JP3361015B2 - ホルダー付きまな板およびまな板ホルダー - Google Patents

ホルダー付きまな板およびまな板ホルダー

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JP3361015B2
JP3361015B2 JP24541796A JP24541796A JP3361015B2 JP 3361015 B2 JP3361015 B2 JP 3361015B2 JP 24541796 A JP24541796 A JP 24541796A JP 24541796 A JP24541796 A JP 24541796A JP 3361015 B2 JP3361015 B2 JP 3361015B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J47/00Kitchen containers, stands or the like, not provided for in other groups of this subclass; Cutting-boards, e.g. for bread
    • A47J47/005Cutting boards

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホルダー付きまな板
およびまな板ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のまな板の多くは、木製や合成樹脂
製の平板状まな板として構成されている。この種のまな
板は、一般に表裏両面が使用可能とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】表裏両面が使用可能な
まな板は、たとえば、一面で肉や野菜を切った後に裏返
して他の面でサラダ等に用いる野菜を切ることができ、
肉や野菜の切りかすや臭いを野菜に残すことなく調理可
能であるので、使い勝手に優れ便利である。
【0004】しかしながら、従来のまな板は、その裏面
が直に調理台や流し台に接する状態で使用されるため、
この面が汚れやすく、そのまま裏返して使うのはきわめ
て不衛生である。特に、大腸菌等が付着した面をそのま
ま使って調理すると、食中毒にかかることが懸念され
る。したがって、このまな板は両面使用可能とは言って
も、衛生面を考えると、裏返して使う場合にはその面を
十分に洗う必要があり、その利点を十分に発揮すること
ができない。
【0005】また、このまな板上で肉や魚を切った後に
裏返して使うと、肉や魚で汚れた面が調理台に接するた
め、調理台を汚してしまう。さらには、水に濡れた野菜
や汁のでる材料を切ったときに、まな板の端から水や汁
がこぼれ落ちてまな板の裏面に溜まり、まな板の裏面お
よび調理台を汚すことになる。
【0006】さらに、使用されたまな板は洗って次回の
使用に備えられるが、この洗った後の濡れたまな板の置
き場所に困ることが多い。これを直に調理台の上に置く
と、せっかく洗った面がまた汚れてしまう可能性があ
り、また調理台に接する面はなかなか乾燥しないため、
湿った状態で長時間放置されるとカビが発生する恐れが
ある。洗ったまな板をそのまま立て掛けたり、立てた状
態で収納するホルダーを使用することもできるが、必ず
しも衛生が確保されないだけでなく、必要なときにその
まますぐに使うことができない。
【0007】さらにまた、調理台のない野外で調理を行
う場合に、従来は土やコンクリートの上に直にまな板を
置いて使用していたが、非衛生的であり、土やコンクリ
ートに接していた裏面を裏返してすぐに使用することが
できない。
【0008】その他、一枚の平板状まな板は、調理台の
上に隙間のない状態で使用されるために持ち上げにく
い、また、両面使用可能とするためには滑り止め加工を
施すことができないため調理の際にまな板が滑って調理
に不便なだけでなく危険である、等の不利欠点を伴って
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、使い勝
手に優れると共に衛生を確保することができる新規な構
成のホルダー付きまな板を提供することを目的とする。
【0010】すなわち本発明によるホルダー付きまな板
は、その両面を調理面として使用可能な略平板状のまな
板と、前記まな板を着脱可能に支持する略皿状のホルダ
ーとからなるホルダー付きまな板において、前記ホルダ
ーの内周縁には前記まな板の周縁部を部分的に支持する
支持手段が間隔を配して設けられ、前記まな板は前記支
持手段上に支持される周縁部のみで前記ホルダーと接し
ており、前記ホルダーの内部には前記まな板の下方にお
いて水を溜めることのできる内部空間が形成され、隣接
する前記支持手段の間の溝部分を介して前記まな板のま
わりと前記ホルダーの内部空間とが連通されることを特
徴とする。
【0011】
【0012】本発明の一態様によれば、まな板の少なく
とも一箇所には外方に突出する外延部が形成され、この
まな板外延部を手で持つことにより、まな板上で切った
食材を鍋や容器に移したり、まな板を裏返したり、ある
いはホルダーに対して簡単に着脱する作業を簡単に行う
ことができる。
【0013】この場合において、ホルダーの外方に突出
する外延部を設けることにより、まな板の周囲からはじ
けあるいは漏れる水や汁を受け止め、ホルダー内部空間
に導くことができる。また、このホルダー外延部の少な
くとも一箇所を切り欠いて切欠部を形成して、該切欠部
にまな板外延部を嵌合することができる。
【0014】好ましくは、該切欠部において、ホルダー
の内部空間に溜まった水を排出可能とすると共に、まな
板外延部の下方に指を入れてまな板を持ち上げることを
可能とする空間が形成される。
【0015】また、本発明の他の態様によれば、まな板
のまわりとホルダーの内壁面との間が少なくとも一箇所
において他の部分よりも広く形成されており、この広い
隙間からホルダーの内部空間に溜まった水を排出可能と
すると共に該隙間に指を入れてまな板を持ち上げること
を可能にする。
【0016】本発明のさらに他の態様によれば、ホルダ
ーの周壁面の高さが少なくとも一箇所において他の部分
よりも低く形成されており、この低い開口部からホルダ
ーの内部空間に溜まった水を排出可能とすると共に該開
口部から指を入れてまな板を持ち上げることを可能にす
る。
【0017】この開口部は、外方に向かうにつれて上昇
する傾斜底面を有する略樋状部分の上方に形成すること
ができる。
【0018】本発明は、さらに、その両面を調理面とし
て使用可能な略平板状のまな板を着脱可能に支持するた
めに用いられるまな板ホルダーを提供するものであっ
て、このまな板ホルダーは、周壁面と底面とからなる上
面開口の略皿状であって内部に水を溜めることのできる
内部空間を有するホルダー本体と、まな板の周縁部を部
分的に支持するべくホルダー本体の内周縁に間隔をおい
て設けられる複数の支持部材と、支持部材上に支持され
た状態のまな板の周縁部の少なくとも一箇所を外側に向
けて露出させるべくホルダー本体に形成される開口部と
を有してなり、該開口部からホルダー本体の内部空間に
溜まった水が排出可能とされると共に、該開口部を介し
てまな板を手で持ち上げることによりまな板がホルダー
本体に対して着脱可能とされることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例によるホ
ルダー付きまな板を示し、その長手方向両端に外延部1
1、11が設けられた両面使用可能な略平板状のまな板
10と、まな板10を着脱可能に支持する略皿状のホル
ダー20とから構成されている。この実施例では、まな
板10は四隅が角切りされた略方形状を有しており、こ
のまな板形状に対応してホルダー20の上面が開口され
ている。
【0020】まな板10は木質や合成樹脂等任意の材質
でよいが、抗菌材料で形成したり表裏面に抗菌加工を施
したものを用いることができる。また、ホルダー20の
表面にはぬめり防止加工を施すことができる。
【0021】以下、図2および図3をも参照して、ホル
ダー20は、略方形状の底面21の周縁部が肉厚に形成
されている。すなわち、底面21の周縁から外方に上昇
する傾斜面22を介して、底面21より若干高い位置に
段部23が形成され、且つ、この段部23上には所定間
隔を配して複数の断面略L字形の支持部材24が配置さ
れている。まな板10は、その周縁部が支持部材24上
に支持されることによりホルダー20上に支持され、こ
の状態においてホルダー底面21とまな板10の裏面と
の間に所定間隔の空間25が確保されるようになってい
る。
【0022】段部23の外方においてホルダー20には
外延部26が一体に形成されており、まな板10を載置
した状態あるいはホルダー20単独で、ホルダー20を
手で持ち上げることを容易にしている。
【0023】なお、まな板10の両端外延部11、11
の位置に対応したホルダー20の長手方向両端部におい
ては、上記した構成とは異なり、底面21の周縁から外
方に緩やかに傾斜する傾斜面27が形成されている。こ
の傾斜面27の上端は段部23よりも低い位置とされ、
外延部26も形成されない(切欠部26’)。すなわ
ち、まな板10がホルダー20上に載置された状態にお
いてもまな板外延部11、11の下方には指が入るだけ
の空間が確保されており、外延部11、11を手で持っ
てホルダー20に対して着脱する作業が容易に行われ
る。
【0024】ホルダー20の底面21には脚部材28が
取り付けられる。脚部材28は底面21の四隅に取り付
けても、その長手方向および幅方向のいずれか一方また
