。
【0047】図5は、実施例2における透湿膜23の断
面を示すもので、形状記憶樹脂フィルム24の両面に適
当な間隔で点在する接着層25を介してナイロンやポリ
エステルなどの織布や不織布からなる基布26を接着し
ている。
【0048】以上のように、第1の実施例と異なり、形
状記憶樹脂フィルム24の両面が基布26で保護される
ため、形状記憶樹脂フィルム24の破れを防止すること
ができる。
【0049】尚、両面の基布26は透湿性のあるもので
あれば、全く同じ素材であってもそうでなくても良い。
また、図示しないが、前記接着層25を介しないで形状
記憶樹脂フィルム24の両面に基布26を重ね、周囲だ
けを接着したり別の樹脂成型品で固定することもでき
る。
【0050】更に、形状記憶樹脂フィルム24に防かび
剤を練り込んで、防かび効果をもたせることもできる。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明の冷蔵庫は、天面が
開放した野菜貯蔵容器と、該天面を覆うように密接して
設けた、親水性のポリウレタン系樹脂などの形状記憶樹
脂とナイロンやポリエステルなどの織布あるいは不織布
からなる基布で構成される水蒸気透過性の透湿膜を有し
た蓋体とを有したものであるから、野菜室内の温度変化
及び野菜の収納量に応じて水蒸気透過能が適切に変化し
て、野菜室内の結露を防止しつつ野菜に適した高湿度を
維持できるので、野菜を長期間新鮮に保存することが出
来る。また、透湿膜が機械的に変形するものでないか
ら、水蒸気透過能の可変性を長期間に渡って維持できる
ので耐久性がある。
【0052】また、透湿膜は基布と形状記憶樹脂を接着
したものであるから透湿膜を蓋体の開口部に容易に一体
成型することができ、部品点数の削減と低コスト化が可
能になる。
【0053】また、透湿膜の親水性の形状記憶樹脂面が
野菜貯蔵容器の内側となるように配設したものであるか
ら、野菜貯蔵容器内の温度および湿度変化に対して迅速
に透湿度を変化させることができる。
【0054】また、形状記憶樹脂の両面を水蒸気透過性
の基布で挟んだ構成としたものであるから、更に耐摩耗
性などの強度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における冷蔵庫の野菜室
の縦断面図
【図2】本発明の第1の実施例における冷蔵庫の野菜室
の蓋体の斜視図
【図3】本発明の第1の実施例における冷蔵庫の透湿膜
の部分拡大断面図
【図4】本発明の実施例における透湿膜と一般の透湿膜
の水蒸気透過機能の説明図
【図5】本発明の第2の実施例における透湿膜の部分拡
大断面図
【図6】従来の冷蔵庫の野菜室の縦断面図
【図7】従来の野菜室の蓋の感湿シートの開放状態を示
す斜視図
【図8】従来の野菜室の蓋の感湿シートの閉塞状態を示
す斜視図
【符号の説明】
18 野菜貯蔵容器 19 蓋体 19a 蓋体の開口部 20 透湿膜 21 基布 22 形状記憶樹脂フィルム 23 接着層 24 透湿膜 25 形状記憶樹脂フィルム 26 接着層 27 基布

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天面が開放した野菜貯蔵容器と、該天面
    を覆うように密接して設けられた水蒸気透過性の基布と
    親水性の形状記憶樹脂とで構成される透湿膜を有した蓋
    体とを有する冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 形状記憶樹脂がポリウレタン系樹脂で基
    布がナイロンやポリエステルなどの織布あるいは不織布
    である請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 基布と形状記憶樹脂を接着した透湿膜を
    蓋体の開口部に一体成型した請求項1記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 透湿膜が基布と形状記憶樹脂を適当な間
    隔で点在する接着層を介して接着したものである請求項
    1記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 透湿膜の形状記憶樹脂面が野菜貯蔵容器
    の内側となるように配設した請求項1記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 形状記憶樹脂の両面が水蒸気透過性の基
    布で挟まれた構成である請求項1記載の冷蔵庫。
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