JP3363028B2 - 画像表示方法 - Google Patents

画像表示方法

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JP3363028B2
JP3363028B2 JP12140396A JP12140396A JP3363028B2 JP 3363028 B2 JP3363028 B2 JP 3363028B2 JP 12140396 A JP12140396 A JP 12140396A JP 12140396 A JP12140396 A JP 12140396A JP 3363028 B2 JP3363028 B2 JP 3363028B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地図画像と共にグラ
フィックユーザインタフェース(GUI)画像を表示す
る画像表示方法に係わり、特に、地図用フレームバッフ
ァおよびGUIフレームバッファをDRAMで構成した
画像表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の走行案内を行い、運転者が所望の
目的地に容易に到達できるようにしたナビゲーション装
置は、車両の位置を検出してCD−ROMから車両位置
周辺の地図データを読み出し、地図画像をディスプレイ
画面に描画するとともに該地図画像上の所定箇所に車両
位置マークを重ねて描画する。そして、車両の移動によ
り現在位置が変化するに従い、地図をスクロールして、
常に、車両位置周辺の地図情報が一目で判るようになっ
ている。又、地図画像の上には、各種メニュー項目、縮
尺レベル、GPSマーク等を有するGUI画像を重ねて
表示する。メニュー項目としては、地図表示切り替えメ
ニュー、目的地までの誘導経路設定メニュー等の各種メ
ニュー項目がある。
【0003】図5はナビゲーション装置における画像表
示制御の説明図である。23は地図画像を記憶するVR
AM構成の地図用フレームバッファであり、車両の移動
に伴って地図スクロールができるように、ディスプレイ
画面に表示される領域より大きな領域の地図画像(例え
ば、3×3画面分の地図画像)が記憶される。24は1
画面分のGUI画像を記憶するGUI用フレームバッフ
ァであり、CMは車両位置マーク、GMはGPSマー
ク、SCLは縮尺レベル画像、MNAはメニュー項目画
像である。29はカラーモニタであり、車両位置周辺の
地図の上にGUI画像を重ねて表示するものである。車
両位置に応じてその周辺の3×3画面分の地図情報を図
示しないCD−ROMより読み出し、該地図情報を用い
てビットマップ化した地図画像を発生して地図用フレー
ムバッファ23に記憶すると共に、所定のGUIデータ
に基づいてGUI画像を発生してGUI用フレームバッ
ファ24に格納する。かかる状態において、地図用フレ
ームバッファ23から地図画像を切り取るウインドウW
Dの位置を車両位置に応じて制御し、該ウインドウWD
が示す1画面分の地図画像を地図用フレームバッファ1
から切り出すと共に、GUI用フレームバッファ24よ
りGUI画像を読み出し、地図画像の上にGUI画像を
重ねてカラーモニタ29に描画する。
【0004】図6はナビゲーション装置の構成図であ
り、11は地図情報を記憶するCD−ROM、12はC
D−ROMドライバ、13は自立航法センサーであり、
車両回転角度を検出する振動ジャイロ等の相対方位セン
サー(角度センサー)や所定走行距離毎に1個のパルス
を発生する距離センサーを有している。14はGPS受
信機、15はマルチビームアンテナ、16はリモコンで
ある。リモコンには、カーソルや車両位置マーク等を地
図に対して相対的に8方向に移動させたり、所望のメニ
ュー項目を選択するためにメニュー選択バーを上下左右
に移動させたり、フォーカス位置を設定入力する際、あ
るいはメニューを選択する際等に押下されるジョイステ
ィックキーや、詳細レベルの地図を表示する際に操作さ
れる拡大キー、広域地図を表示する際に操作される縮小
キー、車両位置が存在する地図を車両位置マークと共に
表示するためのナビゲーションキー、所望の地点を記憶
する際に操作されるメモリキー、電源キー等が設けられ
ている。
【0005】17は周辺インタフェース部、18は処理
装置(CPU)であり、ナビゲーション装置全体を制御
すると共に、車両位置の計算、投影法あるいはマップマ
ッチング法による車両位置修正制御、目的地までの誘導
経路の設定制御、誘導経路に沿った案内制御、地図の拡
大/縮小制御、車両位置周辺の地図データの読み出し制
御等の処理を行う。19は上記各種制御を実行するため
のプログラムを記憶するプログラムメモリ(ROM)、
20はCD−ROMから読み出し他地図データや設定さ
れた誘導経路、走行経路、地図情報等を記憶するデータ
メモリ(RAM)、21はバス線である。
【0006】22は画像プロセッサ、23は地図画像を
記憶するVRAM構成の地図用フレームバッファ、24
はGUI画像を記憶するVRAM構成のGUI用フレー
ムバッファである。画像プロセッサ22は、CD−R
OMから読み出された地図情報に基づいて車両位置周辺
のビットマップ化した地図画像を発生して地図用フレー
ムバッファ23に格納したり、所定のGUI画像を発
生してGUI用フレームバッファ24に格納したり、
ウインドウWDの位置を制御して該ウインドウ内の地図
画像の読み出しやGUI画像の読出を制御する。地図用
フレームバッファ23は、カラーモニター3のラスター
スキャンに同期してウインドウ内の地図画像を1画素づ
つ順次出力する。GUI用フレームバッファ24も地図
用フレームバッファと同様にラスタースキャンに同期し
てGUI画像を1画素づつ順次出力する。1画素の画像
データは8ビットのパレットNO.であり、28個の色
を指定できるようになってる。
【0007】25はタイミング信号発生部であり、水平
同期信号HS、垂直同期信号VS、画素クロックDTC
等の各種タイミング信号を発生する。画素クロックDT
Cは、隣接画素間を走査するに要する時間を1周期とす
るクロック信号である。26はカラーパレット制御部で
あり、GUI用フレームバッファ24から出力された画
素位置(H,V)(Hは水平位置、Vは垂直位置)に応
じたGUI画像データが透明色を示しているかチェック
し、透明色を示していれば、地図用フレームバッファ2
3から出力された地図画像データを出力し、非透明の場
合には、GUI画像データを出力する。27はカラーパ
レットであり、パレットNO.に対応させてR,G,B
の値(R、G、Bデータ)を記憶している。地図用フレ
ームバッファ23およびGUI用フレームバッファ24
における各画素の画像データはパレットNO.を示して
おり、カラーパレット27を参照することにより各画素
のR,G,Bデータを得ることができる。28はカラー
パレット27から出力されるR,G,BデータをNTS
C方式カラーモニターのカラー信号に変換するNTSC
エンコーダ(DAコンバータ)、29はNTSC方式の
カラーモニターである。
【0008】以上の構成により、車両位置周辺の地図画
像の上にGUI画像を重ねてカラーモニター29に表示
できると共に、車両の移動に応じてウインドウ位置(地
図切り出し範囲)を制御し、地図のスクロール表示がで
きる。この場合、地図用フレームバッファ23およびG
UI用フレームバッファ24はVRAM構成になってい
るため、地図画像、GUI画像を各フレームバッファに
書き込みながら、該書き込みと非同期で各フレームバッ
ファに記憶されている地図画像、GUI画像を読み出す
ことができる。
【0009】図7はVRAMの概略構成図であり、DR
AM構成のメモリセル(フレームバッファ)51とシリ
アルアクセスメモリ部(SAM部)52を備えてい
る。、メモリセル51にはランダムポートRPを介して
画像プロセッサ22で発生した画像データを1画素づつ
記憶することができる。又、メモリセル51からSAM
部52へは一度に1水平ライン分の画像データを転送す
ることができ、SAM部52からは1画素づつ画像デー
タをシリアルポートSPを介して読み出すことができ
る。従って、水平同期信号が発生した時、所定の1水平
ライン分の画像データをメモリセル51からSAM部5
2に転送し、以後、SAM部52より画素クロックDT
Cに同期して1画素づつ画像データをシリアルポートS
Pを介して出力し、かかる読み出しと並行して画像プロ
セッサ22で発生した画像をランダムポートRPを介し
てメモリセル51に書き込むことができる。以上より、
地図用フレームバッファ23、GUI用フレームバッフ
ァ24としてVRAMを使用する場合には、これらフレ
ームバッファへの画像の書き込みと読出を並行して行え
る利点がある。しかし、VRAMは高価でるため、最近
はVRAMに代えてDRAMでフレームバッファを構成
することが行われている。
【0010】図8はフレームバッファをDRAMで構成
した場合のフレームバッファ周辺の構成図であり、31
はDRAMであり、32はDRAMの一部領域で構成し
た地図用フレームバッファ、33はDRAMの一部領域
で構成したGUI用フレームバッファ、34は地図用フ
レームバッファ32から読み出した複数画素分の地図画
像を記憶すると共に画素クロックDTCに同期して1画
素づつ出力する地図用FIFOバッファ、35はGUI
用フレームバッファ33から読み出した複数画素分のG
UI画像を記憶すると共に画素クロックDTCに同期し
て1画素づつ出力するGUI用FIFOバッファであ
る。
【0011】DRAM31はVRAMと異なり、データ
アクセスポートは1つしかない。このため、読み出し中
は書き込みができず、読み出し終了後に書き込みを行
い、又、読み出しが必要になると書き込みを中断して読
み出しが行われるようになっている。データバスDBS
は32ビットであるため、画像プロセッサ22は一度に
4画素(1画素データが8ビット)の画像データを読み
出してFIFOバッファに記憶できる。従って、地図用
フレームバッファ32、GUI用フレームバッファ33
からそれぞれ4画素分の画像データが読み出されてFI
FOバッファ34,35に書き込まれ、それぞれのFI
FOバッファ34、35より画素クロックDTCに同期
して4画素分の画像データが出力される。そして、4画
素分の画像データの出力が完了する毎に、フレームバッ
ファ32,33から次の4画素分の画像データがFIF
Oバッファ34、35に書き込まれ、画素クロックDT
Cに同期して1画素づつ出力する制御が繰り返される。
画像プロセッサ22は各フレームバッファ32、33か
ら画像データを読み出していない期間に、画像を生成
し、該生成した画像をこれらフレームバッファに書き込
む。実際には、フレームバッファから画素クロックDT
Cより高速のクロックで画像データを読み出すことがで
き、n画素分、例えば8画素分の画像データがFIFO
バッファ34、35に書き込まれる。そして、8画素分
の画像データが各FIFOバッファ34,35より画素
クロックに同期して出力される毎に、フレームバッファ
32,33から次の8画素分の画像データがFIFOバ
ッファ34、35に書き込まれる。画像プロセッサ22
は、各フレームバッファ32、33から画像データを読
み出していない期間に、画像を生成し、該生成した画像
をこれらフレームバッファに書き込む。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】DRAM構成のフレー
ムバッファはVRAM構成のものに比べて安価である利
点がある。しかし、DRAM構成のフレームバッファは
頻繁に画像データを読み出す必要があり、しかも、地図
用フレームバッファ32とGUI用フレームバッファ3
3の両方から画像データを読み出さなければならず、こ
の間、新たな画像生成してフレームバッファに書き込め
ず、画像プロセッサの処理能力の低下を招いている。
又、車両が高速走行している場合には、短時間で地図用
フレームバッファ34の地図画像の書き替えが必要であ
るが、書き込み時間が不足して高速の書き替えができ
ず、地図のスクロール表示を円滑に行えない問題があ
る。
【0013】以上から本発明の目的は、フレームバッフ
ァから画像データを読み出している時間を短縮し、フレ
ームバッファに画像データを書き込める時間を長くでき
る画像表示方法を提供することである。本発明の別の目
的は、DRAM構成のフレームバッファであっても、地
図画像の書き替えを高速に行える画像表示方法を提供す
ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、地図画像及びGUI画像をそれぞれ記憶するDRA
M構成のフレームバッファと、GUI画像を記憶するフ
レームバッファをm×n画素よりなる多数のブロックに
分割する手段と、各ブロックにGUI画像の非透明色部
分が存在するか否かを示す情報を記憶する記憶手段と、
画像の読出に際して、読み出し対象画素が属するブロッ
クにGUI画像の非透明色部分が存在するか否かを前記
記憶情報より求める手段と、存在しない場合には地図画
像のみを読み出し、存在する場合には地図画像およびG
UI画像を読み出して地図およびGUI画像の表示制御
を行う手段とにより達成される。・・・請求項1
【0015】又、上記課題は、本発明によれば、フレー
ムバッファより一度のアクセスで複数画素の画像データ
を読み出す場合、該複数画素が属するブロックにGUI
画像の非透明色部分が存在するか否かを求める手段と、
存在しない場合には複数画素の地図画像のみを読み出
し、存在する場合にはそれぞれ複数画素の地図画像およ
びGUI画像を読み出し、地図およびGUI画像の表示
を行う手段により達成される。・・・請求項2
【0016】
【発明の実施の形態】
(a)本発明の概略 図1は本発明の概略説明図であり、101はGUI画像
で、CMは車両位置マーク、GMはGPSマーク、SC
Lは縮尺レベル画像、MNAはメニュー項目画像であ
る。71は画像プロセッサ、74はDRAM構成のGU
I用フレームバッファ、76はGUI用FIFOバッフ
ァ、82は透明/非透明ブロック記憶部である。
【0017】GUI画像101は大半が透明である。透
明部分のGUI画像データは一々GUI用フレームバッ
ファ74から読み出してGUI用FIFOバッファ76
に記憶する必要はない。そこで、GUI画像を記憶する
M×N(例えば240×320)画素のフレームバッファ74
をm×n(例えば40×40)画素よりなる多数(=6×8)のブ
ロックB01〜B48に分割し、画像プロセッサ71は、各
ブロックにGUI画像の非透明部分が存在するか否かを
調べ、透明/非透明ブロックデータを透明/非透明ブロ
ック記憶部82に記憶する。図1のGUI画像101に
おいて、斜線示したブロックが透明ブロック、その他が
非透明ブロックであり、透明ブロックは”0”、非透明
ブロックは”1”として透明/非透明ブロック記憶部8
2に記憶される。
【0018】GUI用フレームバッファ74からのGU
I画像の読出に際して、画像プロセッサ71は画像読出
対象画素が属するブロックにGUI画像の非透明色部分
が存在するか否かを透明/非透明ブロックデータを参照
して求め、存在しない場合には図示しない地図用フレー
ムバッファから地図画像のみ地図用FIFOバッファに
読み出し、存在する場合には地図画像およびGUI画像
の両方をそれぞれ地図用、GUI用FIFOバッファに
読み出して地図およびGUI画像の表示を行う。以上の
ようにすれば、透明ブロックではGUI画像をフレーム
バッファから読み出す必要がなくなり、画像の読み出し
時間が短縮し、その分フレームバッファへの画像書き込
み時間を増加することができる。これにより、DRAM
構成のフレームバッファであっても、地図画像の書き替
えを高速に行うことができ、地図スクロールを円滑に行
うことができる。
【0019】(b)構成 図2は本発明の画像表示方法を具現化したナビゲーショ
ン装置における表示系の構成図である。71は画像プロ
セッサ、72はDRAM、73はDRAMの一部領域で
構成した地図用フレームバッファ、74はDRAMの一
部領域で構成したGUI用フレームバッファ、75は地
図用フレームバッファ73から読み出した複数画素分の
地図画像を記憶すると共に画素クロックDTCに同期し
て1画素づつ出力する地図用FIFOバッファ、76は
GUI用フレームバッファ74から読み出した複数画素
分のGUI画像を記憶すると共に画素クロックDTCに
同期して1画素づつ出力するGUI用FIFOバッファ
である。
【0020】画像プロセッサ71は、地図画像およびG
UI画像の発生、これら画像の各フレームバッファへ7
3,74の書き込み/読出を制御する。DRAM72は
VRAMと異なり、データアクセスポートが1つしかな
い。このため、画像プロセッサ71は読み出し中は書き
込みを中断し、読み出し終了後に画像の書き込みを行
い、又、読み出しが必要になると書き込みを中断して読
み出しを行うようになっている。1画素の画像データは
8ビットで構成されており、データバスDBSは32ビ
ットであるため、画像プロセッサ71は一度に4画素の
画像データを読み出して所定のFIFOバッファ75,
76に書き込む。実際には、画像プロセッサ71は画素
クロックDTCより高速のクロックでフレームバッファ
75,76より画像データを読み出すことができ、n画
素分、例えば8画素分の画像データをFIFOバッファ
75,76に書き込む。そして、8画素分の画像データ
が各FIFOバッファ75.76より画素クロックに同
期して出力される毎に、画像プロセッサ71はフレーム
バファ73,74から次の8画素分の画像データをFI
FOバッファ75,76に書き込む。
【0021】77はタイミング信号発生部であり、水平
同期信号HS、垂直同期信号VS、画素クロックDTC
等の各種タイミング信号を発生する。78はカラーパレ
ット制御部であり、GUI用FIFOバッファ76から
出力された画素位置(H,V)に応じたGUI画像デー
タが透明色を示しているかチェックし、透明色を示して
いれば、地図用FIFOバッファ75から出力された地
図データを出力し、非透明の場合には、GUI画像デー
タを出力する。79はカラーパレットであり、パレット
NO.(0〜225)に対応させてR,G,Bの値
(R、G、Bデータ)を記憶している。地図用フレーム
バッファ73およびGUI用フレームバッファ74にお
ける各画素の画像データはパレットNO.を示してお
り、カラーパレット79を参照することにより各画素の
R,G,Bデータを得ることができる。80はカラーパ
レット79から出力されるR,G,BデータをNTSC
方式カラーモニターのカラー信号に変換するNTSCエ
ンコーダ(DAコンバータ)、81はNTSC方式のカ
ラーモニターである。
【0022】82は透明/非透明ブロック記憶部であ
り、図1に示すようにGUI画像を記憶するM×N(例
えば240×320)画素のフレームバッファ74をm×n
(例えば40×40)画素よりなる多数(=6×8)のブロックB
01〜B48に分割した時、各ブロックにGUI画像の非透
明部分が存在するか否かを示す透明/非透明ブロックデ
ータを記憶するものである。83はナビゲーション装置
のメインCPU、ROM、RAM、周辺インタフェース
等が接続されたバス線である。
【0023】(c)透明/非透明ブロックデータの作成
処理 図3は画像プロセッサ71による透明/非透明ブロック
データの作成処理フローである。尚、初期時、透明/非
透明ブロック記憶部82の内容は”0”にクリアされて
いる。画像プロセッサ71はGUI画像を発生すると、
画素毎に該GUI画像をGUI用フレームバッファ74
に格納する(ステップ201、202)。ついで、各画
素の画像データが透明色を示しているか非透明色を示し
ているかチェックし(ステップ203)、非透明色の場
合には、画素が位置するブロックを求め、該ブロックに
応じた透明/非透明ブロック記憶装置82の対応位置に
非透明(=”1”)を書き込む(ステップ204)。
【0024】しかる後、あるいはステップ203におい
て画素データが透明の場合には、GUI画像の発生処理
が完了したかチェックし(ステップ205)、完了して
なければ、ステップ201以降の処理を繰り返す。以上
により、透明/非透明ブロックデータが透明/非透明ブ
ロック記憶装置82に記憶される。以上では、GUI画
像をフレームバッファに書き込みながら透明/非透明ブ
ロックデータを作成した場合であるが、GUI画像をフ
レームバッファ74に書き込んだ後に透明/非透明ブロ
ックデータを作成することもできる。
【0025】(d)画像データの読み出しおよび表示処
理 図4は各フレームバッファ73、74から画像データを
読み出す本発明の処理フローである。画像プロセッサ7
1は画像データを読み出すタイミングになったか監視し
ており(ステップ301)、画像読み出しタイミングで
ない場合には、地図画像又はGUI画像の発生およびフ
レームバッファ73、74への書き込み処理、その他の
処理を実行する(ステップ302)。
【0026】一方、画像読み出しタイミングの場合に
は、画像プロセッサ71は地図画像(4画素分)を地図
用フレームバッファ73から読み出して地図用FIFO
バッファ75に格納する(ステップ303)。ついで、
読み出すべき4画素が属するブロックが透明ブロックで
あるか否かを透明/非透明ブロックデータを参照して調
べる(ステップ304)。非透明ブロックの場合には、
GUI用フレームバッファ74より4画素分のGUI画
像データを読み出してGUI用FIFOバッファ76に
格納する(ステップ305)。尚、透明ブロックの場合
にはGUI用フレームバッファ74よりGUI画像デー
タを読み出さない。以後、ステップ301に戻り以降の
処理を繰り返す。画像プロセッサ71は画素クロックD
TCより高速のクロックでフレームバッファ75,76
より画像データを読み出すことができるため、次の4画
素分についてもステップ303以降の処理を繰り返し、
8画素分の地図画像データ、GUI画像データ(GUI
画像データは読み出されない場合もあるし、4画素分の
み、あるいは8画素全部が読み出される場合もある)を
それぞれ地図用FIFOバッファ75、GUI用FIF
Oバッファ76に記憶する。
【0027】以後、画素クロックDTCに同期して各F
IFOバッファ75、76から1画素づつ画像データが
読み出されてカラーパレット制御部78に入力される。
カラーパレット制御部78は、GUI用FIFOバッフ
ァ76から入力されたGUI画像データが透明色である
かチェックし、透明色であれば、地図用FIFOバッフ
ァ75から出力された地図画像データを出力し、非透明
の場合には、GUI画像データを出力する。カラーパレ
ット79は入力された画像データ(パレットNO.)に
応じたR,G,Bデータを求め、NTSCエンコーダ8
0に入力し、NTSCエンコーダはR,G,Bデータを
NTSC方式のカラー信号に変換してカラーモニター8
1に画像を表示する。FIFOバッファ75、76に記
憶された全画素(=8画素)の画像表示が完了すれば、
画像読み出しタイミングとなる。画像プロセッサ71は
画像読み出しタイミングになれば、画像の生成およびフ
レームバッファへの書き込み処理を中断し、次の8画素
分の画像データをフレームバッファから読み出すべくス
テップ303以降の処理を行う。
【0028】(e)変形例 以上では、画像プロセッサを設けた場合について説明し
たが、画像プロセッサの機能をナビゲーション装置のメ
インの処理装置(CPU)に持たせることもできる。以
上では、GUI画像を地図画像の上に重ねて表示する場
合であるが、地図画像とGUI画像のR,G,Bデータ
を加算してGUI画像を地図画像から浮かび出るように
表示することもできる。以上では、GUI用フレームバ
ッファを40×40画素のブロックに分割した場合について
説明したが、この大きさに限るものではなく、例えば、
フレームバッファから一度によ読み出せる画素数(=4
画素)で1ブロックを構成することもできる。以上、本
発明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に
記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、
本発明はこれらを排除するものではない。
【0029】
【発明の効果】以上本発明によれば、地図画像及びGU
I画像をそれぞれDRAM構成のフレームバッファに記
憶すると共にGUI画像を記憶するフレームバッファを
m×n画素よりなる多数のブロックに分割し、GUI画
像の非透明色部分が各ブロックに存在するか否か(GU
I画像の透明/非透明)を示す情報をメモリに記憶し、
画像の読出に際して、読み出し対象画素が属するブロッ
クにGUI画像の非透明色部分が存在するか否か(透明
/非透明)を前記記憶情報より求め、存在しない場合
(透明ブロックの場合)には地図画像のみを読み出し、
存在する場合(非透明ブロックの場合)には地図画像お
よびGUI画像を読み出して地図およびGUI画像の表
示制御を行うようにしたから、透明ブロックではGUI
画像をフレームバッファから読み出す必要がなくなり、
画像の読み出し時間を短縮でき、その分フレームバッフ
ァへの画像書き込み時間を増加することができる。これ
により、DRAM構成のフレームバッファであっても、
地図画像の書き替えを高速に行うことができ、地図スク
ロールを円滑に行うことができる。
【0030】又、本発明によれば、一度のアクセスで複
数画素の画像データを読み出す場合、該複数画素が属す
るブロックが透明ブロックの場合には複数画素の地図画
像のみを読み出し、非透明ブロックの場合にはそれぞれ
複数画素の地図画像およびGUI画像を読み出して地図
およびGUI画像の表示制御を行うようにしたから、透
明ブロックではGUI画像をフレームバッファから読み
出す必要がなくなり、画像の読み出し時間を短縮でき、
その分フレームバッファへの画像書き込み時間を増加す
ることができ、これにより、DRAM構成のフレームバ
ッファであっても、地図画像の書き替えを高速に行うこ
とができ、地図スクロールを円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略説明図である。
【図2】本発明の表示系の構成図である。
【図3】透明/非透明ブロックデータ作成処理フローで
ある。
【図4】画像データの読み出し処理フローである。
【図5】ナビゲーション装置における画像表示制御の説
明図である。
【図6】ナビゲーション装置の構成図である。
【図7】VRAMの構成図である。
【図8】フレームバッファをDRAMとした場合のフレ
ームバッファ周辺の従来構成図である。
【符号の説明】
101・・GUI画像 71・・画像プロセッサ 74・・DRAM構成のGUI用フレームバッファ 76・・GUI用FIFOバッファ 82・・透明/非透明ブロック記憶部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図画像と共にグラフィックユーザイン
    タフェース(GUI)画像を表示する画像表示方法にお
    いて、 地図画像及びGUI画像をそれぞれDRAM構成のフレ
    ームバッファに記憶すると共にGUI画像を記憶するフ
    レームバッファをm×n画素よりなる多数のブロックに
    分割し、各ブロックにGUI画像の非透明色部分が存在
    するか否かを示す情報を記憶し、 画像の読出に際して、読み出し対象画素が属するブロッ
    クにGUI画像の非透明色部分が存在するか否かを前記
    記憶情報より求め、 存在しない場合には地図画像のみを読み出し、存在する
    場合には地図画像およびGUI画像を読み出して地図お
    よびGUI画像の表示制御を行うことを特徴とする画像
    表示方法。
  2. 【請求項2】 フレームバッファより一度のアクセスで
    複数画素の画像データを読み出す場合、該複数画素が属
    するブロックにGUI画像の非透明色部分が存在するか
    否かを前記記憶情報より求め、存在しない場合には複数
    画素の地図画像のみを読み出し、存在する場合にはそれ
    ぞれ複数画素の地図画像およびGUI画像を読み出して
    地図およびGUI画像の表示制御を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の画像表示方法。
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