JP3361795B2 - レチクルの描画方法 - Google Patents

レチクルの描画方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路製
造に用いられる微細加工を行うための電子ビーム描画デ
ータ作成技術および電子ビーム描画技術に係り、特にレ
チクルの電子ビーム描画データの作成において、OPC
パターンの発生に起因する電子ビーム描画データのデー
タ容量増加、これに伴うデータハンドリング時間の増
加、および生産資源に対する負荷の増加を緩和できるパ
ターンデータ作成方法およびレチクルの描画方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のパターンの微細化に伴い、先端の
デバイス(特にLSI)の製造においてはOPCパター
ンの使用が必須となっている。図6は、従来のデータ処
理システムの概念を説明するためのフロー図である。図
6において、12は設計データ、13はOPCパター
ン、14は電子ビーム描画データを示している。
【0003】図6を参照すると、従来のデータ処理シス
テムでは、設計データ12から電子ビーム描画データ1
4へのデータ変換処理、およびOPCパターン13の発
生を行う。当該データ変換処理は以下のからのステ
ップによって構成される。すなわち、設計データ12
の読み込み、中間フォーマットへの変換、論理処
理、OPCパターン発生処理、フォーマット変換処
理である。
【0004】図7は、従来のデータ処理方法における実
パターン、OPCパターン13に対する論理処理および
矩形分割処理の概念図であって、同図(a)は実パター
ンの概念図、同図(b)はOPCパターン発生後のパタ
ーン概念図、同図(c)は論理処理後のパターン概念
図、同図(d)は矩形分割処理後のパターン概念図であ
る。図7において、11は実パターンを示している。
【0005】図7に示す従来のデータ処理方法では、図
7(b)に示すOPCパターン13の入ったデータは、
図7(c)に示すように、設計データ12から電子ビー
ム描画データ14へのデータ変換処理時において図7
(a)に示す実パターンとOPCパターン13とのマー
ジ(論理処理の一つ)が実行される。また、図7(d)
に示すように、描画フォーマットに変換する際に矩形分
割が実行される。また、元々のOPCパターン13にお
いては、同じ形であってデータが圧縮されていても実パ
ターンとマージして矩形分割している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデータ処理システムでは、OPCパターン13を用
いることによりレチクル電子ビーム描画データ14のデ
ータ容量が増加するという問題点があった。
【0007】また上記従来のデータ処理方法では、図7
(b)に示すOPCパターン13の入ったデータは、図
7(c)に示すように、設計データ12から電子ビーム
描画データ14へのデータ変換処理時において図7
(a)に示す実パターンとOPCパターン13がマージ
(論理処理)されるため、複雑な形状のパターンにな
る。さらに、図7(d)に示すように、描画フォーマッ
トに変換する際に矩形分割されるためパターン数が増え
てしまう。また、元々のOPCパターン13において
は、同じ形であってデータが圧縮されていても実パター
ンとマージされて矩形分割されてしまうため、データの
圧縮効率が下がってしまう。このため、パターン数の増
加、圧縮率の低下が主因して電子ビーム描画データ14
のデータ容量が増加するという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、レチクルの電子ビーム描画デー
タの作成において、OPCパターンの発生に起因する描
画データのデータ容量増加、これに伴うデータハンドリ
ング時間の増加、および生産資源に対する負荷の増加を
緩和できるパターンデータ作成方法およびレチクルの描
画方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のレチクルの描
画方法は、レチクルの電子ビーム描画データの作成の際
、実パターンを実パターンレイヤーに出力し、凸方向
のOPCパターンの形状を表現するパターンを当該凸方
向のOPCパターンに対するOPCパターンレイヤーで
ある凸パターンレイヤーに出力し、凹方向のOPCパタ
ーンの形状を表現するパターンを当該凹方向のOPCパ
ターンに対するOPCパターンレイヤーである凹パター
ンレイヤーに出力する工程と、当該実パターンレイヤ
ー、当該凸パターンレイヤーおよび当該凹パターンレイ
ヤーの合計3レイヤーのパターンデータを生成・出力す
る工程と、当該実パターン、当該凸方向のOPCパター
ンおよび当該凹方向のOPCパターンレチクルの描画
前の最後の段階で展開して論理処理を実行してレチクル
の電子ビーム描画データを作成するレチクルの描画工程
を有するものである。
【0010】また、この発明のレチクルの描画方法にお
いて、好適には、前記レチクルの描画工程は、該当フィ
ールドに配置される前記凸方向のOPCパターンを所定
の図形イメージで配置する配置工程を含むものである。
【0011】また、この発明のレチクルの描画方法にお
いて、好適には、前記レチクルの描画工程は、配置した
前記凸方向のOPCパターンとそのフィールド内の前記
実パターンに対してOR処理するOR処理工程を含む
のである。
【0012】また、この発明のレチクルの描画方法にお
いて、好適には、前記レチクルの描画工程は、該当フィ
ールドに配置される前記凹方向のOPCパターンを所定
の図形イメージで配置する配置工程を含むものである。
【0013】また、この発明のレチクルの描画方法にお
いて、好適には、前記レチクルの描画工程は、配置した
前記凹方向のOPCパターンの図形イメージと、請求項
3に記載のOR処理工程工程で作成したパターンの図形
イメージをXOR処理するXOR処理工程を含むもの
である。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図面に基づいて詳細に説明する。図1
は、本発明における実パターン、OPCパターンレイヤ
ーの概念図であって、同図(a)は本発明における実パ
ターンレイヤーの概念図、同図(b)は凸方向のOPC
パターンに対するOPCパターンレイヤー(凸パターン
レイヤー)の概念図、同図(c)は凹方向のOPCパタ
ーンに対するOPCパターンレイヤー(凹パターンレイ
ヤー)の概念図である。図1において、10は実パター
ンレイヤー、11は実パターン、16は凸方向のOPC
パターン、18は凹方向のOPCパターン、20は凸パ
ターンレイヤー、30は凹パターンレイヤーを示してい
る。
【0028】また図2は、設計データ12、電子ビーム
描画データ14の階層構造、および各階層、レイヤーの
パターンイメージの概念図であって、同図(a)は設計
データ12の階層構造の概念図、同図(b)は設計デー
タ12のセル概念図、同図(c)は電子ビーム描画デー
タ14の階層構造の概念図、同図(d)は電子ビーム描
画データ14のセル概念図である。図2において、10
は実パターンレイヤー、12は設計データ、14は電子
ビーム描画データ、16は凸方向のOPCパターン、1
8は凹方向のOPCパターン、20は凸パターンレイヤ
ー、30は凹パターンレイヤー、A,Bはライブラリー
を示している。
【0029】図1を参照すると、本実施の形態では、実
パターン11とOPCパターン13(凸方向のOPCパ
ターン16,凹方向のOPCパターン18)をそれぞれ
別のレイヤーに出力する。具体的には、図1に示すよう
に、実パターン11を図1(a)に示す実パターンレイ
ヤー10に出力し、凸方向のOPCパターン16を表現
するパターンを図1(b)に示す凸方向のOPCパター
ン16に対するOPCパターンレイヤー(凸パターンレ
イヤー20)に出力し、凹方向のOPCパターン18の
形状を表現するパターンを図1(c)に示す凹方向のO
PCパターン18に対するOPCパターンレイヤー(凹
パターンレイヤー30)に出力する。このようにして、
実パターンレイヤー10,凸方向のOPCパターンレイ
ヤー(凸パターンレイヤー20)および凹方向のOPC
パターンレイヤー(凹パターンレイヤー30)の合計3
レイヤーのパターンデータを生成・出力する。続いて、
実パターン11,OPCパターン13(凸方向のOPC
パターン16,凹方向のOPCパターン18)共に、図
2(b)に示すような設計データ12(Top Cel
l,cell−1,cell−2,cell−3)の階
層構造(図2(a)の設計データ12の階層構造の概念
図参照)を基に、アレイ構造のセル(例えば、図2
(d)に示すような電子ビーム描画データ14のTop
Cell)のチェックを行い、図2(c)のライブラ
リーA、ライブラリーBに示すように、描画装置のフィ
ールド程度の大きさごとにパターンライブラリー化す
る。
【0030】図3は、OPCレイヤーにおけるOPCコ
ードおよび配置座標の概念図である。図3を参照する
と、凸方向のOPCパターンレイヤー(凸パターンレイ
ヤー20)および凹方向のOPCパターンレイヤー(凹
パターンレイヤー30)のフォーマットは、図3に示す
ように、パターンサイズ、形状ごとに分類し、パターン
コードと配置座標で表現する。例えば、図3に示すよう
に、2種類のOPCパターンとしてOPCパターンOP
C−1(w1,h1),OPCパターンOPC−2(w
2,h2)が存在する場合、OPCパターンOPC−1
(w1,h1),OPCパターンOPC−2(w2,h
2)のそれぞれに対して幅w、高さhの情報を登録す
る。OPCパターンOPC−1(w1,h1),OPC
パターンOPC−2(w2,h2)は該当するパターン
コードとその配置座標で表現する。
【0031】例えば、図3に示すように、OPCパター
ンOPC−1(w1,h1)に対しては、幅w1、高さ
h1の情報を登録し、該当するパターンコードとその配
置座標(x2,y2)、配置座標(x4,y4)で表現
する。同様に、OPCパターンOPC−2(w2,h
2)に対しては、幅w2、高さh2の情報を登録し、該
当するパターンコードとその配置座標(x1,y1)、
配置座標(x3,y3)で表現する。
【0032】図4は、描画装置内で行う実パターンレイ
ヤー10、OPCパターンレイヤーの論理処理に対する
パターン概念図であって、同図(a)は凸方向のOPC
パターン16に対するOPCパターン配置処理に対する
パターン概念図、同図(b)は実パターン11と凸方向
のOPCパターン16のOR処理に対するパターン概念
図、同図(c)はOPCパターン配置処理に対するパタ
ーン概念図、同図(d)は実パターン11と凹方向のO
PCパターン18に対するOPCパターン13のXOR
処理に対するパターン概念図であるである。
【0033】本実施の形態のOPCパターン用のパター
ンデータ作成方法を用いたレチクルの描画方法では、上
記OPCパターン用のパターンデータ作成方法で生成・
出力した電子ビーム描画データ14を受けとり、以下の
諸工程(第1工程〜第4工程)を行う。
【0034】第1工程では、上記OPCパターン用のパ
ターンデータ作成方法で生成・出力した電子ビーム描画
データ14をフィールドに分割する。
【0035】第1工程に続いて、描画を行うフィールド
について順次以下の第2工程〜第4工程を行う。
【0036】第2工程では、各パターンに対する処理と
して以下の諸工程(第2−1工程〜第2−4工程)を実
行する。
【0037】第2−1工程では、該当フィールドに配置
される凸方向のOPCパターン16を図4(a)に示す
ような図形イメージで配置する。
【0038】第2−2工程では、配置した凸方向のOP
Cパターン16とそのフィールド内の実パターン11に
対して図4(b)に示すようにOR処理する。
【0039】第2−3工程では、該当フィールドに配置
される凹方向のOPCパターン18を図4(c)に示す
ような図形イメージで配置する。
【0040】第2−4工程では、第2−3工程で配置し
た凹方向のOPCパターン18の図形イメージと、上記
第2−2工程で作成した凸方向のOPCパターン16の
図形イメージを図4(d)に示すようにXOR処理す
る。
【0041】第3工程では、パターンライブラリーに対
する処理を実行する。具体的には、該当フィールドに配
置されるパターンライブラリーに登録されている凹方向
のOPCパターン18、凸方向のOPCパターン16
が、OPC処理後のライブラリーに登録されているか否
かをチェックする。当該OPC処理後のライブラリーに
登録されていない場合には、以下の諸工程(第3−1工
程〜第3−5工程)を実行する。
【0042】第3−1工程では、パターンライブラリー
内に発生される凸方向のOPCパターン16を図4
(a)に示すような図形イメージで配置する。
【0043】第3−2工程では、配置した凸方向のOP
Cパターン16とそのパターンライブラリー内の実パタ
ーン11を図4(b)に示すようにOR処理する。
【0044】第3−3工程では、パターンライブラリー
内に発生される凹方向のOPCパターン18を図4
(c)に示すような図形イメージで配置する。
【0045】第3−4工程では、第3−3工程で配置し
た凹方向のOPCパターン18の図形イメージと、第3
−2工程で作成したパターンの図形イメージを図4
(d)に示すようにXOR処理する。
【0046】第3−5工程では、XOR処理後の結果を
OPC処理後のパターンライブラリーに登録する。
【0047】第4工程では、該当フィールド内に配置さ
れるOPC処理後のパターンライブラリーのアレイ構造
を展開し、全てのパターンをフラットの状態にする。
【0048】以上説明したように第1の実施の形態で
は、OPCパターン13(凸方向のOPCパターン1
6,凹方向のOPCパターン18)をコード化し、レチ
クルの描画前の最後の段階で展開して論理処理を実行し
ている。これにより、従来のパターンデータ作成方法お
よびレチクルの描画方法に比べて電子ビーム描画データ
14のデータ容量が軽減され、その結果、データ変換処
理後のデータハンドリング時間の増加、および生産資源
に対する負荷の増加を緩和できるようになる。特に、メ
モリ品種のような繰り返しパターンが多いパターンに対
しては、本発明のパターンライブラリーの概念を適用す
ることによって電子ビーム描画データ14のデータ容量
の削減を図ることができるようになるといった効果を奏
する。
【0049】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、レチクルの電子ビーム描画データ14の作成におい
て、OPCパターン13の発生に起因する電子ビーム描
画データ14のデータ容量増加を緩和することができ
る。これにより、データハンドリングの時間を短縮する
ことができ、レチクル作成におけるスループットを大幅
に改善できるようになるといった効果を奏する。
【0050】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2を図面に基づいて詳細に説明する。図5は、同図
(a)はホール系パターンにおける従来のパターンデー
タ作成方法の適用例の概念図、同図(b)はホール系パ
ターンにおける本発明のパターンデータ作成方法の適用
例の概念図であるである。
【0051】まず最初に、ホール系のパターンについて
通常の設計データ12から電子ビーム描画データ14へ
のデータ変換処理を行うケースにおいては、ホール系の
パターンは図5(a)に示すような9個の矩形、すなわ
ち、図中に示す矩形パターン1〜9の9パターンに分割
される。一つの矩形の情報として、配置座標x−ma
x、配置座標y−max、配置座標x−min、配置座
標y−minの4データが必要になる。当該矩形分割処
理後に9パターンに分割されているため、一つのホール
系のパターンに対して、合計36データ(=4データ×
9パターン)が必要となる。
【0052】これに対して、本実施の形態のパターンデ
ータ作成方法では、パターンライブラリー化しているた
め、図5(b)に示すように、実パターン11の配置座
標x−max、配置座標y−max、配置座標x−mi
n、配置座標y−minの4データと、凸方向のOPC
パターン16についての4パターンのOPCパターンコ
ードの配置座標x、配置座標yとパターンコードの3デ
ータで、一つのホール系のパターンに対して、合計16
データ(=4データ+3データ×4パターン)で足りる
ことになる。すなわち、本実施の形態の従来のパターン
データ作成方法によれば、従来のパターンデータ作成方
法の半分以下のデータ容量で済むことがわかる。
【0053】また、凸方向のOPCパターン16を12
8×128個配置した場合、従来のパターンデータ作成
方法では、589824(=36×128×128)デ
ータとなる。一方本実施の形態のパターンデータ作成方
法では、半分以下の262144(=16×128×1
28)データとなる。
【0054】同様に、凸方向のOPCパターン16に対
して従来のパターンデータ作成方法を適用して16×1
6個配置した場合には1億5千万パターンになるが、本
実施の形態のパターンデータ作成方法を適用してパター
ンライブラリー化した場合には、パターンライブラリー
一つ分のデータ数については262144データ、配置
情報x,yとアレイ情報array−x,array−
yについては4データで済むので、合計2162148
(=262144+4)データで表現できることがわか
る。
【0055】なお、本発明が上記各実施形態に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲内において、上記各実施形
態は適宜変更され得ることは明らかである。また上記構
成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にす
ることができる。また、各図において、同一構成要素に
は同一符号を付している。
【0056】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、レチクルの電子ビーム描画データの作成において、
OPCパターンの発生に起因する電子ビーム描画データ
のデータ容量増加を緩和することができる。これによ
り、データハンドリングの時間を短縮することができ、
レチクル作成におけるスループットを大幅に改善できる
ようになるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における実パターン、OPCパターン
レイヤーの概念図である。
【図2】 設計データ、描画データの階層構造、および
各階層、レイヤーのパターンイメージの概念図である。
【図3】 OPCレイヤーにおけるOPCコードおよび
配置座標の概念図である。
【図4】 描画装置内で行う実パターンレイヤー、OP
Cパターンレイヤーの論理処理に対するパターン概念図
である。
【図5】 ホール系パターンにおける従来のパターンデ
ータ作成方法の適用例の概念図、およびホール系パター
ンにおける本発明のパターンデータ作成方法の適用例の
概念図である。
【図6】 従来のデータ処理システムの概念を説明する
ためのフロー図である。
【図7】 従来のデータ処理方法における実パターン、
OPCパターンに対する論理処理および矩形分割処理の
概念図である。
【符号の説明】
10 実パターンレイヤー、11 実パターン、12
設計データ、13 OPCパターン、14 描画デー
タ、16 凸方向のOPCパターン、18 凹方向のO
PCパターン、20 凸パターンレイヤー、30 凹パ
ターンレイヤー、A,B ライブラリー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 1/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レチクルの電子ビーム描画データの作成
    の際に、実パターンを実パターンレイヤーに出力し、凸
    方向のOPCパターンの形状を表現するパターンを当該
    凸方向のOPCパターンに対するOPCパターンレイヤ
    ーである凸パターンレイヤーに出力し、凹方向のOPC
    パターンの形状を表現するパターンを当該凹方向のOP
    Cパターンに対するOPCパターンレイヤーである凹パ
    ターンレイヤーに出力する工程と、当該実パターンレイ
    ヤー、当該凸パターンレイヤーおよび当該凹パターンレ
    イヤーの合計3レイヤーのパターンデータを生成・出力
    する工程と、当該実パターン、当該凸方向のOPCパタ
    ーンおよび当該凹方向のOPCパターンレチクルの描
    画前の最後の段階で展開して論理処理を実行してレチク
    ルの電子ビーム描画データを作成するレチクルの描画工
    程を有することを特徴とするレチクルの描画方法。
  2. 【請求項2】 前記レチクルの描画工程は、該当フィー
    ルドに配置される前記凸方向のOPCパターンを所定の
    図形イメージで配置する配置工程を含むことを特徴とす
    る請求項に記載のレチクルの描画方法。
  3. 【請求項3】 前記レチクルの描画工程は、配置した前
    記凸方向のOPCパターンとそのフィールド内の前記実
    パターンに対してOR処理するOR処理工程を含むこと
    を特徴とする請求項に記載のレチクルの描画方法。
  4. 【請求項4】 前記レチクルの描画工程は、該当フィー
    ルドに配置される前記凹方向のOPCパターンを所定の
    図形イメージで配置する配置工程を含むことを特徴とす
    る請求項に記載のレチクルの描画方法。
  5. 【請求項5】 前記レチクルの描画工程は、配置した前
    記凹方向のOPCパターンの図形イメージと、請求項3
    に記載のOR処理工程工程で作成したパターンの図形イ
    メージをXOR処理するXOR処理工程を含むことを
    特徴とする請求項に記載のレチクルの描画方法。
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