JP3359401B2 - 図形編集装置およびその方法 - Google Patents

図形編集装置およびその方法

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JP3359401B2 JP30287693A JP30287693A JP3359401B2 JP 3359401 B2 JP3359401 B2 JP 3359401B2 JP 30287693 A JP30287693 A JP 30287693A JP 30287693 A JP30287693 A JP 30287693A JP 3359401 B2 JP3359401 B2 JP 3359401B2
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    • G06T17/00Three dimensional [3D] modelling, e.g. data description of 3D objects
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0484Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
    • G06F3/04845Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range for image manipulation, e.g. dragging, rotation, expansion or change of colour

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は図形編集装置およびその
方法に関し、特にアニメーションのように、画面上で変
化する図形の編集装置およびその方法に関する。画面上
における図形の変化には、図形の位置の移動、円を楕円
に変える等の図形の変形、図形の大きさの拡大縮小、所
定点を中心とした図形の回転、等がある。
【0002】
【従来の技術】従来技術により、図形間または図形と複
数の図形からなるグループ図形間に相互関係をもたせて
編集したいとき、例えば一方の図形が移動、変形、回転
または相似拡大により変化するときに、その図形と相互
関係をもたせて図形またはグループ図形をその変化に応
じて同様に変化させたいときは、一方の図形の前記変化
をその図形に対応する変化基準図形における属性値とし
て数値で捕らえ、その数値をプログラムを介して使用
し、相互関係をもたせて連動させたい図形を変化させる
ように編集していた。
【0003】ここで、変化基準図形とは、図形が移動、
変形、回転または相似拡大、色、等により変化するのに
応じて、画面上で位置を変化させる点の集合で得られる
図形をいう。また、属性とは所定の図形に対する変化の
対象をいい、例えば図形の移動、変形、回転または相似
拡大による変化は、図形の位置という属性の変化または
時間という属性の変化として捕らえることができる。属
性値とは、その属性の変化を数値で表したときの数値を
いう。
【0004】また従来技術により、複数の図形からなる
グループ図形内の各図形を独立に移動、変形、回転また
は相似拡大して編集するときは、独立に編集したい図形
のみとその図形を抜き取った図形に対する各画面を用意
し、独立に編集したい図形の画面を編集処理後に、編集
処理した図形の画面とその図形を抜き取った図形の画面
とを重ね合わせて表示するような位置決め処理が必要で
あった。
【0005】また従来技術により、図形とグループ図形
が複数個集まって階層構造をなす階層構造図形において
所定図形または所定グループ図形(グループ図形はさら
に下位のサブ階層構造図形を含む場合もある)を独立に
座標変換して編集したいときは、上位の階層の図形も含
めた画面全体に表示される階層構造図形の中で、独立に
座標変換したい前記下位の階層構造図形をプログラムに
より座標変換後、表示させる等の複雑な処理を必要とし
た。
【0006】さらに従来技術により、所定の図形の移
動、変形、回転または相似拡大による変化を定量的に捕
らえ、その変化に応じて数値データを表示し、または他
の図形の移動、変形、回転または相似拡大による変化と
して表示するよう編集したいときは、変化する図形の変
化をその図形に対応する変化基準図形における属性値と
して数値で捕らえ、その数値をプログラムを介して使用
し、直接表示するか、または他の図形を変化させて表示
させるよう編集していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の図形の編集を遂
行する従来技術による編集装置およびその方法は、プロ
グラムを介して編集したり、図形を重ね合わせて位置決
め処理して編集したりする必要があり、編集に多くの時
間と労力を必要とするという問題がある。
【0008】本発明は前記問題点に鑑み、図形間または
図形と複数の図形からなるグループ図形間に相互関係を
もたせ、例えば一方の図形が移動、変形、回転または相
似拡大により変化するとき、その図形と相互関係をもた
せた図形またはグループ図形をその変化に応じて同様に
変化するよう編集する図形編集装置およびその方法を提
供することを第一目的とする。
【0009】本発明はまた前記問題点に鑑み、複数の図
形からなるグループ図形内の各図形を、独立に移動、変
形、回転または相似拡大して編集する図形編集装置およ
びその方法を提供することを第二目的とする。
【0010】本発明はまた前記問題点に鑑み、図形とグ
ループ図形が複数個集まって階層構造をなす階層構造図
形において、所定図形または所定グループ図形(グルー
プ図形はさらに下位のサブ階層構造図形を含むことがで
きる)を独立に座標変換して編集する図形編集装置およ
びその方法を提供することを第三目的とする。
【0011】本発明はさらに前記問題点に鑑み、所定の
図形の移動、変形、回転または相似拡大による変化を定
量的に捕らえ、その変化に応じて数値データを表示し、
または他の図形の移動、変形、回転または相似拡大によ
る変化として表示するよう編集する図形編集装置および
その方法を提供することを第四目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明による図形
編集装置の基本構成図である。前記第一目的を達成する
本発明の図形編集方法は、画面に表示する図形を作成ま
たは編集する処理装置10と、作成または編集した図形
を画面に表示する表示装置11と、表示装置11の画面
上の位置を指定して処理装置10に入力する位置指定装
置12とを備え、図形または複数の図形からなるグルー
プ図形を作成または編集する図形編集方法において、2
つの図形間、図形とグループ図形間、または2つのグル
ープ図形間でそれぞれ、一方の図形またはグループ図形
における、移動、変形、回転または相似拡大、色、等に
よる属性の変化を、画面上の位置の変化に置き換える変
化基準図形を画面上の図形表示領域に作成し、変化基準
図形に対応する属性の変化を画面上の位置の変化に置き
換えた属性図形を属性表示領域に作成し、属性図形を射
影元属性図形に選択し、他方の図形またはグループ図形
に対する属性図形として、射影元属性図形を射影した射
影先属性図形を、属性表示領域に作成し、射影元図形の
属性情報に対しては射影先図形の属性情報のアドレスを
伝達し、射影先図形の属性情報に対しては射影元図形の
属性情報のアドレスを伝達する同期伝播情報を介して情
報交換し、一方の図形またはグループ図形の属性の変化
に応じて、他方の図形またはグループ図形の属性の変化
を生じるように図形を編集する。
【0013】前記第二目的を達成する本発明の図形編集
方法は、画面に表示する図形を作成または編集する処理
装置10と、作成または編集した図形を画面に表示する
表示装置11と、表示装置11の画面上の位置を指定し
て処理装置10に入力する位置指定装置12とを備え、
複数の図形からなるグループ図形を作成または編集する
図形編集方法において、複数の図形からなるグループ図
形を囲むグループ枠図形の内部にある所定の図形におけ
る少なくとも1点を解放点とし、その解放点とグループ
枠図形とをグループ枠図形情報として記憶し、解放点を
含む図形を除いたグループ枠図形の内部の図形を固定図
形情報として記憶し、固定図形情報に記憶された図形を
そのまま変更せずに表示し、解放点を含む図形のみを、
独立に移動、変形、回転または相似拡大し、所定の図形
を独立に変化させて表示し、グループ図形を編集する。
【0014】前記第三目的を達成する本発明の図形編集
