JP3359490B2 - 電子レンジ加熱対応包材 - Google Patents

電子レンジ加熱対応包材

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JP3359490B2 JP08384096A JP8384096A JP3359490B2 JP 3359490 B2 JP3359490 B2 JP 3359490B2 JP 08384096 A JP08384096 A JP 08384096A JP 8384096 A JP8384096 A JP 8384096A JP 3359490 B2 JP3359490 B2 JP 3359490B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍食品およびチ
ルド食品をプラスチック包材で密封包装されたまま電子
レンジで加熱し、温度が上がって内圧がかかったときに
初めて水蒸気等のガス抜きの貫通細孔が生じるようにシ
ール面に剥離剤が塗布されているプラスチック容器入り
の冷凍食品およびチルド食品の製品、ならびにそのよう
な食品入り容器を作成できるように剥離剤がパターン塗
布されている自動包装機用プラスチック包材の巻き原反
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シューマイ、コロッケ、メンチカ
ツ、おにぎり、焼そば、中華まんじゅうなどの冷凍食品
やハンペン、サツマアゲ、惣菜などのチルド食品で、プ
ラスチックのトレーに収容され、更に密封性のプラスチ
ック包材の容器(外袋)に収容され、冷凍または冷蔵処
理後密封状態で流通に置かれているものがある。
【0003】そのため、このような冷凍食品やチルド食
品の製品は、電子レンジにより調理加熱する場合、外袋
ごと電子レンジにかけることができると簡便であるが、
破裂する恐れがあり、破裂による驚き、内容物の散乱が
起り、好ましくない。破裂を防ぐには内容物を外袋から
取り出して電子レンジにかけなければならない。しか
し、これはシューマイ、肉まん、餡まん等蒸すことによ
り食感をよくする食品には好ましい方法ではない。PL
法も施工され、消費者がどのような加熱方法をとっても
目的の加熱調理が可能なように容器を設計することが必
要である。
【0004】外袋ごと電子レンジにかけたときの破裂を
予防する方法としては、例えば、外袋(容器)のシール
部に外袋の内外を貫通する細かい水蒸気等のガス抜き用
の貫通孔を設けておくことが考えられるが、この孔を介
して異物が袋内に入り込み不衛生であり、加えてチルド
食品の場合は微生物汚染による腐敗により長期保存に耐
えられないことにもなりかねないので、このような手段
は採用し難い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前項記載の従来技術の
背景下に、本発明の目的は、プラスチック製密封容器入
りの冷凍食品またはチルド食品を容器に入れたまま、す
なわち、容器ごと電子レンジにかけて加熱しても、破裂
の恐れのない容器入り冷凍食品またはチルド食品の製品
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前項記載の
目的を達成すべく鋭意研究の結果、プラスチック製密封
容器入り冷凍食品またはチルド食品の製品において、内
圧がかかったときに内層が切れてここから初めて水蒸気
等のガス抜きの貫通細孔が生じるようにするには、外層
が耐熱性のある熱可塑性樹脂フィルムからなり、内層が
シーラントフィルムからなり、そして、中間層には、
溶着によって密封包装容器を製作した際に形成されるシ
ーラントフィルムのシールの幅を横断するように剥離剤
層を部分的に設けてなる積層プラスチックフィルムが電
子レンジ加熱対応包材として好適であることを見出し、
この知見に基づいて本発明を完成した。このように構成
したことによって該容器の積層プラスチックフィルムの
剥離剤層を設けた部分のラミネート強度が弱まると同時
ヒートシールバーによりシール面をシールしたとき剥
離剤層部分のシール強度も剥離剤層を設けていない部分
より弱まるので、その結果、電子レンジ加熱時、食品入
り容器内に生じた内圧により水蒸気等のガス抜きの貫通
細孔が容器内部のヒートシール面端近辺に位置するシー
ラントフィルム層の切れ目からシール面に相応し設けた
中間層の剥離剤に沿って生じる。
【0007】すなわち、本発明は、電子レンジ加熱時プ
ラスチック製密封容器内に生じた内圧により内層が切れ
てここから水蒸気等のガス抜きの貫通細孔が該プラスチ
ック容器のシール面に相応した中間層に塗布された剥離
剤に沿って生じるように構成された冷凍食品またはチル
ド食品入り電子レンジ加熱対応プラスチック製密封
器、および、このような容器入り製品を自動包装機を使
用して作成する場合の包材、すなわち、自動包装機によ
り冷凍食品またはチルド食品を自動包装して該食品を収
納するプラスチック容器を作成するための自動包装機用
プラスチック包材の巻き原反であって、電子レンジ加熱
時、食品入り該容器内に生じた内圧により内層が切れて
ここから水蒸気等のガス抜きの貫通細孔が該プラスチッ
ク容器のシール面に相応する中間層に塗布された剥離剤
に沿って生じるように剥離剤が一表面にパターン塗布さ
れている積層熱可塑性樹脂フィルム包材に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】プラスチック容器入りの冷凍食品やチルド
食品の製品は、例えば、自動包装機を使用し、次のよう
にして作成されている。すなわち、包装して冷凍または
冷蔵処理に付すべき成形食品(例えば、シューマイ)を
トレーに収容し、このトレーを自動包装ライン上を順次
一定方向に移動させる。同時に、プラスチック容器(外
袋)を形成すべきプラスチック包材の巻きをトレーの移
動方向にトレーの上方を覆うように解いて行き、移動方
向の左右両辺をトレーを上から包み込んで合わせる。こ
れをさらに自動包装ライン上を移動させ、先ず、合わせ
た部分を熱板の間を通過させて熱着による背貼り(シ
ール)を行ない、次いでヒートシールバーにより移動方
向先端の開口部のシールを行ない、更に移動させて移動
方向後端の開口部のシールを行ない(これは、後続の単
位包装の移動方向先端部の開口部のシールでもある)、
最後に開口部のシール部分で包材の長手方向を横断カッ
トしてトレーを1個ずつ収容した容器(外袋)入りの冷
凍食品またはチルド食品の中間製品を得る。この中間製
品は冷凍処理またはチルド処理を行なって容器(外袋)
入り冷凍食品またはチルド食品の製品として流通に置か
れる。
【0010】本発明によれば、このようにして製造され
るプラスチック製密封容器入り冷凍食品またはチルド食
品の、容器(外袋)のシーラントフィルムのシールの巾
を横断して、後に該食品を食するために容器ごと電子レ
ンジにかけて加熱した場合に、温度が上がって内圧がか
ったときに内層が切れてここから初めて水蒸気等のガス
抜きの貫通細孔が中間層の剥離剤層に沿って生じるよう
に、予め剥離剤を塗布しておくのである。剥離剤は、先
に述べたシール面、すなわち、背貼りシール部、先端及
び後端開口部のシール部に相応する中間層のいずれにも
適宜塗布することができる。
【0011】本発明の電子レンジ加熱対応容器入り冷凍
食品またはチルド食品のプラスチック容器の包材は、外
層が耐熱性のある熱可塑性樹脂フィルムからなり、内層
がシーラントフィルムからなり、そして、中間層には、
熱溶着によって密封包装容器を製作した際に形成される
シーラントフィルムのシールの幅を横断するように剥離
剤層を部分的に設けてなる積層プラスチックフィルムで
ある。
【0012】外層を構成する耐熱性のある熱可塑性樹脂
フィルムとしては、融点が160℃以上のもので、一般
に冷凍食品およびチルド食品包装用包材として使用され
ているものであれば、特に限定されないが、耐熱性、強
度物性、透明性、印刷適性、防湿性の点からポリエチレ
ンテレフタレートフィルム、シリカ蒸着ポリエチレンテ
レフタレートフィルム、アルミナ蒸着ポリエチレンテレ
フタレートフィルム、二軸延伸ポリプロピレンフィル
ム、二軸延伸ナイロンフィルム等が好ましく使用するこ
とができる。外層の厚さは、9〜50μm程度、好まし
くは12〜30μm程度である。
【0013】内層を構成するシーラントフィルムは食品
と接触する面に配されるものであるから、当然のことな
がら、安全性の高いフィルムに限られ、例えば、汎用ポ
リオレフィン及び特殊ポリオレフィンのフィルムを挙げ
ることができる。具体的には、低密度ポリエチレン(L
DPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポ
リエチレン(HDPE)、無延伸ポリプロピレン(CP
