JP3363092B2 - オーダーシステム - Google Patents

オーダーシステム

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JP3363092B2 JP13839898A JP13839898A JP3363092B2 JP 3363092 B2 JP3363092 B2 JP 3363092B2 JP 13839898 A JP13839898 A JP 13839898A JP 13839898 A JP13839898 A JP 13839898A JP 3363092 B2 JP3363092 B2 JP 3363092B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば飲食店等に
おいて、接客係等を介さずに客側が直接作り手にオーダ
ーできるとともに、会計処理までオンライン化されたオ
ーダーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば寿司屋などの飲食店におい
ては、寿司職人と客とがカウンター越しに対峙して注文
のやりとりを行うという伝統的な店形態が多く、他方、
寿司屋以外では、カウンター上で飲食させる店舗構造も
勿論存在するが、客用テーブルを設置している店舗が多
く、この場合、客用テーブルに接客係等が注文を取りに
くる形態が一般的となっている。
【0003】いずれにせよ、客としては寿司職人等の調
理者や接客係に所望する品目を直接肉声でオーダーし、
店側は、オーダーされた品を客に提供するとともに、単
価及び個数を伝票に記入して会計所に回すかあるいは直
接客に渡し、食事を終えた客は、会計所において前記伝
票に基づいた会計金額を支払う形態としていることが多
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した注
文方法及び会計処理では、客は店側の調理者や接客係と
の係わりが不可欠となる。
【0005】しかし、近年の傾向では、特に若年層にお
いて、店側の調理者や接客係との係わりを避け、全くの
マイペースで気軽に食事を取る形態が好まれるという実
態がある。
【0006】しかしながら、自動販売器であればともか
くとして、特に調理品であって、その種類も多い場合
に、店側の係員との直接的な係わりなくして所望する品
をオーダーするような形態は確立されていない。
【0007】本発明は、上記課題を解決することのでき
るオーダーシステムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の本発明では、仕切部の連絡口内にタ
ーンテーブルを水平方向に回転自在に配設し、さらに、
前記仕切部の注文側に品目入力手段を配設する一方、受
け手側には前記品目入力手段に対応する表示・確認手段
を配設し、注文側が前記品目入力手段を用いて注文デー
タを入力すると、同注文データが受け手側の表示・確認
手段、及び会計手段に転送され、受け手側が前記表示・
確認手段に序列化されて表示された前記注文データに応
じて注文品を用意、あるいは前記ターンテーブルを介し
て提供した後、注文データに対する対応終了信号を入力
すると、前記品目入力手段に発生金額等の情報が転送さ
れるとともに、前記会計手段には、少なくとも発生金額
を含む注文データに関する周辺データが蓄積されるよう
にした。したがって、注文側である客はいつでも好みに
応じた品のオーダーを随時行えるとともに、受け手であ
る店側はそのオーダーを即座に確認することができ、タ
ーンテーブルを介して客側に注文品を提供することがで
きる。しかも、注文による発生金額や、会計時には精算
金額が自動的に集計されて客側に表示できるので、客は
安心して支払いができる。また、店側にとっては会計処
理が正確かつ迅速に行える。
【0009】また、請求項2記載の本発明では、受け手
側が注文データに対する対応終了信号を入力すると、品
目入力手段は、注文側に対して注文品の用意、あるいは
提供がなされたことを報知することとした。したがっ
て、注文側は自分の注文した品が間もなく運ばれること
を知ることができ、また、注文した品が間違いないかど
うかの確認ができる。
【0010】また、請求項3記載の本発明では、注文品
目が調理品であることとした。したがって、本発明を飲
食店に採用すれば、客は接客係等と直接関わることなく
所望する調理を食することができ、近年の若者のライフ
スタイルに合致する。
【0011】また、請求項4記載の本発明では、品目入
力手段及び表示・確認手段は、タッチパネルを備えてお
り、少なくとも注文側のタッチパネルには、張り替え自
在な抗菌シートが被覆されていることとした。したがっ
て、画面を見ながら簡単な操作で入力が可能となり、し
かも衛生的である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係るオーダーシステム
は、注文側が品目入力手段を用いて注文データを入力す
ると、同注文データが受け手側の表示・確認手段、及び
会計手段に転送され、受け手側が前記表示・確認手段に
序列化されて表示された前記注文データに応じて注文品
を用意、あるいは提供した後、注文データに対する対応
終了信号を入力すると、前記品目入力手段に発生金額等
の情報が転送されるとともに、前記会計手段には、少な
くとも発生金額を含む注文データに関する周辺データが
蓄積されるようにしたものである。
【0013】また、受け手側が注文データに対する対応
終了信号を入力すると、品目入力手段は、注文側に対し
て注文品の用意、あるいは提供がなされたことを報知可
能とすることができる。
【0014】かかるオーダーシステムは、例えば、レン
タルビデオショップ等から寿司屋等の飲食店まで各種店
舗において採用することができるが、飲食店に採用すれ
ば、従来にない新しい形態の店舗として大きな集客効果
が望める。
【0015】例えば寿司屋等に採用した場合、以下のよ
うな構成とすることができる。
【0016】すなわち、カウンター上に、寿司職人のい
る厨房側と客側とを仕切る仕切部を配設し、同仕切部
に、厨房側と客側とを連絡する複数の連絡口を一定の間
隔をあけて配設し、同連絡口内に、厨房側と客側との間
で調理食品等を水平方向に回転させて搬送するターンテ
ーブルを着脱自在に配設し、さらに、前記仕切部の客側
に品目入力手段を配設する一方、厨房側には前記品目入
力手段に対応する表示・確認手段を配設し、しかも、こ
れらと会計手段とを中央処理装置を介してオンライン接
続するものである。
【0017】かかる構成とすることにより、注文側であ
る客はいつでも好みに応じたネタ等の注文品のオーダー
を随時行えるとともに、受け手である店側はそのオーダ
ーを即座に確認して調理することができ、ターンテーブ
ルを介して客側に注文品を提供することができる。しか
も、注文に応じた発生金額や会計時の精算金額が自動的
に集計されて客側に表示されるので、客は表示金額を見
ながら安心して支払いができる。また、店側では会計処
理が正確に行える。
【0018】また、上記の品目入力手段及び表示・確認
手段は、タッチパネルを備えたものとして、少なくとも
注文側のタッチパネルには、張り替え自在な抗菌シート
を被覆することが好ましい。
【0019】すなわち、客は画面に表示されたメニュー
を見ながら、目的の品の表示部分を直接タッチして入力
する簡単な操作となり、しかも衛生的なので寿司屋等の
生鮮食品を扱う店には好適である。
【0020】また、タッチパネルには、メニュー毎に付
された番号や記号を表示するようにしておくことがで
き、注文者はこの番号等を押して注文できるようにすれ
ば、メニューが多くなっても一つの画面で対応すること
ができる。
【0021】
【実施例】以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発
明を具体的に説明する。
【0022】図1〜図3に、本実施例に係るオーダーシ
ステムを採用した寿司店舗Aを示しており、同寿司店舗
Aは駅などのコーナーに、L字状のカウンター1を設置
した簡単な店構えとなっている。また、図4は本実施例
におけるカウンター1の具体的構成を示している。
【0023】カウンター1は、所定高さに形成した台枠
部11上に、所定の幅を有する平板状の天板12を連設し、
同天板12上に仕切部2を配設して構成している。
【0024】仕切部2は、前記天板12よりも小幅とした
基台21と、同基台21に所定高さで立設した仕切壁22とか
ら構成されており、かかる仕切壁22によりコーナー部空
間を客スペース3と厨房部4とに仕切っている。
【0025】そして、客スペース3側に、それぞれ客用
椅子50を具備する客席5を複数席並設する一方、厨房部
4側には、冷凍・冷蔵庫41をカウンター1の下部に収納
するとともに、同冷凍・冷蔵庫41上に調理台42を配設
し、さらに、自動炊飯器43、酢合わせ器44、しゃり握り
器45を効率良くレイアウトしている。
【0026】なお、図1〜図4中、13はカウンター1の
一側端部に設置したプリペイドカード発券機、14はカウ
ンター本体1の他側端部に設けた厨房出入口、15は仕切
壁22の上面に載置した材料収納ケース、a1は同ケース15
内に収納した寿司ネタ、16は給茶器である。
【0027】ここで、本実施例におけるカウンター1の
具体的構成を説明すると、図4に示すように、天板12の
端面に、客用椅子50と対峙するように光学式の着座セン
サSも設け、客席5における客の有無を検出可能として
いる。
【0028】そして、カウンター1の仕切壁22に、客席
5と厨房部4とを連絡する連絡口6を設け、同連絡口6
内に位置するように、基台21上にターンテーブル7を水
平方向に回転自在に配設し、寿司aなどの調理品を客席
5及び厨房部4間で回転搬送可能としている。60は連絡
口6に設けた縄暖簾、61はターンテーブル7の下から基
台21にかけて、ランチョンマットとして敷いた使い捨て
のシートであり、本実施例では、同シート61を和紙で形
成して美観と清潔感を向上させている。なお、カウンタ
ー1の空席である各客席5には、予め、おしぼりや箸、
皿、湯呑みなどをセットしておくとよい。
【0029】前記ターンテーブル7は着脱自在としてお
り、清掃やメンテナンスを容易に行えるようにするとと
もに、同ターンテーブル7上には、取り替え自在の円板
状シートを載置して衛生性を高めている。
【0030】また、寿司a等がターンテーブル7に未だ
載置されているか、あるいは客が受け取ったのかを調理
人が厨房部4内から容易に確認できるように、客席5側
の適当位置に、ターンテーブル7上の寿司a等の在る無
しを検出する確認センサ(図示せず)を設けるとよい。
なお、確認センサとしては、衛生上、光学式などの非接
触にてセンシング可能なものが好ましい。あるいはカメ
ラ等を用いてもよい。
【0031】さらに、前記仕切壁22の客側で連絡口6の
近傍には、客席5の正面に位置するように、品目入力手
段として客側タッチパネル9を配設し、客が自分で好み
の品を画面を見ながら直接触れることでオーダー入力可
能としている。
【0032】本実施例においては、客側タッチパネル9
はメニュー(寿司aの種類別など)毎に番号若しくは記
号が付されており、かかる番号等をタッチするようにし
ている。したがって、品目が多くてもタッチパネル9は
コンパクトなものでよく、また、画面を切り換える必要
もなく、一つの画面で対応することができる。
【0033】なお、客側タッチパネル9の画面には、そ
の他の映像や画像による情報を提供し、客サービスの一
環とすることもできる。
【0034】一方、厨房部4には、図2に示すように、
前記客側タッチパネル9に対応する表示・確認手段とし
ての店側タッチパネル10を配設しており、しかも、両タ
ッチパネル9,10は、図5に示すように、パソコン等のコ
ンピュータ装置からなる中央処理装置Cを介して会計手
段であるレジ8とをオンライン接続している。なお、レ
ジ8には会計用端末機が備えられており、日報、月報な
どの会計処理もプリントアウト可能としている。
【0035】店側タッチパネル10は、客側タッチパネル
9からそれぞれ入力された注文データを、入力の早い順
に序列化し、かつ、客席番号を付して表示するようにし
ており、調理者は客のオーダー全体を一覧することがで
きる。また、この店側タッチパネル10には前記着座セン
サSの検出に基づく客席5の客の有無も表示可能として
いる。
【0036】調理者がオーダーに応じて注文品を準備し
終えたり、あるいは提供済みのものについて、表示され
た個所をタッチ操作して対応終了信号を入力すると表示
が消え、同時に客側タッチパネル9には、注文した品が
間もなく運ばれることが例えば点滅ランプなどで報知さ
れる。
【0037】また、生鮮食品を扱う寿司店舗Aにおける
衛生面を考慮して、前記した両タッチパネル9,10は、取
り替え自在な抗菌シートKで被覆している(図4)。し
たがって、客は安心して寿司aを食することができる。
また、抗菌シートKは取り替え自在なので定期的に取り
替えることによっていつも清潔に保つことができる。
【0038】ところで、前記ターンテーブル7の回転
は、本実施例では、店側タッチパネル10により操作可能
としており、調理者が注文された調理品をターンテーブ
ル7に載せ、前述したように、店側タッチパネル10に表
示された注文データをタッチ操作すると、図6に示すよ
うに半回転して、客側5に調理品が回転搬送されるよう
にしている。なお、客席5側にも別途操作スイッチ(図
示せず)を設け、例えば注文品が間違っていた場合な
ど、客の方から厨房部4へ返品可能に構成することもで
きる。
【0039】また、本実施例では、前記レジ8を無人化
すべく、前記仕切部2の基台21内に支払い装置80を埋設
している。81はカード挿入口、82は硬化挿入口、83は紙
幣挿入口、84は釣り銭口であり、領収書代わりとなるレ
シートもここから発行できるようにしている。
【0040】上記のように構成した寿司店舗Aにおい
て、本発明に係るオーダーシステムは以下のように機能
する。
【0041】空いた客席5に客が客用椅子50に着座する
と、客用椅子50毎に設けられた着座センサSの検出出力
に基づき、どの客席5に客が座ったかが厨房部4内の店
側タッチパネル10に表示される。同時に、客席5の客側
タッチパネル9には、例えばアニメーションによる寿司
職人を模したキャラクターが登場し、「いらっしゃいま