方法は、画面に表示する図形を作成または編集する処理
装置10と、作成または編集した図形を画面に表示する
表示装置11と、表示装置11の画面上の位置を指定し
て処理装置10に入力する位置指定装置12とを備え、
図形と複数の図形からなるグループ図形が複数個集まっ
て階層構造をなす図形集合であるメイン階層構造図形を
作成または編集する図形編集方法において、メイン階層
構造図形における所定のグループ図形からなる下位のサ
ブ階層構造図形を管理するサブグループ管理情報とメイ
ン階層構造図形を管理するメイングループ管理情報の各
々は座標変換情報を備え、サブ階層構造図形を編集する
ときは、メイングループ管理情報の座標変換情報に基づ
くことなく、サブグループ管理情報の座標変換情報に基
づいて座標変換し、その変換された座標により、サブ階
層構造図形を表示し、メイン階層構造図形を編集する。
【0015】また、本発明によるグループ図形を管理す
るグループ管理情報の座標変換情報は、グループ管理情
報が管理する各階層における各グループ管理情報の各座
標変換情報の積で求められる。
【0016】また、本発明によるグループ管理情報の座
標変換情報は、グループ管理情報が管理する全ての階層
の中で最上位の階層におけるグループ管理情報の座標変
換情報としてもよい。
【0017】前記第四目的を達成する本発明の図形編集
方法は、画面に表示する図形を作成または編集する処理
装置10と、作成または編集した図形を画面に表示する
表示装置11と、表示装置11の画面上の位置を指定し
て処理装置10に入力する位置指定装置12とを備え、
複数の図形を作成または編集する図形編集方法におい
て、所定の図形の移動、変形、回転または相似拡大、
色、等により属性の変化を画面上の位置の変化に置き換
えた可動点図形を有する変化基準図形を画面上の図形表
示領域に作成し、変化基準図形に対応する属性の変化を
画面上の位置の変化に置き換える属性図形を属性表示領
域に作成し、属性の変化に対応する変化基準図形上の可
動点図形の位置を補間演算して数値データとして求め、
求めた数値データに応じて変化基準図形の可動点図形の
位置を変化させ、変化基準図形の可動点図形の位置の変
化に応じて属性図形の可動点図形の位置を変化させ、属
性図形の可動点図形の位置の変化から所定の図形の属性
の変化を数値データに換算し、複数の図形を編集する。
【0018】また、本発明による図形編集方法は、属性
の変化に応じて、前記数値データを表示し、または他の
図形の移動、変形、回転または相似拡大による変化とし
て表示する。
【0019】前記第一目的を達成する本発明の図形編集
装置は、画面に表示する図形を作成または編集する処理
装置10と、作成または編集した図形を画面に表示する
表示装置11と、表示装置11の画面上の位置を指定し
て処理装置10に入力する位置指定装置12とを備え、
図形または複数の図形からなるグループ図形を作成また
は編集する図形編集装置において、図形編集装置は、2
つの図形間、図形とグループ図形間、または2つのグル
ープ図形間でそれぞれ、一方の図形またはグループ図形
における、移動、変形、回転または相似拡大、色、等に
よる属性の変化を、画面上の位置の変化に置き換える変
化基準図形を画面上の図形表示領域に作成する図形編集
処理手段14と、図形編集処理手段14で作成した図形
を図形表示領域に表示する図形表示処理手段16と、変
化基準図形に対応する属性の変化を画面上の位置の変化
に置き換えた属性図形を属性表示領域に作成する属性編
集処理手段15と、属性編集処理手段15で作成した属
性図形を属性表示領域に表示する属性表示処理手段17
と、を備え、属性編集処理手段15は、属性図形を射影
元属性図形に選択し、他方の図形またはグループ図形に
対する属性図形として、射影元属性図形を射影した射影
先属性図形を、属性表示領域に作成し、射影元図形の属
性情報に対しては射影先図形の属性情報のアドレスを伝
達し、射影先図形の属性情報に対しては射影元図形の属
性情報のアドレスを伝達する同期伝播情報を介して情報
交換し、一方の図形またはグループ図形の属性の変化に
応じて、他方の図形またはグループ図形の属性の変化を
生じるように図形を編集する属性射影作成処理手段を備
えることを特徴とする図形編集装置。
【0020】前記第二目的を達成する本発明の図形編集
装置は、画面に表示する図形を作成または編集する処理
装置10と、作成または編集した図形を画面に表示する
表示装置11と、表示装置11の画面上の位置を指定し
て処理装置10に入力する位置指定装置12とを備え、
複数の図形からなるグループ図形を作成または編集する
図形編集装置において、図形編集装置は、2つの図形
間、図形とグループ図形間、または2つのグループ図形
間でそれぞれ、一方の図形またはグループ図形におけ
る、移動、変形、回転または相似拡大、色、等による属
性の変化を、画面上の位置の変化に置き換える変化基準
図形を画面上の図形表示領域に作成する図形編集処理手
段14と、図形編集処理手段14で作成した図形を図形
表示領域に表示する図形表示処理手段16と、変化基準
図形に対応する属性の変化を画面上の位置の変化に置き
換えた属性図形を属性表示領域に作成する属性編集処理
手段15と、属性編集処理手段15で作成した属性を属
性表示領域に表示する属性表示処理手段17と、を備
え、図形表示処理手段14は、複数の図形からなるグル
ープ図形を囲むグループ枠図形の内部にある所定の図形
における少なくとも1点を解放点とし、その解放点とグ
ループ枠図形とをグループ枠図形情報として記憶し、解
放点を含む図形を除いたグループ枠図形の内部の図形を
固定図形情報として記憶し、固定図形情報に記憶された
図形をそのまま変更せずに表示し、解放点を含む図形の
みを、独立に移動、変形、回転または相似拡大し、所定
の図形を独立に変化させて表示するように、グループ図
形を編集する解放点作成処理手段を、さらに備える。
【0021】前記第三目的を達成する本発明の図形編集
装置は、画面に表示する図形を作成または編集する処理
装置10と、作成または編集した図形を画面に表示する
表示装置11と、表示装置11の画面上の位置を指定し
て処理装置10に入力する位置指定装置12とを備え、
図形と複数の図形からなるグループ図形が複数個集まっ
て階層構造をなす図形集合であるメイン階層構造図形を
作成または編集する図形編集装置において、図形編集装
置は、2つの図形間、図形とグループ図形間、または2
つのグループ図形間でそれぞれ、一方の図形またはグル
ープ図形における、移動、変形、回転または相似拡大、
色、等による属性の変化を、画面上の位置の変化に置き
換える変化基準図形を画面上の図形表示領域に作成する
図形編集処理手段14と、図形編集処理手段14で作成
した図形を図形表示領域に表示する図形表示処理手段1
6と、変化基準図形に対応する属性の変化を画面上の位
置の変化に置き換えた属性図形を属性表示領域に作成す
る属性編集処理手段15と、属性編集処理手段15で作
成した属性図形を属性表示領域に表示する属性表示処理
手段17と、を備え、図形表示処理手段14は、メイン
階層構造図形における所定のグループ図形からなる下位
のサブ階層構造図形を管理するサブグループ管理情報と
メイン階層構造図形を管理するメイングループ管理情報
の各々は座標変換情報を備え、サブ階層構造図形を編集
するときは、メイングループ管理情報の座標変換情報に
基づくことなく、サブグループ管理情報の座標変換情報
に基づいて、座標変換処理手段により座標変換し、その
変換された座標により、サブ階層構造図形を表示し、メ
イン階層構造図形を編集するグループ図形処理作成手段
をさらに備える。
【0022】また、本発明によるグループ図形を管理す
るグループ管理情報の座標変換情報は、グループ管理情
報が管理する各階層における各グループ管理情報の各座
標変換情報の積で求められる。
【0023】また、本発明によるグループ管理情報の座
標変換情報は、グループ管理情報が管理する全ての階層
の中で最上位の階層におけるグループ管理情報の座標変
換情報としてもよい。
【0024】前記第四目的を達成する本発明の図形編集
装置は、画面に表示する図形を作成または編集する処理
装置10と、作成または編集した図形を画面に表示する
表示装置11と、表示装置11の画面上の位置を指定し
て処理装置10に入力する位置指定装置12とを備え、
複数の図形を作成または編集する図形編集装置におい
て、図形編集装置は、2つの図形間、図形とグループ図
形間、または2つのグループ図形間でそれぞれ、一方の
図形またはグループ図形における、移動、変形、回転ま
たは相似拡大、色、等による属性の変化を、画面上の位
置の変化に置き換える変化基準図形を画面上の図形表示
領域に作成する図形編集処理手段14と、図形編集処理
手段14で作成した図形を図形表示領域に表示する図形
表示処理手段16と、変化基準図形に対応する属性の変
化を画面上の位置の変化に置き換えた属性図形を属性表
示領域に作成する属性編集処理手段15と、属性編集処
理手段15で作成した属性を属性表示領域に表示する属
性表示処理手段17と、を備え、図形編集処理手段14
は、所定の図形の移動、変形、回転または相似拡大、
色、等により属性の変化を画面上の位置の変化に置き換
えた可動点図形を有する変化基準図形を画面上の図形表
示領域に作成し、属性の変化に対応する変化基準図形上
の可動点図形の位置を補間演算して数値データとして求
め、求めた数値データに応じて変化基準図形の可動点図
形の位置を変化させ、複数の図形を編集する可動点図形
位置決定手段を備え、属性編集処理手段15は、変化基
準図形に対応する属性の変化を画面上の位置の変化に置
き換える属性図形を属性表示領域に作成し、変化基準図
形の可動点図形の位置の変化に応じて属性図形の可動点
図形の位置を変化させ、属性図形の可動点図形の位置の
変化から所定の図形の属性の変化を数値データに換算
し、複数の図形を編集する(可動点図形位置による)属
性変更処理手段を備える。
【0025】また本発明による図形編集装置は、属性の
変化に応じて、数値データを表示し、または他の図形の
移動、変形、回転または相似拡大による変化として表示
する。
【0026】
【作用】前記第一目的を達成する本発明の図形編集装置
およびその方法は、図形間または図形と複数の図形から
なるグループ図形間に相互関係をもたせ、例えば一方の
図形が移動、変形、回転または相似拡大により変化する
とき、その図形と相互関係をもたせた図形またはグルー
プ図形をその変化に応じて同様に変化させて編集する。
【0027】前記第二目的を達成する本発明の図形編集
装置およびその方法は、複数の図形からなるグループ図
形内の各図形を、独立に移動、変形、回転または相似拡
大して編集する。
【0028】前記第三目的を達成する本発明の図形編集
装置およびその方法は、図形とグループ図形が複数個集
まって階層構造をなす階層構造図形において、所定図形
または所定グループ図形(グループ図形はさらに下位の
サブ階層構造図形を含むことができる)を独立に座標変
換して編集する。
【0029】前記第四目的を達成する本発明の図形編集
装置およびその方法は、所定の図形の移動、変形、回転
または相似拡大による変化を定量的に捕らえ、その変化
に応じて数値データを表示し、または他の図形の移動、
変形、回転または相似拡大による変化として表示するよ
う編集する。
【0030】
【実施例】本発明の図形編集装置は、図1に示したよう
に、CPUおよびメモリ等からなる処理装置10と、作
成または編集した図形を表示する表示装置11と、表示
装置11に設けられた画面の座標上の位置をマウス、ラ
イトペン、キーボード等により指定して処理装置10に
入力する位置指定装置12とを備える。
【0031】表示装置11の画面上には2つのウィンド
ウが割り当てられる。一方のウィンドウには、図形およ
び変化基準図形を表示する図形表示領域18が、他方の
ウィンドウには、図形表示領域18内に表示された変化
基準図形に対応し、図形の属性の変化を表現する属性図
形を表示する属性表示領域19がそれぞれ割り当てられ
る。表示装置は、2つの画面を設け各画面に各ウィンド
ウを割り当てて構成してもよい。
【0032】処理装置10は、図形情報記憶部13、図
形編集処理手段14、属性編集処理手段15、図形表示
処理手段16および属性表示処理手段17を有する。
【0033】図形情報記憶部13には、図形および属性
を編集するために必要な編集情報が記憶される。その編
集情報は図形と複数の図形からなるグループ図形が複数
個集まって階層構造をなす階層構造図形を管理するため
のグループ管理情報を複数個有する。
【0034】本発明において、グループ図形とは複数の
図形が集合して得られた図形集合をいう。また、図形と
前記グループ図形が複数個集まって階層構造をなす図形
集合を階層構造図形という。複数の階層をなすメイン階
層構造図形において、最上位の階層に1つのグループ図
形があり、そのグループ図形の下位の階層に他のグルー
プ図形である場合、その下位の階層のグループ図形を含
めて下方の階層の図形集合をサブ階層構造図形という。
メイン階層構造図形のグループ管理情報を根情報と称
し、編集中のサブ階層構造図形のグループ管理情報をス
コープ情報と称する。
【0035】前述の編集情報は、根情報とスコープ情
報、および現在編集中のグループ図形の図形/属性管理
情報を有する。図形/属性管理情報は、スコープ情報、
すなわちサブ階層構造図形のグループ管理情報における
各図形と各グループ図形に対する図形ヘッダ情報の有
無、その図形ヘッダ情報に対応する属性情報の有無、お
よびグループ図形を囲むグループ枠図形の内部にグルー
プ図形があるとき、そのグループ図形のグループ管理情
報のアドレスを記憶する情報である。
【0036】図形編集装置は、2つの図形間、図形とグ
ループ図形間、または2つのグループ図形間でそれぞ
れ、一方の図形またはグループ図形における、移動、変
形、回転または相似拡大、色、等による属性の変化を、
画面上の位置の変化に置き換える変化基準図形を画面上
の図形表示領域に作成する図形編集処理手段14と、図
形編集処理手段14で作成した図形を図形表示領域に表
示する図形表示処理手段16と、変化基準図形に対応す
る属性の変化を画面上の位置の変化に置き換えた属性図
形を属性表示領域に作成する属性編集処理手段15と、
属性編集処理手段15で作成した属性を属性表示領域に
表示する属性表示処理手段17と、を備える。図形編集
処理手段14は、図形基本編集処理手段、グループ図形
処理作成処理手段、解放点作成処理手段、座標編集処理
手段、および可動点図形位置決定処理手段を有する。
【0037】図形基本編集処理手段は、上述の図形編集
処理手段14における基本的処理を実行する手段であ
る。
【0038】グループ図形処理作成処理手段は、図形表
示処理手段14において、メイン階層構造図形における
所定のグループ図形からなる下位のサブ階層構造図形を
管理するサブグループ管理情報とメイン階層構造図形を
管理するメイングループ管理情報の各々は座標変換情報
を備え、サブ階層構造図形を編集するときは、メイング
ループ管理情報の座標変換情報に基づくことなく、サブ
グループ管理情報の座標変換情報に基づいて座標変換
し、その変換された座標により、サブ階層構造図形を表
示し、メイン階層構造図形を編集する。解放点作成処理
手段は、前記図形表示処理手段14において、複数の図
形からなるグループ図形を囲むグループ枠図形の内部に
ある所定の図形における1点を解放点とし、その解放点
とグループ枠図形とをグループ枠図形情報として記憶
し、解放点を含む図形を除いたグループ枠図形の内部の
図形を固定図形情報として記憶し、固定図形情報に記憶
された図形をそのまま変更せずに表示し、解放点を含む
図形のみを、独立に移動、変形、回転または相似拡大
し、所定の図形を独立に変化させて表示するように、グ
ループ図形を編集する。
【0039】座標編集処理手段は、図形編集処理装置1
4において、メイングループ管理情報の座標変換情報に
基づくことなく、サブグループ管理情報の座標変換情報
に基づいて、座標変換処理手段により座標変換する。可
動点図形(センサ)位置決定処理手段は、図形編集処理
装置14において、所定の図形の移動、変形、回転また
は相似拡大、色、等により属性の変化を画面上の位置の
変化に置き換えた可動点図形を有する変化基準図形を前
記画面上の図形表示領域に作成し、前記属性の変化に対
応する前記変化基準図形上の前記可動点図形の位置を補
間演算して数値データとして求め、求めた前記数値デー
タに応じて前記変化基準図形の前記可動点図形の位置を
変化させ、複数の図形を編集する。
【0040】可動点図形(センサ)位置による属性変更
処理手段は、属性編集処理手段15において、前記変化
基準図形に対応する前記属性の変化を画面上の位置の変
化に置き換える属性図形を属性表示領域に作成し、前記
変化基準図形の前記可動点図形の位置の変化に応じて前
記属性図形の可動点図形の位置を変化させ、前記属性図
形の可動点図形の位置の変化から前記所定の図形の属性
の変化を数値データに換算し、複数の図形を編集する。
【0041】属性編集処理手段15は、属性基本編集処
理手段、属性射影作成処理手段、およびセンサ位置によ
る属性変更処理手段を有する。属性基本編集処理手段
は、前述の属性編集処理手段15における基本的処理を
実行する手段である。
【0042】属性射影作成処理手段は、属性編集処理手
段15において、属性図形を射影元属性図形に選択し、
他方の図形またはグループ図形に対する属性図形とし
て、射影元属性図形を射影した射影先属性図形を属性表
示領域に作成し、射影元図形の属性情報に対しては射影
先図形の属性情報のアドレスを伝達し、射影先図形の属
性情報に対しては射影元図形の属性情報のアドレスを伝
達する同期伝播情報を介して情報交換し、一方の図形ま
たはグループ図形の属性の変化に応じて、他方の図形ま
たはグループ図形の属性の変化を生じるように図形を編
集する。センサ位置による属性変更処理手段は、
【0043】図形表示処理手段16は、図形情報記憶部
13に記憶された複数の図形ヘッダ情報から所定の図形
を表示装置11の図形表示領域18に表示する処理を実
行する手段である。
【0044】属性表示処理手段17は、図形情報記憶部
13に記憶された複数の属性情報から所定の属性図形を
表示装置11の属性表示領域19に表示する処理を実行
する手段である。
【0045】図2は編集情報の概略構成図である。以下
に図1で示す図形情報記憶部13に記憶される編集情報
について詳細に説明する。編集情報は、複数のグループ
管理情報21−1、21−2、…、21−nを有する。
前述したように編集情報は、根情報、スコープ情報、お
よび図形/属性管理情報に大別される。
【0046】根情報は、図形とグループ図形が複数個集
まって階層構造をなす階層構造図形の1つを管理するた
めの情報であり、図2に示す図形管理情報22、属性管
理情報24、および図形/属性管理情報23a〜23d
を有する。
【0047】図形管理情報22は、1つの階層構造図形
を構成する図形とグループ図形を管理するための情報で
ある。図形管理情報22は、管理する階層構造図形を構
成する各図形の図形ヘッダ情報25a、25b、各グル
ープ図形を囲むグループ枠図形の図形ヘッダ情報25
c、変化基準図形の図形ヘッダ情報25dを有する。さ
らに、図形管理情報22は、その階層構造図形の全体を
表示する画面の座標軸を行列(マトリクス)で定義する
変換行列情報26、およびその変換行列情報26から得
られるその階層構造図形の座標軸を図形で表示する軸図
形情報27を有する。
【0048】変換行列情報26は、3行2列の行列によ
り6通りの実数で表される情報である。周知の技術によ
りこの変換行列情報26を用いて実座標を変換して求
め、図形を縦方向または横方向に拡大/縮小し、回転
し、あるいは斜めに剪断して、画面上に表示することが
できる。
【0049】軸図形情報27は、単に座標変換後の座標
軸を画面に表示してオペレータに見せるための情報であ
り、それによりオペレータは変換後の座標軸を視覚的に
捕らえることができる。
【0050】図形/属性管理情報23a〜23dは、図
形およびグループ図形内の図形を囲むグループ枠図形お
よび変化基準図形に対する図形ヘッダ情報25a〜25
dの有無(1/0)、属性情報28a〜28dの有無
(1/0)、およびグループ枠図形に関してはグループ
枠図形内の図形を管理するグループ管理情報21−2を
記憶するアドレスの3つの情報を有する。なお、このグ
ループ枠図形内には図形の他に下位の階層のグループ図
形を含む場合もある。
【0051】属性管理情報24は、属性情報28a〜2
8dを管理する情報である。属性情報28a〜28dは
対応する図形ヘッダ情報25a〜25dの属性に対する
情報であり、図形ヘッダ情報25a〜25dに必ずしも
対応する属性情報28a〜28dが設けられるとは限ら
ず、またその逆も真である。
【0052】属性情報は、図形ヘッダ情報、種別情報、
可動点図形の情報、属性値の情報、および属性値の更新
時の処理関数へのポインタの情報を有する。ここで、種
別情報とは、属性が射影元属性か射影先属性かまたはそ
れら以外の属性を識別する情報を意味する。可動点図形
の情報は、可動点図形の点情報と後述する同期伝播情報
のアドレス情報を有する。属性値の更新時の処理関数へ
のポインタの情報とは、属性値が更新された時に所定の
関数に基づいて演算を実行する場合に用いられる関数を
記憶するアドレスの情報をいう。
【0053】同期伝播情報は、所定の図形に対応する変
化基準図形のポインタ(アドレス)、その可動点図形
(カーソル)のポインタ、およびその変化基準図形に対
応する属性図形のポインタ、およびその可動点図形(カ
ーソル)のポインタの各情報、区間番号および区分比に
関する情報を有する。区間番号の情報は可動点図形の属
する区間の番号で示される情報であり、内分比の情報は
変化基準図形、または属性図形上の区間内における可動
点図形の位置を演算するための情報である。
【0054】図形ヘッダ情報は、図形が表示される画面
の座標上の位置、図形の幅と高さで決定される大きさ、
点、区間、および可動点図形の各情報を有する。以下に
図形ヘッダ情報の詳細を説明する。
【0055】図3は図形ヘッダ情報と点情報の説明図で
ある。図3の(A)は図形ヘッダ情報と図形の形状を決
定する点情報を示す図であり、図3の(B)はエクステ
ントの説明図であり、図3の(C)は3つの形状決定点
に依存する被参照点の依存度の説明図である。
【0056】図3の(A)に示すように、図形ヘッダ情
報30は、図形が占める矩形(これをエクステントとい
う)の範囲に関する情報、形状決定点の数の情報、その
図形を描くときの始点として定義された点情報31−1
へのポインタ(アドレス)情報、およびその図形におけ
る束縛点として定義された点情報31−2へのポインタ
情報を有する。
【0057】図3の(B)に示すように、図形が多角形
のとき、エクステントは点線の矩形で示した範囲の領域
である。図形ヘッダ情報30中のエクステント情報は、
エクステントの左上角の点の座標(x0,y0)と、エ
クステントの幅wと、エクステントの高さhの各情報を
有する。点情報31は、多角形の頂点に関する位置情報
(x1,y1)、(x2,y2)、…や次の点へのポイ
ンタ情報を有する。また、図形ヘッダ情報30および点
情報31−1、31−2、31−3は、必要に応じて他
の各種の属性情報を有する。例えば、点情報31−2の
示す点(x2,y2)は、束縛点40と定義され、図形
の編集において変形の動作を確定するために図形情報の
属性の1つとして定義される。
【0058】図3の(C)に示すように、被参照点32
の位置がa、b、cの3つの形状決定点に依存すると仮
定すると、被参照点32の情報には、これらの各形状決
定点へのポインタと依存度ka,kb,kc が設定される。
a,b,cの各点の座標を (xa,ya),(xb,yb),(xc,
yc)とし、被参照点32の座標を(xp,yp)とすると、
3点の被参照点32の位置に対する依存度ka,kb,kc
は、 xa ka +xb kb +xc kc =xp ya ka +yb kb +yc kc =yp ka +kb +kc =1 の連立方程式の解として得られる値である。
【0059】点情報は、さらに仮想座標情報、実座標情
報および数値情報を有する。仮想座標情報は、仮想座標
における点の位置情報(Vx,Vy)であり、実座標情
報は、実座標における点の位置情報(Px,Py)であ
り、数値情報は解放の種類を示す情報である。ここで解
放の種類とは、移動、変形、回転、相似拡大をいう。
【0060】区間情報とは、図形の隣合う2点間の情報
を意味する。区間情報は、隣合う2点間の開始点と終了
点の各アドレス情報およびその2点間が直線、曲線、円
弧の何れかであるかを表す数値情報を有する。
【0061】可動点図形情報は、その可動点図形の図形
形状を決定づける各点の点情報と同期伝播情報のアドレ
ス情報とを有する。
【0062】グループ枠図形情報は、グループ図形内の
図形を矩形の枠で囲んだグループ枠の図形に関する図形
ヘッダ情報として記憶され、さらにそのグループ枠の図
形の枠内における点情報の中で解放されている点をリス
トした解放点情報、およびグループ図形内の各図形が記
憶されるアドレスの情報を有する。
【0063】解放点情報は、グループ図形をなす図形に
おいて解放されている解放点のアドレス情報とそのグル
ープ図形のグループ枠図形に対応する前記解放点のアド
レス情報を有する。以下に具体例をあげて編集情報を説
明する。
【0064】図4は本発明の一実施例の階層構造図形を
示す図である。図4に示すように本実施例の階層構造図
形は逆三角形41と星形42とグループ枠図形43およ
