JPH11253620A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH11253620A
JPH11253620A JP10057185A JP5718598A JPH11253620A JP H11253620 A JPH11253620 A JP H11253620A JP 10057185 A JP10057185 A JP 10057185A JP 5718598 A JP5718598 A JP 5718598A JP H11253620 A JPH11253620 A JP H11253620A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる遊技機種に対しても表示装置の再利用
を容易とする。 【解決手段】 遊技系統の電気的作動装置の制御を行う
役物制御装置と、可変表示遊技を行う表示装置と、該表
示装置の表示制御を役物制御装置の制御下で行う表示制
御装置とを備え、表示装置での可変表示遊技結果に基づ
き所定の遊技価値を付与可能な遊技機である。役物制御
装置は、表示装置の可変表示遊技に関する表示情報を記
憶する第1表示情報記憶手段と、該第1表示情報記憶手
段に記憶された表示情報を所定のタイミングで表示制御
装置へと送信する表示情報送信手段と、を含み、表示制
御装置は、表示情報送信手段から送信された表示情報を
記憶する第2表示情報記憶手段と、役物制御装置からの
制御信号に基づき、第2表示情報記憶手段に記憶された
表示情報を用いて、表示装置への可変表示遊技に関する
画像表示を行う表示制御手段と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技系統の電気的
作動装置の制御を行う役物制御装置と、可変表示遊技を
行う表示装置と、該表示装置の表示制御を前記役物制御
装置の制御下で行う表示制御装置とを備え、前記表示装
置での可変表示遊技結果に基づき所定の遊技価値を付与
可能な遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機などの遊技機(主
として、弾球遊技機)には、遊技領域を構成する遊技盤
に、可変表示遊技などの遊技表示を行う表示装置(例え
ば、特図の可変表示装置など)が設けられている。この
表示装置には、カラー液晶装置等からなる表示部(映像
表示器)が設けられ、該表示部は、遊技系統の制御を行
う役物制御装置(役物制御回路)と電気的に接続された
表示制御装置(表示制御回路)によって、その表示映像
が制御されるようになっている。この表示制御装置は、
役物制御装置から送信された、例えば、「リーチ1を表
示」といった制御信号に基づいて、その信号に対応した
絵データ(識別情報データを含む)或いは制御データな
どを、内蔵するROM等から読み込み、これらデータを
用いて、リーチアクション等の表示制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の表示制御装置
は、遊技性や表示に特徴を持たせるため、遊技機の機種
毎に専用に開発製作され、また、取り扱い性等を考慮し
て表示装置に一体的に取り付けられている。そのため、
その表示装置を機種の異なる遊技機に再利用するには、
表示装置から表示制御装置を取り外して交換しなければ
ならなかった。しかし、その表示制御装置の交換には非
常に手間がかかるため、遊技店においては、遊技機或い
は遊技盤を入れ替える際に、表示制御装置と一緒に表示
装置も廃棄していた。その一方において、近年、遊技機
や遊技盤の交換サイクルは短くなる傾向にあり、表示装
置の再利用が望まれている。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、異なる機種に対しても表示装
置の再利用が容易な遊技機を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、遊技系統の電気的作動装置
の制御を行う役物制御装置(例えば、役物制御回路20
など)と、可変表示遊技を行う表示装置(例えば、特図
の可変表示装置4など)と、該表示装置の表示制御を前
記役物制御装置の制御下で行う表示制御装置(例えば、
表示制御回路40など)とを備え、前記表示装置での可
変表示遊技結果に基づき所定の遊技価値を付与可能な遊
技機(例えば、パチンコ遊技機100など)において、
