JP4334674B2 - 食品用袋 - Google Patents

食品用袋 Download PDF

Info

Publication number
JP4334674B2
JP4334674B2 JP15385999A JP15385999A JP4334674B2 JP 4334674 B2 JP4334674 B2 JP 4334674B2 JP 15385999 A JP15385999 A JP 15385999A JP 15385999 A JP15385999 A JP 15385999A JP 4334674 B2 JP4334674 B2 JP 4334674B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
film
food
contents
gusset
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15385999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000335656A (ja
Inventor
麻子 藤森
隆 中込
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP15385999A priority Critical patent/JP4334674B2/ja
Publication of JP2000335656A publication Critical patent/JP2000335656A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4334674B2 publication Critical patent/JP4334674B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品用袋に関し、更に詳しくは、冷凍流通やチルド流通などの水分を含む食品を密封包装し、流通に供すると共に、内容物の使用時に、その袋を利用して電子レンジなどの加熱手段により、内容物の解凍、加熱、或いは調理などを良好に行うことのできる食品用袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、冷凍流通やチルド流通などの水分を含む食品を密封包装して流通し、内容物の使用時に、その袋を利用して電子レンジなどの加熱手段により、内容物の解凍、加熱、或いは調理などを行うことのできる食品用袋としては、例えば、▲1▼袋のシーラント層にイージーピール性樹脂を使用して、加熱時に発生する蒸気などの熱と内圧により、袋の周囲など端縁部のヒートシール部の一部が剥がれるようにして、蒸気が抜けるようにした袋、或いは、▲2▼袋の一部に通気用の孔を設け、その孔を覆うように粘着ラベルを貼り付けて封止し、加熱時に発生する蒸気の熱と内圧により、ラベルが粘着剤層で剥がれて蒸気が抜けるようにした袋などがあった。
【0003】
しかしながら、前記▲1▼のシーラント層にイージーピール性樹脂を使用して製袋した袋では、加熱時に発生する蒸気によりヒートシール部を剥離させ、蒸気を抜くことはできるが、剥離部の大きさの調節が難しいため、一旦開口すると内圧が完全に開放され、内圧を一定範囲に調節することができず、また、袋の周囲などのヒートシール部が比較的大きく開口するため、内容物が漏れたり、こぼれたりする問題があった。
【0004】
また、▲2▼の袋の一部に通気用の孔を設け、その孔を粘着ラベルで封止した袋では、孔を設ける位置を自由に選定できることから、内容物の漏れなどに対する対策は採りやすいが、食品が粘着剤に直接触れることがあり、食品衛生の点で問題があると同時に、通気用の孔が小さすぎると粘着ラベルが剥がれ難く、大きくすると剥離後の内圧調整が難しくなる問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、常温流通はもとより、冷凍流通やチルド流通などの水分を含む食品を密封包装して流通させることができる袋であって、食品衛生上の問題もなく、且つ、内容物の使用時には、その袋を利用して電子レンジなどの加熱手段により、簡単な操作で安全に、内容物の解凍、加熱、或いは調理を適度の内圧をかけながら行うことができるという使用適性に優れた食品用袋を生産性よく提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、以下の本発明により解決することができる。
即ち、請求項1に記載した発明は、水分を含む食品を密封包装する袋であって、該袋が、両側にガセット部を設けて筒状体を形成し、該筒状体の両側開口部の端縁部をヒートシールにより封止するガセットパウチ形式に形成され、該袋の最内面が、0.5〜15μmの高さの微細な凹凸を有する形状に形成されると共に、該袋の背シール部、ガセット部、両側開口部の端縁部のうちの、少なくともいずれか一箇所に、内部に収納された食品を袋ごと加熱した時、上昇する袋の内圧を一定範囲に調節するための折れ曲がり構造の排気路が、最小部で8mm幅となるようにヒートシールにより設けられ、更に、該排気路の開封位置と内容物取り出し口の開封位置のいずれか一方、または両方に切り取り線および易開封性手段が設けられていることを特徴とする食品用袋からなる。
【0007】
本発明において、前記折れ曲がり構造の排気路は、加熱により内容物から発生した蒸気が、該排気路を通して外部に排出される際、圧力損失を生じ、袋内に適度の内圧が維持されるように設けるものであり、排気路の幅、長さ、折れ曲がり部の形状や数などの構造は、特に限定するものではなく、包装される内容物とその水分量、および電子レンジなどの加熱条件により、適度の内圧が維持される範囲で適宜決定することができる。
【0008】
また、本発明の食品用袋は、内容物の加熱前までは、前記排気路の外側端部はヒートシールにより封止されており、内容物の加熱時に、初めて排気路の外側端部のヒートシール部を切り取って、排気路が外部と連通するようにして使用するものである。
【0009】
このような構成を採ることにより、袋の形状がガセットパウチ形式であるため、製袋が容易で生産性がよく、内容物を、その容量の割にコンパクトに密封包装することができる。そして、袋に密封包装された内容物を使用する際には、前記排気路の外側端部のヒートシール部を切り取るだけで、排気路が外部と連通し、加熱時の内圧調節が可能となる。従って、内容物を袋に収納したまま電子レンジなどで加熱することにより、適度の内圧をかけながら加熱できるので、全体をムラなく短時間で解凍、加熱、或いは調理することができる。
【0010】
また、袋にはガセット部による厚みがあるため、内容物を電子レンジなどで加熱する際、袋を寝かせて置いても、排気路を底面よりも高い位置とすることができ、内容物が液状物を多く含む食品であっても、ふきこぼれるようなことがなく、安定した状態で安全に加熱、或いは調理することができる。
【0011】
請求項2に記載した発明は、前記食品用袋が、直鎖状低密度ポリエチレン、シングルサイト触媒を用いて重合したエチレン・α−オレフィン共重合体、ポリプロピレンのいずれかを最内層(シーラント層)とする積層フィルムで形成されていることを特徴とする請求項1記載の食品用袋である。
【0012】
本発明の食品用袋には、通常の食品用袋と同様、最内層にシーラント層が積層された各種の積層フィルムを使用できるが、内容物を加熱する際、袋に充填したまま加熱するため、特にシーラント層は、ヒートシール性と共に、耐内容物性、低臭性、耐熱性に優れることが好ましい。
この点から、直鎖状低密度ポリエチレン、シングルサイト触媒を用いて重合したエチレン・α−オレフィン共重合体、ポリプロピレンのいずれかを最内層とする積層フィルムが特に適している。
【0013】
従って、このような構成を採ることにより、前記請求項1に記載した発明の作用効果に加えて、内容物に樹脂臭などが移行して風味を損なうこともなく、一層安全に解凍、加熱、調理などを行うことができる。
【0014】
また、請求項に記載した発明は、前記食品用袋の最内面が、0.5〜15μmの高さの微細な凹凸を有する形状に形成された構成としている
上記微細な凹凸は、例えば、高さが0.5〜15μm程度の凹凸が好ましく、2〜10μmの凹凸が更に好ましい。
【0015】
袋の最内面が平滑な場合、両側の積層フィルムの内面同士が密着しやすく、袋の開口性が悪くなるが、幅の狭い排気路では、更に密着しやすく開口しにくくなる。このことは、袋にカールなどが生じると一層顕著になる。
【0016】
従って、上記のような構成を採ることにより、積層フィルムに適度の滑り性が付与され製袋適性が向上すると共に、袋自体の開口性がよくなり、内容物を充填する際の充填シール機における機械適性および生産性が向上し、また、袋の排気路においても、その凹凸により空気が残留しているため、内面同士が密着することがなく、加熱により発生した蒸気が、その内圧で容易に排気路に入り、スムーズに排気路を開口させるため、その内圧調節機能が確実に働き、良好に加熱、或いは調理することができる。
【0017】
尚、前記微細な凹凸の高さが、0.5μm未満の場合は、空気の保持効果が低下し、積層フィルムの内面同士が密着しやすくなるため好ましくない。また、凹凸の高さが、15μmを超える場合は、積層フィルムの内面同士の密着防止効果はよいが、ヒートシール適性が低下するため好ましくない。
【0018】
また、請求項に記載した発明は、前記食品用袋の排気路の開封位置と内容物取り出し口の開封位置のいずれか一方、または両方に切り取り線が設けられた構成としている。上記切り取り線は、印刷などにより容易に設けることができ、少なくとも排気路の開封位置に設けることが好ましく、排気路の開封位置と内容物取り出し口の開封位置との両方に設けることが更に好ましい。
【0019】
本発明の食品用袋は、内容物の加熱時に、先ず、排気路の内圧調節機能を働かせるために、排気路の開封位置、即ち、排気路の外側端部のヒートシール部を切り取って開封し、次いで、電子レンジなどで所定の内圧をかけながら内容物の加熱、または調理を行い、その後、内容物の取り出し口の開封位置を切り取って開封する方法で使用する。
この開封順序や開封位置を誤って使用すると、排気路の内圧調節機能が働かなくなり、また、内容物が液状物を多く含む場合、その液状物が外にこぼれることがある。
【0020】
従って、このような構成を採ることにより、切り取り線の位置が明瞭になり、誤使用を防止することができるので、内容物の加熱、或いは調理、そして、取り出しを意図したように良好に行うことができる。
【0021】
更に、請求項に記載した発明は、前記食品用袋の排気路の開封位置と内容物取り出し口の開封位置のいずれか一方、または両方に易開封性手段が設けられた構成としている
【0022】
上記易開封性手段としては、通常の袋にも汎用されているノッチのほか、レーザー光照射などによるハーフカット線、或いは、一軸延伸フィルムの積層(延伸方向が切り取り線の方向と一致するように積層する)、カットテープの貼着などがあり、これらは単独で用いてもよく、また、ノッチとハーフカット線、または一軸延伸フィルムの積層、またはカットテープの貼着などのように複数を組み合わせて用いることができる。
【0023】
このような構成を採ることにより、食品用袋の排気路の開封位置と、内容物取り出し口の開封位置とを、適する位置で容易に手で引き裂いて開封できるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の食品用袋に用いるフィルム、および袋の製造方法など実施の形態について説明する。
先ず、本発明の食品用袋に用いるフィルムには、主にプラスチックを主体とする積層フィルムが用いられ、電子レンジによる加熱適性の点から、アルミニウム箔やアルミニウム蒸着層などの金属層が積層されていなければ、特に限定はされず、水分ほか液状成分を含む食品などの包装用袋に用いられている公知の積層フィルムは、いずれも使用でき、包装する内容物の種類や充填後の使用条件などに応じて適する材料を自由に選択して使用することができる。
【0025】
好ましく使用できる積層フィルムの代表的な構成例として、以下のような構成が挙げられる。
(1) ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(2) ONフィルム/接着剤/PETフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(3) ONフィルム/接着剤/PETフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
(4) ONフィルム/接着剤/2軸延伸HDPEフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(5) ONフィルム/接着剤/OPPフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(6) ONフィルム(シリカまたはアルミナ蒸着層)/接着剤/2軸延伸HDPEフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(7) ONフィルム/アンカーコート層/共押し出しコート層(HDPE層/L・LDPE層)(シーラント層はL・LDPE層)
(8) ONフィルム/アンカーコート層/共押し出しコート層(HDPE層/LDPE層)/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(9) PETフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(10)PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(11)PETフィルム/接着剤/(シリカまたはアルミナ蒸着層)ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(12)PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
(13)PETフィルム/接着剤/EVOHフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
などが挙げられるが、これらに限定されるものではなく様々な組み合わせの積層フィルムを使用することができる。
【0026】
上記において、ONフィルムは2軸延伸ナイロンフィルム、OPPフィルムは2軸延伸ポリプロピレンフィルム、PETフィルムは2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、L・LDPEは直鎖状低密度ポリエチレン、HDPEは高密度ポリエチレン、LDPEは低密度ポリエチレン、CPPフィルムはキャスト(無延伸)ポリプロピレンフィルム、また、EVOHフィルムはエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルム、を指すものである。
そして、アンカーコートは、押し出しコーティングで樹脂を積層する際、接着性を向上させるために基材フィルム側に予めコーティングするものでプライマーコートの一種である。
【0027】
また、上記において、シーラント層のL・LDPEフィルム、CPPフィルムは、シングルサイト触媒を用いて重合したエチレン・α−オレフィン共重合体に置き換えることができる。
これらのシーラント層は、上記のように、予め製膜したフィルムを接着剤を用いてドライラミネーション法などで貼り合わせるほか、押し出しコート法などで積層することもできる。
【0028】
前記の積層フィルムの構成において、ONフィルム、PETフィルムは、最外層に用いる場合は、基材フィルムとして食品用袋に機械的強度や印刷適性を付与し、中間層に用いる場合は、主に機械的強度を補強するために用いられる。
また、中間層に用いる2軸延伸HDPEフィルム、OPPフィルムは、厚さを増し剛性を高めると同時に透湿度を向上させるために用いられる。上記2軸延伸HDPEフィルム、OPPフィルムは、1軸延伸HDPEフィルム、1軸延伸PPフィルムとすることもでき、その場合、延伸方向が、袋の切り取り線の方向と一致するように積層することにより、引き裂きを容易にし、且つ、その方向性を安定化させることができる。
但し、袋の切り取り線が、袋の縦横、両方向にある時は、2軸延伸フィルムを用いることが好ましい。
【0029】
そして、シリカまたはアルミナ蒸着層、EVOHフィルムは、ガスバリヤー性を向上させるために積層するものであり、これらのほか、ポリアクリロニトリルフィルム、或いは、ポリ塩化ビニリデンの塗膜層などのガスバリヤー性材料を積層することもできる。
【0030】
そして、シーラント層としては、L・LDPEフィルム、CPPフィルム、シングルサイト触媒を用いて重合したエチレン・α−オレフィン共重合体の3種類の例を挙げたが、L・LDPEフィルムは、ヒートシールの安定性や耐内容物性、耐ストレスクラッキング性などに優れており、CPPフィルムは、耐熱性、低臭性に優れている。また、メタロセン系触媒などシングルサイト触媒を用いて重合したエチレン・α−オレフィン共重合体は、分子量分布の幅が狭く、共重合比も安定しているため、低温ヒートシール性や、熱間シール性に優れると共に、特に低臭性に優れている。従って、包装する内容物(食品)の種類や使用条件に応じて、最適なものを選択して使用することにより、樹脂臭などで内容物の風味を損なうことがなく、安全で性能に優れた食品用袋を提供することができる。
【0031】
シーラント層には上記のほか、高圧法ポリエチレンなど通常の低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、ポリエステル系樹脂なども適宜選択して使用することができる。
【0032】
次に、以上のような積層フィルムを用いて製造する本発明の食品用袋の製造方法について説明する。
本発明の食品用袋は、先に説明したように、水分を含む食品を密封包装するガセットパウチ形式の袋であって、その袋の背シール部、ガセット部、両側開口部の端縁部のうちの、少なくともいずれか一箇所に、内部に収納された食品を袋ごと加熱した時、上昇する袋の内圧を一定範囲に調節するための折れ曲がり構造の排気路をヒートシールにより設けた構成を基本とし、袋の形状としては、更に、袋の最内面に、内面同士の密着を防ぐための微細な凹凸、具体的には高さが0.5〜15μmの凹凸を設けた構成、また、袋の排気路の開封位置、及び/又は内容物取り出し口の開封位置に、切り取り線や、ノッチ、ハーフカット線などの易開封性手段を設けた構成を含むものである。
【0033】
このような食品用袋は、ガセットパウチ形式の袋の応用形態であり、従来公知のガセットパウチ用製袋機を利用して、これに前記排気路を形成するためのヒートシール装置、およびノッチ、ハーフカット線などの易開封性手段を設けるための打ち抜き装置、レーザー光照射装置などを付加することにより、容易に製造することができる。
【0034】
また、袋の最内面に前記微細な凹凸を設ける方法は、エンボス手段を用いて形成してもよく、また、積層フィルムのシーラント層を押し出しコート法で積層する場合には、表面に微細な凹凸を設けたチルロールを用いて積層することにより、容易に型付けすることができる。
更に別の方法として、シーラント層の樹脂にシリカなどの粒子を添加することによっても凹凸を形成することができる。
【0035】
【実施例】
以下に、図面を用いて本発明を更に具体的に説明する。
但し、本発明は、これらの図面に限定されるものではない。
図1〜図4は、それぞれ本発明の食品用袋の一実施例の構成を示す斜視図である。
【0036】
図1は、本発明の食品用袋の第1の実施例の構成を示す斜視図であり、食品用袋を、その背シール部に設けた排気路側から見た斜視図である。
即ち、図1に示した食品用袋100は、ガセットパウチ形式の袋の背シール部の位置に、内圧調節用の折れ曲がり構造の排気路7、7をヒートシールにより設けて構成したものであり、この排気路7、7を設けるために背シール部の幅は、通常よりも大きく設けられている。
【0037】
この食品用袋100は、最内層にシーラント層が積層された積層フィルム1の両側を、シーラント層側に折り返して両側にガセット部2、2を形成し、更に、折り返された両側の積層フィルムの先端部同士を、そのシーラント層が対向するように重ね合わせ、その部分を図示したような排気路7、7を形成できるシールパターン、即ち、排気路形成シール部6でヒートシールし、次いで、上下の開口部のうち、一方の開口部、図では下部の開口部を下部シール部4でヒートシールして、上部が開口する袋としたものである。この上部の開口部は、内容物の充填口とし、この部分から内容物を充填した後、上部シール部5でヒートシールして密封するものである。
【0038】
そして、排気路形成シール部6は、内側の排気路7、7を形成するヒートシール部と、外側の排気路7、7の先端部を封止するヒートシール部とで構成され、排気路形成シール部6の外側の端縁部には、内容物の加熱時に、外側のヒートシール部を切り取って排気路7、7を開封するための切り取り線8a と、その端部にノッチ9a とが設けられている。
【0039】
また、食品用袋100の一方(図において左側)のガセット部2の前側ひだ部の外側端縁部には、加熱後の内容物を取り出す際の開封位置を示す内容物取り出し口の切り取り線8b と、その端部にノッチ9b とが設けられて構成されている。
この切り取り線8b と、その端部に設けたノッチ9b とは、袋100の右側のガセット部2の前側ひだ部の外側端縁部に設けてもよい。
【0040】
上記切り取り線8a 、8b は、印刷による表示のみでもよいが、更に、ハーフカット線やカットテープの貼着などの易開封性手段を、前記ノッチ9a 、9b と組み合わせて設けることもできる。この点は、以下の図2〜図4に示す食品用袋200、300、400においても同様である。
また、図には示していないが、食品用袋100の最内面、即ち、積層フィルム1のシーラント層の表面は、前記微細な凹凸を有する形状に形成することができる。この点も、以下の図2〜図4に示す食品用袋200、300、400においても同様である。
【0041】
このような構成を採ることにより、食品用袋100は、ガセットパウチ形式の袋であり厚みがあるため、内容物をコンパクトに密封包装して安全に流通させることができる。
そして、袋に密封された内容物を使用する際には、排気路7、7の外側端部のヒートシール部をノッチ9a を利用して切り取り線8a に沿って容易に切り取ることができ、それにより、排気路7、7が、外部と連通し、加熱時の内圧調節が可能な状態となる。
【0042】
従って、この状態の袋100を、排気路7、7が上になるように袋100を寝かせて、電子レンジなどに入れて内容物の加熱を行うことにより、内容物から発生する蒸気により、袋の内圧が徐々に上昇し、一定の内圧に達すると排気路7、7が開口され、矢印で示した経路で蒸気が外部に排出される。この時、排気路7、7の最内面には、前記微細な凹凸が設けられているので、内面同士が密着することがなく、内圧の上昇に伴ってスムーズに排気路7、7が開口される。
【0043】
そして、排気路7、7は、その幅が狭く、且つ折れ曲がり構造を有するため、蒸気が排出される際、圧力損失を生じ、袋100の内部は一定の圧力に保たれる。従って、内容物に適度の加熱蒸気による圧力をかけながら加熱することができるので、温度ムラも少なく、短時間で内容物に適した加熱、或いは調理を行うことができる。
【0044】
更に、加熱、或いは調理後の内容物を取り出す際には、袋100のガセット部2の前側(排気路7、7に近い側)のひだ部の外側端縁部を、この部分に設けたノッチ9b を利用して切り取り線8b に沿って容易に切り取って開封することができるので、排気路7、7が下側に位置することもなく、内容物が液状物を含むものであっても、こぼれることがなく安全に取り出すことができる。
【0045】
図2は、本発明の食品用袋の第2の実施例の構成を示す斜視図であり、食品用袋を背シール部の反対側から見た斜視図である。
図2に示した食品用袋200は、前記図1に示した食品用袋100の構成において、背シール部の位置に設けた排気路形成シール部6、およびその切り取り線8a とノッチ9a とを、食品用袋200の一方(図において右側)のガセット部2の前側(背シール部3の反対側)のひだ部の外側端縁部に変更して設けると共に、加熱後の内容物を取り出す際の内容物取り出し口の切り取り線8b と、その端部に設けたノッチ9b の位置を、前記排気路形成シール部6の内側近傍に変更して設けて構成したものである。
【0046】
このような構成を採った場合も、前記図1に示した構成の食品用袋100と略同様な作用効果を得ることができる。
即ち、食品用袋200の上部の開口部から、容易に内容物を充填して密封包装することができ、この時、袋200の横方向の断面形状が、一方(図において右側)のガセット部2の前側のひだ部に排気路形成シール部6が設けられているため多少変わるが、内容物をコンパクトに密封包装して安全に流通させることができる。
また、密封包装された内容物を使用する際には、排気路7、7の外側端部のヒートシール部をノッチ9a を利用して切り取り線8a に沿って容易に切り取ることができ、それにより、排気路7、7が外部と連通し、加熱時の内圧調節が可能な状態となる。
【0047】
この状態の袋200を、その排気路7、7が上になるようにして電子レンジなどに入れて、内容物の加熱を行うことにより、内容物から発生する蒸気で袋200の内圧が上昇し一定の内圧に達すると、排気路7、7が開口し、前記図1に示した食品用袋100と同様に、矢印で示した経路で蒸気が外部に排出され、袋200の内部は一定の圧力に保たれる。
【0048】
従って、加熱蒸気による適度の圧力をかけながら内容物を加熱することができるので、温度ムラも少なく、短時間で内容物に適した加熱、或いは調理を行うことができる。
そして、加熱、或いは調理後の内容物を取り出す際には、袋200の排気路形成シール部6の部分を、その内側近傍に設けたノッチ9b を利用して切り取り線8b に沿って容易に切り取って開封することができるので、排気路7、7が下になって内容物をこぼすようなこともなく、安全に内容物を取り出すことができる。
【0049】
図3は、本発明の食品用袋の第3の実施例の構成を示す斜視図である。
図3に示した食品用袋300は、ガセットパウチ形式の袋300の一方(図において右側)のガセット部2の前側のひだ部の外側端縁部に、排気路形成シール部6と、その開封位置に切り取り線8a およびその端部のノッチ9a を設け、また、その排気路形成シール部6の内側(袋300の本体側)近傍に、内容物取り出し口の切り取り線8b とその端部のノッチ9b とを設けて構成したものであり、この点では、前記図2に示した食品用袋200と同じ構成である。
【0050】
只、両者の相違点は、図2に示した食品用袋200では、ガセット形式の筒状体を作製する際、袋200の背面中央部の背シール部3で両側の積層フィルムの端部同士を合わせて縦方向にヒートシールして筒状体を作製しているのに対して、図3に示した食品用袋300では、この背シール部の位置を片方の端に寄せ、特に背シール部のシールしろを設けずに、折り込み部の積層フィルムの端と、壁面部の積層フィルムの端とを袋300の側部の端部で合わせ、その端縁部を排気路形成シール部6のシールパターンでヒートシールして筒状体を作製している点である。
【0051】
従って、このような構成を採ることにより、背シール部が除かれている分、積層フィルムの幅を小さくできる利点があり、且つ、本発明の食品用袋としての機能面では、両者の間には差がなく、図2に示した食品用袋200と同様な作用効果を得ることができる。
【0052】
図4は、本発明の食品用袋の第4の実施例の構成を示す斜視図である。
図4に示した食品用袋400は、前記図2に示した食品用袋200の構成において、袋の右側部のガセット部2の前側のひだ部の外側端縁部に設けた排気路形成シール部6とその開封位置の切り取り線8a およびその端部のノッチ9a とを、袋400の下部の端縁部に変更して設けると共に、内容物の取り出し口の切り取り線8b とその端部のノッチ9b の位置を、袋400の左側部のガセット部2の前側のひだ部の外側端縁部に変更して設けて構成したものである。
【0053】
この場合、排気路形成シール部6とその開封位置の切り取り線8a およびその端部のノッチ9a の位置は、袋400の上部の端縁部であってもよく、また、内容物の取り出し口の切り取り線8b とその端部のノッチ9b の位置は、袋400の左右いずれのガセット部2の前後いずれのひだ部の外側端縁部であってもよい。
【0054】
前記のような構成を採ることにより、上部の開口部から容易に内容物を充填することができ、また、その開口部を上部シール部5でヒートシールして密封包装することができる。
そして、密封包装された内容物を使用する際には、先ず、排気路形成シール部6の排気路7、7の外側端部のヒートシール部をノッチ9a を利用して切り取り線8a に沿って切り取ることにより、排気路7、7が外部と連通し、排気路7、7による内圧調節が可能となる。
【0055】
従って、この状態の袋400を、例えば、背シール部3を下にして電子レンジなどに入れて加熱することにより、内容物から発生する蒸気で袋400の内圧が上昇し一定の内圧に達すると、排気路7、7が開口し、前記図2に示した食品用袋200と同様に、矢印で示した経路で蒸気が外部に排出され、袋400の内部は一定の圧力に保たれる。この時、袋400にはガセット部2、2による厚みがあるため、排気路7、7は、底面よりも高い位置にあり、内容物が液状物を含むものであってもふきこぼれるようなことはなく、適度の内圧をかけながら加熱することができる。従って、温度ムラも少なく、短時間で内容物に適した加熱、或いは調理を行うことができる。
【0056】
また、加熱、或いは調理後の内容物を取り出す際には、袋400の左側部のガセット部2の前側のひだ部の外側端縁部に設けたノッチ9b を利用して切り取り線8b に沿って容易に切り取って開封することができるので、排気路7、7が下側になって内容物がこぼれるようなこともなく、安全に内容物を取り出すことができる。
【0057】
(試験例1)
本発明の食品用袋として、図1に示した構成の食品用袋を作製することとし、その積層フィルムを下記の構成で作製した。
最外層の基材フィルムに厚さ12μmのPETフィルムを用い、中間層に厚さ15μmのONフィルムを用い、最内層のシーラント層には厚さ50μmのL・LDPEフィルムを用いて、最外層のPETフィルムの内面(積層面)にグラビア印刷により4色の絵柄印刷(切り取り線の印刷を含む)を施した後、それぞれのフィルムをドライラミネーション法によりポリウレタン系2液硬化型接着剤を用いて貼り合わせ、更に、最内層のL・LDPEフィルムの全面に、熱エンボス法により、底面が一辺0.8mmの正方形で高さが10μmの凸部を周囲に0.7mmの間隔を開けて配列した形状の凹凸を型付けして積層フィルムを作製した。
【0058】
上記の積層フィルムを用いて、ガセットパウチ用製袋機の背シール部のヒートシール装置を改造した製袋機により、各部の寸法を下記のように設定して図1に示した構成の食品用袋を作製した。
袋の外形寸法は、幅が120mmで、長さを250mmとし、両側のガセット部の折り込み深さは25mm、背シール部の幅は40mmとして、その背シール部を、図示した形状の排気路形成シール部6のシールパターンで切り取り線と位置合わせしてヒートシールし、また、下部の開口部を下部シール部4でヒートシールし、個々の袋を切り離した後、所定の位置に別に用意した打ち抜き装置によりノッチ9a 、9b を設けて、図1に示した構成の食品用袋を作製した。
尚、上記排気路7、7の幅は、最小部で8mm幅とした。
【0059】
以上のように作製した食品用袋に、内容物として冷凍オムライスを充填シールした後、排気路の先端部のヒートシール部をノッチ9a を利用して切り取り線8a に沿って切り取って開封し、袋ごと500Wの電子レンジに入れて5.5分間加熱したところ、発生した蒸気が排気路から徐々に排出され、袋が破袋することなく、適度の内圧で蒸し効果もよく、全体がふっくらと温度ムラも少なく加熱することができた。
内容物として、冷凍ハンバーグ、シュウマイ、中華まん、赤飯、白飯などを充填シールした場合も、加熱時間を調整するだけで、同様に良好に加熱することができた。
【0060】
また、冷凍生魚(鰹)をたれと共に300g充填したものを、同様にして、電子レンジで7分間加熱したところ、適度の内圧で蒸気が排気路から排出され、袋が破袋することなく、また、たれがふきこぼれることもなく、鍋で煮んだ場合と同等においしく仕上がった。また、調理後、袋から内容物を取り出す際も、ノッチ9b により切り取り線8b に沿って袋を容易に開封することができ、この時、排気路からたれがこぼれるようなこともなく、安全に取り出すことができた。
【0061】
【発明の効果】
以上、詳しく説明したように、本発明によれば、電子レンジなどで加熱、或いは調理して食する食品を安全に密封包装して流通させることができ、且つ、充填された内容物の使用時には、袋の背シール部、ガセット部、両側開口部のうち、いずれかの端縁部に設けられた排気路の先端部のヒートシール部を切り取って開封するという簡単な操作だけで、その袋を利用して電子レンジなどの加熱手段により、内容物の解凍、加熱、或いは調理を、発生した蒸気などによる適度の内圧をかけながら短時間で良好に行うことができ、更に、内容物を取り出す際にも、たれなどの液状物をこぼすことなく、安全且つ容易に取り出すことができるという、使用適性に優れた食品用袋を生産性よく提供できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食品用袋の第1の実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の食品用袋の第2の実施例の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の食品用袋の第3の実施例の構成を示す斜視図である。
【図4】本発明の食品用袋の第4の実施例の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 積層フィルム
2 ガセット部
3 背シール部
4 下部シール部
5 上部シール部
6 排気路形成シール部
7 排気路
8a 、8b 切り取り線
9a 、9b ノッチ
100、200、300、400 食品用袋

Claims (2)

  1. 水分を含む食品を密封包装する袋であって、該袋が、両側にガセット部を設けて筒状体を形成し、該筒状体の両側開口部の端縁部をヒートシールにより封止するガセットパウチ形式に形成され、該袋の最内面が、0.5〜15μmの高さの微細な凹凸を有する形状に形成されると共に、該袋の背シール部、ガセット部、両側開口部の端縁部のうちの、少なくともいずれか一箇所に、内部に収納された食品を袋ごと加熱した時、上昇する袋の内圧を一定範囲に調節するための折れ曲がり構造の排気路が、最小部で8mm幅となるようにヒートシールにより設けられ、更に、該排気路の開封位置と内容物取り出し口の開封位置のいずれか一方、または両方に切り取り線および易開封性手段が設けられていることを特徴とする食品用袋。
  2. 前記食品用袋が、直鎖状低密度ポリエチレン、シングルサイト触媒を用いて重合したエチレン・α−オレフィン共重合体、ポリプロピレンのいずれかを最内層(シーラント層)とする積層フィルムで形成されていることを特徴とする請求項1記載の食品用袋。
JP15385999A 1999-06-01 1999-06-01 食品用袋 Expired - Fee Related JP4334674B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15385999A JP4334674B2 (ja) 1999-06-01 1999-06-01 食品用袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15385999A JP4334674B2 (ja) 1999-06-01 1999-06-01 食品用袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000335656A JP2000335656A (ja) 2000-12-05
JP4334674B2 true JP4334674B2 (ja) 2009-09-30

Family

ID=15571674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15385999A Expired - Fee Related JP4334674B2 (ja) 1999-06-01 1999-06-01 食品用袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4334674B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5136802B2 (ja) * 2007-05-31 2013-02-06 キユーピー株式会社 パウチ詰液状食品
WO2009090674A2 (en) * 2008-01-17 2009-07-23 Ashok Chaturvedi Auto venting packages
JP5181285B2 (ja) * 2008-10-24 2013-04-10 共同印刷株式会社 電子レンジ加熱用包装袋及びその製造方法
JP5452172B2 (ja) * 2009-10-30 2014-03-26 株式会社吉野工業所 容器
KR101060883B1 (ko) 2009-11-05 2011-08-31 주식회사 원지 내압배출수단이 형성된 전자레인지용 파우치
KR101113402B1 (ko) 2009-11-05 2012-02-29 주식회사 원지 내용물의 유출과 건조 현상을 방지할 수 있는 구조의 내압배출수단이 형성된 전자레인지용 비닐팩.

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000335656A (ja) 2000-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050255200A1 (en) Food packaging bag, food-packaged body, and method for manufacturing the same
AU2004270547B2 (en) Packaging bag for microwave oven
JP4334677B2 (ja) 食品用袋
JP3874379B2 (ja) 自動調圧機能を有する包装用袋
JP4334674B2 (ja) 食品用袋
JP4562880B2 (ja) 電子レンジ用包装袋
JP3872603B2 (ja) 包装袋
JP3923616B2 (ja) 包装袋
JP4826279B2 (ja) 電子レンジ用包装袋
JP2005225544A (ja) 電子レンジ調理用袋
JP3942709B2 (ja) 自動調圧機能を有する包装用袋の製造法
JP3923645B2 (ja) 包装袋
JP3966961B2 (ja) 包装体
JP4220077B2 (ja) 自立性袋
JP3597656B2 (ja) 自動調圧機能を有する包装用袋
JPH0431273A (ja) 食品包装体
JP2003182778A (ja) 電子レンジ用包装袋
JP3359490B2 (ja) 電子レンジ加熱対応包材
JP2000335655A (ja) 食品用袋
JP2000327047A (ja) 食品用袋
JP4508376B2 (ja) 電子レンジ用包装袋
JPH10193518A (ja) プラスチック製袋
JP2000327045A (ja) 食品用袋
JPH11139465A (ja) 電子レンジ用包装体
JP4139491B2 (ja) 注出路付き小袋

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081028

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090618

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090624

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees