JP3361333B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP3361333B2
JP3361333B2 JP10077191A JP10077191A JP3361333B2 JP 3361333 B2 JP3361333 B2 JP 3361333B2 JP 10077191 A JP10077191 A JP 10077191A JP 10077191 A JP10077191 A JP 10077191A JP 3361333 B2 JP3361333 B2 JP 3361333B2
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正 斉藤
幸範 小泉
裕士 長谷川
和夫 塩澤
隆志 皆木
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、画面の各部において
ントの合った静止画像を得ることのできるスチルビデオ
カメラ等の固体撮像装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、被写体からの光をCCDに代表さ
れる固体撮像素子により電気的信号に変換して、磁気デ
ィスク等の記録媒体に記録する構成のスチルビデオカメ
ラが普及しつつある。 【0003】ところで、例えば、被写体が風景をバック
にした人物であるとすると、遠くの風景にピントが合う
か、近くの人物に風景が合うかして、画面の各部におい
てピントが合った写真を得ることはできない。 このた
め、撮影条件を変えた撮影を複数回連続的に行わせる撮
影モード(オートブラケット機能)を持たせる必然性が
高い(特開平3−36886号公報参照)。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オートブラケット機能は、1個のCCDにより複数回連
続的に撮影するもので、一定の時間隔を必要とするた
め、その間に被写体が動いたりすると、同一の被写体と
はいえなくなってしまう。また、単に複数枚の撮影を行
ってその中から1枚を選択するものであるので、被写界
深度が浅い場合、画面の各部においてピントが合った1
枚の写真を得ることはできなかった。 【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、画面の各部においてピントの合った静止画像を得る
ことのできる固体撮像装置を提供することを目的とす
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】このため、本発明は、図
1に示すように、光学系を介して導かれる光を少なくと
も2以上に分光する分光手段と、第1、第2の分光路に
各々配置された第1、第2の固体撮像素子と、前記第
1、第2の固体撮像素子に対する焦点位置を互いに異な
らせて固体撮像素子に同時に撮影を行わせる撮影手段
と、前記第1、第2の固体撮像素子により得られた
1、第2の画像信号をそれぞれ記憶する第1、第2の
憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶された第2の画像
信号の合焦している画像部分を、前記第1の記憶手段に
記憶された第1の画像信号に上書きする画像合成手段
、を備えることにより、複数の画像信号から、合焦し
た1画面が得られるように構成する。 【0007】 【作用】上記の構成においては、少なくとも第1、第2
固体撮像素子により、同一の被写体を焦点位置を互い
に異ならせて同時に撮影する。そして、第1、第2の
体撮像素子により得られた第1、第2の画像信号をそれ
ぞれ一時的に記憶してから、これらの画像信号を撮影条
件に応じて合成する。すなわち、第2の記憶手段に記憶
された第2の画像信号の合焦している画像部分を、第1
の記憶手段に記憶された第1の画像信号に上書きする
とにより、画面の各部においてピントの合った静止画像
を得る。 【0008】 【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。第1図に
示すように、光学系を介して導かれた光は、分光手段に
より、少なくとも2つに分光され、第1、第2の固体撮
像素子(CCD)に導かれる。ここで、撮影手段によ
り、第1、第2の固体撮像素子に対する焦点位置を互い
に異ならせて各固体撮像素子に同時に撮影を行わせる。
そして、第1、第2の固体撮像素子により得られた第
1、第2の画像信号をそれぞれ第1、第2の記憶手段に
記憶させる。そして、画像合成手段により、第2の記憶
手段に記憶された第2の画像信号の合焦している画像部
分を、第1の記憶手段に記憶された第1の画像信号に上
書きすることにより、複数の画像信号から、合焦した1
画面を得る。 【0009】分光手段の具体例について、図2により説
明する。図2は3個のCCDを使用する場合の例で、光
学系である撮像レンズ1及び絞り2を介して導かれた光
は、分光手段としてのハーフミラー面3,4と、全反射
面5,6との作用により、3つに分光され、1つは光学
フィルタ(オプチカルローパスフィルタ)7を介して第
1のCCD8に、他の1つは光学フィルタ9を介して第
2のCCD10に、また、残りの1つは光学フィルタ11を
介して第3のCCD12にそれぞれ導かれる。 【0010】図2の場合は、3個のCCD8,10,12で
同一被写体を同時に撮影し、このとき、各CCD8,1
0,12に対する焦点位置を互いに異ならせておく。 【0011】次に画像合成手段の具体例について、図3
及び図4により説明する。 画像合成については、各CC
Dにより得られた各画像信号の記憶手段としてバ ッファ
メモリを用い、スチルビデオカメラ内で記録媒体への
録前に合成するようにしてもよいが、カメラでは焦点位
を互いに異ならせて得た複数の画像信号を記録媒体に
個別に記録しておくに止め、カメラとは別体のスチルビ
デオプレイヤーとして設けた画像処理装置にて合成し
て、記録・再生するようにしてもよい。 【0012】図3及び図4に示す例は、2つのCCDを
用い、焦点位置を互いに異ならせて撮影・記録した後、
画像処理装置にて合成するようにしたものである。例え
ば、被写体が風景をバックにした人物であるとすると
図4参照)、同期信号発生回路により発生した同期信
号に同期して、第1のCCDは遠くの風景にピントを合
わせて、第1の画像信号を得、第2のCCDは近くの人
物にピントを合わせて、第2の画像信号を得るものとす
る。 【0013】図3の画像処理装置に入力される第1及び
第2の画像信号(アナログ信号)は、タイミングコント
ローラ41からの入力切換信号に基づき、入力選択スイッ
チ42で親画面のタイミングと子画面のタイミングとに分
割される。最初のタイミングで第1の画像信号(アナロ
グ信号)を親画面として取込むようにタイミングコント
ローラ41にコントロール信号が与えられると、タイミン
グコントローラ41は入力選択スイッチ42により第1の画
像信号を選択する。 【0014】同期信号発生回路43によりタイミング信号
が生成されて、タイミングコントローラ41に入力され
る。これにより、画像信号のタイミングとタイミングコ
ントローラ41との同期を合わせる。選択された第1の画
像信号は、RGBデコード等のプリプロセス部44を経た
後、A/D変換器45にて、タイミングコントローラ41か
ら発生するサンプルクロックによってA/D変換され、
データセレクタ46に入力される。 【0015】データセレクタ46は、通常、A/D変換器
45から入力されるデジタル画像データを、第1及び第2
のメモリバンク47,48側データバスと、D/A変換器49
とに出力するように設定されている。D/A変換器49側
に出力されたデジタル画像データは、そのD/A変換器
49にて、タイミングコントローラ41から発生する出力タ
イミングクロックによってアナログ信号に変換された
後、クロックノイズシェーピング用LPFやRGB−コ
ンポジット映像信号変換などのポストプロセス部50を経
た後、テレビなど他のビデオ機器に出力される。 【0016】ここで、タイミングコントローラ41にメモ
リ取込みのコントロール信号が入力されると、タイミン
グコントローラ41は、例えばRAS/CASやWEなど
の書込みコントロール端子を制御して、第1の記憶手段
としての第1のメモリバンク47に第1の画像信号(デジ
タル信号)を書込む。次に、第2の画像信号(アナログ
信号)を子画面として取込むようにタイミングコントロ
ーラ41にコントロール信号が与えられると、タイミング
コントローラ41は入力選択スイッチ42への入力切換え信
号を第2の画像信号の側へ切換えて、これを入力させ
る。そして、前記と同様の処理を施した後、第2の記憶
手段としての第2のメモリバンク48に第2の画像信号
(デジタル信号)を書込む。 【0017】この状態を記述したものが図4の(a),
(b)である。この状態から、第2のメモリバンク48か
図4の(c)のごとくピントの合っている部分(人物
の部分)のデータだけを抜き出し、第1のメモリバンク
47の上にブロック転送して、上書きすることで、第1メ
モリバンク47の画像信号は図4の(d)の状態となる。
上書きされた下の画像は破壊されるが、その分は上書き
されたものよりもピンボケであり、不要な部分であるの
で、差支えない。 【0018】尚、ピントの合っている部分だけを抜き出
す方法としては、ピントが合っているものほど高周波数
成分が増大するので、画面の各部毎にハイパスフィルタ
を通すことによりその高周波数成分を取出し、該成分を
積分回路で積分することにより、画面の各部毎の高周波
数成分量を検出し、その量を各部間で比較することによ
りピントが合っている部分を検出する方法などをとる。 【0019】次に上書き状態の第1メモリバンク47のメ
モリ内容をタイミングコントローラ41の制御信号により
データセレクタ46に出力し、データセレクタ46内では、
タイミングコントローラ41からのメモリ出力制御信号に
より、A/D変換データの信号からメモリデータの信号
へ入力選択を切換え、メモリデータをD/A変換器49側
に出力し、更にポストプロセス部50を経てビデオ出力を
得る。 【0020】3枚以上の画面を基に1枚の画面を得る場
合は上記の合成を重ねていけばよい。但し、合成される
側のメモリバンクは常に合成する側よりも遠方にピント
が合っているようにする。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
なくとも第1、第2の固体撮像素子により、同一の被写
体を焦点位置を互いに異ならせて同時に撮影して、第
1、第2の画像信号を得、第2の画像信号の合焦してい
る画像部分を、第1の画像信号に上書きして合成するこ
とにより、画面の各部においてピントの合った静止画像
を得ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の構成を示す機能ブロック図 【図2】 3つのCDDを用いる場合の分光手段の具体
例を示す図 【図3】 2つのCCDを用いる場合の画像処理装置の
回路構成図 【図4】 図3の例における画像合成の処理の流れを示
す図 【符号の説明】 1 撮像レンズ 2 絞り 3,4 ハーフミラー面 8 第1のCCD 10 第2のCCD 12 第3のCCD46 データセレクタ 47 第1のメモリバンク 48 第2のメモリバンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩澤 和夫 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ 株式会社内 (72)発明者 皆木 隆志 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ 株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−162482(JP,A) 特開 昭60−52171(JP,A) 特開 平4−196776(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/232 H04N 5/235

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】光学系を介して導かれる光を少なくとも2
    以上に分光する分光手段と、第1、第2の 分光路に各々配置された第1、第2の固体
    撮像素子と、前記第1、第2の 固体撮像素子に対する焦点位置を互い
    に異ならせて固体撮像素子に同時に撮影を行わせる
    手段と、前記第1、第2の 固体撮像素子により得られた第1、第
    2の画像信号をそれぞれ記憶する第1、第2の記憶手段
    と、前記第2の記憶手段に記憶された第2の画像信号の合焦
    している画像部分を、前記第1の記憶手段に記憶された
    第1の画像信号に上書きする 画像合成手段と、 を備えることにより、複数の画像信号から、合焦した1
    画面が得られるようにしたことを特徴とする固体撮像装
    置。
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