JPH07117436B2 - 感熱式流量センサ - Google Patents

感熱式流量センサ

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JPH07117436B2
JPH07117436B2 JP2417784A JP41778490A JPH07117436B2 JP H07117436 B2 JPH07117436 B2 JP H07117436B2 JP 2417784 A JP2417784 A JP 2417784A JP 41778490 A JP41778490 A JP 41778490A JP H07117436 B2 JPH07117436 B2 JP H07117436B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、感熱抵抗体、加熱抵
抗体等を用いて空気などの流体を検出する感熱式流量セ
ンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気などの流体中に設けられた加熱抵抗
体を含むブリッジ回路の熱平衡状態から流量を検出する
方式の流量センサが従来から用いられている。白金線を
加熱抵抗体とする従来の空気流量センサについてまず、
構成を図7及び図8を参照しながら説明する。図7(a)
及び(b)は従来の感熱式流量センサを示す縦断側面図及
び正面図、図8は従来の感熱式流量センサの温度制御回
路を示す回路図である。
【0003】図7(a)及び(b)において、従来の感熱式
流量センサは、流体である空気の主通路となるハウジン
グ(1)内の所定の位置に支持部材(3)により計測用管路
(2)が設けられ、計測用管路(2)の内面に複数の熱線支
持体(4)が設けられ、この熱線支持体(4)を介して白金
線(5)が空気の流れに直交する平面内に張られている。
また、空気温センサ(6)が計測用管路(2)中に設けられ
ている。白金線(5)及び空気温センサ(6)の各々の電気
接続用リードは、計測用管路(2)、支持部材(3)、ハウ
ジング(1)の各々に設けられた図示しない貫通穴を介し
てハウジング(1)の外周に設けられた制御回路設置部
(7)の内側に通じ、この制御回路設置部(7)の内部に設
置された温度制御回路に接続されている。また、ハウジ
ング(1)の開口部には保護用ネット(8)及び(9)が設置
されている。
【0004】図8において、温度制御回路(10)は、白金
線(5)、空気温センサ(6)、抵抗器(11)及び(12)から構
成されたブリッジ回路を有し、差動増幅器(13)の両入力
端子は上記ブリッジ回路の接続点b及びfに接続されて
いる。差動増幅器(13)の出力端子はトランジスタ(14)の
ベースに接続され、トランジスタ(14)のエミッタはブリ
ッジ回路の接続点aに接続され、コレクタは直流電源(1
5)の正極に接続されている。この温度制御回路(10)は、
上記ブリッジ回路が熱平衡を保つように温度制御を行
う。なお、白金線(5)の抵抗値はRh、空気温センサ
(6)の抵抗値はRc、抵抗器(11)及び(12)の抵抗値はR1
及びR2である。
【0005】つぎに、前述した従来例の動作を図9を参
照しながら説明する。図9は、従来の感熱式流量センサ
の動作を示す特性図である。図9において、横軸は空気
流量、縦軸は誤差(%)を示す。温度制御回路(10)の動
作は周知であるので詳細な説明は省略するが、接続点b
及びfの電圧が等しくなったときに、ブリッジ回路は平
衡状態に達し、このとき白金線(5)には流量に対応した
電流Ihが流れ、接続点bの電圧VhはIh×R2で表さ
れ、この電圧Vhが流量信号として用いられる。なお、
白金線(5)及び空気温センサ(6)の抵抗値と抵抗温度係
数、抵抗器(11)及び(12)の抵抗値のバラツキによる検出
バラツキを補正するため、抵抗器(11)の抵抗値R1を調
整して検出流量特性を平行的に変化させ、所定の流量
(通常は比較的低い流量)における検出値を目標値に調
整することが通常行われている。
【0006】図9は上記補正を説明する検出流量特性図
であり、抵抗器(11)による調整前の特性曲線βを所定の
流量Q1における目標値Xの範囲に入るように抵抗器(1
1)の抵抗値R1を調整する。温度制御回路(10)を含む感
熱式流量センサにおいては、計測精度を向上させるため
抵抗器(11)の抵抗値R1を調整しているが、ハウジング
(1)、計測用管路(2)の各々の寸法のバラツキ、及び両
者間の相対的な位置のバラツキ、計測用管路(2)の流れ
方向に対する中心軸のバラツキ、また、白金線(5)の張
られている位置などの構造、寸法的なバラツキ、ズレに
主として起因する流量特性の傾き(各流量における検出
特性中央値からのズレの流量依存性)は調整することが
できず、上述した調整流量点Q1以外の流量、特に調整
流量点Q1より大きく離れた流量における計測精度の改
善が行われない。したがって、上述した抵抗器(11)によ
る調整に加えて、特性の傾きを調整することが行われて
いる。
【0007】つづいて、従来行われている特性の傾きの
調整について図10、図11及び図12を参照しながら
説明する。図10は従来の感熱式流量センサの傾き補正
回路を示す回路図、図11及び図12は従来の傾き補正
回路の動作を示す特性図である。
【0008】図10において、傾き補正回路は減算回路
(16)、分圧回路(23)、増幅回路(26)及び演算回路(31)か
ら構成されている。減算回路(16)は抵抗器(17)、(18)、
(20)、(21)及び(22)と演算増幅器(19)とから構成され、
演算増幅器(19)の非反転入力端子は抵抗器(18)を介して
アースされ、かつ抵抗器(17)を介して温度制御回路(10)
のブリッジ回路の接続点bに接続されている。演算増幅
器(19)の反転入力端子には設定電圧Vrefが抵抗器(20)
を介して印加されるようになっており、この演算増幅器
(19)の反転入力端子と出力端子間には抵抗器(21)が接続
され、出力端子は抵抗器(22)を介してアースされてい
る。なお、抵抗器(17)、(18)、(20)、(21)及び(22)の抵
抗値はR3、R4、R5、R6及びR7である。
【0009】分圧回路(23)は減算回路(16)の出力電圧V
1を抵抗器(24)及び(25)で分圧するようにしており、こ
の抵抗器(24)及び(25)の直列回路は減算回路(16)の出力
端子とアース間に接続されている。なお、抵抗器(24)及
び(25)の抵抗値はR8及びR9である。
【0010】増幅回路(26)の演算増幅器(27)の非反転入
力端子には、抵抗器(24)及び(25)の接続点で得られる分
圧回路(23)の出力電圧V2が印加されている。演算増幅
器(27)の反転入力端子は抵抗器(28)を介してアースされ
ている。増幅回路(26)の出力電圧V3は演算回路(31)内
の抵抗器(33)を介して演算増幅器(34)の非反転入力端子
に入力されるようになっている。なお、抵抗器(28)、(2
9)及び(30)の抵抗値はR10、R11及びR12である。
【0011】演算回路(31)は抵抗器(32)、(33)、(35)及
び(36)と演算増幅器(34)とから構成され、減算回路(16)
の出力電圧V1が抵抗器(35)を介して演算増幅器(34)の
反転入力端子に入力され、出力端子とこの反転入力端子
間には抵抗器(36)が接続されている。さらに、演算増幅
器(34)の非反転入力端子は抵抗器(32)を介して温度制御
回路(10)のブリッジ回路の接続点bに接続されている。
そして、演算増幅器(34)の出力端子から出力電圧V0
出力されるようになっている。なお、抵抗器(32)、(3
3)、(35)及び(36)の抵抗値はR13、R14、R15及びR16
である。
【0012】前記各回路の動作について図11を参照し
ながら説明する。減算回路(16)の出力電圧V1は、抵抗
器(17)、(18)、(20)及び(21)の各々の抵抗値R3、R4
5及びR6に応じて、 V1={R4/(R3+R4)}×{(R5+R6)/R5}×Vh
−(R6/R5)×Vref の関係式を満足する値となり、抵抗値を適当な値、例え
ばR3=R4、R5=R6に設定すると、V1=Vh−Vref
となる。ここで、演算増幅器(19)は正極のみの電源電圧
で動作しているため、出力電圧V1は負の値にはなら
ず、Vh<VrefのときはV1≒0となり、図11(a)に
示す特性V1となる。(V1は演算増幅器(19)の出力電圧
飽和特性より約0.3V程度残るが、ここではV1≒0
として説明する。)
【0013】分圧回路(23)の出力電圧V2は分圧回路(2
3)内の抵抗器(24)及び(25)の各々の抵抗値R8及びR9
応じて、 V2={R9/(R8+R9)}×V1(Vh<Vrefのときは
1≒0) となり、増幅回路(26)へ入力され、増幅回路(26)の出力
電圧V3は抵抗器(28)及び(29)の抵抗値R10及びR11