は両方に延長するものとして設けてもよい。脚部材28
は任意材質のものを用いることができるが、発泡ゴム等
の粘着性を有する材料で形成することにより、滑り止め
機能を持たせることができる。脚部材28の裏面に滑り
止め加工を施し、あるいは滑り止め部材を貼着してもよ
い。また、脚部材を用いずに、底面21の裏面側に滑り
止め加工を施してもよい。
【0025】以上のように構成されたホルダー付きまな
板の作用について説明すると、調理の際には、まな板1
0をホルダー20上に載置して使用する。まな板10は
その周縁部のみにおいて支持部材24上に支持され、且
つ、支持部材24は所定間隔をおいて設けられているた
め、水に濡れた野菜や汁の出る材料を切ったときに出る
水分は、まな板10のまわりから支持部材24間の溝2
9を通ってホルダー20内に収容され、調理台等を汚す
ことがない。ホルダー20の外延部26は、ホルダー2
0を手で持ち上げる際の把持手段として働くと共に、ま
な板10の周囲からこぼれ落ちる水分を一旦受け止め、
これを溝29からホルダー20内に円滑に案内する役割
を果たす。
【0026】なお、図2および図3に示されるように、
まな板10の外延部11の根元部分には凹溝12が刻設
されており、調理の際に生じた水分が外延部11に流れ
ることを防止し、凹溝12を伝ってその両側の溝29か
らホルダー20内に案内する役割を果たしている。
【0027】ホルダー20に溜まった水分は、まな板1
0を載置した状態のままでも、一方の切欠部26’に近
い箇所の外延部26あるいは傾斜面27の部分(図3参
照)を片手で持ち上げて斜めにすることにより、他方の
傾斜面27との間の空間から流し台等に簡単に排出させ
ることができる。
【0028】また、まな板10の裏面はその周縁部にお
いて支持部材24と断続的に接触しているに過ぎず、ホ
ルダー底面21とは非接触に保持される。また、上述の
ように調理によって生ずる水分がまな板の裏面を汚すこ
ともない。
【0029】肉や魚を切った後にサラダ用に野菜を切る
場合のように調理面を代えてまな板10を使いたい場合
には、まな板10の外延部11、11を片手または両手
で持って持ち上げ、裏返しにしてホルダー20上に再び
載置すればよい。この場合、肉や魚の汚れで調理台を汚
すことはない。また、上述したように、まな板10の裏
面が他の不衛生な部材や調理後の水分等によって汚され
ることがないため、裏返してすぐに調理面として使用す
ることができる。
【0030】まな板外延部11、11の下方は傾斜面2
7の外側で空間とされているので、切った食材を鍋や容
器に移す場合、あるいは裏返して使用する場合等に、外
延部11の下に指を入れて持ち上げる作業は簡単に行う
ことができる。
【0031】必要な調理が終わったときは、まな板10
をホルダー20から外して洗った後、これを再びホルダ
ー20上に載置した状態として次回の使用に備えること
ができる。繰り返し述べているように、まな板10の裏
面はホルダー底面21と接することなく空間25に接し
た状態で保持されるため、まな板10の表裏両面共が空
気に接触しており、洗って水で濡れたまな板10も短時
間で乾燥し、この状態で長期間放置してもカビが発生す
ることがない。また、まな板10を洗った後の衛生な状
態が両面で維持される。
【0032】まな板10面を熱湯消毒する場合には、ま
な板10をホルダー20に載置した状態で流し台に置い
て上から熱湯を注ぐだけで、簡単に且つ安全に作業する
ことができる。また、漂白殺菌する場合にも、調理台等
の水平な場所に置いたホルダー20上でまな板10面に
均等に漂白液を塗布することができ、しかも流れ落ちた
漂白液は支持部材24間の溝29からホルダー20内に
収容されるため、調理台等を汚すことなく作業を能率良
く行うことができる。
【0033】上述の実施例では、まな板10の長手方向
両端に外延部11、11が形成されているが、図4に示
す実施例のように、一箇所に取っ手として用いられる外
延部11aを有するまな板10aとしてもよい。この場
合、ホルダー20aには外延部26aを一箇所のみにお
いて切り欠いて外延部11aを嵌合する切欠部を形成し
てもよいが、図4のように両端に切欠部26a’を形成
することにより、外延部11aを図4とは反対にしてま
な板10aを載置することも可能にしつつ、ホルダー2
0aに溜まった水分の排出を、外延部11aを嵌合して
いない反対側の切欠部26a’から円滑に行うことがで
きる。
【0034】また、ホルダー20の内周縁の構成の変形
例として、段部23を形成せずに、底面21の周縁から
外方に上昇して外延部26の根元部に至る連続した傾斜
面29を設け、この傾斜面29上に断面略L字形の支持
部材24’を設けたものが、図5に示されている。まな
板10の周囲からこぼれる水分は、段部を持たない連続
した傾斜面29に案内されて、ホルダー20内に収容さ
れる。
【0035】図6および図7には、本発明のさらに別の
実施例によるホルダー付きまな板が示されている。この
実施例では、一般に市販されている略方形平板状のまな
板30を用いるものとされている。このまな板30には
前述の実施例におけるまな板10のように外方に突出す
る外延部11が存在しないため、これをホルダー40に
対して着脱する際にまな板30の裏面側に指を入れるた
めの空間を与えるようにホルダーが設計されている。
【0036】すなわち、この実施例によるホルダー40
は、周壁面41と底面42とからなる上面開口の略皿状
のホルダー本体の内周縁に間隔をおいて複数の支持部材
47、48が設けられ、これら支持部材47、48上に
まな板30の周縁部が載置されることによりまな板30
を着脱可能に支持している。ホルダー40の内部には水
を溜めることのできる内部空間が形成される。
【0037】上記したホルダー40の構成は前述の実施
例におけるホルダー20の構成とほぼ同様であるが、ホ
ルダー20では周壁面上端から外方に延長する外延部2
6の長手方向両端に切欠部26’が形成されているのに
対し、ホルダー40では外延部43の長手方向両端が低
く湾曲状に開口するように形成されている。この湾曲部
44は、支持部材47、48上に載置されたまな板30
の裏面よりも低い位置において、底面42の周縁部から
外側に向かうにつれて上昇する傾斜面45を有してい
る。
【0038】したがって、ホルダー40の内部空間に溜
まった水分を傾斜面45から開口46(図7参照)を介
して容易に排出することができる。また、この開口46
には、支持部材47、48上に支持されたまな板30の
木口縁部分が外側に向けて露出されているため、開口4
6に指を入れてまな板30の裏面を持ち上げることが容
易であり、まな板30の着脱作業を容易にしている。
【0039】湾曲部44の湾曲形状は、水分排出および
まな板着脱のための開口46を中央部において大きく形
成すると共に、ホルダー40の載置面と湾曲部44の間
の空間を大きく形成してホルダー20を持ち上げること
を容易にする上で有利であるが、必ずしも湾曲形状とす
ることは必須ではない。
【0040】なお、図1ないし図3に示される前述の実
施例に示されるホルダー20も、外延部11を持たない
市販型のまな板30を載置収容するために用いることが
可能である。この場合には、ホルダー20の切欠部2
6’には傾斜面22、段部23および支持部材24が存
在しないため、これらに対応するスペース(図3参照)
が水分排出およびまな板着脱のための開口として用いら
れる。
【0041】本発明のホルダー付きまな板は、上述の各
実施例に限定されることなく、様々な変形態様を取り得
る。たとえば、言うまでもないことであるが、まな板や
ホルダーの形状や大きさは任意であり、まな板を載置し
た状態においてそのまわりに水分の通過を許容するに足
る隙間が形成され、且つホルダーの内部にはまな板の下
方において内部空間が形成され、調理により生じた水分
がまな板周囲の隙間から前記支持部材間の溝を通ってホ
ルダー内に収容される構成を有していればよい。
【0042】支持部材は、その上にまな板を安定的に載
置することができるものであれば、その構成や配置を問
わない。たとえば、ホルダーの内周縁の四隅のみに支持
部材を配置し、まな板のほぼ全周囲から水分がホルダー
内に落とし込まれるように構成してもよい。また、支持
部材は、ホルダーとは別個の部材として作成した後に接
着剤その他の任意手法を用いてホルダー内周縁に取り付
けてもよいが、合成樹脂等の成形可能な材料を用いてホ
ルダーと一体的に成形することが特に好適である。
【0043】また、上記においては、本発明をホルダー
付きまな板として説明したが、本発明はまな板用ホルダ
ーとして構成することも可能である。特に、図6および
図7に示される実施例のように、一般に市販されている
まな板30を用いる場合には、その寸法に応じてホルダ
ー40を製作し、まな板30と組み合わせて提供するこ
とに代えて、あるいはそのような提供態様と併せて、ま
な板30とは別個に提供することができるように構成す
ることが好適である。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、両面を調理面として使
用可能なまな板がその周縁部のみにおいてホルダーの支
持部材上に支持されるため、使用中に裏面が汚れること
がない。また、洗った後には短時間で乾燥し、カビの発
生を防止し、まな板の両面を衛生な状態に維持すること
ができる。
【0045】さらに、支持部材間の溝を介して調理の際
に生ずる水分がホルダー内に収容され、調理台等を汚す
ことがない。ホルダーに溜まった水分は、まな板を載置
したままでも、ホルダーを傾けることにより簡単に排出
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるホルダー付きまな板を
示す分解斜視図である。
【図2】図1のホルダ付きまな板の長手方向一端部を拡
大して示す上面図であり、その上半分にはまな板を取り
付けた状態を、下半分にはまな板を外した状態を、それ
ぞれ示す図である。
【図3】図2におけるX−X切断線による縦断面図であ
る。
【図4】本発明の別の実施例によるホルダー付きまな板
を示す上面図である。
【図5】ホルダーについての変形構成例を示す図3と同
様の縦断面図である。
【図6】本発明のさらに別の実施例によるホルダー付き
まな板を示す分解斜視図である。
【図7】図6のホルダー付きまな板の側面図である。
【符号の説明】
10、10a まな板 11、11a まな板外延部 20、20a ホルダー 21 ホルダー底面 24 支持部材 25 空間 26、26a ホルダー外延部 26’、26a’ ホルダー外延部の切欠部 29 支持部材間の溝 30 まな板 40 ホルダー 41 ホルダー周壁面 42 ホルダー底面 43 ホルダー外延部 44 ホルダー湾曲部 45 傾斜面 46 開口 47、48 支持部材

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その両面を調理面として使用可能な略平板
    状のまな板と、前記まな板を着脱可能に支持する略皿状
    のホルダーとからなるホルダー付きまな板において、
    記ホルダーの内周縁には前記まな板の周縁部を部分的に
    支持する支持手段が間隔を配して設けられ、前記まな板
    は前記支持手段上に支持される周縁部のみで前記ホルダ
    ーと接しており、前記ホルダーの内部には前記まな板の
    下方において水を溜めることのできる内部空間が形成さ
    、隣接する前記支持手段の間の溝部分を介して前記ま
    な板のまわりと前記ホルダーの内部空間とが連通される
    ことを特徴とするホルダー付きまな板。
  2. 【請求項2】前記まな板の少なくとも一箇所に外方に突
    出する外延部が形成されることを特徴とする請求項1の
    ホルダー付きまな板。
  3. 【請求項3】前記ホルダーの外方に突出する外延部が設
    けられると共に、前記まな板外延部を嵌合可能とすべく
    前記ホルダー外延部の少なくとも一箇所が切り欠かれて
    切欠部とされていることを特徴とする請求項のホルダ
    ー付きまな板。
  4. 【請求項4】前記ホルダー外延部の切欠部において、前
    記ホルダーの内部空間に溜まった水を排出可能とすると
    共に前記まな板外延部の下方に指を入れて前記まな板を
    持ち上げることを可能とする空間が形成されることを特
    徴とする請求項のホルダー付きまな板。
  5. 【請求項5】前記まな板のまわりと前記ホルダーの内壁
    面との間が少なくとも一箇所において他の部分よりも広
    く形成されており、この広い隙間から前記ホルダーの内
    部空間に溜まった水を排出可能とすると共に該隙間に指
    を入れて前記まな板を持ち上げることを可能にしている
    ことを特徴とする請求項1のホルダー付きまな板。
  6. 【請求項6】前記ホルダーの周壁面の高さが少なくとも
    一箇所において他の部分よりも低く形成されており、こ
    の低い開口部から前記ホルダーの内部空間に溜まった水
    を排出可能とすると共に該開口部に指を入れて前記まな
    板を持ち上げることを可能にしていることを特徴とする
    請求項1のホルダー付きまな板。
  7. 【請求項7】前記開口部が、外方に向かうにつれて上昇
    する傾斜底面を有する略樋状部分の上方に形成されるこ
    とを特徴とする請求項のホルダー付きまな板。
  8. 【請求項8】その両面を調理面として使用可能な略平板
    状のまな板を着脱可能に支持するために用いられるまな
    板ホルダーであって、周壁面と底面とからなる上面開口
    の略皿状であって内部に水を溜めることのできる内部空
    間を有するホルダー本体と、前記まな板の周縁部を部分
    的に支持するべく前記ホルダー本体の内周縁に間隔をお
    いて設けられる複数の支持部材と、前記支持部材上に支
    持された状態の前記まな板の周縁部の少なくとも一箇所
    を外側に向けて露出させるべく前記ホルダー本体に形成
    される開口部とを有してなり、前記開口部から前記ホル
    ダー本体の内部空間に溜まった水が排出可能とされると
    共に、前記開口部を介して前記まな板を手で持ち上げる
    ことにより前記まな板が前記ホルダー本体に対して着脱
    可能とされることを特徴とするまな板ホルダー。
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