JP2986447B2 - 飲食サービスシステム - Google Patents

飲食サービスシステム

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JP2986447B2
JP2986447B2 JP10113115A JP11311598A JP2986447B2 JP 2986447 B2 JP2986447 B2 JP 2986447B2 JP 10113115 A JP10113115 A JP 10113115A JP 11311598 A JP11311598 A JP 11311598A JP 2986447 B2 JP2986447 B2 JP 2986447B2
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food
drink
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勝義 阿部川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レストランあるい
は飲食店等で効率よく飲食物をお客に提供するための飲
食サービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レストランにおいては、お客が
テーブルに座った後に、注文を聞いて厨房へ連絡し、料
理が完成した後に、接客係が手で注文料理を持ってお客
のテーブルに運ぶようにしている。
【0003】また、一般にホテル、レストラン等のバイ
キング形式おいては、テーブル上に飲食物が展示され、
現物を見ながらお客が自分の好きなものを選択してい
た。
【0004】また、回転寿司においては、お客が搬送装
置(コンベア)の周りに座って自分の好む寿司を適宜選
択している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、お客の
注文を聞いて接客係が厨房の料理をお客のテーブルへ運
ぶ場合には、時間がかかるだけでなく、接客係が一日に
歩く距離も大となり、疲れるという欠点があり、サービ
スの迅速さにも欠けている。
【0006】また、バイキング形式のサービス形態にお
いては、料理の陳列による販促効果はあるが、お客が自
ら料理を自分のテーブルまで運ばなければならない欠点
があった。
【0007】更に、回転寿司においては、お客がコンベ
アの周囲に座る必要があり、大勢で会話する場合には不
便であるという欠点があった。
【0008】そこで、本発明は、お客がテーブルに座っ
たまま、接客係に展示された料理を見ながら注文するこ
とができるとともに、接客係の店内での歩く距離が少な
くなり疲れることが少なく、かつ短時間で注文品をお客
にサービスできるような飲食サービスシステムを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、飲食
サービスシステムを厨房等の飲食物を供給する供給セン
ターと、この供給センターから客席に伸びて配設された
搬送装置と、この搬送装置の先端に設けられ、前記搬送
装置によって送られた飲食物を滞留しておくための滞留
装置で構成した。
【0010】これにより、飲食物の供給センターからテ
ーブル間に設けられた適宜位置に注文品を迅速に搬送す
ることができ、接客係の歩く距離も少なくて済み、前記
停留装置をなす回転テーブルが外部から内部の飲食物が
目視できる飲食物処理装置を備えれば、お客がテーブル
に座った状態で現物を確認しながら接客係に注文でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、図面を参照して
本発明の一実施例について説明する。
【0012】図1において、床が円形のレストランRの
1隅には、供給センターをなす厨房1が設けられ、この
厨房1の左側に隣接して出入口2が設けられ、この出入
口2の隣には、待合席3がセットされ、この待合席3に
対向してキャッシャカウンタ4が設けられている。前記
レストランRのほぼ中心部には、従業員用の休憩室5お
よび倉庫6が設けられ、この休憩室5の左側に隣接して
事務所および従業員用トイレ8が、前記倉庫6の右側に
隣接して洗場9が設置されている。
【0013】前記厨房1には、配置テーブル10が設置
され、この配置テーブル10上から出来上がった料理を
搬送する、客席に向かって放射状に3本の往路搬送装置
11,12,13がそれぞれ伸長している。前記配置テ
ーブル10に近接して空の皿等を受ける傾斜スライド1
4が位置し、この傾斜スライド14上には前記往路搬送
装置11,12,13と並走する復路搬送装置15,1
6,17の先端が臨まされ、前記往路・復路搬送装置が
搬送装置T,T,Tをなしている。前記傾斜スライド1
4の下端には洗箱18が置かれ、この洗箱18内に洗浄
が必要な皿等が収納される。この皿等は洗場9で洗浄さ
れる。前記休憩室5、倉庫6、事務所7及び洗場9の前
面には半円状に、ワイン、日本酒、地ビール等を展示し
ておくための展示棚19が設けられ店内の美感を増して
いる。
【0014】前記搬送装置Tはほぼ同一構造をなし、例
えば、図3に示すように中央の往路搬送装置12と復路
搬送装置16は並列したコンベアであり、そのコンベア
上で皿上に載せられた料理31が飲食物を滞留しておく
ための滞留装置としてのターンテーブル32に順々に供
給される。前記ターンテーブル32は外側固定台32b
と、前記往復路搬送装置12,16の先端に隣接してい
る内側ターンテーブル32aからなり、この内側ターン
テーブル32a上に配置テーブル10から送られた飲食
物が載置されて回転される。したがって、次々に往路搬
送装置12によって飲食物が供給されても自動的に内側
ターンテーブル32aはそれらを収納できる。
【0015】前記ターンテーブル32の周囲には、種々
の形式のテーブルA,B,C,Dが設けられ、このテー
ブルA,B,C,Dの周囲にその大きさに応じた数の椅
子a,a…aが設置されている。
【0016】各ターンテーブル32には、1人の接客係
w,w,wが位置し、この接客係wはお客の注文を聞い
て厨房1に連絡し、この注文に応じて厨房1からは出来
上がった料理が注文したターンテーブル32に対応する
搬送装置Tに供給される。
【0017】接係wは図4に示すように、入力装置4
0を持っており、この入力装置40には、回転テーブル
番号、メニューの種類、注文個数等が入力され、発信ボ
タンを押すことにより厨房1内の表示板41上にそれら
必要事項が表示され、これに応じて調理係は注文品を必
要数だけ調理する。この入力装置をタッチパネルで形成
してもよい。料理が、注文された客に対応するターンテ
ーブル32上に供給されたら、接客係は必要に応じてそ
れを注文したお客の前に持っていってもよいし、ターン
テーブル上の注文品をお客が自ら取り上げ、それを案内
係にチェックしてもらってもよい。 また、店内全体を
バイキング形式とする場合には、接客係wは、ターンテ
ーブル上に適宜料理を配設しておけばよい。
【0018】なお、図3,4に示すように、外側固定テ
ーブル32bに入力装置40に相当する入力盤43をセ
ットしてもよい。また、図3に示すように、各搬送装置
には、案内係wがそれを操作できるように搬送コンベア
をスタートさせるスタートボタン44および搬送コンベ
アをストップさせるストップボタン45を設けるように
してもよい。更に、また、搬送装置によって運ばれる料
理およびサービス後の皿等は衛生上カバー46によって
被われ外部からは目視できないようになっている。な
お、カバー40は美感上透明にしてもよい。前記搬送装
置Tはコンベアからなり、図5に示すようにスプロケッ
ト50により回転するゴム帯であり、各搬送装置Tに
は、洗浄装置52と乾燥装置53とが配設されている。
図5は復路搬送装置を示し、傾斜スライド14に皿等の
容器30を受け渡した後にゴム帯51は洗浄装置52の
水によって洗浄され、そして乾燥装置53によって乾燥
される。なお、復路搬送装置の場合は、洗浄装置52と
乾燥装置53との位置関係が逆になる。
【0019】また、前記ターンテーブル32は、図2の
中央位置および左側位置に位置するもののように、円形
3段にデコレーションプレート32c,32dを設置
し、その上に納品頻度の高い先付小鉢やデザートを載置
してショーアップし、回転させておくこともできる。な
お、デコレーションプレート上の飲食物は、どこからで
も顧客の視線が届くような位置に配置し、更にライトア
ップすることにより、「料理が主役の食事ショウ」を楽
しむことが可能となり、アミューズメント性を高めるこ
とができる。また、冷たい料理の場合には、二重容器に
盛り込み外側の容器からドライアイス等の白煙を出すこ
とによって演出力を高め、回転させることによりショー
アップ効果を高めることができる。更に、図6に示すよ
うに、ターンテーブル32の内側ターンテーブル32a
上には、支柱60を介して料理を加熱したり保存したり
するための飲食物処理装置70が設けられ、この飲食物
処理装置70は例えば電磁調理器であり、銅及び鉄製の
容器に盛られた料理、例えば鍋料理等は暖かい湯気の立
った状態で、ショーアップ効果を高めながら回転するこ
ととなる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
接客係は厨房とお客のテーブル位置とを往復する必要が
なくなるので、疲れないし、厨房から出来上がった料理
が迅速にお客に提供されるし、お客は、自己の席に座っ
たままで現物を見ながら注文できるし、注文された料理
のみならず、お客の注文が多い料理、鮮度保持が問題と
ならないような料理はターンテーブル上のデコレーショ
ンテーブル上で回転させておけば、ショーアップ効果大
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の飲食サービスシステムを組込んだレス
トランの平面図。
【図2】本発明の飲食サービスシステムを組込んだレス
トランの概略斜視図。
【図3】本発明にかかる搬送装置の斜視図。
【図4】本発明にかかる入力装置と表示装置の関係図。
【図5】本発明にかかる搬送装置の概略構成図。
【図6】本発明にかかるターンテーブルの他の実施例
図。
【符号の説明】
1…厨房 10…配置テーブル 11,12,13…往路搬送装置 15,16,17…復路搬送装置 32…ターンテーブル T…搬送装置 w…接客係

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨房等の飲食物を供給する供給センター
    と、この供給センターから客席に飲食物を放射状に搬送
    するように複数配設された搬送装置と、この搬送装置の
    先端に設けられ、前記搬送装置によって送られた飲食物
    を滞留しておくためのターンテーブルとを有し、前記搬
    送装置には、その操作を接客係ができるように前記搬送
    装置をスタートさせるスタートボタンおよび、ストップ
    させるためのストップボタンが設けられていることを特
    徴とする飲食サービスシステム。
  2. 【請求項2】 飲食サービスシステムは接客係が顧客の
    テーブル番号、メニューの種類、注文個数等を入力する
    入力装置と、この入力装置からの信号が表示される厨房
    内の表示板とを含むことを特徴とする請求項1記載の飲
    食サービスシステム。
  3. 【請求項3】 前記ターンテーブルは、接客係が顧客の
    テーブル番号、メニューの種類、注文個数等を入力する
    入力盤を備えていることを特徴とする請求項1又は2記
    載の飲食サービスシステム。
  4. 【請求項4】 前記ターンテーブルには少なくとも一般
    のデコレーションプレートが設けられ、この上に飲食物
    が載せられることを特徴とする請求項1乃至3項のいず
    れか記載の飲食サービスシステム。
  5. 【請求項5】 前記搬送装置は飲食物を往復搬送し得る
    ように2つのコンベアからなり、これらがカバーで被わ
    れていることを特徴とする請求項1乃至4項のいずれか
    に記載の飲食サービスシステム。
  6. 【請求項6】 前記搬送装置は洗浄装置を備えているこ
    とを特徴とする請求項1乃至5項のいずれかに記載の飲
    食サービスシステム。
  7. 【請求項7】 前記滞留装置上には内部の飲食物が目視
    でき飲食物を保存加熱する飲食物処理装置が設けられて
    いることを特徴とする請求項1乃至6項のいずれかに記
    載の飲食サービスシステム。
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