JP3364637B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

Info

Publication number
JP3364637B2
JP3364637B2 JP29374596A JP29374596A JP3364637B2 JP 3364637 B2 JP3364637 B2 JP 3364637B2 JP 29374596 A JP29374596 A JP 29374596A JP 29374596 A JP29374596 A JP 29374596A JP 3364637 B2 JP3364637 B2 JP 3364637B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
damper
return
room
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP29374596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10141750A (ja
Inventor
和明 坊垣
三男 鈴木
幹太 福森
三夫 角谷
利幸 辰己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanki Engineering Co Ltd
Okumura Corp
Original Assignee
Sanki Engineering Co Ltd
Okumura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanki Engineering Co Ltd, Okumura Corp filed Critical Sanki Engineering Co Ltd
Priority to JP29374596A priority Critical patent/JP3364637B2/ja
Publication of JPH10141750A publication Critical patent/JPH10141750A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3364637B2 publication Critical patent/JP3364637B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル等に設置され
る空気調和装置に係り、特に、エネルギーを有効的に利
用することができる空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オフィスビル,デパート等のビ
ルでは、温度等の室内環境を空気調和して、在室者の快
適性を維持するために空気調和装置が設置されている。
このような空気調和装置では、室内の温度を在室者に不
快感を与えない所定の設定温度に空気調和するために、
連続して稼働される空気調和機の空気調和能力を室内の
温度に応じて変化させることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た空気調和装置では、室内の温度に応じて連続稼働され
る空気調和機の空気調和能力を、コンプレッサの作動、
または、作動停止により変化させ、室内に送風する空気
の温度を調整しているため、空気調和機の負荷変動が大
きくなるばかりでなく、周辺の電力設備に多大な電圧変
動を与える虞があるという問題があった。
【0004】また、上述した空気調和装置の制御方法で
は、全室に連続して調和空気を送風しているため、空気
調和装置の搬送動力や処理負荷が大きくなり、電力,ガ
ス等のエネルギーを多大に消費するという問題があっ
た。本発明は、かかる従来の問題を解決するためになさ
れたもので、空気調和機の空気調和動作による負荷変動
を確実に低減すること、および、従来よりも大幅にエネ
ルギーの消費量を低減することができる空気調和装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の空気調和
装置は、空気調和すべき独立した複数の室に調和空気を
送風する空気調和機と、前記空気調和機と前記複数の室
にそれぞれ設置されている吹出し口との間を連通する給
気ダクトに前記室に対応して介装される複数の給気ダン
パと、前記空気調和機と前記複数の室にそれぞれ設置さ
れている還気口との間を連通する還気ダクトに前記室に
対応して介装される複数の還気ダンパと、前記室に対応
する前記給気ダンパと前記還気ダンパとを周期的に所定
時間閉じて、前記室に調和空気を送風する空気調和動作
を順次停止させる空調制御手段とを備えてなることを特
徴とする。
【0006】請求項2記載の空気調和装置は、請求項1
記載の空気調和装置において、前記室内の温度を検出し
て、検出した温度に対応する室温信号を出力する複数の
室温検出手段を備え、前記空調制御手段は、前記空気調
和動作の停止時に、前記室温検出手段から入力される前
記室温信号の値が予め設定された所定の値以上変化した
