JP2000276665A - オーダー管理装置 - Google Patents

オーダー管理装置

Info

Publication number
JP2000276665A
JP2000276665A JP11084061A JP8406199A JP2000276665A JP 2000276665 A JP2000276665 A JP 2000276665A JP 11084061 A JP11084061 A JP 11084061A JP 8406199 A JP8406199 A JP 8406199A JP 2000276665 A JP2000276665 A JP 2000276665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
order
seat
information
display device
food
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11084061A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Nakazato
保彦 中里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Esutekku Kk
SENSHU ELECTRIC CO Ltd
Estec Co Ltd
Original Assignee
Esutekku Kk
SENSHU ELECTRIC CO Ltd
Estec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Esutekku Kk, SENSHU ELECTRIC CO Ltd, Estec Co Ltd filed Critical Esutekku Kk
Priority to JP11084061A priority Critical patent/JP2000276665A/ja
Publication of JP2000276665A publication Critical patent/JP2000276665A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Audible And Visible Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 料理や飲物の注文をテーブルから厨房へ人手
を介さず直接伝えることにより、注文の伝達を速やかに
行うことができ、また注文の聞き間違い等によるお客と
のトラブルをなくすとともに、人手を省いて店側の人件
費を大幅に削減することができるオーダー管理装置の提
供。 【解決手段】 座席に座った人が注文情報を入力するた
めの入力装置と、料理人に注文情報を報知するための報
知装置と、レジ端末装置とが、CPUを介して相互に連
結され、入力装置は、飲食物メニュー表示装置と、注文
すべき飲食物の種類および数を指定可能な操作盤とを備
え、報知装置は、注文情報を表示可能なディスプレイ装
置を備え、CPUは、注文情報を記憶する記憶手段と、
記憶された注文情報を報知装置へ出力する第1出力手段
と、注文品の料金を集計する演算手段と、その集計結果
をレジ端末装置へ出力する第2出力手段とを備えた構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーダー管理装置に
関し、より詳しくは、料理や飲物の注文をテーブルから
厨房へ人手を介さず直接伝えることにより、注文の伝達
を速やかに行うことができ、また注文の聞き間違い等に
よるお客とのトラブルをなくすとともに、人手を省いて
店側の人件費を大幅に削減することができるオーダー管
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲食店において客から注文をとる
方法としては、店員が口頭で注文を聞き、それを記憶す
るか或いはメモに記録した上で厨房へ行き、そこで料理
人に注文を伝える方法が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た方法では、客に注文を聞いてからそれを料理人に伝え
るまでに長い時間がかかり、時には客からの注文が誤っ
て料理人に伝えられ、また多くの人手を必要とした。特
にファミリーレストラン等の大型飲食店においては、客
の出入りが激しく、注文も多様であり、さらにテーブル
の数も多いことから、注文の聞き間違いが多くて混乱を
招き易く、人手も多くなって店側の人件費がかなり増大
するという問題がある。また、従来の方法では、客は、
注文をしてからどれ位の時間で料理が運ばれてくるのか
が分からなかった。従って、客は料理が運ばれてくるま
での間、落ち着かないという問題があった。本発明は、
そのような実情に鑑みてなされたもので、料理や飲物の
注文をテーブルから厨房へ人手を介さず直接伝えること
により、注文の伝達を速やかに行うことができ、また注
文の聞き間違い等によるお客とのトラブルをなくすとと
もに、人手を省いて店側の人件費を大幅に削減すること
のできるオーダー管理装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
飲食用テーブルが設置され、その飲食用テーブルで複数
の人が飲食できるようにその周囲に複数の座席が配置さ
れた施設で用いられるオーダー管理装置であって、前記
飲食用テーブルに配設され座席に座った人が注文情報を
入力するための入力装置と、厨房近傍に配設され料理人
に注文情報を報知するための報知装置と、注文情報に基
づいて注文品の合計金額を出力するレジ端末装置とが、
注文情報を記憶および処理するためのCPUを介して相
互に連結され、前記入力装置は、各座席に対応して設け
られた飲食物メニュー表示装置と、同じく各座席に対応
して設けられ前記表示装置に表示されたメニューから注
文すべき飲食物の種類および数を指定可能な操作盤とを
備え、前記報知装置は、注文情報を表示可能なディスプ
レイ装置および/または注文情報を印字可能なプリンタ
装置を備え、前記CPUは、注文がなされた座席と該座
席における注文品の種類および数を記憶する記憶手段
と、記憶された注文品の種類および数に係る情報を前記
報知装置へ出力する第1出力手段と、注文品の料金を座
席ごとに集計し、もしくは指定された複数の座席につい
てまとめて集計する演算手段と、その集計された結果を
レジ端末装置へ出力する第2出力手段とを備えてなるこ
とを特徴とするオーダー管理装置である。
【0005】請求項2記載の発明は、飲食用テーブルが
設置され、その飲食用テーブルで複数の人が飲食できる
ようにその周囲に複数の座席が配置された施設で用いら
れるオーダー管理装置であって、前記飲食用テーブルに
配設され座席に座った人が注文情報を入力するための入
力装置と、厨房近傍に配設され料理人に注文情報を報知
するための報知装置とが、注文情報を記憶および処理す
るためのCPUを介して相互に連結され、前記入力装置
は、各座席に対応して設けられた飲食物メニュー表示装
置と、同じく各座席に対応して設けられ前記表示装置に
表示されたメニューから注文すべき飲食物の種類および
数を指定可能な操作盤とを備え、前記報知装置は、注文
情報を表示可能なディスプレイ装置および/または注文
情報を印字可能なプリンタ装置を備え、前記CPUは、
注文がなされた座席と該座席における注文品の種類およ
