JP3359373B2 - 帳 票 - Google Patents

帳 票

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JP3359373B2
JP3359373B2 JP12097393A JP12097393A JP3359373B2 JP 3359373 B2 JP3359373 B2 JP 3359373B2 JP 12097393 A JP12097393 A JP 12097393A JP 12097393 A JP12097393 A JP 12097393A JP 3359373 B2 JP3359373 B2 JP 3359373B2
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雄二 清水
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、連接した複数枚の帳
票片を折り返して、所定のフォームを形成する帳票に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、帳票は、給料袋等に適用さ
れ、種々の分野で広く使用されている。この帳票は、連
接された複数枚の帳票片から構成されている。この帳票
の各帳票片を折り返して密着させることにより、親展情
報等が印字された帳票片が一時的に封止される。また、
重ねられた帳票片の外縁部を圧着することにより、袋状
の収納部が形成される。このようにして所定のフォーム
が形成される。
【0003】このようなフォームは、多数枚の帳票を連
接した連続帳票から形成される。すなわち、連続帳票が
順次プリンタに搬送されて所定の個別情報(例えば給料
袋においては給料明細等)の印字が行われ、さらに、折
りたたみ装置により各帳票片の連接部が折り返され、各
帳票片が密着される。これにより、個別情報が隠ぺいさ
れる。また、同時に袋状の収納部が形成される。さらに
受取人ごとに裁断され、各受取人ごとのフォームが形成
される。このようにフォームを形成することにより、形
成の効率化を図ることができる。なお、必要に応じてこ
の形成後に収納部の封入口から物品(例えば給料袋にお
いては現金等)が封入され、封入口が封止される。
【0004】フォームの受取人は、封止された帳票片を
開封することにより、帳票片に印字された個別情報を見
ることができる。さらには、収納部に封入された物品を
取り出すことができる。
【0005】ところで、帳票片に印字された個別情報を
一時的に隠ぺいするために、個別情報の印字面には、加
圧により剥離可能に粘着される粘着層が設けられてい
る。粘着層は、剥離されると、最初の粘着力と比較して
極度に弱くなるので、ほとんど再粘着をすることができ
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような剥
離可能に形成された面(以下、「粘着面」という。)
は、剥離後に強い圧力を与えて再粘着させることによ
り、外観上、粘着しているように見えるものがあった。
また、粘着面の粘着力は、剥離が可能に設定されている
ために、粘着力が不十分な場合があり、粘着面に過大な
負荷が作用すると、粘着面の一部が剥離してしまう可能
性があった。このために、粘着面がすでに一度剥離され
たような感じをフォームの受取人に与える場合があり、
例えば給料袋のように個別情報が給料明細等である場合
には、その受取人に不信感を与えるという問題があっ
た。
【0007】本発明は、上述のような課題を解消するた
めになされたものであって、目視により粘着面が剥離さ
れたか否かの開封履歴の判別を確実に行うことができる
フォームを形成する帳票を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明による帳票の第1の解決手段は、連接した
第1の帳票片(3)と第2の帳票片(4)を折り返して
密着させ、所定のフォームを形成する帳票であって、前
記第1の帳票片の所定の外縁部に設けられた第1の接着
層(3e)と、前記第2の帳票片の前記第1の帳票片と
の密着予定面に設けられ、前記第1の帳票片と前記第2
の帳票片とを密着させることにより、前記第1の接着層
と接着する1以上の第2の接着層(4e)と、前記第2
の接着層が設けられた領域を囲むように前記第2の帳票
片に分離予定線が形成されており、密着した前記第1の
帳票片と前記第2の帳票片とを剥離することにより前記
分離予定線によって前記第2の帳票片から分離される分
離片(4B)とを備え、接着された前記第1の接着層と
前記第2の接着層とを分離する分離力、前記第1の接着
層と前記第1の帳票片とを分離する分離力、および、前
記第2の接着層と前記第2の帳票片とを分離する分離力
は、前記分離片が前記第2の帳票片から前記分離予定線
によって裁断されるときの力よりも強く設定されてお
り、前記第1の帳票片と前記第2の帳票片との開封動作
によって、前記第1の接着層と前記第2の接着層が接着
したままで、前記分離予定線が分離されることを特徴と
する。
【0009】帳票の第2の解決手段は、第1の解決手段
に記載の帳票において、前記第1の接着層は、前記第2
の帳票片との連接辺以外の外縁部に設けられており、前
記第2の接着層は、前記第1の帳票片との連接辺以外の
外縁部に設けられていることを特徴とする。
【0010】帳票の第3の解決手段は、第1または第2
の解決手段に記載の帳票において、前記第1の帳票片に
は第3の帳票片(2)が連接されており、前記第1の帳
票片と前記第3の帳票片との密着予定面には、密着した
前記第1の帳票片と前記第3の帳票片との所定の外縁部
を接着して封入口を有する袋状の収納部を形成させる第
3の接着層(2i,2j,3i,3j)が設けられてい
ることを特徴とする。
【0011】帳票の第4の解決手段は、連接した第1の
帳票片(22),第2の帳票片(23),および第3の
帳票片(4)を折り返して密着させ、所定のフォームを
形成する帳票であって、前記第1の帳票片の第1の面
(裏面)の所定の外縁部に設けられた第1の接着層(2
k)と、前記第2の帳票片の所定の外縁部に形成され、
前記第2の帳票片の所定領域を開口させた1以上の開口
部(3p)と、前記第3の帳票片の第2の面(表面)に
設けられ、前記第1の帳票片の第1の面と前記第2の帳
票片の第1の面、および前記第2の帳票片の第2の面と
前記第3の帳票片の第2の面とを密着させることによ
り、前記開口部を介して前記第1の接着層と接着する1
以上の第2の接着層(4e)と、前記第2の接着層が設
けられた領域を含むように前記第3の帳票片に形成され
ており、密着した前記第2の帳票片と前記第3の帳票片
とを剥離することにより前記第3の帳票片から分離され
る分離片(4B)とを備えることを特徴とする。
【0012】帳票の第5の解決手段は、第4の解決手段
に記載の帳票において、前記第1の接着層は、前記第2
の帳票片との連接辺と対向する辺以外の外縁部に設けら
れており、前記開口部は、前記第3の帳票片との連接辺
以外の外縁部に形成されており、前記第2の接着層は、
前記第2の帳票片との連接辺以外の外縁部に設けられて
いることを特徴とする。
【0013】帳票の第6の解決手段は、連接した第1の
帳票片(22),第2の帳票片(23),および第3の
帳票片(44)を折り返して密着させ、所定のフォーム
を形成する帳票であって、前記第3の帳票片に連接した
補助片(45)と、前記第1の帳票片の第1の面(裏
面)の前記第2の帳票片との連接辺の外縁部に設けられ
た第1の接着層(2k)と、前記第2の帳票片の前記第
1の帳票片との連接辺の外縁部に形成され、前記第2の
帳票片の所定領域を開口させた1以上の第1の開口部
(3p)と、前記第3の帳票片の前記補助片との連接辺
の外縁部に形成され、前記第3の帳票片の所定領域を開
口させた1以上の第2の開口部(44p)と、前記補助
片の第1の面に設けられ、前記第1の帳票片の第1の面
と前記第2の帳票片の第1の面、および前記第2の帳票
片の第2の面(表面)と前記第3の帳票片の第2の面、
および前記第3の帳票片の第1の面と前記補助片の第1
の面とを密着させることにより、前記第1の開口部およ
び前記第2の開口部を介して前記第1の接着層と接着す
る1以上の第2の接着層(4e)と、前記第2の接着層
が設けられた領域を含むように前記補助片に形成されて
おり、密着した前記第3の帳票片と前記補助片とを剥離
することにより前記補助片から分離される分離片(4
B)とを備えることを特徴とする。
【0014】帳票の第7の解決手段は、第4または第6
の解決手段に記載の帳票において、第1の帳票片の第1
の面と第2の帳票片の第1の面には、密着した前記第1
の帳票片と前記第2の帳票片との所定の外縁部を接着し
て封入口を有する袋状の収納部を形成させる第3の接着
層(2i,2j,3i,3j)が設けられていることを
特徴とする。
【0015】
【作用】帳票の第1の解決手段においては、第1の接着
層と第2の接着層とが接着して、第1の帳票片と第2の
帳票片とが密着される。密着された第1の帳票片と第2
の帳票片とを開張すると、接着された第1の接着層と第
2の接着層は分離されず、第2の帳票片から分離片が分
離されることにより、第1の帳票片と第2の帳票片とが
開封される。すなわち、分離片は、前記開封によっても
第1の帳票片に接着されている。従って、第2の帳票片
から分離片が分離されているか否かを判別することによ
り、第1の帳票片と第2の帳票片とが開封されたか否か
を判別することができる。
【0016】帳票の第4の解決手段においては、第1の
帳票片に設けられた第1の接着層と第3の帳票片に設け
られた第2の接着層とが第2の帳票片に形成された開口
部を介して接着されることにより、実質的に第2の帳票
片と第3の帳票片とが密着される。また、第3の帳票片
から分離片が分離されることにより、第2の帳票片と第
3の帳票片とが開封される。同様に、帳票の第6の解決
手段においては、第1の帳票片に設けられた第1の接着
層と補助片に設けられた第2の接着層とが第2の帳票片
に形成された第1の開口部および第3の帳票片に形成さ
れた第2の開口部を介して接着されることにより、実質
的に第2の帳票片と第3の帳票片とが密着される。ま
た、補助片から分離片が分離されることにより、第2の
帳票片と第3の帳票片とが開封される。従って、上記第
1の解決手段と同様に、第2の帳票片と第3の帳票片と
が開封されたか否かを判別することができる。さらに
は、各帳票片の印字面側(第2の面)に設ける接着層を
削減することができる。
【0017】帳票の第2の解決手段においては、第1の
接着層と第2の接着層とにより、第1の帳票片と第2の
帳票片との連接辺以外の外縁部が接着され、第1の帳票
片と第2の帳票片とが密着される。同様に、帳票の第5
の解決手段においては、第1の接着層と第2の接着層と
により、第1の帳票片の第1の面の第2の帳票片との連
接辺と対向する辺以外の外縁部と、第3の帳票片の第2
の面の第2の帳票片との連接辺以外の外縁部とが第2の
帳票片の開口部を介して接着され、第2の帳票片と第3
の帳票片とが密着される。従って、密着される各帳票片
の密着強度を高め、印字された個別情報の秘匿性を向上
させることができる。さらには、密着された帳票片間に
収納部が形成されるので、物品を併せて収納することが
できる。
【0018】帳票の第3の解決手段においては、第3の
帳票片が第1の帳票片に連接され、第3の接着層によ
り、第1の帳票片と第3の帳票片とから袋状の収納部が
形成される。同様に、帳票の第7の解決手段において
は、第1の帳票片と第2の帳票片に第3の接着層が設け
られ、この第3の接着層により、第1の帳票片と第2の
帳票片とから袋状の収納部が形成される。従って、個別
情報の印字とともに、必要に応じて物品を収納すること
ができる収納部を形成することができる。
【0019】
【実施例】以下、図面等を参照して、本発明による帳票
の一実施例について説明する。図1は、本発明による帳
票を製袋フォームに適用した第1の実施例の構成を示す
平面図である。図中(a)は表面を示し、(b)は裏面
を示す。
【0020】最初に、図1(a)に示す構成について説
明する。製袋フォーム1は、3枚の帳票片2〜4から構
成されている。帳票片2と3の間および帳票片3と4と
の間には、連接部5および6が設けられており、連接部
5,6から各帳票片2〜4を折り返すことができる。
【0021】帳票片2の左側および帳票片4の右側に
は、それぞれ所定間隔で開口されたスプロケット孔2a
および4aが形成されたマージナル部2Aおよび4Aが
設けられている。スプロケット孔2aおよび4aがプリ
ンタ(図示せず)の帳票搬送部と係合することにより、
製袋フォーム1が順次搬送される。
【0022】帳票片2の表面側には、社名等の情報が予
め印刷されており、さらに受取人の氏名等の個別情報が
プリンタにより印字される情報記録領域2cが設けられ
ている。また、帳票片3,4には、共通の情報が予め印
刷されており、さらに、個別の情報(実施例では、給料
の明細等)がプリンタにより印字される情報記録領域3
c,4cが設けられている。
【0023】帳票片3の連接部5の近傍であって情報記
録領域3cの外側には、略帯状に形成された接着層3e
が設けられている。接着層3eは、接着層同士の接着で
はほとんど剥離不能に接着(以下、「強接着」とい
う。)され、接着層と紙面の接着では剥離可能に接着
(以下、「弱接着」という。)される。接着層3eに
は、感圧接着剤等が用いられる。例えば感圧接着剤で
は、NR(天然ゴム)を主成分として、アクリル樹脂や
シリカを添加したものが使用される(以下の接着層も同
様である。)。
【0024】帳票片4の図中右側外縁部には、ミシン目
を略方形状に設けた分離片4Bが4つ形成されている。
所定の力以上の外力が分離片4Bに作用すると、ミシン
目が裁断され、帳票片4から分離片4Bが分離されるよ
うに形成されている。
【0025】さらに、各分離片4Bの領域内には、接着
層3eと同等の構成からなる接着層4eが設けられてい
る。これらの接着層4eは、情報記録領域3cと4cと
が重なるように連設部6が折り返されたときに、接着層
3eと重なるように配置されている。
【0026】次に、図1(b)に示す構成について説明
する。帳票片2〜4の裏面には、地紋や共通情報等が印
刷された隠ぺい領域2h〜4hが設けられている。これ
らの隠ぺい領域2h〜4hは、情報記録領域3c,4c
に印字された個別情報が外部から透けて見えないように
するために設けられるものであり、用途によっては必ず
しも設ける必要はない。
【0027】帳票片2には、隠ぺい領域2hの図中上下
側に略帯状の接着層2i,2jが略平行に設けられてい
る。同様に、帳票片3には、隠ぺい領域3hの図中上下
側に略帯状の接着層3i,3jが略平行に設けられてい
る。接着層2i,2jと3i,3jは、隠ぺい領域2h
と3hとが重なるように連接部5が折り返されたとき
に、それぞれ接着層2iと3i、2jと3jとが重なる
ように配置されている。
【0028】なお、接着層2iおよび3i、または2j
および3jを設けることなく、帳票片2および3に、そ
れぞれ接着層2lおよび3l(図中2点鎖線部)を設け
ても良い。
【0029】製袋フォーム1は、図中上下方向に多数枚
連接されており(上下方向に連接された製袋フォーム1
を図中2点鎖線部で示す。)、連接部1aおよび1bの
位置にて略蛇腹状に折りたたまれている。従って、図中
(a),(b)に示した接着層3e,4e,および2
i,2j,3i,3jは、この折りたたみによっても他
の製袋フォーム1の接着層3e,4e,および2i,2
j,3i,3jと接着しないように、対向する位置をず
らして配置することが好ましい。
【0030】次に、製袋フォーム1から給料袋が形成さ
れる過程について説明する。図1において、先ず、製袋
フォーム1の帳票片2〜4の情報記録領域2c〜4c
に、受取人名や給料明細等の個別情報がプリンタ(図示
せず)により印字される。すなわち、図中(a)に示す
面にのみ片面印字が行われる。
【0031】製袋フォーム1に所定の個別情報が印字さ
れると、製袋フォーム1の両端部に設けられたマージナ
ル部2A,4Aが裁断される。次に、各製袋フォーム1
の連接部5および6が折り返される。
【0032】図1(a)において、製袋フォーム1の連
接部6は、情報記録領域3cと4cとが重なるように折
り返される。これにより、接着層3eと4eとが重ねら
れる。また、図1(b)において、連接部5は、帳票片
2および3の隠ぺい領域2hと3hとが重なるように折
り返される。これにより、接着層2iと3i,および2
jと3jが重ねられる。
【0033】これが加圧されると、帳票片2と3は、接
着層2iと3i,および2jと3jにより強接着され、
図中2点鎖線部の領域に封入口を有する袋状の収納部が
形成される。また、帳票片3と4は、接着層3eと4e
とにより強接着される。これにより、帳票片3,4の情
報記録領域3c,4cが隠ぺいされる。従って、帳票片
3と4は、弱接着が行われたときよりも強い接着強度を
有する。
【0034】次に、連接部5,6が折りたたまれた製袋
フォーム1の連接部1a,1b(図1)が裁断される。
これにより、製袋フォーム1は、各受取人ごとに分離さ
れ、給料袋が形成される。
【0035】図2は、このようにして製袋フォーム1か
ら形成された給料袋10を示す斜視図である。図2に示
すように、給料袋10は、帳票片2と3の図中左側に封
入口7が形成され、かつ図中上下側の外縁部が剥離不能
に接着されており、袋状の収納部が形成されている。従
って、現金等を封入する必要があるときには、この封入
口7から現金等が封入され、この封入口7が封止され
る。ここで、封入口7の封止方法は、いかなる方法を用
いても良い。例えば図1において、帳票片2または3の
いずれか一方の封入口7に該当する外縁部(図1(b)
中2点鎖線部)に接着層を設けておき、現金等の封入後
に圧着して、封入口7を弱接着することもできる。
【0036】図3は、図2の給料袋10の帳票片3と4
が開封されたときの様子を示す斜視図である。接着され
た接着層3eと4eとを分離する分離力、接着層3eと
帳票片3とを分離する分離力、および接着層4eと帳票
片4とを分離する分離力は、分離片4Bが帳票片4から
裁断されるときの力よりも強く設定されている。従っ
て、密着された帳票片3と4とが開張されると、上記接
着層3eと4e、接着層3eと帳票片3、および接着層
4eと帳票片4は分離されず、分離片4Bが帳票片4か
ら裁断される。これにより、帳票片3と4とが開封され
る。すなわち、図3に示すように、分離片4Bが帳票片
3に接着されている状態で帳票片3と4とが開封され、
帳票片4には、分離片4Bが裁断されたことにより開口
部分4Dが形成される。従って、帳票片4から分離片4
Bが裁断されているか否かを判別することにより、帳票
片3と4の開封履歴の判別を行うことができる。
【0037】給料袋10の受取人は、帳票片3と4とを
開封することにより、帳票片3,4の情報記録領域3
c,4cに印字された個別情報(給料明細等)を見るこ
とができる。さらに、帳票片2と3とで形成された収納
部に収納されている現金等を取り出すことができる。
【0038】図4は、本発明による帳票を製袋フォーム
に適用した第2の実施例の構成を示す平面図であり、第
1の実施例の変形例を示している。以下、第1の実施例
と同一部分には同一符号を付し、重複する説明は適宜省
略する。
【0039】図4に示す製袋フォーム11は、第1の実
施例(図1)で示した帳票片2と、第1の実施例の帳票
片3,4とそれぞれ対応する帳票片13,14とから構
成されている。図中(a)に示すように、帳票片13の
情報記録領域3cの図中上下側には、接着層3eと同様
な接着層3f,3gが略平行に設けられている。また、
帳票片14には、帳票片13との連接辺以外の3辺の外
縁部に分離片4Bが形成されている。すなわち、情報記
録領域4cを囲むように分離片4Bが略コ字状に配置さ
れている。各分離片4Bには、接着層4eが設けられて
いる。
【0040】連接部6は、情報記録領域3cと4cとが
重なるように折り返される。これにより、帳票片14の
各接着層4eは、帳票片13の接着層3eおよび3f,
3gに重ねられる。すなわち、帳票片3と4の3辺の外
縁部が接着される。
【0041】このようにして形成された給料袋は、第1
の実施例で示した給料袋10と同様に開封することがで
きる。すなわち、帳票片13と14とを開張すると、全
ての分離片4Bが帳票片13の各接着層3e,3f,3
gに接着された状態で全ての分離片4Bが帳票片14か
ら裁断され、帳票片13と14とが開封される。このよ
うに接着層3f,3gを付加し、密着された帳票片13
と14の3辺の外縁部を接着することにより、帳票片1
3と14との密着強度を高めることができる。また、3
辺の外縁部が密着されるので、情報記録領域3c,4c
に印字された個別情報の秘匿性をさらに向上することが
できる。さらには、帳票片13と14とで疑似的な収納
部が形成されるので、物品を同時に収納することもでき
る。
【0042】図5は、本発明による帳票を製袋フォーム
に適用した第3の実施例の構成を示す平面図である。図
中(a)は表面を示し、(b)は裏面を示す。以下、第
1,第2の実施例と同一部分には同一符号を付し、重複
する説明は適宜省略する。
【0043】図5に示すように、製袋フォーム21は、
第1の実施例(図1)で示した帳票片2,3とそれぞれ
対応する帳票片22,23と、第1の実施例で示した帳
票片4から構成されている。図中(a)に示すように、
帳票片23の連接部5の近傍には、略小判状に帳票片2
3の一部を開口させた開口部3pが形成されている。開
口部3pは、4つ形成され、情報記録領域3cの範囲内
に入らないように配置されている。また、開口部3pの
開口領域は、情報記録領域3cと4cとが重なるように
連接部6が折り返されたときに、帳票片4の各接着層4
eと重なるように配置されている。開口部3pの開口領
域は、開口部3pと接着層4eとが重ねられたときに、
接着層4eの領域を包含するように形成することが好ま
しい。
【0044】図中(b)に示すように、帳票片22の裏
面側の連接部5の近傍には、接着層2i,2jと同様な
接着層2kが設けられている。接着層2kは、隠ぺい領
域2h,3hが重なるように連接部5が折り返されたと
きに、開口部3pの開口領域と重なるように設けられて
いる。
【0045】図6は、製袋フォーム21が連接部5およ
び6から折り返されるときの様子を示す側面図である。
図5および図6に示すように、製袋フォーム21の連接
部6は、情報記録領域3cと4cとが重なるように折り
返される。これにより、開口部3pの開口領域と接着層
4eとが重ねられる。
【0046】また、連接部5は、隠ぺい領域2hと3h
とが重なるように折り返される。これにより、接着層2
iと3i,および2jと3jが重ねられる。また、接着
層2kは、開口部3pの開口領域に重ねられる。
【0047】これが加圧されると、帳票片22と23
は、接着層2iと3i,および2jと3jにより強接着
され、袋状の収納部が形成される。また、図6におい
て、接着層4eは、開口部3p内に入り込む。同様に、
接着層2kの一部が、開口部3p内に入り込む。さらに
は、帳票片4に設けられた接着層4eと、帳票片22に
設けられた接着層2kは、帳票片23の開口部3pを介
して、強接着される。これにより、帳票片3と4とが実
質的に密着され、帳票片23,4の情報記録領域3c,
4cが隠ぺいされる。
【0048】このようにして製袋フォーム21から形成
された給料袋は、第1の実施例で示した給料袋10と同
様に開封することができる。すなわち、帳票片23と4
とを開張すると、帳票片4の分離片4Bが帳票片23の
開口部3pを介して帳票片22の接着層2kに接着され
た状態で分離片4Bが帳票片4から裁断され、帳票片2
3と4とが開封される。
【0049】図7は、本発明による帳票を製袋フォーム
に適用した第4の実施例の構成を示す平面図である。図
中(a)は表面を示し、(b)は裏面を示す。以下、第
1,第2および第3の実施例と同一部分には同一符号を
付し、重複する説明は適宜省略する。
【0050】図7に示すように、製袋フォーム41は、
第3の実施例(図5)で示した帳票片22,23と、第
1の実施例(図1)で示した帳票片4と対応する帳票片
44と、帳票片44に連接された補助片45とから構成
されている。帳票片44と補助片45との間には、連接
部7が設けられており、連接部7から帳票片44と補助
片45とを折り返すことができる。
【0051】帳票片44の連接部7の近傍には、略方形
状に帳票片44の一部を開口させた開口部44pが形成
されている。開口部44pは、4つ形成され、情報記録
領域4cの範囲内に入らないように配置されている。ま
た、各開口部44pの開口領域は、情報記録領域3cと
4cとが重なるように連接部6が折り返されたときに、
帳票片23の各開口部3pの開口領域と重なるように配
置されている。
【0052】また、図中(b)に示すように、補助片4
5には、第1の実施例等で示した接着層4eと、接着層
4eが設けられた領域を含むように形成された分離片4
Bとが設けられている。各分離片4Bは、連接部7が折
り返されて帳票片44と補助片45とが重ねられたとき
に、帳票片44の各開口部44pの開口領域とそれぞれ
重なるように配置されている。ここで、前記開口部44
pの開口領域は、分離片4Bの領域を包含するように
(分離片4Bの領域よりも広く)形成することが好まし
い。
【0053】図8は、製袋フォーム41が連接部5,6
および7から折り返されるときの様子を示す側面図であ
る。図7および図8に示すように、製袋フォーム41の
連接部5は、隠ぺい領域2hと3hとが重なるように折
り返され、接着層2iと3i,および2jと3jが重ね
られる。さらにまた、接着層2kは、開口部3pの開口
領域に重ねられる。
【0054】また、連接部6は、情報記録領域3cと4
cとが重なるように折り返される。これにより、開口部
3pと開口部44pとの開口領域が重ねられる。さらに
また、連接部7は、接着層4eと開口部44pの開口領
域とが重なるように折り返される。
【0055】これが加圧されると、帳票片22と23
は、接着層2iと3i,および2jと3jにより強接着
され、袋状の収納部が形成される。また、図8におい
て、接着層2kの一部が開口部3p内に入り込む。同様
に、接着層4eは、開口部44p内に入り込む。さらに
は、補助片45に設けられている接着層4eと、帳票片
22に設けられた接着層2kは、帳票片44の開口部4
4p、および帳票片23の開口部3pを介して強接着さ
れる。これにより、帳票片23と44とが実質的に密着
され、帳票片23,44の情報記録領域3c,4cが隠
ぺいされる。
【0056】図9は、このようにして製袋フォーム41
から形成された給料袋50を示す斜視図である。図9に
示すように、給料袋50は、第1の実施例(図2)と同
様に、帳票片22と23とにより封入口7を有する袋状
の収納部が形成されている。
【0057】図10は、図9の給料袋50の帳票片23
と44が開封されたときの様子を示す斜視図である。接
着された接着層2kと4eとを分離する分離力、接着層
2kと帳票片22とを分離する分離力、および接着層4
eと補助片45の分離片4Bとを分離する分離力は、分
離片4Bが補助片45から裁断されるときの力よりも強
く設定されている。従って、密着された帳票片23と4
4とが開張されると、上記接着層2kと4e、接着層2
kと帳票片22、および接着層4eと分離片4Bは分離
されず、補助片45から分離片4Bが裁断される。裁断
された分離片4Bは、帳票片44の開口部44pの開口
領域を貫通し、見かけ上、帳票片23に接着された状態
となる。このようにして帳票片23と44とが開封され
る。
【0058】図10に示すように、帳票片23と44の
開封後には、補助片45に分離片4Bが裁断されたこと
により開口部分4Dが形成される。従って、補助片45
から分離片4Bが裁断されているか否かを判別すること
により、帳票片23と44の開封履歴の判別を行うこと
ができる。
【0059】以上、本発明による帳票の一実施例につい
て説明したが、本発明は、上述した実施例に限定される
ことなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変
形が可能である。例えば、マージナル部2Aおよび4A
は、給料袋を形成するときには裁断するようにしたが、
裁断することなく形成しても良い。
【0060】図1(b)に示したように、帳票片2,3
に接着層2i,2j,3i,3jを設けることにより、
図2に示したように図中左側に封入口7を形成したが、
図1(b)において、接着層2iおよび3i、または2
jおよび3jを設けずに接着層2l,3lを設けて、図
2中上側または下側に封入口7を形成することもできる
(図4の製袋フォーム11,図5の製袋フォーム21,
図7の製袋フォーム41も同様である。)。
【0061】図1においては、3枚の帳票片を連接した
が、帳票片3と4のみ(すなわち2つの帳票片)から構
成しても良い。また、帳票片3と4との密着面の所定領
域に剥離可能な粘着層を付加しても良い。
【0062】図5に示した製袋フォーム21において、
帳票片23に接着層3i,3jを設けずに、帳票片23
の情報記録領域3cの図中上下側にさらに開口部3pを
付加し、さらに帳票片4の情報記録領域4cの図中上下
側に接着層4eおよび分離片4Bを付加することによ
り、第2の実施例(図4)のように帳票片23と4の3
辺の外縁部を密着させ、収納部を形成しても良い。ある
いは、収納部を形成する必要がないときには、帳票片2
3と4との密着面の所定領域に剥離可能な粘着層を付加
しても良い。また、これと同様に、図7に示した製袋フ
ォーム41において、帳票片23と44の所定領域に剥
離可能な粘着層を形成しても良い。
【0063】本発明において、分離片4Bは、ミシン目
により形成するものに限らず、例えば分離片4Bと帳票
片との連結部分の紙厚を薄くすることにより形成しても
良い。また、分離片4Bが帳票片から裁断される裁断力
は、接着された接着層同士を分離する分離力、および接
着層とその接着層が設けられた帳票片とを分離する分離
力よりも弱く設定されていれば足り、分離片4Bの裁断
力は、本発明において限定するものではない。分離片4
Bの裁断力は、分離片4Bの形状,分離片4Bと帳票片
との連結方法,連結部分の紙厚等により異なり、これら
のパラメータを種々設定することにより、所望の裁断力
を設定することができる。
【0064】実施例において、接着層4eおよび分離片
4Bは略方形状に形成し、開口部3pは略小判状に形成
し、開口部44pは略方形状に形成したが、これに限ら
ず、例えば略円形状等、いかなる形状に形成しても良
い。また、図1の製袋フォーム1,図5の製袋フォーム
21,図7の製袋フォーム41において、接着層4eお
よび分離片4B,開口部3p,開口部44pは、各4つ
形成したが、これに限らず、いくつ形成しても良い。
【0065】本発明による帳票は、給料袋としての製袋
フォームに適用した例を示したが、これに限定されるこ
となく、メールフォーム,金券入れ,書類封入用フォー
ム等、広く適用することができる。すなわち、図1,図
4,図5,図7の各製袋フォーム1,11,21,41
に設けた袋状の収納部を形成する接着層2i,2j,3
i,3jは、1つの例であって本発明による必須要件で
はない。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
帳票によれば、第2の帳票片に分離片を形成し、分離片
が分離されることにより、第1の帳票片と第2の帳票片
との密着面を開封するようにしたので、第2の帳票片か
ら分離片が分離されているか否かを判別することによ
り、第1の帳票片と第2の帳票片の開封履歴の判別を行
うことができる。これにより、密着面に印字された個別
情報の秘匿性を高めることができるとともに、フォーム
の信頼性を高めることができる。
【0067】請求項4に記載の帳票によれば、第2の帳
票片に開口部を形成し、第1の帳票片の第1の接着層と
第3の帳票の第2の接着層とを接着して、第2の帳票片
と第3の帳票片とを密着させるようにしたので、第2の
帳票片に接着層を設けることなく、第2の帳票片と第3
の帳票片とを密着させることができる。また、請求項6
に記載の帳票によれば、第3の帳票片に第2の開口部を
形成し、さらに補助片を設けて、第2の帳票片と第3の
帳票片とを密着させるようにしたので、第1の帳票片〜
第3の帳票片の印字面(第2の面)には接着層を設ける
ことなく、第2の帳票片と第3の帳票片とを密着させる
ことができる。これにより、印字面に設ける接着層を削
減またはなくすことができるので、プリンタによる印字
時の接着層の剥離や、これに伴う帳票の搬送不良(用紙
ジャム)等の発生を抑制することができる。
【0068】請求項2および請求項5に記載の帳票によ
れば、密着する帳票片の連接辺以外の外縁部を接着する
ようにしたので、帳票片の密着面の密着強度を高め、印
字された個別情報の秘匿性を向上させることができる。
さらには、密着した帳票片により収納部が形成されるの
で、帳票片の密着時に物品を収納することができるフォ
ームを提供することができる。
【0069】請求項3および請求項7に記載の帳票によ
れば、帳票片を密着させて袋状の収納部を形成するよう
にしたので、個別情報の印字とともに、必要に応じて物
品を収納する収納部を形成することができる。これによ
り、例えば本帳票を給料袋に適用することにより、受取
人が現金の銀行振込を希望する場合と、現金支給を希望
する場合とがあっても、給料袋の形成後に現金支給を希
望する受取人に対して収納部に現金等を収納することが
できるようになり、収納部に物品を収納するときと収納
しないときとで、帳票の共通化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による帳票を製袋フォームに適用した第
1の実施例の構成を示す平面図である。
【図2】図1の製袋フォーム1から形成された給料袋1
0を示す斜視図である。
【図3】図2の給料袋10の密着された帳票片3と4が
開封されたときの様子を示す斜視図である。
【図4】本発明による帳票を製袋フォームに適用した第
2の実施例の構成を示す平面図である。
【図5】本発明による帳票を製袋フォームに適用した第
3の実施例の構成を示す平面図である。
【図6】図5の製袋フォーム21が連接部5および6か
ら折り返されるときの様子を示す側面図である。
【図7】本発明による帳票を製袋フォームに適用した第
4の実施例の構成を示す平面図である。
【図8】図7の製袋フォーム41が連接部5,6および
7から折り返されるときの様子を示す側面図である。
【図9】図7の製袋フォーム41から形成された給料袋
50を示す斜視図である。
【図10】図9の給料袋50の密着された帳票片23と
44が開封されたときの様子を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 製袋フォーム 1a,1b 連接部 2,3,4 帳票片 2c,3c,4c 情報記録領域 3e,4e,2i,2j,3i,3j 接着層 4B 分離片 2h,3h,4h 隠ぺい領域 5,6 連接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65D 27/30 B65D 27/30 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B31B 21/60 B31B 27/00 B65D 27/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連接した第1の帳票片と第2の帳票片を
    折り返して密着させ、所定のフォームを形成する帳票で
    あって、 前記第1の帳票片の所定の外縁部に設けられた第1の接
    着層と、 前記第2の帳票片の前記第1の帳票片との密着予定面に
    設けられ、前記第1の帳票片と前記第2の帳票片とを密
    着させることにより、前記第1の接着層と接着する1以
    上の第2の接着層と、 前記第2の接着層が設けられた領域を囲むように前記第
    2の帳票片に分離予定線が形成されており、密着した前
    記第1の帳票片と前記第2の帳票片とを剥離することに
    より前記第2の帳票片から前記分離予定線によって分離
    される分離片とを備え 接着された前記第1の接着層と前記第2の接着層とを分
    離する分離力、前記第1の接着層と前記第1の帳票片と
    を分離する分離力、および、前記第2の接着層と前記第
    2の帳票片とを分離する分離力は、前記分離片が前記第
    2の帳票片から前記分離予定線によって裁断されるとき
    の力よりも強く設定されており、前記第1の帳票片と前
    記第2の帳票片との開封動作によって、前記第1の接着
    層と前記第2の接着層が接着したままで、前記分離予定
    線が分離されること を特徴とする帳票。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の帳票において、 前記第1の接着層は、前記第2の帳票片との連接辺以外
    の外縁部に設けられており、 前記第2の接着層は、前記第1の帳票片との連接辺以外
    の外縁部に設けられていることを特徴とする帳票。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の帳票におい
    て、 前記第1の帳票片には、第3の帳票片が連接されてお
    り、 前記第1の帳票片と前記第3の帳票片との密着予定面に
    は、密着した前記第1の帳票片と前記第3の帳票片との
    所定の外縁部を接着して封入口を有する袋状の収納部を
    形成させる第3の接着層が設けられていることを特徴と
    する帳票。
  4. 【請求項4】 連接した第1の帳票片,第2の帳票片,
    および第3の帳票片を折り返して密着させ、所定のフォ
    ームを形成する帳票であって、 前記第1の帳票片の第1の面の所定の外縁部に設けられ
    た第1の接着層と、 前記第2の帳票片の所定の外縁部に形成され、前記第2
    の帳票片の所定領域を開口させた1以上の開口部と、 前記第3の帳票片の第2の面に設けられ、前記第1の帳
    票片の第1の面と前記第2の帳票片の第1の面、および
    前記第2の帳票片の第2の面と前記第3の帳票片の第2
    の面とを密着させることにより、前記開口部を介して前
    記第1の接着層と接着する1以上の第2の接着層と、 前記第2の接着層が設けられた領域を含むように前記第
    3の帳票片に形成されており、密着した前記第2の帳票
    片と前記第3の帳票片とを剥離することにより前記第3
    の帳票片から分離される分離片とを備えることを特徴と
    する帳票。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の帳票において、 前記第1の接着層は、前記第2の帳票片との連接辺と対
    向する辺以外の外縁部に設けられており、 前記開口部は、前記第3の帳票片との連接辺以外の外縁
    部に形成されており、 前記第2の接着層は、前記第2の帳票片との連接辺以外
    の外縁部に設けられていることを特徴とする帳票。
  6. 【請求項6】 連接した第1の帳票片,第2の帳票片,
    および第3の帳票片を折り返して密着させ、所定のフォ
    ームを形成する帳票であって、 前記第3の帳票片に連接した補助片と、 前記第1の帳票片の第1の面の前記第2の帳票片との連
    接辺の外縁部に設けられた第1の接着層と、 前記第2の帳票片の前記第1の帳票片との連接辺の外縁
    部に形成され、前記第2の帳票片の所定領域を開口させ
    た1以上の第1の開口部と、 前記第3の帳票片の前記補助片との連接辺の外縁部に形
    成され、前記第3の帳票片の所定領域を開口させた1以
    上の第2の開口部と、 前記補助片の第1の面に設けられ、前記第1の帳票片の
    第1の面と前記第2の帳票片の第1の面、および前記第
    2の帳票片の第2の面と前記第3の帳票片の第2の面、
    および前記第3の帳票片の第1の面と前記補助片の第1
    の面とを密着させることにより、前記第1の開口部およ
    び前記第2の開口部を介して前記第1の接着層と接着す
    る1以上の第2の接着層と、 前記第2の接着層が設けられた領域を含むように前記補
    助片に形成されており、密着した前記第3の帳票片と前
    記補助片とを剥離することにより前記補助片から分離さ
    れる分離片とを備えることを特徴とする帳票。
  7. 【請求項7】 請求項4または6に記載の帳票におい
    て、 第1の帳票片の第1の面と第2の帳票片の第1の面に
    は、密着した前記第1の帳票片と前記第2の帳票片との
    所定の外縁部を接着して封入口を有する袋状の収納部を
    形成させる第3の接着層が設けられていることを特徴と
    する帳票。
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