JPH06109510A - 熱式流量計 - Google Patents
熱式流量計Info
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- JPH06109510A JPH06109510A JP4282432A JP28243292A JPH06109510A JP H06109510 A JPH06109510 A JP H06109510A JP 4282432 A JP4282432 A JP 4282432A JP 28243292 A JP28243292 A JP 28243292A JP H06109510 A JPH06109510 A JP H06109510A
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 10
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 14
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 claims description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 8
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 5
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 3
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
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- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トランジスタを検出素子とした熱式流量計を
高温でも作動可能にする。 【構成】 測温トランジスタ1のベース側に加える定電
圧DD と、検出トランジスタ2のベース側の基準電圧D
との差が、各トランジスタ1,2の温度差に対応するよ
う各電圧DD ,Dを設定する。各トランジスタ1,2を
ブリッジ回路3の各辺に組み込み、各トランジスタ1,
2のコレクタ側よりブリッジ辺出力電圧G1 ,G2 を取
り出し、差動増幅器7の各入力端子に加え、差動電圧S
1 を出力する。測温トランジスタ1のベース側には定電
圧DD を加える。検出トランジスタ2のベース側には差
動増幅器7からの差動出力S1 が加わり、このベース電
圧VB2と基準電圧Dとの差を差動増幅器8で演算し、そ
の差動出力S2 をヒータ4に加える。流速等によるヒー
タ4放熱分をヒータ4加熱により補償し、この加熱に要
した電圧が検出信号VOUT となる。
高温でも作動可能にする。 【構成】 測温トランジスタ1のベース側に加える定電
圧DD と、検出トランジスタ2のベース側の基準電圧D
との差が、各トランジスタ1,2の温度差に対応するよ
う各電圧DD ,Dを設定する。各トランジスタ1,2を
ブリッジ回路3の各辺に組み込み、各トランジスタ1,
2のコレクタ側よりブリッジ辺出力電圧G1 ,G2 を取
り出し、差動増幅器7の各入力端子に加え、差動電圧S
1 を出力する。測温トランジスタ1のベース側には定電
圧DD を加える。検出トランジスタ2のベース側には差
動増幅器7からの差動出力S1 が加わり、このベース電
圧VB2と基準電圧Dとの差を差動増幅器8で演算し、そ
の差動出力S2 をヒータ4に加える。流速等によるヒー
タ4放熱分をヒータ4加熱により補償し、この加熱に要
した電圧が検出信号VOUT となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体の流速や流量を検
出する検出素子としてトランジスタを用いた熱式流量計
に関するものである。
出する検出素子としてトランジスタを用いた熱式流量計
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】流体の流速や流量を検出する検出素子と
してトランジスタを用いた熱式流量計の従来例が、図4
および図5に示されている。
してトランジスタを用いた熱式流量計の従来例が、図4
および図5に示されている。
【0003】図4に示される熱式流量計は、流体温度t
を検出する測温トランジスタ1と流体の流量や流速(以
下、流速という)を検出する検出トランジスタ2を有し
て構成されている。この検出トランジスタ2は自己発熱
