JP3363738B2 - 電気自動車用組電池 - Google Patents

電気自動車用組電池

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気自動車用の組電
池に関し、特に、その瞬間最大出力特性と充放電容量の
両方の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の単電池を含む電気自動車用組電池
のように、家庭用2次電池に比べて遙かに大きなエネル
ギ密度を必要とする2次電池を開発するために、渦巻型
電極を備えた2次電池が注目されている。なぜならば、
薄くて柔軟な帯状の正極と負極とを帯状のセパレータを
介して重ね合わせて巻回することによって得られる渦巻
型電極においては、正極と負極の実効面積を非常に大き
くすることができ、これによって2次電池のエネルギ密
度を増大させることができるからである。なお、ここに
いう渦巻型電極とは、必ずしも円形の断面を有する円柱
状のものに限られず、たとえば矩形断面を有する、角柱
状に巻回されたもしくは円柱状に巻回された後加圧変型
させた渦巻型電極などをも含む。
【0003】図2は、渦巻型電極の一例として、円柱状
渦巻型電極の巻回状態を模式的な斜視図で示している。
渦巻型電極においては、正極1は帯状の金属箔の集電体
とその両面に被着された粉末状の正極活物質とを含み、
負極2は帯状の金属箔の集電体とその両面に被着された
粉末状の負極活物質とを含んでいる。これらの帯状正極
1と帯状正極2のそれぞれには、電流を取出すための正
極集電タブ1aと負極集電タブ2aが接合されている。
【0004】図2においては図面の煩雑化を避けるため
にただ1対の正極集電タブ1aと負極集電タブ2aが示
されているが、実際には帯状の正極1と負極2の長さ方
向に所定の間隔で複数の正極集電タブ1aと複数の負極
タブ2aが接合されている。これらの集電タブは、たと
えば電極活物質層上から集電体を貫通する鳩目止めによ
って取付けることができる。より好ましくは、集電タブ
が取付けられる領域において金属箔集電体が電極活物質
層から露出されており、集電タブがその集電体表面に直
接溶着されることによって取付けられる。この溶着に
は、スポット溶接,超音波溶接等の種々の溶接方法を用
いることができる。
【0005】複数の正極集電タブ1aが接合された帯状
正極1と複数の負極集電タブ2aが接合された帯状負極
2は、図2に示されているように、セパレータ3を介し
て互いに積層されて巻回される。
【0006】図3は、図2に示されているような巻回に
よって得られた渦巻型電極とさらに電解液を含む単電池
(単セルともいう)の一例を示す概略的な斜視図であ
る。このような単電池において、たとえば電池缶10は
約64mmφの外径と約400mmの長さを有してい
る。図2に示されているような正極集電タブ1aと負極
集電タブ2aは、それぞれ正極端子11と負極端子12
に電気的に接続されており、これらの正極端子11と負
極端子12はそれぞれ正極絶縁パッキング13と負極絶
縁パッキング14によって電池缶10から電気的に分離
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】通常、電気自動車用組
電池は、図3に示されているような比較的大きな単電池
の複数個を直列接続して得られる。そのような組電池中
で直列接続された複数のセルにおいては、各セル間での
充放電の不均一性を防止するために、各セル間で同量の
電極活物質を含ませることにより容量の不均一性をでき
るだけ小さくすることが好ましいと考えられている(1
996年,電池討論会,第241頁参照)。
【0008】しかし、組電池の容量を増大させるために
各セル中の粉末状の電極活物質量を増大させれば、活物
質が密に充填されてその中へ電解液が浸入しにくくな
る。すなわち、各セル中の電極活物質層の含液性が低下
し、電流負荷特性(瞬間最大出力特性)が低下する。他
方、電極活物質層の含液性を改善するために活物質の充
填密度を低下させれば、各セルの充放電容量が低下す
る。
【0009】ところで、電気自動車用組電池としては、
自動車の加速時には大きな瞬間最大出力を発揮すること
が望まれ、他方、1回の充電で長距離走行を可能にする
ために大きな充放電容量を有することも望まれる。しか
し、上述のように、各セル中の電極活物質層の充填密度
に関して、各セルの出力特性と容量とが相反する関係に
あるので、先行技術においては電気自動車用組電池の出
力特性と容量との双方を改善することは困難であった。
【0010】このような先行技術における課題に鑑み、
本発明は、瞬間最大出力特性と充放電容量の両方が改善
された電気自動車用組電池を提供することを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による電気自動車
用組電池においては、種類Aの複数の直列接続された単
電池と種類Bの複数の直列接続された単電池とが相互に
並列接続されており、これらの単電池の各々は炭素材料
を活物質として含む負極,リチウムイオンと電気化学反
応可能な材料を活物質として含む正極,および非水電解
液を含み、それらの正負極の対向容量比は実質的に1.
0に設定されており、種類Aと種類Bの単電池間におけ
る負極単位面積当りの活物質量比が0.45〜0.75
の範囲内にあり、かつ両種類の単電池の負極単位面積当
りの活物質密度が5〜13mg/cm2 の範囲内にある
ことを特徴としている。
【0012】このような電気自動車用組電池は、より好
ましくは、種類Aの単電池が6〜8mg/cm2 の範囲
内の負極活物質密度を有し、種類Bの単電池は11〜1
3mg/cm2 の範囲内の負極活物質密度を有してい
る。
【0013】電気自動車用組電池において、さらに好ま
しくは、負極活物質の炭素材料として黒鉛粉末が用いら
れ、この黒鉛粉末における黒鉛結晶のC軸方向の結晶子
の大きさの値Lcは150Å以上であり、かつC軸方向
の原子面間隔の値d002 は3.38Å以下である。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の一
例による電気自動車用組電池を示す模式的なブロック図
である。この組電池においては、互いに直列接続された
種類Aの5個の単電池と互いに直列接続された種類Bの
5個の単電池とを含んでいる。そして、種類Aの単電池
のシリーズと種類Bの単電池のシリーズとは互いに並列
接続されている。
【0015】これらの単電池AとBが図3に示されてい
るような円柱状のセルで形成される場合、電池缶10内
に図2に示されているような帯状正極1と帯状負極2が
巻回された渦巻型電極が挿入され、その後に電池缶10
内に非水電解液が注入される。
【0016】正極の粉末状活物質としては、マンガン,
コバルト,ニッケル,バナジウム,ニオブ,モリブデ
ン,および銅の少なくとも1つを含む金属酸化物の他
に、フッ化炭素,硫化鉄等の少なくとも1つを含むもの
を用いることができる。
【0017】粉末状の負極活物質としては、通常は炭素
材料が用いられ、たとえば黒鉛粉末やコークス等が用い
られ得る。
【0018】非水電解液の溶質としては、LiPF6
LiBF4 ,LiCF3 SO3 ,LiAsF6 ,LiN
(CF3 SO2 2 ,LiOSO2 (CF2 3
3 ,LiClO4 等の少なくとも1つを含むものを用
いることができる。
【0019】非水電解液の溶媒としては、エチレンカー
ボネイト、プロピレンカーボネイト、ブチレンカーボネ
イト、ビニレンカーボネイト、シクロペンタノン、スル
フォラン、3−メチルスルフォラン、2,4−ジメチル
スルフォラン、3−メチル−1,3−オキサゾリジン−
2−オン、γ−ブチルラクトン、ジメチルカーボネイ
ト、ジエチルカーボネイト、エチルメチルカーボネイ
ト、メチルプロピルカーボネイト、ブチルメチルカーボ
ネイト、エチルプロピルカーボネイト、ブチルエチルカ
ーボネイト、ジプロピルカーボネイト、1,2−ジメト
キシエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒ
ドロフラン、1,3−ジオキシソラン、酢酸メチル、酢
酸エチル等の少なくとも1つを含むものを用いることが
できる。
【0020】以上のように形成され得る図1の組電池に
おいて、種類Aの単電池における負極単位面積当りの活
物質量が種類Bの単電池に比べて0.45〜0.75の
範囲内に設定され、かつ両種類の単電池の負極単位面積
当りの活物質密度は5〜13mg/cm2 の範囲内に設
定される。ただし、いずれの単電池においても正負極の
対向容量比は実質的に1.0に設定される。
【0021】より好ましくは、種類Aの単電池は6〜8
mg/cm2 の範囲内の負極活物質密度を有し、種類B
の単電池は11〜13mg/cm2 の範囲内の負極活物
質密度を有するように設定される。
【0022】さらに好ましくは、種類Aと種類Bのいず
れかの単電池においても負極の活物質として黒鉛粉末が
用いられ、この黒鉛粉末において黒鉛結晶のC軸方向の
結晶子の大きさの値Lcは150Å以上であり、かつC
軸方向の原子面間隔の値d00 2 は3.38Å以下のもの
を用いるのが良い。
【0023】
【実施例】以下において、本発明のいくつかの実施例に
よる組電池を説明する。
【0024】[実施例1] (種類Aの単電池用渦巻型電極Aeの作製) 正極の作製:5μmの平均粒径を有するLiCoO2
末の正極活物質と人造黒鉛粉末の導電材とを9:1の重
量比で混合して正極合剤が調製された。この正極合剤
と、ポリフッ化ビニリデンをN−メチル−2−ピロリド
ン(NMP)に5重量%溶かした結着剤溶液とが固形分
重量比95:5で混練されてスラリーが調製された。こ
のスラリーは、20μmの厚さを有するアルミ箔の集電
体の両面にドクタブレード法によって塗布された。この
とき、正極用スラリーは負極との対向容量比(単位面積
当りの正極容量/単位面積当りの負極容量)が1.0に
なるように塗布される。集電体に塗布されたスラリー状
の正極活物質層は150℃で2時間真空乾燥され、粗電
極が作製された。この粗電極を圧延した後に両側縁をス
リットすることにより、0.100mmの厚さ,310
mmの幅,および5900mmの長さを有する帯状の正
極が作製された。なお、この圧延の前後において、アル
ミ箔の集電体の厚さはほとんど変化しない。
【0025】負極の作製:スチレンブタジエンゴム(S
BR)のディスパージョンと黒鉛粉末を水に分散させ
て、さらに増粘剤であるカルボキシメチルセルロース
(CMC)を添加して負極用スラリーが調製された。こ
のとき用いられた黒鉛粉末のC軸方向における結晶子の
大きさLcは1000Åより大きく、C軸方向の平均原
子面間隔d002は3.35Åであり、そして平均粒径は
20μmであった。また、このスラリーが乾燥された後
の負極における重量組成比が(黒鉛粉末):SBR:C
MC=100重量部:5重量部:1重量部になるように
調製された。このようなスラリーが厚さ18μmの銅箔
の集電体の両面に塗布され、乾燥されて粗電極が作製さ
れた。このとき、銅箔の集電体の片面上には8mg/c
2 の活物質量が被着された。この粗電極を圧延して両
側縁をスリットすることにより、0.140mmの厚
さ,320mmの幅,および6000mmの長さを有す
る帯状の負極が得られた。
【0026】(種類Bの単電池用渦巻型電極Beの作
製) 正極の作製:種類Aの電池用渦巻型電極Aeの場合と同
様に、種類Bの電池用渦巻型電極Beのための正極が作
製された。
【0027】負極の作製:渦巻型電極Aeと同様に渦巻
型電極Be用の負極が作製されたが、渦巻型電極Be用
の負極の活物質量は11mg/cm2 に設定された。
【0028】(電解液とセパレータ)非水電解液として
は、EC(エチレンカーボネイト)とDEC(ジエチル
カーボネイト)を2:3の体積比で含む混合溶媒にLi
PF6 の溶質を1モル/リットルだけ溶かした溶液が用
いられた。また、セパレータとしては、ポリプロピレン
製の微多孔膜が用いられた。
【0029】(単電池の組立)以上のようにして用意さ
れた帯状正極と帯状負極をセパレータを介して巻回する
ことにより渦巻型電極AeとBeを作製し、円筒形の電
池缶内に挿入した後に電解液が注入されて図3に示され
ているようなリチウム2次電池が作製された。
【0030】(組電池の作製)図1に示されているよう
に、渦巻型電極Aeを含む種類Aの単電池5個が直列接
続され、渦巻型電極Beを含む種類Bの単電池の5個が
直列接続された。そして、これらの単電池Aのシリーズ
と単電池Bのシリーズが互いに並列接続されて組電池に
された。
【0031】(初期充放電試験)このように作製された
組電池において、25℃の温度の下に0.125Cの電
流量で20.50Vまで充電した後に、1Cの電流量で
13.75Vまで放電させ、そのときに得られた容量が
初期放電容量として定められた。
【0032】(最大出力の測定)得られた組電池におい
て、25℃の温度の下に0.125Cの電流量で20.
