JP3360656B2 - 防汚性水洗式小便器及び防汚性水洗式小便器用貼着フィルム - Google Patents
防汚性水洗式小便器及び防汚性水洗式小便器用貼着フィルムInfo
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Description
む)防汚性を有する小便器に関する。また、防汚性水洗
式小便器用貼着フィルムに関する。
は、便器の便鉢面を清浄に保ち、衛生性や美観を高く保
つために役立つ。そのための方法として、従来、例えば
特開平4−240171号公報に示すように、施釉製品
においてその表面にフッ素を含む化学吸着単分子膜を、
シロキサン系単分子膜を介して形成する方法が提案され
ている。そして、かかる構造にすることにより、施釉製
品表面が撥水性になり、便器汚物や茶渋等の水性汚れが
生じにくくなることも開示されている。
ような撥水処理を従来の一般的な水洗式小便器の便鉢面
に行うと、便鉢部の上方の淀掛け部に設けられた小孔か
ら出た洗浄水が便鉢面全体に行き渡らずに筋状に流れ落
ち、洗浄水が供給されない不洗浄領域が残るという問題
点があった。
領域では、撥水剤の効果により汚れが容易に落ちて、き
れいな表面になるが、洗浄水が供給されない領域では、
汚れがそのまま残っていた。即ち、汚れが落ちてきれい
になった部分と、汚れが洗い落とされずに残ったままの
部分とがまだら状に形成されるため、汚れが却って目立
ってしまうという問題があった。
であり、便鉢面全体の汚れの発生を確実に防止すること
ができる水洗式小便器及び防汚性水洗式小便器用貼着フ
ィルムを提供することを目的とする。
解決すべく、撥水性の被膜が形成された便鉢面と、前記
便鉢面上部に配設された洗浄水を噴出する噴出手段とを
備え、前記被膜は、撥水性被膜が表面に形成された貼着
フィルムを、水洗式小便器の便鉢面に被着せしめること
により形成されていることを特徴とする防汚性水洗式小
便器を提供する。そうすることにより、便鉢面全体に洗
浄水が行き渡るようになり、撥水性被膜の有する防汚効
果が便鉢面全体で発揮されるようになる。
出手段は、水平面からの角度の異なる複数の吐水口を有
するようにする。そうすることにより、便鉢面全体に洗
浄水がより行き渡りやすくなり、撥水性被膜の有する防
汚効果が便鉢面全体でより発揮されるようになる。
出手段は、洗浄水に気泡を混入させて噴出するものであ
るようにする。そうすることにより、洗浄効果向上と節
水効果が同時に発揮される。
被膜はシリコーン含有被膜であるようにする。シリコー
ン被膜を利用することにより、施釉面(無機物質)から
なる便鉢面にシロキサン結合を介して固着するので、被
膜の密着性や耐摩耗性が向上する。
被膜には、フッ素成分が含有されているようにする。フ
ッ素成分が含有されていることにより、撥水効果が向上
し、防汚効果が向上する。
被膜には、有機架橋が形成されているようにする。有機
架橋が形成されているようにすることにより、被膜の耐
アルカリ性が向上し、施尿による被膜の劣化が抑制され
る。
用可能な撥水性の被膜について説明する。本発明におけ
る撥水性の被膜には、接触角測定器による水との接触角
が90度以上である被膜が利用でき、好ましくは110
度以上であり、より好ましくは140度以上である。
金属成分及び/又はポーリングの電気陰性度の尺度が
1.0未満の金属成分が含有されていてもよい。ここ
で、原子価が一価の金属成分としては、Li、Na、
K、Rb、Cs、Ag、Cu、Au等が好適に利用可能
であり、ポーリングの電気陰性度の尺度が1.0未満の
金属成分としては、Li、Na、K、Rb、Cs、B
a、Srが好適に利用可能である。
膜、フッ素樹脂被膜、フッ素化合物被膜、シリコーンと
フッ素樹脂を含有する被膜、シリコーンとフッ素化合物
を含有する被膜等が好適に利用できる。
ン中のケイ素原子に1つ以上の有機基が結合されている
シリコーン、すなわち、平均組成式RpSiXqO(4
−p−q)/2(式中、Rは、炭素数1〜18の一価の
有機基、Xは炭素数1〜4のアルコキシ基であり、p及
びqは、0<p<2、0<q<4、0<p+q<4を満
足する数である)で表される未硬化のシリコーンを、便
鉢面に適用し硬化させることにより得ることが可能であ
る。ここで適用方法としては、スプレーコーティング、
刷毛塗り、スポンジ塗り等の周知の方法が利用できる。
シリコーンの硬化にも、常温放置、加熱、紫外線照射等
の周知の方法が利用できる。また、離型シートと、前記
離型シート上に配置された接着剤層と、前記接着剤層上
に配置された可撓性フィルムと、前記可撓性フィルム表
面に形成されたシリコーン含有被膜からなる貼着フィル
ムを用い、前記離型シートを剥がして水洗式便器の便鉢
面に前記接着剤層を接触せしめることによってもシリコ
ーン被膜をが形成可能である。
誘導体モノマー(分子当り2個の加水分解性基を有し、
各ケイ素原子に2つの酸素原子が結合した2官能シロキ
サン結合を形成するモノマー)及び/又は3官能シラン
誘導体モノマー(分子当り3個の加水分解性基を有し、
各ケイ素原子に3つの酸素原子が結合した3官能シロキ
サン結合を形成するモノマー)を必須成分とし、必要に
応じて4官能シラン誘導体モノマー(分子当り4個の加
水分解性基を有し、各ケイ素原子に4つの酸素原子が結
合した4官能シロキサン結合を形成するモノマー)を配
合させた組成物を、加水分解、縮重合させることにより
得られる。
メチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、
ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシ
ラン、フェニルメチルジメトキシシラン、フェニルメチ
ルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチル
ジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジ
エトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメ
チルジメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロ
ピルメチルジエトキシシラン、γ−アミノプロピルメチ
ルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジエト
キシシラン、ヘプタデカフルオロオクチルメチルジメト
キシシラン、ヘプタデカフルオロオクチルメチルジエト
キシシラン等が好適に利用できる。
メトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、メチルト
リイソプロポキシシラン、メチルトリt−ブトキシシラ
ン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシ
ラン、エチルトリイソプロポキシシラン、エチルトリt
−ブトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニル
トリエトキシシラン、ビニルトリイソプロポキシシラ
ン、ビニルトリt−ブトキシシラン、n−プロピルトリ
メトキシシラン、n−プロピルトリエトキシシラン、n
−プロピルトリイソプロポキシシラン、n−プロピルト
リt−ブトキシシラン、n−ヘキシルトリメトキシシラ
ン、n−ヘキシルトリエトキシシラン、n−ヘキシルト
リイソプロポキシシラン、n−ヘキシルトリt−ブトキ
シシラン、n−デシルトリメトキシシラン、n−デシル
トリエトキシシラン、n−デシルトリイソプロポキシシ
ラン、n−デシルトリt−ブトキシシラン、n−オクタ
デシルトリメトキシシラン、n−オクタデシルトリエト
キシシラン、n−オクタデシルトリイソプロポキシシラ
ン、n−オクタデシルトリt−ブトキシシラン、フェニ
ルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、
フェニルトリイソプロポキシシラン、フェニルトリt−
ブトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリイソプロポキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリt−ブトキシシラ
ン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキ
シル)エチルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポ
キシシクロヘキシル)エチルトリイソプロポキシシラ
ン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リt−ブトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプ
ロピルトリエトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシ
プロピルトリイソプロポキシシラン、γ−(メタ)アク
リロキシプロピルトリt−ブトキシシラン、γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリ
エトキシシラン、γ−アミノプロピルトリイソプロポキ
シシラン、γ−アミノプロピルトリt−ブトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−
メルカプトプロピルトリエトキシシラン、γ−メルカプ
トプロピルトリイソプロポキシシラン、γ−メルカプト
プロピルトリt−ブトキシシラン、トリフルオロプロピ
ルトリメトキシシラン、トリフルオロプロピルトリエト
キシシラン、トリフルオロプロピルトリイソプロポキシ
シラン、トリフルオロプロピルトリt−ブトキシシラ
ン、ヘプタデカフルオロオクチルトリメトキシシラン、
ヘプタデカフルオロオクチルトリエトキシシラン、ヘプ
タデカフルオロオクチルトリイソプロポキシシラン、ヘ
プタデカフルオロオクチルトリt−ブトキシシラン等が
好適に利用できる。
キシシラン、テトラエトキシシラン、テトライソプロポ
キシシラン、テトラt−ブトキシシラン、ジメトキシジ
エトキシシラン等が好適に利用できる。
シドキシプロピル基、β−(3、4−エポキシシクロヘ
キシル)基、γ−(メタ)アクリロキシ基等を有するも
のは、シロキサン架橋以外の有機架橋が形成可能であ
り、好ましい。
常温硬化性を高めるために、硬化剤を添加してもよい。
硬化剤としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、ナトリウムメチラート、酢酸
ナトリウム、ギ酸ナトリウム、酢酸カリウム、ギ酸カリ
ウム、プロピオン酸カリウム、テトラメチルアンモニウ
ムクロライド、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド
等の塩基性化合物類;n−ヘキシルアミン、トリブチル
アミン、ジアザビシクロウンデセン、エチレンジアミ
ン、ヘキサンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラミン、テトラエチレンベンタミン、エタノ
ールアミン類、γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−
(2−アミノメチル−)アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−(2−アミノメチル−)アミノプロピルメチ
ルジメトキシシラン等のアミン化合物;テトライソプロ
ピルチタネート、テトラブチルチタネート等のチタン化
合物;アルミニウムトリイソブトキシド、アルミニウム
トリイソプロポキシド、アルミニウムアセチルアセトナ
ート、過塩素酸アルミニウム、塩化アルミニウム等のア
ルミニウム化合物;錫アセチルアセトナート、ジブチル
錫オクチレート等の錫化合物;コバルトオクチレート、
コバルトアセチルアセトナート、鉄アセチルアセトナー
ト等の含金属化合物類;リン酸、硝酸、フタル酸、p−
トルエンスルホン酸、トリクロル酢酸等の酸性化合物類
などが好適に利用できる。
せるために、或いは、高屈折率化させて光沢性を向上さ
せるために、金属酸化物微粒子を添加してもよい。金属
酸化物としては、シリカ、アルミナ、酸化セリウム、酸
化錫、酸化ジルコニウム、酸化ハフニウム、酸化アンチ
モン、酸化鉄、酸化チタン、希土類酸化物等が利用でき
る。
ば、メタクリル基、ビニル基、エポキシ基、アミド基等
が好適に利用できる。
脂としては、例えば、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビ
ニリデン、ポリ塩化三フッ化エチレン、ポリ四フッ化エ
チレン、ポリ四フッ化エチレン−六フッ化プロピレンコ
ポリマー、エチレン−ポリ四フッ化エチレンコポリマ
ー、エチレン−ポリ塩化三フッ化エチレンコポリマー、
四フッ化エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテ
ルコポリマー、パーフルオロシクロポリマー、ビニルエ
ーテル−フルオロオレフィンコポリマー、ビニルエステ
ル−フルオロオレフィンコポリマー等が好適に利用で
き、フッ素樹脂被膜は、便鉢面に適用し硬化させること
により得ることが可能である。ここで適用方法として
は、スプレーコーティング、刷毛塗り、スポンジ塗り等
の周知の方法が利用できる。フッ素樹脂の硬化にも、常
温放置、加熱、紫外線照射等の周知の方法が利用でき
る。また、フッ素樹脂被膜は、離型シートと、前記離型
シート上に配置された接着剤層と、前記接着剤層上に配
置されたフッ素樹脂フィルムからなる貼着フィルムを、
前記離型シートを剥がして水洗式便器の便鉢面に前記接
着剤層を接触せしめることによっても形成可能である。
ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリ塩化三フッ化エチ
レン、ポリ四フッ化エチレン、エチレン−ポリ四フッ化
エチレンコポリマー、ポリ四フッ化エチレン−六フッ化
プロピレンコポリマー、四フッ化エチレン−パーフルオ
ロアルキルビニルエーテルコポリマーについては、フィ
ルムが上市されており、このフィルム片面に接着剤層と
離型シートを設けておき、前記離型シートを剥がして便
鉢面に前記接着剤層を接触せしめることにより適用する
ことも可能である。
化合物には、フッ化リチウム、フッ化マグネシウム、フ
ッ化カルシウム、フッ化ストロンチウム、フッ化バリウ
ム、フッ化スカンジウム、フッ化イットリウム、フッ化
ジルコニウム、フッ化ハフニウム、フッ化マンガン、フ
ッ化鉄、フッ化コバルト、フッ化ニッケル、フッ化銅、
フッ化アルミニウム、フッ化ガリウム、フッ化インジウ
ム、フッ化ビスマス、フッ化ランタン、フッ化セリウ
ム、フッ化プラセオジウム、フッ化ネオジウム、フッ化
サマリウム、フッ化ユーロピウム、フッ化テルビウム、
フッ化ジスプロシウム、フッ化ホルミウム、フッ化エル
ビウム、フッ化ツリウム、フッ化イッテルビウム、フッ
化ルテチウム等が好適に利用でき、フッ素樹脂被膜は、
便鉢面に適用し硬化させることにより得ることが可能で
ある。ここで適用方法としては、スプレーコーティン
グ、刷毛塗り、スポンジ塗り等の周知の方法が利用でき
る。フッ素化合物の硬化にも、常温放置、加熱、紫外線
照射等の周知の方法が利用できる。
もよい。抗菌剤としては、銀、銅、亜鉛等の抗菌性金属
及びその化合物微粒子またはシリカゲルやゼオライトな
どの担体へ担持物、第四級アンモニウム塩、ニトリル誘
導体、イミダゾール誘導体、ベンゾチアゾール誘導体、
イソチアゾール誘導体、チアジチアゾール誘導体、トリ
アジン誘導体、スルホン誘導体、フェノール誘導体、フ
ェノールエステル誘導体、ピロール誘導体等が好適に利
用できる。
施例を示すものである。同実施例では、小便器Aの便鉢
面1には撥水性被膜が形成されている。また、小便器A
の便鉢面1の上部には洗浄水を噴出するための噴出手段
2が配設されている。噴出手段2は、水平面からの角度
の異なる複数の吐水口を有している。この噴出手段2
は、給水管により、フラッシュバルブ等の適宜給水バル
ブを介して水道管等の適宜給水源(図示せず)と配管接
続されている。
行うと、給水バルブが開いて、洗浄水が、噴出手段2の
吐水口から種々の角度に勢いよく噴射されるので、便鉢
面全体に洗浄水が行き渡り、撥水性被膜の有する防汚効
果が便鉢面全体で発揮されるようになる。
生を確実に防止することができる水洗式小便器を提供す
ることが可能となる。また、便鉢面全体の汚れの発生を
確実に防止することができる水洗式小便器用貼着フィル
ムを提供することが可能となる。
図。
Claims (11)
- 【請求項1】 撥水性の被膜が形成された便鉢面と、前
記便鉢面上部に配設された洗浄水を噴出する噴出手段と
を備え、前記被膜は、撥水性被膜が表面に形成された貼
着フィルムを、水洗式小便器の便鉢面に被着せしめるこ
とにより形成されていることを特徴とする防汚性水洗式
小便器。 - 【請求項2】 前記噴出手段は、水平面からの角度の異
なる複数の吐水口を有することを特徴とする請求項1に
記載の防汚性水洗式小便器。 - 【請求項3】 前記噴出手段は、洗浄水に気泡を混入さ
せて噴出するものであることを特徴とする請求項1また
は2に記載の防汚性水洗式小便器。 - 【請求項4】 前記撥水性被膜は、シリコーン含有被膜
であることを特徴とする請求項1に記載の防汚性水洗式
小便器。 - 【請求項5】 前記撥水性被膜には、フッ素成分が含有
されていることを特徴とする請求項4に記載の防汚性水
洗式小便器。 - 【請求項6】 前記撥水性被膜には、有機架橋が形成さ
れていることを特徴とする請求項4または5に記載の防
汚性水洗式小便器。 - 【請求項7】 前記被膜は、フッ素樹脂フィルムを、水
洗式小便器の便鉢面に被着せしめることにより形成され
ていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項
に記載の防汚性水洗式小便器。 - 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
防汚性水洗式小便器を作製するための貼着フィルムであ
って、離型シートと、前記離型シート上に配置された接
着剤層と、前記接着剤層上に配置された可撓性フィルム
と、前記可撓性フィルム表面に形成されたシリコーン含
有被膜からなり、前記離型シートを剥がして水洗式小便
器の便鉢面に前記接着剤層を接触せしめることにより前
記便鉢面に撥水性被膜が形成可能であることを特徴とす
る防汚性水洗式小便器用貼着フィルム。 - 【請求項9】 前記可撓性フィルム表面の被膜には、フ
ッ素成分が含有されていることを特徴とする請求項8に
記載の防汚性水洗式小便器用貼着フィルム。 - 【請求項10】 前記可撓性フィルム表面の被膜には、
有機架橋が形成されていることを特徴とする請求項8ま
たは9に記載の防汚性水洗式小便器用貼着フィルム。 - 【請求項11】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載
の防汚性水洗式小便器を作製するための貼着フィルムで
あって、前記撥水性の被膜は、離型シートと、前記離型
シート上に配置された接着剤層と、前記接着剤層上に配
置されたフッ素樹脂フィルムからなり、前記離型シート
を剥がして水洗式小便器の便鉢面に前記接着剤層を接触
せしめることにより前記便鉢面に撥水性被膜が形成可能
であることを特徴とする防汚性水洗式小便器用貼着フィ
ルム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19696099A JP3360656B2 (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 防汚性水洗式小便器及び防汚性水洗式小便器用貼着フィルム |
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---|---|
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