JP3364317B2 - 画像表示装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は画像表示装置に係り、よ
り詳しくは、パチンコ遊技機等の遊戯機、広告宣伝用の
ディスプレイ装置等のように画像データを記憶するメモ
リと画像データを処理する画像処理プロセッサとを備え
た画像表示装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】パチンコ遊技機には、表示部を備えた補
助ゲーム装置と、補助ゲーム装置に連動して所定回数開
放される変動入賞装置とが設けられたものがある。この
補助ゲーム装置の表示部は、例えば、外周に数字、図柄
等が記録された複数のドラムが所謂スロットマシーンの
ように回転可能に配列されたスロットから構成されてお
り、遊技盤に設けられた特定入賞口へ打球が入賞する
と、スロットが所定回回転した後に停止して表示部に例
えば３桁の数字が表示される。そして、表示された３桁
の数字が揃うと、特定遊技状態、所謂大当たりとなり、
閉塞状態を維持していた変動入賞装置が断続的に開放さ
れ、打球の入賞率が急激に増加するように構成されてい
る。

【０００３】また、最近では遊技者に対するサービスの
向上を図って、数字や図柄合わせのための数字や図柄、
ゲーム中の情報（入賞個数、開放回数、当たり図柄等）
を表示するため、ＣＲＴや液晶ディスプレイ装置等で構
成された表示部を備えた画像表示装置がパチンコ遊技機
に搭載されている。

【０００４】この画像表示装置は、画像データを記憶し
たメモリと、メモリから画像データとを読み出して表示
部に表示する画像処理用プロセッサ（一般には、ＶＤＰ
（Video Display Processor)またはＶＤＣ（Video Disp
lay Contoroller)と呼ばれている）と、マイクロコンピ
ュータ（ＭＰＵ）とを備えている。

【０００５】このＭＰＵは、データの受渡しを開始し、
調整するタイミング信号であるストローブ信号の立ち下
がり（または立ち上がり）に同期して外部から入力され
る表示コマンドを非表示期間中に必要回数取込み、取込
んだ表示コマンドを解読し、表示コマンドに応じた表示
画像を表示するために、画像処理用プロセッサに対して
各種の表示処理を行っている。すなわち、このＭＰＵ
は、表示コマンドの取込み、解読、表示処理を連続的に
行っている。そして、画像処理用プロセッサは、この表
示処理によって表示部の画像を切り替えたり、表示部の
画像をスクロールしたりしている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像表示装置では、表示コマンドの取込み、解読、表示
処理が連続的に行われるので、表示コマンドを連続的に
安定して取り込めなかった場合には、取り込んだ表示コ
マンドの信頼性が低下し、目的とする表示設定を行うこ
とができず、従って表示コマンドに応じた表示画像を安
定して表示することができない、という問題がある。特
に、複数のデータで１つの表示コマンドを表している場
合には、表示コマンドの信頼性が大きく低下する。

【０００７】本発明は上記問題点を解消するために成さ
れたもので、高い信頼性で表示コマンドを取り込んで安
定した画像を表示することができる画像表示装置を提供
することを目的をする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項１に記載の発明は、画像データを記憶した記憶
手段と、画像を表示する表示部と、表示設定に応じて前
記記憶手段から画像データを読み出し、前記表示部に画
像を表示する画像処理手段と、表示コマンドと表示コマ
ンドを取り込むためのタイミングを周期的に指示するタ
イミング信号とに基づいて、表示部への表示期間中にタ
イミング信号のタイミングに同期して周期的に複数回表
示コマンドを取込んで格納する取込み手段と、前回の表
示期間中に格納された表示コマンドを現在の表示期間中
に解読する際に、取り込んだ表示コマンドが異常である
ときに該異常な表示コマンドを無効として他の表示コマ
ンドを解読し、解読した表示コマンドに対応する表示設
定を現在の表示期間終了と同時に画像処理手段に設定す
る設定手段と、によって構成されている。また、請求項
２に記載の発明は、表示コマンドを解読するために、前
記取込み手段に格納されている表示コマンドをコピーし
て格納する解読用バッファを更に備えることを特徴とし
ている。

【０００９】

【作用】本発明の取込み手段は、表示コマンドと表示コ
マンドを取り込むためのタイミングを周期的に指示する
タイミング信号とに基づいて、表示部への表示期間中に
タイミング信号のタイミングに同期して周期的に複数回
表示コマンドを取込んで格納する。

【００１０】このように、表示期間中に表示コマンドを
周期的に取込んで格納しているので、非表示期間に比較
して取込み回数を多くすることができ、表示コマンドを
連続的に安定して取り込めなかった場合にも、その部分
を無効とする等によって、取り込んだ表示コマンドの信
頼性を向上することができる。

【００１１】設定手段は、前回の表示期間中に格納され
た表示コマンドを現在の表示期間中に解読する際に、取
り込んだ表示コマンドが異常であるときに該異常な表示
コマンドを無効として他の表示コマンドを解読し、解読
した表示コマンドに対応する表示設定を現在の表示期間
終了と同時に画像処理手段に設定する。これによって、
画像処理手段は、表示設定に応じて記憶手段から画像デ
ータを読み出し、表示部に画像を表示する。また、ある
タイミングで取り込んだデータが異常であってもこのデ
ータを無効としているので他のデータを解読することに
より表示コマンドを解読することができる。

【００１２】

【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。なお、以下では本発明に係る画像表示装置を
パチンコ遊技機に適用した場合を例に説明する。

【００１３】図１には本実施例に係るパチンコ遊技機１
０が示されている。パチンコ機１０は保持枠１２を備え
ており、この保持枠１２の前面上部位置には遊技盤１４
が嵌め込まれている。また、保持枠１２の前面下部位置
にはパチンコ球を供給する供給皿１６及び出球を貯留す
る受皿１８が配置されている。さらに、この受皿１８の
図１紙面右側にはパチンコ球を発射する発射装置２０が
配置されている。発射装置２０は操作ダイヤル２２を備
えており、この操作ダイヤル２２を所定量回転すること
によりパチンコ球が連続的に発射される。

【００１４】遊技盤１４の下部には、所定の状態でのみ
断続的に開放するように構成された変動入賞装置２４が
配置されている。また、遊技盤１４の中央部には、可変
表示装置２６が配置されている。この可変表示装置２６
の両脇には、第１の特定入賞口２８がそれぞれ配置され
ている。また、可変表示装置２６の下方には、第２の特
定入賞口３０が配置されている。

【００１５】この可変表示装置２６は、図２に示すよう
に、カラー液晶ディスプレイ３８を備えた表示部３２
と、変動入賞装置２４の開放回数をカウントして表示す
る回数表示部３４と、表示部３２の表示内容の変更途中
で第１の特定入賞口２８及び第２の特定入賞口３０へ入
賞した打球の数をプールして表示するための入賞球表示
部３６と、を備えている。

【００１６】液晶ディスプレイ３８は、各々一方の面に
透明電極が形成されかつ所定間隔隔てて向かい合うよう
に配置された一対のガラス基板と、この一対のガラス基
板の間に充填された液晶とから構成されている。液晶は
電極を介して電圧が印加されると電極に挟まれた部分の
光透過率が印加電圧の大きさに応じて変化するが、透明
電極は、画像表示面を微小面積の１ドットを単位として
マトリックス状に区画したときの各ドットに対応する部
分毎に光透過率を変更できるように配置されている。

【００１７】また、各ドットに対応して、図３に示すよ
うにＢ（ブルー）光、Ｇ（グリーン）光またはＲ（レッ
ド）光を透過するフィルタが配置されている。図３に示
す例では太線で示す６ドットが概念的な１画素を構成し
ており、各画素の色及び輝度は、各ドットの光透過率、
詳しくは液晶ディスプレイ３８の背面に配置された図示
しないバックライトから照射され各ドットを透過した
Ｂ、ＧまたはＲの色の光の光量によって変化する。

【００１８】図４に示すように、液晶ディスプレイ３８
は表示制御装置４０のインタフェースとしてのドライバ
５４に接続されている。表示制御装置４０はＭＰＵ（マ
イクロプロセッシングユニット）４２、表示コマンド記
録用のバッファとしてのＲＡＭ４４、解読用のバッファ
としてのＲＡＭ４５、ＲＯＭ４６及び入出力ポート４８
を備えている。このＲＡＭとしては、１つのＲＡＭを用
いて内部を分割して使用している。また、他にプログラ
ム用のワークエリア、スタックエリアとしても使用して
いる。ＭＰＵ４２の複数の信号入出力端子Ｓ（図では１
個のみ示す）は、バスを介してＲＡＭ４４、４５、ＲＯ
Ｍ４６及び入出力ポート４８に接続されている。

【００１９】また、入出力ポート４８には図示しない複
数の外部回路が接続されている。外部回路は、各々パチ
ンコ機１０の各部の状態（例えば特定入賞口に打球が入
賞したか否か）を検出するセンサと、センサの検出結果
に対応したデータからなる表示コマンドと表示コマンド
を取り込むためのタイミングを周期的（例えば、２ｍｓ
ｅｃ毎）に指示するタイミング信号であるストローブ信
号とを出力する出力回路と、で構成されており、外部回
路から出力された表示コマンド及びストローブ信号は入
出力ポート４８に入力される。

【００２０】図６は、出力回路とＩ／Ｏポートとの具体
的回路図を示すものである。出力回路は、オープンコレ
クタのバファＢ１を備えており、Ｉ／Ｏポートは、入力
端が抵抗Ｒを介して電源（＋５Ｖ）に接続されたトラン
ジスタアレイで構成されたバファＢ２を備えている。

【００２１】また、ＭＰＵ４２には、画像表示用プロセ
ッサ（以下、ＶＤＰと称する）５０が接続されており、
ＶＤＰ５０には画像データを記憶した記憶手段としての
ＲＯＭ５２がバスを介して接続されている。本実施例の
ＲＯＭ５２は、８メガビットの記憶容量を有している。

【００２２】次に本実施例の作用を説明する。パチンコ
機１０の電源が投入されると、ＭＰＵ４２ではアイドル
状態で表示する画像（例えば図４に示すようなスロット
を表す画像）に対応するＲＯＭ５２に記憶された画像デ
ータのアドレスを検知し、このアドレスに対応する表示
設定をＶＤＰ５０に設定する。なお、各種の画像データ
各々のアドレスはＲＯＭ４６に表示コマンドと画像デー
タとのテーブルとして予め記憶されており、ＭＰＵ４２
による画像データのアドレスの検知は、ＲＯＭ４６から
テーブルを読み出すことによって行われる。

【００２３】ＶＤＰ５０では表示設定に応じてＲＯＭ５
２から画像データを読み出し、読み出した画像データを
順次ビデオ信号に変換してドライバ５４へ出力する。ド
ライバ５４では入力されたビデオ信号に基づいて液晶デ
ィスプレイ３８の各ドットの色及び輝度を判断し、液晶
ディスプレイ３８に設けられた多数の電極のうち電圧を
印加する電極を順次切換えると共に判断した各ドットの
色及び輝度に応じて印加電圧を制御する。これにより、
図４に示すような画像が液晶ディスプレイ３８に表示さ
れる。なお、ＶＤＰ５０では、ドライバ５２に出力する
ビデオ信号の垂直帰線消去期間（垂直非表示期間）が始
まったときに、ＭＰＵ４２の割込み信号入力端子（図５
では「ＩＮＴ」として示す）へ信号を出力する。

【００２４】ところで、遊技者が操作ダイヤル２２を所
定量回転させると、発射装置２０からパチンコ球が発射
され、遊技が開始される。これに伴い、外部回路よりパ
チンコ機１０の各部の状態等に対応した表示コマンド
（データ）と所定時間（本実施例では２ｍｓｅｃ）毎に
立ち下がるストローブ信号とが出力される。この表示コ
マンドとストローブ信号とを図７に示す。

【００２５】図８は、ストローブ信号の立ち下がりで割
り込まれる割り込みルーチンを示すものであり、ステッ
プ１００において、８ビットのデータである表示コマン
ドを受信し、ステップ１０２において受信した表示コマ
ンドを記録用バッファであるＲＡＭ４４に格納する。表
示コマンドとしては、表示の切換、表示のスクロール等
がある。ストローブ信号は周期的に立ち下がるので、周
期的に複数回表示コマンドが取り込まれることになる。

【００２６】図９は、メインルーチンを示すものであ
り、ステップ１１０において、記録用のバッファである
ＲＡＭ４４に格納されている内容を解読用バッファであ
るＲＡＭ４５にコピーする。このように、記録用のバッ
ファに格納された内容を解読用のバッファにコピーする
ようにしているので、上書きされることによって記録用
のバッファに格納された内容が消去されるのが防止され
る。

【００２７】次のステップ１１２では、解読用バッファ
に格納されている内容を読み出して表示コマンドの解読
を行い、ステップ１１４において解読された表示コマン
ドに対応する表示設定の準備を行う。この場合、解読用
バッファ格納されている内容は前回の表示期間中に取り
込まれて格納された内容であり、また、あるタイミング
で取り込んだデータが異常であってもこのデータを無効
として他のデータを解読することにより表示コマンドを
解読することができる。

【００２８】ステップ１１６では、ＶＤＰから垂直非同
期期間を表す信号が入力されたか否かを判断し、垂直非
同期期間を表す信号が入力された場合にはステップ１１
８においてＶＤＰに対して表示設定を行う。

【００２９】これによって、メインルーチンで垂直非表
示期間を待っている間に、すなわち現在の表示期間中に
ストローブ信号による割り込みにより表示コマンドが周
期的に取り込まれる。

【００３０】ＶＤＰはこの表示設定に応じて、例えば、
打球が第１の特定入賞口２８及び第２の特定入賞口３０
の何れかに入賞した場合には、ＭＰＵ４２は、スロット
が回転した後に数字が変化した状態で停止するイメージ
の動画像（時系列的に連続する多数フレームの画像から
成る、所謂映像）の表示を行う。また、液晶ディスプレ
イ３８に表示する数字が揃うと特定遊技状態、所謂大当
たりとなる。この場合、ＭＰＵ４２は変動入賞装置２４
が断続的に開放され、回数表示部３４に変動入賞装置２
４が現在何回目の開放状態なのかが表示されるように制
御すると共に、液晶ディスプレイ３８に遊技者の興をそ
そるための動画像を表示する。

【００３１】このように、本実施例では表示期間中に割
り込みによって表示コマンドを受信しているので、連続
して複数回周期的に表示コマンドを受信することがで
き、これによって、取り込んだデータの信頼性を向上さ
せることができる。また、ストローブ信号に同期した割
り込み処理により表示コマンドを取り込んでいるので、
プログラムの実行時間の無駄がなく、他の処理時間を多
くすることができる。

【００３２】また、次の表示期間開始時にバッファに格
納されている内容を解読用のバッファにコピーし、解読
用バッファから順次データを読み出して解読を行い、次
の表示期間で表示コマンドに応じた内容を表示している
ので、表示期間の間表示コマンドが周期的に取り込まれ
ることになり、取り込んだ表示コマンドの信頼性を高く
することができる。

【００３３】また、上述のように表示部３２の液晶ディ
スプレイ３８に様々な画像を表示することができるの
で、表示部３２の汎用性が高くなる。このため、本実施
例の表示部３２をユニット化し、ＲＯＭ５２に記憶する
画像データを変更することによって様々な機種のパチン
コ機の表示部として共通に用いることも可能となる。こ
れに伴って、表示部３２をパチンコ機の受注と無関係に
計画的に生産することができるので、表示部のコスト、
さらにはパチンコ機のコストをも低く抑制することがで
きる。

【００３４】なお、上記では本発明に係る画像表示部と
してカラーの液晶ディスプレイ３８を用いた例を説明し
たが、これに限定されるものではなく、モノクロの液晶
ディスプレイ、ブラウン管、プラズマ表示パネル、エレ
クトロルミネセント・パネル等の各種の表示デバイスを
適用することが可能である。

【００３５】また、上記では本発明に係る記憶手段とし
てＲＯＭを用いた例を説明したが、これに限定されるも
のではなく、他の不揮発性の半導体メモリ、例えばＥＰ
ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ等を用いてもよい。

【００３６】また、上記では表示制御手段をＭＰＵ４２
とＶＤＰ５０とにより構成していたが、これに限定され
るものではなく、表示制御手段を単一のプロセッサによ
り構成することも可能である。

【００３７】更に、上記では本発明に係る画像表示装置
をパチンコ機の表示部に適用した場合を例に説明した
が、これに限定されるものではなく、記憶装置に記憶さ
れた画像データを読み出し該画像データの画像を画像表
示部に表示する表示装置であれば適用することが可能で
あり、例えば他のゲーム機の表示部に適用したり、広告
宣伝用のディスプレイとして用いることができることは
言うまでもない。

【００３８】

【発明の効果】以上説明したように本発明に係る画像表
示装置によれば、表示部への表示期間中にタイミング信
号のタイミングに同期して表示コマンドを周期的に取込
んで格納しておいて、前回の表示期間中に格納された表
示コマンドを現在の表示期間中に解読し、現在の表示期
間終了と同時に画像処理手段に設定しているので、高い
信頼性で表示コマンドを取り込んで安定した画像を表示
することができる、という効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施例に係るパチンコ機を示す正面図であ
る。

【図２】パチンコ機の可変表示装置を示す拡大正面図で
ある。

【図３】カラー液晶ディスプレイの画素の配列を示す概
念図である。

【図４】液晶ディスプレイに表示する画像の一例として
スロットを表す画像を示す平面図である。

【図５】画像表示装置の概略構成を示すブロック図であ
る。

【図６】出力回路とＩ／Ｏポートとの具体的回路図であ
る。

【図７】表示コマンドとストローブ信号とを示す線図で
ある。

【図８】ストローブ信号の立ち下がりで割り込まれる割
り込みルーチンを示す流れ図である。

【図９】本実施例のメインルーチンを示す流れ図であ
る。

【符号の説明】

１０ パチンコ機 ３２ 表示部 ３８ 液晶ディスプレイ ４０ 表示装置 ４２ ＭＰＵ ５０ ＶＤＰ ５２ ＲＯＭ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) G09G 5/395 A63F 7/02 320 A63F 9/24

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像データを記憶した記憶手段と、 画像を表示する表示部と、 表示設定に応じて前記記憶手段から画像データを読み出
   し、前記表示部に画像を表示する画像処理手段と、 表示コマンドと表示コマンドを取り込むためのタイミン
   グを周期的に指示するタイミング信号とに基づいて、表
   示部への表示期間中にタイミング信号のタイミングに同
   期して周期的に複数回表示コマンドを取込んで格納する
   取込み手段と、 前回の表示期間中に格納された表示コマンドを現在の表
   示期間中に解読する際に、取り込んだ表示コマンドが異
   常であるときに該異常な表示コマンドを無効として他の
   表示コマンドを解読し、解読した表示コマンドに対応す
   る表示設定を現在の表示期間終了と同時に画像処理手段
   に設定する設定手段と、 を備えた画像表示装置。
2. 【請求項２】 表示コマンドを解読するために、前記取
   込み手段に格納されている表示コマンドをコピーして格
   納する解読用バッファを更に備えることを特徴とする請
   求項１に記載の画像表示装置。