JP3359994B2 - 偏向ヨークのコンバーゼンス及び直交度調整装置 - Google Patents

偏向ヨークのコンバーゼンス及び直交度調整装置

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JP3359994B2
JP3359994B2 JP03618696A JP3618696A JP3359994B2 JP 3359994 B2 JP3359994 B2 JP 3359994B2 JP 03618696 A JP03618696 A JP 03618696A JP 3618696 A JP3618696 A JP 3618696A JP 3359994 B2 JP3359994 B2 JP 3359994B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は偏向ヨークのコンバ
ーゼンス及び直交度調整装置に関し、より詳しくは偏向
ヨークの製造時、水平偏向コイルを陰極線管の管軸に機
械的中心を維持するようにして固定させ、垂直偏向コイ
ルを動かして実際画面に発生する直交度及びコンバーゼ
ンス状態を判別し対称になるように調節することができ
るようにした偏向ヨークのコンバーゼンス及び直交度調
整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的にTV又はモニター等の陰極線管
に装着され、電子銃から放射されるビーム(beam)
を偏向させるための偏向ヨークは図10に示したよう
に、ネック部1及びスクリーン部2とからなる一対のコ
イルセパレーター4の内側に水平偏向コイル(図示せ
ず)が装着され、その外側に垂直偏向コイル6が巻かれ
たフェライトコア8がコアクランプ10により組み立て
られる。
【0003】このような偏向ヨークは陰極線管の後方に
装着された電子銃から放射されるビームを画面上の各走
査位置に偏向させることにより画像を構成することがで
きるようになる。
【0004】また、この時、偏向ヨークの製造過程で画
面の垂直と水平の直交特性を一番良くするために図11
(イ)、(ロ)で説明するような従来の方法による調整
過程を介することになり、又、調整完了後、垂直偏向コ
イルの調整された位置を良く維持するようにするために
ホットメルト(Hot Melt)として固定、硬化さ
せることになる。
【0005】図11で説明しようとする従来の方法をよ
り詳細に説明すると、同図(ロ)の水平コイル5に一定
の交流電圧を印加すると、同図(イ)の水平コイル5の
内部に示された矢印のような磁力線が発生することにな
る。この磁力線はフェライトコア8を磁路場として中心
線Pを基点にA方向とB方向又はC方向とD方向に磁速
が流れることになり、同時に中心線Pを基準にA、B又
はC、D領域に各々属されている垂直偏向コイルの両端
に互いに相反の誘起電圧が発生することになる。
【0006】この時、この相反の誘起電圧が同一になる
ように同図(イ)の外郭の矢印のような方向に垂直偏向
コイル6を回転させ調整しながら相反の誘起電圧の差が
最小になる地点を画面直交特性の最適点とするというこ
とが今まで活用されている一般的方法であり、ここで垂
直偏向コイルが流動しないようにホットメルトとして固
定することにより完成された偏向ヨークが製造されるこ
とである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような製
造される偏向ヨークにおいては偏向ヨーク自体の磁界的
直交特性のみは得るが、陰極線管に付着され使用される
場合には陰極線管自体の特性誤差又はその他のセット周
辺の環境的変化を必ず伴うことになり、これにより実際
にディスプレイされる画面では水平、垂直ラスターの確
実な直交特性と画面周辺でコンバーザンスの対称特性を
保障することができない等画面散布を避けられなくな
り、このような散布問題を解決するために補正シートを
付着するとか、始めから設計上、補正装置を設置するな
ど多くの製造上の浪費と難しさを誘発している。
【0008】本発明は前記のような問題点を解決するた
めのものであって、本発明の目的は陰極線管から発射さ
れる電子ビームが偏向ヨークを通過する時、その進行軸
の適正な位置に電子ビームの進行方向に平行するように
任意の位置を選択して水平偏向コイルを一定に固定させ
た後、この時に画面の状態を分析判断し直交偏向コイル
を上、下、左、右又は回転など必要な方向に要るだけ動
かすことにより使用しようとする陰極線管の固有の特性
に偏向ヨークの特性を一致させることができる調整装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記のような目的を達成
するため、請求項1記載の第1の発明による偏向ヨーク
のコンバーゼンス及び直交度調整装置の特徴は、偏向ヨ
ークの垂直偏向コイルと水平偏向コイルとの間のコンバ
ーゼンス及び直交度を調整する装置において、ベース板
201と、当該ベース板201上でスライド移動が可能
に具備されるディスク202と、当該ディスク202の
両側面に固定され互いに対向されるように具備されるク
ランプヘッド208により前記偏向ヨーク30の垂直偏
向コイル6が共に組み合わされたフェライトコア8を直
接把持する加圧固定部材204と、前記ディスク202
の流動を防止させるロッカー230と、当該ロッカー2
30の解除時に前記ディスク202を本来の位置に原位
させる原点調節レバー240が具備されるパレット2
00と、前記パレット200を陰極線管20の後部に装
着させて当該パレット200の前記ベース板201を回
転させる回転部材300と、当該回転部材300を回転
させるモーターでなされ、当該回転部材300の回転に
よりベース板201が回転されて前記偏向ヨーク30の
水平偏向コイル5を前記陰極線管20の画面水平度と一
致されるようにする水平偏向コイル回転手段と、シリン
ダ駆動により互いに対応する方向に水平移動しながら前
記偏向ヨーク30のフェライトコア8を垂直偏向コイル
把持器324により嵌合されるようにするクランパー3
20と、当該クランパー320を左右に移動させる左右
移動部材と上下に移動させる上下移動部材及び回転させ
る回転部材により前記垂直偏向コイル6と共に組み合わ
された当該フェライトコア8が移動されて当該垂直偏向
コイル6を上下、左右方向及び回転させて調整する垂直
偏向コイル移動手段と、前記陰極線管20の画面上に
されるコンバーゼンス及び直交度を感知する一つ以上の
レンズ型センサー70と、当該レンズ型センサー70に
より感知される信号を処理する画像処理手段80と、当
該画像処理手段80により処理されたデータにより、
記水平偏向コイル回転手段及び垂直偏向コイル移動手段
の駆動を制御する機械駆動手段90とからなる制御手段
100とが具備され、前記陰極線管20の後部に具備さ
れる前記水平偏向コイル回転手段の回転部材300に前
記パレット200を回転可能に装着させ、前記パレット
200には前記偏向 ヨーク30が位置されるようにしな
がらディスク202の両側に形成した加圧固定部材20
4により当該偏向ヨーク30のフェライトコア8が加圧
され固定されるようにし、前記水平偏向コイル回転手段
と前記垂直偏向コイル移動手段の作動により当該偏向ヨ
ークのコンバーゼンス及び直交度正確に調整される
うにすることを要旨とする。従って、陰極線管から発射
される電子ビームが偏向ヨークを通過する時、その進行
軸の適正な位置に電子ビームの進行方向に平行するよう
に任意の位置を選択して水平偏向コイルを一定に固定さ
せた後、この時に画面の状態を分析判断し直交偏向コイ
ルを上、下、左、右又は回転など必要な方向に要るだけ
動かすことにより使用しようとする陰極線管の固有の特
性に偏向ヨークの特性を一致させることができる。
【0010】請求項2記載の第2の発明は、前記垂直偏
向コイル移動手段の左右移動部材は第2可逆モーターと
当該第2可逆モーター及びその他の駆動手段により回転
され、前記クランパー320を左右に移動させるピニオ
ンとラックギヤとから構成されることを要旨とする。
【0011】請求項3記載の第3の発明は、前記垂直偏
向コイル移動手段の上下移動部材は第3可逆モーター
と、当該第3可逆モーターの回転時に前記クランパー3
20を上下に移動させるための二つのベベルギヤと当該
ベベルギヤの回転時に昇降される螺子山シャフトとから
構成されることを要旨とする。
【0012】請求項4記載の第4の発明は、前記垂直偏
向コイル移動手段の回転部材は第4可逆モーターと、当
該第4可逆モーターの回転時に前記クランパー204
回動させる平ギヤと円弧型ラックギヤとから構成される
ことを要旨とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明による偏向ヨークコ
ンバーゼンス及び直交度調整装置の望ましい一つの実施
形態に対して添付図面を参照して詳細に説明すると次の
通りである。
【0014】図1乃至図5は本発明の適用時、垂直偏向
コイルの動きによる画質変化の例を示したものであっ
て、これらの図面において、図11と同一の符号は同一
の部品を示す。
【0015】図1に示したように、水平偏向コイル5を
陰極線管の最適位置に固定した後、垂直偏向コイル6を
X方向に左・右調整し、Y方向には上・下調整し、図中
A方向に動くと、図2(イ)の画面状態が図2(ロ)に
示したように対称を成すことができる。
【0016】言い換えれば、水平偏向コイル5に対して
垂直偏向コイル6がXとY方向に偏心される場合、図2
(イ)に示したようにコンバーゼンスの非対称状態が発
生するが、図1に示したX、Y方向に垂直偏向コイル6
を動かすと、画面の中央水平線上にある左・右端のRと
Bの水平コンバーゼンス(XH )と中央垂直線上の上・
下端段のRとBの水平コンバーゼンス(YH )が対称に
なることができる。図3(イ)、(ロ)には陰極線管に
偏向ヨークを最適位置に固定した条件で垂直偏向コイル
6がX方向に最適位置に固定した条件で垂直偏向コイル
6がX方向に左・右に偏心された場合、各々の水平コン
バーゼンス(XH )の非対称方向の変化を示したもので
ある。
【0017】それから、図4(イ)、(ロ)は、陰極線
管に偏心ヨークを最適位置に固定した状態で垂直偏向コ
イル6がY方向に偏心された場合、各々の水平コンバー
ゼンス(YH )の非対称方向の変化を説明するものであ
る。
【0018】その後、図5(イ)、(ロ)は、上記のよ
うな陰極線管に偏向ヨークを最適位置に固定した状態で
垂直偏向コイル6がA方向に、即ち、時計又は反時計方
向に回転された時、発生する各々の直交度の歪み方向の
変化を説明するためのものである。
【0019】従って、本発明によるコンバーゼンス及び
直交度調整装置は図1に代表的に示したように、水平偏
向コイル5を陰極線管の最適位置に固定した後、垂直偏
向コイル6を回転及び左・右・上・下方向に移動させる
ことにより、画面中央の水平及び垂直線上の水平コンバ
ーゼンス及び直交度を正確に調整できるが、画面調整シ
ステムに対して図6を参照して説明する。
【0020】図6に示されたものは本発明が適用される
システムの一例を示したものであって、陰極線管20に
は直交度及びコンバーゼンス状態を調整しようとする偏
向ヨーク30が装着され、陰極線と共に電源供給部40
から駆動電源が供給され、この時、陰極線管の電子銃の
駆動はソケット60を通ずることになる。又、電子CY
ユニット50が偏向ヨークの後面に装着され、これは電
子CY部コントローラー100から駆動コントロールさ
れるものであって、電子銃から発射されたビームを偏向
ヨークの後面進入口で調整するようになっている。
【0021】それから、陰極線管20の全面には一つ又
は二つ以上の光学用画面測定センサー70が装着される
が、この画面測定センサー70により検知された画面状
態はケーブル71を通じて映像処理部80に入力され
る。この時、映像処理部80はセンサー70からの画面
データを分析処理するが、この主な機能はコンバーゼン
スとディストーション及びランディングデータの分析及
びこれの補償のための機械駆動部90と電子CY部コン
トローラー100に駆動信号を提供することになる。
【0022】機械駆動部90は映像処理部80からの駆
動信号、即ち、画面上の固定に必要な量だけ以後説明す
る多数のモーターを駆動できる駆動信号を受信して該当
モーターを作動させることになる。即ち、偏向ヨークの
水平及び直交状態を調整し、XH 、YH のコンバーゼン
スを対称させ調整する働きをする。
【0023】それから、このようなモーターの駆動時、
電子CY部コントローラー100は画面の中央で測定さ
れたセンターコンバーゼンス及びランディング測定情報
による電子銃電流が供給され、R、G、Bコントロール
によるセンターコンバーゼンスを調整する信号を映像処
理部80からフィードバックさせることになる。言い換
えれば、電子CY部コントローラー100は画面の中央
で測定されたミスコンバーゼンスの量を映像処理部80
から駆動信号として処理されたデータが供給され、これ
を必要な量だけの電流に変換し電子銃50へ送ることに
より画面のセンターコンバーゼンスがゼロになるように
維持させることにより正確な垂直偏向コイルの調整を可
能にしたものである。
【0024】図7には図10に示された偏向ヨーク30
の水平コイル5と垂直偏向コイル6を正位置に固定する
ためのパレット200の斜視図が示されている。
【0025】図7を参照すると、このパレット200は
ベース板201を含むが、このベース板201の上には
スライディング可能なディスク202が装着されてお
り、このディスク202上には加圧固定部材204がス
クリュー206により固定されている。
【0026】加圧固定部材204は垂直偏向コイルが共
に組み合わされたフェライトコアを直接把持する半円形
のクランプヘッド208を備えており、このクランプヘ
ッド208は側断面であって、図示したようにブラケッ
ト210の内側で水平移動可能になっている。このため
にブラケット210にはピン212を中心に回動する第
1リンク214とピン216として結合された第2リン
ク218を含むが、第2リンク218の端段部にはピン
220によりクランプヘッド208が連結されている。
それから、第1リンク214には作動ハンドル222が
設けられている。従って、作動ハンドル222を矢印
(B)方向に回動させると、クランプヘッド208はC
方向に水平移動され偏向ヨーク30の垂直偏向コイルが
巻線されたフェライトコア8を把持することになる。
【0027】もし、以後説明するように、水平偏向コイ
ルが正位置に固定された状態で垂直偏向コイルとの間の
直交度及びコンバーゼンスが調整された後にはロッカー
230を閉めることによりディスク202は、正しい位
置に固定されることができる。図7において、符号24
0は調整が完了され完製品化された偏向ヨークの解止
後、空いたパレット上でディスク202を元の位置(零
点調整)に位置させるための原点調整レバーを表示す
る。
【0028】このように垂直偏向コイルが正しい位置に
固定された状態で接着剤を使用して垂直偏向コイルを図
10に示したコイルセパレーターに接着硬化させること
によりコンバーゼンスと直交度が正確に調整された偏向
ヨークが製造され得るが、このようなパレット200を
陰極線管に装着して直交度及びコンバーゼンスの調整例
を図8及び図9を参照して詳細に説明する。
【0029】図8を参照すると、パレット200は陰極
線管20の後部に装着され、このパレット200は水平
偏向コイル回転部材300により回転可能に装着され
る。この水平偏向コイル回転部材300はモーター30
2により回転可能であるが、モーター302の回転力は
プーリー304、306及びベルト308により回転部
材300に伝達されることにより水平偏向コイルを陰極
線管の最適位置に固定することになる。
【0030】一方、垂直偏向コイルをモーター301に
より回転可能であるが、このモーター310にはウォー
ム312及び円弧形ラックギヤ314が連結されてい
る。
【0031】従って、モーター310が回転されると、
ウォーム312が回転し、これにより円弧形ラックギヤ
314が左・右に回動されることによりクランパー32
0の矢印方向(D)に回動されることができる。
【0032】図9に示したように、クランパー320
は、シリンダー322により膨脹弛緩可能になった垂直
偏向コイル把持器324を備えている。従って、シリン
ダー322にはシリンダーロード326が連結されこれ
を媒介にシリンダー322の作動により垂直偏向コイル
把持器324が矢印方向(E)に水平移動され偏向ヨー
ク30の垂直偏向コイルを把持することになるものであ
る。結局、偏向ヨークの水平偏向コイル、より詳しくは
水平偏向コイルが巻線されたボビンは回部材300が
把持し、垂直偏向コイル、より詳しくは垂直偏向コイル
が共に組み立てられたフェライトコアはクランパー32
0が固く把持することになる。
【0033】一方、モーター330はクランパー320
を左・右(X方向)に移動させるためのものであって、
モーター330の回転時、ベッド332はイル334
に沿って水平移動されることができる。このため、モー
ター330の端段部にはピニオン336とラックギヤ3
38が装着されていることになる。
【0034】それから、モーター340は図9に示した
ようにクランパー320を上・下(Y方向)に移動させ
るためのものであって、モーター340の回転軸端段部
には第1ベベルギヤ342が装着され、この第1ベベル
ギヤ342は第2ベベルギヤ344を回転させることに
なる。この第2ベベルギヤ344が回転すると、螺子山
が形成されたシャフト346の矢印方向(F)に上・下
移動することになる。
【0035】以上のように構成された本発明による装置
の動作をより具体的に説明する。
【0036】まず、図10に示したように垂直偏向コイ
ル6がコイルセパレーター4に接着されない状態の偏向
ヨーク30を図7に示したベース板201に置いておく
が、偏向ヨーク位置固定用ピン203にコイルセパレー
ター4のピン孔4Aを位置させる。このように偏向ヨー
ク30が位置されると、図7に示された二つの作動ハン
ドル222を矢印方向(B)に押してクランプヘッド2
08が垂直偏向コイルを固く把持するようにする。
【0037】このように偏向ヨーク30がクランプヘッ
ド208により把持されると、パレット200を図6、
図8及び図9に示したように陰極線管20の後部に装着
し、回転部材300とクランパー320を使用し水平偏
向コイルと垂直偏向コイルを固く把持するようにする。
この時、回転部材により水平偏向コイルを最適位置に配
置させるようにモーター302を作動させる。モーター
320の作動により水平偏向コイルが左・右に回転し、
それの位置が最適状態に固定完了されると、機械駆動部
90の制御下でモーター310、330、340が作動
することにより、垂直偏向コイルを回転及びX、Y方向
に回転させることになる。例えば、図3(イ)のように
垂直偏向コイルが位置された場合には矢印の反対方向に
垂直偏向コイルを移動させるべきであるので、この時は
モーター330が例えば、時計方向に回転し、ピニオン
336とラックギヤ338が作動され、それにより図9
に示されたクランパー320が図中左側に移動すること
になり、中心点を合わせることになる。
【0038】しかし、図3(ロ)のように垂直偏向コイ
ルが位置された場合には矢印の反対方向に垂直偏向コイ
ルを移動させるべきである。従って、この時にはモータ
ー330が例えば、反時計方向に回転しピニオン336
とラックギヤ338が作動され、これにより図9に示さ
れたクランパー320が図中右側に移動することにな
り、中心点を合わせることになる。
【0039】勿論、このような中心軸上の位置調整は多
数のセンサー70及び画像処理部80によるデータのフ
ィードバックに基づいたものである。
【0040】一方、図4(イ)のように垂直偏向コイル
が位置された場合、矢印の反対方向に垂直偏向コイルを
移動させるべきであるが、この時にはモーター340
が、例えば時計方向に回転して第1、第2ベベルギヤ3
42、344が回転し、これにより螺子山シャフト34
6が下降することになる。そうすると、図9に示された
クランパー320が図中下側に移動することになり、垂
直偏向コイルの中心点を合わせることになる。
【0041】しかし、図4(ロ)のように垂直偏向コイ
ルが位置された場合には矢印の反対方向に垂直偏向コイ
ルを移動させるべきである。このため、モーター340
が例えば反時計方向に回転して第1、第2ベベルギヤ3
42、344が回転し、これにより螺子山シャフト34
6が上昇することになり、図9に示されたクランパー
20が図中上側に移動され垂直偏向コイルの中心点を合
わせることになる。
【0042】勿論、このような中心軸上の位置調整は多
数のセンサー70及び画像処理部80によるデータのフ
ィードバックに基づいたものである。
【0043】以上の通り、垂直偏向コイルをX、Y方向
に移動させることにより画面の中央水平線上の水平コン
バーゼンス(XH )と画面の中央垂直線上の水平コンバ
ーゼンス(YH )が対称になることができるので、正確
なコンバーゼンスが成就されることができるようにな
る。
【0044】一方、図5(イ)、(ロ)に示したように
画面の中央垂直線上に垂直偏向コイルが左・右に位置さ
れた場合にはモーター310が時計又は反時計方向に作
動しピニオン312と円弧形ラックギヤ314により
ランパー320が左・右に回転することにより直交度歪
みを正確に補正することができるようになる。
【0045】このようにコンバーゼンス及び直交度が正
確に成された場合、作業者は図7に示されたロッカー
30を回転させディスク202の流動がないようにす
る。
【0046】このように垂直偏向コイルが固定された状
態ではホットメルトとして処理した後、硬化させること
により別途のコンバーゼンス非対称修整のためのバック
フィールド(Back Field)補正作業及び補正
用資材を省くことができるようになる。
【0047】完全な硬化後にロッカー230を外してパ
レット200から偏向ヨーク30を除去することにな
る。
【0048】
【発明の効果】以上の通り、本発明による偏向ヨークの
コンバーゼンス及び直交度調整装置によると、使用しよ
うとする陰極線管の特性を基準として現実的に現れる画
質を優先的に調整することにより陰極線管とのマッチン
グ特性を極大化することができ、画質基準として組立位
置を調整した後、パレットにより堅固に固定しホットメ
ルトにより固定させることにより画質散布を極小化する
ことができる。
【0049】また、本発明によると、基本的に磁界側一
致調整が成されることにより画面上基準位置の対称を成
すことができ、従来の方法により発生するコンバーゼン
ス非対称修整のためのバックフィールド補正作業と補正
用資材を省くことができ、陰極線管に対して偏向ヨーク
の磁界が水平、垂直に対称条件が強化され画面の上・下
・左・右のピンクッション又はバレルディストーション
の対称性が大幅に向上されることができる。
【0050】それから、本発明によると、陰極線管の機
具的中心を基準に水平偏向コイルを固定させ、調整する
ことにより偏向ヨーク自体の首動き調整(即ち、垂直偏
向コイルとボビンとの間の流動現像)散布を極小化する
ことができ、これにより品質を向上させることができ、
修整時間の短縮効果及び生産の全自動化が達成できる利
点がある。
【0051】たとえ、本発明が添付された図面により記
述されたとしても本発明はこれに限定されるものではな
く、下記の特許請求の範囲の内で多くの変更及び修整が
あり得る。例えば、垂直変更コイル調整とホットメルト
塗布処理の順序は定めたものではなく、ホットメルト処
理後硬化前に垂直偏向コイルを調整することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による偏向ヨークのコンバーゼンスおよ
び直交度調整のための方法であって、垂直偏向コイルの
動き状態を示した偏向ヨークの概略的断面図である。
【図2】図1に示した方法を利用してスクリーンに現れ
るR、Bビームの調整過程状態を示したものであって、
(イ)は調整前のR、Bビームの非対称状態を示したも
のであり、(ロ)は調整後のR、Bビームの対称状態を
示した図面である。
【図3】(イ)、(ロ)は垂直偏向コイルをX方向に移
動する場合のスクリーンの状態を示した図面である。
【図4】(イ)、(ロ)は垂直偏向コイルをY方向に移
動する場合のスクリーンの状態を示した図面である。
【図5】(イ)、(ロ)は垂直偏向コイルを回転させた
時のスクリーンの状態を示した図面である。
【図6】本発明による調整装置の概略的構成例を示した
図面である。
【図7】偏向ヨークの垂直偏向コイルを効果的に把持し
て調整し、又、特性調整後垂直偏向コイルを固定するた
めのパレットの斜視図である。
【図8】本発明によるコンバーゼンス及び直交度調整の
ための装置の側面図である。
【図9】図8の背面図である。
【図10】垂直偏向コイルと水平偏向コイルを組み立て
た後、ホットメルトとして固定、硬化させる前の状態を
説明するための偏向ヨークの斜視図である。
【図11】水平偏向コイルに電圧を印加して直交特性を
調整するための一般的な方法を示したものであって、
(イ)は偏向ヨークの概略的断面図であり、(ロ)は水
平偏向コイルに電圧を印加し垂直偏向コイルで電圧を検
出することを示した図面である。
【符号の説明】
5 水平偏向コイル 6 垂直偏向コイル 20 陰極線管 30 偏向ヨーク 40 電源供給部 50 電子CYユニット 70 画面状態測定センサー 80 映像処理部 90 機械駆動部 200 パレット 201 パレットベース板 202 垂直偏向コイル支持、駆動用ディスク 204 垂直偏向コイルクランプ 208 クランプヘッド 222 作動ハンドル 240 ディスク原点調整レバー 300 水平偏向コイル回転部材 302 水平偏向コイル回転用モーター 310 垂直偏向コイル回転用モーター 330 垂直偏向コイル左・右移動用モーター 340 垂直偏向コイル上・下移動用モーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金 在 圭 大韓民国京畿道水原市八達区梅灘洞成一 アパートメント104棟109号 (56)参考文献 特開 昭58−129731(JP,A) 特開 昭62−20218(JP,A) 特開 昭60−208029(JP,A) 特公 平5−27207(JP,B2) 特公 平4−32493(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 9/44,9/236

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏向ヨークの垂直偏向コイルと水平偏向
    コイルとの間のコンバーゼンス及び直交度を調整する装
    置において、 ベース板201と、当該ベース板201上でスライド
    動が可能に具備されるディスク202と、当該ディスク
    202の両側面に固定され互いに対向されるように具備
    されるクランプヘッド208により前記偏向ヨーク30
    の垂直偏向コイル6が共に組み合わされたフェライトコ
    ア8を直接把持する加圧固定部材204と、前記ディス
    ク202の流動を防止させるロッカー230と、当該ロ
    ッカー230の解除時に前記ディスク202を本来の
    置に原位置させる原点調節レバー240が具備される
    レット200と、前記パレット200を陰極線管20の後部に装着させて
    当該パレット200の前記ベース板201を回転させる
    回転部材300 と、当該回転部材300を回転させるモ
    ーターでなされ、当該回転部材300の回転によりベー
    ス板201が回転されて前記偏向ヨーク30の水平偏向
    コイル5を前記陰極線管20の画面水平度と一致される
    ようにする水平偏向コイル回転手段と、シリンダ駆動により互いに対応する方向に水平移動しな
    がら前記偏向ヨーク30のフェライトコア8を垂直偏向
    コイル把持器324により嵌合されるようにする クラン
    パー320と、当該クランパー320を左右に移動させ
    る左右移動部材と上下に移動させる上下移動部材及び回
    転させる回転部材により前記垂直偏向コイル6と共に組
    み合わされた当該フェライトコア8が移動されて当該垂
    直偏向コイル6を上下、左右方向及び回転させて調整す
    垂直偏向コイル移動手段と、 前記陰極線管20の画面上に示されるコンバーゼンス及
    び直交度を感知する一つ以上のレンズ型センサー70
    と、当該レンズ型センサー70により感知される信号を
    処理する画像処理手段80と、当該画像処理手段80に
    より処理されたデータにより、前記水平偏向コイル回転
    手段及び垂直偏向コイル移動手段の駆動を制御する機械
    駆動手段90とからなる制御手段100とが具備され、前記陰極線管20の後部に具備される前記水平偏向コイ
    ル回転手段の回転部材300に前記パレット200を回
    転可能に装着させ、前記パレット200には前記偏向ヨ
    ーク30が位置されるようにしながらディスク202の
    両側に形成した 加圧固定部材204により当該偏向ヨー
    ク30のフェライトコア8が加圧され固定されるように
    し、前記水平偏向コイル回転手段と前記垂直偏向コイル
    移動手段の作動により当該偏向ヨークの コンバーゼンス
    及び直交度正確に調整されるようにすることを特徴と
    する偏向ヨークのコンバーゼンス及び直交度調整装置。
  2. 【請求項2】 前記垂直偏向コイル移動手段の左右移動
    部材は第2可逆モーターと当該第2可逆モーター及びそ
    の他の駆動手段により回転され、前記クランパー320
    を左右に移動させるピニオンとラックギヤとから構成さ
    れることを特徴とする請求項1記載の偏向ヨークのコン
    バーゼンス及び直交度調整装置。
  3. 【請求項3】 前記垂直偏向コイル移動手段の上下移動
    部材は第3可逆モーターと、当該第3可逆モーターの回
    転時に前記クランパー320を上下に移動させるための
    二つのベベルギヤと当該ベベルギヤの回転時に昇降され
    る螺子山シャフトとから構成されることを特徴とする請
    求項1記載の偏向ヨークのコンバーゼンス及び直交度調
    整装置。
  4. 【請求項4】 前記垂直偏向コイル移動手段の回転部材
    は第4可逆モーターと、当該第4可逆モーターの回転時
    に前記クランパー320を回動させる平ギヤと円弧型ラ
    ックギヤとから構成されることを特徴とする請求項1記
    載の偏向ヨークのコンバーゼンス及び直交度調整装置。
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