時に前記空気調和動作を開始させることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の空気調和装置は、請求項1
または請求項2記載の空気調和装置において、前記室内
の空気の清浄度を検出して、検出した清浄度に対応する
汚染信号を出力する清浄度検出手段と、前記空気調和機
に外気を供給する外気ダクトに介装される外気ダンパと
を備え、前記空調制御手段は、前記清浄度検出手段から
入力される前記汚染信号の値が予め設定された所定の値
に達した時に、前記空気調和動作が停止されている前記
室の前記空気調和動作を開始させ、前記外気ダンパを開
けることを特徴とする。
【0008】(作用)請求項1記載の空気調和装置で
は、空気調和すべき独立した複数の室に対応する給気ダ
ンパと還気ダンパが、空調制御手段により周期的に予め
設定された所定時間閉じられて、室に調和空気を送風す
る空気調和動作が順次停止される。請求項2記載の空気
調和装置では、室温検出手段から空調制御手段に入力さ
れる室温信号の値が予め設定された所定の値以上変化す
ると、空気調和動作が停止されていた室の空気調和動作
が開始される。
【0009】請求項3記載の空気調和装置では、清浄度
検出手段から空調制御手段に入力される汚染信号の値が
予め設定された所定の値に達すると、空気調和動作が停
止されていた室の空気調和動作が開始され、外気ダンパ
が開けられる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面に示す
実施形態について説明する。
【0011】図1は、本発明の空気調和装置の一実施形
態を示しており、図において符号31は、ビルを示して
いる。この実施形態では、ビル31は、地下1階,地上
4階建てとされており、空気調和すべき独立した第1の
室31A,第2の室31B,第3の室31C、および、
第4の室31Dを有している。
【0012】また、ビル31は、地下室31Eを有して
おり、この地下室31Eには、空気調和機33が設置さ
れている。この空気調和機33には、空気調和機33の
空気調和能力を変化させるためのインバータ制御部33
aが内蔵されている。ビル31には、地下室31Eから
第4の室31Dまで貫通し、一側を空気調和機33の給
気口33bに接続される主給気ダクト35が配管されて
いる。
【0013】第1の室31A,第2の室31B,第3の
室31C、および、第4の室31Dには、それぞれ第1
の吹出し口37A,第2の吹出し口37B,第3の吹出
し口37C、および、第4の吹出し口37Dが配置され
ている。これ等の第1の吹出し口37A,第2の吹出し
口37B,第3の吹出し口37C、および、第4の吹出
し口37Dは、第1の給気ダクト35A,第2の給気ダ
クト35B,第3の給気ダクト35C、および、第4の
給気ダクト35Dを介してそれぞれ主給気ダクト35に
接続されている。
【0014】第1の給気ダクト35A,第2の給気ダク
ト35B,第3の給気ダクト35C、および、第4の給
気ダクト35Dの第1の吹出し口37A,第2の吹出し
口37B,第3の吹出し口37C、および、第4の吹出
し口37Dと主給気ダクト35との間には、それぞれ第
1の給気ダンパ39A,第2の給気ダンパ39B,第3
の給気ダンパ39C、および、第4の給気ダンパ39D
が介装されている。
【0015】この実施形態では、第1の給気ダンパ39
A,第2の給気ダンパ39B,第3の給気ダンパ39
C、および、第4の給気ダンパ39Dは、電動モータに
入力される駆動電流によりダンパが開閉されるモータダ
ンパとされている。またビル31には、地下室31Eか
ら第4の室31Dまで貫通し、一側を空気調和機33の
還気口33cに接続される主還気ダクト41が配管され
ている。
【0016】第1の室31A,第2の室31B,第3の
室31C、および、第4の室31Dには、それぞれ第1
の還気口43A,第2の還気口43B,第3の還気口4
3C、および、第4の還気口43Dが配置されている。
これ等の第1の還気口43A,第2の還気口43B,第
3の還気口43C、および、第4の還気口43Dは、第
1の還気ダクト41A,第2の還気ダクト41B,第3
の還気ダクト41C、および、第4の還気ダクト41D
を介してそれぞれ主還気ダクト41に接続されている。
【0017】第1の還気ダクト41A,第2の還気ダク
ト41B,第3の還気ダクト41C、および、第4の還
気ダクト41Dの第1の還気口43A,第2の還気口4
3B,第3の還気口43C、および、第4の還気口43
Dと主還気ダクト41との間には、それぞれ第1の還気
ダンパ45A,第2の還気ダンパ45B,第3の還気ダ
ンパ45C、および、第4の還気ダンパ45Dが介装さ
れている。
【0018】この実施形態では、第1の還気ダンパ45
A,第2の還気ダンパ45B,第3の還気ダンパ45
C、および、第4の還気ダンパ45Dは、電動モータに
入力される駆動電流によりダンパが開閉されるモータダ
ンパとされている。さらに、ビル31には、一側を空気
調和機33の外気導入口33dに接続され、他側を第4
の室31D近傍の外気に開口される外気ダクト47が配
管されている。
【0019】外気ダクト47には、外気ダンパ49が介
装されており、この外気ダンパ49は、空気調和機33
の近傍に配置されている。この外気ダンパ49は、電動
モータに入力される駆動電流によりダンパが開閉される
モータダンパとされている。第1の室31A,第2の室
31B,第3の室31C、および、第4の室31Dに
は、それぞれの室内の温度を検出して、検出した温度に
対応する室温信号を出力する第1の室温センサ51A,
第2の室温センサ51B,第3の室温センサ51C、お
よび、第4の室温センサ51D(室温検出手段)が配置
されている(請求項2に対応)。
【0020】また、第1の室31A,第2の室31B,
第3の室31C、および、第4の室31Dには、それぞ
れの室内の炭酸ガス濃度を検出して、検出した炭酸ガス
濃度に対応する汚染信号を出力する第1の炭酸ガスセン
サ53A,第2の炭酸ガスセンサ53B,第3の炭酸ガ
スセンサ53C、および、第4の炭酸ガスセンサ53D
(清浄度検出手段)が配置されている(請求項3に対
応)。
【0021】さらに、第1の室31A,第2の室31
B,第3の室31C、および、第4の室31Dには、そ
れぞれ第1の運転開始スイッチ55A,第2の運転開始
スイッチ55B,第3の運転開始スイッチ55C、およ
び、第4の運転開始スイッチ55Dが配置されている。
そして、ビル31の例えば管理人室には、上述した空気
調和装置を制御するための空調制御装置57(空調制御
手段)が配置されている。
【0022】図2は、空調制御装置57のブロック図で
あり、この空調制御装置57は、マイクロコンピュータ
であるCPU61を有している。このCPU61には、
図1に示した第1の室温センサ51A,第2の室温セン
サ51B,第3の室温センサ51C,第4の室温センサ
51D,第1の炭酸ガスセンサ53A,第2の炭酸ガス
センサ53B,第3の炭酸ガスセンサ53C,第4の炭
酸ガスセンサ53D,第1の運転開始スイッチ55A,
第2の運転開始スイッチ55B,第3の運転開始スイッ
チ55C、および、第4の運転開始スイッチ55Dが接
続されている。
【0023】また、CPU61には、第1の給気ダンパ
駆動リレー63A,第2の給気ダンパ駆動リレー63
B,第3の給気ダンパ駆動リレー63C、および、第4
の給気ダンパ駆動リレー63Dを介して、図1に示した
第1の給気ダンパ39A,第2の給気ダンパ39B,第
3の給気ダンパ39C、および、第4の給気ダンパ39
Dが接続されている。
【0024】さらに、CPU61には、第1の還気ダン
パ駆動リレー65A,第2の還気ダンパ駆動リレー65
B,第3の還気ダンパ駆動リレー65C、および、第4
の還気ダンパ駆動リレー65Dを介して、図1に示した
第1の還気ダンパ45A,第2の還気ダンパ45B,第
3の還気ダンパ45C、および、第4の還気ダンパ45
Dが接続されている。
【0025】また、CPU61には、外気ダンパ駆動回
路67を介して図1に示した外気ダンパ49が接続され
ている。さらに、CPU61には、図1に示した空気調
和機33のインバータ制御部33aが接続されている。
そして、CPU61には、タイマIC69が接続されて
いる。
【0026】第1の給気ダンパ駆動リレー63A,第2
の給気ダンパ駆動リレー63B,第3の給気ダンパ駆動
リレー63C、および、第4の給気ダンパ駆動リレー6
3Dは、CPU61からダンパ開口信号を入力すると、
対応する第1の給気ダンパ39A,第2の給気ダンパ3
9B,第3の給気ダンパ39C、および、第4の給気ダ
ンパ39Dにダンパ開口電流を供給する。
【0027】また、第1の給気ダンパ駆動リレー63
A,第2の給気ダンパ駆動リレー63B,第3の給気ダ
ンパ駆動リレー63C、および、第4の給気ダンパ駆動
リレー63Dは、CPU61からダンパ閉鎖信号を入力
すると、対応する第1の給気ダンパ39A,第2の給気
ダンパ39B,第3の給気ダンパ39C、および、第4
の給気ダンパ39Dにダンパ閉鎖電流を供給する。
【0028】さらに、第1の還気ダンパ駆動リレー65
A,第2の還気ダンパ駆動リレー65B,第3の還気ダ
ンパ駆動リレー65C、および、第4の還気ダンパ駆動
リレー65Dは、CPU61からダンパ開口信号を入力
すると、対応する第1の還気ダンパ45A,第2の還気
ダンパ45B,第3の還気ダンパ45C、および、第4
の還気ダンパ45Dにダンパ開口電流を供給する。
【0029】また、第1の還気ダンパ駆動リレー65
A,第2の還気ダンパ駆動リレー65B,第3の還気ダ
ンパ駆動リレー65C、および、第4の還気ダンパ駆動
リレー65Dは、CPU61からダンパ閉鎖信号を入力
すると、対応する第1の還気ダンパ45A,第2の還気
ダンパ45B,第3の還気ダンパ45C、および、第4
の還気ダンパ45Dにダンパ閉鎖電流を供給する。
【0030】さらに、外気ダンパ駆動回路67は、CP
U61からダンパ開口信号を入力すると、外気ダンパ4
9にダンパ開口電流を供給し、CPU61からダンパ閉
鎖信号を入力すると、外気ダンパ49にダンパ閉鎖電流
を供給し、CPU61からダンパ最小開度信号を入力す
ると、外気ダンパ49にダンパ最小開度電流を供給す
る。
【0031】図3ないし図5は、上述した空気調和装置
の空気調和動作を示すフローチャートである。空気調和
装置の電源スイッチがONされて空気調和装置の作動が
開始されると、全ての室の空気調和を行うために、第1
の給気ダンパ駆動リレー63A,第2の給気ダンパ駆動
リレー63B,第3の給気ダンパ駆動リレー63C、お
よび、第4の給気ダンパ駆動リレー63Dにダンパ開口
信号が出力される(ステップS11)。
【0032】これにより、第1の給気ダンパ駆動リレー
63A,第2の給気ダンパ駆動リレー63B,第3の給
気ダンパ駆動リレー63C、および、第4の給気ダンパ
駆動リレー63Dから第1の給気ダンパ39A,第2の
給気ダンパ39B,第3の給気ダンパ39C、および、
第4の給気ダンパ39Dにダンパ開口電流が供給され
て、全ての給気ダンパが開口される。
【0033】次に、第1の還気ダンパ駆動リレー65
A,第2の還気ダンパ駆動リレー65B,第3の還気ダ
ンパ駆動リレー65C、および、第4の還気ダンパ駆動
リレー65Dにダンパ開口信号が出力される(ステップ
S12)。これにより、第1の還気ダンパ駆動リレー6
5A,第2の還気ダンパ駆動リレー65B,第3の還気
ダンパ駆動リレー65C、および、第4の還気ダンパ駆
動リレー65Dから第1の還気ダンパ45A,第2の還
気ダンパ45B,第3の還気ダンパ45C、および、第
4の還気ダンパ45Dにダンパ開口電流が供給されて、
全ての還気ダンパが開口される。
【0034】次に、外気ダンパ駆動回路67にダンパ閉
鎖信号が出力される(ステップS13)。これにより、
外気ダンパ駆動回路67から外気ダンパ49にダンパ閉
鎖電流が供給されて、外気ダンパ49が閉鎖される。次
に、空気調和機33のインバータ制御部33aに最大稼
働信号が出力される(ステップS14)。
【0035】これにより、空気調和機33が最大能力で
運転され、全ての室に調和空気が供給される。次に、第
1の室温センサ51A,第2の室温センサ51B,第3
の室温センサ51C、および、第4の室温センサ51D
から室温信号が入力される(ステップS15)。
【0036】次に、ステップS15で入力された室温信
号の値が予め設定されている設定温度の値に達している
か否かが判断される(ステップS16)。そして、室温
信号の値が設定温度の値に達していないと判断された時
には、室内が充分に空気調和されていないため、処理が
ステップS15に戻される。一方、室温信号の値が設定
温度の値に達していると判断された時には、室内が充分
に空気調和され、空気調和すべき室を制限するために、
変数Nに1が代入される(ステップS17)。
【0037】これにより、最初に調和空気の供給が一時
的に停止される室が初期設定される。この実施形態で
は、最初に第1の室31Aへの調和空気の供給が停止さ
れる。次に、タイマIC69に計時開始信号が出力され
る(ステップS18)。これにより、タイマIC69の
計時が開始される。この実施形態では、タイマIC69
の計時時間は、15分間に予め設定されている。
【0038】次に、第1の給気ダンパ駆動リレー63A
にダンパ閉鎖信号が出力される(ステップS19)。こ
れにより、第1の給気ダンパ駆動リレー63Aから第1
の給気ダンパ39Aにダンパ閉鎖電流が供給されて、第
1の給気ダンパ39Aが閉鎖される。次に、第1の還気
ダンパ駆動リレー65Aにダンパ閉鎖信号が出力される
(ステップS20)。
【0039】これにより、第1の還気ダンパ駆動リレー
65Aから第1の還気ダンパ45Aにダンパ閉鎖電流が
供給されて、第1の還気ダンパ45Aが閉鎖される。そ
して、ステップS19,ステップS20の処理により、
第1の室31Aへの調和空気の供給が停止される。次
に、空気調和機33のインバータ制御部33aに制限稼
働信号が出力される(ステップS21)。
【0040】これにより、空気調和機33の運転能力が
予め設定された所定の能力に低減される。この実施形態
では、この時の運転能力は、空気調和機33の有する最
大能力の75%に制限される。次に、第1の炭酸ガスセ
ンサ53Aから汚染信号が入力される(ステップS2
2)。
【0041】次に、ステップS22で入力された汚染信
号の値が予め設定されている汚染度の値に達しているか
否かが判断される(ステップS23)。そして、汚染信
号の値が汚染度の値に達していると判断された時には、
在室者の呼気等により室内の炭酸ガス濃度が上昇して空
気が汚染され、室内を換気する必要があるため、外気ダ
ンパ駆動回路67にダンパ開口信号が出力される(ステ
ップS24)。
【0042】これにより、外気ダンパ駆動回路67から
外気ダンパ49にダンパ開口電流が供給されて、外気ダ
ンパ49が開口される。そして、処理が後述するステッ
プS32に進められる。一方、ステップS23におい
て、汚染信号の値が汚染度の値に達していないと判断さ
れた時には、外気ダンパ駆動回路67にダンパ最小開度
信号が出力される(ステップS25)。
【0043】これにより、第1の室31A以外の室に
は、外気が導入された調和空気が供給される。次に、第
1の室温センサ51Aから室温信号が入力される(ステ
ップS26)。次に、ステップS26で入力された室温
信号の値が予め設定されている設定温度の値から2℃に
相当する値分変動したか否かが判断される(ステップS
27)。
【0044】そして、室温信号の値が設定温度の値から
2℃に相当する値分変動したと判断された時には、空気
調和動作を再開する必要があるため、処理が後述するス
テップS32に進められる。一方、室温信号の値が設定
温度の値から2℃に相当する値分変動していないと判断
された時には、第1の運転開始スイッチ55Aの状態が
入力される(ステップS28)。
【0045】次に、第1の運転開始スイッチ55Aの状
態がON状態であるか否かが判断される(ステップS2
9)。そして、第1の運転開始スイッチ55Aの状態が
ON状態であると判断された時には、空気調和動作を再
開する必要があるため、処理が後述するステップS32
に進められる。
【0046】一方、第1の運転開始スイッチ55Aの状
態がON状態ではないと判断された時には、タイマIC
69から経過時間が入力される(ステップS30)。次
に、ステップS30で入力された経過時間の値が予め設
定された15分経過した値に達しているか否かが判断さ
れる(ステップS31)。そして、経過時間の値が15
分経過した値に達していないと判断された時には、処理
がステップS22に戻される。
【0047】一方、経過時間の値が15分経過した値に
達していると判断された時には、第1の室31Aへの調
和空気の供給を開始するために、第1の給気ダンパ駆動
リレー63Aにダンパ開口信号が出力される(ステップ
S32)。次に、第1の還気ダンパ駆動リレー65Aに
ダンパ開口信号が出力される(ステップS33)。
【0048】そして、ステップS32,ステップS33
の処理により、第1の給気ダンパ39Aと第1の還気ダ
ンパ45Aとが開口されて、第1の室31Aへの調和空
気の供給が開始される。次に、空気調和装置の電源スイ
ッチがOFF状態であるか否かが判断される(ステップ
S34)。
【0049】そして、空気調和装置の電源スイッチがO
FF状態であると判断された時には、処理が終了され
る。一方、空気調和装置の電源スイッチがOFF状態で
はないと判断された時には、変数Nに1が加算される
(ステップS35)。これにより、次に調和空気の供給
が一時的に停止される室が第1の室31Aから第2の室
31Bに切り換えられる。
【0050】次に、ステップS35における変数Nの値
が4よりも大きいか否かが判断される(ステップS3
6)。そして、変数Nの値が4よりも大きいと判断され
た時には、処理がステップS17に戻されて、再び第1
の室31Aから調和空気の供給が停止される。一方、変
数Nの値が4よりも大きくないと判断された時には、処
理がステップS18に戻され、第2の室31Bへの調和
空気の供給停止処理が行われる。
【0051】以下、上述した処理が図6に示すように繰
り返し行われ、この実施形態では、15分間の調和空気
の供給停止と45分間の調和空気の供給とが1サイクル
となり繰り返し行われる。以上のように構成された空気
調和装置では、空気調和機33と第1の室31A,第2
の室31B,第3の室31C、および、第4の室31D
にそれぞれ設置されている第1の吹出し口37A,第2
の吹出し口37B,第3の吹出し口37C、および、第
4の吹出し口37Dとの間を連通する第1の給気ダクト
35A,第2の給気ダクト35B,第3の給気ダクト3
5C、および、第4の給気ダクト35Dに、各室に対応
する第1の給気ダンパ39A,第2の給気ダンパ39
B,第3の給気ダンパ39C、および、第4の給気ダン
パ39Dを介装し、空気調和機33と第1の室31A,
第2の室31B,第3の室31C、および、第4の室3
1Dにそれぞれ設置されている第1の還気口43A,第
2の還気口43B,第3の還気口43C、および、第4
の還気口43Dとの間を連通する第1の還気ダクト41
A,第2の還気ダクト41B,第3の還気ダクト41
C、および、第4の還気ダクト41Dに、各室に対応す
る第1の還気ダンパ45A,第2の還気ダンパ45B,
第3の還気ダンパ45C、および、第4の還気ダンパ4
5Dを介装して、空調制御装置57により、各室に対応
する給気ダンパと還気ダンパとを周期的に所定時間閉
じ、各室に調和空気を供給する空気調和動作を順次停止
するようにしたので、図1に示したように各室への調和
空気の供給を周期的に所定時間停止することができ、従
来よりも大幅にエネルギーの消費量を低減することがで
きる。
【0052】また、上述した空気調和装置では、各室に
対応する給気ダンパと還気ダンパとを空調制御装置57
により周期的に所定時間閉じ、各室に調和空気を供給す
る空気調和動作を順次停止するようにしたので、空気調
和機33の作動を停止することなく調和空気の室への供
給を停止することができ、空気調和機33の空気調和動
作による負荷変動を確実に低減することができる。
【0053】さらに、各室に対応する給気ダンパと還気
ダンパとを空調制御装置57により周期的に所定時間閉
じて、各室に調和空気を供給する空気調和動作を順次停
止するようにしたので、空気調和動作の停止を小さな動
力で確実に行うことができる。また、上述した空気調和
装置では、室内の温度を検出して、検出した温度に対応
する室温信号を出力する第1の室温センサ51A,第2
の室温センサ51B,第3の室温センサ51C、およ
び、第4の室温センサ51Dを備えて、空調制御装置5
7により、空気調和動作の停止時に、室温センサから入
力される室温信号の値が予め設定された所定の値以上変
化した時に空気調和動作を開始するようにしたので、室
内の急激な温度変化を確実に防止することができる。
【0054】さらに、上述した空気調和装置では、室内
の空気の清浄度を検出して、検出した清浄度に対応する
汚染信号を出力する第1の炭酸ガスセンサ53A,第2
の炭酸ガスセンサ53B,第3の炭酸ガスセンサ53
C、および、第4の炭酸ガスセンサ53Dと、空気調和
機33に外気を供給する外気ダクト47に介装される外
気ダンパ49とを備えて、空調制御装置57により、炭
酸ガスセンサから入力される汚染信号の値が予め設定さ
れた所定の値に達した時に、空気調和動作が停止されて
いる室の空気調和動作を開始して、外気ダンパ49を開
けるようにしたので、室内に外気を導入することがで
き、室内の空気を常に清浄に保つことができる。
【0055】なお、上述した空気調和装置の第2の実施
形態では、それぞれの階に空気調和すべき第1の室31
A,第2の室31B,第3の室31C、および、第4の
室31Dを有する4階建てのビル31に本発明の空気調
和装置を適用した例について説明したが、本発明はかか
る実施形態に限定されるものではなく、空気調和すべき
室の数に応じて幅広く適用することができる。
【0056】また、上述した空気調和装置の第2の実施
形態では、それぞれの階に空気調和すべき第1の室31
A,第2の室31B,第3の室31C、および、第4の
室31Dを有する4階建てのビル31に本発明の空気調
和装置を適用した例について説明したが、本発明はかか
る実施形態に限定されるものではなく、空調すべき室を
同一階に複数有するビルに適用することもできる。
【0057】さらに、上述した空気調和装置の第2の実
施形態では、空気調和動作の停止時間を15分間に設定
した例について説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、室の広さ,方位,在室者の
数,日当たり,躯体蓄熱量等の条件に応じて変化させる
こともできる。なお、立上り時間を延ばすことが可能で
あれば、また、24時間連続運転システム等の場合イン
バータ制御を無くすることができるばかりでなく、空調
機の容量が低減できるのでさらにイニシャルコストを下
げることができる。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の空気
調和装置では、空気調和機と複数の室にそれぞれ設置さ
れている吹出し口との間を連通する給気ダクトに、各室
に対応する複数の給気ダンパを介装し、空気調和機と複
数の室にそれぞれ設置されている還気口との間を連通す
る還気ダクトに、各室に対応する複数の還気ダンパを介
装して、空調制御手段により、各室に対応する給気ダン
パと還気ダンパとを周期的に所定時間閉じて、室に調和
空気を供給する空気調和動作を順次停止するようにした
ので、空気調和機の空気調和動作による負荷変動を確実
に低減することができ、且つ、従来よりも大幅にエネル
ギーの消費量を低減することができる。
【0059】また、各室に対応する給気ダンパと還気ダ
ンパとを空調制御手段により周期的に所定時間閉じて、
室に調和空気を供給する空気調和動作を順次停止するよ
うにしたので、空気調和動作の停止を小さな動力で確実
に行うことができる。請求項2記載の空気調和装置で
は、室内の温度を検出して、検出した温度に対応する室
温信号を出力する複数の室温検出手段を備えて、空調制
御手段により、空気調和動作の停止時に、室温検出手段
から入力される室温信号の値が予め設定された所定の値
以上変化した時に空気調和動作を開始するようにしたの
で、室内の急激な温度変化を確実に防止することができ
る。
【0060】請求項3記載の空気調和装置では、室内の
空気の清浄度を検出して、検出した清浄度に対応する汚
染信号を出力する清浄度検出手段と、空気調和機に外気
を供給する外気ダクトに介装される外気ダンパとを備え
て、空調制御手段により、清浄度検出手段から入力され
る汚染信号の値が予め設定された所定の値に達した時
に、空気調和動作が停止されている室の空気調和動作を
開始させ、外気ダンパを開けるようにしたので、室内に
外気を導入することができ、室内の空気を常に清浄に保
つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和装置の一実施形態を示す配管
系統図である。
【図2】図1の空気調和装置の空調制御装置を示すブロ
ック図である。
【図3】図1の空気調和装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】図3のステップS22に続くステップを示すフ
ローチャートである。
【図5】図4のステップS32に続くステップを示すフ
ローチャートである。
【図6】図5の空気調和装置の間歇動作を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
