JP3360276B2 - レバー装置におけるロック解除機構 - Google Patents

レバー装置におけるロック解除機構

Info

Publication number
JP3360276B2
JP3360276B2 JP29403494A JP29403494A JP3360276B2 JP 3360276 B2 JP3360276 B2 JP 3360276B2 JP 29403494 A JP29403494 A JP 29403494A JP 29403494 A JP29403494 A JP 29403494A JP 3360276 B2 JP3360276 B2 JP 3360276B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
lock
lock lever
mounting body
operation lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29403494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08137568A (ja
Inventor
修平 角田
敬三 清水
敏道 金庭
稔 柴崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Starting Industrial Co Ltd
Original Assignee
Starting Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP29403494A priority Critical patent/JP3360276B2/ja
Application filed by Starting Industrial Co Ltd filed Critical Starting Industrial Co Ltd
Priority to DE69524459T priority patent/DE69524459T2/de
Priority to EP98118201A priority patent/EP0905010B1/en
Priority to DE69515154T priority patent/DE69515154T2/de
Priority to EP95114801A priority patent/EP0704368B1/en
Priority to KR1019950031863A priority patent/KR100378860B1/ko
Priority to CN95118637A priority patent/CN1076683C/zh
Publication of JPH08137568A publication Critical patent/JPH08137568A/ja
Priority to CN01121082.6A priority patent/CN1192863C/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP3360276B2 publication Critical patent/JP3360276B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soil Working Implements (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農業機械等を制御操作
するレバー装置において、操作レバーを操作状態にロッ
クするとともに、ロック状態を速やかに解除するロック
解除機構に関する。
【0002】
【従来技術】通常の農業機械のハンドル軸にはクラッチ
機構やブレーキ機構、エンジン機構等の作動機構を制御
操作するための操作レバーが取り付けられている。操作
レバーと上記機構とは制御用ワイヤによって連結され、
操作レバーをハンドル軸を握った指で上方に引き操作す
ることにより、上記機構の作動が制御される。そして、
操作レバーを引き操作した状態を保持する必要があると
きは、ロックレバーにより操作レバーをロックするロッ
ク機構が知られている。
【0003】従来のロック機構は、操作レバーの下に補
助的に取り付けられたロックレバーを操作レバーと同様
に引き上げ操作して操作レバーをロックしていた。そし
て、ロックの解除は、ロックレバーを再度引き上げる
か、操作レバーを強制的に押し下げることにより行なわ
れている。
【0004】しかしながら、ロックレバーや操作レバー
はハンドル軸の下方に配置され、しかも操作ハンドルと
ハンドル軸との間にはほとんど隙間がないから、これを
下方に押し下げるためには、指で操作ハンドルをつかん
で押し下げるか、指の外側で押し下げるという動作が必
要である。ところが、このような動作は俊敏には行ない
にくい。したがって、従来のレバー装置では緊急時に迅
速な対応がとりにくいという欠点があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は前記欠点を解消し、操作性がよ
く、緊急時等に迅速に対応できるロック解除機構を提供
することをその目的とする。
【0006】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るレバー装置におけるロック解除機構
は、農業機械のハンドル軸に取付ボディを固定し、この
取付ボディに作動機構の操作レバーを上下方向に回動操
作可能に軸着し、該操作レバーの下部に上記作動機構の
制御用ワイヤのタイコを取付けたレバー装置において、
上記操作レバーには、上記操作レバーを上方に回動操作
した状態に保持するロックレバーを上記タイコを中心に
上下方向に回動操作可能に取り付け、上記ロックレバー
の前部が、上記操作レバーが上方に回動した状態のとき
に、上記取付ボディに形成された係合部に係合するよう
に上方にバネ付勢するとともに、上記ロックレバーの後
部には上記ロックレバーが上記係合部に係合したときに
上記ハンドル軸の側方に突出する指掛け部を形成し、こ
の指掛け部を上記バネ付勢に抗して押圧操作してロック
レバーを下方に回動させることにより、上記ロックレバ
ーの前部と取付ボディの係合部との係合を解除させるこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】前記構成において、操作レバーを引き操作して
上方に回動させたとき、ロックレバーをバネ力によって
タイコを中心に上方に回動し、その前部が取付ボディの
係合部に係合するので、操作レバーは上方に回動した状
態にロックされ、手を離しても下方には回動しないでそ
のままの状態が保持される。
【0008】これに対し、ハンドル軸を握っている手の
親指でハンドル軸の側方に突出するロックレバーの指掛
け部を上記バネのバネ力に抗して押し下げると、ロック
レバーの前部は上記係合部から外れ、上記ロックは強制
的に解除され、操作レバーは初期位置に回動復帰する。
【0009】
【実施例】図1、図2はそれぞれ本発明に係るレバー装
置を示すもので、符号1はハンドル軸で、耕うん機、バ
インダー、田植機、稲刈り機、草刈り機等の農業機械の
ティーラー(図示せず)に設けられ、このハンドル軸1
には、取付ボディ2が固定され、この取付ボディ2には
操作レバー3が上下方向に回動操作可能に軸着されてい
る。なお、取付ボディ2と操作レバー3は合成樹脂から
構成され、また4はグリップである。
【0010】取付ボディ2は図示しない固定バンドによ
りハンドル軸1の下部に固定され、両側壁5の間に操作
レバー3の収納部6が形成され、該収納部6の前後は開
放されている。また、収納部6の上部の両側壁には回動
軸17が設けられ、収納部6の前部には制御用ワイヤ7
のアウターワイヤ7aの係合溝8が形成されているとと
もに、その上部には鈎形の係合部9が形成されている。