び変化基準図形44からなり、グループ枠図形43の内
部には円45と三角形46がある。これらの図形に関す
る情報が編集情報として何処に記憶されるかについて図
2を参照しつつ以下に説明する。逆三角形41と星形4
2の図形の情報は、図形ヘッダ情報25aと25bとし
て記憶される。グループ枠図形43の図形の情報はその
グループ枠図形がグループ枠図形情報25cとして記憶
され、グループ枠図形情報25cに対応する図形/属性
管理情報23c内にグループ枠図形43のグループ管理
情報のアドレス21−2が記憶されている。それゆえ、
そのアドレスにおけるグループ管理情報21−2が有す
る図形ヘッダ情報に円44と三角形45の図形の情報は
記憶される。
【0065】階層構造図形におけるグループ図形のグル
ープ内へ編集領域を限定する場合の編集方法について、
以下に説明する。図5は本発明の一実施例によるフォー
カスインとフォーカスアウトの説明図であり、(A)は
グループ図形をフォーカスインする前の図であり、
(B)はグループ図形をフォーカスインした後の図であ
る。図5の(A)は円51と逆三角形52からなるグル
ープ図形を囲む矩形のグループ枠図形50と、四角形5
4と三角形55とが図形表示領域に作成された画面を示
す。編集領域を所定のグループ図形内に限定する操作
(フォーカスイン)を行うと、図5の(A)に示される
グループ枠図形50と四角形54と三角形55が画面か
ら消え、図5の(B)に示されるように四角形54と三
角形55のみ残され、さらにグループ図形内の座標軸の
図形57が画面に表示される。以降、このグループ図形
外の図形に無関係にグループ図形内の図形のみの編集を
行うことができる。特にグループ図形内の図形のみ座標
変換をしたいときに有効である。限定されたグループ図
形の編集領域を解除する操作(フォーカスアウト)を行
うと画面は図5の(B)から(A)に戻り、画面全体の
図形の編集ができる。これは編集情報における所定の図
形管理情報のみをアクセスできるように制御されている
からである。
【0066】図6はフォーカスインの処理のフローチャ
ートである。本図以降、図中Sに続く数字はステップ番
号を示す。最初、表示装置11の画面の上部に示される
メニューからフォーカスインを選択し、位置指定装置1
2により入力すると、処理装置10のCPUは、選択さ
れた図形が1つか否かを判別する(ステップS1)。ス
テップS1の判別結果がYESのときは、選択された図
形ヘッダ情報に係る図形/属性情報がグループ管理情報
を保持しているか否かを判別する(ステップS2)。ス
テップS2の判別結果がYESのときは、編集情報にお
ける編集中グループの図形/属性管理情報が保持するグ
ループ管理情報を設定する(ステップS3)。ステップ
S3終了後、図形表示領域を再描画し(ステップS
4)、属性表示領域を再描画する(ステップS5)。ス
テップS1の判別結果がNOのときは、処理を終了す
る。ステップS2の判別結果がNOのときは、処理を終
了する。
【0067】図7はフォーカスアウトの処理のフローチ
ャートである。編集情報が保持する編集中のグループ管
理情報を保持する上位階層の図形またはグループ図形が
あるか否かを判別する(ステップS1)。ステップS1
の判別結果がYESのときは、編集情報が保持する編集
中のグループ管理情報を保持する上位階層の図形または
グループ図形を、編集情報を保持する編集中のグループ
管理情報に設定する(ステップS2)。ステップS2の
終了後、図形表示領域を再描画し(ステップS3)、属
性表示領域を再描画する(ステップS4)。
【0068】図8はグループ図形を45°回転させた
後、フォーカスインしたときの操作例を示す図であり、
(A)は逆三角形61と正方形62からなるグループ図
形を囲む矩形のグループ枠図形60と2つの四角形6
4、65が図形表示領域に作成された画面を示す図であ
り、(B)は図形枠60で囲まれるグループ図形を45
°回転した図であり、(C)は(B)において編集領域
をこのグループ図形にフォーカスインしたときの画面を
示す図である。図8の(B)に示されるグループ枠図形
60と2つの四角形64、65は画面から消え、三角形
61と正方形62のみ残され、さらに45°回転したグ
ループ図形内の座標軸を示す軸図形67が画面に表示さ
れる。図8の(B)と(C)で示されるように、グルー
プ図形内の座標軸の軸図形67がグループ図形の回転角
と同一角度回転された座標軸で示されることが判る。
【0069】図9はグループ図形の外部からグループ図
形内の図形を回転させてグループの座標系を変更する処
理のフローチャートである。処理装置10におけるCP
Uは、選択されたグループ枠図形を矩形に変形する(ス
テップS1)。グループ枠図形の変形前の形状と変形後
の形状の差から変換行列Tを演算する(ステップS
2)。変形後のグループ枠図形の座標行列G’=T×G
(TとGは後述する)を演算する(ステップS3)。次
に図形の実座標行列を演算する(ステップS4)。図形
表示領域を再描画する(ステップS5)。
【0070】ここで、実座標と仮想座標について説明す
る。この実座標と仮想座標の2つを導入する理由は、実
座標と仮想座標の何れか一方、または両方の座標変換の
処理が必要であるので、その処理を効率良く実行するた
めである。実座標とは、ウィンドウ画面の左上を原点と
してドット(画素)数で画面上の位置を決定するXY座
標をいう。ウィンドウ画面上の位置は実座標で(Px,P
y )と表される。仮想座標とは、実座標を決定するに際
し、所定の座標を回転したり、移動したりするときに所
定の座標に座標変換行列を乗算して得られた座標を実座
標とするときの所定の座標をいう。実座標(Px,Py )
に対応する仮想座標は(Vx,Vy )と表される。 (Px,Py )=T×(Vx,Vy ) ここで、Tは2×3の変換行列であり、一般的に任意の
2次元座標を実現可能とする。階層構造をなす各階層の
グループ図形の変換行列をそれぞれG0,G1,…, Gnと
すると、 T=G0 ×G1 ×…×Gn で表される。
【0071】図10はグループ図形の外部からグループ
図形内の図形を回転させてグループの座標系を変更する
ときの軸座標の演算処理のフローチャートである。図形
管理情報で記憶された全ての図形ヘッダ情報について実
座標を演算する(ステップS1)。変換された図形ヘッ
ダ情報がグループ枠図形であるか否か判別し(ステップ
S2)、ステップS2の判別結果がYESのとき実座標
を計算する(ステップS3)。ステップS2の判別結果
がNOのときは、処理を終了する。
【0072】図11はグループ図形にフォーカスインし
た状態で座標変換を行ったときの、図形の作成操作例を
示す図であり、(A)は四角形71、円72からなるグ
ループ図形70を示す図であり、(B)はグループ図形
70にフォーカスインした図であり、(C)はグループ
図形70の座標軸の図形を変形した図であり、(D)は
グループ図形70の座標軸を変形した後に、仮想座標系
では長方形の図形が実座標系では直角でない平行四辺形
74として描かれた図であり、(E)はフォーカスアウ
トした後のグループ図形を示す図であり、(F)はフォ
ーカスアウトした後のグループ図形を画面の横(X軸)
方向に拡大した図である。図11の(F)に示されるよ
うに、グループ図形にフォーカスインした状態でそのグ
ループ図形の座標変換を行うと、それ以降にグループ内
部で作成される図形の形状は、新たに変換された座標系
に基づいて変更されることが判る。
【0073】図12はグループ図形にフォーカスインし
た状態における座標変換の処理のフローチャートであ
る。処理装置10におけるCPUは、選択されたグルー
プ図形の座標軸の図形(軸図形)を変形する(ステップ
S1)。変形された軸図形から変換行列Tを演算する
(ステップS2)。編集情報が記憶している現在編集中
のグループ管理情報に記憶された図形管理情報の座標の
変換行列を演算し設定する。G’=TG(ステップS
3)。図形管理情報についてはTの逆行列T-1を乗算す
る(ステップS4)。図形管理情報で実座標を演算し
(ステップS5)、図形表示領域を描画する(ステップ
S6)。
【0074】多段階層に作成されたグループ図形に対し
グループ図形の各座標の変換行列を与えて変更すること
もできる。その場合、最上位の階層におけるグループの
座標の変換行列をG0 、n階層のグループの座標の変換
行列をGn とすれば、n階層のグループにおける図形の
画面上での実座標Pは、下記の式で計算される。 [Px,Py]=G0 G1 …Gn [Vx,Vy]
【0075】図13は解放点の説明図である。図示され
るように、グループ枠図形80の内部には、グループ図
形を構成する図形、折れ線81と三角形82がある。前
述したように、グループ枠図形情報は解放点情報を含
む。解放点情報の1つはグループ枠図形80の内部の図
形上の解放点HP2の情報であり、その解放点は複数個
設定することができる。解放点情報の他の1つは、グル
ープ枠図形80の内部の図形、折れ線81または三角形
82上の点で、解放点HP2に対応する解放元の点HP
1の情報である。この解放元の点HP1は解放点HP2
の数だけあり、各解放元の点HP1に対応する各解放点
HP2の中間には仮想の各解放点RPが設けられる。解
放元の点HP1と仮想の各解放点RPの関係付けの処理
に対し、仮想の各解放点RPと解放点HP2の関係付け
の処理を実行することにより解放元の点HP1の予め設
定した変形、回転、相似拡大、モード依存の解放の種類
に応じた図形の変化に対応して、解放点HP2の予め設
定した前記解放の種類(解放元の点HP1と同じ)に応
じた図形の変化が実現できる。
【0076】図14は解放点の作成処理のフローチャー
トである。マウス入力により解放元の点HP1を選択す
る(ステップS1)。解放の種類、すなわち変形、回
転、相似拡大または依存モードを指定する(ステップS
2)。選択された点は解放可能な点であるか否かを、解
放元の点HP1がグループ枠図形の内部の図形における
形状決定点であるか否かにより判別する(ステップS
3)。ステップS3でYESと判別されたときは、グル
ープ枠図形80の内部に解放点HP2を作成し、点情報
を設定する(ステップS4)。解放元の点HP1 の点情
報に解放の種類を設定する(ステップS5)。解放元の
点HP1と解放点HP2の間を情報交換するための仮想
の解放点RPを作成し、解放元の点情報および解放点情
報としてHP1、HP2を設定する(ステップS6)。
【0077】図15は解放点の操作処理のフローチャー
トである。マウス入力等により解放点HP2に対する位
置の変更を指示する(ステップS1)。解放点HP2に
対応する仮想の解放点RPと、解放元の点HP1を得る
(ステップS2)。解放元の点HP1の属する図形81
を得る(ステップS3)。解放元の点HP1の解放の種
類をマウスにて指定する(ステップS4)。図形81を
変形、回転、相似拡大、または依存モードに応じた変形
を実行する(ステップS5)。変形後の解放元の点HP
1の位置に合わせて、解放点HP2の位置を設定する
(ステップS6)。
【0078】図16は本発明の解放点による図形編集の
具体例を示す図である。本図は針F1とメモリ板F2か
らなるメータを示し、針の1点を解放点HP2とするこ
とにより針F1の目盛り板F2上の指示位置を変更する
ことができる。このようにメータという図形を作成する
ための情報を1つの部品として図形の編集ができ、かつ
メータ内部の針という図形の要素を、針の1点を解放す
ることによりグループ枠図形の内部にあるグループ図形
を構成する図形を編集できる。
【0079】図17は射影の操作手順の説明図であり、
(A)〜(E)の各図には2つの属性処理画面が示さ
れ、(A)は左側に属性a1、右側に属性a2をそれぞ
れを示し、射影元の属性a1を選択するステップを示す
図であり、(B)は属性a1の射影を実行開始するステ
ップを示す図であり、(C)は射影先の属性処理の名称
を入力するステップの図であり、(D)は右側に射影先
の属性a3が作成され、と同時に右側に射影元の属性a
1のview(外観)が変化する様を示す図であり、
(E)は射影先の属性a3の属性値の変化により射影元
の属性a1の属性値が変化する様を示す図である。
【0080】図18は射影による属性の結合の操作手順
を示す図であり、(A)〜(E)の各図には2つの属性
処理画面が示され、(A)は右側に射影先の属性a3を
選択するステップを示す図であり、その結果右側の射影
元の属性a1の外観が変化する様を示す図であり、
(B)は射影先の属性a3の属性値を他の属性a2の属
性値にカーソルを参照させるステップを示す図であり、
(C)は射影先の属性a3および射影元の属性a1のカ
ーソルの外観が変化するステップを示す図であり、
(D)は右側の属性処理画面における属性の変化に応じ
て左側の属性a1のview(外観)が変化する様を示
す図である。なお、表示装置における属性表示領域は、
図17と図18の左右両側に示した2つの属性処理画面
に対応して2つ設けてもよいが、2つの属性表示画面を
1つの属性表示領域に交互に表示してもよい。
【0081】図19と図20は属性射影の作成処理手段
のフローチャートである。図17を参照しつつ以下に図
19とグループ20に示すフローチャートを説明する。
なお、属性情報a1,a2は、図形/属性情報c1,c
2、および同期伝播情報g1,g2にそれぞれ対応す
る。射影する属性情報a1を選択する〔図17の(A)
と(B)を参照〕(ステップS1)。射影先の属性管理
情報を指定する〔図17の(C)を参照〕(ステップS
2)。射影先の属性管理情報に新たな属性情報a2を1
つ作成する〔図17の(D)を参照〕(ステップS
3)。〔以下ステップS13まで図17の(D)を参照
する。〕射影先のグループ管理情報に新たな図形/属性
管理情報c1を1つ作成する(ステップS4)。c1の
属性情報にa2を設定する(ステップS5)。a2の種
別を一般属性(射影元属性または射影先属性の何れでも
ない属性)、射影元属性、または射影先属性の何れかに
指定する(ステップS6)。新たな同期伝播情報g1を
1つ作成し、図形/属性管理情報c1に設定する(ステ
ップS7)。g1の変化基準図形1にa1の値域表示図
形を指定し、可動点図形1にa1の可動点図形を指定
し、変化基準図形2にa2の値域表示図形を指定し、可
動点図形2にa2の可動点図形を指定する(ステップS
8)。a1の可動点図形の同期伝播情報にg1を設定す
る(ステップS9)。a2の可動点図形の同期伝播情報
にg1を設定する(ステップS10)。a1の可動点図
形の位置から属する区間番号と内分比を求め、g1の区
間番号と内分比に設定する(ステップS11)。g1の
区間番号と内分比からa2上での可動点図形の位置を求
め、対応する位置に移動する(ステップS12)。a1
の種別を射影済と設定する(ステップS13)。a1お
よびa2をその種別と位置の情報に従って再描画する
〔図17の(E)を参照〕(ステップS14)。
【0082】図21は属性射影の更新時の処理のフロー
チャートである。マウス入力または属性値を更新するプ
ログラムインターフェースまたは可動点図形が参照して
いる他の属性の更新によってa1の可動点図形の位置を
変更する指示がでる(ステップS1)。a1の可動点の
位置から区間番号と内分比を求めg1に設定する(ステ
ップS2)。g1の区間番号と内分比を基にa2の可動
点図形を対応する位置に移動する(ステップS3)。a
2の可動点図形の位置から属性の値を求め、属性値とし
て設定する。属性値は可動点図形のx座標をv、値域表
示図形の点列の先頭x座標をs、最後尾のx座標をeと
した場合、属性値=(V−s)/(e−s)で表される
(ステップS4)。a2の更新時処理は設定されている
か判別する(ステップS5)。ステップS5の判別結果
がYESのとき、a2の属性値の更新時処理その処理を
呼び出す(ステップS6)。a1およびa2を変更され
た位置情報に従い描画する(ステップS7)。
【0083】図22と図23は可動点図形の作成処理の
フローチャートである。なお、属性情報a1,a2は、
図形/属性情報c1,c2、および同期伝播情報g1,
g2、および可動点図形s1,s2にそれぞれ対応す
る。マウス入力により点列と区間の属性(直線/円弧)
を指定する(ステップS1)。位置属性図形情報s1を
新規に作成し、点と区間を指定された情報により作成す
る(ステップS2)。指定された個数の点列をもつ属性
情報a3を作成する(ステップS3)。属性情報a3の
各区間の長さをs1に対応する区間の長さで比例して配
分する(ステップS4)。同期伝播情報g2を作成する
(ステップS5)。この同期伝播情報とは、射影元図形
の属性情報に対して射影先図形の属性情報のアドレスを
伝達し、射影先図形の属性情報に対しては射影元図形の
属性情報のアドレスを伝達するための射影元図形と射影
先図形の中間にある情報である。g2の変化基準図形1
にs1の値域表示図形を指定し、可動点図形1にs1の
可動点図形を指定し、変化基準図形2にa3の値域表示
図形を指定し、可動点図形2にa3の可動点図形を指定
する(ステップS6)。a3の可動点図形の同期伝播情
報をg2に設定する(ステップS7)。s1の可動点図
形の同期伝播情報をg2に設定する(ステップS8)。
現在のグループ管理情報に新たな図形/属性管理情報c
2を作成し、図形ヘッダ情報にS1、属性情報にa3、
同期伝播情報にg2を設定する(ステップS9)。s1
の可動点図形の位置をs1の全区間の長さの和の半分の
位置とする(ステップS10)。s1の可動点図形の位
置からその属する区間番号と、その区間でのその位置の
内分比を求めg2に設定する(ステップS11)。a3
の可動点図形の位置を計算し、可動点図形を移動する
(ステップS12)。s1およびa3を再描画する(ス
テップS13)。
【0084】図24は可動点図形の位置による属性値変
更処理手段のフローチャートである。マウスの移動また
はプログラムの呼び出し、参照図形の移動により、s1
の可動点に対して(x,y)への移動が呼び出される
(ステップS1)。s1の可動点図形の位置を計算し、
移動させる(ステップS2)。s1の可動点図形の位置
の属する区間番号と内分比をg2に設定する(ステップ
S3)。a3の可動点図形をg2の区間番号と内分比に
従って移動する(ステップS4)。a3の可動点図形の
位置から属性値を求め、属性値として設定する。属性値
は可動点図形のx座標をv、値域表示図形の点列の先頭
x座標をs、最後尾のx座標をeとした場合、属性値=
(v−s)/(e−s)から求められる(ステップS
5)。a3の値更新時処理は設定されているか判別する
(ステップS6)。ステップS6の判別結果YESのと
きはa3の属性値の更新処理時その処理を呼び出す(ス
テップS7)。ステップS6の判別結果NOのときは終
了する。s1およびa3を再描画する(ステップS
8)。
【0085】図25は本発明の射影手段により作成また
は編集した図形の具体例を示す図であり、(A)は左側
にメータを示し、右側に解放されたカーソルをもつスラ
イダを示す図であり、(B)は図25の(A)のスライ
ダのカーソルをマウスにより上へ押し上げた後のメータ
とスライダを示す図であり、(C)は2つの属性表示画
面の内、左側に射影元であるメータの属性a1を示し、
右側にスライダの属性a2と、スライダの属性a2の射
影先のスライダの属性a3を示す図である。図の
(A)、(B)、(C)が示すように、射影により、一
方の図形の属性値が変化すると、他方の図形の属性値も
変化することが判る。
【0086】図26は本発明の座標変換による編集の説
明図であり、(A)は円形の柱時計を示す図であり、
(B)は従来技術により座標変換してX軸方向に円形の
柱時計を拡大し楕円形とした時計において、時計の針が
楕円形の時計の外側にはみ出した状態を示す図であり、
(C)は本発明により座標変換してX軸方向に円形の柱
時計を拡大しても時計の針が楕円形となった時計の外側
にはみ出さないことを示す図である。
【0087】図27は本発明による補間演算の説明図で
あり、(A)は直線補間、(B)は円弧補間の説明図で
ある。図の(A)が示するように、直線上の2点(0,
0)と(Xe,Ye )の間における任意の1点(X,Y)
は次式で与えられる。 α=(Xe x+Ye y)/(Xe2+Ye2)とすると、 α<0のとき、 X=Y=0 0≦α≦1のとき、 X=αXe 、Y=αYe 1<αのとき、は、 X=Xe 、Y=Ye 図の(B)が示すように、半径がrで角度がτ=φと半
径がrで角度がτ=θの円弧上の2点間における任意の
1点(X,Y)は次式で与えられる。 τ=tan -1(y/x)として(但し(x,y)は任意の
点を示す)、 τ<φのとき、 X=r×cosφ,Y=r×sin
φ φ≦τ≦φのとき、X=r×cosτ,Y=r×sin
τ θ<τのとき、 X=r×cosθ,Y=r×sin
θ
【0088】図28は本発明の補間演算により編集した
図形の実施例を示す図である。本図は本発明による編集
装置の1画面を示し、画面の左側2列で示される各種記
号は図形の作成または編集用のツールである。画面の上
部にアルファベットで示されている8つの語は8つの機
能のメニューを示す。画面の左上から右下にかけて図形
表示領域が表示され、上からアキレス、亀およびスライ
ダの各図形が示され、各図形の直下に変化基準図形b
1、b2、b3が順に示されている。画面の右下には属
性表示領域が示され、上から順にアキレス、亀およびス
ライダに対応する属性図形が示されている。属性表示領
域における各属性を予め設定することにより、図形表示
領域に表示されるスライダのカーソルを左から右へ移動
させると、アキレスが亀の2倍の速度で歩いて左から右
へ移動し、図中にGOALと描かれた縦線の位置で丁度
アキレスが亀を追い越す画面を編集ができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の図形編集
装置およびその方法の属性射影作成処理手段によれば、
図形間または図形とグループ図形間に相互関係をもた
せ、例えば一方の図形が移動、変形、回転または相似拡
大により変化するとき、その図形と相互関係をもたせた
他方の図形またはグループ図形をその変化に応じて同様
に変化するように編集できる。より具体的には、一方の
図形が正逆回転すれば、相互関係をもたせた他方の図形
は上下に移動する。
【0090】また、本発明の図形編集装置およびその方
法の解放点作成処理手段によれば、複数の図形からなる
グループ図形内の所望の図形における形状決定点の中か
ら解放点を設けることにより、グループ図形中その所望
の図形のみを独立に移動、変形、回転または相似拡大し
て編集できる。それゆえ、グループ図形の編集が従来よ
り自由になる。より具体的には、メータと針のように針
だけをメータの中で自由に動かすことができる。
【0091】また、本発明の図形編集装置およびその方
法の座標編集処理手段によれば、図形とグループ図形が
複数個集まって階層構造をなす階層構造図形において、
所定図形または所定グループ図形(グループ図形はさら
に下位のサブ階層構造図形を含むことができる)を独立
に座標変換して編集できる。より具体的には、サブ階層
構造図形が歪んだ座標軸の座標系をもつとき、サブ階層
構造図形のグループ図形にフォーカスインして作成した
四角形はフォーカスアウト後に歪んだ形状の四角形とな
って表示される。
【0092】さらに、本発明の図形編集装置およびその
方法の可動点図形位置の決定処理手段と属性変更処理手
段によれば、所定の図形の移動、変形、回転または相似
拡大による変化を定量的に捕らえ、その変化に応じて数
値データを表示し、または他の図形の移動、変形、回転
または相似拡大による変化として表示するよう編集でき
る。より具体的には、太陽が東から昇り西へ沈むとき、
太陽の現在位置に応じて画面全体の明暗を変化させた
り、または時計で時刻表示させたりできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の図形編集装置の基本構成図である。
【図2】編集情報の概略構成図である。
【図3】図形ヘッダ情報と点情報の説明図であり、
(A)は図形ヘッダ情報と図形の形状を決定する点情報
を示す図であり、(B)はエクステントの説明図であ
り、(C)は3つの形状決定点に依存する被参照点の依
存度の説明図である。
【図4】本発明の一実施例の階層構造図形を示す図であ
る。
【図5】本発明の一実施例によるフォーカスインとフォ
ーカスアウトの説明図であり、(A)はグループ図形を
フォーカスインする前の図であり、(B)はグループ図
形をフォーカスインした後の図である。
【図6】フォーカスインの処理のフローチャートであ
る。
【図7】フォーカスアウトの処理のフローチャートであ
る。
【図8】グループ図形を45°回転させた後、フォーカ
スインしたときの操作例を示す図であり、(A)は逆三
角形と正方形からなるグループ図形を囲む矩形のグルー
プ枠図形と2つの四角形が図形表示領域に作成された画
面を示す図であり、(B)は図形枠で囲まれるグループ
図形を45°回転した図であり、(C)は(B)におい
て編集領域をこのグループ図形にフォーカスインしたと
きの画面を示す図である。
【図9】グループ図形の外部からグループ図形内の図形
を回転させてグループの座標系を変更する処理のフロー
チャートである。
【図10】グループ図形の外部からグループ図形内の図
形を回転させてグループの座標系を変更するときの軸座
標の演算処理のフローチャートである。
【図11】グループ図形にフォーカスインした状態で座
標変換を行ったときの、図形の作成操作例を示す図であ
り、(A)は四角形、円からなるグループ図形を示す図
であり、(B)はグループ図形にフォーカスインした図
であり、(C)はグループ図形の座標軸の図形を変形し
た図であり、(D)はグループ図形の座標軸を変形した
後に、仮想座標系では長方形の図形が実座標系では直角
でない平行四辺形として描かれた図であり、(E)はフ
ォーカスアウトした後のグループ図形を示す図であり、
(F)はフォーカスアウトした後のグループ図形を画面
の横(X軸)方向に拡大した図である。
【図12】グループ図形にフォーカスインした状態にお
ける座標変換の処理のフローチャートである。
【図13】解放点の説明図である。
【図14】解放点の作成処理のフローチャートである。
【図15】解放点の操作処理のフローチャートである。
【図16】本発明の解放点による図形編集の具体例を示
す図である。
【図17】射影の操作手順の説明図であり、(A)〜
(E)の各図には2つの属性処理画面が示され、(A)
は左側に属性a1、右側に属性a2をそれぞれを示す図
であり、(B)は属性a1の射影を実行開始するステッ
プを示す図であり、(C)は射影先の属性処理の名称を
入力するステップの図であり、(D)は右側に射影先の
属性a3が作成され、と同時に右側に射影元の属性a1
の外観が変化する様を示す図であり、(E)は射影先の
属性a3の属性値の変化により射影元の属性a1の属性
値が変化する様を示す図である。
【図18】射影による属性の結合の操作手順を示す図で
あり、(A)〜(E)の各図には2つの属性処理画面が
示され、(A)は右側に射影先の属性a3を選択するス
テップを示す図であり、(B)は射影先の属性a3の属
性値を他の属性a2の属性値にカーソルを参照させるス
テップを示す図であり、(C)は射影先の属性a3およ
び射影元の属性a1のカーソルの外観が変化するステッ
プを示す図であり、(D)は右側の属性処理画面におけ
る属性の変化に応じて左側の属性a1の外観が変化する
様を示す図である。
【図19】属性射影の作成処理手段の前半フローチャー
トである。
【図20】属性射影の作成処理手段の後半フローチャー
トである。
【図21】属性射影の更新時の処理のフローチャートで
ある。
【図22】可動点図形の作成処理の前半フローチャート
である。
【図23】可動点図形の作成処理の後半フローチャート
である。
【図24】可動点図形の位置による属性値変更処理手段
のフローチャートである。
【図25】本発明の射影手段により作成または編集した
図形の具体例を示す図であり、(A)は左側にメータを
示し、右側に解放されたカーソルをもつスライダを示す
図であり、(B)は(A)のスライダのカーソルをマウ
スにより上へ押し上げた後のメータとスライダを示す図
であり、(C)は2つの属性表示画面の内、左側に射影
元であるメータの属性a1を示し、右側にスライダの属
性a2と、スライダの属性a2の射影先のスライダの属
性a3を示す図である。
【図26】本発明の座標変換による編集の説明図であ
り、(A)は円形の柱時計を示す図であり、(B)は従
来技術により座標変換してX軸方向に円形の柱時計を拡
大し楕円形とした時計において、時計の針が楕円形の時
計の外側にはみ出した状態を示す図であり、(C)は本
発明により座標変換してX軸方向に円形の柱時計を拡大
しても時計の針が楕円形となった時計の外側にはみ出さ
ないことを示す図である。
【図27】本発明による補間演算の説明図であり、
(A)は直線補間、(B)は円弧補間の説明図である。
【図28】本発明の補間演算により編集した図形の実施
例を示す図である。
【符号の説明】
10…処理装置 11…表示装置 12…位置指定装置 13…図形情報記憶部 14…図形編集処理手段 15…属性編集処理手段 16…図形表示処理手段 17…属性表示処理手段 18…図形表示領域 19…属性表示領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 泰次 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 菊地 智 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 柳川 雅裕 神奈川県大和市深見西四丁目2番49号 株式会社ピーエフユー 大和工場内 (72)発明者 葛西 敦子 神奈川県大和市深見西四丁目2番49号 株式会社ピーエフユー 大和工場内 (56)参考文献 特開 平5−88844(JP,A) 特開 昭63−49884(JP,A) 特開 平2−181192(JP,A) 特開 平4−348420(JP,A) 特開 平3−71193(JP,A) 国際公開93/7582(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/80 G06T 15/20 G06F 17/50

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段によって入力されたユーザの指
    定に基づいて、図形を編集する図形編集方法において、前記図形の形状を表示装置に表示し、 前記ユーザの指定に基づいて前記形状を変形し、 変形前の形状と変形後の形状の差に基づいて、座標軸を
    示す軸図形を座標変換し前記表示装置に表示 する、 ことを特徴とする図形編集方法。
  2. 【請求項2】 入力手段によって入力されたユーザの指
    定に基づいて、図形を編集する図形編集方法において、前記図形とともに、該図形の座標軸を示す軸図形を表示
    装置に表示し、 前記ユーザの指定に基づいて前記軸図形を変形し、 変更後の前記軸図形に基づいて、前記図形を座標変換し
    表示装置に表示 する、 ことを特徴とする図形編集方法。
  3. 【請求項3】 前記座標軸の座標は、該座標を座標変換
    して実座標を得るための仮想座標であることを特徴とす
    請求項1または2に記載の図形編集方法。
  4. 【請求項4】 前記座標変換は、前記仮想座標に座標変
    換行列を乗算して実座標を得ることを特徴とする請求項
    3に記載の図形編集方法。
  5. 【請求項5】 前記図形が複数集まって階層構造をなす
    メイン階層構造図形を編集する場合、該メイン階層構造
    図形および下位のサブ階層図形に対して各々独立した座
    標変換情報を備え、該サブ階層図形を編集する際は、メ
    イン階層構造図形の座標変換情報に基づくことなく、サ
    ブ階層図形の座標変換情報に基づき座標変換すること
    で、サブ階層図形を表示することを特徴とする請求項1
    乃至4の何れか一つに記載の図形編集方法。
  6. 【請求項6】 入力手段によって入力されたユーザの指
    定に基づいて、図形を編集する図形編集装置において、前記図形の形状を表示装置に表示し、前記ユーザの指定
    に基づいて前記形状を変形し該表示装置に表示する図形
    表示手段と、 変形前の形状と変形後の形状の差に基づいて、座標軸を
    示す軸図形を座標変換 し前記表示装置に表示する座標変
    換処理手段と、 を有する ことを特徴とする図形編集装置
  7. 【請求項7】 入力手段によって入力されたユーザの指
    定に基づいて、図形を編集する図形編集装置において、 前記図形とともに、該図形の座標軸を示す軸図形を表示
    装置に表示し、前記ユーザの指定に基づいて前記軸図形
    を座標変換して変形する座標変換処理手段と、 変更後の
    前記軸図形に基づいて、前記図形を座標変換し表示装置
    に表示する図形表示手段と、 を有することを特徴とする 図形編集装置
  8. 【請求項8】 前記座標軸の座標は、該座標を座標変換
    して実座標を得るための仮想座標であることを特徴とす
    請求項6または7に記載の図形編集装置。
  9. 【請求項9】 前記座標変換は、前記仮想座標に座標変
    換行列を乗算して実座標を得ることを特徴とする請求項
    8に記載の図形編集装置。
  10. 【請求項10】 前記図形が複数集まって階層構造をな
    すメイン階層構造図形を編集する場合、該メイン階層構
    造図形および下位のサブ階層図形に対して各々独立した
    座標変換情報を備え、前記座標変換処理手段は、該サブ
    階層図形を編集する際は、メイン階層構造図形の座標変
    換情報に基づくことなく、サブ階層図形の座標変換情報
    に基づき座標変換し、前記図形表示手段は該座標変換に
    基づいて、サブ階層図形を表示することを特徴とする請
    求項6乃至9の何れか一つに記載の図形編集装置。
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