前記役物制御装置は、前記表示装置の可変表示遊技に関
する表示情報を記憶する第1表示情報記憶手段(例え
ば、表示データ保存用ROM27など)と、該第1表示
情報記憶手段に記憶された表示情報を所定のタイミング
で前記表示制御装置へと送信する表示情報送信手段(例
えば、CPU21aなど)と、を含み、前記表示制御装
置は、前記表示情報送信手段から送信された表示情報を
記憶する第2表示情報記憶手段(例えば、制御用EEP
ROM47、キャラクタ用EEPROM48など)と、
前記役物制御装置からの制御信号に基づき、前記第2表
示情報記憶手段に記憶された表示情報を用いて、前記表
示装置への前記可変表示遊技に関する画像表示を行う表
示制御手段(例えば、CPU41など)と、を備えた構
成とした。
【0006】この請求項1記載の発明によれば、役物制
御装置の第1表示情報記憶手段に記憶された表示装置の
表示に関する表示情報が、表示情報送信手段によって所
定のタイミングで表示制御装置へと送信され、該送信さ
れた表示情報が表示制御装置の第2表示情報記憶手段に
よって記憶され、該記憶された表示情報が表示制御手段
による表示装置への可変表示遊技に関する画像表示に用
いられるため、表示制御装置は、遊技機の種類によって
異なる表示情報を、予め記憶しておく必要がなくなる。
従って、表示制御装置は、種類の異なる遊技機に対し
て、再利用が可能となる。また、種類の異なる遊技機に
対して、表示制御装置を交換する必要がなくなるため、
表示制御装置が一体的に取り付けられた表示装置の再利
用が容易となる。
【0007】ここで、遊技機には、パチンコ遊技機、ア
レンジボール遊技機、雀球遊技機、等の弾球遊技機、及
びスロットマシーン、パチスロなどが含まれる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図6の図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は、この発明に係る遊技機として例示
するパチンコ遊技機を示す正面図である。
【0010】この実施の形態のパチンコ遊技機100
は、内部の遊技領域(後述)内に遊技球を発射して遊技
を行うもので、パチンコ遊技機100の前側上半部に
は、透明なガラス板101がガラス枠102に保持され
た状態で取り付けられている。このガラス板101の奥
側には遊技領域1aを構成する遊技盤1が設置されてい
る。
【0011】この遊技盤1のガイドレール2で囲まれた
遊技領域1aには、表示装置として例示する特別図柄
(特図)の可変表示装置4、普図始動ゲート6,6、普
通図柄表示装置7、特図始動口を兼ねた普図(普通図
柄)変動入賞装置9、特図(特別図柄)変動入賞装置
5、一般入賞口8,…、装飾ランプLED(Light Emit
tingDiode)11,…などが配設されている。遊技領域
1aの最下端部中央にはアウト球を回収するためのアウ
ト穴13が設けられている。
【0012】特図の可変表示装置4は、例えば、液晶表
示装置からなる映像表示器4a(図3)を備え、この映
像表示器4aにおいて複数種類の図柄等が変動表示され
ることにより可変表示遊技が可能となっている。また、
特図の可変表示装置4の上部には、普図変動入賞装置9
に遊技球が入賞して特図可変表示遊技が未処理となって
いる未処理回数を点灯表示する特図始動記憶表示器4
b,…が設けられている。普通図柄表示装置7は、例え
ば7セグメント型のLEDなどによって構成され、普通
図柄の可変表示遊技が行われるようになっている。ま
た、普通図柄表示装置7の両側部には、普図始動ゲート
6,6に遊技球が通過して普図可変表示遊技が未処理と
なっている未処理回数を点灯表示する普図始動記憶表示
器7a,…が配設されている。
【0013】普図変動入賞装置9は左右一対の開閉部材
9a,9aを具備し、この開閉部材9a,9aは、常時
は遊技球が1個流入可能な程度の間隔で閉じた状態を保
持しているが、普通図柄表示装置7の可変表示遊技の結
果が遊技者にとって有利な結果になった場合には、逆
「ハ」の字状に開いて普図変動入賞装置9に遊技球が流
入し易い状態に変化されるようになっている。普図変動
入賞装置9は、特図の始動口も兼ね、その内部に特図始
動スイッチ9bを備えている。また、普図始動ゲート
6,6内には普図始動スイッチ6b,6bが設けられて
いる。
【0014】特別変動入賞装置5はアタッカー形式の開
閉扉5aによって開閉される大入賞口5bを備えてい
る。開閉扉5aはその上端側が手前側に倒れる方向に回
動して開放可能になっていて、特図の可変表示遊技の結
果として大当たり等が発生した場合に、大入賞口5bが
開放され、遊技球が流入し易い状態(所定の遊技価値を
付与可能な状態)に変化されるようになっている。この
大入賞口5bの内部には、継続スイッチ5dとカウント
スイッチ5cが配設されている。
【0015】また、パチンコ遊技機100の前側下半部
には、発射部(図示省略)に(遊技)球を供給する上皿
105、該上皿105に収容しきれない球を収容する下
皿107、前記遊技領域1aに向けて遊技球の発射操作
を行うための操作ハンドル104などが設置されてい
る。
【0016】図2は、パチンコ遊技機の背面図である。
【0017】パチンコ遊技機100の本体枠110に開
閉可能に設置された前面枠111に取り付けられる裏機
構盤120の裏側には、予備球を貯留するための貯留タ
ンク121、該貯留タンク121から流下案内された球
を上皿105(該上皿105が満杯のときは下皿10
7)へ排出させる球排出ユニット122、該球排出ユニ
ット122の制御等を行う共通制御回路125、操作ハ
ンドル104の操作に基づき球を遊技領域1aに発射さ
せるハンドルユニット123、集められた入賞球を検出
するセーフユニット124などが配設されている。ま
た、遊技盤1の裏面側には遊技系統の制御を行う役物制
御装置として例示する役物制御回路20が設置され、遊
技盤1の裏側に突出した特図の可変表示装置4の背部に
は役物制御系統の中継基盤130が配設されている。こ
れら役物制御回路20、中継基盤130は裏機構盤12
0の中央開口部120aを介して、裏機構盤120の後
方に突出している。
【0018】図3は、特図の可変表示装置を示す分解斜
視図である。
【0019】特図の可変表示装置4は、映像表示器(L
CD:Liquid Crystal Display)4aと、該映像表示器
4aを収容するケース50と、により構成され、ケース
50の内部には、映像表示器4aが収容されるととも
に、表示制御装置として例示する表示制御回路40が配
設されている。
【0020】ケース50は、前部ケース50Aと後部ケ
ース50Bとからなり、前部ケース50Aには、映像表
示器4aが、透明な樹脂材等からなる窓部58を介して
外部から視認可能な状態で取り付けられている。一方、
後部ケース50Bには、役物制御回路20の制御下で映
像表示器4aの可変表示遊技に関する表示画像を制御す
る表示制御回路40が配設されている。このケース50
は、後部ケース50Bの一端側の軸受52a,52b
と、これら軸受52a,52b中に挿入された前部ケー
ス50Aの一端側の支軸51a,51bとからなるヒン
ジ機構により、開閉可能に構成されている。また、ケー
ス50は、後部ケース50Bの自由端側に設けられた挿
通穴55a,55bから、前部ケース50Aの保持穴5
3a,53bへ向けて、ワンタッチ着脱形式の保持部材
(ナイラッチ)54,54を押圧して挿入することによ
り、保持部材54,54が保持穴53a,53bに係合
して、閉じた状態で固定されるようになっている。
【0021】図4は、遊技系統の制御を行う役物制御回
路の主要制御ブロック図である。
【0022】役物制御回路20は、内部に、CPU(Ce
ntral Processing Unit)21a、RAM(Random Acce
ss Memory)21bおよびROM(Read Only Memory)
21cを備えたワンチップマイクロコンピュータ21、
クロック回路22、電源回路23、I/Oインターフェ
イス24、第1表示情報記憶手段として例示する表示デ
ータ保存用ROM27などにより構成され、ROM21
c中に書き込まれている制御プログラムや制御データに
従いI/Oインターフェイス24に接続された各種機器
を制御するようになっている。
【0023】I/Oインターフェイス24は、図示しな
いローパスフィルタ、バッファーゲートを介して、特図
始動スイッチ9b、普図始動スイッチ6b,6b、カウ
ントスイッチ5c、継続スイッチ5d、パチンコ遊技機
の背面側に設置された確率設定装置28などが接続され
ていている。また、I/Oインターフェイス24は、図
示しないドライバーを介して、特別変動入賞装置5、特
図始動記憶表示器4b、普通図柄表示装置7、普図始動
記憶表示器6a、普通変動入賞装置9、装飾ランプLE
D11,…などが接続されている。
【0024】ワンチップマイクロコンピュータ21に
は、サウンドジェネレータ25a及びアンプ25b等を
備えた音制御回路25が接続され、該音制御回路25に
は、スピーカー26が接続されている。また、ワンチッ
プマイクロコンピュータ21には、特別図柄の可変表示
装置4の表示制御を行う表示制御回路40がI/Oイン
ターフェイス24を介して接続されている。
【0025】表示データ保存用ROM27には、映像表
示器4aの可変表示遊技の表示に関する表示情報(制御
データ、絵データ)が格納されている。この表示データ
保存用ROM27に格納された各種表示情報は、例え
ば、電源投入時に、I/Oインターフェイス24を介し
て、表示制御回路40へと送信され、制御データが制御
用EEPROM47(後述)に、一方、絵データ(識別
表示データ:可変表示データ)がキャラクタ用EEPR
OM48(後述)に、それぞれ上書きされる。
【0026】この役物制御回路20は、特図始動口9の
始動スイッチ9aからの検出信号などに基づき、表示制
御回路40に制御信号を送って映像表示器4aに可変表
示遊技(図柄(識別情報)の回転表示)を行わせたり、
或いは、始動スイッチ9aからの検出信号や映像表示器
4aで行われる可変表示遊技結果などに基づいて各種電
気的作動装置(特別変動入賞装置5、装飾ランプLED
11,…など)に制御信号を送って所要の作動を行わせ
たりする。また、音制御回路25に制御信号を送って、
スピーカー26より出力される効果音を制御したり、特
図始動口9の始動スイッチ9aからの検出信号やセーフ
ユニット124からのセーフ信号に基づき、共通制御回
路125に制御信号を送って、球排出ユニット122か
ら所要数の賞球の排出を行わせたりもする。また、例え
ば、電源投入時には、表示制御回路40に、表示データ
保存用ROM27に記憶されている各種表示情報(制御
データ、絵データ)を、表示制御回路40へと送信し
て、制御用EEPROM47(後述)及びキャラクタ用
EEPROM48(後述)に記憶されている表示情報を
更新する。
【0027】図5は、役物制御回路の制御下で、特図の
可変表示装置の映像表示器の表示制御を行う表示制御回
路の主要制御ブロック図である。
【0028】この表示制御回路40は、CPU(Centra
l Processing Unit)41、ROM(Read Only Memor
y)42、RAM(Random Access Memory)43、バス
切換スイッチ44、V−RAM45、VDP(Video De
gital Processor)46、第2表示情報記憶手段として
例示する制御用EEPROM(Electrically ErasableP
rogrammable Read Only Memory)47、第2表示情報記
憶手段として例示するキャラクタ用EEPROM48,
通信用インターフェイス49などを備えていて、役物制
御回路20の制御下で特図の可変表示装置4の映像表示
器4aに図柄等による可変表示(可変表示遊技の表示)
や各種情報表示などを行わせる。
【0029】CPU41は、その内部に制御部、演算
部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグなどを備
え、役物制御回路20とインターフェイス49を介して
接続され、役物制御回路20の制御下、特図の映像表示
器4aの表示制御を行っている。その制御データはクロ
ック(図示省略)からのパルスに同期させてVDP46
に送られる。また、このCPU41には、随時、役物制
御回路20又はVDP46から割込信号が送信され、そ
れにより割り込み処理が行われる。このCPU41に
は、バス切換スイッチ44を介して、キャラクタ用EE
PROM48及びVDP46が接続されている。電源投
入時には、キャラクタ用EEPROM48がCPU41
に接続された状態となっていて、表示データ保存用RO
M27から送信された表示情報とキャラクタ用EEPR
OM48に記憶されている表示情報との比較や、キャラ
クタ用EEPROM48に記憶されている表示情報の書
き換えが可能な状態となっている。これら処理が終了す
ると、バス切換スイッチ44が切り換えられ、VDP4
6とキャラクタ用EEPROM48とが接続された状態
に変換される。
【0030】制御用EEPROM47には、役物制御回
路20の表示データ保存用ROM27から送信された、
表示画面の動きを制御する表示情報としての制御データ
(各種リーチの可変表示遊技の表示制御プログラム、表
示図柄および表示位置のデータなど)が書き込まれてい
る。これら制御データは、CPU41による表示制御に
用いられる。キャラクタ用EEPROM48には、役物
制御回路20の表示データ保存用ROM27から送信さ
れた、表示画面に表示される表示情報としての絵データ
(識別表示データ:可変表示データ)が書き込まれてい
る。これら絵データは、VDP46による画像編集に用
いられる。
【0031】VDP46の内部には、図示は省略する
が、スプライトRAM、パレットRAM等が備えられて
いて、以下に示す画像データ制御を行っている。VDP
46は、CPU41からの指令信号を受けて、キャラク
タ用EEPROM48から図柄や背景の画像データを取
り出して編集する。そして、その指令信号に含まれる配
色データに基づいて、その編集した画像データに対し配
色の指定をパレットRAM(図示省略)で行い、次いで
スプライトRAM(図示省略)にて図柄やキャラクタ等
の画像編集を行い、編集した画像データをV−RAM4
5に格納する。このV−RAM45に格納された画像デ
ータ信号はγ補正回路(図示省略)で補正された後、V
_SYNCやH_SYNCと同期させて、ドライバ4b
を介して特図の可変表示装置4の映像表示器(LCD)
4aに送信される。
【0032】このように構成される表示制御回路40
を、例えば、種類の異なるパチンコ遊技機に取り付けた
場合には、電源投入とともに、役物制御回路20の表示
データ保存用ROM27に記憶されている表示情報(制
御データ、絵データ)が表示制御回路40に送信され
て、制御用EEPROM47及びキャラクタ用EEPR
OM48に記憶されている表示情報が書き換えられるた
め、表示制御回路40は、取り付けたパチンコ遊技機に
対応した表示制御を行うことが可能である。
【0033】次に、電源投入時に、表示制御回路40に
おいて行われる電源投入処理について、図6を参照しな
がら説明する。
【0034】図6は、表示制御回路によって行われる電
源投入処理の制御処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0035】この電源投入処理は、電源投入とともに開
始される。この電源投入処理が開始されると、先ず、ス
テップS1において、表示データ保存用ROM27に記
憶されている表示プログラム及びデータ(表示情報)
が、役物制御回路20から受信されるのを待ち、表示プ
ログラム及びデータが受信されたらステップS2へと移
行する。
【0036】ステップS2では、受信した表示プログラ
ム及びデータをRAM43へ格納し、ステップS3へと
移行する。ステップS3では、制御用EEPROM47
(キャラクタ用EEPROM48)に記憶されている表
示プログラム及びデータと、受信された表示プログラム
及びデータとを比較して、ステップS4へと移行する。
ステップS4では、ステップS3での比較の結果、記憶
されている表示プログラム及びデータと受信された表示
プログラム及びデータが一致しない場合には、ステップ
S5へと移行し、一方、一致する場合には、ステップS
5をスキップしてステップS6へと移行する。ステップ
S5では、制御用EEPROM47及びキャラクタ用E
EPROM48が記憶している表示プログラム及びデー
タ(表示情報)を、受信した表示プログラム及びデータ
(表示情報)に書き換え、ステップS6へ移行する。
【0037】ステップS6では、役物制御回路20から
起動コマンドが受信されるのを待ち、起動コマンドが受
信されたら、ステップS7へと移行する。ステップS7
では、バス切換スイッチ44を切り換えて、キャラクタ
用EEPROM48とVDP46を接続し、ステップS
8へと移行する。ステップS8では、遊技に際して役物
制御回路20から送信されるコマンド信号中のモードデ
ータ(例えば、映像表示器4aに表示させる図柄情報や
表示位置情報など)に基づいて、映像表示器4aの表示
制御を行う。つまり、ステップS1〜S7において、制
御用EEPROM47及びキャラクタ用EEPROM4
8に記憶されている表示情報の更新に関する処理が行わ
れ、ステップS8において、通常の表示制御処理が行わ
れる。
【0038】この実施の形態のパチンコ遊技機100に
よれば、役物制御回路20の表示データ保存用ROM2
7に記憶された映像表示器4aの可変表示遊技の表示に
関する表示情報(制御データ、絵データ)が、電源投入
時に、表示制御回路40へと送信され、該送信された表
示情報が表示制御回路40の制御用EEPROM47及
びキャラクタ用EEPROM48によって記憶され、該
記憶された表示情報が映像表示器4aへの画像表示に用
いられるため、表示制御回路40は、パチンコ遊技機
(役物制御回路)の種類によって異なる表示情報を、予
め記憶しておく必要がなくなる。従って、表示制御回路
40は、種類の異なるパチンコ遊技機に対して、再利用
が可能となる。また、種類の異なるパチンコ遊技機に対
して、表示制御回路40を交換する必要がなくなるた
め、表示制御回路40と映像表示器4aとが一体的に設
けられた特図の可変表示装置4の再利用が容易となる。
【0039】なお、本発明はこの実施の形態のパチンコ
遊技機100に限られるものではなく、例えば、その他
のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機
などの弾球遊技機、並びに、スロットマシーン等にも適
用可能である。また、電源投入処理は、電源投入時でな
くとも、例えば、リセットスイッチなどのスイッチから
の入力により、開始するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、役物制御
装置の第1表示情報記憶手段に記憶された表示装置の表
示に関する表示情報が、表示情報送信手段によって所定
のタイミングで表示制御装置へと送信され、該送信され
た表示情報が表示制御装置の第2表示情報記憶手段によ
って記憶され、該記憶された表示情報が表示制御手段に
よる表示装置への画像表示に用いられるため、表示制御
装置は、遊技機の種類によって異なる表示情報を、予め
記憶しておく必要がなくなる。従って、表示制御装置
は、種類の異なる遊技機に対して、再利用が可能とな
る。また、種類の異なる遊技機に対して、表示制御装置
を交換する必要がなくなるため、表示制御装置が一体的
に設けられた表示装置の再利用が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る遊技機として例示するパチンコ
遊技機を示す正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の背面図である。
【図3】パチンコ遊技機に備わる、特図の可変表示装置
を示す分解斜視図である。
【図4】遊技系統の制御を行う役物制御回路の主要制御
ブロック図である。
【図5】役物制御回路の制御下で、特図の可変表示装置
の映像表示器の表示制御を行う表示制御回路の主要制御
ブロック図である。
【図6】表示制御回路によって行われる電源投入処理の
制御処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技盤 4 特図の可変表示装置(表示装置) 4a 映像表示器 20 役物制御回路(役物制御装置) 27 表示データ保存用ROM(第1表示情報記憶手
段) 40 表示制御回路(表示制御装置) 47 制御用EEPROM(第2表示情報記憶手段) 48 キャラクタ用EEPROM(第2表示情報記憶
手段) 100 パチンコ遊技機(遊技機)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技系統の電気的作動装置の制御を行う
    役物制御装置と、可変表示遊技を行う表示装置と、該表
    示装置の表示制御を前記役物制御装置の制御下で行う表
    示制御装置とを備え、前記表示装置での可変表示遊技結
    果に基づき所定の遊技価値を付与可能な遊技機におい
    て、 前記役物制御装置は、 前記表示装置の可変表示遊技に関する表示情報を記憶す
    る第1表示情報記憶手段と、 該第1表示情報記憶手段に記憶された表示情報を所定の
    タイミングで前記表示制御装置へと送信する表示情報送
    信手段と、 を含み、 前記表示制御装置は、 前記表示情報送信手段から送信された表示情報を記憶す
    る第2表示情報記憶手段と、 前記役物制御装置からの制御信号に基づき、前記第2表
    示情報記憶手段に記憶された表示情報を用いて、前記表
    示装置への前記可変表示遊技に関する画像表示を行う表
    示制御手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
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