応じて、 V3={(R10+R11)/R10}×V2、すなわち V3={(R10+R11)/R10}×{R9/(R8+R9)}×
1となる。
【0014】演算回路(31)は温度制御回路(10)の出力電
圧Vh、増幅回路(26)の出力電圧V3及び減算回路(16)の
出力電圧V1を入力し、抵抗器(32)、(33)、(35)及び(3
6)の各々の抵抗値R13、R14、R15及びR16に応じてそ
の出力電圧V0は、 V0={(R15+R16)/R15}×{R14/(R13
14)}×Vh+{(R15+R16)/R15}×{R13/(R
13+R14)}×V3 −(R16/R15)×V1 の関係式を満足する値となり、各々の抵抗値を適当な
値、例えば、R13=R14、R15=R16とすると、 V0=Vh+V3−V1 となる。
【0015】また、前記各出力電圧V1、V2、V3、Vh
及び設定電圧Vrefの各々の関係式より、 V0=Vh+{{R9/(R8+R9)}×{(R10+R11)/
10}−1}×(Vh−Vref)(ただし、Vh<Vrefのと
きはV0≒Vh) の式で表される電圧となる。前記の式において、抵抗値
8、R9、R10及びR11を適当な値、例えば、R8
9、R10=R11×(1±α)に設定すると、 V0=Vh+{(1/2)×(2±α)−1}×(Vh−Vre
f)、すなわち、 V0=Vh±(1/2)×α×(Vh−Vref) … (ただし、Vh<VrefのときはV0≒Vh)となる。
【0016】したがって、演算回路(31)の出力電圧はV
h<Vrefのときは抵抗値R10及びR11に関係なくV0
Vh、Vh>VrefのときはVh−Vrefの値に抵抗値R10
及びR11の比に応じた係数を乗じた値がVhに加算又は
減算され、特に、R10=R11のときはVhとVrefの大小
に関係なくV0≒Vhとなる。
【0017】図11(a)は上記の各々の電圧の特性を示
す図であり、前記抵抗値R10及びR11の比で決定される
αの値により増幅回路(26)の出力電圧V3は、減算回路
(16)の出力電圧V1の特性を基準として変化し、演算回
路(31)の出力電圧V0はVh<VrefのときはV0≒Vh、
Vh>VrefのときはV0=Vhの特性を基準として変化す
る。
【0018】図11(b)は空気流量と温度制御回路(10)
の出力電圧Vh及び演算回路(31)の出力電圧V0との関係
を示す図、また、図11(c)は空気流量と前記各々の出
力電圧Vh、V0による空気流量計の検出誤差の関係を示
す図であり、図11(b)に示すように演算回路(31)の出
力電圧V0は、前記設定電圧Vrefに対応した空気流量Q
ref以上の流量の場合のみ抵抗値R11及びR12に応じて
その特性が温度制御回路(10)の出力電圧Vhを中心とし
てプラス(+)側又はマイナス(−)側に任意に設定で
きる。
【0019】したがって、図11(c)に示すように温度
制御回路(10)の出力電圧Vhによる検出誤差が空気流量
Qrefより大流量においてマイナス側の場合は+α側
に、プラス側の場合は−α側に調整できる。以上のよう
にして、所定の流量Q1における目標値Xの範囲に入る
ように平行的に特性を変化させた後、流量Q1に近く比
較的誤差の小さい流量Qrefを基点の流量として特性の
傾きの補正を行っている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
感熱式流量センサの傾き補正回路では、以下に述べるよ
うな問題点があった。すなわち、温度制御回路(10)の出
力電圧Vhが所定の設定電圧Vrefより低いとき(Vh<
Vref)は演算回路(31)の出力電圧V0は温度制御回路(1
0)の出力電圧Vhと等しくなるような回路構成としてい
るが、実際の動作において、演算増幅器(19)の飽和動作
時においては、所定の設定電圧Vrefより抵抗器(20)及
び(21)を介してVref/(R5+R6)だけの電流、また演
算回路(31)の出力端子より抵抗器(36)及び(35)を介して
0/(R15+R16)だけの電流を同時に演算増幅器(19)
の出力端子よりシンクしなければならず、演算増幅器(1
9)の出力回路の回路構成やその出力回路を構成している
半導体素子の特性等より前記シンク電流を流した場合、
完全に0Vにはならず、通常0.3V程度の飽和電圧V
satが残り、このVsatを小さくするために図10に示す
抵抗器(22)の例のように演算増幅器(19)の出力端子とア
ース間に比較的抵抗値の小さい抵抗器をプルダウン抵抗
器として接続することが行われている。
【0021】しかしながら、前記プルダウン抵抗器を接
続しても演算増幅器(19)の出力電圧は完全に0Vにはで
きず、数10mVの残電圧Vsが依然として残る。前述
した従来装置の動作の説明に際しては上記残電圧Vs≒
0Vとして図11を用いて説明したが、上記残電圧Vs
の影響で実際の動作は図12(a)〜(c)のように残電圧
Vsによる誤差Esが現れ、特に感熱式流量センサの検出
流量が低流量(例えば、内燃機関に用いた場合のアイド
ル時の流量等)においては一般に3mV〜5mV程度の
電圧で検出誤差1%となるため上記残電圧Vsによる誤
差が無視できなくなるという問題点があった。
【0022】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、Vh<Vrefのときには演算回路の
出力電圧を正確に温度制御回路の出力電圧と等しくで
き、簡単な回路構成で特性の傾きを容易に補正でき、精
度を高くすることができる感熱式流量センサを得ること
を目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明に係る感熱式流
量センサは、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 流体通路中に配設された感熱抵抗体と複数の抵
抗から構成されたブリッジ回路を含み、前記感熱抵抗体
への通電電流を制御し前記ブリッジ回路が所定の熱平衡
を保つように制御する温度制御手段。 〔2〕 この温度制御手段のブリッジ回路より得られる
流量に応じた出力電圧を第1の抵抗を介して演算増幅器
の非反転入力端子に入力し、前記演算増幅器の出力端子
と反転入力端子間に帰還抵抗が接続され、前記演算増幅
器の非反転入力端子及び反転入力端子に第1の定電流回
路及び第2の定電流回路が各々接続され、前記第1及び
第2の定電流回路の出力電流を外部からの信号に応じて
可変制御する傾き補正手段。
【0024】
【作用】この発明においては、流体通路中に配設された
感熱抵抗体と複数の抵抗から構成されたブリッジ回路を
含む温度制御手段によって、前記感熱抵抗体への通電電
流が制御され前記ブリッジ回路が所定の熱平衡を保つよ
うに制御される。また、演算増幅器の出力端子と反転入
力端子間に帰還抵抗が接続され非反転入力端子及び前記
反転入力端子に第1の定電流回路及び第2の定電流回路
が各々接続された傾き補正手段によって、前記温度制御
手段のブリッジ回路より得られる流量に応じた出力電圧
が第1の抵抗を介して前記演算増幅器の非反転入力端子
に入力され、前記第1及び第2の定電流回路の出力電流
が外部からの信号に応じて可変制御される。
【0025】
【実施例】この発明の第1実施例の構成を図1を参照し
ながら説明する。図1は、この発明の第1実施例の傾き
補正回路を温度制御回路と共に示す回路図である。傾き
補正回路以外は上述した従来機器のものと全く同一であ
る。
【0026】図1において、この発明の第1実施例の傾
き補正回路は、演算回路(31A)、第1の定電流回路(4
4)、第2の定電流回路(47)及び定電流制御回路(37)から
構成されている。
【0027】演算回路(31A)は抵抗器(32)及び(36)と演
算増幅器(34)から構成され、第1の定電流回路(44)はト
ランジスタ(45)と抵抗器(46)から構成され出力端子とな
るトランジスタ(45)のコレクタが抵抗器(32)と演算増幅
器(34)の非反転入力端子の接続点pに接続されている。
第2の定電流回路(47)はトランジスタ(48)と抵抗器(49)
から構成され出力端子となるトランジスタ(48)のコレク
タが演算増幅器(34)の反転入力端子と抵抗器(36)の接続
点nに接続されている。定電流制御回路(37)は抵抗器(3
8)、(39)、(41)、(42)及び(43)と演算増幅器(40)から構
成されて定電流値を設定し、温度制御回路(10)の出力電
圧Vh及び設定電圧Vrefに応じて第1及び第2の定電流
回路(44)及び(47)の出力電流値I44及びI47を制御す
る。なお、抵抗器(32)、(36)、(38)、(39)、(41)、(4
2)、(43)、(46)及び(49)の抵抗値はR13、R16、R20
21、R22、R23、R24、R25及びR26である。
【0028】ところで、この発明の温度制御手段は、前
述したこの発明の第1実施例では温度制御回路(10)から
構成され、この発明の傾き補正手段は、第1実施例では
演算回路(31A)、第1の定電流回路(44)、第2の定電流