してヒータ発熱体としての機能を有している。測温トラ
ンジスタ1と検出トランジスタ2はブリッジ回路3の各
ブリッジ辺に組み込まれており、各トランジスタ1,2
のエミッタ側にある入力端子10はグランド側に接続さ
れ、他方側の入力端子15は駆動用電源VCC側に接続され
ている。
を検出する測温トランジスタ1と流体の流量や流速(以
下、流速という)を検出する検出トランジスタ2を有し
て構成されている。この検出トランジスタ2は自己発熱
してヒータ発熱体としての機能を有している。測温トラ
ンジスタ1と検出トランジスタ2はブリッジ回路3の各
ブリッジ辺に組み込まれており、各トランジスタ1,2
のエミッタ側にある入力端子10はグランド側に接続さ
れ、他方側の入力端子15は駆動用電源VCC側に接続され
ている。
【0004】この回路では、測温トランジスタ1の温度
tと検出トランジスタ2の温度t′との温度差が常に一
定となるよう、制御回路18により検出トランジスタ2の
発熱が制御されている。
tと検出トランジスタ2の温度t′との温度差が常に一
定となるよう、制御回路18により検出トランジスタ2の
発熱が制御されている。
【0005】この熱式流量計によれば、気流等の流速に
よって検出トランジスタ2が放熱して温度t′が低下す
ると、検出トランジスタ2自身が放熱分だけ発熱駆動さ
れて測温トランジスタ1との温度差が常に一定となるよ
う保たれる。この検出トランジスタ2の放熱を補償する
検出トランジスタ2の発熱に要した電圧が、端子13より
流速の検出信号VOUT として取り出される。
よって検出トランジスタ2が放熱して温度t′が低下す
ると、検出トランジスタ2自身が放熱分だけ発熱駆動さ
れて測温トランジスタ1との温度差が常に一定となるよ
う保たれる。この検出トランジスタ2の放熱を補償する
検出トランジスタ2の発熱に要した電圧が、端子13より
流速の検出信号VOUT として取り出される。
【0006】図5は、図4の回路を改良したものであ
り、検出トランジスタ2の温度を正確に測定するよう第
2の測温トランジスタ6を設けて、より検出精度を高め
たものである。この熱式流量計においても、図2のもの
と同様に、測温トランジスタ1と検出トランジスタ2と
の温度差を常に一定に保つよう検出トランジスタ2の発
熱が制御され、この検出トランジスタ2の発熱に要した
電圧が流速等の検出信号として取り出される。
り、検出トランジスタ2の温度を正確に測定するよう第
2の測温トランジスタ6を設けて、より検出精度を高め
たものである。この熱式流量計においても、図2のもの
と同様に、測温トランジスタ1と検出トランジスタ2と
の温度差を常に一定に保つよう検出トランジスタ2の発
熱が制御され、この検出トランジスタ2の発熱に要した
電圧が流速等の検出信号として取り出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記両
従来例において、流速等の検出は検出トランジスタ2に
大量の電流、例えば100 mA程度の電流を流して検出ト
ランジスタ2を自己発熱させることによって行っていた
ので、周囲温度(流体温度)が高くなると制御回路18に
より、測温トランジスタ1と検出トランジスタ2との温
度差を一定に保つよう検出トランジスタ2を発熱させる
ため、周囲温度が高くなった分だけ検出トランジスタ2
の自己発熱量が大きくなり、検出トランジスタ2のコレ
クタ損失がますます大きくなって、周囲温度が、例えば
60℃以上の高温となるとトランジスタの定格値を超えて
しまうため、高温状態では使用できないという欠点があ
った。
従来例において、流速等の検出は検出トランジスタ2に
大量の電流、例えば100 mA程度の電流を流して検出ト
ランジスタ2を自己発熱させることによって行っていた
ので、周囲温度(流体温度)が高くなると制御回路18に
より、測温トランジスタ1と検出トランジスタ2との温
度差を一定に保つよう検出トランジスタ2を発熱させる
ため、周囲温度が高くなった分だけ検出トランジスタ2
の自己発熱量が大きくなり、検出トランジスタ2のコレ
クタ損失がますます大きくなって、周囲温度が、例えば
60℃以上の高温となるとトランジスタの定格値を超えて
しまうため、高温状態では使用できないという欠点があ
った。
【0008】また、この種の熱式流量計では検出トラン
ジスタ2を自己発熱させるため、センサ駆動に通常12V
という高電圧を必要としていた。
ジスタ2を自己発熱させるため、センサ駆動に通常12V
という高電圧を必要としていた。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、周囲温度が高温状態
でもセンサとしての機能を損なわず、かつ、低電源駆動
可能な熱式流量計を提供することにある。
なされたものであり、その目的は、周囲温度が高温状態
でもセンサとしての機能を損なわず、かつ、低電源駆動
可能な熱式流量計を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明の熱式流量計は、流体温度を検出する測温トランジ
スタと、流体の流量又は流速を検出する検出トランジス
タとがブリッジ回路の異なるブリッジ辺に設けられてお
り、前記検出トランジスタにはヒータが熱的に一体的に
結合され、この検出トランジスタと前記測温トランジス
タとの温度差が一定になるようにヒータ加熱を行うヒー
タ制御回路が設けられ、このヒータの印加電圧を流量又
は流速の検出信号としたことを特徴としている。
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明の熱式流量計は、流体温度を検出する測温トランジ
スタと、流体の流量又は流速を検出する検出トランジス
タとがブリッジ回路の異なるブリッジ辺に設けられてお
り、前記検出トランジスタにはヒータが熱的に一体的に
結合され、この検出トランジスタと前記測温トランジス
タとの温度差が一定になるようにヒータ加熱を行うヒー
タ制御回路が設けられ、このヒータの印加電圧を流量又
は流速の検出信号としたことを特徴としている。
【0011】
【作用】気流等の流体によって、ヒータによって加熱さ
れている検出トランジスタがヒータとともに放熱して、
検出トランジスタの温度が低下すると、ヒータ制御回路
によってヒータからの放熱分を補償するようにヒータを
発熱させ、このヒータの発熱に要した電圧が気流の流速
等の検出信号として取り出される。
れている検出トランジスタがヒータとともに放熱して、
検出トランジスタの温度が低下すると、ヒータ制御回路
によってヒータからの放熱分を補償するようにヒータを
発熱させ、このヒータの発熱に要した電圧が気流の流速
等の検出信号として取り出される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には本実施例に係る熱式流量計の一実施例が
示されている。
する。図1には本実施例に係る熱式流量計の一実施例が
示されている。
【0013】同図において、ブリッジ回路3には流体温
度tを検出する測温トランジスタ1と、流速等を検出す
る検出トランジスタ2とが、それぞれ抵抗体R1 ,R2
とともに各ブリッジ辺に組み込まれており、抵抗体
R1 ,R2 側の入力端子15は駆動用電源VCC側に接続さ
れ、他方の入力端子10は定電流源16を介してグランド側
に接続されている。各抵抗体R1 ,R2 はそれぞれ同抵
抗値のものを、測温トランジスタ1と検出トランジスタ
2は同規格のトランジスタを使用している。
度tを検出する測温トランジスタ1と、流速等を検出す
る検出トランジスタ2とが、それぞれ抵抗体R1 ,R2
とともに各ブリッジ辺に組み込まれており、抵抗体
R1 ,R2 側の入力端子15は駆動用電源VCC側に接続さ
れ、他方の入力端子10は定電流源16を介してグランド側
に接続されている。各抵抗体R1 ,R2 はそれぞれ同抵
抗値のものを、測温トランジスタ1と検出トランジスタ
2は同規格のトランジスタを使用している。
【0014】また、図2の(a)に示すように、検出ト
ランジスタ2に近接させてヒータ4が検出トランジスタ
2と同一のアルミナ基板等の熱伝導性基板25の表面上に
設けられており、検出トランジスタ2とヒータ4はこの
熱伝導性基板25を介して熱的に一体構成されている。
ランジスタ2に近接させてヒータ4が検出トランジスタ
2と同一のアルミナ基板等の熱伝導性基板25の表面上に
設けられており、検出トランジスタ2とヒータ4はこの
熱伝導性基板25を介して熱的に一体構成されている。
【0015】測温トランジスタ1のコレクタ側にあるブ
リッジ辺出力端子11からブリッジ辺出力電圧G1 が取り
出され、差動増幅器7の反転入力端子に加えられる。一
方、検出トランジスタ2のコレクタ側にあるブリッジ辺
出力端子12からはブリッジ辺出力電圧G2 が取り出され
て、差動増幅器7の非反転入力端子に加えられる。この
差動増幅器7の出力側は検出トランジスタ2のベース側
に接続される。
リッジ辺出力端子11からブリッジ辺出力電圧G1 が取り
出され、差動増幅器7の反転入力端子に加えられる。一
方、検出トランジスタ2のコレクタ側にあるブリッジ辺
出力端子12からはブリッジ辺出力電圧G2 が取り出され
て、差動増幅器7の非反転入力端子に加えられる。この
差動増幅器7の出力側は検出トランジスタ2のベース側
に接続される。
【0016】測温トランジスタ1のベース側には定電圧
DD が加えられる。一方、この定電圧DD を抵抗体
R1 ,R2 により分圧して基準電圧Dを作り出し、これ
を端子14より取り出して差動増幅器8の反転入力端子に
加える。本実施例の熱式流量計は測温トランジスタ1と
検出トランジスタ2との温度差を一定にするよう制御す
るので、この基準電圧Dは測温トランジスタ1と検出ト
ランジスタ2との温度差に対応する電圧として設定され
る。すなわち、温度が上昇すると、図3に示すように、
トランジスタのベース・エミッタ間電圧は一定の割合で
減少するという特性があり、具体的には温度が1℃上昇
するとベース・エミッタ間電圧は約2.3 mV減少する。
したがって、例えば、測温トランジスタ1と検出トラン
ジスタ2との温度差を10℃に保つ場合は、2.3 mV×10
=23mVだけ基準電圧Dは定電圧DDよりも低く設定さ
れる。
DD が加えられる。一方、この定電圧DD を抵抗体
R1 ,R2 により分圧して基準電圧Dを作り出し、これ
を端子14より取り出して差動増幅器8の反転入力端子に
加える。本実施例の熱式流量計は測温トランジスタ1と
検出トランジスタ2との温度差を一定にするよう制御す
るので、この基準電圧Dは測温トランジスタ1と検出ト
ランジスタ2との温度差に対応する電圧として設定され
る。すなわち、温度が上昇すると、図3に示すように、
トランジスタのベース・エミッタ間電圧は一定の割合で
減少するという特性があり、具体的には温度が1℃上昇
するとベース・エミッタ間電圧は約2.3 mV減少する。
したがって、例えば、測温トランジスタ1と検出トラン
ジスタ2との温度差を10℃に保つ場合は、2.3 mV×10
=23mVだけ基準電圧Dは定電圧DDよりも低く設定さ
れる。
【0017】一方、差動増幅器8の非反転入力端子は検
出トランジスタ2のベース側に接続されている。すなわ
ち、本実施例の回路は測温トランジスタ1と検出トラン
ジスタ2との温度差が10℃等の一定の値になったとき、
したがって、測温トランジスタ1と検出トランジスタ2
のそれぞれのベース・エミッタ間の電圧差が10℃等の一
定の温度差に対応する値になったとき、平衡となるよう
に構成されている。
出トランジスタ2のベース側に接続されている。すなわ
ち、本実施例の回路は測温トランジスタ1と検出トラン
ジスタ2との温度差が10℃等の一定の値になったとき、
したがって、測温トランジスタ1と検出トランジスタ2
のそれぞれのベース・エミッタ間の電圧差が10℃等の一
定の温度差に対応する値になったとき、平衡となるよう
に構成されている。
【0018】前記差動増幅器8の出力側は増幅用トラン
ジスタ5のベース側に接続され、この増幅用トランジス
タ5のコレクタ側は駆動用電源VCCに接続され、エミッ
タ側はヒータ4の一端側に接続され、ヒータ4の他端側
はグランド側に接続されている。このヒータ4に加えら
れた電圧が、端子13より流体の流量や流速(以下、流速
という)の検出信号VOUT として出力される。
ジスタ5のベース側に接続され、この増幅用トランジス
タ5のコレクタ側は駆動用電源VCCに接続され、エミッ
タ側はヒータ4の一端側に接続され、ヒータ4の他端側
はグランド側に接続されている。このヒータ4に加えら
れた電圧が、端子13より流体の流量や流速(以下、流速
という)の検出信号VOUT として出力される。
【0019】この流速等を検出するためのヒータ4の発
熱制御は、差動増幅器7,8等より構成されるヒータ制
御回路17により行われている。
熱制御は、差動増幅器7,8等より構成されるヒータ制
御回路17により行われている。
【0020】次に、上記回路構成による本実施例の動作
を説明する。流体温度を検出する測温トランジスタ1
と、流速等を検出する検出トランジスタ2とは、それぞ
れの温度差が常に一定となるようヒータ4の加熱がヒー
タ制御回路17により行われて検出トランジスタ2が加熱
されている。
を説明する。流体温度を検出する測温トランジスタ1
と、流速等を検出する検出トランジスタ2とは、それぞ
れの温度差が常に一定となるようヒータ4の加熱がヒー
タ制御回路17により行われて検出トランジスタ2が加熱
されている。
【0021】気流等の流速により、ヒータ4と検出トラ
ンジスタ2が放熱してヒータ4と熱的に一体構成されて
いる検出トランジスタ2の温度t′が低下すると、検出
トランジスタ2のベース・エミッタ間電圧は上昇してベ
ース電圧VB2は増加する。増加したベース電圧VB2は差
動増幅器8の非反転入力端子に加えられる。
ンジスタ2が放熱してヒータ4と熱的に一体構成されて
いる検出トランジスタ2の温度t′が低下すると、検出
トランジスタ2のベース・エミッタ間電圧は上昇してベ
ース電圧VB2は増加する。増加したベース電圧VB2は差
動増幅器8の非反転入力端子に加えられる。
【0022】また、流速等によって検出トランジスタ2
のベース・エミッタ間電圧が上昇すると、検出トランジ
スタ2のコレクタ電流が減少する。したがって、検出ト
ランジスタ2側のブリッジ辺出力端子12から取り出され
るブリッジ辺出力電圧G2 は増加して差動増幅器7の非
反転入力端子に加えられるので差動増幅器7からの差動
出力S1 は増加する。増加した差動出力S1 は、前記差
動増幅器8の非反転入力端子に加えられる。
のベース・エミッタ間電圧が上昇すると、検出トランジ
スタ2のコレクタ電流が減少する。したがって、検出ト
ランジスタ2側のブリッジ辺出力端子12から取り出され
るブリッジ辺出力電圧G2 は増加して差動増幅器7の非
反転入力端子に加えられるので差動増幅器7からの差動
出力S1 は増加する。増加した差動出力S1 は、前記差
動増幅器8の非反転入力端子に加えられる。
【0023】したがって、この差動増幅器8からの差動
出力S2 は増加する。増加した差動出力S2 はトランジ
スタ5に加えられて増幅され、ヒータ4に加えられるの
で、ヒータ4は放熱分だけ発熱する。
出力S2 は増加する。増加した差動出力S2 はトランジ
スタ5に加えられて増幅され、ヒータ4に加えられるの
で、ヒータ4は放熱分だけ発熱する。
【0024】検出トランジスタ2のベース電圧VB2が基
準電圧Dと等しくなってブリッジ回路3が平衡状態とな
るまで、すなわち、ヒータ4の温度が測温トランジスタ
1の温度よりも10℃高くなるまでヒータ4に電圧が加わ
り、ヒータ4が加熱される。このヒータ4の加熱に要し
た電圧が流速等の検出信号VOUT として端子13より取り
出される。
準電圧Dと等しくなってブリッジ回路3が平衡状態とな
るまで、すなわち、ヒータ4の温度が測温トランジスタ
1の温度よりも10℃高くなるまでヒータ4に電圧が加わ
り、ヒータ4が加熱される。このヒータ4の加熱に要し
た電圧が流速等の検出信号VOUT として端子13より取り
出される。
【0025】本実施例によれば、周囲温度(流体温度)
と検出トランジスタの温度との温度差を常に一定に保つ
ために、検出トランジスタと熱的に一体構成となってい
るヒータを発熱させる構成にしたので、周囲温度が高く
なるに応じて検出トランジスタと周囲温度との温度差を
維持するためには検出トランジスタ2の自己発熱でな
く、ヒータ発熱が行われるので、検出トランジスタ2の
コレクタ電流は約100 μAという従来に比べて1/1000
程度の非常に小さい電流を流せばよいため、コレクタ損
失が殆どなく、周囲温度が高温でもセンサとしての機能
を損なわない。したがって、動作環境温度が−20℃〜+
120 ℃の広い範囲で使用できる。
と検出トランジスタの温度との温度差を常に一定に保つ
ために、検出トランジスタと熱的に一体構成となってい
るヒータを発熱させる構成にしたので、周囲温度が高く
なるに応じて検出トランジスタと周囲温度との温度差を
維持するためには検出トランジスタ2の自己発熱でな
く、ヒータ発熱が行われるので、検出トランジスタ2の
コレクタ電流は約100 μAという従来に比べて1/1000
程度の非常に小さい電流を流せばよいため、コレクタ損
失が殆どなく、周囲温度が高温でもセンサとしての機能
を損なわない。したがって、動作環境温度が−20℃〜+
120 ℃の広い範囲で使用できる。
【0026】また、駆動用電源として従来は12V電源を
必要としたが、本実施例では検出トランジスタ2のコレ
クタ電流は小さいので、5V等の低電圧でよい。
必要としたが、本実施例では検出トランジスタ2のコレ
クタ電流は小さいので、5V等の低電圧でよい。
【0027】さらに、トランジスタのベース・エミッタ
間電圧は周囲温度に対し一定割合で変化するので、温度
差を保つための電圧制御がし易く、再現性・安定性に優
れている。
間電圧は周囲温度に対し一定割合で変化するので、温度
差を保つための電圧制御がし易く、再現性・安定性に優
れている。
【0028】さらに、ブリッジ回路3に測温トランジス
タ1と検出トランジスタ2とを組み込み、このブリッジ
回路3はヒータ制御回路17のフィードバックループに組
み込まれているので電源変動の影響を受けにくい。
タ1と検出トランジスタ2とを組み込み、このブリッジ
回路3はヒータ制御回路17のフィードバックループに組
み込まれているので電源変動の影響を受けにくい。
【0029】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、検出
トランジスタ2とヒータ4を熱的一体構成するために、
本実施例では図2の(a)に示すように、熱伝導性基板
25の上に検出トランジスタ2とヒータ4を搭載したが、
図2の(b)に示すように熱伝導性基板25の表裏それぞ
れの面に検出トランジスタ2とヒータ4を対向させて別
に設けたり、図2の(c)に示すように、基板26の上に
ヒータ4を載せ、更にその上に直接検出トランジスタ2
を搭載してもよい。
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、検出
トランジスタ2とヒータ4を熱的一体構成するために、
本実施例では図2の(a)に示すように、熱伝導性基板
25の上に検出トランジスタ2とヒータ4を搭載したが、
図2の(b)に示すように熱伝導性基板25の表裏それぞ
れの面に検出トランジスタ2とヒータ4を対向させて別
に設けたり、図2の(c)に示すように、基板26の上に
ヒータ4を載せ、更にその上に直接検出トランジスタ2
を搭載してもよい。
【0030】さらに、差動増幅器7,8の代わりにコン
パレータ(比較器)を用いてもよい。
パレータ(比較器)を用いてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明では、測温トランジスタを検出ト
ランジスタとの温度差を一定にする制御を検出トランジ
スタの自己発熱でなく、検出トランジスタと熱的に一体
構成となっているヒータ発熱により行っているので、検
出トランジスタに流す電流は非常に少なくて済む。した
がって、検出トランジスタのコレクタ損失は殆どないの
で、周囲温度が高温となってもセンサとしての機能を損
なわず作動できる。
ランジスタとの温度差を一定にする制御を検出トランジ
スタの自己発熱でなく、検出トランジスタと熱的に一体
構成となっているヒータ発熱により行っているので、検
出トランジスタに流す電流は非常に少なくて済む。した
がって、検出トランジスタのコレクタ損失は殆どないの
で、周囲温度が高温となってもセンサとしての機能を損
なわず作動できる。
【0032】また、検出トランジスタに流す電流は少な
くてよいので低電源駆動が可能となる。
くてよいので低電源駆動が可能となる。
【0033】測温トランジスタと検出トランジスタとの
温度差を一定にする制御は、トランジスタのベース・エ
ミッタ間電圧が温度上昇に対し、一定の割合で減少する
ことを用いているので、電圧制御し易く、再現性・安定
性に優れた熱式流量計を提供できる。
温度差を一定にする制御は、トランジスタのベース・エ
ミッタ間電圧が温度上昇に対し、一定の割合で減少する
ことを用いているので、電圧制御し易く、再現性・安定
性に優れた熱式流量計を提供できる。
【図1】本発明に係る熱式流量計の一実施例を示す回路
図である。
図である。
【図2】検出トランジスタとヒータの熱的一体構造を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】トランジスタのベース・エミッタ間電圧の温度
に対する変化を示すグラフである。
に対する変化を示すグラフである。
【図4】検出素子にトランジスタを用いた熱式流量計の
従来例を示す回路図である。
従来例を示す回路図である。
【図5】図4の改良例を示す回路図である。
1 測温トランジスタ 2 検出トランジスタ 3 ブリッジ回路 4 ヒータ 17 ヒータ制御回路
フロントページの続き (72)発明者 久万田 明 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 村田 充弘 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 流体温度を検出する測温トランジスタ
と、流体の流量又は流速を検出する検出トランジスタと
がブリッジ回路の異なるブリッジ辺に設けられており、
前記検出トランジスタにはヒータが熱的に一体的に結合
され、この検出トランジスタと前記測温トランジスタと
の温度差が一定になるようにヒータ加熱を行うヒータ制
御回路が設けられ、このヒータの印加電圧を流量又は流