【0011】操作レバー3はティーラーの動力を作業機
の作動機構に対して接続し又は切り離し操作するクラッ
チレバーで、その前方上部3aは上記取付ボディ2の収
納部6の回動軸17に回動自在に軸着され、また、前方
下部3bには上記制御用ワイヤ7のインナーワイヤ7b
の端部に形成されたタイコ10の受け部11が形成され
ている。制御用ワイヤ7の他方の端部はクラッチ機構に
連結されている。したがって、操作レバー3を上方に引
き操作して回動させることにより制御用ワイヤ7のイン
ナーワイヤ7bが引き出され、これに応じて上記関係作
動機構が作動する。操作レバー3から手を離すことによ
り制御用ワイヤ7が戻り、上記作動機構の作動は停止す
る。
【0012】次に、上記操作レバー3の側部には合成樹
脂製のロックレバー12が取り付けられている。このロ
ックレバー12は上記操作レバー3を上方に回動操作し
た状態に保持するもので、上記タイコ10を中心に上下
方向に回動操作可能に取り付けられている。上記ロック
レバー12の前部12aは前方に延出され、その前端に
は係合溝13が形成されている。これに対し、ロックレ
バー12の後部には指掛け部14が形成されている。こ
の指掛け部14は上方に延びた起立部15の上端に平板
状に形成されている。起立部15と操作レバー3との間
にはバネ16が配置され、このバネ16のバネ力により
ロックレバー12は操作レバー3に対して常時上方にバ
ネ付勢されている。
【0013】上記構成によれば、操作レバー3は通常は
図3のように下方位置にある。操作レバー3を引き操作
して図1のように上方に回動させたとき、ロックレバー
12は上記バネ16の力によりタイコ10を中心に時計
方向に回動し、その前端の係合溝13が取付ボディ2の
係合部9に自動的に係合する。このため、操作レバー3
は上方に回動した状態にロックされ、手を離しても下方
には回動しないでそのままの状態が保持される。このと
き、ロックレバー12はハンドル軸1の側方に突出す
る。
【0014】これに対し、ハンドル軸1を握っている手
の親指で上記指掛け部14を図3のように上記バネ16
のバネ力に抗して押し下げると、ロックレバー12は反
時計方向に回動するので、上記係合溝13は係合部9か
ら外れ、上記ロックは強制的に解除され、操作レバー3
は下方に回動して初期位置に復帰する。このとき、ロッ
クレバー12にはバネ力が作用しているが、ロックレバ
ー12の前部12aの腹が係合部9に当接するので、ロ
ックレバー12が時計方向に回動することはない。
【0015】なお、操作レバーはクラッチレバーに限定
されないのはもちろんである。ブレーキレバーやスロッ
トルレバー等の操作レバーであってもよい。
【0016】
【効果】本発明によれば、急を要するときには操作レバ
ーのロックを解除すればよく、このロックの解除操作は
ハンドル軸を握っている手の親指を指掛け部に掛け、こ
れを押し下げればよい。指掛け部はハンドル軸の側方に
突出しているので、親指をすぐに掛けることができ、迅
速な操作が可能である。したがって、緊急時等における
操作レバーのロック解除に迅速に対応することができ
る。
【0017】また、操作レバーはワイヤのタイコを回動
軸としているから、ワイヤの着脱により簡単に組外しが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレバー装置の操作レバーのロック
時の説明図
【図2】図1のXーX線上の断面図
【図3】上記レバー装置のロック解除時の説明図
【符号の説明】
1 ハンドル軸 2 取付ボディ 3 操作レバー 7 制御用ワイヤ 9 係合部 10 タイコ 12 ロックレバー 14 指掛け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金庭 敏道 東京都杉並区桃井4丁目4番4号 スタ ーテング工業株式会社内 (72)発明者 柴崎 稔 東京都杉並区桃井4丁目4番4号 スタ ーテング工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−174619(JP,U) 実公 昭49−47160(JP,Y2) 実公 昭34−6320(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05G 5/08 A01B 33/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農業機械のハンドル軸に取付ボディを固
    定し、この取付ボディに作動機構の操作レバーを上下方
    向に回動操作可能に軸着し、該操作レバーの下部に上記
    作動機構の制御用ワイヤのタイコを取付けたレバー装置
    において、 上記操作レバーには、上記操作レバーを上方に回動操作
    した状態に保持するロックレバーを上記タイコを中心に
    上下方向に回動操作可能に取り付け、 上記ロックレバーの前部を、上記操作レバーが上方に回
    動した状態のときに、上記取付ボディに形成された係合
    部に係合するように上方にバネ付勢するとともに、 上記ロックレバーの後部には上記ロックレバーが上記係
    合部に係合したときに上記ハンドル軸の側方に突出する
    指掛け部を形成し、この指掛け部を上記バネ付勢に抗し
    て押圧操作してロックレバーを下方に回動させることに
    より、上記ロックレバーの前部と取付ボディの係合部と
    の係合を解除させることを特徴とするレバー装置におけ
    るロック解除機構。
JP29403494A 1994-09-29 1994-11-02 レバー装置におけるロック解除機構 Expired - Fee Related JP3360276B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29403494A JP3360276B2 (ja) 1994-11-02 1994-11-02 レバー装置におけるロック解除機構
EP98118201A EP0905010B1 (en) 1994-09-29 1995-09-20 Operation lever unlocking mechanism
DE69515154T DE69515154T2 (de) 1994-09-29 1995-09-20 Verdrehsicherung für Betätigungshebel und Entriegelungsmechanik für einen Hebel
EP95114801A EP0704368B1 (en) 1994-09-29 1995-09-20 Operation lever turn-stop and unlocking mechanisms in lever device
DE69524459T DE69524459T2 (de) 1994-09-29 1995-09-20 Betätigungshebel Entriegelungsmechanik
KR1019950031863A KR100378860B1 (ko) 1994-09-29 1995-09-26 레버장치에서작동레버턴-스톱및잠금해제기구
CN95118637A CN1076683C (zh) 1994-09-29 1995-09-29 一种手杆装置
CN01121082.6A CN1192863C (zh) 1994-09-29 2001-06-11 一种手杆装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29403494A JP3360276B2 (ja) 1994-11-02 1994-11-02 レバー装置におけるロック解除機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08137568A JPH08137568A (ja) 1996-05-31
JP3360276B2 true JP3360276B2 (ja) 2002-12-24