回路(47)及び定電流制御回路(37)からなる傾き補正回路
から構成されている。
【0029】つぎに、前述した第1実施例の動作を図2
を参照しながら説明する。図2は、この発明の第1実施
例の動作を示す特性図である。演算回路(31A)の演算増
幅器(34)の非反転入力端子への入力電圧Vpは、温度制
御回路(10)の出力電圧Vhから第1の定電流回路(44)の
電流I44(以下、第1の定電流という。)による抵抗器
(32)の電圧降下を減じた電圧値となる。すなわち、次の
ように表される。 Vp=Vh−R13×I44
【0030】一方、演算増幅器(34)の反転入力端子への
入力電圧Vnは、出力電圧V0から第2の定電流回路(47)
の電流I47(以下、第2の定電流という。)による抵抗
器(36)の電圧降下を減じた電圧値となる。すなわち、次
のように表される。 Vn=V0−R16×I47 演算増幅器(34)はVp=Vnとなるように出力電圧V0
を制御するため、その出力電圧V0は次のようになる。 V0=Vh−R13×I44+R16×I47 この式において、抵抗器(32)及び(36)の抵抗値を適当な
値、例えば、R13=R16となるように設定すると、演算
回路(31A)の出力電圧V0は次のようになる。 V0=Vh+(I47−I44)×R13
【0031】つづいて、第1及び第2の定電流回路(44)
及び(47)並びに定電流制御回路(37)の動作について説明
する。定電流制御回路(37)の演算増幅器(40)の非反転入
力端子への入力電圧V20は、温度制御回路(10)の出力電
圧Vhを抵抗器(38)及び(39)で分圧した電圧であるか
ら、次のように表される。 V20={R21/(R20+R21)}×Vh …
【0032】一方、演算増幅器(40)の反転入力端子への
入力電圧V22は、抵抗器(43)の両端電圧V24と所定の設
定電圧Vrefの間を抵抗器(41)及び(42)で分圧した電圧
であるから、次のように表される。 V22={R22/(R22+R23)}×(V24−Vref)+Vre
f、すなわち、 V22={R22/(R22+R23)}×V24+{R23/(R22
+R23)}×Vref… 演算増幅器(40)はトランジスタ(45)及び(48)へのベース
電流を制御して抵抗器(43)に流れる第1及び第2の定電
流I44及びI47を制御し、V20=V22が成立するように
抵抗器(43)の両端電圧V24を制御するため下記の式が成
立する。
【0033】 {R21/(R20+R21)}×Vh={R22/(R22
23)}×V24+{R23/(R22+R23)}×Vref 上記式よりV24を求めると次のようになる。 V24={R21/(R20+R21)}×{(R22+R23)/
22}×Vh−(R23/R22)×Vref 以上の関係式において各抵抗値を適当な値、例えば、R
20=R21、R22=R23に設定すると、次のようになる。 V24=Vh−Vref …
【0034】次に、第1及び第2の定電流の和(I44
47)は、抵抗器(43)に流れる電流I24と、抵抗器(23)
及び(22)の直列回路に流れる電流I23との和(I24+I
23)と等しい値であるから、 I44+I47=V24/R24+(V24−Vref)/(R22
23) … となり、また、V24=Vh−Vref、R22=R23であるか
ら、次のようになる。 I44+I47=(1/R24+1/2R22)×Vh−(1/R24
+1/R23)×Vref…
【0035】なお、図1に示す回路構成は、演算増幅器
(40)の出力端子には従来回路のような電流のシンク(流
し込み)電流はなく、トランジスタ(45)及び(48)のベー
ス電流の流し出し(ソース電流)のみであり、該ソース
電流は演算増幅器(40)の非反転入力端子の入力電圧V20
と、反転入力端子の入力電圧V22がV22≧V20の条件に
おいて0(零)となるため、第1及び第2の定電流I44
びI47もV22≧V20の条件において0となる。したがっ
て、第1及び第2の定電流の和I44+I47は、及び
式並びにR20=R21、R22=R23に設定したとすると、
24+Vref≧Vhにおいて、I44+I47=0となり、こ
のときV24は式及びR22=R23より V24={R24/(2R22+R24)}×Vref となり、V24は上記で表す電圧値以下にはならない。
【0036】したがって、{1+R24/(2R22
24)}×Vref≧Vhの条件において、 I44+I47=0 が成立する。
【0037】図2は温度制御回路(10)の出力電圧Vh、
所定の設定電圧Vref、抵抗器(43)の両端電圧V24、第
1の定電流I44、及び第2の定電流I47の各々の関係を
表す。図2において、(a)は式、(b)は式の各々の
関係式を表す。
【0038】ここで、第1の定電流I44と第2の定電流
47の比率について説明する。トランジスタ(45)及び(4
8)のベースは、共に演算増幅器(40)の出力端子に接続さ
れているため同一電圧であるので、トランジスタ(45)及
び(48)のベース〜エミッタ間電圧Vbeが等しいとすると
抵抗器(46)及び(49)の両端電圧V25とV26は等しくなる
から、V25=I44×R25、V26=I47×R26、V25=V
26より I44=(R26/R25)×I47 の関係が成立し、抵抗器(46)と(49)の抵抗値の比をR26
/R25=G1とすると、第1の定電流と第2の定電流の
差は上記式及び前記式より I47−I44={(1−G1)/(1+G1)}×(I44+I47)
={(1−G1)/(1+G1)}×{(1/R24+1/2R
22)×Vh−(1/R24+1/R22)×Vref} の関係式で与えられる。上記(I47−I44)の関係式を演
算回路(31A)の出力電圧V0を表す式に代入すると V0=Vh+R13×{(1−G1)/(1+G1)}×(I44
47)=Vh+R13×{(1−G1)/(1+G1)}×{(1
/R24+1/2R22)×Vh−(1/R24+1/R22)×V
ref} … の関係が成立する。
【0039】上記式は、前記従来回路の出力を表す
式と同様に、温度制御回路(10)よりの出力電圧Vhの大
きさに応じ、 Vh≦{1+R24/(2R22+R24)}×Vref のときは、演算回路(31A)の出力電圧は正確にV0=Vh
となり、 Vh>{1+R24/(2R22+R24)}×Vref のときは、Vhと所定の設定電圧Vrefの差、抵抗器(3
2)、(41)、(43)の抵抗値、及び抵抗器(46)及び(49)の抵
抗値R25とR26の比G1に応じた値がVhに加算又は減算
され、特にG1の大きさによりその値が0を基準にして
加算又は減算方向に設定できるものであり、従来の傾き
補正回路と同等の動作を行わせることができるものであ
る。図2(c)は上述した動作を示す。
【0040】この発明の第1実施例は、前述したよう
に、流体通路中に配設された白金線(5)、空気温センサ
(6)、複数の抵抗器(11)及び(12)から構成されたブリッ
ジ回路を含み、前記白金線(5)への通電電流を制御し前
記ブリッジ回路が所定の熱平衡を保つように制御する温
度制御回路(10)と、この温度制御回路(10)のブリッジ回
路より得られる流量に応じた出力電圧を抵抗器(32)を介
して演算増幅器(34)の非反転入力端子に入力し、該演算
増幅器(34)の出力端子と反転入力端子間に帰還用の抵抗
器(36)を接続し、該演算増幅器(34)の非反転入力端子及
び反転入力端子に第1の定電流回路(44)及び第2の定電
流回路(47)を各々接続し、該第1及び第2の定電流回路
の出力電流は前記流量に応じた該出力電圧が所定値以下
のときその電流値が零であり、該出力電圧が所定値以上
のときは該出力電圧の上昇に応じてその電流値が零より
漸増する傾き補正回路とを備えているので、簡単な回路
構成で従来例と同等以上の動作を行わせることができ、
また、従来の問題点であった演算増幅器の出力飽和電圧
の影響もなくすることができ、より計測精度を高くする
ことができるという効果を奏する。
【0041】この発明の第2実施例の構成を図3を参照
しながら説明する。図3は、この発明の第2実施例の傾
き補正回路を温度制御回路と共に示す回路図であり、温
度制御回路(10)及び演算回路(31A)は上述した第1実施
例のものと全く同一である。
【0042】図3において、この発明の第2実施例の傾
き補正回路は、演算回路(31A)、第1の定電流回路(44
A)、第2の定電流回路(47A)及び定電流制御回路(37
A)から構成されている。第1の定電流回路(44A)はト
ランジスタ(56)と抵抗器(57)から構成され抵抗器(57)の
抵抗値はR32であり、第2の定電流回路(47A)はトラン
ジスタ(58)と抵抗器(59)から構成され抵抗器(59)の抵抗
値はR33であり、定電流制御回路(37A)は抵抗器(51)、
(52)、(53)、(54)及び(55)と演算増幅器(50)から構成さ
れ、温度制御回路(10)の出力電圧Vhが演算増幅器(50)
の反転入力端子に、所定の設定電圧Vrefが非反転入力
端子に各々抵抗器を介して接続されている。なお、抵抗
器(51)、(52)、(53)、(54)及び(55)の抵抗値はR27、R
28、R29、R30及びR31である。
【0043】ところで、この発明の傾き補正手段は、前
述したこの発明の第2実施例では演算回路(31A)、第1
の定電流回路(44A)、第2の定電流回路(47A)及び定電
流制御回路(37A)から構成されている。
【0044】つぎに、前述した第2実施例の動作を図4
を参照しながら説明する。図4(a)〜(c)は、この発明
の第2実施例の動作を示す特性図である。第2実施例の
動作は、演算増幅器(50)の入力が反転している以外は第
1実施例と同一であるため、詳細な説明は省略するが、
第1実施例と同様に各抵抗器の抵抗値をR13=R16、R
27=R28、R29=R30、R33/R32=G2と各々設定す
ると、第1の定電流回路(44A)の定電流I44、第2の定
電流回路(47A)の定電流I47及び抵抗器(55)の両端電圧
31は第1実施例の説明順序と同様の各関係式より下記
の関係式が成立する。 V31=Vref−Vh ただし、V31>{R31/(2R29+R31)}×Vh、I44
+I47=(1/R31+1/2R29)×Vref−(1/R31
1/R29)×Vh、 ただし、Vh>{1−(1/2)×R31/(R29+R31)}
×VrefのときI44+I47=0、 V0=Vh+R13×{(1−G2)/(1+G2)}×(I44
47)=Vh+R13×{(1−G2)/(1+G2)}×{(1
/R31+1/2R29)×Vref−(1/R31+1/R29
Vh} …
【0045】図4(a)〜(c)は上記V31、I44+I47
0の各々を表す特性図であり、R3 3とR32の比G2を変
化させることによりVhが、 Vh<{1−(1/2)×R31/(R29+R31)}×Vref の条件においてはVhとVrefの差に応じた電圧値がVh
に加算又は減算され、 Vh>{1−(1/2)×R31/(R29+R31)}×Vref の条件においてはV0は正確にVhと等しくなるものであ
る。
【0046】この発明の第2実施例は、前述したよう
に、流体通路中に配設された白金線(5)、空気温センサ
(6)、複数の抵抗器(11)及び(12)から構成されたブリッ
ジ回路を含み、前記白金線(5)への通電電流を制御し前
記ブリッジ回路が所定の熱平衡を保つように制御する温
度制御回路(10)と、この温度制御回路(10)のブリッジ回
路より得られる流量に応じた出力電圧を抵抗器(32)を介
して演算増幅器(34)の非反転入力端子に入力し、該演算
増幅器(34)の出力端子と反転入力端子間に帰還用の抵抗
器(36)を接続し、該演算増幅器(34)の非反転入力端子及
び反転入力端子に第1の定電流回路(44A)及び第2の定
電流回路(47A)を各々接続し、該第1及び第2の定電流
回路の出力電流は前記流量に応じた該出力電圧が所定値
以上のときその電流値が零であり、該出力電圧が所定値
以下のときは該出力電圧の下降に応じてその電流値が零
より漸増する傾き補正回路とを備えているので、簡単な
回路構成で従来例と同等以上の動作を行わせることがで
き、また、従来の問題点であった演算増幅器の出力飽和
電圧の影響もなくすることができ、より計測精度を高く
することができるという効果を奏する。
【0047】この発明の第3実施例の構成を図5を参照
しながら説明する。図5は、この発明の第3実施例の傾
き補正回路を温度制御回路と共に示す回路図であり、第
1実施例及び第2実施例の傾き補正回路を演算回路(31
A)を共通にして並列に接続したものである。
【0048】ところで、この発明の傾き補正手段は、前
述したこの発明の第3実施例では演算回路(31A)、第1
の定電流回路(44)及び(44A)、第2の定電流回路(47)及
び(47A)並びに定電流制御回路(37)及び(37A)から構成
されている。
【0049】つぎに、前述した第3実施例の動作を図6
を参照しながら説明する。図6は、この発明の第3実施
例の動作を示す特性図である。図6は図5の演算回路(3
1A)の出力電圧V0の特性を示し、抵抗器(46)及び(49)
の抵抗値R25及びR26の比G1を変化させることにより
Vhが所定の電圧 Vh>{1+R24/(2R22+R24)}×Vref において特性の補正ができ、抵抗器(57)及び(59)の抵抗
値R32及びR33の比G2を変化させることによりVhが所
定の電圧 Vh<{1−(1/2)×R31/(R29+R31)}×Vref において特性の補正ができるものである。
【0050】この発明の第3実施例は、前述したよう
に、流体通路中に配設された白金線(5)、空気温センサ
(6)、複数の抵抗器(11)及び(12)から構成されたブリッ
ジ回路を含み、前記白金線(5)への通電電流を制御し前
記ブリッジ回路が所定の熱平衡を保つように制御する温
度制御回路(10)と、この温度制御回路(10)のブリッジ回
路より得られる流量に応じた出力電圧を抵抗器(32)を介
して演算増幅器(34)の非反転入力端子に入力し、該演算
増幅器(34)の出力端子と反転入力端子間に帰還用の抵抗
器(36)を接続し、該演算増幅器(34)の非反転入力端子及
び反転入力端子に第1の定電流回路(44)、(44A)及び第
2の定電流回路(47)、(47A)を各々接続し、該第1及び
第2の定電流回路(44)及び(47)と第1及び第2の定電流
回路(44A)及び(47A)の出力電流を前記流量に応じた該
出力電圧に対応して制御し、各第1及び第2の定電流回
路の電流値の比率が設定可能である傾き補正回路とを備
えているので、簡単な回路構成で従来例と同等以上の動
作を行わせることができ、また、従来の問題点であった
演算増幅器の出力飽和電圧の影響もなくすることがで
き、より計測精度を高くすることができるという効果を
奏する。
【0051】
【発明の効果】この発明は、以上説明したとおり、流体
通路中に配設された感熱抵抗体と複数の抵抗から構成さ
れたブリッジ回路を含み、前記感熱抵抗体への通電電流
を制御し前記ブリッジ回路が所定の熱平衡を保つように
制御する温度制御手段と、この温度制御手段のブリッジ
回路より得られる流量に応じた出力電圧を第1の抵抗を
介して演算増幅器の非反転入力端子に入力し、前記演算
増幅器の出力端子と反転入力端子間に帰還抵抗が接続さ
れ、前記演算増幅器の非反転入力端子及び反転入力端子
に第1の定電流回路及び第2の定電流回路が各々接続さ
れ、前記第1及び第2の定電流回路の出力電流を外部か
らの信号に応じて可変制御する傾き補正手段とを備えた
ので、簡単な回路構成で特性の傾きを容易に補正でき、
計測精度を高くすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す回路図である。
【図2】この発明の第1実施例の動作を示す特性図であ
る。
【図3】この発明の第2実施例を示す回路図である。
【図4】この発明の第2実施例の動作を示す特性図であ
る。
【図5】この発明の第3実施例を示す回路図である。
【図6】この発明の第3実施例の動作を示す特性図であ
る。
【図7】従来の感熱式流量センサの機械的構成の縦断面
及び正面を示す図である。
【図8】従来の感熱式流量センサの温度制御回路を示す
回路図である。
【図9】従来の感熱式流量センサの動作を示す特性図で
ある。
【図10】従来の感熱式流量センサの傾き補正回路を示
す回路図である。
【図11】従来の感熱式流量センサの動作を示す特性図
である。
【図12】従来の感熱式流量センサの動作を示す特性図
である。
【符号の説明】
(5) 白金線 (6) 空気温センサ (10) 温度制御回路 (31A) 演算回路 (37)、(37A) 定電流制御回路 (40)、(50) 演算増幅器 (44)、(44A) 第1の定電流回路 (47)、(47A) 第2の定電流回路 なお、各図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体通路中に配設された感熱抵抗体と複
    数の抵抗から構成されたブリッジ回路を含み、前記感熱
    抵抗体への通電電流を制御し前記ブリッジ回路が所定の
    熱平衡を保つように制御する温度制御手段、並びにこの
    温度制御手段のブリッジ回路より得られる流量に応じた
    出力電圧を第1の抵抗を介して演算増幅器の非反転入力
    端子に入力し、前記演算増幅器の出力端子と反転入力端
    子間に帰還抵抗が接続され、前記演算増幅器の非反転入
    力端子及び反転入力端子に第1の定電流回路及び第2の
    定電流回路が各々接続され、前記第1及び第2の定電流
    回路の出力電流を外部からの信号に応じて可変制御する
    傾き補正手段を備えたことを特徴とする感熱式流量セン
    サ。
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