31A 第1の室 31B 第2の室 31C 第3の室 31D 第4の室 33 空気調和機 35 主給気ダクト 35A 第1の給気ダクト 35B 第2の給気ダクト 35C 第3の給気ダクト 35D 第4の給気ダクト 37A 第1の吹出し口 37B 第2の吹出し口 37C 第3の吹出し口 37D 第4の吹出し口 39A 第1の給気ダンパ 39B 第2の給気ダンパ 39C 第3の給気ダンパ 39D 第4の給気ダンパ 41 主還気ダクト 41A 第1の還気ダクト 41B 第2の還気ダクト 41C 第3の還気ダクト 41D 第4の還気ダクト 43A 第1の換気口 43B 第2の換気口 43C 第3の換気口 43D 第4の換気口 45A 第1の還気ダンパ 45B 第2の還気ダンパ 45C 第3の還気ダンパ 45D 第4の還気ダンパ 47 外気ダクト 49 外気ダンパ 51A 第1の室温センサ 51B 第2の室温センサ 51C 第3の室温センサ 51D 第4の室温センサ 53A 第1の炭酸ガスセンサ 53B 第2の炭酸ガスセンサ 53C 第3の炭酸ガスセンサ 53D 第4の炭酸ガスセンサ 57 空調制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 三男 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号 三機工業株式会社内 (72)発明者 福森 幹太 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号 三機工業株式会社内 (72)発明者 角谷 三夫 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番 2号 株式会社奥村組内 (72)発明者 辰己 利幸 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番 2号 株式会社奥村組内 (56)参考文献 特開 昭62−200122(JP,A) 特開 昭64−41754(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 - 11/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和すべき独立した複数の室に調和
    空気を送風する空気調和機と、 前記空気調和機と前記複数の室にそれぞれ設置されてい
    る吹出し口との間を連通する給気ダクトに前記室に対応
    して介装される複数の給気ダンパと、 前記空気調和機と前記複数の室にそれぞれ設置されてい
    る還気口との間を連通する還気ダクトに前記室に対応し
    て介装される複数の還気ダンパと、 前記室に対応する前記給気ダンパと前記還気ダンパとを
    周期的に所定時間閉じて、前記室に調和空気を供給する
    空気調和動作を順次停止させる空調制御手段と、 を備えてなることを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和装置において、 前記室内の温度を検出して、検出した温度に対応する室
    温信号を出力する複数の室温検出手段を備え、 前記空調制御手段は、前記空気調和動作の停止時に、前
    記室温検出手段から入力される前記室温信号の値が予め
    設定された所定の値以上変化した時に前記空気調和動作
    を開始させることを特徴とする空気調和装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の空気調和
    装置において、 前記室内の空気の清浄度を検出して、検出した清浄度に
    対応する汚染信号を出力する清浄度検出手段と、 前記空気調和機に外気を供給する外気ダクトに介装され
    る外気ダンパと、 を備え、 前記空調制御手段は、前記清浄度検出手段から入力され
    る前記汚染信号の値が予め設定された所定の値に達した
    時に、前記空気調和動作が停止されている前記室の前記
    空気調和動作を開始させ、前記外気ダンパを開けること
    を特徴とする空気調和装置。
JP29374596A 1996-11-06 1996-11-06 空気調和装置 Expired - Lifetime JP3364637B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29374596A JP3364637B2 (ja) 1996-11-06 1996-11-06 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29374596A JP3364637B2 (ja) 1996-11-06 1996-11-06 空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10141750A JPH10141750A (ja) 1998-05-29
JP3364637B2 true JP3364637B2 (ja) 2003-01-08

Family

ID=17798696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29374596A Expired - Lifetime JP3364637B2 (ja) 1996-11-06 1996-11-06 空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3364637B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4703692B2 (ja) * 2008-07-11 2011-06-15 株式会社東芝 空調制御システムおよびこれに利用する給気切替コントローラ、空調制御方法
JP2010190434A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Shin Nippon Air Technol Co Ltd 空調装置及び空調制御方法
CN110749045B (zh) * 2019-09-04 2022-03-18 安徽博微长安电子有限公司 粮库用空调集中式控制系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10141750A (ja) 1998-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07190457A (ja) 室別空調制御方法および装置
JP3364637B2 (ja) 空気調和装置
JP3102159B2 (ja) 空気調和装置
JPH08178397A (ja) 空気調和機
JP3760753B2 (ja) 熱交換換気装置
JP4228279B2 (ja) 床吹出し空調システム
JPH0875225A (ja) ダクト式全館一括空調システムの制御方法
JPH10220838A (ja) 換気システム装置
JPH1183099A (ja) 住宅の換気システム
JPH07324788A (ja) 換気装置
JPH09133378A (ja) 空調機
WO2021166046A1 (ja) 換気システム
JP3048369B2 (ja) 換気装置
JP3446154B2 (ja) 高層ビルにおける排煙及びエレベータシャフト内の加圧制御方法
JP2010007925A (ja) 空調システム
JP3473127B2 (ja) 空調換気扇
JP2980221B2 (ja) 空気調和システム
JPH02290454A (ja) 空気調和機
JP2755003B2 (ja) ダクト式空気調和機
JPH08219507A (ja) 多室用換気システム
JPH03164637A (ja) 空調用換気装置
JPH06185768A (ja) 換気装置
JPH10220807A (ja) 低床二重床を利用した空調システム
JP3108222B2 (ja) 空気調和装置
JP2886456B2 (ja) 排煙設備

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081101

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081101

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091101

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091101

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101101

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101101

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111101

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111101

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141101

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141101

Year of fee payment: 12

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141101

Year of fee payment: 12

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term