JPH0334784A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、例えばＣＣＤ　（電荷結合素子）からなる固
体撮像素子を使用したセンタフォーカス機能を有するカ
メラに関する。

［従来技術とその問題点］ 一般に、カメラによる彼写体の撮影において、該披写体
の中心部のみにピントを合致させ、その周囲をピンぼけ
状態にする撮影技法が知られている。

従来、このような撮影技法により撮影を行なうには、セ
ンタフォーカスと呼ばれる特殊なフィルタを用い、この
センタフォーカスフィルタをカメラにおける撮像レンズ
の前面に取付ける必要がある。

このため、フィルタの取付け、取外しが面倒であり、通
常フォーカスモードとセンタフォーカスモードとの切換
えを簡単に行なうことができない。

［発明の目的］ 本発明は上記のような問題点に鑑みなされたもので、セ
ンタフォーカスフィルタを必要とすることなく、容易に
センタフォーカス効果を生じさせた撮像データを得るこ
とが可能になるセンタフォーカス機能を有するカメラを
提供することを目的とする。

［発明の要点］ すなわち本発明に係わるセンタフォーカス機能を有する
カメラは、撮像手段と、この撮は手段により得られる撮
像信号の内の一部信号の高周波成分を除去する高周波除
去手段と、この高周波除去手段により高周波成分の除去
された一部ｖｉｉ像信号と上記撮像手段により得られた
他の部分の撮像信号とを合成する信号合成手段とを備え
、上記撮像手段により得られた画像データの一部がピン
はけ状態になるよう構成したものである。

［発明の実施例］ 以下図面により本発明の一実施例を説明する。

第１図はセンタフォーカス機能を何するカメラの電子回
路の構成を示すもので、このカメラにはＣＰＵ等により
溝底される制御部１１が備えられ、レリーズスイッチや
撮像モードの切換えキー等を有するキー及びスイッチか
らの操作信号に応じて回路各部の動作が制御される。

一方、撮像レンズ１３を通して人１・１される被写体の
光学画像は、絞り１４を介してＣＣＤイメージセンサ１
５の画素餉域に結像される。ここで、被写体にχ１する
ピントは、予め図示しないオートフォーカス制御部によ
り撮像レンズ１３か光軸方向にｒｌ動的に移動調整され
合致される。

ＣＣＤイメージセンサ１５は、画素領域の画素それぞれ
において、被写体像の濃淡に応じた電荷を蓄積するもの
で、該画素領域はＨドライブ１６及びＶドライブ１７に
より水平走査及び垂直走査され、各画素毎の蓄積電４：
ｆが順次画像信号として出力される。ここで、Ｈドライ
ブ１６及び■ドライブ１７は、制御部１１に接続された
タイミング信号駆動部１８によりＣＣＤ走査タイミング
が制御される。

上記ｃ　ＣＤイメージセンサ１５から出力される画像信
号は、アンプ１９を介して第１セレクタ２０に送られる
一ノｊて、ローパスフィルタ（ＬＰＦ）２１及びデイレ
イライン回路２２に送られる。ローパスフィルタ２１は
、ＣＣＤイメージセンサ１５から与えられる画像信号の
高周波成分を除去し、その信号波形のエツジをなたらか
にして、ピンはけ状態の画像信号を作成するもので、こ
のローパスフィルタ２１からのピンはけ画像信号は、可
変利得アンプ２３を介して第２セレクタ２４に送られる
。

また、上記デイレイライン回路２２は、上記ローパスフ
ィルタ２１と同等の信号遅延を生しさせるもので、この
デイレイライン回路２２二より時間遅延を生じただけの
ピント合致状態にある両（９信号も上記第２セレクタ２
４に送られる。

第２セレクタ２４は、セレクタ切替制御部２５により上
記Ｈドライブ１６及びＶドライブ１７によるＣＣＤ走査
タイミングに基づきＣＣＤ走査項域頭載じて切替制御さ
れるもので、予め定められたセンタフォーカス領域では
上記デイレイライン回路２２からのピント合致状態にあ
る画像信号が選択され、また、該センタフォーカス領域
以外の非センタフォーカス領域では上記ローパスフィル
タ２１からのピンぼけ画像信号が選択される。そして、
この第２セレクタ２４による選択画像信号は上記第１セ
レクタ２０に送られる。この第１セレクタ２０は、キー
及びスイッチ１２からのモード切換え信号に応じて制御
部１１により切替制御されるしので、通常フォーカスモ
ード指定時には、ＣＣＤ出力画像信号がｎ接選択され、
また、センタフォーカスモード指定１侍には、上記第２
セレクタ２４により選択されたピンはけ画像信号及びピ
ント合致画像信号が選択される。そして、この第１セレ
クタ２０による選択画像信号は、５己録処狸１す１路に
送られてＡ／Ｄ変換処狸及び記憶装置への書込み処理が
なされる。