5Vまで充電した後に、0Cから3Cまでの各電流で1
0秒間ずつ放電し、そのときの電圧が測定された。得ら
れた電流−電圧曲線において最も大きな出力値が最大出
力値とされた。
【0033】[実施例2,3および比較例1〜3]負極
の活物質量が表1の電極AeとBe欄に示されているよ
うに設定された以外は実施例1の場合と同様に実施例
2,3および比較例1〜3による組電池が作製されて電
池特性の試験が行なわれた。なお、従来の典型的な組電
池は比較例1によるものである。
【0034】
【表1】
【0035】表1の結果から、負極の活物質量が少ない
電極Aeはその充填密度が小さいので電解液の含液性に
優れ、高い瞬間出力(電流負荷特性)を発揮することが
できると考えられる。他方、比較例3の組電池において
は、電極Beの活物質量が多すぎてその充填密度が大き
いので、十分な含液性を得ることができなくて活物質の
すべてが充放電に寄与し得ないために放電容量が低下し
たものと考えられる。
【0036】[実施例4,5および比較例4,5]負極
の活物質量が表2の電極AeとBeの欄に示されている
ように設定された以外は実施例1の場合と同様に、実施
例4,5および比較例4,5による組電池が作製されて
電池の特性試験が行なわれた。
【0037】
【表2】
【0038】[実施例6〜8および比較例6〜8]負極
の活物質にコークスが用いられ、その活物質量が表3の
電極AeとBeの欄に示されているように設定された以
外は実施例1の場合と同様に、実施例6〜8および比較
例6〜8による組電池が作製されて電池の特性試験が行
なわれた。
【0039】
【表3】
【0040】以上のような表1,表2,および表3の結
果から明らかなように、電池A中の負極活物質量が5m
g/cm2 未満の場合には組電池の充放電容量が著しく
低下し、逆に電池B中の負極活物質量が13mg/cm
2 を超えれば組電池の最大出力特性が低下することがわ
かる。また、組電池が十分な最大出力特性を有するため
には電池A中の負極活物質量が8mg/cm2 以下であ
ることが好ましく、十分な容量を有するためには電池B
中の負極活物質量が11mg/cm2 以上であるのが好
ましいことがわかる。このような関係から、組電池にお
いて、電池Aの負極単位面積当りの活物質量は電池Bに
比べて0.45〜0.75の範囲内にあることが好まし
い。
【0041】なお、負極集電体の銅箔の厚みは18μm
であるので、表1〜3に示された面積当りの活物質量を
Ad(mg/cm2 )とすれば、三次元的充填密度Dd
(g/cc)は次式で表わされる。
【0042】Dd=Ad×10-3/0.0061 ここで、0.0061の数値は、{(負極の最終厚さ1
40μm)−(銅箔の厚さ18μm)}/2=0.00
61cmとして得られるものである。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電極活
物質の充填密度の比較的小さな種類Aの単電池と電極活
物質密度の比較的大きな種類Bの単電池を組合せた組電
池を作製することにより、瞬間最大出力特性と充放電容
量の両方が改善された電気自動車用組電池を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例による電気自動車用
組電池を示す模式的なブロック図である。
【図2】渦巻型電極の巻回状態を説明するための模式的
な斜視図である。
【図3】自動車用組電池に用いられる円柱状の単電池の
外観の一例を示す概略的な斜視図である。
【符号の説明】
1 帯状正極 1a 正極集電タブ 2 帯状負極 2a 負極集電タブ 3 セパレータ 10 電池缶 11 正極端子 12 負極端子 13 正極絶縁パッキング 14 負極絶縁パッキング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近野 義人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 米津 育郎 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 能間 俊之 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 西尾 晃治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−241705(JP,A) 特開 平8−335460(JP,A) 特開 平5−94839(JP,A) 特開 平10−149807(JP,A) 特開 平10−154504(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 10/40 H01M 2/10 H01M 4/02 H01M 4/58

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気自動車用組電池であって、 前記組電池においては種類Aの複数の直列接続された単
    電池と種類Bの複数の直列接続された単電池とが互いに
    並列接続されており、 前記単電池の各々は、炭素材料を活物質として含む負
    極,リチウムイオンと電気化学反応可能な材料を活物質
    として含む正極,および非水電解液を含み、それらの正
    負極の対向容量比は実質的に1.0に設定されており、 前記種類Aと種類Bの単電池間における負極単位面積当
    りの活物質量比が0.45〜0.75の範囲内にあり、
    かつ前記両種類の単電池の負極単位面積当りの活物質密
    度が5〜13mg/cm2 の範囲内にあることを特徴と
    する電気自動車用組電池。
  2. 【請求項2】 前記種類Aの単電池は6〜8mg/cm
    2 の範囲内の負極活物質密度を有し、前記種類Bの単電
    池は11〜13mg/cm2 の範囲内の負極活物質密度
    を有することを特徴とする請求項1に記載の電気自動車
    用組電池。
  3. 【請求項3】 前記負極の活物質としての炭素材料は黒
    鉛粉末であり、この黒鉛粉末において黒鉛結晶のC軸方
    向の結晶子の大きさの値Lcは150Å以上であり、か
    つC軸方向の原子面間隔の値d002 は3.38Å以下で
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の電気自
    動車用組電池。
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