速の検出信号とした熱式流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4282432A JPH06109510A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 熱式流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4282432A JPH06109510A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 熱式流量計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06109510A true JPH06109510A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17652343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4282432A Pending JPH06109510A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 熱式流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06109510A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017057668A1 (ja) * | 2015-10-02 | 2017-04-06 | Koa株式会社 | 流量センサ |
| FR3061306A1 (fr) * | 2016-12-23 | 2018-06-29 | Electricite De France | Capteur de mesure de la vitesse d'un flux d'air, procede de mesure de la vitesse d'un flux d'air a l'aide de ce capteur et installation incorporant un tel capteur |
| WO2023052170A1 (de) * | 2021-09-30 | 2023-04-06 | Skf Lubrication Systems Germany Gmbh | Fluidgeschwindigkeitssensoreinheit und/oder fluidvolumenstromsensoreinheit und bestimmungsverfahren |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP4282432A patent/JPH06109510A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017057668A1 (ja) * | 2015-10-02 | 2017-04-06 | Koa株式会社 | 流量センサ |
| CN108139255A (zh) * | 2015-10-02 | 2018-06-08 | Koa株式会社 | 流量传感器 |
| FR3061306A1 (fr) * | 2016-12-23 | 2018-06-29 | Electricite De France | Capteur de mesure de la vitesse d'un flux d'air, procede de mesure de la vitesse d'un flux d'air a l'aide de ce capteur et installation incorporant un tel capteur |
| WO2023052170A1 (de) * | 2021-09-30 | 2023-04-06 | Skf Lubrication Systems Germany Gmbh | Fluidgeschwindigkeitssensoreinheit und/oder fluidvolumenstromsensoreinheit und bestimmungsverfahren |
| US20250123132A1 (en) * | 2021-09-30 | 2025-04-17 | Skf Lubrication Systems Germany Gmbh | Fluid velocity sensor unit and/or fluid volume flow rate sensor unit and determination method |
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