JP3361968B2 - 感熱式流量計 - Google Patents

感熱式流量計

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JP3361968B2
JP3361968B2 JP24690797A JP24690797A JP3361968B2 JP 3361968 B2 JP3361968 B2 JP 3361968B2 JP 24690797 A JP24690797 A JP 24690797A JP 24690797 A JP24690797 A JP 24690797A JP 3361968 B2 JP3361968 B2 JP 3361968B2
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thermal resistor
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    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P5/00Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft
    • G01P5/10Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft by measuring thermal variables
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/696Circuits therefor, e.g. constant-current flow meters
    • G01F1/698Feedback or rebalancing circuits, e.g. self heated constant temperature flowmeters

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、流量検出用の第
1の感熱抵抗体と雰囲気温度補償用の第2の感熱抵抗体
とを用いて流体の流量を検出する感熱式流量計に関し、
特に端子構造を簡略化してコストダウンを実現するとと
もに、第2の感熱抵抗体の発熱による影響を抑制して信
頼性を向上させた感熱式流量計に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、感熱抵抗体を用いた感熱式流
量計はよく知られており、たとえば、自動車用内燃機関
のエアフローセンサなどに広く適用されている。一般
に、この種の感熱式流量計においては、流量検出のため
に加熱される第1の感熱抵抗体と、温度補償のために雰
囲気温度検出する第2の感熱抵抗体とが流体通路中に配
設され、第1および第2の感熱抵抗体を含む複数の素子
によりブリッジ回路が構成されている。 【0003】また、感熱式流量計の制御回路は、第1の
感熱抵抗体に加熱用の電流を供給して、第1の感熱抵抗
体の温度が雰囲気温度よりも所定温度だけ高くなるよう
に設定しておき、加熱用の供給電流の増減に基づいて、
流体の流量に応じて奪われる熱量を検出することによ
り、流体の流量を検出するようになっている。 【0004】図4は従来の感熱式流量計の構造を概略的
に示す断面図ある。図4において、感熱式流量計のセン
サ部100は、所定温度に加熱される第1の感熱抵抗体
Rhおよび雰囲気温度補償用の第2の感熱抵抗体Rkを
含み、たとえば内燃機関の吸気管などからなる流体通路
19内に配設されている。 【0005】センサ部100を構成する第1の感熱抵抗
体Rhおよび第2の感熱抵抗体Rkは、流体通路19の
側壁に固定されたプリント基板20に位置決め保持され
ており、各感熱抵抗体RhおよびRkの端子21は、プ
リント基板20に接続されている。流体通路19の吸入
側の開口端には、流体の流量を均一にするための整流格
子23が設けられている。 【0006】流体通路19内に設置された各感熱抵抗体
RhおよびRkの端子21は、共通方向に引き出され
て、3本または4本(ここでは、4本の場合を示してい
る)の接続端子として流体通路19上のプリント基板2
0に導かれる。プリント基板20上には、第1および第
2の感熱抵抗体RhおよびRkに対して給電を行う制御
回路など(後述する)が構成されている。 【0007】図5は従来の感熱式流量計の具体的構成例
を示す回路図である。図5において、センサ部100
は、並列接続された第1の感熱抵抗体Rhおよび第2の
感熱抵抗体Rkにより構成され、車載電源すなわちバッ
テリ1からの電圧VBにより給電されている。この場
合、各感熱抵抗体RhおよびRkの一端は、共通に接続
されており、引き出される端子数は3本となっている。 【0008】第1の感熱抵抗体Rhとグランドとの間に
は、流量検出用の固定抵抗器Rmが挿入されている。ま
た、第2の感熱抵抗体Rkとグランドとの間には、温度
補償用の固定抵抗器R1と、電流調整用の固定抵抗器R
tとからなる直列回路が挿入されている。これらの固定
抵抗器Rm、R1およびRtは、各感熱抵抗体Rhおよ
びRkとともにブリッジ回路を構成している。 【0009】バッテリ1とセンサ部100との間には、
センサ部100への供給電流iを制御する制御回路が挿
入されており、第1の感熱抵抗体Rhおよび第2の感熱
抵抗体Rkに供給される電流ihおよびik(供給電流
すなわち消費電流)を制御している。 【0010】制御回路は、エミッタ接地のNPN形のト
ランジスタ9と、トランジスタ9のエミッタおよびコレ
クタにそれぞれ挿入された固定抵抗器R2およびR3
と、バッテリ1と各感熱抵抗体RhおよびRkの一端と
の間に挿入されたPNP形のトランジスタ10と、トラ
ンジスタ9のベースに接続されてトランジスタ9を制御
する演算増幅器(オペアンプ)11とにより構成されて
いる。トランジスタ10のベースは、固定抵抗器R3を
介してトランジスタ9のコレクタに接続されている。 【0011】演算増幅器11の非反転入力端子(+)
は、出力電圧Eiの電源12を介して第1の感熱抵抗体
Rhと固定抵抗器Rmとの接続点に接続され、演算増幅
器11の反転入力端子(−)は、第2の感熱抵抗体Rk
と固定抵抗器Rtとの接続点に接続されている。電源1
2は、ブリッジ回路の周波数特性を調整するものであ
り、電源12の電圧Eiは非常に小さい値に設定されて
いる。 【0012】演算増幅器11は、ブリッジ回路の出力電
圧に応答してトランジスタ9をリニア制御し、センサ部
100への供給電流iを制御する。これにより、第1の
感熱抵抗体Rhの加熱温度は、雰囲気温度よりも所定温
度だけ高い温度に保持される。 【0013】また、従来より、第2の感熱抵抗体Rkの
発熱の影響を抑制するために、第2の感熱抵抗体Rkの
発熱を抑制した感熱式流量計も提案されており、たとえ
ば、「新しいセンサの技術開発と最適な選び方、使い
方」(経営開発センター出版部、総合技術資料集、上
巻、1978年7月31日発行)の第424頁および第
426頁などに参照することができる。 【0014】図6は第2の感熱抵抗体Rkの発熱を抑制
するように構成した従来の感熱式流量計の構成例を示す
回路図であり、図6において、前述と同様の構成要素に
ついては、同一符号を付して詳述を省略する。 【0015】この場合、演算増幅器11の反転入力端子
(−)は、第1の感熱抵抗体Rhと固定抵抗器Rmとの
接続点に接続され、演算増幅器11の非反転入力端子
(+)は、第2の感熱抵抗体Rkと固定抵抗器Rtとの
接続点に接続され、演算増幅器11の出力端子は、固定
抵抗器RmおよびRtの各一端に接続されている。 【0016】また、ブリッジ回路に関連して、第2の感
熱抵抗体Rkの発熱を抑制するための演算増幅器(オペ
アンプ)16が設けられている。演算増幅器16は、第
2の感熱抵抗体Rkの消費電流ikを制御するための第
2の制御回路を構成している。 【0017】演算増幅器16の出力端子には、エミッタ
接地のNPN形のトランジスタ15Aのベースが接続さ
れ、演算増幅器16の反転入力端子(−)には、第2の
感熱抵抗体Rkとトランジスタ15Aのコレクタとの接
続点が接続されている。 【0018】また、演算増幅器16の非反転入力端子
(+)には、分圧抵抗器すなわち固定抵抗器R4および
R5の接続点が接続されている。固定抵抗器R4の一端
は、第2の感熱抵抗体Rkと固定抵抗器Rtとの接続点
に接続され、固定抵抗器R5の一端はグランドに接地さ
れている。 【0019】固定抵抗器R4およびR5は、第1の感熱
抵抗体Rhおよび第2の感熱抵抗体Rk、ならびに固定
抵抗器RmおよびRtとともに、ブリッジ回路を構成し
ている。 【0020】固定抵抗器R4およびR5を含むブリッジ
回路は、第1の感熱抵抗体Rhの加熱温度を所定温度に
保つとともに、第2の感熱抵抗体Rkの消費電力を低減
して、第2の感熱抵抗体Rkの自己発熱を抑制する。す
なわち、演算増幅器16は、第2の感熱抵抗体Rkの両
端電圧の分圧電圧に応答して、トランジスタ15Aをリ
ニア制御する。 【0021】しかしながら、図6の回路構成によれば、
分圧用の固定抵抗器R4およびR5が第2の感熱抵抗体
Rkの両端間に挿入されているので、第2の感熱抵抗体
Rkの消費電流ikを抑制するために、各固定抵抗器R
4およびR5のインピーダンス(抵抗値)は大きい値に
設定されている。 【0022】また、第1および第2の感熱抵抗体Rhお
よびRkが2つの演算増幅器11および16に関連して
いるので、各感熱抵抗体RhおよびRkの両端子が個別
に引き出されることから、図4に示したように、全体で
4つの接続端子21が必要になる。 【0023】さらに、従来より、分圧用の固定抵抗器R
4およびR5のインピーダンスを抑制するために、固定
抵抗器R4およびR5を第1の感熱抵抗体Rhの両端間
に挿入した感熱式流量計も提案されており、たとえば、
特公昭61−16026号公報に参照することができ
る。 【0024】図7は固定抵抗器R4およびR5のインピ
ーダンスを抑制するように構成した従来の感熱式流量計
であり、図7において、前述と同様の構成要素について
は同一符号を付して詳述を省略する。この場合、第1の
感熱抵抗体Rh、第2の感熱抵抗体Rk、固定抵抗器R
m、Rt、R4およびR5により、ブリッジ回路が構成
されている。 【0025】演算増幅器11の非反転入力端子(+)
は、演算増幅器16の出力端子に接続され、演算増幅器
11の反転入力端子(−)は、固定抵抗器R4およびR
5の接続点に接続され、演算増幅器11の出力端子は、
トランジスタ10のベースに接続されている。 【0026】演算増幅器16の非反転入力端子(+)
は、第1の感熱抵抗体Rhと固定抵抗器Rmとの接続点
に接続され、演算増幅器16の反転入力端子(−)は、
第2の感熱抵抗体Rkと固定抵抗器Rtとの接続点に接
続されている。 【0027】前述と同様に、ブリッジ回路は、第1の感
熱抵抗体Rhの加熱温度を所定温度に保持するととも
に、第2の感熱抵抗体Rkの自己発熱を抑制している。
また、第2の感熱抵抗体Rkの消費電流ikを制限する
ための固定抵抗器R4およびR5を第1の感熱抵抗体R
hの両端に接続することにより、固定抵抗器R4および
R5のインピーダンスによる誤差の影響を低減してい
る。 【0028】しかしながら、図7の回路構成によれば、
図6の場合と同様に、第1および第2の感熱抵抗体Rh
およびRkが2つの演算増幅器11および16に関連し
ているので、各感熱抵抗体RhおよびRkの両端子が個
別に引き出されることから、図4に示したように、全体
で4つの接続端子が必要になる。 【0029】 【発明が解決しようとする課題】従来の感熱式流量計は
以上のように、図5に示した回路構成例では、第2の感
熱抵抗体Rkの自己発熱の影響を受け易く、十分な信頼
性が得られないという問題点があった。 【0030】また、図5に示した回路構成例において、
第2の感熱抵抗体Rkの自己発熱を低減するためには、
第1の感熱抵抗体Rhの抵抗値よりも第2の感熱抵抗体
の抵抗値を極めて大きく設定する必要があり、第2の感
熱抵抗体Rkのコストアップを招くという問題点があっ
た。 【0031】また、図6または図7のように回路を構成
して、第2の感熱抵抗体Rkの自己発熱の影響を低減し
ようとすると、流体通路19とプリント基板20との間
の接続端子数が増大してしまい、たとえば、第1の感熱
抵抗体Rhの両端子および第2の感熱抵抗体Rkの両端
子の合計4本の端子21(図4参照)が必要となり、構
造が複雑になるという問題点があった。 【0032】さらに、図6の回路構成においては、第2
の感熱抵抗体Rkの消費電流ikを制限するために、固
定抵抗器R4およびR5のインピーダンスを大きく設定
する必要があるので、演算増幅器16の入力インピーダ
ンスを特に大きく設定する必要があることから、演算増
幅器16が高価になるという問題点があった。 【0033】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、簡単な構成で、第2の感熱抵抗
体の消費電流を低減して自己発熱を抑制するとともに、
流体通路上のプリント基板間との接続端子数を低減する
ことにより、コストアップを招くことなく高精度で高信
頼性の感熱式流量計を得ることを目的とする。 【0034】 【課題を解決するための手段】この発明に係る感熱式流
量計は、流体通路中に設置されて流体通路内の流量を検
出するための第1の感熱抵抗体と、流体通路中に設置さ
れて流体通路内の雰囲気温度を検出するための第2の感
熱抵抗体と、第1および第2の感熱抵抗体に電流を供給
する電源と、第1の感熱抵抗体の加熱温度が所定温度に
なるように、第1の感熱抵抗体に流れる第1の消費電流
を制御する第1の制御回路と、第1の消費電流に対して
所定比だけ少なくなるように、第2の感熱抵抗体に流れ
る第2の消費電流を制御する第2の制御回路とを備え、
第1および第2の感熱抵抗体は、正極側の給電端子とな
る各一端が共通に接続されて第1の制御回路に引き出さ
れ、第2の制御回路は、第2の感熱抵抗体に直列に挿入
されたスイッチング素子と、第1の感熱抵抗体の両端間
に挿入された分圧抵抗器と、分圧抵抗器の分圧電圧値に
応答して動作する演算増幅器と、演算増幅器の非反転入
力端子にアノードが接続されたダイオードとを含み、
1の感熱抵抗体の両端電圧に応答して、第2の消費電流
を制御し、スイッチング素子は、NPN形のトランジス
タからなり、演算増幅器は、第2の消費電流が第1の消
費電流に対して一定比となるように、スイッチング素子
を制御し、演算増幅器の反転入力端子は、分圧抵抗器に
接続され、演算増幅器の非反転入力端子は、第2の感熱
抵抗体とトランジスタのコレクタとの接続点に接続さ
れ、演算増幅器の出力端子は、トランジスタのベースに
接続され、ダイオードのカソードは、正極側の給電端子
に接続されたものである。 【0035】このように、第1の感熱抵抗体に印加され
る電圧に基づいて第2の感熱抵抗体の消費電流を低減す
ることにより、第2の感熱抵抗体の自己発熱を抑制す
る。また、第1および第2の感熱抵抗体の各一端を共通
接続することにより、第1の感熱抵抗体と第2の感熱抵
抗体プリント基板外で直列接続することにより、プリン
ト基板側との接続端子数を低減する。また、第1の感熱
抵抗体に印加される電圧を分圧して、電圧分圧比を基準
に第2の感熱抵抗体の消費電流を低減することにより、
第2の感熱抵抗体の自己発熱を抑制する。 また、NPN
トランジスタを介して電圧比率を求めることにより、第
2の感熱抵抗体を制御する演算増幅器のスルーレート
(slew rate)の影響を抑制する。 また、第2
の感熱抵抗体への給電を制御する演算増幅器の入力電圧
範囲をグランド電位まで拡大して、さらに安価で耐ノイ
ズ性を拡大するとともに、出力ダイナミックレンジを拡
大する。 【0036】 【0037】 【0038】 【0039】 【0040】 【0041】 【0042】 【発明の実施の形態】 実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1の構成を
概略的に示す断面図であり、前述(図4参照)と同様の
構成要素については、同一符号を付して詳述を省略す
る。図1において、センサ部100Aからプリント基板
20に接続される端子21Aの数は、前述よりも低減さ
れて、3端子構成となっている。 【0043】また、図2はこの発明の実施の形態1に関
連した具体的構成例を示す回路図であり、前述(図5〜
図7参照)と同様の構成要素については、同一符号を付
して詳述を省略する。第2の感熱抵抗体Rkおよび固定
抵抗器R1は、雰囲気温度を検出して温度補償を行う。
また、固定抵抗器Rtは、演算増幅器11および16と
協動して、第1の感熱抵抗体Rhに対する供給電流ih
を調整する。 【0044】図2において、固定抵抗器RmおよびRt
の各一端の電圧に応答して動作する演算増幅器11は、
トランジスタ9および10、固定抵抗器R2およびR3
とともに、第1の感熱抵抗体Rhに対する供給電流ih
を制御するための第1の制御回路を構成している。 【0045】また、固定抵抗器R4およびR5の分圧電
圧とトランジスタ15のエミッタ電圧とに応答して動作
する演算増幅器16は、リニア制御されるトランジスタ
15と協動して、第2の感熱抵抗体Rkに対する供給電
流ikを制御するための第2の制御回路を構成してい
る。なお、ここでは、トランジスタ15がPNPトラン
ジスタの場合の具体例を示している。 【0046】演算増幅器11の非反転入力端子(+)に
は、出力電圧Eiの電源12が挿入されており、電源1
2の負極には、感熱抵抗体Rhと固定抵抗器Rmとの接
続点の電圧Vmが印加されている。また、電源12の負
極には、第2の制御回路としての演算増幅器16を動作
させるための分圧抵抗器(固定抵抗器R4およびR5)
を介して、トランジスタ10のコレクタ電圧Vrが印加
されている。 【0047】後述するように、第1の感熱抵抗体Rh
は、調整用の固定抵抗器Rtに応答して、演算増幅器1
1により所定温度に加熱されている。このように加熱さ
れた第1の感熱抵抗体Rhを流体通路19内に設置し、
流速に応じて奪われる熱量を電気的に抽出することによ
り、流体流量を検出する動作は前述と同様である。 【0048】次に、図1および図2に示したこの発明の
実施の形態1において、第1の感熱抵抗体Rhを所定温
度に設定するための平衡条件について説明する。図2に
おいて、演算増幅器11の非反転入力端子(+)に印加
される電圧V11aは、以下の(1)式のように表わさ
れる。 【0049】 V11a=rm・Vr/(rh+rm)+Ei≒Vm …(1) 【0050】ただし、(1)式において、rmは固定抵
抗器Rmの抵抗値、Vrはトランジスタ10のコレクタ
電圧、rhは第1の感熱抵抗体Rhの抵抗値、Eiは電
源12の出力電圧、Vmは固定抵抗器Rmの両端電圧で
ある。また、演算増幅器16の非反転入力端子(+)に
印加される分圧電圧V16aは、固定抵抗器R4および
R5による分圧電圧値であり、以下の(2)式のように
表わされる。 【0051】 V16a=(r4・Vm+r5・Vr)/(r4+r5) ={r4・rm+r5(rh+rm)}×Vr/{(r4+r5)× (rh+rm)} …(2) 【0052】ただし、(2)式において、r4、r5は
固定抵抗器R4、R5の抵抗値である。(1)式および
(2)式より、演算増幅器11の反転入力端子(−)に
印加される電圧V11bは、以下の(3)式で表わされ
る。 【0053】 V11b=(Vr−V16a)×rt/(rk+r1) ={(r4・rh)/(r4+r5)×(rh+rm)}×{rt/ (rk+r1)}×Vr …(3) 【0054】ここで、ブリッジ回路の平衡条件は、以下
の(4)式の通りである。 【0055】V11a=V11b …(4) 【0056】したがって、(1)式および(3)より、
ブリッジ回路の平衡条件示す(4)式は、以下の(5)
式のように表わされる。 【0057】 rh={rm(rk+r1)/r1}×{(r4+r5)/r4} …(5) 【0058】ただし、電源12の電圧Eiと、固定抵抗
器Rmの両端電圧Vmとの関係は、以下の(6)式を満
たしているものとする。 【0059】Ei<<Vm …(6) 【0060】ここで、第1の感熱抵抗体Rhの抵抗値r
hの温度係数をα1、第2の感熱抵抗体Rkおよび固定
抵抗器R1の合成抵抗値(rk+r1)の温度係数をα
2とし、また、雰囲気温度をTa、第1の感熱抵抗体R
hの抵抗値rhによる発熱温度をTa+△T(ΔTは温
度上昇量)とすると、上記(5)式は、以下の(7)式
のように変形される。 【0061】 rho{1+α1(Ta+ΔT)}={rm(rko+r1)/rt}×{( r4+r5)/r4}×(1+α2・Ta) …(7) 【0062】ただし、(7)式において、rhoは雰囲
気温度Taが0℃のときの第1の感熱抵抗体Rhの抵抗
値、rkoは雰囲気温度Taが0℃のときの第2の感熱
抵抗体Rkの抵抗値である。また、調整用の固定抵抗器
Rtの抵抗値rtは、雰囲気温度Taに基づいて調整を
行うと、以下の(8)式のように表わされる。 【0063】 rt=[rm{rk(Ta)+r1}/rh(Ta+ΔT)]×(r4+r5 )/r4 …(8) 【0064】このとき、第2の感熱抵抗体Rkの抵抗値
rkによる出力電力Prkは、以下の(9)式のように
表わされる。 【0065】 Prk={(Vr−V16a)/rk}2×rk ={rh/(rh+rm)}2×(1/rk)×{r4/(r4+r5 )}2 …(9) 【0066】(9)式から明らかなように、従来回路と
比べて、第2の感熱抵抗体Rkの出力電力Prkは、
{r4/(r4+r5)}2により低減されるので、第
2の感熱抵抗体Rkの自己発熱による影響は低減され
る。また、(8)式から明らかなように、従来回路と比
べて、固定抵抗器Rtの抵抗値rtは、{(r4+r
5)/r4}により増大されるので、調整時の精度が向
上する。 【0067】次に、この発明の実施の形態1における電
圧Vmの温度安定性について説明する。周知のように、
第1の感熱抵抗体Rhの電流ihと質量流量Qmとの関
係は、以下の(10)式で表わされる。 【0068】 ih2=(Ka+Kb√Qm)×ΔT/rh …(10) 【0069】ただし、(10)式において、Kaおよび
Kbは定数である。ここで、一定の流量Qmに対する電
圧Vmが雰囲気温度Taに依存しないならば、以下の
(11)式が成り立つ。 【0070】 ∂(ΔT/rh)/∂Ta=0 …(11) 【0071】また、第1の感熱抵抗体Rhの抵抗値rh
は、発熱温度(Ta+△T)を用いて、以下の(12)
式のように表わされる。 【0072】 rh=rho{1+α1(Ta+ΔT)} =rho{(1+α1・Ta)+α1・ΔT)} …(12) 【0073】したがって、温度上昇量ΔTと第1の感熱
抵抗体Rhの抵抗値rhとの比率は、以下の(13)式
のように表わされる。 【0074】 ΔT/rh=1/(α1・rho)−(1+α1・Ta)/α1・rh …( 13) 【0075】また、第1の感熱抵抗体Rhの平衡条件を
示す(7)式を用いれば、(13)式は、以下の(1
4)式のように表わされる。 【0076】 ΔT/rh=1/(α1・rho)−[rt・r4/{α1・rm(rko+ r1)×(r4+r5)}]×{(α1−α2)/(1+α2・Ta)} … (14) 【0077】したがって、上記(11)式の左辺は、以
下の(15)式のように表わされる。 【0078】 ∂(ΔT/rh)/∂Ta=−[rt・r4/{α1・rm(rko+r1) ×(r4+r5)}]×{(α1−α2)/(1+α2・Ta)2} …(15 ) 【0079】よって、上記(11)式を満足する条件
は、以下の(16)のように表わされる。 【0080】α1=α2 …(16) 【0081】このように、図2の回路構成により、ブリ
ッジ回路上の温度特性がキャンセルされるので、温度安
定性を得ることができ、感熱式流量計としての信頼性が
向上する。 【0082】また、第1の感熱抵抗体Rhの消費電流に
応じた両端電圧を固定抵抗器R4およびR5で分圧し、
この電圧分圧比に基づいて第2の感熱抵抗体Rkの消費
電流ikを低減することにより、第2の制御回路として
安価な演算増幅器16を用いて、第2の感熱抵抗体Rk
の自己発熱による誤差を低減することができる。 【0083】また、流体通路19内に設置される第1の
感熱抵抗体Rhおよび第2の感熱抵抗体Rkの各一端を
共通接続して引き出し、プリント基板20(図1参照)
に接続することにより、各感熱抵抗体RhおよびRkと
プリント基板20とを接続する端子21Aの数をたとえ
ば合計で3ヶ所に低減し、端子接続部の構造を簡素化し
て信頼性および加工性を向上させることができる。 【0084】また、第2の感熱抵抗体Rkの制御に関連
した固定抵抗器R4およびR5を、比較的高い消費電流
ihが供給される第1の感熱抵抗体Rhの両端間に挿入
することにより、固定抵抗器R4およびR5のインピー
ダンスを低い値に抑制することができ、演算増幅器16
のコストダウンを実現することができる。 【0085】上記具体例では、第2の感熱抵抗体Rkに
接続されたトランジスタ15として、PNP形のトラン
ジスタを用いた場合を示したが、以下、図3のように、
NPN形のトランジスタ15Aを用いたこの発明の実施
の形態1について説明する。 【0086】この場合、演算増幅器16の入力端子
(+)および(−)の極性は、図2の場合とは反転関係
となるように接続される。また、トランジスタ15Aの
コレクタと各感熱抵抗体RhおよびRkの一端との間に
ダイオード18が挿入される。 【0087】ここで、ダイオード18の作用について説
明する。図3において、演算増幅器16の出力端子から
見た場合、トランジスタ15Aのベース・エミッタ間お
よびベース・コレクタ間で、2つのダイオードが構成さ
れていることになる。 【0088】したがって、演算増幅器16の出力電圧V
O16がノイズの影響でH(ハイ)レベルになった場
合、トランジスタ15Aのベース電圧(=VO16)が
持ち上げられ、コレクタ電圧VCおよびエミッタ電圧V
Eは、以下の(17)式および(18)式のように表わ
される。 【0089】VC=VO16−VBC …(17) VE=VO16−VBE …(18) 【0090】ただし、(17)式および(18)式にお
いて、VBCおよびVBEは、それぞれ、トランジスタ
15Aのベース・コレクタ間の電圧、ベース・エミッタ
間の電圧であり、いずれも、0.7V程度の値である。 【0091】もし、ダイオード18が挿入されていなけ
れば、(17)式および(18)式から明らかなよう
に、演算増幅器16の非反転入力端子(+)に印加され
る電圧V16Aは、トランジスタ10のコレクタ電圧V
rよりも高くなるので、演算増幅器16の出力電圧VO
16は、常にHレベルとなり、トランジスタ15Aを制
御することができなくなる。 【0092】そこで、ダイオード18を挿入することに
より、演算増幅器16の非反転入力端子(+)に印加さ
れる電圧V16Aと、トランジスタ10のコレクタ電圧
Vrとの関係は、以下の(19)式のようになり、トラ
ンジスタ15Aは、本来の非飽和領域で確実に動作する
ことができる。 【0093】V16A≦Vr …(19) 【0094】また、演算増幅器11の非反転入力端子
(−)に印加される電圧V11bは、トランジスタ15
Aのエミッタ電位に相当するが、トランジスタ15Aが
NPN形であることから、演算増幅器16の出力電圧V
O16(>0V)によって、最小値がグランド電位(ほ
ぼ0レベル)まで制御可能となり、演算増幅器11の入
力電圧範囲(制御範囲)が拡大される。 【0095】なお、前述(図2参照)のようにPNP形
のトランジスタ15を用いた場合には、演算増幅器11
の非反転入力端子(−)に印加される電圧V11bは、
トランジスタ15のコレクタ出力電圧となり、演算増幅
器16の出力電圧が0V以下になり得ないことから、制
御可能な電圧V11bの最小値は、0.6V程度であ
る。 【0096】図3のように、NPN形のトランジスタ1
5Aで得られる電圧により電流ikの比率を求めること
により、演算増幅器16のスルーレート(slew r
ate)の影響を受けにくくなり、演算増幅器11に印
加される電圧V11bの制御範囲がグランド電位まで拡
大されるので、さらに安価で耐ノイズ性を拡大するとと
もに、出力ダイナミックレンジを拡大することができ
る。 【0097】 【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、流体通
路中に設置されて流体通路内の流量を検出するための第
1の感熱抵抗体と、流体通路中に設置されて流体通路内
の雰囲気温度を検出するための第2の感熱抵抗体と、第
1および第2の感熱抵抗体に電流を供給する電源と、第
1の感熱抵抗体の加熱温度が所定温度になるように、第
1の感熱抵抗体に流れる第1の消費電流を制御する第1
の制御回路と、第1の消費電流に対して所定比だけ少な
くなるように、第2の感熱抵抗体に流れる第2の消費電
流を制御する第2の制御回路とを備え、第1および第2
の感熱抵抗体は、正極側の給電端子となる各一端が共通
に接続されて第1の制御回路に引き出され、第2の制御
回路は、第2の感熱抵抗体に直列に挿入されたスイッチ
ング素子と、第1の感熱抵抗体の両端間に挿入された分
圧抵抗器と、分圧抵抗器の分圧電圧値に応答して動作す
る演算増幅器と、演算増幅器の非反転入力端子にアノー
ドが接続されたダイオードとを含み、第1の感熱抵抗体
の両端電圧に応答して、第2の消費電流を制御し、スイ
ッチング素子は、NPN形のトランジスタからなり、演
算増幅器は、第2の消費電流が第1の消費電流に対して
一定比となるように、スイッチング素子を制御し、演算
増幅器の反転入力端子は、分圧抵抗器に接続され、演算
増幅器の非反転入力端子は、第2の感熱抵抗体とトラン
ジスタのコレクタとの接続点に接続され、演算増幅器の
出力端子は、トランジスタのベースに接続され、ダイオ
ードのカソードは、正極側の給電端子に接続され、簡単
な構成で、第2の感熱抵抗体の消費電流を低減して自己
発熱を抑制するとともに、流体通路上のプリント基板間
との接続端子数を低減するようにしたので、コストアッ
プを招くことなく高精度で高信頼性の感熱式流量計が得
られる効果がある。また、第1の制御回路の入力電圧範
囲をグランド電位まで拡大して、さらに安価で耐ノイズ
性を拡大するとともに、出力ダイナミックレンジを拡大
し、且つ、第2の制御回路を確実に動作させることので
きる感熱式流量計が得られる効果がある。 【0098】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、第2の制御回路は、第2の感熱抵抗体に
直列に挿入されたスイッチング素子と、第1の感熱抵抗
体の両端間に挿入された分圧抵抗器と、分圧抵抗器から
の分圧電圧値に応答して動作する演算増幅器とを含み、
演算増幅器は、第2の消費電流が第1の消費電流に対し
て一定比となるようにスイッチング素子を制御し、電圧
分圧比を基準に第2の感熱抵抗体の消費電流を低減する
ようにしたので、コストアップを招くことなく高精度で
高信頼性の感熱式流量計が得られる効果がある。 【0099】また、この発明の請求項3によれば、請求
項2において、スイッチング素子をPNP形のトランジ
スタにより構成し、演算増幅器の非反転入力端子を分圧
抵抗器に接続し、演算増幅器の反転入力端子を第2の感
熱抵抗体とトランジスタのエミッタとの接続点に接続
し、演算増幅器の出力端子をトランジスタのベースに接
続したので、簡単な構成でコストアップを招くことな
く、高精度で高信頼性の感熱式流量計が得られる効果が
ある。 【0100】また、この発明の請求項4によれば、請求
項2において、スイッチング素子をNPN形のトランジ
スタにより構成し、演算増幅器の反転入力端子を分圧抵
抗器に接続し、演算増幅器の非反転入力端子を第2の感
熱抵抗体とトランジスタのコレクタとの接続点に接続
し、演算増幅器の出力端子をトランジスタのベースに接
続し、NPNトランジスタを介して電圧比率を求めるよ
うにしたので、第1の制御回路の入力電圧範囲をグラン
ド電位まで拡大して、さらに安価で耐ノイズ性を拡大す
るとともに、出力ダイナミックレンジを拡大した感熱式
流量計が得られる効果がある。 【0101】また、この発明の請求項5によれば、請求
項4において、第1および第2の感熱抵抗体は、正極側
の給電端子となる各一端が共通に接続され、第2の制御
回路は、演算増幅器の非反転入力端子にアノードが接続
されたダイオードを含み、ダイオードのカソードを正極
側の給電端子に接続したので、第2の制御回路を確実に
動作させることのできる感熱式流量計が得られる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】 【図1】 この発明の実施の形態1の構造を概略的に示
す断面図である。 【図2】 この発明の実施の形態1に関連したブリッジ
回路を具体的に示す回路図である。 【図3】 この発明の実施の形態1によるブリッジ回路
を具体的に示す回路図である。 【図4】 従来の感熱式流量計の構造を概略的に示す断
面図である。 【図5】 従来の感熱式流量計によるブリッジ回路の第
1の例を具体的に示す回路図である。 【図6】 従来の感熱式流量計によるブリッジ回路の第
2の例を具体的に示す回路図である。 【図7】 従来の感熱式流量計によるブリッジ回路の第
3の例を具体的に示す回路図である。 【符号の説明】 1 バッテリ(電源)、9、10、15A トランジス
タ、11 演算増幅器(第1の制御回路)、16 演算
増幅器(第2の制御回路)、18 ダイオード、19
流体通路、20 プリント基板、21A 端子、100
A センサ部、ih 第1の消費電流、ik 第2の消
費電流、Rh 第1の感熱抵抗体、Rk第2の感熱抵抗
体、R4、R5 固定抵抗器(分圧抵抗器)、V16a
分圧電圧。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 流体通路中に設置されて前記流体通路内
    の流量を検出するための第1の感熱抵抗体と、 前記流体通路中に設置されて前記流体通路内の雰囲気温
    度を検出するための第2の感熱抵抗体と、 前記第1および第2の感熱抵抗体に電流を供給する電源
    と、 前記第1の感熱抵抗体の加熱温度が所定温度になるよう
    に、前記第1の感熱抵抗体に流れる第1の消費電流を制
    御する第1の制御回路と、 前記第1の消費電流に対して所定比だけ少なくなるよう
    に、前記第2の感熱抵抗体に流れる第2の消費電流を制
    御する第2の制御回路とを備え、前記第1および第2の感熱抵抗体は、正極側の給電端子
    となる各一端が共通に接続されて前記第1の制御回路に
    引き出され、 前記第2の制御回路は、前記第2の感熱抵抗体に直列に
    挿入されたスイッチング素子と、前記第1の感熱抵抗体
    の両端間に挿入された分圧抵抗器と、前記分圧抵抗器の
    分圧電圧値に応答して動作する演算増幅器と、前記演算
    増幅器の非反転入力端子にアノードが接続されたダイオ
    ードとを含み、前記第1の感熱抵抗体の両端電圧に応答
    して、前記第2の消費電流を制御し、前記スイッチング素子は、NPN形のトランジスタから
    なり、 前記演算増幅器は、前記第2の消費電流が前記第1の消
    費電流に対して一定比となるように、前記スイッチング
    素子を制御し、 前記演算増幅器の反転入力端子は、前記分圧抵抗器に接
    続され、前記演算増幅器の非反転入力端子は、前記第2
    の感熱抵抗体と前記トランジスタのコレクタとの接続点
    に接続され、前記演算増幅器の出力端子は、前記トラン
    ジスタのベースに接続され、 前記ダイオードのカソードは、前記正極側の給電端子に
    接続された ことを特徴とする感熱式流量計。
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