JPH10297449A - クラッチパーキングブレーキペダル構造 - Google Patents

クラッチパーキングブレーキペダル構造

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JPH10297449A
JPH10297449A JP12791397A JP12791397A JPH10297449A JP H10297449 A JPH10297449 A JP H10297449A JP 12791397 A JP12791397 A JP 12791397A JP 12791397 A JP12791397 A JP 12791397A JP H10297449 A JPH10297449 A JP H10297449A
Authority
JP
Japan
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parking brake
cable
clutch
bracket
pedal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12791397A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Takai
浩文 高井
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Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aichi Machine Industry Co Ltd filed Critical Aichi Machine Industry Co Ltd
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  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はマニュアルミッション車において、ク
ラッチペダルにパーキングブレーキペダルの機能を兼備
させ、ペダルの配置個数を減らすことを課題とする。 【解決手段】クラッチを接続解離させるペダル本体2に
先端部がパーキングブレーキケーブル9の端子10を拾
い上げるパーキングブレーキブラケット7を取付け、該
パーキングブレーキブラケット7と該ペダル本体2の係
止手段11を解除ケーブル14に共着し、該解除ケーブ
ル14を引張るとパーキングブレーキブラケット7はパ
ーキングブレーキケーブル9の端子10から解離する方
向に回動し、そして係止手段11はペダル本体2の回転
を自由にするようにして、クラッチペダルにパーキング
ブレーキペダルの機能を兼備させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のクラッチペ
ダルとパーキングブレーキペダルとを兼用したクラッチ
パーキングブレーキペダルの構造に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、パーキングブレ
ーキには足踏みペダル式やセンターレバー式等がある。
足踏みペダル式ではマニュアルミッション車の場合には
クラッチペダルがあるので、これに更にパーキングブレ
ーキの足踏みペダルを追加するとアクセルペダル、クラ
ッチペダル、ブレーキペダル、そしてパーキングブレー
キの足踏みペダルとペダルが四個も配列しなければなら
ず、これだけの空間を確保することおよび各ペダルを足
踏み操作し易い位置に配置することが困難になる。そこ
でマニュアルミッション車の場合にはセンターレバー式
を採用する方が望ましいが、センターレバー式では運転
席や助手席から後席へウォークスルーしたり、あるいは
運転席や助手席を後方へ回転させる時の邪魔になる。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記したマニュ
アルミッション車におけるパーキングブレーキの問題点
を解決するための手段として、クラッチペダルとパーキ
ングブレーキペダルを兼備したクラッチパーキングブレ
ーキペダルを提供するものであり、更に詳しく述べれ
ば、ベースブラケット(1) に上端部を枢着されクラッチ
を接続解離させるペダル本体(2) と、該ペダル本体(2)
の枢着点(3) に中間部を枢着され先端部がパーキングブ
レーキケーブル(9) の端子(10)を拾い上げるパーキング
ブレーキブラケット(7) と、該ペダル本体(2) の係止手
段(11)と、該パーキングブレーキブラケット(7) の根端
部と該係止手段(11)とに接続する解除ケーブル(14)とか
らなり、該ペダル本体(2) はクラッチケーブル(6) を介
してクラッチ接続方向に付勢され、該パーキングブレー
キブラケット(7) はパーキングブレーキケーブル(9)の
端子(10)拾い上げ方向に付勢され、該係止手段(11)はペ
ダル本体(2) を係止する方向に付勢され、解除ケーブル
(14)を引張るとパーキングブレーキブラケット(7) はパ
ーキングブレーキケーブル(9) の端子(10)から解離する
方向に回動し、そして係止手段(11)はペダル本体(2) に
対する係止を解除する方向に移動するクラッチパーキン
グブレーキペダル構造を提供するものである。上記係止
手段(11)は該ベースブラケット(1) に根端部が枢着され
該ペダル本体(2) の上縁に形成されたラチェット(4) に
噛合する爪(13)を有する係止ブラケット(11)からなり、
該係止ブラケット(11)はペダル本体(2) のラチェット
(4) と噛合する方向に付勢され、該解除ケーブル(14)は
該係止ブラケット(11)の先端部に接続しているクラッチ
パーキングブレーキペダル構造、あるいは根端部をスト
ッパ(22)に係止されペダル本体(2) と一体的に回転する
枢軸(3) を締付け該枢軸(3) の回転を阻止するスプリン
グ(21)からなり、該スプリング(21)の先端部には該解除
ケーブル(14)が接続しているクラッチパーキングブレー
キペダル構造を提供するものである。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図8に示す一具体
例によって説明すれば、ベースブラケット(1) にはペダ
ル本体(2) の上端部が枢軸(3) を介して枢着されてお
り、該ペダル本体(2) の上縁にはラチェット(4) が形成
されており、更に該ペダル本体(2) の上端からはクラッ
チケーブルブラケット(5) が差出されており、該ブラケ
ット(5)の上端部にはクラッチケーブル(6) が接続され
ており、図示しないクラッチは該ケーブル(6) を介して
該ペダル本体(2) を回動させることによって接続解離せ
しめられるが、該ペダル本体(2) は図示しないスプリン
グによって、図1および図2の矢印イに示すクラッチ接
続方向に付勢されている。
【0005】該ペダル本体(2) の枢軸(3) には更にパー
キングブレーキケーブルブラケット(7) の中間部が枢着
されており、該ブラケット(7) の先端部には図3に示す
ように二股のフォーク(8) が設けられており、該フォー
ク(8) はパーキングブレーキケーブル(9) の端子(10)を
拾い上げるようになっており、該ブラケット(7) は図示
しないスプリングによって、図1および図2の矢印ロに
示すパーキングブレーキケーブル(9) の端子(10)を拾い
上げる方向に付勢されている。
【0006】該ベースブラケット(1) には更に係止ブラ
ケット(11)の根端部が枢軸(12)を介して枢着されてお
り、該係止ブラケット(11)には該ペダル本体(2) のラチ
ェット(4) に噛合する爪(13)が形成されており、該係止
ブラケット(11)は図示しないスプリングによって、図1
および図2の矢印ハに示すペダル本体(2) のラチェット
(4) に噛合する方向に付勢されている。
【0007】上記パーキングブレーキケーブルブラケッ
ト(7) の根端部と上記係止ブラケット(11)の先端部とに
は解除ケーブル(14)が共着されており、該解除ケーブル
(14)の先端には把手(15)が設けられており、図4に示す
ように該把手(15)の内側において該解除ケーブル(14)に
は係止突起(16)が差出されており、図4イに示す該把手
(15)を横にした状態では該係止突起(16)はケーブルガイ
ド(17)の横孔(18)を通過するが、図4ロに示す該把手(1
5)を回して縦にした状態では該係止突起(16)はケーブル
ガイド(17)に係止される。
【0008】上記構成において、図1および図2に示す
ように係止ブラケット(11)の爪(13)がペダル本体(2) の
ラチェット(4) に噛合し、パーキングブレーキケーブル
ブラケット(7) のフォーク(8) がパーキングブレーキケ
ーブル(9) の端子(10)の下側に当接して拾い上げる状
態、即ち非解除状態となっている時、該ペダル本体(2)
を足で踏んで矢印イ逆方向に回動させれば、図5に示す
ように該ブラケット(7)のフォーク(8) は該端子(10)を
拾い上げて該パーキングブレーキケーブル(9) を引張
り、パーキングブレーキが作動状態となり、またクラッ
チケーブル(6) はクラッチケーブルブラケット(5) を介
して引張られてクラッチは解除状態となる。そしてペダ
ル本体(2) はラチェット(4) と係止ブラケット(11)の爪
(13)との噛合によって図5に示す踏込み位置で係止固定
される。
【0009】パーキングブレーキを解除する時は、該把
手(15)を介して解除ケーブル(14)を図6矢印ニ方向に引
張れば、図6および図7に示すようにパーキングブレー
キケーブルブラケット(7) は図1および図2に示す矢印
ロ逆方向に回動して該ブラケット(7) のフォーク(8) は
パーキングブレーキケーブル端子(10)から解離し、そし
て係止ブラケット(11)の爪(13)はペダル本体(2) のラチ
ェット(4) から解離し、該ペダル本体(2) はスプリング
付勢によって図1および図2に示す状態に復帰する。そ
して解除ケーブル(14)の把手(15)を図4ロに示すように
回して縦にすれば、係止突起(16)はケーブルガイド(17)
に係止され、該解除ケーブル(14)は引張り状態で固定さ
れる。
【0010】この状態、即ち解除状態に固定してペダル
本体(2) を図8に示すように踏込めば、パーキングブレ
ーキケーブル端子(10)はパーキングブレーキケーブルブ
ラケット(7) のフォーク(8) に拾い上げられることな
く、したがってパーキングブレーキは作動せず、クラッ
チケーブル(6) のみがクラッチケーブルブラケット(5)
を介して引張られることになる。
【0011】このように解除状態に固定しておけば、ペ
ダル本体(2) はクラッチペダルとして使用され、ペダル
本体(2) の操作によってクラッチを接続解離させること
が出来る。
【0012】本具体例ではクラッチをケーブルによって
接続解離させたが、本発明ではクラッチを油圧によって
接続解離させてもよい。
【0013】図9および図10に他の具体例を示す。本
具体例ではペダル本体(2) の枢軸(3) がペダル本体(2)
と一体的に回転可能とされており、該ペダル本体(2) の
回動は該枢軸(3) をスプリング(21)によって締付けるこ
とによって阻止されている。該スプリング(21)は根端部
をストッパ(22)によって係止されており、先端部はパー
キングブレーキケーブルブラケット(7) の根端部と共に
解除ケーブル(14)が接続している。
【0014】上記構成では図10に示すように解除ケー
ブル(14)を矢印方向に引張ると、該ブラケット(7) のフ
ォーク(8) はパーキングブレーキケーブル端子(10)から
解離することは前具体例と同様であるが、同時に該スプ
リング(21)の先端部が該解除ケーブル(14)に引張られて
スプリング(21)がゆるみ、該ペダル本体(2) の回動は自
由になる。
【0015】
【発明の効果】本発明ではクラッチペダルとパーキング
ブレーキペダルとを兼用するため、パーキングブレーキ
を足踏みペダル式にしてもペダルの数が増えないから、
マニュアルミション車にあっても、足踏みペダル式のパ
ーキングブレーキを設定することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
図1〜図8は本発明の一具体例を示すものである。
【図1】非解除状態側面図
【図2】非解除状態斜視図
【図3】フォーク部分斜視図
【図4】イ 横状態の把手部分斜視図ロ 縦状態の把手
部分斜視図
【図5】非解除踏込み状態の側面図
【図6】解除状態側面図
【図7】解除状態斜視図
【図8】解除踏込み状態の側面図図9および図10は他
の具体例を示すものである。
【図9】非解除状態側面図
【図10】解除状態側面図
【符号の説明】
1 ベースブラケット 2 ペダル本体 3 枢軸(枢着点) 4 ラチェット 5 クラッチケーブルブラケット 6 クラッチケーブル 7 パーキングブレーキケーブルブラケット 8 フォーク 9 パーキングブレーキケーブル 10 パーキングブレーキケーブル端子(端子) 11 係止ブラケット(係止手段) 13 爪 14 解除ケーブル 15 把手 21 スプリング(係止手段) 22 ストッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースブラケットに上端部を枢着されクラ
    ッチを接続解離させるペダル本体と、該ペダル本体の枢
    着点に中間部を枢着され先端部がパーキングブレーキケ
    ーブルの端子を拾い上げるパーキングブレーキブラケッ
    トと、該ペダル本体の係止手段と、該パーキングブレー
    キブラケットの根端部と該係止手段とに接続する解除ケ
    ーブルとからなり、該ペダル本体はクラッチケーブルを
    介してクラッチ接続方向に付勢され、該パーキングブレ
    ーキブラケットはパーキングブレーキケーブルの端子拾
    い上げ方向に付勢され、該係止手段はペダル本体を係止
    する方向に付勢され、解除ケーブルを引張るとパーキン
    グブレーキブラケットはパーキングブレーキケーブルの
    端子から解離する方向に回動し、そして係止手段はペダ
    ル本体に対する係止を解除する方向に移動することを特
    徴とするクラッチパーキングブレーキペダル構造
  2. 【請求項2】該係止手段は該ベースブラケットに根端部
    が枢着され該ペダル本体の上縁に形成されたラチェット
    に噛合する爪を有する係止ブラケットからなり、該係止
    ブラケットはペダル本体のラチェットと噛合する方向に
    付勢され、該解除ケーブルは該係止ブラケットの先端部
    に接続している請求項1に記載のクラッチパーキングブ
    レーキペダル構造
  3. 【請求項3】該係止手段は根端部をストッパに係止され
    ペダル本体と一体的に回転する枢軸を締付け該枢軸の回
    転を阻止するスプリングからなり、該スプリングの先端
    部には該解除ケーブルが接続している請求項1に記載の
    クラッチパーキングブレーキペダル構造
JP12791397A 1997-04-30 1997-04-30 クラッチパーキングブレーキペダル構造 Withdrawn JPH10297449A (ja)

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JP (1) JPH10297449A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101137595B1 (ko) * 2009-03-25 2012-04-19 국제종합기계 주식회사 이앙기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101137595B1 (ko) * 2009-03-25 2012-04-19 국제종합기계 주식회사 이앙기

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Effective date: 20040706