P)、直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)、超
低密度ポリエチレン(VLDPE)エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体(EVA)、エチレン・アクリル酸共重合体
(EAA)、エチレン・メタクリル酸共重合体(EMA
A)、エチレン・エチルアクリレート共重合体(EE
A)、エチレン・メチルメタクリレート共重合体(EM
MA)、エチレン・アクリル酸メチル共重合体(EM
A)、アイオノマー(IO)などのフィルムである。
【0014】内層は、図4に示すように、中間層の剥離
剤を塗布した部位に相応する容器内部のシール端の近辺
で容器入り冷凍食品またはチルド食品を電子レンジにか
けて加熱したときに初めて水蒸気等の内圧によってシー
ル面に相応する中間層の剥離剤方向に向かって切れる
(キレツが生じる)程度の強度であればよく、又、積層
される外層の熱可塑性樹脂フィルム層の強度に比して大
きくなければよい。内層の厚さは、使用したシーラント
材の種類によって一概に規定されないが、通常15〜1
30μm程度、好ましくは20〜70μm程度である。
【0015】剥離剤としては、ポリアマイド/シリコン
系剥離ワニス「X218PE」(東洋インキ(株)製)、
アクリル/ウレタン系「シュリンクEXメジウム」(東
洋インキ(株)製)、「リオフレッシュ」(東洋エフ・シ
ー・シー(株)製)炭酸カルシウム入りシェラック樹脂系
可食インキを挙げることができる。
【0016】剥離剤は、原反包材に直接または後掲実施
例にみられるように内容表示、美感付与などの印刷イン
キを塗布した後に適宜印刷などにより、容器入り冷凍食
品またはチルド食品を電子レンジにかけて加熱したとき
内層が切れてここから初めて水蒸気等のガス抜きの貫
通細孔が生じるようなパターンで、該原反包材に片面全
般にパターン塗布しておく。従って、シーラントフィル
ムのシールされる部分が該原反包材のどこであっても、
シール面に相応する中間層の剥離剤がシーラントフィル
ムのシール巾の両端に通じる位置とすることができる。
【0017】尚、「リオフレッシュ」や剥離ワニス「X
218PE」は、ラミネート強度は、1〜30g/15
mm幅と弱い。
【0018】更に剥離剤の効果を上げる手段としては、
炭酸カルシウム等の無機物を1〜10重量%、好ましく
は2〜5重量%添加するとよい。無機物としては、酸化
マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化チタン、炭酸マ
グネシウム、炭酸亜鉛、硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、珪酸ナトリウム、珪酸マグネシウム、粘土、珪藻
土、タルク、カオリン等を挙げることができる。
【0019】剥離剤を外層を構成する熱可塑性樹脂フィ
ルム層にインキ層を介しまたは介せずに塗布したなら
ば、引き続き、内層を構成するシーラントフィルムを接
着剤層を介してまたは熱溶着によって積層することによ
って積層プラスチックフィルムからなる電子レンジ加熱
対応包材となすことができる。積層法はシーラント樹脂
の性質に応じて適宜選択され、いわゆる溶融押し出しラ
ミネート方式によって剥離剤塗布面側の外層にシーラン
ト被膜を形成してもよい。
【0020】本発明に係る電子レンジ加熱対応包材を製
作する場合、該包材のシール強度において、剥離剤を塗
布した部分と塗布しない部分とのシール強度との関係
は、塗布しない部分シール強度1とすると、剥離剤
を塗布した部分のシール強度は0.3〜0.7の範囲で
あれば充分容器内のガス抜き機能を果たすことができ
る。
【0021】先に説明した本発明の電子レンジ加熱対応
容器入り冷凍食品またはチルド食品の製品の、自動包装
機による製造において、容器を構成すべきプラスチック
包材の巻き原反に塗布される剥離のパターンは、要す
るに、このような密封容器入り製品をそのまま電子レン
ジで加熱して温度が上がって内圧がかかったときに内層
が切れてここから初めて水蒸気等のガス抜きの貫通細孔
がシール面に相応する中間層の剥離剤に沿って生じるよ
うなパターンであれば、特別の制限はない。
【0022】このようなパターンは直線タイプとそれ以
外の異形タイプに大別できる。
【0023】直線タイプは、例えば、図1に示すよう
に、原反包材の長手方向に平行する3本の(幅が夫々7
mm、15mm、25mm)細い帯条のパターンで、剥
離剤が塗布されるものである。例えば幅20mmの、帯
条のパターンで塗布する場合、ヒートシールバーのシー
ル幅(長方形のシール部分の、包材の長手方向の長さ)
と同じか広い方が好ましい。狭いと45°の角度よりも
鈍角で開かないと開きにくくなる。剥離剤の幅は、3〜
30mm、好ましくは6〜20mmである。又、厚さは
0.5〜5μm、好ましくは1〜3μmである。剥離剤
の幅が3mm未満になると、電子レンジをかけた際、水
蒸気がそこに集中するため抜けが悪くなり、最悪水蒸気
が抜けず破裂する。他方、幅が30mmを越えると全体
としてのシール状態が悪くなるため、流通過程でシール
強度不足による破袋の問題が、発生するおそれがある。
剥離剤層の厚みに関しては、0.5μm未満では特に印
刷のグラビアインキが存在するとインキに含浸して了
い、目的とするガス抜け効果がでない。また、5μmを
越えると、原反を巻いた時塗布した箇所が盛り上がり、
そのフィルムが伸びるためシワになり美観を損ねる。
【0024】異形タイプは、例えば、図2に示すような
ものである。このパターンにおいては、左右のパターン
(a)及び(b)を半ピッチずらすと、ヒートシールバ
ーの位置がずれても、シール部分において(a)及び
(b)の少なくとも一方の塗布部分がシール幅を横断し
て剥離剤が塗布されるので、位置合せの手数が省ける。
パターンの形状は適宜変更することにより、例えばS字
を連ねたパターンで、貫通細孔に屈曲部を設けることに
よって加熱時の水蒸気等のガスの抜けを困難にすること
も可能である。水蒸気等のガスの抜けの困難なパターン
は、電子レンジにかけたときに、単に加熱するのではな
く、若干の蒸し処理も行なうのが望まれるシューマイ、
中華饅頭などの冷凍食品に好ましい。
【0025】帯状パターンの剥離剤および異型パターン
の剥離剤を適用した容器の例を示せば、夫々図5、図6
に示すとおりで、いずれも、剥離剤はシール面に相応す
る中間層にあって、シーラントフィルムのシールの巾を
横断して塗布されている。
【0026】容器を構成すべきプラスチック包材の原反
に塗布される剥離剤のパターンは、要するに、容器入り
の冷凍食品またはチルド食品を容器ごと電子レンジにか
けたときに個々の食品に応じて食べ頃の温まり方となる
ような水蒸気等のガス抜きの貫通細孔がシーラントフィ
ルムの容器内部のシール端より中間層の剥離剤に沿って
生ずるようなものであるが、このような剥離剤の所与の
場合のパターンは、そのサイズを含めて後掲実施例を参
照して簡単な事前テストをすることにより当業者であれ
ば容易に見出することができる。
【0027】また、剥離剤を着色しておくと、管理がし
易くなることは言うまでもない。
【0028】なお、また、本発明において、水蒸気等の
ガス抜きという場合のガスには水蒸気の他に容器入り食
品の製造時に容器内に残留した空気や、容器内食品から
生ずる揮発成分がある。
【0029】さて、以上の説明において容器は、自動包
装機により、包材として熱可塑性樹脂フィルムを使用し
て、冷凍食品またはチルド食品の袋状容器入り製品を作
成する場合を想定してのものであり、従って容器はかか
る熱可塑性樹脂のフィルムを材質とするものである。
【0030】しかしながら、例えば、図3に示すよう
な、熱溶融可能な成形品容器の本体に冷凍食品またはチ
ルド食品を収容し、これに熱溶融可能なフィルムの蓋を
し、熱シールして作成された容器入り製品の場合も、容
器ごと電子レンジ加熱したい場合、そのようにすると破
裂の恐れのあることは、先に説明したような自動包装機
による容器入り製品と同じであり、そして破裂の恐れ
は、同様に、シーラントフィルムのシール面の内部端
内圧がかかったときに内層が切れてここから初めて水蒸
気等のガス抜きの貫通細孔が中間層の剥離剤に沿って
じるように剥離剤を塗布しておいてシーラントフィルム
シールすることで回避できる。従って、本発明の容器
には、このような成形品の容器も含まれる。
【0031】さらに、いわゆるスタンディングパウチに
冷凍食品またはチルド食品を収容し、開口部を熱シール
して作成された容器の場合も同様の問題があり、同様に
解決されるので、本発明の容器入り製品に言う容器には
スタンディングパウチを使用した容器も含まれることは
もちろんである。
【0032】なお、本発明の冷凍食品またはチルド食品
入り電子レンジ加熱対応積層プラスチック容器のシール
について若干付言する。食品を納付すべく本発明の熱可
塑性積層樹脂フィルム包材を折り合せ、そしてシーラン
トフィルム層が内側になるように張り合せ、張り合せ部
分を加熱して熱着によりシールする。この場合、折り
合せ部分の折り目を強化するなどの目的で、この部分も
熱を加えて着してもよい。従って、仕上り長方形の容
器の場合、シールは3方シール又は4方シールとなる。
上のような包材をシーラントフィルム層が内側になるよ
うに容器本体の周縁で張り合せた後、周縁を熱着によ
りシールして得られる冷凍食品またはチルド食品入り電
子レンジ加熱対応プラスチック容器の例は、図3に示す
ようなものである。
【0033】容器を形成するシートとしての厚さは25
0〜800μmである。
【0034】請求項7の容器を製作する場合、図7に示
すように、外層及び内層兼用で使用する引張り強度の大
きいシーラントフィルム(B2)と内層として用いる請
求項1記載の包材におけるシーラントフィルム層(B
1)との厚さの関係は、同一材質の場合では、B2=1
に対し、B1は0.7以下であれば充分容器内のガス抜
き機能を果たすことができる。材質が異なるときは、引
張り強度等を考慮し、本発明のガス抜き機能が発揮でき
るように、あらかじめ調整する必要がある。
【0035】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。もちろん、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0036】実施例1 冷凍食品用包材の生産において、ポリエチレンテレフタ
レートフィルム(PETフィルム16μm厚、940m
m幅)にグラビア印刷機にて、6色の印刷を行ない、次
いで同じグラビア印刷機で剥離剤として東洋インキ(株)
製 剥離ワニス「X218PE」を用いて図1に示すよ
うに幅が夫々7mm、15mm、25mmの帯状パター
ンを所定間隔をおいて巻き原反の長手方向に印刷塗布
し、その上にドライラミネート機において、ウレタン系
接着剤「アドコートAD─545S」(東洋モートン
(株)製)にて、乳白直鎖状低密度ポリエチレンフィルム
(乳白L−LDPEフィルム、40μm厚、幅900m
m)を貼合して電子レンジ加熱対応自動包装機用積層プ
ラスチック包材の巻き原反を作成した。
【0037】実施例2 冷凍食品用包材の生産において、二軸延伸ポリプロピレ
ン(OPPフィルム20μm厚、900mm幅)にグラ
ビア印刷機にて、6色の印刷を行ない、次いで剥離剤と
して東洋インキ(株)製 剥離ワニス「X218PE」を
用い、その粘度をザーカップNo.3 16秒にしグラビ
ア版が75線/インチ、版深30μmを使用して図1に
示すよう幅が夫々7mm、15mm、25mmの帯状パ
ターンを所定間隔をおいて巻き原反の長手方向に印刷塗
布し、シングル押出ラミネート機においてポリプロピレ
ン樹脂「LS−712」(日本ポリオレフィン(株))
製)を溶融押出してフィルム(20μm厚、940mm
幅)を貼合して電子レンジ加熱対応積層プラスチック包
材の巻き原反を作成した。
【0038】実施例3 冷凍食品用包材の生産において、PETフィルム(16
μm厚、940mm幅)にグラビア印刷機において、6
色の印刷を行ない、次いで剥離剤として東洋インキ(株)
製 剥離ワニス「X218PE」を用いて図1の中の幅
7mmの帯状パターンを巻き原反の長手方向に印刷塗布
し、更にタンデムドライラミネート機の第1ドライラミ
ネート機においてウレタン系接着剤「アドコートAD−
900」(東京モートン(株)製)にて、乳白L−LDP
Eフィルム(40μm厚、940mm幅)を貼合して第
2ドライラミネート機において図2のパターンをグラビ
ア版;175線・深度36μにて剥離剤として東洋エフ
・シー・シー(株)製シュラック系可食性インキ:「リオ
フレッシュ」炭酸カルシューム入りを印刷して電子レン
ジ加熱対応積層プラスチック包材の巻き原反を作成し
た。
【0039】実施例4 実施例1で作成した巻き原反から図1中の7mm幅の剥
離剤コート包材を幅300mmにスリットした巻きを用
意し、高速全自動ピロー包装機(S−5000J)(大
森機械工業(株)製)を使用してシール温度230℃・ラ
インスピード:120ショット/分・シール幅8.5m
mにて「エビシュウマイ 15個入り225g」袋サイ
ズ135×240mmのトレー入りの包装を行った。そ
の後−30℃に冷凍した。得られた冷凍食品「エビシュ
ーマイ」のパックを、そのまま松下電器産業(株)製オー
ブンレンジ(機種:NE−2)600Wにて強設定にて
4分30秒間かけた結果、3分30秒後にパウチ全体が
膨らみ、4分15秒後にシール部の図1のパターンの水
蒸気抜き構造から圧力がかかった状態で水蒸気が抜け、
4分30秒後に食べ頃な状態となった。
【0040】実施例5 実施例2で作成した巻き原反を図1中の15mm幅の剥
離剤コート包剤を幅300mmにてスリットして巻きを
用意し、インパルスシール機(富士インパルス(株)製:
FA−600−10)を使用してダイヤル5・シール幅
10mmにて市販の冷凍食品「肉まんじゅう」1個を袋
サイズ150×150mmに入れた。その後−20℃の
冷凍庫に1昼夜放置した。得られた冷凍食品「肉まんじ
ゅう」のパックを、そのまま松下電器産業(株)製オーブ
ンレンジ(機種:NE−2)600Wにて強設定にて1分
40秒間かけた結果、1分05秒後にパウチ全体が膨ら
み、1分26秒後にシール部の図1のシール強度が弱い
パターンの水蒸気抜き構造から圧力がかかった状態で水
蒸気が抜け、1分40秒後に食べ頃な状態となった。シ
ール強度を測定した結果、剥離剤を塗布してない部分が
700g/15mm巾前後に対し、図1の剥離剤塗布部
分は、300g/15mm巾前後であった。
【0041】実施例6 実施例3で作成した図1:7mmの剥離剤コート包材を
幅300mmにスリットして巻きを用意し、高速全自動
ピロー包装機(大森機械工業(株)製)を使用してシール
温度210℃・ラインスピード:120ショット/分・
シール巾8.5mmにて「エビシューマイ 15個入り
225g」袋サイズ135×240mmのトレー入りの
包装を行った。その後−30℃に冷凍した。得られた冷
凍食品「エビシューマイ」のパックを、そのまま松下電
器産業(株)製オーブンレンジ(機種:NE−2)600
Wにて強設定にて4分30秒間かけた結果、3分30秒
後にパウチ全体が膨らみ、4分05秒後にシール部の図
1のパターンの水蒸気抜き構造から圧力がかかった状態
で水蒸気が抜け、4分30秒後に食べ頃な状態となっ
た。
【0042】因みに、実施例6においてシール温度21
0℃を180℃にした以外は全く同一条件で包装を行っ
た。その後−30℃に冷凍した。得られた冷凍食品「エ
ビシューマイ」のパックを、そのまま松下電器産業(株)
製オーブンレンジ(機種:NE−2)600Wにて強設
定にて5分00秒間かけた結果、3分30秒後にパウチ
全体が膨らみ、4分20秒後に背シール部から破裂して
失敗した。シール温度が通常の適性温度(200〜24
0℃)より低い場合は、他のシール強度の弱い部分から
水蒸気が抜け効果がない。
【0043】実施例7 実施例3で作成した図1中の7mm巾と図2の6.5m
m巾の剥離剤塗布パターンで得られた包材を幅300m
mにスリットした巻きを用意して、高速全自動ピロー包
装機(大森機械工業(株)製)を使用してシール温度26
0℃・ラインスピード:120ショット/分・シール幅
8.5mmにて「シュウマイ」のトレー入りの包装を行
った。その後−30℃に冷凍した。得られた冷凍食品
「シューマイ」のパックを、そのまま松下電器産業(株)
製オーブンレンジ(機種:NE−2)600Wにて強設定
にて4分30秒間かけた結果、3分30秒後にパウチ全
体が膨らみ、10袋中9袋が3分50秒前後に図2のシ
ール部の水蒸気抜き構造から水蒸気が抜け、残りの1袋
が、図1の巾7mmのシール強度が弱い部分から4分1
0秒後に水蒸気が抜け、いずれも4分30秒後に食べ頃
な状態となった。シール温度を高く設定した時、図1の
シール部からの水蒸気抜け効果がみられた。
【0044】実施例8 レトルトスタンディングパウチ用包材;PET12μm
6色印刷/AD(接着剤)/PET12μmSiox蒸
着品(シリカ蒸着PET)/AD/ONy15μm剥離
剤(図1、巾7mm)/レトルト用CPP60μm(無
延伸ポリプロピレン)構成の生産において、最初にグラ
ビア印刷機にて二軸延伸ナイロンフィルム(ONyフィ
ルム15μm厚)に巾15mmの剥離剤(東洋エフ・シ
ー・シー(株)製の「リオフレッシュ」炭酸カルシウム3
%入りシュラック樹脂系可食インキ)を印刷して、尾池
工業(株)レトルト用SiOx蒸着の「MOS−TR」
(シリカ蒸着PET)を用意し、グラビア印刷にてPE
Tフィルム12μmに6色の印刷を行ない、ドライラミ
ネート機によりウレタン系接着剤「アドコートAD−8
11」(東洋モートン(株)製)を使用して、上記構成品
を貼合し、スタンディング袋三方シール兼用製袋機「S
BM−600−TA型」(西部機械(株)製)を使用して
巾120mm×高さ160mm×底高さ34mmのレト
ルト用スタンディングパウチを得た。
【0045】各部のシール強度をテンシロン型引張試験
機にて測定した結果、剥離剤塗布以外の場所は、5〜6
Kg/15mm巾の範囲に入り、巾7mm周辺の剥離剤
塗布部は約3Kg/15mm巾と弱い状態であった。
【0046】得られたスタンディングパウチに、おかゆ
の原料を入れ125℃・30分間のレトルト殺菌を行い
1日室内に放置した。おかゆスタンディングパウチを、
三菱電機(株)製、電子レンジ(機種:RO−7700)9
90Wにて強設定・4分30秒間かけた結果、3分40
秒後にパウチ全体が膨らみ、4分後にシール部の水蒸気
抜き構造から圧力がかかった状態で水蒸気が抜け、4分
15秒後に食べ頃な状態となった。
【0047】実施例10 レトルト容器の蓋材PET6色印刷/AD/PETSi
ox蒸着品/AD/ONy剥離剤(図1、巾15mm)
/レトルト用CPP(無延伸ポリプロピレン)構成の貼
合において、最初にグラビア印刷機にて二軸延伸ナイロ
ンフィルム(ONyフィルム15μm厚)に巾15mm
の剥離材(東洋エフ・シー・シー「リオフレッシュ」炭
酸カルシウム3%入りシュラック樹脂系可食インキ)を
印刷して、尾池工業(株)レトルト用SiOx蒸着の「M
OS−TR」を用意し、グラビア印刷にてPETフィル
ムに6色の印刷を行い、ドライラミネート機によりウレ
タン系接着剤「アドコートAD−900」(東洋モート
ン(株)製)を使用して、上記構成品の蓋材を作った。
容器は、内面よりCPP80μm/PVDC(ポリビニ
リデンクロライド)「サランUB」(旭化成工業(株)
製)15μm/CPP30μm/PP(ポリプロピレ
ン)樹脂400μm構成に加工したシートを使用してプ
ラグアシスト圧空成形法にて、図3に示す250mlの
容器を作った。得られた容器に、米と水と空気を入れ上
記蓋材を、230℃/1秒/cm2の条件にて、試作用
シール機によりシールし、118℃・30分間レトルト
殺菌処理を行い白米を作った。
【0048】24時間室温放置後、松下電器産業(株)
製、オーブンレンジ(機種:NE−2)600W・強設定
にて4分00秒間かけた結果、3分後にパウチ全体が膨
らみ、3分30秒後に巾15mmの剥離剤を塗布した部
分から水蒸気が抜け、3分45秒後に食べ頃な状態とな
った。
【0049】実施例11 一般容器の蓋材ONy15μm/6色印刷/剥離剤(図
1、巾15mm)/一般用CPP30μm構成の貼合に
おいて、最初にグラビア印刷機にてONy(二軸延伸ナ
イロン)フィルム15μmにグラビア印刷機にて6色印
刷を行い、さらに巾15mmの剥離剤(東洋インキ(株)
製 剥離ワニス「X218PE」)を印刷して、ドライ
ラミネート機によりウレタン系接着剤「アドコートAD
−900」(東洋モートン(株)製)を使用して、上記構
成品の蓋材を作った。
【0050】容器は、PPシート・厚さ0.27mmを
使用圧空成形法にて、巾150mm×長さ230mm×
深さ45mmのトレーを作った。得られた容器に、チャ
ーハン320gを入れ上記蓋材を、240℃/1秒/c
2の条件にて、試作用シール機によりシールし、−3
0℃に急冷し冷凍食品を作った。
【0051】24時間室温放置後、松下電器産業(株)製
オーブンレンジ(機種:NE−2)600W・強設定に
て4分00秒間かけた結果、3分後にトレー全体が膨ら
み、3分35秒後に巾15mmの剥離剤を塗布した部分
から水蒸気が抜け、3分55秒後に食べ頃な状態となっ
た。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、容器入り冷凍食品また
はチルド食品であって、流通においては密封状態が保持
され、これを食するために容器ごと電子レンジにかけた
ときに適度のガス抜きにより適度の耐圧性が維持され、
従って、当該食品に応じて適度な温め方をすることので
きる、すなわち、適度な水分調整機能および調理加熱機
能を有するものを容易に作成することができるところと
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 剥離剤の塗布パターンの例を示す(実施例
1,2,3)。
【図2】 剥離剤の塗布パターンの例を示す(実施例
3)。
【図3】 剥離剤の塗布パターンと冷凍食品またはチル
ド入り電子レンジ加熱対応容器の例を示す(実施例
9)。
【図4】 容器内層から水蒸気が抜ける状態を示す概念
図。
【図5】 本発明に係る電子レンジ加熱対応容器の例を
示す。
【図6】 本発明に係る電子レンジ加熱対応容器の例を
示す。
【図7】 本発明に係る電子レンジ加熱対応容器の例を
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 毅 神奈川県川崎市川崎区港町6番1号 株 式会社エースパッケージ内 (72)発明者 伊吾田 正治 神奈川県川崎市川崎区港町6番1号 株 式会社エースパッケージ内 (56)参考文献 実開 平1−168481(JP,U) 実開 平4−29978(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 B65D 81/34

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外層が耐熱性のある熱可塑性樹脂フィル
    ムからなり、内層がシーラントフィルムからなり、そし
    て、中間層には、熱溶着によって密封包装容器を製作し
    た際に形成されるシーラントフィルムのシールの幅を横
    断するように剥離剤層を部分的に設けてなる積層プラス
    チックフィルムよりなる電子レンジ加熱対応包材。
  2. 【請求項2】 外層を構成する熱可塑性樹脂フィルム
    は、ポリエチレンテレフタレートフィルム、シリカ蒸着
    ポリエチレンテレフタレートフィルム、アルミナ蒸着ポ
    リエチレンテレフタレートフィルム、二軸延伸ポリプロ
    ピレンフィルムまたは二軸延伸ナイロンフィルムである
    請求項1に記載の電子レンジ加熱対応包材。
  3. 【請求項3】 中間層における剥離剤層は外層の内面に
    インキ層を介して又は介せずに剥離剤を長手方向に対し
    て巾3〜30mm、厚さ0.5〜5μmの帯状またはパ
    ターン状に塗布して設けられた請求項1に記載の電子レ
    ンジ加熱対応包材。
  4. 【請求項4】 内層を構成するシーラントフィルムは食
    品と接触する面に配され、低密度ポリエチレンフィル
    ム、中密度ポリエチレンフィルム、高密度ポリエチレン
    フィルム、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム、超低密
    度ポリエチレンフィルム、無延伸ポリプロピレンフィル
    ム、エチレン・アクリル酸共重合体フィルム、エチレン
    ・メタクリル酸共重合体フィルム、エチレン・メチルア
    クリレート共重合体フィルム、エチレン・エチルアクリ
    レート共重合体フィルム、エチレン・メチルメタクリレ
    ート共重合体フィルムまたはアイオノマーフィルムであ
    る請求項1に記載の電子レンジ加熱対応包材。
  5. 【請求項5】 剥離剤層を設けた外層面に内層を構成す
    るシーラントフィルムを接着剤を介してまたは熱溶着に
    よって積層してなる請求項1に記載の電子レンジ加熱対
    応包材。
  6. 【請求項6】 食品を収納すべく請求項1に記載の包材
    を折り合わせ、そしてシーラントフィルム層が内側にな
    るように張り合わせ、或いはシーラントフィルム層が内
    側になるように容器本体の周縁と張り合わせた後、周縁
    を熱溶着によりシールして得ることを特徴とする冷凍食
    品またはチルド食品入り電子レンジ加熱対応プラスチッ
    ク容器。
  7. 【請求項7】 食品を収納すべく請求項1に記載の包材
    におけるシーラントフィルム層に該シーラントフィルム
    層よりも引張り強度の大きいシーラントフィルムを張り
    合わせ、周縁を熱溶着によりシールして得ることを特徴
    とする冷凍食品またはチルド食品入り電子レンジ加熱対
    応プラスチック容器。
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