Family

ID=17802413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29403494A Expired - Fee Related JP3360276B2 (ja) 1994-09-29 1994-11-02 レバー装置におけるロック解除機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3360276B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08137568A (ja) 1996-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001301684A (ja) 自転車用シフト制御装置
US4362228A (en) Control lever mounting
US4575024A (en) Fishing reel with shaft supported at both ends
US4301901A (en) Combined foot brake and parking brake
US7938039B2 (en) Self locking cable control apparatus
JP3360276B2 (ja) レバー装置におけるロック解除機構
JP3325188B2 (ja) 魚釣り用両軸受型リール
JPH0448972U (ja)
EP0905010B1 (en) Operation lever unlocking mechanism
JPH0239433B2 (ja)
US4640471A (en) Clutch releasing and braking mechanism for fishing reel
JPH0138681Y2 (ja)
JP3325415B2 (ja) 歩行型作業車における操作装置
EP0118433A4 (en) MOUNTING OF CONTROL LEVER.
JP2002213489A (ja) 作業車のクラッチ操作装置
JP3356379B2 (ja) 歩行型作業車における操作装置
JPH08118985A (ja) 歩行操縦型車輛のクラッチ操作装置
JP2505460Y2 (ja) パ―キングブレ―キ操作装置
JP3883616B2 (ja) ハンドレバー装置
JPS5836607Y2 (ja) 二操作解放式ステッキ型パ−キングブレ−キ
JPS604844Y2 (ja) 安全機構付駐車ブレ−キ操作レバ−装置
JPH10297449A (ja) クラッチパーキングブレーキペダル構造
JPS632914Y2 (ja)
JPH0233676Y2 (ja)
JPH0542221Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081018

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081018

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091018

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091018

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101018

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101018

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121018

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121018

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131018

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees