JP3363918B2 - 反応性スパッタリング工程の調整法 - Google Patents

反応性スパッタリング工程の調整法

Info

Publication number
JP3363918B2
JP3363918B2 JP04461392A JP4461392A JP3363918B2 JP 3363918 B2 JP3363918 B2 JP 3363918B2 JP 04461392 A JP04461392 A JP 04461392A JP 4461392 A JP4461392 A JP 4461392A JP 3363918 B2 JP3363918 B2 JP 3363918B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
characteristic curve
compound
gas flow
sputtering
physical characteristic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP04461392A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0578836A (ja
Inventor
ラッツ ルードルフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oerlikon Deutschland Holding GmbH
Original Assignee
Unaxis Deutschland Holding GmbH
Oerlikon Deutschland Holding GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=6426217&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3363918(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Unaxis Deutschland Holding GmbH, Oerlikon Deutschland Holding GmbH filed Critical Unaxis Deutschland Holding GmbH
Publication of JPH0578836A publication Critical patent/JPH0578836A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3363918B2 publication Critical patent/JP3363918B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
    • C23C14/34Sputtering
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/0021Reactive sputtering or evaporation
    • C23C14/0036Reactive sputtering
    • C23C14/0042Controlling partial pressure or flow rate of reactive or inert gases with feedback of measurements

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコーティング技術(例え
ば陰極スパッタリング)において用いられる反応性スパ
ッタリング工程の調整法に関する。
【0002】
【従来の技術】反応性気体として例えばO,N,C
,HS等が用いられる。コーティング工程では相
応の化合物が生じる。すなわち基板上に層として沈着さ
れる酸化物、窒化物、炭化物または硫化物が生じる。こ
のスパッタリング工程は製造技術において最適であるこ
とが実証されている。とりわけスパッタリング工程は化
合物の製造を再現可能にするという利点を有する。例え
ばこの種の反応性スパッタリング工程により液晶ディス
プレイLCD(Liquid Crystal Display)のための透明
な伝導層が製造される。
【0003】直流電圧スパッタリングおよび高周波スパ
ッタリングならびに併用形式が周知である。さらにバイ
アス電圧によるスパッタリングが周知である。この場
合、基板が電気的に絶縁化された支持体上に設けられ、
この支持体は陰極よりも小さい負のバイアス電圧を有す
る。
【0004】直流電圧スパッタリングは陰極(ターゲッ
ト)として導電材料だけに制限される。なぜなら非導電
性の陰極では電流は絶縁物により遮断されるからであ
る。
【0005】前述の高周波スパッタリングは絶縁物をス
パッタリングする目的でも使用される。この場合スパッ
タリング装置の電極は高周波源により給電される。
【0006】スパッタリング工程において実際には特に
陰極前方の磁界により粒子の衝突が増加し、これにより
イオン化の確率が増加するような高電力スパッタリング
装置が使用される。
【0007】このような高電力スパッタリング装置は例
えばドイツ連邦共和国特許公報第2417288号に記
述されている。この公報に記述されている高いスパッタ
リングレートを有する陰極スパッタリング装置は陰極を
有し、この陰極はその表面にスパッタリングすることに
より基板上に堆積すべき材料を有する陰極と、スパッタ
リング表面から出発しこのスパッタリング表面に戻る磁
力線が閉ループ形式の放電領域を形成するように配置さ
れた磁石装置と、スパッタリング面から基板へ移動する
スパッタリング材料の移動経路の外側に設けられた陽極
とを有する。
【0008】前述の特許公報において提案されているの
は、堆積される基板に向かい合ったスパッタリング陰極
表面が平坦であり、この基板が放電領域の近傍において
平坦なスパッタリング面に対して平行にこの平坦なスパ
ッタリング面を越えて移動され、磁界を発生する磁石装
置が陰極の平坦なスパッタリング面とは反対側に配置さ
れることである。
【0009】本発明の基本原理の実現は上述のような陰
極スパッタリングのみに制限されるものではない。本発
明は反応性スパッタリング工程の調整に関連する広範な
分野に適用できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は反応性
スパッタリング工程の調整を根本的に改善することであ
り、とりわけ安定したスパッタリング動作を保証するこ
と、すなわちこの動作が物理特性曲線上の動作点近傍ま
たは物理特性曲線上の動作点近傍で安定状態に留まるよ
うにすることである。
【0011】スパッタリング動作時にはアーク放電の発
生がないようにすべきである。スパッタリング工程の間
は高いスパッタリングレートが維持されるべきである。
【0012】最終的に本発明は汎用可能である。すなわ
ち前述の直流電圧スパッタリング法(DCスパッタリン
グ)、高周波スパッタリング法(HFスパッタリング)
にも、組み合わせDCスパッタリング/HFスパッタリ
ング法、中波(kHz領域)スパッタリング法、バイア
ス電圧スパッタリング法、またはバイアス電圧を用いな
いスパッタリング法に適用可能である。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題は、スパッタリ
ングすべきターゲットを担持する陰極を真空チャンバ内
に配置し、このチャンバにターゲットの反応性スパッタ
リングのために反応気体を供給し、金属元素を含む化合
物の層を形成し、この層からスパッタリング中に2次電
子を放出させ、陰極を電源に接続し、陰極の放電電圧V
および放電電流Iでターゲットの反応性スパッタリング
を行い、電力P=IVを一定に保持し、全体としての傾
きとこの傾きとは反対の極性を有する所望の動作電圧の
作用部分とを有する放電電圧‐反応気体流の物理特性曲
線を形成し、物理特性曲線が反応気体流の増大を指示す
る際には反応気体流を低減し、物理特性曲線が反応気体
流の低減を指示する際には反応気体流を増大して、所望
の動作電圧を得ることにより解決される。
【0014】課題はまた、スパッタリングすべきターゲ
ットを担持する陰極を真空チャンバ内に配置し、このチ
ャンバにターゲットの反応性スパッタリングのために反
応気体を供給し、金属元素を含む化合物の層を形成し、
この層からスパッタリング中に2次電子を放出させ、陰
極を電源に接続し、陰極の放電電圧Vおよび放電電流I
でターゲットの反応性スパッタリングを行い、電力P=
IVを一定に保持し、全体としての傾きとこの傾きとは
反対の極性を有する所望の動作電圧の作用部分とを有す
る放電電圧‐反応気体流の物理特性曲線を形成し、物理
特性曲線が反応気体流の増大を指示する際には反応気体
流を低減し、物理特性曲線が反応気体流の低減を指示す
る際には反応気体流を増大して、所望の動作電流を得る
ことにより解決される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明では全スパッタリング電力
P=I×Uは電力供給装置によって一定に保持される。
【0016】詳細には、本発明の実施形態では、動作電
圧(放電電圧)の値により定められるスパッタリング装
置の動作点が処理室の中へ導かれる反応気体(例えばO
)の調量により設定調整されて一定にまたは近似的に
一定に保持される。
【0017】代替的に本発明の実施形態では、動作電流
強度の値により定められるスパッタリング装置の動作点
が処理室の中へ導かれる反応気体(例えばO)の調量
により設定調整されて一定にまたは近似的に一定に保持
される。
【0018】本発明の補完的な実施形態では、スパッタ
リングされる層が化合物の金属元素(例えばAl,S
i)の2次電子放出率[2次電子の利得]よりも高い2
次電子放出率を有する化合物(例えばAl,Si
)を含む反応性スパッタリング工程において、低下
する放電電圧‐反応気体流‐調整特性曲線により特徴づ
けられる調整特性が反応気体調量の際に用いられ、この
調整特性曲線として反応気体流の増加と共に低下する放
電電圧が予め定められている。
【0019】前述の実施形態に代わる本発明の別の実施
形態では、スパッタリングされる層が化合物の金属元素
(例えばAl,Si)の2次電子放出率よりも高い2次
電子放出率を有する化合物(例えばAl,SiO
)を含む反応性スパッタリング工程において、上昇す
る放電電流‐反応気体流‐調整特性曲線により特徴づけ
られる調整特性が反応気体調量の際に用いられ、この調
整特性曲線として反応気体流の増加と共に上昇する放電
電流が予め定められている。
【0020】本発明の構成には次の実施形態も属する。
すなわち、スパッタリングされる層が化合物の金属元素
(例えばCr)の2次電子放出率よりも低い2次電子放
出率を有する化合物(例えばCrO)を含む反応性スパ
ッタリング工程において、上昇する放電電圧‐反応気体
流‐調整特性曲線により特徴づけられる調整特性が反応
気体調量の際に用いられ、この調整特性曲線として反応
気体流の増加と共に上昇する放電電圧が予め定められて
いる構成が所属する。
【0021】この実施形態に代わる本発明の実施形態で
は、スパッタリングされる層が、化合物の金属元素(例
えばCr)の2次電子放出率よりも低い2次電子放出率
を有する化合物(例えばCrO)を含む反応性スパッタ
リング工程の場合、低下する放電電流‐反応気体流‐調
整特性曲線により特徴づけられる調整特性が反応気体調
量の際に用いられ、この調整特性曲線として反応気体流
の増加と共に低下する放電電流が予め定められている。
【0022】詳細には、本発明の実施形態では、極電圧
は実際値ないしは入力信号として調整装置に供給され、
さらにこの調整装置はこの入力信号を処理して出力信号
を生成し、この出力信号は反応気体流のための調整弁の
形式の反応気体を調量する操作素子へ操作量として供給
される。
【0023】代替的に本発明の実施形態では、電流強度
は実際値ないしは入力信号として調整装置へ供給され、
さらにこの調整装置はこの入力信号を処理して出力信号
を生成し、この出力信号は反応気体流のための調整弁の
形式の反応気体を調量する操作素子へ操作量として供給
される。
【0024】本発明にはさらに前述の方法を実施するた
めの装置も属する。
【0025】この装置に対して本発明の実施形態では、
調整装置(反応気体調整器)と反応気体の調量用の調整
弁とを含むスパッタリング装置が設けられており、さら
に陰極電圧を調整装置の入力側へ供給する信号線路が設
けられており、さらに調整装置の出力側が線路を介して
調整弁と接続されており、この線路を介して調整装置に
おいて処理された操作量が調整弁へ供給される。
【0026】この調整方法において装置を陰極電圧によ
って駆動することに代えて、別の実施形態で陰極電流に
より駆動することもできる。
【0027】
【発明の効果】本発明によって次の利点が得られる。す
なわちスパッタリング動作が安定した動作点または安定
した動作点の近傍において保証される。スパッタリング
動作にはアーク放電をともなわない。またスパッタリン
グ過程の間は高いスパッタリングレートが維持される。
【0028】本発明の特徴および得られる利点の詳細は
本発明の方法を実施する装置に対する実施例の以下の説
明に記述されている。
【0029】実施例、反応性スパッタリング工程の物理
特性曲線、ならびに適用される調整方法を3つの図面に
基づいて説明する。
【0030】この装置により、ここには図示されてはい
ない基板において反応性スパッタリングにより層が形成
される。これらの層は、この実施例では例えばAl
またはSiOから成る。AlまたはSiから成る金
属ターゲットによってスパッタリングされる。スパッタ
リング雰囲気はアルゴンと反応気体としてのOとを有
する混合気体から成る。
【0031】この装置は所定の調整特性がインストール
されている調整装置を有する。この調整装置はこの調整
特性を用いて入力信号である陰極電圧を処理してこの調
整装置の出力側における操作量を生成する。この操作量
は反応気体Oのための調整弁として構成されている操
作素子へ供給される。
【0032】インストールされている調整特性に基づい
て、処理室へのO入力流は所定の放電電圧(動作電
圧)が一定に維持されるように調整される。
【0033】金属元素(例えばAl,Si)の2次電子
放出率よりも高い2次電子放出率を有する化合物(例え
ばAl,SiO)が基板上にスパッタリングさ
れるスパッタリング工程において、低下する放電電圧‐
反応気体流‐調整特性によって特徴づけられる調整特性
が反応気体調量の際に使用される。すなわち調整特性曲
線として反応気体流が増加するにつれて低下する放電電
圧が予め定められている。
【0034】本発明の成果は次のような調整原理を見い
出した点に存する。すなわち調整原理の技術思想は、陰
極電圧とO流との関係を示す物理特性曲線(図2参
照)または電流強度とO流との関係を示す物理特性曲
線(図3参照)の示唆することに対立しているが、それ
にもかかわらず本発明の調整原理の技術思想は実際に機
能するという点に存する。これに対して物理特性曲線に
沿った調整はスパッタリング工程に失敗をもたらす。
【0035】本発明の要旨はスパッタリング工程の所期
の安定動作点が反応気体調量により調整される点にあ
る。
【0036】
【実施例】図1では参照番号1で処理室が図示されてい
る。参照番号2で陰極が示されている。参照番号3でタ
ーゲットが示されている。参照番号4でエネルギ供給ユ
ニットが示されている。これはDC電流供給装置または
HF発生器(高周波発生器)でもよい。DC電流供給装
置およびHF発生器から成るエネルギ源を使用してもよ
い。さらにMF発生器(中波発生器)を設けてもよい。
【0037】参照番号5で調整装置が示されており、こ
の中に調整特性が基準入力としてインストールされてい
る。参照番号6で調整装置の入力側が示されている。参
照番号7で出力側が表されている。
【0038】参照番号8で反応気体の調整弁の形の調整
回路の操作素子が示されている。参照番号9でアルゴン
のための流量計が示されている。参照番号10で気体混
合器が示されている。処理室1の内部にOおよびAr
から成る混合気体のための出口開口部が設けられてい
る。これらの出口開口部は要求に応じて気体シャワー管
(gas shower)または気体ランス(lance)または他の
適当な形で設けられている。この実施例では図1の装置
は気体ランス11を有する。気体ランスの1つが開口部
12である。真空導管14を介して処理室は必要とされ
る低い動作圧力レベルに移される。
【0039】参照番号36で反応気体Oのための導管
が示されている。この導管は調整により調量されるO
流を気体混合器10へと導く。
【0040】参照番号38はアルゴン用の管が示されて
いる。参照番号39で流量計9と気体混合器10との間
の接続管が示されている。参照番号40で気体混合器と
気体シャワー管または気体ランス11との間の接続管が
示されている。
【0041】基板およびこの基板上に成長する層(例え
ばAl)は一般に周知であるので簡略化のために
図示されていない。
【0042】スパッタリング工程の間、Ar/O雰囲
気すなわち反応性雰囲気が処理室内を占めている。
【0043】スパッタリング工程に必要とされる電力P
を電圧Uと電流強度Iとの積で表す。この電力Pは給電
ユニット4から線路13を介して陰極2に供給される。
場合により必要な別の電力線路は簡略化して図面を見や
すくするために省略されている。スパッタリング工程の
間、処理室の中にはプラズマが存在する。これについて
は多数の従来技術の刊行物を参照されたい。
【0044】線路15を介して陰極電圧が調整装置(反
応気体調整器)5の入力側6に供給される。調整装置の
中にインストールされている基準入力(調整特性)に基
づいて入力側6に供給される信号が調整装置で処理さ
れ、操作量が生成される。この操作量は調整装置の出力
側から送出される。線路16を介してこの操作量はO
流のための操作素子(調整弁)に供給される。従ってO
流はこのインストールされている調整特性に従って調
量される。
【0045】後述の過程およびスパッタリング工程の理
解のために概略的に次の説明が必要とされる。
【0046】スパッタリング工程の間、酸化物(例えば
AlまたはSiO)が形成される。Al
またはSiOの代わりに他の酸化物または化合物が生
じることもある。酸化物は一方では基板上に成長する層
を形成し、他方ではスパッタリング工程中にターゲット
表面の領域を多かれ少なかれ被覆する。この被覆はター
ゲット表面の浸食されていない領域上に形成されはじ
め、さらにターゲット表面の浸食された領域へと多かれ
少なかれ成長してゆく。前提条件は成長した化合物の層
はAlであり、かつ反応気体としてOが使用さ
れることである。
【0047】ターゲット表面のどのくらいの広さが酸化
物で被覆されているかに応じて2次電子放出率が多かれ
少なかれ調整される。反応気体Oが多く供給されれ
ば、Alによるターゲットの一層大きい被覆が形
成される。ターゲットの被覆が大きいほど2次電子放出
率がより大きくなる。このより大きな2次電子放出率は
より大きな放電電流Iを意味する。所要電力Pが一定に
保持される場合にはこれは放電電圧Uが低下することに
なる。というのもPkonstant=U×Iだからで
ある。
【0048】ここで説明された工程の物理的および化学
的な基礎に関するさらなる詳細は専門書に記載されてい
る。
【0049】次に図2、図3を用いて調整のパラドク
ス、すなわち物理特性曲線とインストールされる調整特
性曲線との間の相反性について説明する。上述のように
物理特性曲線の指示に反する調整特性のこうした定義に
本発明の成果が存在する。
【0050】図2には座標系が示されている。縦座標1
7には陰極電圧Uが示されている。横座標18にはO
流の値が示されている。曲線19は物理特性曲線“陰極
電圧‐O流”である。参照番号20で動作点、つまり
調整の目標値点が曲線上に示されている。参照番号21
はこの動作点20に所属する目標値電圧Usollであ
り、参照番号22はこの目標値電圧Usollに所属す
るO流である。参照番号23で目標値点を下回る実際
値点が示されている。参照番号24はこの目標値点を上
回る第2の実際値点である。これら両方の実際値点に2
つの電圧UIst-1、UIst-2、25、26が属し
ている。図2の物理的放電電圧‐反応気体流‐特性曲線
によれば、反応性スパッタリングの対象となる平行に経
過する点線の添付曲線により示される特性曲線領域42
と平行に経過する破線の添付曲線により示される特性曲
線領域43とにより2つの全く異なる特性曲線経過が示
されているが、この2つの領域におけるスパッタリング
工程のコントロールのためにはただ1つの調整特性、す
なわち降下する特性曲線の調整特性のみが使用される。
つまりこの対象となる動作点が存在する特性曲線領域4
3においては、この物理特性曲線に反して(一見すると
調整パラドクスに見えるが)降下する特性曲線に相応す
る調整特性に従って調整を行わなければならないのであ
る。
【0051】次にUIstがUsollよりも低い場合
の調整特性を説明する。
【0052】1.調整装置はUIst-1をUsoll
と比較して、UIst-125がUsollよりも低い
ことを検出する。
【0053】2.物理特性曲線に反して調整器はO
を減少させる。これにより下記のことが発生する。
【0054】a)ターゲット表面上の酸化物層が減少す
る。
【0055】b)そのため2次電子放出率が低下する。
すなわち電流強度Iが低下する。
【0056】c)この結果、Pkonstant=U×
Iであるために放電電圧はUsollを越えてU
Ist-226まで上昇する。
【0057】3.調整器はUIst-2とUsoll
を比較して、UIst-2がUsollより高いことを
検出する。
【0058】4.調整器はO流を増加させる。
【0059】5.ターゲット表面上の酸化物層が増加す
る。
【0060】6.2次電子放出率が増大し、そのために
電流強度が上昇する。
【0061】7,Pkonstant=U×Iであるた
め電圧は低下し、Usollに接近するかまたはU
sollに到達する。
【0062】結果としてO流の調整により動作点20
すなわちUsollが設定される。
【0063】図3には、物理特性曲線“電流強度I‐O
流”が曲線27として示されている。
【0064】縦座標28には電流強度の値が示されてお
り、横座標29にはO流の値が示されている。参照番
号30は動作点である。参照番号31、32は曲線上の
実際値点である。動作点30に動作電流33とO流の
値41とが対応する。実際値点31には実際値電流34
が対応し、実際値点33に実際値電流35が対応する。
図3の物理的放電電流‐反応気体流‐特性曲線によれ
ば、反応性スパッタリングの対象となる平行に経過する
点線の添付曲線により示される特性曲線領域44と平行
に経過する破線の添付曲線により示される特性曲線領域
45とにより2つの全く異なる特性曲線経過が示されて
いるが、この2つの領域におけるスパッタリング工程の
コントロールのためにはただ1つの調整特性、すなわち
上昇する特性曲線の調整特性のみが使用される。つまり
この対象となる動作点が存在する特性曲線領域45にお
いては、この物理特性曲線に反して(一見すると調整パ
ラドクスに見えるが)上昇する特性曲線に相応する調整
特性に従って調整を行わなければならないのである。
【0065】次にIIstがIsollよりも低い場合
の調整特性を以下に説明する。
【0066】1.調整器はIIst-1をIsoll
比較して、IIst-134がIsol よりも低いこ
とを検出する。
【0067】2.物理特性曲線に反して調整器はO
を増加させる。これにより下記のことが発生する。
【0068】a)ターゲット表面上の酸化物層が成長す
る。
【0069】b)そのため2次電子放出率が増大する。
すなわち電流強度Iが増加する。
【0070】c)この結果、Pkonstant=U×
Iであるために放電電流はIsollを越えてI
Ist-235まで上昇する。
【0071】3.調整器はIIst-2とIsoll
を比較して、IIst-2がIsollより高いことを
検出する。
【0072】4.調整器はO流を低減させる。
【0073】5.ターゲット表面上の酸化物層が減少す
る。
【0074】6.2次電子放出率が減少し、そのために
電流強度が低減する。
【0075】7.実際値電流強度が目標値電流強度に接
近し、最終的には目標値電流強度に達する。
【0076】結果としてO流の調整により動作点30
すなわちIsollが設定される。
【0077】化合物(例えばCrO)から成る層のスパ
ッタリングにおいては、この化合物の2次電子放出率は
相応の金属元素(例えばCr)の2次電子放出率よりも
小さい。このような層のスパッタリングにおいては、本
発明において陰極電圧/反応気体‐調整特性または陰極
電流/反応気体‐調整特性が提案される。これらの陰極
電圧/反応気体‐調整特性または陰極電流/反応気体‐
調整特性は、2次電子放出率が正反対に経過するため正
反対となる。つまり図2、図3に関連して説明された調
整特性または調整方法とは正反対となる。この調整方法
のための詳細は前述の請求項7、8および明細書導入部
に示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置のブロック図である。
【図2】O流に依存する放電電圧の線図である。
【図3】O流に依存する放電電流の線図である。
【符号の説明】
1 処理室 2 陰極 3 ターゲット 4 エネルギ供給ユニット 5 調整装置 6 入力側 7 出力側 8 調整弁 9 流量計 10 気体混合器 11 ランス 12 開口部 13、15、16 線路 14 真空導管 17、28 縦座標 18、29 横座標 19、27 特性曲線 20、30 動作点 21 目標値電圧 22、41 O流 23、24、31、32 実際値点 25、26 実際値電圧 27 特性曲線 33 動作電流 34、35 実際値電流 36、37、38、39、40 導管 42、43、44、45 特性曲線領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許4201645(US,A) 米国特許4283260(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 14/00 - 14/58

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパッタリングすべきターゲットを担持
    する陰極を真空チャンバ内に配置し、 該チャンバにターゲットの反応性スパッタリングのため
    の反応気体を供給し、金属元素を含む化合物の層を形成
    し、該層からスパッタリング中に2次電子を放出させ、 陰極を電源に接続し、陰極の放電電圧Vおよび放電電流
    Iでターゲットの反応性スパッタリングを行い、 電力P=IVを一定に保持し、全体としての傾きとこの
    傾きとは反対の極性を有する所望の動作電圧の作用部分
    とを有する放電電圧‐反応気体流の物理特性曲線を形成
    し、 該物理特性曲線が反応気体流の増大を指示する際には反
    応気体流を低減し、該物理特性曲線が反応気体流の低減
    を指示する際には反応気体流を増大して、所望の動作電
    圧を得る、 ことを特徴とする反応性スパッタリング工程の調整法
  2. 【請求項2】 前記化合物はスパッタリング中に前記金
    属元素の2次電子放出率よりも低い2次電子放出率を有
    しており、ここで前記物理特性曲線は全体として負の傾
    きを有し、作用部分は正の傾きを有する、請求項1記載
    の方法
  3. 【請求項3】 前記化合物はAl およびSiO
    から成る、請求項2記載の方法
  4. 【請求項4】 前記化合物はスパッタリング中に前記金
    属元素の2次電子放出率よりも低い2次電子放出率を有
    しており、ここで前記物理特性曲線は全体として正の傾
    きを有し、作用部分は負の傾きを有する、請求項1記載
    の方法
  5. 【請求項5】 前記化合物はCrOである、請求項4記
    載の方法
  6. 【請求項6】 スパッタリングすべきターゲットを担持
    する陰極を真空チャンバ内に配置し、 該チャンバにターゲットの反応性スパッタリングのため
    の反応気体を供給し、 金属元素を含む化合物の層を形成
    し、該層からスパッタリング中に2次電子を放出させ、 陰極を電源に接続し、陰極の放電電圧Vおよび放電電流
    Iでターゲットの反応性スパッタリングを行い、 電力P=IVを一定に保持し、全体としての傾きとこの
    傾きとは反対の極性を有する所望の動作電流の作用部分
    とを有する放電電流‐反応気体流の物理特性曲線を形成
    し、 該物理特性曲線が反応気体流の低減を指示する際には反
    応気体流を増大し、該物理特性曲線が反応気体流の増大
    を指示する際には反応気体流を低減して、所望の動作電
    流を得る、 ことを特徴とする反応性スパッタリング工程の調整法
  7. 【請求項7】 前記化合物はスパッタリング中に前記金
    属元素の2次電子放出率よりも高い2次電子放出率を有
    しており、ここで前記物理特性曲線は全体として正の傾
    きを有し、作用部分は負の傾きを有する、請求項6記載
    の方法
  8. 【請求項8】 前記化合物はAl およびSiO
    から成る、請求項7記載の方法
  9. 【請求項9】 前記化合物はスパッタリング中に前記金
    属元素の2次電子放出率よりも低い2次電子放出率を有
    しており、ここで前記物理特性曲線は全体として負の傾
    きを有し、作用部分は正の傾きを有する、請求項6記載
    の方法
  10. 【請求項10】 前記化合物はCrOである、請求項9
    記載の方法
JP04461392A 1991-03-01 1992-03-02 反応性スパッタリング工程の調整法 Expired - Lifetime JP3363918B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4106513A DE4106513C2 (de) 1991-03-01 1991-03-01 Verfahren zur Regelung eines reaktiven Sputterprozesses und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
DE4106513.1 1991-03-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0578836A JPH0578836A (ja) 1993-03-30
JP3363918B2 true JP3363918B2 (ja) 2003-01-08

Family

ID=6426217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04461392A Expired - Lifetime JP3363918B2 (ja) 1991-03-01 1992-03-02 反応性スパッタリング工程の調整法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5556520A (ja)
EP (1) EP0501016A1 (ja)
JP (1) JP3363918B2 (ja)
KR (1) KR100249571B1 (ja)
DE (1) DE4106513C2 (ja)
FI (1) FI920396A (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4231950C2 (de) * 1992-09-24 2001-03-15 Jung Gmbh Albrecht Gehäuse für die Aufnahme von Daten- und Kommunikations-Steckverbindungen in senkrechter oder geneigter Einbaulage
DE4233512C2 (de) * 1992-10-06 2000-07-13 Leybold Ag Verfahren zur Steuerung von Prozeßgasen für Beschichtungsanlagen und Beschichtungsanlage zu seiner Durchführung
US5942089A (en) * 1996-04-22 1999-08-24 Northwestern University Method for sputtering compounds on a substrate
ZA956036B (en) * 1994-08-02 1996-02-23 Boc Group Inc Sputtering silicon dielectric films with noble gas mixtures
DE19506515C1 (de) * 1995-02-24 1996-03-07 Fraunhofer Ges Forschung Verfahren zur reaktiven Beschichtung
DE19715647C2 (de) * 1997-04-15 2001-03-08 Ardenne Anlagentech Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Regelung der reaktiven Schichtabscheidung auf Substraten mittels längserstreckten Magnetrons
US5879461A (en) * 1997-04-21 1999-03-09 Brooks Automation, Inc. Metered gas control in a substrate processing apparatus
US6217720B1 (en) * 1997-06-03 2001-04-17 National Research Council Of Canada Multi-layer reactive sputtering method with reduced stabilization time
US5985104A (en) * 1997-10-09 1999-11-16 International Business Machines Corporation Sputtered mask defined with highly selective side wall chemical etching
DE19800758C2 (de) * 1998-01-12 2000-08-31 Fraunhofer Ges Forschung Verfahren zum Beschichten von Folie aus Nickel oder einer Nickellegierung und beschichtete Folie aus Nickel oder einer Nickellegierung
DE19804751C2 (de) * 1998-01-12 2000-08-31 Fraunhofer Ges Forschung Verfahren zum Beschichten von Folie aus Nickel oder einer Nickellegierung und beschichtete Folie aus Nickel oder einer Nickellegierung
US6106676A (en) * 1998-04-16 2000-08-22 The Boc Group, Inc. Method and apparatus for reactive sputtering employing two control loops
US6537428B1 (en) * 1999-09-02 2003-03-25 Veeco Instruments, Inc. Stable high rate reactive sputtering
DE19956733A1 (de) * 1999-11-25 2001-06-28 Fraunhofer Ges Forschung Verfahren zur Regelung von Sputterprozessen
JP2002275628A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Sumitomo Bakelite Co Ltd スパッタリング成膜方法
DE10159907B4 (de) * 2001-12-06 2008-04-24 Interpane Entwicklungs- Und Beratungsgesellschaft Mbh & Co. Beschichtungsverfahren
JP4049372B2 (ja) 2002-10-23 2008-02-20 Hoya株式会社 ハーフトーン型位相シフトマスクブランクスの製造方法
US7141145B2 (en) * 2003-10-02 2006-11-28 Seagate Technology Llc Gas injection for uniform composition reactively sputter-deposited thin films
WO2005036607A2 (en) * 2003-10-08 2005-04-21 Deposition Sciences, Inc. System and method for feedforward control in thin film coating processes
DE102004024351A1 (de) * 2004-05-17 2005-12-08 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Vorrichtung und Verfahren zum Aufbringen eines Dünnschichtsystems mittels Zerstäuben
DE102005015587B4 (de) * 2005-04-05 2009-12-24 Von Ardenne Anlagentechnik Gmbh Verfahren und Anordnung zur Stabilisierung eines Arbeitspunktes von reaktiven, plasmagestützten Vakuumbeschichtungsprozessen
KR100915440B1 (ko) * 2007-12-06 2009-09-03 한양대학교 산학협력단 자성 반도체 제조 방법 및 그 장치
KR20180132975A (ko) 2011-11-30 2018-12-12 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 폐쇄 루프 제어
WO2014105872A2 (en) 2012-12-27 2014-07-03 Flir Systems, Inc. Deposition systems and methods
WO2014196352A1 (ja) * 2013-06-04 2014-12-11 株式会社村田製作所 薄膜形成方法
CN104451583B (zh) * 2015-01-05 2017-05-10 合肥京东方显示光源有限公司 磁控溅射真空室进气装置及磁控溅射设备
JP6596474B2 (ja) * 2017-10-10 2019-10-23 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 閉ループ制御
CN115074682A (zh) * 2022-06-30 2022-09-20 芜湖长信科技股份有限公司 提升触摸屏高膜厚二氧化硅镀膜效率的工艺

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE144281C (ja) *
DE146306C (ja) *
US4166018A (en) * 1974-01-31 1979-08-28 Airco, Inc. Sputtering process and apparatus
FR2371009A1 (fr) * 1976-11-15 1978-06-09 Commissariat Energie Atomique Procede de controle du depot de couches par pulverisation reactive et dispositif de mise en oeuvre
DE2821119C2 (de) * 1978-05-13 1983-08-25 Leybold-Heraeus GmbH, 5000 Köln Verfahren und Anordnung zur Regelung des Entladungsvorganges in einer Katodenzerstäubungsanlage
US4201645A (en) * 1978-06-26 1980-05-06 Robert J. Ferran Closed-loop sputtering system and method of operating same
DD144281A1 (de) * 1979-06-14 1980-10-08 Siegfried Schiller Verfahren zum reaktiven aufstaeuben von dielektrischem material
DD146306A1 (de) * 1979-10-02 1981-02-04 Guenther Beister Verfahren zum reaktiven aufstaeuben dielektrischer schichten
US4500408A (en) * 1983-07-19 1985-02-19 Varian Associates, Inc. Apparatus for and method of controlling sputter coating
US5108569A (en) * 1989-11-30 1992-04-28 Applied Materials, Inc. Process and apparatus for forming stoichiometric layer of a metal compound by closed loop voltage controlled reactive sputtering

Also Published As

Publication number Publication date
DE4106513C2 (de) 2002-06-13
DE4106513A1 (de) 1992-09-03
KR100249571B1 (ko) 2000-04-01
KR920018236A (ko) 1992-10-21
FI920396A0 (fi) 1992-01-29
EP0501016A1 (de) 1992-09-02
JPH0578836A (ja) 1993-03-30
US5556520A (en) 1996-09-17
FI920396A (fi) 1992-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3363918B2 (ja) 反応性スパッタリング工程の調整法
KR100239818B1 (ko) 기초재의 반응코팅을 위한 방법과 장치
US5423970A (en) Apparatus for reactive sputter coating at least one article
US4492620A (en) Plasma deposition method and apparatus
US5026471A (en) Device for coating a substrate
EP0074212B1 (en) Apparatus for forming thin film
Howson et al. The formation and control of direct current magnetron discharges for the high‐rate reactive processing of thin films
US5006219A (en) Microwave cathode sputtering arrangement
US4988422A (en) Process and apparatus for depositing coatings of high electrical resistance by cathode sputtering
JP2016509134A (ja) 誘電性化学量論薄膜の高速反応性スパッタリング
JPH0853764A (ja) プラズマの均一性を改善するマグネトロンにおけるマルチプル・アノードの使用
EP0278494B1 (en) Hollow cathode gun and deposition device for ion plating process
EP0670666A1 (en) Plasma generating apparatus and plasma processing apparatus
EP0720206B1 (en) Plasma processing method and plasma processing apparatus
US5413684A (en) Method and apparatus for regulating a degree of reaction in a coating process
KR100356565B1 (ko) 증가된 박막 성장 속도로 산화 마그네슘 박막을 형성할 수 있는박막 성장 방법 및 장치
CN100457962C (zh) 用于反应溅射的设备
EP0725424B1 (en) Arc-type evaporator
JPH09316632A (ja) 透明材料からなる支持体の上に光学的に透明でかつ導電性の層を付着させるための方法
JPH06330283A (ja) 透明導電膜の成膜装置および成膜方法
JP3602861B2 (ja) 金属ケイ化物膜の形成方法
EP0695814A1 (en) Thin film sputtering
KR100599924B1 (ko) 반응성 스퍼터링용 장치
JP2000045069A (ja) マグネトロンスパッタリング装置及びスパッタリング方法
JPS63176469A (ja) スパツタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071025

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111025

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121025

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121025

Year of fee payment: 10