せ」などの音声を発して客を迎え、その後画面が切替わ
ってメニュー画面が表示される。
【0042】着座した客は、表示された好みの寿司aや
その他の調理品を客側タッチパネル9の画面上で選択
し、そのメニュー毎に付された番号でタッチ入力により
オーダーする。このとき、客側タッチパネル9には抗菌
シートKを貼設しているので衛生的であり、客も安心し
てオーダー入力が行える。なお、このオーダー入力は随
時行うことができるのは当然である。
【0043】入力されたオーダー、すなわち注文データ
は、厨房部4内の店側タッチパネル10に座席の番号毎に
表示されるとともに、中央処理装置Cを介して、自動的
にレジ8に転送され、レジ8では客席5毎に集計されて
精算に備える。また、客側タッチパネル9にも注文した
金額が積算表示されるので、客は現在までの消費額を見
ながら寿司aの追加が行える。
【0044】レジ8には、金額情報のみならず、注文品
の種類や注文のあった時間等、日報や月報作成時に必要
な注文データに関する周辺データが全て蓄積される。
【0045】注文データに応じて握られた寿司aは、調
理者が注文した客席5のターンテーブル7に載置すると
ともに、店側タッチパネル10に表示されている注文デー
タの個所をタッチ操作すると、この注文データの表示が
消えて次位置にあった別の注文データが繰り上がり表示
されるとともに、客側タッチパネル9では注文した寿司
aが間もなく運ばれることが報知され、寿司aを載置し
たターンテーブル7は自動的に半回転し停止する。客側
から見れば、注文した寿司aが連絡口6から円弧を描い
て運ばれ、目前位置で停止することになる。
【0046】このときに、提供された寿司a等が注文と
異なっているような場合は、客は客席5側の図示しない
操作スイッチを操作して容易に返品することができる。
【0047】また、客の前に寿司aが提供されたとき
に、客側タッチパネル9にはターンテーブル7上の寿司
aを和紙61上に移すことを促すメッセージが表示され
る。これは、次の注文品を客側に出す際に、ターンテー
ブル7上に前の品があると同品が客前から厨房部4側に
移動されてしまうからである。なお、本実施例では、タ
ーンテーブル7上の寿司aが除かれたことを前記した確
認センサにより調理者は知る得るようにしている。すな
わち、店側タッチパネル10に表示されている客席5の番
号が異なった色で表示されている場合はターンテーブル
7上に品物があることを示すようにしておくとよい。
【0048】食事を終えた客が客側タッチパネル9に表
示された例えば精算キーをタッチ操作すると、「ありが
とうございました。」などの音声が発せられ、客はカウ
ンター1に設けられた支払い装置80に現金、あるいは先
にプリペイドカード発券機13で購入したプリペイドカー
ドを投入して精算を行う。なお、精算は通常のレジ8に
て行えるようにしてもよい。
【0049】客が客席5から離れ、その離座時間が所定
時間となると、着座センサSの検出出力に基づき、店側
タッチパネル10に客が席を立ったことが表示され、それ
を確認して、調理者はターンテーブル7ごと、あるいは
ターンテーブル7の円板状シートを取り替えるとともに
和紙61を取り替え、さらに、天板12を拭いて清掃し、次
の来客に備えて再度箸や皿、おしぼりなどをセットす
る。
【0050】このように、本発明によれば、店に入って
好みの寿司aを注文して食し、精算して店を出るまでの
間、客は調理者などの店側の者とは一切会話などを交わ
す必要がなく、全く自分のペースで食事に関するニーズ
を満足させることができるので、近年の特に若者等のラ
イフスタイルに合致する。
【0051】また、調理者などの店員の労働負担も軽減
でき、さらに、中央処理装置Cを活用することにより経
理上に必要な日報類のアウトプットも迅速かつ容易に行
えるので経理業務の省力化が図るとともに、経営全体の
合理化を図ることができる。
【0052】また、時代にマッチした店舗経営ができ、
しかも広いスペースを必要としないので、例えば、駅の
構内や既存の建築物内の余剰スペースを利用しての出店
ができる。したがって、本発明は経営者側にとってもき
わめて有益である。
【0053】ところで、本発明に係るオーダーシステム
は、上記した寿司店舗Aに限らず、あらゆる飲食店、さ
らには、飲食店でなくとも、レンタルビデオショップや
その他の物品販売店においても適用可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明では以
下の効果を奏する。
【0055】(1)仕切部の連絡口内にターンテーブル
を水平方向に回転自在に配設し、さらに、前記仕切部の
注文側に品目入力手段を配設する一方、受け手側には前
記品目入力手段に対応する表示・確認手段を配設し、注
文側が前記品目入力手段を用いて注文データを入力する
と、同注文データが受け手側の表示・確認手段、及び会
計手段に転送され、受け手側が前記表示・確認手段に序
列化されて表示された前記注文データに応じて注文品を
用意、あるいは前記ターンテーブルを介して提供した
後、注文データに対する対応終了信号を入力すると、前
記品目入力手段に発生金額等の情報が転送されるととも
に、前記会計手段には、少なくとも発生金額を含む注文
データに関する周辺データが蓄積されるようにしたの
で、注文側である客はいつでも好みに応じた品のオーダ
ーを随時行えるとともに、受け手である店側はそのオー
ダーを即座に確認することができ、ターンテーブルを介
して客側に注文品を提供することができる。しかも、注
文による発生金額や、会計時には精算金額が自動的に集
計されて客側に表示できるので、客は安心して支払いが
できる。また、店側にとっては会計処理が正確かつ迅速
に行える。
【0056】(2)請求項2記載の本発明では、受け手
側が注文データに対する対応終了信号を入力すると、品
目入力手段は、注文側に対して注文品の用意、あるいは
提供がなされたことを報知することとしたことにより、
注文側は自分の注文した品が間もなく運ばれることを知
ることができ、また、注文した品が間違いないかどうか
の確認ができる。
【0057】(3)請求項3記載の本発明では、注文品
目が調理品であることとしたので、本発明を飲食店に採
用すれば、客は接客係等と直接関わることなく所望する
調理を食することができ、近年の若者のライフスタイル
に合致する。特に、寿司屋などに適用すれば、新しい形
態の店舗運営ができ、集客効果を奏する。
【0058】(4)請求項4記載の本発明では、品目入
力手段及び表示・確認手段は、タッチパネルを備えてお
り、少なくとも注文側のタッチパネルには、張り替え自
在な抗菌シートが被覆されていることとしたので、画面
を見ながら簡単な操作で入力が可能となり、しかも衛生
的なので客に安心感を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオーダーシステムを適用した寿司
店舗の全体説明図である。
【図2】同寿司店舗の厨房側を示す説明図である。
【図3】同寿司店舗の平面視による説明図である。
【図4】同寿司店舗のカウンターの具体的な説明図であ
る。
【図5】本発明に係るオーダーシステムのブロック図で
ある。
【図6】ターンテーブルの説明図である。
【符号の説明】
A 寿司店舗 K 抗菌シート S 着座センサ C 中央処理装置 6 連絡口 7 ターンテーブル 8 レジ(会計手段) 9 客側タッチパネル(品目入力手段) 10 店側タッチパネル(表示・確認手段) 22 仕切壁(仕切部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 23/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仕切部(22)の連絡口(6)内にターンテーブ
    ル(7)を水平方向に回転自在に配設し、さらに、前記仕
    切部(22)の注文側に品目入力手段(9)を配設する一方、
    受け手側には前記品目入力手段(9)に対応する表示・確
    認手段(10)を配設し、注文側が前記品目入力手段(9)を
    用いて注文データを入力すると、同注文データが受け手
    側の表示・確認手段(10)、及び会計手段(8)に転送さ
    れ、受け手側が前記表示・確認手段(10)に序列化されて
    表示された前記注文データに応じて注文品を用意、ある
    いは前記ターンテーブル(7)を介して提供した後、注文
    データに対する対応終了信号を入力すると、前記品目入
    力手段(9)に発生金額等の情報が転送されるとともに、
    前記会計手段(8)には、少なくとも発生金額を含む注文
    データに関する周辺データが蓄積されることを特徴とす
    るオーダーシステム。
  2. 【請求項2】受け手側が注文データに対する対応終了信
    号を入力すると、品目入力手段(9)は、注文側に対して
    注文品の用意、あるいは提供がなされたことを報知する
    ことを特徴とする請求項1記載のオーダーシステム。
  3. 【請求項3】注文品目が調理品であることを特徴とする
    請求項1又は2に記載のオーダーシステム。
  4. 【請求項4】品目入力手段(9) 及び表示・確認手段(10)
    はタッチパネルを備えており、少なくとも注文側のタッ
    チパネルには、張り替え自在な抗菌シート(K) が被覆さ
    れていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載のオーダーシステム。
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