JP3360486B2 - 自火報システム - Google Patents

自火報システム

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JP3360486B2
JP3360486B2 JP13445595A JP13445595A JP3360486B2 JP 3360486 B2 JP3360486 B2 JP 3360486B2 JP 13445595 A JP13445595 A JP 13445595A JP 13445595 A JP13445595 A JP 13445595A JP 3360486 B2 JP3360486 B2 JP 3360486B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災を検知するととも
に疑似的に火災状態にする火災試験を行う自火報システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自火報システムとして、
図3乃至図5に示すものがある。このものは、火災を感
知するものであって識別符号A1をそれぞれ有した複数の
感知器A と、火災を感知した信号が感知器A から通信線
Lにより伝送されるものであって感知器A が感知するよ
う疑似火災を発生させる疑似火災発生装置B1及び疑似火
災を感知させようとする感知器A の感知不能状態を表示
するトラブル表示部B2が設けられた受信器B と、を備
え、疑似火災発生装置B1は、感知させようとする感知器
A の識別符号A1を表示する識別表示部B3が設けられてい
る。
【0003】詳しくは、このトラブル表示部B2及び識別
表示部B3は、同一のCRTの画面を切り換えることによ
り、それぞれ表示可能になる。つまり、トラブル表示部
B2及び識別表示部B3は、同時に表示可能な状態になるこ
とはない。
【0004】そして、疑似火災は、感知器A の識別符号
A1を表示する識別表示部B3を見ながら、どの感知器A に
疑似火災を感知させるかを選択して、識別表示部B3に表
示された識別符号A1にカーソルを移動させて後、操作部
を操作することにより行われる。
【0005】このものは、疑似火災発生装置B1により感
知器A を疑似的に火災状態にする火災試験を行うことに
より、火災発生時の防排煙機器による防火区画が正しく
形成されるかどうかを確認する防排煙連動試験や、火災
発生時に地区音響鳴動が出火階直上階又は一斉に可能か
どうかを確認する地区音響鳴動試験を行うことができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の自火報
システムにあっては、前述したように、トラブル表示部
B2は、識別表示部B3と同時に表示可能な状態になること
はないから、感知器A の識別符号A1を表示する識別表示
部B3を見ながら、どの感知器A に疑似火災を感知させる
かを選択する際に、選択された感知器A が感知不能状態
にあるかどうかは、一々CRTの画面をトラブル表示部
B2に切り換えなければ確認できず、疑似火災を発生させ
る前の感知器A の確認作業に手間がかかっていた。
【0007】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、疑似火災を発生させる前
の感知器の確認作業に手間がかからない自火報システム
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、火災を感知するもので
あって識別符号をそれぞれ有した複数の感知器と、火災
を感知した信号が感知器から通信線により伝送されるも
のであって感知器が感知するよう疑似火災を発生させる
疑似火災発生装置及び疑似火災を感知させようとする感
知器の感知不能状態を表示するトラブル表示部が設けら
れた受信器と、を備え、疑似火災発生装置は、感知させ
ようとする感知器の識別符号を表示する識別表示部が設
けられた自火報システムにおいて、前記トラブル表示部
は、前記識別表示部に設けられた構成としている。
【0009】また、請求項記載のものは、上記のもの
において、前記疑似火災を発生させるよう操作される操
作部が前記識別表示部に設けられた構成としている。
【0010】また、請求項記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記通信線は、時分割多重伝送可能
とした構成としている。
【0011】
【作用】請求項1記載のものによれば、識別表示部に表
示された感知器の識別符号を見て確認できるときに、識
別表示部に設けられたトラブル表示部により、選択され
た感知器が感知不能状態にあるかどうかが表示される。
【0012】請求項記載のものによれば、疑似火災を
発生させるよう操作される操作部は、識別表示部に設け
られているから、操作部が設けられる場所を別に設けな
くてもよくなる。
【0013】請求項記載のものによれば、時分割多重
伝送可能とした通信線により、回線数を多くしなくと
も、多くの信号を伝送することができる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて
以下に説明する。この自火報システムは、複数の感知器
1 、受信器2 を備えて構成されている。
【0015】感知器1は、煙濃度検出装置11、異常検出
装置12、通信制御装置13、CPU14が設けられ、識別符
号1aを有している。煙濃度検出装置11は、火災時に発生
した煙濃度を検出することにより、火災を感知する。異
常検出装置12は、この感知器1が火災を感知不能な状態
にないかどうかを検出するものである。通信制御装置13
は、CPU14と共に、時分割多重伝送可能な通信線Lに
より、受信器2の後述する通信制御装置23との間で、火
災を感知した信号又は感知器1が火災を感知不能な状態
になっているかどうかを示す信号を送受信するものであ
る。
【0016】受信器2 は、疑似火災発生装置21、トラブ
ル表示部22、通信制御装置23、CPU24が設けられてい
る。疑似火災発生装置21は、感知器1 が感知するよう疑
似火災を発生させるものであり、感知器1 の識別符号1a
を表示する識別表示部21a が設けられている。詳しく
は、この識別表示部21a は、CRT(図示せず)の画面
に写し出されるものであり、その画面の一部、つまり識
別表示部21a の中に、感知器1 が火災を感知不能な状態
になっていることを示すトラブル表示部22が写し出され
る。また、この識別表示部21a は、疑似火災を発生させ
るよう操作される操作部21b が設けられている。なお、
この操作部21b の操作手順については詳しく後述する。
通信制御装置23は、CPU14と共に、前述したように、
感知器1 との間で、火災を感知した信号又は感知器1 が
火災を感知不能な状態になっているかどうかを示す信号
を送受信するものである。
【0017】次に、疑似的に火災状態にする火災試験を
行う操作手順について説明する。まず、図2に示すよう
に、CRT(図示せず)の画面を感知器1 の識別符号1a
を表示する識別表示部21a に切り換えて、通常の火災程
度の疑似火災を発生させる場合は画面上の「火災試験」
を、小規模な火災程度の疑似火災を発生させる場合は画
面上の「予報試験」を、大規模な火災程度の疑似火災を
発生させる場合は画面上の「連動報試験」を軽く指で接
触することによりカーソルを移動させて、どの程度の疑
似火災を発生させるのかを選択する。つまり、識別表示
部21a そのものが指で軽く接触される操作部21b となっ
ている。次に、その識別表示部21a を見ながら、例えば
識別符号1aである「1棟地下01階007地区05番」
を軽く指で接触することによりカーソルを移動させて、
どの感知器1 に疑似火災を感知させるかを選択して、画
面上の「制御」を軽く指で接触することにより、疑似火
災を発生させることができる。
【0018】この識別表示部21a の一部にはトラブル表
示部22が設けられており、このトラブル表示部22は、感
知器1 の「ヘッド異常」とか「交信異常」といった、感
知器1 が火災を感知不能な状態になっていることを示し
ている。
【0019】また、識別表示部21a の略中央部には備考
欄21c が設けられており、「1棟地下01階007地区
05番」という識別符号1aを有した感知器1 についての
記事、例えば「地下1階中会議室」と表示する。
【0020】また、識別表示部21a に表示された最下の
識別符号1aの下欄には、火災試験が継続中のときは、
「試験中」と表示される。
【0021】また、識別表示部21a の一部に示された
「ガス洩れ」「防排煙」「諸警報」「トラブル」を軽く
指で接触することにより、画面を切り換えれば、ガス洩
れの有無、防排煙の状態、警報の発令、感知器以外のそ
の他のトラブルを確認できるようになる。
【0022】また、識別表示部21a の一部に示された
「次ページ」「前ページ」を軽く指で接触することによ
り、画面を切り換えれば、現在表示されていない識別符
号1aを表示することができる。
【0023】かかる自火報システムにあっては、識別表
示部21a に表示された感知器1 の識別符号1aを見て確認
できるときに、識別表示部21a に設けられたトラブル表
示部22により、選択された感知器1 が感知不能状態にあ
るかどうかが表示されるので、従来例のように、CRT
の画面を一々切り換えなくてもよくなり、疑似火災を発
生させる前の感知器1 の確認作業に手間がかからなくな
る。
【0024】また、疑似火災を発生させるよう操作され
る操作部21b は、識別表示部21a に設けられているか
ら、操作部21a が設けられる場所を別に設けなくてもよ
くなり、全体の大きさを小型化できる。
【0025】また、時分割多重伝送可能とした通信線L
により、回線数を多くしなくとも、多くの信号を伝送す
ることができる。
【0026】なお、本実施例では、疑似火災を発生させ
るよう操作される操作部21bは、識別表示部21aに設けら
れているから、操作部21bが設けられる場所を別に設け
なくてもよくなる。
【0027】なお、本実施例では、通信線Lは、時分割
多重伝送可能としたものであるが、多くの回線数がそれ
程多くないときは、時分割多重伝送可能なものでなくて
もよく、そのときはコストがより小さくできる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載のものは、識別表示部に表
示された感知器の識別符号を見て確認できるときに、識
別表示部に設けられたトラブル表示部により、選択され
た感知器が感知不能状態にあるかどうかが表示されるの
で、従来例のように、CRTの画面を一々切り換えなく
てもよくなり、疑似火災を発生させる前の感知器の確認
作業に手間がかからなくなる。
【0029】請求項記載のものは、上記のものの効果
に加えて、疑似火災を発生させるよう操作される操作部
は、識別表示部に設けられているから、操作部が設けら
れる場所を別に設けなくてもよくなり、全体の大きさを
小型化できる。
【0030】請求項記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、時分割多重伝送可能とした通信線に
より、回線数を多くしなくとも、多くの信号を伝送する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図ある。
【図2】同上の識別表示部の表示状態の説明図である。
【図3】従来例のブロック図ある。
【図4】同上の識別表示部の表示状態の説明図である。
【図5】同上のトラブル表示部の表示状態の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 感知器 1a 識別符号 2 受信器 21 疑似火災発生装置 21a 識別表示部 21b 操作部 22 トラブル表示部 L 通信線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災を感知するものであって識別符号を
    それぞれ有した複数の感知器と、火災を感知した信号が
    感知器から通信線により伝送されるものであって感知器
    が感知するよう疑似火災を発生させる疑似火災発生装置
    及び疑似火災を感知させようとする感知器の感知不能状
    態を表示するトラブル表示部が設けられた受信器と、を
    備え、疑似火災発生装置は、感知させようとする感知器
    の識別符号を表示する識別表示部が設けられた自火報シ
    ステムにおいて、 前記トラブル表示部は、前記識別表示部に設けられ、前
    記疑似火災を発生させるよう操作される操作部が前記識
    別表示部に設けられたことを特徴とする自火報システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記通信線は、時分割多重伝送可能とし
    たことを特徴とする請求項1記載の自火報システム。
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