び数を記憶する記憶手段と、記憶された注文品の種類お
よび数に係る情報を前記報知装置へ出力する第1出力手
段と、記憶された注文品の種類および数に係る情報を前
記飲食物メニュー表示装置へ出力する第3出力手段と、
注文品の料金を座席ごとに集計し、もしくは指定された
複数の座席についてまとめて集計する演算手段と、その
集計された結果を前記飲食物メニュー表示装置へ出力す
る第4出力手段とを備えてなることを特徴とするオーダ
ー管理装置である。
【0006】請求項3記載の発明は、注文がなされた座
席と該座席における注文品の種類および数が印字された
伝票を出力する伝票打ち出し装置を厨房近傍に備えると
ともに、前記CPUは、注文がなされた座席と該座席に
おける注文品の種類および数に係る情報を前記伝票打ち
出し装置へ出力する第5出力手段を備え、伝票打ち出し
装置は、このCPUに連結されてなることを特徴とする
請求項1または2に記載のオーダー管理装置である。
【0007】請求項4記載の発明は、前記入力装置が、
ディスプレイ装置と、該ディスプレイ装置の表面に配設
されたタッチパネルとからなり、ディスプレイ装置には
飲食物メニューが表示されるとともに、タッチパネル
の、注文すべき飲食物の表示位置に対応する部分をタッ
チすることにより、注文すべき飲食物を指定可能とされ
ていることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載
のオーダー管理装置である。
【0008】請求項5記載の発明は、前記飲食用テーブ
ルの飲食物メニュー表示装置に、調理完了予定時間が表
示され、該時間を経時的に減らすように構成されてなる
ことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のオー
ダー管理装置である。
【0009】請求項6記載の発明は、前記飲食物メニュ
ー表示装置が、お薦め料理、モーニングメニュー、ラン
チメニュー、ディナーメニュー、パーティあるいは宴会
のご案内のうち少なくとも1つを表示するように構成さ
れてなることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記
載のオーダー管理装置である。
【0010】請求項7記載の発明は、前記演算手段は、
全座席における注文品の数を種類ごとに集計し、前記第
1出力手段は、その集計された結果を出力するように構
成されてなることを特徴とする請求項1乃至6いずれか
に記載のオーダー管理装置である。
【0011】請求項8記載の発明は、前記記憶手段に記
憶された情報は、前記演算手段により、季節、月、日、
曜日、時間帯からなる単位群のうち少なくとも1つの単
位ごとに集計され、その集計された情報は、嗜好情報と
して蓄積可能とされていることを特徴とする請求項1乃
至7いずれかに記載のオーダー管理装置である。これら
の発明を提供することにより、上記課題を悉く解決す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の第1
実施形態に係るオーダー管理装置の配置状態を示す図で
ある。図2は、第1実施形態に係るオーダー管理装置の
基本構成を示すブロック図である。図3乃至図7は、第
1実施形態における入力装置の表示状態を示す図であ
る。図8乃至図10は、第1実施形態における報知装置
の表示状態を示す図である。
【0013】第1実施形態に係るオーダー管理装置は、
図1に示すように、飲食用テーブル(1)が設置されそ
の飲食用テーブル(1)で複数の人が飲食できるように
その周囲に複数の座席(2)が配置された施設で用いら
れる。なお、図示例では飲食用テーブル(1)を1台の
み図示し、他の飲食用テーブル(1)の図示は省略して
いる。このオーダー管理装置は、入力装置(3)と、報
知装置(4)と、レジ端末装置(5)と、伝票打出し装
置(6)と、注文情報クリア装置(7)とが、図2に示
すCPU(中央処理装置)(8)を介して相互に連結さ
れてなる構造である。以下、これらの構成要素について
順次、詳説する。
【0014】CPU(8)は、注文がなされた座席
(2)と該座席(2)における注文品の種類および数を
記憶する記憶手段(9)と、記憶された注文品の種類お
よび数を報知装置(4)へ出力する第1出力手段(1
0)と、注文品の料金を座席(2)ごとに集計し、もし
くは指定された複数の座席(2)についてまとめて集計
する演算手段(11)と、その集計された結果をレジ端
末装置(5)へ出力する第2出力手段(12)と、注文
品の種類および数に係る情報を飲食物メニュー表示装置
(15)へ出力する第3出力手段(23)と、演算手段
(11)で集計された結果を飲食物メニュー表示装置
(15)へ出力する第4出力手段(24)と、注文がな
された座席(2)と該座席(2)における注文品の種類
および数を伝票打出し装置(6)へ出力する第5出力手
段(13)とを備えている。
【0015】CPU(8)は、入力装置(3)と、報知
装置(4)と、レジ端末装置(5)と、伝票打出し装置
(6)と、注文情報クリア装置(7)とを相互に連結す
るのであるが、その連結方式は特に限定されず、有線方
式の他、無線方式でもよい。なお、図2中、符号(1
4)はメモリであり、このメモリ(14)内には、飲食
物の名称、写真、カロリー、料金等のいわゆるメニュー
情報と、各種プログラムとが記憶されている。
【0016】入力装置(3)は、飲食物メニュー表示装
置(15)(以下、メニュー表示装置(15)と称す
る)と、操作盤(16)とを備えている。メニュー表示
装置(15)は、各種飲食物を、同時に又は画面をスク
ロールして順次に表示することができる。メニュー表示
装置(15)の種類は、特に限定されるものではない
が、この例では、液晶ディスプレイ装置とされている。
液晶ディスプレイ装置は、CRTディスプレイ装置等に
比べて消費電力が小さく、また装置全体が薄くてコンパ
クトであるから、飲食用テーブル(1)に容易に組み込
むことができ、また飲食用テーブル(1)上に設置して
も、占有空間が小さくて済む。
【0017】メニュー表示装置(15)は、図2に示す
ように、駆動信号・画像信号処理回路(17)を介して
CPU(8)に連結されている。CPU(8)の記憶手
段(9)には客の注文情報が記憶される。この注文情報
およびメモリ(14)内のメニュー情報は、駆動信号・
画像信号処理回路(17)で表示のための処理がなされ
た後、メニュー表示装置(15)に表示される。
【0018】また、メモリ(14)内の料金情報は、C
PU(8)内に取り込まれる。そして、客の注文情報と
ともに演算手段(11)で処理されて各座席(2)にお
ける合計金額が算出される。この合計金額情報は、駆動
信号・画像信号処理回路(17)を経た後、必要に応じ
てメニュー表示装置(15)に表示される。
【0019】操作盤(16)は、客が飲食物を注文する
ためのものである。操作盤(16)は、入力信号処理回
路(21)を介してCPU(8)に連結されている。こ
の操作盤(16)の種類は特に限定されるものではない
が、この例ではタッチパネルとされている。タッチパネ
ルは、メニュー表示装置(15)の画面上に配設されて
おり、メニュー表示装置(15)に表示された絵柄や文
字に対応する部分をタッチすることにより、注文情報を
入力することができる。タッチパネルは、マウスやキー
ボードのように卓上に設置場所を確保する必要がなく、
また絵柄や文字に対応する部分をタッチして情報を入力
することができるから情報の入力が容易である。
【0020】このようにしてなる入力装置(3)は、飲
食用テーブル(1)に配設される。なお、図1に示す例
では、タッチパネルの上面と飲食用テーブル(1)の上
面とが面一となるように、入力装置(3)は飲食用テー
ブル(1)に埋め込まれている。入力装置(3)は、各
座席(2)に対応して設けられる限りその位置は特に限
定されないが、図1に示す例では、4個の入力装置
(3)が、それぞれ飲食用テーブル(1)の中央部に互
いに隣合うように設けられ、1つの座席対応区画(二点
鎖線で示す部分で区画)内に1つの入力装置(3)が位
置している。
【0021】なお、入力装置(3)の配設状態はこの例
に限定されない。入力装置(3)をタッチパネルとディ
スプレイ装置とで構成した場合には、例えば、飲食用テ
ーブル(1)の中央部に1個の入力装置(3)を設け、
この入力装置(3)を全座席(2)に対応させてもよ
い。具体的には、タッチパネルの角部をタッチすると、
その角部を含む座席対応区画側に向けて表示がなされる
ようにしてもよい。この場合、1個の入力装置(3)を
1テーブルの全座席で利用することができる。また、入
力装置(3)の数が1個で済むので、コストを低減する
ことができる。
【0022】報知装置(4)は、客からの注文情報を厨
房内にいる料理人に報知するためのものである。この報
知装置(4)は厨房近傍に設けられるならば、その位置
は特に限定されないが、できれば厨房内に設けられるこ
とが好ましい。報知装置(4)が厨房内に設けられれ
ば、厨房内にいる料理人は報知装置(4)からの情報を
容易かつ速やかに認識することができ、客が注文操作を
してからすぐに調理にとりかかることができる。
【0023】報知装置(4)の種類は、特に限定される
ものではなく、スピーカを用いて聴覚的に報知するもの
でも、ディスプレイ装置あるいはプリンタ装置を用いて
視覚的に報知するものでもよい。なお、図1に示す例で
は、液晶ディスプレイ装置が採用されており、この報知
装置(4)は、入出力インターフェース(18)を介し
てCPU(8)に連結されている。報知装置(4)は、
CPU(8)の記憶手段(9)内の、注文品の種類およ
び数を表示することができる。
【0024】図8に報知装置(4)の表示状態の一例を
示す。報知装置(4)の画面は複数の区画に分割されて
おり、各区画には注文品の名称と、その注文品の数が表
示される。例えば、客Aがラーメン1つと餃子1つを注
文すると、図8に示すように「ラーメン/1」、「餃子
/1」と表示され、続いて客Bが餃子1つとチャーハン
1つを注文すると、CPU(8)にて同じ注文品につい
ては注文数が加算される。これにより、図9に示すよう
に「ラーメン/1」、「餃子/2」、「チャーハン/
1」と表示される。なお、表示状態はこの例に限定され
るものではない。
【0025】伝票打出し装置(6)は、客からの注文情
報のうち、注文がなされた座席の番号と、その座席にお
ける注文品の種類および数を伝票に打ち出すためのもの
である。この伝票打出し装置(6)は厨房付近に配設さ
れ、ホール係によって操作される。この伝票打出し装置
(6)は、図2に示すように入出力インターフェース
(18)を介してCPU(8)に連結されている。伝票
打出し装置(6)は、CPU(8)の第5出力手段(1
3)から出力される座席番号、注文品の種類および数を
伝票上に印字して出力する。なお、伝票打出し装置
(6)の構成はこれに限定されず、例えば、伝票に注文
された時刻を別途印字するようにしてもよい。この場
合、ホール係は注文の順番を正確に把握することができ
る。また、伝票には、注文品の合計金額やカロリーを別
途印字するようにしてもよい。この場合、客は伝票を見
て合計金額やカロリーを確認することができる。
【0026】注文情報クリア装置(7)は、客への運搬
を終えた注文品に関する表示を報知装置(4)から消す
ためのものである。この注文情報クリア装置(7)は、
図2に示すように入出力インターフェース(18)を介
してCPU(8)に連結されている。注文情報クリア装
置(7)は、クリア情報を入力するための操作盤(図示
せず)を備えている。この注文情報クリア装置(7)に
おいては、運搬を終えた注文品に対応する操作キーを操
作すると、その情報がCPU(8)に入力される。CP
U(8)は、該当する注文品について注文品数の減算処
理を行い、その新たな注文情報を報知装置(4)へ出力
する。
【0027】レジ端末装置(5)は、注文品の合計金額
を表示部に表示するとともに、その合計金額を印字した
レシートを発行するためのものである。このレジ端末装
置(5)は、図2に示すように入出力インターフェース
(18)を介してCPU(8)に連結されている。レジ
端末装置(5)は、客の座席番号を入力するための入力
部と、CPU(8)で算出された座席ごとの合計金額を
記憶する記憶部と、入力された座席番号に基づき該座席
における合計金額を表示する表示部と、該座席における
合計金額を印字するレシート発行部(いずれも図示せ
ず)とを備えている。なお、指定された複数の座席にお
ける各合計金額をCPU(8)にて集計し、その集計金
額をレジ端末装置(5)の表示部およびレシート発行部
から出力するようにしてもよい。この場合、団体客のよ
うにまとめて会計する場合に便利となる。
【0028】以下、本発明に係るオーダー管理装置の動
作について、図12に示すフローチャートを参照しつつ
説明する。なお、メニュー表示装置(15)がディスプ
レイ装置(以下、客用ディスプレイ装置(15)と称す
る)であり、操作盤(16)がタッチパネル(以下、タ
ッチパネル(16)と称する)であり、報知装置(4)
がディスプレイ装置(以下、厨房用ディスプレイ装置
(4)と称する)である場合について説明する。
【0029】まず、客が座席につく。客用ディスプレイ
装置(15)には、「飲食物メニュー」と表示されてお
り、タッチパネル(16)においてこの部分に対応する
部分をタッチすると、その押圧信号がCPU(8)に入
力され、図3に示すように飲食物メニュー表示画面に切
り換わる。この飲食物メニュー表示画面には、種々の飲
食物の写真、絵、または文字が表示されている。なお、
図示例では写真の部分を破線で示している。タッチパネ
ル(16)においてこの飲食物表示部分に対応する部分
をタッチすると、その押圧信号がCPU(8)に入力さ
れ、飲食物を選択することができる。なお、飲食物の種
類が多く、画面上に全ての種類を同時に表示できない場
合は、「次のメニューへ」という表示部分を設けて、そ
こに対応する部分をタッチすることにより画面がスクロ
ールして順次別のメニューが表示されるようにすること
ができる。また、この場合には、別途「前のメニュー
へ」という表示部分を設けてそこに対応する部分をタッ
チすることにより、前の画面へ戻れるように構成するこ
ともできる(Step1)。
【0030】注文したい飲食物が表示されたら、客はそ
こに対応する部分をタッチしてその飲食物を選択する。
その押圧信号はCPU(8)に入力され、注文品の種類
および数に係る情報がその記憶手段(9)に記憶され
る。記憶手段(9)に記憶された注文品の種類および数
に係る情報は、第3出力手段(23)から客用ディスプ
レイ装置(15)へ出力される。客用ディスプレイ装置
(15)の選択物表示部分(20)には、図4に示すよ
うに、選択した飲食物の名称とその注文数が表示され
る。本例においては、同じ部分を繰り返しタッチするこ
とにより、同じ飲食物を2個以上選択することもでき
る。なお、タッチ操作した際に、その選択された飲食物
が拡大して表示されるように構成することもできる(S
tep2)。飲食物を選択し終わったら、「決定」とい
う表示部分をタッチする。その押圧信号はCPU(8)
に入力され、注文品の集合が決定される。このとき、注
文品に応じたカロリーの情報がメモリ(14)から呼び
出される。このカロリー情報は、客用ディスプレイ装置
(15)へ出力され、注文品の種類、数の情報とともに
客用ディスプレイ装置(15)に表示される(Step
3)。
【0031】注文品の集合を決定したら、図5に示すよ
うに「確認」、「修正」という表示部分が現れるから、
そのいずれかをタッチする。これらの表示部分は、注文
品の最終確認をするための部分であって、注文品が現状
のままで良ければ「確認」をタッチし、注文品を修正し
たいならば「修正」をタッチする(Step4)。「確
認」をタッチすると、注文が確定したことを知らせる確
認信号がCPU(8)に入力される。そして、確定した
注文情報のうち、注文品の種類および数の情報が、第1
出力手段(10)から厨房用ディスプレイ装置(15)
へ出力され、図8に示すように厨房用ディスプレイ装置
(15)にその情報が表示される(Step5A)。
【0032】また、「確認」をタッチすると、注文情報
と各注文品の料金とに基づいて、その合計金額が算出さ
れる(Step5B)。その算出結果は、注文がなされ
た座席番号と、その座席における注文品の種類および数
の情報とともに第5出力手段(13)からレジ端末装置
(5)へ出力される。また、「確認」をタッチすると、
注文がなされた座席の番号と、その座席における注文品
の種類および数の情報が、第2出力手段(12)から伝
票打出し装置(6)へ出力される。そして、伝票打出し
装置(6)から、それらの情報を印字した伝票(22)
(図11参照)が出力される(Step6)。なお、こ
の例ではテーブル記号も印字されている。
【0033】一方、「修正」をタッチすると、記憶手段
(9)に記憶された注文情報がキャンセルされ、(St
ep2)へ戻る。なお、「修正」をタッチして注文をキ
ャンセルする場合としては、例えば、カロリー表示を見
てカロリーが高過ぎると判断した場合や、合計金額が高
すぎると判断した場合等が考えられる。
【0034】料理人が、厨房用ディスプレイ装置(1
5)を見て注文品を確認し、その注文品を調理する(S
tep7)。そして、ホール係が、打ち出された伝票を
見て、この伝票と調理された注文品を該当する座席へ運
ぶ(Step8)。
【0035】ホール係が、運んだ注文品について注文情
報クリア装置(7)を操作する。すると、そのクリア情
報がCPU(8)に入力され、厨房用ディスプレイ装置
(15)から運んだ注文品についての表示が消える。な
お、複数の客から注文がなされ、例えば客Aの注文が
「ラーメン/1」、「餃子/1」で、客Bの注文が「餃
子/1」、「チャーハン/1」である場合(図9参照)
に、ホール係が客Aに対する注文品の運搬を終えたなら
ば、ホール係はその注文品に対応する操作キーを操作す
る。これにより、報知装置(4)の画面は、図10に示
すように「餃子/1」、「チャーハン/1」という表示
に変わる(Step9)。
【0036】客が伝票をレジ係に渡す(Step1
0)。レジ係は、伝票を見て客の座席番号を確認し、そ
の番号をレジ端末装置(5)に入力する(Step1
1)。その番号に対応する注文品の種類および数、並び
に合計料金が読み出される。その読み出された情報は、
表示部に表示されるとともに、レシート発行部からレシ
ートが出力される(Step12)。
【0037】なお、(Step5B)において合計金額
が算出された後、客用ディスプレイ装置(15)には、
図6に示すように合計料金を表示するか否かを選択する
画面が現れる(Step13)。ここで、客が「はい」
という表示部分をタッチすると、その押圧信号がCPU
(8)に入力され、合計金額情報が第4出力手段(2
4)から客用ディスプレイ装置(15)へ出力される。
客用ディスプレイ装置(15)には、図7に示すよう
に、注文品の合計金額が表示される(Step14)。
これにより、本発明に係るオーダー管理装置の動作が終
了する。
【0038】本発明に係るオーダー管理装置によれば、
客が座席(2)において操作盤(16)で注文をする
と、その注文情報は厨房近傍の報知装置(4)から直接
料理人に伝達されるので、注文を人の手を介さずに行う
ことができる。従って、従来のようにホール係が注文を
聞き間違えたり、あるいはホール係が注文を料理人に間
違って伝達するといった人為的なミスをなくすことがで
きる。また、ホール係が注文をとるために店内を移動す
る時間を省くことができるから、注文情報が速やか且つ
正確に料理人に伝達され、サービスの向上に寄与するこ
とができる。また、注文をとるホール係の数を減らすこ
ともできるから、施設(店)側は人件費を削減すること
ができる。また、このオーダー管理装置によれば、客が
座席(2)において操作盤(16)で注文をすると、そ
の注文情報を基に合計金額が自動的に算出され、それら
の情報はレジ端末装置(5)から出力される。従って、
客がレジに行けば速やか且つ正確に会計を済ますことが
でき、従来のようにレジで多くの人が並ぶといった不都
合をなくすことができる。
【0039】また、このオーダー管理装置によれば、客
が座席(2)において操作盤(16)で注文をすると、
座席情報を含む注文情報が伝票打出し装置(6)から伝
票として出力されるので、ホール係はその伝票を見なが
ら調理された注文品を座席へ運ぶことができる。従っ
て、注文品を運ぶ座席(2)を間違えるといった人為的
なミスをなくすことができ、より一層サービスの向上に
貢献することができる。
【0040】また、このオーダー管理装置によれば、入
力装置(3)が、客用ディスプレイ装置(15)と該デ
ィスプレイ装置の表面に配設されたタッチパネル(1
6)とからなるので、客はディスプレイ装置(15)に
表示されたメニューから容易且つ正確に注文品を選択指
定することができる。また、客用ディスプレイ装置(1
5)が液晶ディスプレイ装置であれば、入力装置(3)
を飲食用テーブル(1)に容易に埋め込むことができる
から、飲食用テーブル(1)上に入力装置(3)を載せ
る必要がなく、該テーブル(1)上面を有効に使用する
ことができる。
【0041】また、このオーダー管理装置によれば、ホ
ール係が注文情報クリア装置(7)を操作することによ
り、運んだ注文品についての表示を報知装置(4)から
消すことができる。従って、調理に忙しい料理人が調理
済の注文品についての表示を消す必要がなくなる。ま
た、運んでいない注文品の情報は消えないから、料理人
が注文品を調理し忘れるといった不都合がなくなり、よ
り一層サービスの向上に貢献することができる。なお、
本発明においては、注文情報クリア装置(7)は必ずし
も設けられる必要はなく、他の手段を用いてその代替手
段とすることもできる。例えば、報知装置(4)をプリ
ンタ装置とし、該プリンタ装置から注文情報が印字され
た紙片を打ち出す。料理人はその紙片を調理された注文
品とともにカウンターへ出す。ホール係は、その注文品
を客席へ運び、紙片の、運んだ注文品についての印字部
分に運搬済を示す印を付ける。そして、その印を付けた
紙片を料理人が見える位置に置く。これにより、料理人
は、運搬済の注文品を把握することができるとともに、
未調理の注文品についても把握することができる。
【0042】また、第1実施形態では、注文品の確認操
作を行った後に注文品の合計金額を算出するようにして
いるが、本発明においては、合計金額の算出時期はこれ
に限定されない。例えば、合計金額の算出時期を前記
(Step3)に設定することも可能である。つまり、
客が注文品の集合を決定した際に、演算手段(11)に
て合計金額を算出し、その算出結果を注文品の種類、
数、カロリーとともに客用ディスプレイ装置(15)に
表示するように構成してもよい。この場合、注文品の決
定時に客用ディスプレイ装置(15)に合計金額が表示
されるので、客はその合計金額を見て注文が現状のまま
で良いか否かの判断を下すことができる。
【0043】また、第1実施形態においては、メニュー
表示装置(15)に調理完了予定時間が表示され、且つ
その時間を経時的に減らすように構成することもでき
る。その具体的な構成としては、例えば、メモリ(1
4)に、各飲食物に対応した調理完了標準時間を記憶さ
せるとともに、厨房近傍に、店内の混雑状況等に応じて
その調理完了時間を適宜に増減するための時間変更装置
(図示せず)を設置し、CPU(8)に、調理完了標準
時間と時間変更装置からの時間増減情報とに基づいて調
理完了予定時間を算出する演算手段(図示せず)、およ
び、その演算結果をメニュー表示装置(15)へ出力す
る第6出力手段(図示せず)を設けた構成とすることが
できる。
【0044】飲食物の調理完了標準時間は、その飲食物
が施設(店)全体で何個注文されたかによって異なる。
例えば、チャーハンが1〜3個注文されている場合には
3分、4〜6個注文されている場合には6分という具合
である。また、飲食物の調理完了標準時間は、飲食物の
種類によっても当然異なる。例えば、チャーハンが1〜
3個の場合には3分、中華丼1〜3個の場合には5分と
いう具合である。従って、客がチャーハン1個と中華丼
1個を注文した場合には、調理完了標準時間は、例えば
8分となる。時間変更装置は、調理完了標準時間に対す
る増減係数もしくは増減時間を入力する入力部と、この
情報をCPU(8)に出力する出力部とを有している。
【0045】この構成によれば、客の注文情報がCPU
(8)に入力されると、各注文品ごとに調理完了予定時
間が算出され、その合計時間もしくは各々の時間がメニ
ュー表示装置(15)に表示される。従って、客は、注
文を終えた段階で、注文品がいつ頃運ばれてくるのかを
把握することができ、注文品が来るのを安心して待つこ
とができる。また、注文品が運ばれてくる時間が予想に
反して長い時には、その注文品をキャンセルして他の品
に変更することもできる。このキャンセル時には、ホー
ル係が注文情報クリア装置(7)にて注文情報を消去す
ればよい。
【0046】また、調理完了予定時間を過ぎたときに、
そのことを報知する手段を厨房付近に設けておけば、料
理人やホール係は調理完了予定時間が過ぎたことを確実
に認知することができ、料理があまり遅れないようにす
ることができる。具体的には、例えば報知装置(4)を
利用することができる。報知装置(4)がスピーカであ
る場合には、調理予定時間が過ぎたことを知らせる信号
をCPU(8)からスピーカへ出力し、スピーカにてそ
の内容を意味する音声を発するようにすればよい。ま
た、報知装置(4)がディスプレイ装置である場合に
は、同じく調理予定時間が過ぎたことを知らせる信号を
CPU(8)からディスプレイ装置へ出力し、ディスプ
レイ装置にてその内容を意味する表示をすればよい。
【0047】また、第1実施形態においては、メニュー
表示装置(15)が、お薦めメニュー、モーニングメニ
ュー、ランチメニュー、ディナーメニュー、パーティあ
るいは宴会のご案内のうち少なくとも1つを表示するよ
うに構成されることが好ましい。その具体的構成として
は、例えば、メモリ(4)にそれらの情報を記憶させて
おき、入力装置(3)を操作することによって、それら
の情報をCPU(8)を介して適宜に飲食物メニュー表
示装置(15)に表示させる構成を採用することができ
る。この構成によれば、お薦めメニューやパーティ等の
案内を行うホール係が不要となるので、施設(店)側は
人件費を削減することができる。
【0048】また、第1実施形態においては、CPU
(8)の演算手段(11)に、前記した機能以外に他の
機能も持たせることができる。例えば、CPU(8)の
記憶手段(9)に記憶された情報が、演算手段(11)
により、季節、月、日、曜日、時間帯からなる単位群の
うち少なくとも1つの単位ごとに集計され、その集計さ
れた結果を嗜好情報として蓄積可能に構成することがで
きる。具体的には、例えば、毎月の注文数を種類ごとに
集計して月単位の嗜好情報を算出し、その嗜好情報を補
助記憶装置等に蓄積させる構成とすることができる。な
お、この補助記憶装置は、嗜好情報を呼出し可能な端末
装置(図示せず)に連結される。この構成によれば、季
節、月、日、曜日、時間帯からなる単位群のうち少なく
とも1つの単位ごとの客の嗜好状況を把握することがで
きる。従って、経営分析等を行う場合に非常に有効とな
る。
【0049】この他、演算手段(11)に付加可能な機
能としては、割り勘機能がある。具体的には、例えば、
割り勘したい人が座っている座席番号を指定できるよう
に入力装置(3)を構成するとともに、各座席の合計料
金を集計した後その集計金額を割り勘したい人の数で除
算できるように演算手段(11)を構成し、その結果を
メニュー表示装置(15)に表示できるように構成する
ことができる。この場合、割り勘時における各人の支払
金額を自動的に算出することができるので、非常に便利
となる。なお、この場合でも、各座席における合計料金
を別途、対応するメニュー表示装置(15)にそれぞれ
表示することが好ましい。
【0050】また、第1実施形態においては、品切れ品
の情報をメニュー表示装置(15)に表示させるように
構成することができる。具体的には、厨房近傍に、品切
れ品の情報を入力可能な入力装置(図示せず)を配設す
るとともに、この入力装置をCPU(8)を介してメニ
ュー表示装置(15)に連結した構成とすることができ
る。この場合、料理人が入力装置から品切れ品の情報を
入力すると、その情報がメニュー表示装置(15)にリ
アルタイムで表示されるので、客は品切れ品の情報を的
確に把握することができる。また、その入力装置を、C
PU(8)を介してホール内のスピーカもしくは表示装
置(いずれも図示せず)に連結し、品切れ品の情報をス
ピーカもしくは表示装置からホール係に報知するように
構成することもできる。
【0051】また、第1実施形態においては、入力装置
(3)から飲食後のアンケート調査ができるように構成
されることが望ましい。その具体的な構成としては、例
えば、メモリ(4)に、アンケート調査用のプログラム
を記憶させ、客が入力装置(3)から一問一答式のアン
ケートに返答できるように構成することができる。この
場合、施設(店)側は、アンケートの結果を基にサービ
スを向上させることができる。
【0052】また、第1実施形態においては、入力装置
(3)からの指令により、公給領収証を発行すべき指示
をレジ端末装置(5)に表示させるように構成すること
ができる。ここで言う公給領収証とは、一般にレシート
に代えて発行される手書き領収証のことである。具体的
な構成としては、例えば、入力装置(3)に公給領収証
の発行指令を行う機能を付加するとともに、その発行指
令をレジ端末装置(5)へ出力する機能をCPU(8)
に持たせた構成を採用することができる。この場合、入
力装置(3)にて公給領収証の発行指令を行うと、その
指令を意味する表示がレジ端末装置(5)になされ、レ
ジ係は直ちに公給領収証を発行することができる。
【0053】図13は、本発明に係るオーダー管理装置
の第2実施形態を示す概略構成ブロック図である。この
第2実施形態が前記第1実施形態と異なる第1の点は、
レジ端末装置(5)が設けられていない点であり、第2
の点は、CPU(8)に前記した第2出力手段(12)
が設けられていない点であり、その他の構成は第1実施
形態と同様である。この実施形態に係るオーダー管理装
置の動作は、前記第1実施形態において(Step1
1),(Step12)が存在しない。
【0054】このオーダー管理装置によれば、第1実施
形態と同様、注文情報が速やか且つ正確に料理人に伝達
され、サービスの向上に寄与することができる。また、
注文をとるホール係の数を減らすこともできるから、店
側は人件費を削減することができる。また、第1実施形
態と同様、客はメニュー表示装置(15)において、注
文品の数および種類と、その合計金額等を確認すること
ができるので、施設(店)側のサービスを向上させるこ
とができる。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載のオーダー管理装置は、飲
食用テーブルが設置され、その飲食用テーブルで複数の
人が飲食できるようにその周囲に複数の座席が配置され
た施設で用いられるオーダー管理装置であって、前記飲
食用テーブルに配設され座席に座った人が注文情報を入
力するための入力装置と、厨房近傍に配設され料理人に
注文情報を報知するための報知装置と、注文情報に基づ
いて注文品の合計金額を出力するレジ端末装置とが、注
文情報を記憶および処理するためのCPUを介して相互
に連結され、前記入力装置は、各座席に対応して設けら
れた飲食物メニュー表示装置と、同じく各座席に対応し
て設けられ前記表示装置に表示されたメニューから注文
すべき飲食物の種類および数を指定可能な操作盤とを備
え、前記報知装置は、注文情報を表示可能なディスプレ
イ装置および/または注文情報を印字可能なプリンタ装
置を備え、前記CPUは、注文がなされた座席と該座席
における注文品の種類および数を記憶する記憶手段と、
記憶された注文品の種類および数に係る情報を前記報知
装置へ出力する第1出力手段と、注文品の料金を座席ご
とに集計し、もしくは指定された複数の座席についてま
とめて集計する演算手段と、その集計された結果をレジ
端末装置へ出力する第2出力手段とを備えてなることを
特徴とするオーダー管理装置であるから、以下の効果を
奏する。すなわち、客が座席において操作盤で注文をす
ると、その注文情報は厨房近傍の報知装置から直接料理
人に伝達されるので、注文を人の手を介さずに行うこと
ができる。従って、従来のようにホール係が注文を聞き
間違えたり、あるいはホール係が注文を料理人に間違っ
て伝達するといった人為的なミスをなくすことができ
る。また、ホール係が注文をとるために店内を移動する
時間を省くことができるから、注文情報が速やか且つ正
確に料理人に伝達され、サービスの向上に寄与すること
ができる。また、注文をとるホール係の数を減らすこと
もできるから、店側は人件費を削減することができる。
また、このオーダー管理装置によれば、客が座席におい
て操作盤で注文をすると、その注文情報を基に合計金額
が自動的に算出され、それらの情報はレジ端末装置から
出力される。従って、客がレジに行けば速やか且つ正確
に会計を済ますことができ、従来のようにレジで多くの
人が並ぶといった不都合をなくすことができる。
【0056】請求項2記載のオーダー管理装置は、飲食
用テーブルが設置され、その飲食用テーブルで複数の人
が飲食できるようにその周囲に複数の座席が配置された
施設で用いられるオーダー管理装置であって、前記飲食
用テーブルに配設され座席に座った人が注文情報を入力
するための入力装置と、厨房近傍に配設され料理人に注
文情報を報知するための報知装置とが、注文情報を記憶
および処理するためのCPUを介して相互に連結され、
前記入力装置は、各座席に対応して設けられた飲食物メ
ニュー表示装置と、同じく各座席に対応して設けられ前
記表示装置に表示されたメニューから注文すべき飲食物
の種類および数を指定可能な操作盤とを備え、前記報知
装置は、注文情報を表示可能なディスプレイ装置および
/または注文情報を印字可能なプリンタ装置を備え、前
記CPUは、注文がなされた座席と該座席における注文
品の種類および数を記憶する記憶手段と、記憶された注
文品の種類および数に係る情報を前記報知装置へ出力す
る第1出力手段と、記憶された注文品の種類および数に
係る情報を前記飲食物メニュー表示装置へ出力する第3
出力手段と、注文品の料金を座席ごとに集計し、もしく
は指定された複数の座席についてまとめて集計する演算
手段と、その集計された結果を飲食物メニュー表示装置
へ出力する第4出力手段とを備えてなることを特徴とす
るオーダー管理装置であるから、以下の効果を奏する。
すなわち、客が座席において操作盤で注文をすると、そ
の注文情報は厨房近傍の報知装置から直接料理人に伝達
されるので、注文を人の手を介さずに行うことができ
る。従って、従来のようにホール係が注文を聞き間違え
たり、あるいはホール係が注文を料理人に間違って伝達
するといった人為的なミスをなくすことができる。ま
た、ホール係が注文をとるために店内を移動する時間を
省くことができるから、注文情報が速やか且つ正確に料
理人に伝達され、サービスの向上に寄与することができ
る。また、注文をとるホール係の数を減らすこともでき
るから、店側は人件費を削減することができる。また、
このオーダー管理装置によれば、客が座席において操作
盤で注文をすると、その注文情報を基に合計金額が自動
的に算出され、それらの情報は飲食物メニュー表示装置
に表示される。従って、客は座席にて注文品の合計金額
を確認することができ、会計を速やかに済ますことがで
きる。
【0057】請求項3記載の発明は、注文がなされた座
席と該座席における注文品の種類および数が印字された
伝票を出力する伝票打ち出し装置を厨房近傍に備えると
ともに、前記CPUが、注文がなされた座席と該座席に
おける注文品の種類および数に係る情報を前記伝票打ち
出し装置へ出力する第5出力手段を備え、伝票打ち出し
装置は、このCPUに連結されてなることを特徴とする
請求項1または2記載のオーダー管理装置であるから、
以下の効果を奏する。すなわち、客が座席において操作
盤で注文をすると、座席情報を含む注文情報が伝票打出
し装置から伝票として出力されるので、ホール係はその
伝票を見ながら調理された注文品を座席へ運ぶことがで
きる。従って、注文品を運ぶ座席を間違えるといった人
為的なミスをなくすことができ、より一層サービスの向
上に貢献することができる。
【0058】請求項4記載の発明は、前記入力装置が、
ディスプレイ装置と、該ディスプレイ装置の表面に配設
されたタッチパネルとからなり、ディスプレイ装置には
飲食物メニューが表示されるとともに、タッチパネル
の、注文すべき飲食物の表示位置に対応する部分をタッ
チすることにより、注文すべき飲食物を指定可能とされ
ていることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載
のオーダー管理装置であるから、以下の効果を奏する。
すなわち、客はディスプレイ装置に表示されたメニュー
から容易且つ正確に注文品を選択指定することができ
る。
【0059】請求項5記載の発明は、前記飲食用テーブ
ルの飲食物メニュー表示装置に、調理完了予定時間が表
示され、経時的に該時間を減らすように構成されてなる
ことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のオー
ダー管理装置であるから、以下の効果を奏する。すなわ
ち、客は、注文を終えた段階で、注文品がいつ頃運搬さ
れてくるのかを把握することができ、注文品が来るのを
安心して待つことができる。また、注文品が運ばれてく
る時間が予想に反して長い時には、その注文品をキャン
セルして他の品に変更することもできる。
【0060】請求項6記載の発明は、前記飲食物メニュ
ー表示装置が、お薦め料理、モーニングメニュー、ラン
チメニュー、ディナーメニュー、パーティあるいは宴会
のご案内のうち少なくとも1つを表示するように構成さ
れてなることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記
載のオーダー管理装置であるから、以下の効果を奏す
る。すなわち、お薦め料理やパーティの案内を行うホー
ル係が不要となるので、施設(店)側は人件費を削減す
ることができる。
【0061】請求項7記載の発明は、前記演算手段が、
全座席における注文品の数を種類ごとに集計し、前記第
1出力手段は、その集計された結果を出力するように構
成されてなることを特徴とする請求項1乃至6いずれか
に記載のオーダー管理装置であるから、以下の効果を奏
する。すなわち、施設内の全座席における注文品の数を
種類ごとに集計して表示することにより、料理人は施設
内の注文を一度に把握して効率良く調理することができ
る。
【0062】請求項8記載の発明は、前記記憶手段に記
憶された情報が、前記演算手段により、季節、月、日、
曜日、時間帯からなる単位群のうち少なくとも1つの単
位ごとに集計され、その集計された情報は、嗜好情報と
して蓄積可能とされていることを特徴とする請求項1乃
至7いずれかに記載のオーダー管理装置であるから、以
下の効果を奏する。すなわち、季節、月、日、曜日、時
間帯のいずれかの単位ごとの客の嗜好状況を把握するこ
とができる。従って、経営分析等を行う場合に非常に有
効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るオーダー管理装置
の配置状態を示す図である。
【図2】第1実施形態に係るオーダー管理装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図3】第1実施形態における入力装置の表示状態を示
す図である。
【図4】第1実施形態における入力装置の表示状態を示
す図である。
【図5】第1実施形態における入力装置の表示状態を示
す図である。
【図6】第1実施形態における入力装置の表示状態を示
す図である。
【図7】第1実施形態における入力装置の表示状態を示
す図である。
【図8】第1実施形態における報知装置の表示状態を示
す図である。
【図9】第1実施形態における報知装置の表示状態を示
す図である。
【図10】第1実施形態における報知装置の表示状態を
示す図である。
【図11】第1実施形態における伝票を示す図である。
【図12】第1実施形態に係るオーダー管理装置の動作
を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第2実施形態に係るオーダー管理装
置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・・・飲食用テーブル 2・・・・・座席 3・・・・・入力装置 4・・・・・報知装置 5・・・・・レジ端末装置 6・・・・・伝票打出し装置 8・・・・・CPU 9・・・・・記憶手段 10・・・・・第1出力手段 11・・・・・演算手段 12・・・・・第2出力手段 13・・・・・第5出力手段 15・・・・・飲食物メニュー表示装置(ディスプレイ
装置) 16・・・・・操作盤(タッチパネル) 23・・・・・第3出力手段 24・・・・・第4出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C083 AA01 BB16 DD01 DD08 DD16 GG02 HH35 JJ39 JJ42

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲食用テーブルが設置され、その飲食用
    テーブルで複数の人が飲食できるようにその周囲に複数
    の座席が配置された施設で用いられるオーダー管理装置
    であって、 前記飲食用テーブルに配設され座席に座った人が注文情
    報を入力するための入力装置と、厨房近傍に配設され料
    理人に注文情報を報知するための報知装置と、注文情報
    に基づいて注文品の合計金額を出力するレジ端末装置と
    が、注文情報を記憶および処理するためのCPUを介し
    て相互に連結され、 前記入力装置は、各座席に対応して設けられた飲食物メ
    ニュー表示装置と、同じく各座席に対応して設けられ前
    記表示装置に表示されたメニューから注文すべき飲食物
    の種類および数を指定可能な操作盤とを備え、 前記報知装置は、注文情報を表示可能なディスプレイ装
    置および/または注文情報を印字可能なプリンタ装置を
    備え、 前記CPUは、注文がなされた座席と該座席における注
    文品の種類および数を記憶する記憶手段と、記憶された
    注文品の種類および数に係る情報を前記報知装置へ出力
    する第1出力手段と、注文品の料金を座席ごとに集計
    し、もしくは指定された複数の座席についてまとめて集
    計する演算手段と、その集計された結果をレジ端末装置
    へ出力する第2出力手段とを備えてなることを特徴とす
    るオーダー管理装置。
  2. 【請求項2】 飲食用テーブルが設置され、その飲食用
    テーブルで複数の人が飲食できるようにその周囲に複数
    の座席が配置された施設で用いられるオーダー管理装置
    であって、 前記飲食用テーブルに配設され座席に座った人が注文情
    報を入力するための入力装置と、厨房近傍に配設され料
    理人に注文情報を報知するための報知装置とが、注文情
    報を記憶および処理するためのCPUを介して相互に連
    結され、 前記入力装置は、各座席に対応して設けられた飲食物メ
    ニュー表示装置と、同じく各座席に対応して設けられ前
    記表示装置に表示されたメニューから注文すべき飲食物
    の種類および数を指定可能な操作盤とを備え、 前記報知装置は、注文情報を表示可能なディスプレイ装
    置および/または注文情報を印字可能なプリンタ装置を
    備え、 前記CPUは、注文がなされた座席と該座席における注
    文品の種類および数を記憶する記憶手段と、記憶された
    注文品の種類および数に係る情報を前記報知装置へ出力
    する第1出力手段と、記憶された注文品の種類および数
    に係る情報を前記飲食物メニュー表示装置へ出力する第
    3出力手段と、注文品の料金を座席ごとに集計し、もし
    くは指定された複数の座席についてまとめて集計する演
    算手段と、その集計された結果を前記飲食物メニュー表
    示装置へ出力する第4出力手段とを備えてなることを特
    徴とするオーダー管理装置。
  3. 【請求項3】 注文がなされた座席と該座席における注
    文品の種類および数が印字された伝票を出力する伝票打
    ち出し装置を厨房近傍に備えるとともに、前記CPU
    は、注文がなされた座席と該座席における注文品の種類
    および数に係る情報を前記伝票打ち出し装置へ出力する
    第5出力手段を備え、伝票打ち出し装置は、このCPU
    に連結されてなることを特徴とする請求項1または2に
    記載のオーダー管理装置。
  4. 【請求項4】 前記入力装置は、ディスプレイ装置と、
    該ディスプレイ装置の表面に配設されたタッチパネルと
    からなり、ディスプレイ装置には飲食物メニューが表示
    されるとともに、タッチパネルの、注文すべき飲食物の
    表示位置に対応する部分をタッチすることにより、注文
    すべき飲食物を指定可能とされていることを特徴とする
    請求項1乃至3いずれかに記載のオーダー管理装置。
  5. 【請求項5】 前記飲食用テーブルの飲食物メニュー表
    示装置に、調理完了予定時間が表示され、該時間を経時
    的に減らすように構成されてなることを特徴とする請求
    項1乃至4いずれかに記載のオーダー管理装置。
  6. 【請求項6】 前記飲食物メニュー表示装置は、お薦め
    料理、モーニングメニュー、ランチメニュー、ディナー
    メニュー、パーティあるいは宴会のご案内のうち少なく
    とも1つを表示するように構成されてなることを特徴と
    する請求項1乃至5いずれかに記載のオーダー管理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記演算手段は、全座席における注文品
    の数を種類ごとに集計し、前記第1出力手段は、その集
    計された結果を出力するように構成されてなることを特
    徴とする請求項1乃至6いずれかに記載のオーダー管理
    装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段に記憶された情報は、前記
    演算手段により、季節、月、日、曜日、時間帯からなる
    単位群のうち少なくとも1つの単位ごとに集計され、そ
    の集計された情報は、嗜好情報として蓄積可能とされて
    いることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の
    オーダー管理装置。
JP11084061A 1999-03-26 1999-03-26 オーダー管理装置 Pending JP2000276665A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11084061A JP2000276665A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 オーダー管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11084061A JP2000276665A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 オーダー管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000276665A true JP2000276665A (ja) 2000-10-06

Family

ID=13819992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11084061A Pending JP2000276665A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 オーダー管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000276665A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002215754A (ja) * 2001-01-16 2002-08-02 Nishiyama Stainless Chem Kk 商品受注システム、受注中央管理装置、プログラム及び記録媒体
JP2021022090A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 NetCONNECT株式会社 呼出しデバイス及び呼出しシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002215754A (ja) * 2001-01-16 2002-08-02 Nishiyama Stainless Chem Kk 商品受注システム、受注中央管理装置、プログラム及び記録媒体
JP2021022090A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 NetCONNECT株式会社 呼出しデバイス及び呼出しシステム
JP7355324B2 (ja) 2019-07-26 2023-10-03 NetCONNECT株式会社 呼出しデバイス及び呼出しシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9830046B2 (en) Method and assembly for displaying menu options
JP2003044563A (ja) 飲食店における情報管理システム
JP2002279042A (ja) オーダエントリ端末およびposオーダシステム
JP2006301821A (ja) 飲食店の業務補助管理装置、業務補助管理方法及びそれを記録した記録媒体
JP2003006748A (ja) 注文管理システム
JPH09212749A (ja) オーダーエントリーシステム
JP2007148998A (ja) 数量無制限サービスも取り扱う飲食物注文受付システム
JP4227848B2 (ja) 注文データ受付方法および装置
JP2002259530A (ja) 注文管理システム
JP4058602B2 (ja) 食堂サービスシステム
JP2001319275A (ja) セルフオーダーエントリシステム
JP5318599B2 (ja) 注文情報管理システム
JP2003085256A (ja) 店舗運営システム処理装置
JP6554257B2 (ja) 注文料理の提供支援システム
JP2002366626A (ja) 注文管理システム
JP2012089025A (ja) 注文装置
JP2000276665A (ja) オーダー管理装置
JP2008287662A (ja) 商品販売データ処理装置及びコンピュータプログラム
JPS6013508B2 (ja) 食堂管理装置
US20100191627A1 (en) Accounting device and accounting method
JPS61278964A (ja) 飲食店管理システム
JPH08115442A (ja) 食券販売機
CN102881088A (zh) 订购接受装置
JP3686283B2 (ja) 商品販売登録データ処理装置
JP2003303377A (ja) 注文データ管理装置