次に、上記構成によるセンタフォーカス機能を６″する
カメラの動作を説明する。

第２図はＣＣＤイメージセンサ１５の１水゛Ｉ＝走査処
理に伴なう回路各部（Ｓ、Ａ−Ｄ）の動作波形を示すも
ので、例えばモード切換えキーにより通常フォーカスモ
ードが指定された場合には、第１セレクタ２０はＣＣＤ
イメージセンサ１５側に切替えられる。すると、ピント
合致状態にあるＣＣＤ出力画像信号（Ａ）は、直接第１
セレクタ２０を介して記録処理回路側に送られ、Ａ／Ｄ
変換処理された後、ＲＡＭ等の画像データメモリに記録
される。

一方、センタフォーカスモードが指定された場合には、
第１セレクタ２０は第２セレクタ２４側に切替えられる
。ここで、第２セレクタ２４は、セレクタ切替制御部２
５からの切替信号（Ｓ）により、非センタフォーカス領
域の走査期間にはローパスフィルタ２１側に、また、セ
ンタフォーカス領域Ｆ、の走査期間にはデイレイライン
回路２２側に切替えられるので、センタフォーカス領域
Ｆｃでは一定時間遅延されたピント合致状態にある画像
信号（Ｃ）が得られ、非センタフォーカス領域では一定
時間遅延され且つ高周波成分の除去されたピンぼけ画像
信号（Ｂ）が得られ、その合成信号（Ｄ）が第２セレク
タ２４から出力されることになる。これにより、センタ
フォーカス処理された画像信号（Ｄ）は第１セレクタ２
０を介して記録処理回路に送られ、Ａ／Ｄ変換処理され
た後、ＲＡＭ等の画像データメモリに記録される。

したがって、上記構成のセンタフォーカス機能をＨする
カメラによれば、センタフォーカスモードにおいて、Ｃ
ＣＤイメージセンサ１５における非センタフォーカス領
域の走査期間には、ＣＣＤ出力信号の高周波成分を除去
したピンはけ画像信号が得られ、センタフォーカス領域
の走査期間には、ＣＣＤピント合致画像信号が得られる
ように構成したので、モード切換えキーの操作により容
易にセンタフォーカス効果を生じさせた被写体の撮像処
理を行なうことがＩ″＋１能になる。

［発明の効渠］ 以上のように本発明によれば、撮像手段と、この撮像手
段により得られる撮像（２号の山の一部ｆｒｉ号の高周
波成分を除去する高周波除去手段と、この高周波除去手
段により高周波成分の除去された一部撮像信号と上記撮
像手段により得られた他の部分の撮像信号とを合成する
信号合成手段とを端え、上記撮像手段により得られた画
像データの一部がピンぼけ状態になるよう構成したので
、センタフォーカスフィルタを必要とすることなく、容
易にセンタフォーカス効果を生しさせた撮像データを得
ることが＋ｅ７能になるセンタフォーカス機能を有する
カメラを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わるセンタフォーカス機
能を有するカメラの電子回路の構成を示すブロック図、
第２図は上記センタフォーカス機能をＨするカメラにお
けるＣＣＤＩ水平走査処理に伴なう回路各部の動作波形
を示す図である。 １１・・・制御部、１２・・・キー及びスイッチ、１３
・・・撮像レンズ、１４・・・絞り、１５・・・ＣＯＤ
イメージセンサ、１６・・・Ｈドライブ、１７・・・Ｖ
ドライブ、１８・・・タイミング信号駆動部、２０・・
・第１セレクタ、２１・・・ローパスフィルタ、２２・
・・デイレイライン回路、２４・・・第２セレクタ、２
５・・・セレクタ切替制御部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 撮像手段と、 この撮像手段により得られる撮像信号の内の一部信号の
   高周波成分を除去する高周波除去手段と、この高周波除
   去手段により高周波成分の除去された一部撮像信号と上
   記撮像手段により得られた他の部分の撮像信号とを合成
   する信号合成手段とを具備し、 上記撮像手段により得られた画像データの一部をピンぼ
   け状態にすることを特徴とするセンタフォーカス機能を
   有するカメラ。