JP3359083B2 - フォーカルプレンシャッタ用ブレーキ装置 - Google Patents
フォーカルプレンシャッタ用ブレーキ装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速走行する羽根群を
強力な摩擦ブレーキ等で制動することが必要なフォーカ
ルプレンシャッタのブレーキ装置に関するものである。
強力な摩擦ブレーキ等で制動することが必要なフォーカ
ルプレンシャッタのブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に先羽根群と後羽根群とを備えた縦
走行型のフォーカルプレンシャッタにおいては、カメラ
のレリーズ繰作により、先羽根群及び後羽根群は駆動レ
バーによって高速走行され、その最終領域でブレーキ装
置により制動を受けながら停止する。
走行型のフォーカルプレンシャッタにおいては、カメラ
のレリーズ繰作により、先羽根群及び後羽根群は駆動レ
バーによって高速走行され、その最終領域でブレーキ装
置により制動を受けながら停止する。
【0003】このようなブレーキ装置には幾つかのタイ
プがあるが、その中の1つに、軸方向に働くバネの押圧
力によって、回転に対し一定の摩擦抵抗が与えられてい
るブレーキレバーを設け、このブレーキレバーは、前記
最終領域において駆動レバーに当接され且つ変位されつ
つ駆動レバーを制動し、セット時には、セット部材によ
って、変位状態にある定位置から制動の初期位置へセッ
トされるようにしたものが知られている。
プがあるが、その中の1つに、軸方向に働くバネの押圧
力によって、回転に対し一定の摩擦抵抗が与えられてい
るブレーキレバーを設け、このブレーキレバーは、前記
最終領域において駆動レバーに当接され且つ変位されつ
つ駆動レバーを制動し、セット時には、セット部材によ
って、変位状態にある定位置から制動の初期位置へセッ
トされるようにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のブレ
ーキ装置をセットする場合は、ブレーキレバーに形成さ
れたカム状曲縁部とセット部材に設けられた突起部との
係合により、セット部材による押し上げ動作で行われて
いた。この場合、押し始めの力の作用線とブレーキレバ
ーの移動方向との交差角が大きいと、図6(b)の線図
で示すように、ブレーキレバーのセット力量が急激に増
大する。これはシャッタのチャージ力量を急激に大きく
するので問題となる。
ーキ装置をセットする場合は、ブレーキレバーに形成さ
れたカム状曲縁部とセット部材に設けられた突起部との
係合により、セット部材による押し上げ動作で行われて
いた。この場合、押し始めの力の作用線とブレーキレバ
ーの移動方向との交差角が大きいと、図6(b)の線図
で示すように、ブレーキレバーのセット力量が急激に増
大する。これはシャッタのチャージ力量を急激に大きく
するので問題となる。
【0005】特に、長期間にわたる使用などでは機械的
な負荷が増大してくるので、その影響は更に大きくな
る。こうした押し始めの力の作用線とブレーキレバーの
移動方向との交差角を小さくする対策として、ブレーキ
レバーのカム状曲縁部を長くすることが考えられるが、
この場合ブレーキレバーを大きくする必要が生じカメラ
の小型化という要望に応じられず、スペースの有効利用
の観点から難がある。また、カム状曲縁部を長くするこ
とは前記セット部材の形状,配置にも大きく影響するの
でシャッタ機構全体の設計に極めて好ましからざること
となる。
な負荷が増大してくるので、その影響は更に大きくな
る。こうした押し始めの力の作用線とブレーキレバーの
移動方向との交差角を小さくする対策として、ブレーキ
レバーのカム状曲縁部を長くすることが考えられるが、
この場合ブレーキレバーを大きくする必要が生じカメラ
の小型化という要望に応じられず、スペースの有効利用
の観点から難がある。また、カム状曲縁部を長くするこ
とは前記セット部材の形状,配置にも大きく影響するの
でシャッタ機構全体の設計に極めて好ましからざること
となる。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、ブレーキレバー
の形状を大きくする要因であるカム状曲縁部を長くする
ことなく、前記したセット力量の急激な増大を回避し、
シャッタのセット動作時における不具合を解消すること
にある。
ものであり、その目的とするところは、ブレーキレバー
の形状を大きくする要因であるカム状曲縁部を長くする
ことなく、前記したセット力量の急激な増大を回避し、
シャッタのセット動作時における不具合を解消すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のフォーカルプレ
ンシャッタ用ブレーキ装置は、先羽根群と後羽根群を各
々作動させる二つの駆動レバーと、前記二つの駆動レバ
ーを露光作動方向に各々付勢する二つの駆動ばねと、少
なくとも前記駆動レバーの一方に対して設けられており
前記露光作動の終了段階で該駆動レバーに当接されその
初期位置から回転させられて該駆動レバーを制動するブ
レーキレバーと、前記ブレーキレバーとは異なる回転中
心を有していて該ブレーキレバーをセット前の定位置か
ら前記初期位置まで回転させると共に前記二つの駆動レ
バーを各々の前記駆動ばねの付勢力に抗してチャージ位
置まで作動させるセット部材とを備え、前記定位置から
前記初期位置までの前記ブレーキレバーの移動行程を、
前記セット部材の第1部位と前記ブレーキレバーの第1
部位との係合によって行う第1移動行程と、前記セット
部材の第2部位と前記ブレーキレバーの第2部位との係
合によって行う第2移動行程とに分けて行うようにす
る。また本発明のフォーカルプレンシャッタ用ブレーキ
装置は、好ましくは前記第1移動行程を突起部と突起部
との係合関係により、前記第2移動行程を突起部とカム
状曲縁部との係合関係により行うようにする。
ンシャッタ用ブレーキ装置は、先羽根群と後羽根群を各
々作動させる二つの駆動レバーと、前記二つの駆動レバ
ーを露光作動方向に各々付勢する二つの駆動ばねと、少
なくとも前記駆動レバーの一方に対して設けられており
前記露光作動の終了段階で該駆動レバーに当接されその
初期位置から回転させられて該駆動レバーを制動するブ
レーキレバーと、前記ブレーキレバーとは異なる回転中
心を有していて該ブレーキレバーをセット前の定位置か
ら前記初期位置まで回転させると共に前記二つの駆動レ
バーを各々の前記駆動ばねの付勢力に抗してチャージ位
置まで作動させるセット部材とを備え、前記定位置から
前記初期位置までの前記ブレーキレバーの移動行程を、
前記セット部材の第1部位と前記ブレーキレバーの第1
部位との係合によって行う第1移動行程と、前記セット
部材の第2部位と前記ブレーキレバーの第2部位との係
合によって行う第2移動行程とに分けて行うようにす
る。また本発明のフォーカルプレンシャッタ用ブレーキ
装置は、好ましくは前記第1移動行程を突起部と突起部
との係合関係により、前記第2移動行程を突起部とカム
状曲縁部との係合関係により行うようにする。
【0008】
【作用】セット時に、セット部材に設けられた突起部が
ブレーキレバーに設けられた突起部を押し、これらの二
つの突起部による係合関係がはずれる段階では、セット
部材に設けられたもう一つの突起部がブレーキレバーに
設けられたカム状曲縁部に接し、以後はこの係合関係に
よりブレーキレバーがセット位置へ移動される。このよ
うにセット前の定位置から制動の初期位置までのブレー
キレバーの移動行程を2段階で構成することにより、図
6(a)の線図で示すように、図6(b)に示した従来
のものに比し、ブレーキレバーに対する押し始めの負荷
の急激な増大が回避され、全体的に負荷が分散される。
ブレーキレバーに設けられた突起部を押し、これらの二
つの突起部による係合関係がはずれる段階では、セット
部材に設けられたもう一つの突起部がブレーキレバーに
設けられたカム状曲縁部に接し、以後はこの係合関係に
よりブレーキレバーがセット位置へ移動される。このよ
うにセット前の定位置から制動の初期位置までのブレー
キレバーの移動行程を2段階で構成することにより、図
6(a)の線図で示すように、図6(b)に示した従来
のものに比し、ブレーキレバーに対する押し始めの負荷
の急激な増大が回避され、全体的に負荷が分散される。
【0009】
【実施例】図1〜図4は、本発明を適用したフォーカル
プレンシャッタの要部平面図であり、図1は操作終了後
であるがシャッタチャージ前であって、ブレーキ装置は
セットされていない状態を示している。図2は後羽根用
ブレーキ装置のセット行程のうち第1移動行程の開始状
態を、また図3は第2移動行程の開始状態を示してお
り、図4はブレーキ装置のセット完了時(シャッタのオ
ーバーチャージ状態)を示している。図5は図1〜図4
に示されている各構成部品の配置状態の理解に役立つよ
うに簡略的に示された側面図である。
プレンシャッタの要部平面図であり、図1は操作終了後
であるがシャッタチャージ前であって、ブレーキ装置は
セットされていない状態を示している。図2は後羽根用
ブレーキ装置のセット行程のうち第1移動行程の開始状
態を、また図3は第2移動行程の開始状態を示してお
り、図4はブレーキ装置のセット完了時(シャッタのオ
ーバーチャージ状態)を示している。図5は図1〜図4
に示されている各構成部品の配置状態の理解に役立つよ
うに簡略的に示された側面図である。
【0010】図において、1は撮影用開口1aと円弧状
のスロット1b,1cを有するシャッタ基板である。こ
の基板1には図5に符号1dで示したような複数の柱が
植設され、その先端に上板2を取り付けている。図1に
示した構成部品は何れもシャッタ基板1と上板2の間に
配置されている。上板2の一部には補強板2aが取り付
けられている。
のスロット1b,1cを有するシャッタ基板である。こ
の基板1には図5に符号1dで示したような複数の柱が
植設され、その先端に上板2を取り付けている。図1に
示した構成部品は何れもシャッタ基板1と上板2の間に
配置されている。上板2の一部には補強板2aが取り付
けられている。
【0011】3はチャージレバーであり、上板2に植設
された軸3aを中心に回動可能であり、腕部3b,3c
を有し、バネ3dにより右旋習性が与えられている。4
はセットレバーで、シャッタ基板1に軸4aを中心に回
動可能であり、表面側にはチャージレバー3の腕部3c
に押動されるセットローラ4bとピン4cを備え、裏面
側には先羽根セットローラ4dと後羽根セットローラ4
eを有するとともに後羽根第1ブレーキセットダボ4f
と後羽根第2ブレーキセットダボ4gを備えていて、図
示しないバネにより、左旋習性が与えられている。尚、
図1〜図4に示されているように、後羽根第2ブレーキ
セットダボ4gは、後述する第1後羽根ブレーキレバー
15の軸15aからの半径が、後羽根第1ブレーキセッ
トダボ4fよりも大きな位置に形成されている。
された軸3aを中心に回動可能であり、腕部3b,3c
を有し、バネ3dにより右旋習性が与えられている。4
はセットレバーで、シャッタ基板1に軸4aを中心に回
動可能であり、表面側にはチャージレバー3の腕部3c
に押動されるセットローラ4bとピン4cを備え、裏面
側には先羽根セットローラ4dと後羽根セットローラ4
eを有するとともに後羽根第1ブレーキセットダボ4f
と後羽根第2ブレーキセットダボ4gを備えていて、図
示しないバネにより、左旋習性が与えられている。尚、
図1〜図4に示されているように、後羽根第2ブレーキ
セットダボ4gは、後述する第1後羽根ブレーキレバー
15の軸15aからの半径が、後羽根第1ブレーキセッ
トダボ4fよりも大きな位置に形成されている。
【0012】5は先羽根駆動レバーで、シャッタ基板1
に植設された軸5aを中心に回動可能であり、一方の腕
部5bの表面側にはセットレバー4の先羽根セットロー
ラ4dに押動されるローラ5cを備え、他方の腕部5d
の表面側にはピン5eを、裏面側には先羽根駆動ピン5
fとローラ5gを備えている。このピン5fはスロット
1cを貫通してシャッタ基板1の裏側に伸びており、周
知である先羽根群の駆動アームに連接されている。6は
先羽根駆動バネで、軸5aに巻回されている所謂α巻き
のコイルバネであり、その一方の端部6aは上板2に回
動可能に支持されているラチェットギアに掛けられてい
て、巻き込み角によりバネ力量を変化させ先羽根の走行
速度を調整可能である。他方の端部6bは先羽根駆動レ
バー5のピン5eに掛けられているが、この他方の端部
6bはシャッタ走行の最終段階では図1に示されている
ように後述の第2先羽根ブレーキレバー9の折曲部9b
に掛け変えられる。7は先羽根係止レバーで、シャッタ
基板1に植設された軸7aを中心に回動可能であり、折
曲部7b,7cを有し、バネ7dによって左旋習性が与
えられている。この折曲部7bは上板2に設けられた図
示していない規制孔に係合し、それにより先羽根係止レ
バー7の変位角度が規制される。また折曲部7cはシャ
ッタチャージ状態で先羽根駆動レバー5の腕部5dの先
端部に係合し先羽根駆動バネ6による走行を係止する。
に植設された軸5aを中心に回動可能であり、一方の腕
部5bの表面側にはセットレバー4の先羽根セットロー
ラ4dに押動されるローラ5cを備え、他方の腕部5d
の表面側にはピン5eを、裏面側には先羽根駆動ピン5
fとローラ5gを備えている。このピン5fはスロット
1cを貫通してシャッタ基板1の裏側に伸びており、周
知である先羽根群の駆動アームに連接されている。6は
先羽根駆動バネで、軸5aに巻回されている所謂α巻き
のコイルバネであり、その一方の端部6aは上板2に回
動可能に支持されているラチェットギアに掛けられてい
て、巻き込み角によりバネ力量を変化させ先羽根の走行
速度を調整可能である。他方の端部6bは先羽根駆動レ
バー5のピン5eに掛けられているが、この他方の端部
6bはシャッタ走行の最終段階では図1に示されている
ように後述の第2先羽根ブレーキレバー9の折曲部9b
に掛け変えられる。7は先羽根係止レバーで、シャッタ
基板1に植設された軸7aを中心に回動可能であり、折
曲部7b,7cを有し、バネ7dによって左旋習性が与
えられている。この折曲部7bは上板2に設けられた図
示していない規制孔に係合し、それにより先羽根係止レ
バー7の変位角度が規制される。また折曲部7cはシャ
ッタチャージ状態で先羽根駆動レバー5の腕部5dの先
端部に係合し先羽根駆動バネ6による走行を係止する。
【0013】8は第1先羽根ブレーキレバーで、軸8a
を中心として回動可能であり、先羽根駆動レバー5の駆
動ピン5fと摺接してこれを制動する縁部8bと,先羽
根駆動レバー5のローラー5gに当接押動される縁部8
cとを有し、第1先羽根ブレーキバネ8dにより右旋習
性が与えられている。しかし、この右旋はシャッタ基板
1に設けられた図示していないストッパにより不必要に
回転することを防止している。9は第2先羽根ブレーキ
レバーで、第1先羽根ブレーキレバー8と同じに軸8a
を中心として回動可能であり、先羽根駆動レバー5の駆
動ピン5fの外周と摺接してこれを制動する縁部9a
と,先羽根駆動バネ6の端部6bが掛かり得る折曲部9
bと,端部9cとを有し、第2先羽根ブレーキバネ9d
により左旋習性が与えられている。この左旋は端部9c
がシャッタ基板1に設けられたストッパ10に当接して
停止される。なお、これらの二つのバネ8d,9dを、
軸8aに巻回された一つのコイルバネに置き換えること
が(後述する後羽根ブレーキバネ17のように)可能な
ことは言うまでもなく、図5にはこのようにした場合を
符号(8d,9d)で示している。
を中心として回動可能であり、先羽根駆動レバー5の駆
動ピン5fと摺接してこれを制動する縁部8bと,先羽
根駆動レバー5のローラー5gに当接押動される縁部8
cとを有し、第1先羽根ブレーキバネ8dにより右旋習
性が与えられている。しかし、この右旋はシャッタ基板
1に設けられた図示していないストッパにより不必要に
回転することを防止している。9は第2先羽根ブレーキ
レバーで、第1先羽根ブレーキレバー8と同じに軸8a
を中心として回動可能であり、先羽根駆動レバー5の駆
動ピン5fの外周と摺接してこれを制動する縁部9a
と,先羽根駆動バネ6の端部6bが掛かり得る折曲部9
bと,端部9cとを有し、第2先羽根ブレーキバネ9d
により左旋習性が与えられている。この左旋は端部9c
がシャッタ基板1に設けられたストッパ10に当接して
停止される。なお、これらの二つのバネ8d,9dを、
軸8aに巻回された一つのコイルバネに置き換えること
が(後述する後羽根ブレーキバネ17のように)可能な
ことは言うまでもなく、図5にはこのようにした場合を
符号(8d,9d)で示している。
【0014】11は第1後羽根駆動レバーで、軸11a
を中心として回動可能であり、表面側にローラ11bを
備え、裏面側には後羽根駆動ピン11cを備えている。
この駆動ピン11cはスロット1bを貫通してシャッタ
基板1の裏面に伸びており、周知である後羽根群の駆動
アームに連接されている。12は第2後羽根駆動レバー
であり、前記の軸11aに回動可能に軸支されていて、
ローラ11bに接する弧状縁部12a´を形成したスロ
ット12aと、後羽根セットローラ4eに押動されるロ
ーラ12bと、被係止部12cとを備えていて、第1後
羽根駆動レバー11との間には図示していないバネが掛
けられている。13は後羽根駆動バネで、軸11aに巻
回されている所謂α巻きのコイルバネであり、その一方
の端部13aは上板2に回動可能に支持されているラチ
ェットギアに掛けられていて、巻き込み角によりバネ力
量を変化させ後羽根の走行速度を調整可能である。他方
の端部13bの先端は折り曲げられ第2後羽根駆動レバ
ー12のスロット12aに掛けられているが、この端部
13bはシャッタ走行の最終段階では図1に示されてい
るように後述の第1後羽根ブレーキレバー15の先端部
15cに掛け変えられる。
を中心として回動可能であり、表面側にローラ11bを
備え、裏面側には後羽根駆動ピン11cを備えている。
この駆動ピン11cはスロット1bを貫通してシャッタ
基板1の裏面に伸びており、周知である後羽根群の駆動
アームに連接されている。12は第2後羽根駆動レバー
であり、前記の軸11aに回動可能に軸支されていて、
ローラ11bに接する弧状縁部12a´を形成したスロ
ット12aと、後羽根セットローラ4eに押動されるロ
ーラ12bと、被係止部12cとを備えていて、第1後
羽根駆動レバー11との間には図示していないバネが掛
けられている。13は後羽根駆動バネで、軸11aに巻
回されている所謂α巻きのコイルバネであり、その一方
の端部13aは上板2に回動可能に支持されているラチ
ェットギアに掛けられていて、巻き込み角によりバネ力
量を変化させ後羽根の走行速度を調整可能である。他方
の端部13bの先端は折り曲げられ第2後羽根駆動レバ
ー12のスロット12aに掛けられているが、この端部
13bはシャッタ走行の最終段階では図1に示されてい
るように後述の第1後羽根ブレーキレバー15の先端部
15cに掛け変えられる。
【0015】14は後羽根係止レバーで、シャッタ基板
1に植設された軸14aを中心として回動可能であり、
折曲部14b,14cを有し、バネ14dによって右旋
習性が与えられている。この折曲部14bは上板2に設
けられた図示していない規制孔に係合し、それにより後
羽根係止レバー14の変位角度が規制される。また、折
曲部14cはシャッタチャージ状態で第2後羽根駆動レ
バー12の被係止部12cに係合し、後羽根駆動バネ1
3による走行を係止する。
1に植設された軸14aを中心として回動可能であり、
折曲部14b,14cを有し、バネ14dによって右旋
習性が与えられている。この折曲部14bは上板2に設
けられた図示していない規制孔に係合し、それにより後
羽根係止レバー14の変位角度が規制される。また、折
曲部14cはシャッタチャージ状態で第2後羽根駆動レ
バー12の被係止部12cに係合し、後羽根駆動バネ1
3による走行を係止する。
【0016】15は第1後羽根ブレーキレバーで、シャ
ッタ基板1に植設された軸15aを中心として回動可能
であり、一方の腕部には第1後羽根駆動レバー11の駆
動ピン11cと当接する縁部15bを、また他方の腕部
には後羽根駆動バネ13の端部13bを掛け得る先端部
15cを有している。16は第2後羽根ブレーキレバー
で、前記の軸15aで回動可能であり、一方の腕部16
aには、セットレバー4の後羽根第1ブレーキセットダ
ボ4fに当接押動されるダボ16bと、後羽根第2ブレ
ーキセットダボ4gに摺接押動されるカム状曲縁部16
cとを備え、他方の腕部16dには第1後羽根駆動レバ
ー11の駆動ピン11cに摺接する縁部16eを備えて
いる。17は後羽根ブレーキバネで、軸15aに巻回さ
れ、一端が第1後羽根ブレーキレバー15に掛けられ、
他端が第2後羽根ブレーキレバー16に掛けられてお
り、第1後羽根ブレーキレバー15には左旋習性を、ま
た第2後羽根ブレーキレバー16には右旋習性を与えて
いる。18は第2後羽根ブレーキレバー16の右旋を阻
止する大径部18aと、第1後羽根ブレーキレバー15
の左旋を阻止する小径部18bとを有するストッパであ
る。
ッタ基板1に植設された軸15aを中心として回動可能
であり、一方の腕部には第1後羽根駆動レバー11の駆
動ピン11cと当接する縁部15bを、また他方の腕部
には後羽根駆動バネ13の端部13bを掛け得る先端部
15cを有している。16は第2後羽根ブレーキレバー
で、前記の軸15aで回動可能であり、一方の腕部16
aには、セットレバー4の後羽根第1ブレーキセットダ
ボ4fに当接押動されるダボ16bと、後羽根第2ブレ
ーキセットダボ4gに摺接押動されるカム状曲縁部16
cとを備え、他方の腕部16dには第1後羽根駆動レバ
ー11の駆動ピン11cに摺接する縁部16eを備えて
いる。17は後羽根ブレーキバネで、軸15aに巻回さ
れ、一端が第1後羽根ブレーキレバー15に掛けられ、
他端が第2後羽根ブレーキレバー16に掛けられてお
り、第1後羽根ブレーキレバー15には左旋習性を、ま
た第2後羽根ブレーキレバー16には右旋習性を与えて
いる。18は第2後羽根ブレーキレバー16の右旋を阻
止する大径部18aと、第1後羽根ブレーキレバー15
の左旋を阻止する小径部18bとを有するストッパであ
る。
【0017】前記軸15aには後羽根ブレーキバネ17
と影響し合わない位置に、図示していないもう一つの摩
擦バネが設けられており、このバネの押圧力が第2後羽
根ブレーキレバー16の回動に対して摩擦抵抗を与えて
いる。そしてこの摩擦抵抗が第1後羽根駆動レバー11
の走行に大きな制動力として働く。しかしこのような摩
擦抵抗を与えるバネは公知であり、且つ図面が複雑にな
るので図示を省略した。従って前記後羽根ブレーキバネ
17の力だけでは第2後羽根ブレーキレバー16を右旋
させるのは難しい。
と影響し合わない位置に、図示していないもう一つの摩
擦バネが設けられており、このバネの押圧力が第2後羽
根ブレーキレバー16の回動に対して摩擦抵抗を与えて
いる。そしてこの摩擦抵抗が第1後羽根駆動レバー11
の走行に大きな制動力として働く。しかしこのような摩
擦抵抗を与えるバネは公知であり、且つ図面が複雑にな
るので図示を省略した。従って前記後羽根ブレーキバネ
17の力だけでは第2後羽根ブレーキレバー16を右旋
させるのは難しい。
【0018】前記と同じことが先羽根のブレーキ装置に
ついても言える。即ち軸8aには図示していない摩擦バ
ネが配置され第1先羽根ブレーキレバー8の回動に大き
な摩擦抵抗を与えている。従って、バネ8dの力だけで
は第1先羽根ブレーキレバー8は右旋しない。
ついても言える。即ち軸8aには図示していない摩擦バ
ネが配置され第1先羽根ブレーキレバー8の回動に大き
な摩擦抵抗を与えている。従って、バネ8dの力だけで
は第1先羽根ブレーキレバー8は右旋しない。
【0019】また、シャッタ基板1に設けられたスロッ
ト1b,1cの下端縁には夫々弾性体からなる略U字型
の緩衝部材が取り付けられているが、これも図面が複雑
になるので省略した。
ト1b,1cの下端縁には夫々弾性体からなる略U字型
の緩衝部材が取り付けられているが、これも図面が複雑
になるので省略した。
【0020】次に、前記の構成からなる実施例のセット
動作について説明する。図1においてチャージレバー3
が左旋されると、その腕部3cがセットローラ4bを押
してセットレバー4を右旋させる。このセットレバー4
の右旋によりピン4cが図示していない先羽根,後羽根
の各運動開始用電磁石装置をセットするほか、先羽根セ
ットローラ4dがローラ5cを、後羽根セットローラ4
eがローラ12bを、後羽根第1ブレーキセットダボ4
fがダボ16bを押す。
動作について説明する。図1においてチャージレバー3
が左旋されると、その腕部3cがセットローラ4bを押
してセットレバー4を右旋させる。このセットレバー4
の右旋によりピン4cが図示していない先羽根,後羽根
の各運動開始用電磁石装置をセットするほか、先羽根セ
ットローラ4dがローラ5cを、後羽根セットローラ4
eがローラ12bを、後羽根第1ブレーキセットダボ4
fがダボ16bを押す。
【0021】先ず、ローラ5cが先羽根セットローラ4
dにより押されると先羽根駆動レバー5は、ローラ5g
によって縁部8cを押し、第1先羽根ブレーキレバー8
をバネ8dの力と相挨って右旋させる。また、先羽根駆
動レバー5はピン5eによって先羽根駆動バネ6の端部
6bを押し図4の位置に至る。
dにより押されると先羽根駆動レバー5は、ローラ5g
によって縁部8cを押し、第1先羽根ブレーキレバー8
をバネ8dの力と相挨って右旋させる。また、先羽根駆
動レバー5はピン5eによって先羽根駆動バネ6の端部
6bを押し図4の位置に至る。
【0022】次に、セットレバー4の後羽根セットロー
ラ4eがローラ12bを押し第2後羽根駆動レバー12
を左旋させる場合の動作を説明する。第2後羽根駆動レ
バー12が左旋すると、スロット12aの弧状縁部12
a´によってローラ11bを押し、第1後羽根駆動レバ
ー11を左旋させる。この時、スロット12aは後羽根
駆動バネ13の端部13bを押しながら図4の位置に戻
るが、この位置では、第1後羽根駆動レバー11は、ス
ロット1bにより左旋を止められているため、第2後羽
根駆動レバー12は第1後羽根駆動レバー11との間に
張られた図示していないバネを緊張させている。尚、第
1後羽根駆動レバー11の左旋開始時期が前記した先羽
根駆動レバー5の左旋開始時期よりも後であることは言
うまでもない。
ラ4eがローラ12bを押し第2後羽根駆動レバー12
を左旋させる場合の動作を説明する。第2後羽根駆動レ
バー12が左旋すると、スロット12aの弧状縁部12
a´によってローラ11bを押し、第1後羽根駆動レバ
ー11を左旋させる。この時、スロット12aは後羽根
駆動バネ13の端部13bを押しながら図4の位置に戻
るが、この位置では、第1後羽根駆動レバー11は、ス
ロット1bにより左旋を止められているため、第2後羽
根駆動レバー12は第1後羽根駆動レバー11との間に
張られた図示していないバネを緊張させている。尚、第
1後羽根駆動レバー11の左旋開始時期が前記した先羽
根駆動レバー5の左旋開始時期よりも後であることは言
うまでもない。
【0023】次に、セットレバー4の後羽根第1ブレー
キセットダボ4fがダボ16bを押して第2後羽根ブレ
ーキレバー16を右旋させる場合の動作を説明する。こ
れらの二つのダボ4f,16bによる押動開始は、後羽
根セットローラ4eによるローラ12bの押動開始時期
より僅かに遅れて行われる。又、この第2後羽根ブレー
キレバー16の右旋は2段階の行程で行われる。
キセットダボ4fがダボ16bを押して第2後羽根ブレ
ーキレバー16を右旋させる場合の動作を説明する。こ
れらの二つのダボ4f,16bによる押動開始は、後羽
根セットローラ4eによるローラ12bの押動開始時期
より僅かに遅れて行われる。又、この第2後羽根ブレー
キレバー16の右旋は2段階の行程で行われる。
【0024】第1の行程は、図2に示された状態から始
まり、ダボ4fがダボ16bを押すことにより、この押
す力とバネ17による力とが相俟って、図示していない
バネによる摩擦抵抗に打ち勝ち、第2後羽根ブレーキレ
バー16を右旋させる。その後、図3の位置に達し、前
記ダボ4f,16bによる係合関係が外れると、セット
レバー4の後羽根第2ブレーキセットダボ4gが第2後
羽根ブレーキレバー16のカム状曲縁部16cと係合
し、以後はこの係合関係により第2の行程が行われる。
まり、ダボ4fがダボ16bを押すことにより、この押
す力とバネ17による力とが相俟って、図示していない
バネによる摩擦抵抗に打ち勝ち、第2後羽根ブレーキレ
バー16を右旋させる。その後、図3の位置に達し、前
記ダボ4f,16bによる係合関係が外れると、セット
レバー4の後羽根第2ブレーキセットダボ4gが第2後
羽根ブレーキレバー16のカム状曲縁部16cと係合
し、以後はこの係合関係により第2の行程が行われる。
【0025】以上により全ての構成部品は図4の状態と
なる。この状態は所謂オーバーチャージ状態であって、
この状態でチャージレバー3の左旋力を解くと、チャー
ジレバー3はバネ3dにより図1の状態に復帰し、セッ
トレバー4も同様に復帰する。先羽根駆動レバー5と、
第2後羽根駆動レバー12も戻ろうとするが、僅かに戻
った段階で夫々先羽根係止レバー7の折曲部7cと後羽
根係止レバー14の折曲部14cに係止される。この
時、第1先羽根ブレーキレバー8,第2先羽根ブレーキ
レバー9,第1後羽根ブレーキレバー15,第2後羽根
ブレーキレバー16は、何れも図4の位置を保ったまま
であり、この状態においてシャッタのチャージは完了す
る。
なる。この状態は所謂オーバーチャージ状態であって、
この状態でチャージレバー3の左旋力を解くと、チャー
ジレバー3はバネ3dにより図1の状態に復帰し、セッ
トレバー4も同様に復帰する。先羽根駆動レバー5と、
第2後羽根駆動レバー12も戻ろうとするが、僅かに戻
った段階で夫々先羽根係止レバー7の折曲部7cと後羽
根係止レバー14の折曲部14cに係止される。この
時、第1先羽根ブレーキレバー8,第2先羽根ブレーキ
レバー9,第1後羽根ブレーキレバー15,第2後羽根
ブレーキレバー16は、何れも図4の位置を保ったまま
であり、この状態においてシャッタのチャージは完了す
る。
【0026】撮影に際し、カメラのレリーズ釦を押す
と、電源が閉じ、露光作動を開始させるための図示して
いない二つの電磁石に通電し、準備状態とする。オート
フォーカスなどの露光(撮影)前の操作が終了した後、
先羽根用電磁石への通電が断たれると、先羽根係止レバ
ー7はバネ7dに抗して右旋され、折曲部7cによる先
羽根駆動レバー5の係止が解かれ、先羽根駆動レバー5
は先羽根駆動バネ6の強い力により急速に右旋し、駆動
ピン5fにより撮影用開口1aを覆っていた先羽根群を
図において下方へ走行させる。
と、電源が閉じ、露光作動を開始させるための図示して
いない二つの電磁石に通電し、準備状態とする。オート
フォーカスなどの露光(撮影)前の操作が終了した後、
先羽根用電磁石への通電が断たれると、先羽根係止レバ
ー7はバネ7dに抗して右旋され、折曲部7cによる先
羽根駆動レバー5の係止が解かれ、先羽根駆動レバー5
は先羽根駆動バネ6の強い力により急速に右旋し、駆動
ピン5fにより撮影用開口1aを覆っていた先羽根群を
図において下方へ走行させる。
【0027】先羽根群の露光作動の終了段階で、駆動ピ
ン5fは第1先羽根ブレーキレバー8と第2先羽根ブレ
ーキレバー9に当接する。第1先羽根ブレーキレバー8
は、駆動ピン5fによって縁部8bが押されることによ
り、前記した図示していない強いバネの摩擦抵抗とバネ
8dに抗して左旋され、その過程で先羽根駆動レバー5
を制動する。第2先羽根ブレーキレバー9は、駆動ピン
5fによって縁部9aが押されることにより、バネ9d
に抗して右旋され、その過程で先羽根駆動レバー5を制
動する。しかし、この制動力は、次に述べる方法で強く
されている。
ン5fは第1先羽根ブレーキレバー8と第2先羽根ブレ
ーキレバー9に当接する。第1先羽根ブレーキレバー8
は、駆動ピン5fによって縁部8bが押されることによ
り、前記した図示していない強いバネの摩擦抵抗とバネ
8dに抗して左旋され、その過程で先羽根駆動レバー5
を制動する。第2先羽根ブレーキレバー9は、駆動ピン
5fによって縁部9aが押されることにより、バネ9d
に抗して右旋され、その過程で先羽根駆動レバー5を制
動する。しかし、この制動力は、次に述べる方法で強く
されている。
【0028】先羽根駆動レバー5を走行させるための先
羽根駆動バネ6は、その走行の最終段階になると、端部
6bが折曲部9bに掛り、第2先羽根ブレーキレバー9
に強い左旋力を与え、その結果、先羽根駆動レバー5は
バネ9dの力と合わせた強い制動力を受けることにな
り、又この力は駆動ピン5fを押さえ込み先羽根駆動レ
バー5のバウンドを防止する力ともなる。このように先
羽根駆動レバー5は二つのブレーキレバー8,9に当接
した初期位置から制動を受け、最後に、シャッタ基板1
のスロット1cの下端部に設けられた図示していない前
述の緩衝部材に当接し停止する。これにより先羽根駆動
レバー5は露光ムラを発生させるようなバウンドを防止
される。
羽根駆動バネ6は、その走行の最終段階になると、端部
6bが折曲部9bに掛り、第2先羽根ブレーキレバー9
に強い左旋力を与え、その結果、先羽根駆動レバー5は
バネ9dの力と合わせた強い制動力を受けることにな
り、又この力は駆動ピン5fを押さえ込み先羽根駆動レ
バー5のバウンドを防止する力ともなる。このように先
羽根駆動レバー5は二つのブレーキレバー8,9に当接
した初期位置から制動を受け、最後に、シャッタ基板1
のスロット1cの下端部に設けられた図示していない前
述の緩衝部材に当接し停止する。これにより先羽根駆動
レバー5は露光ムラを発生させるようなバウンドを防止
される。
【0029】カメラに設けられた図示していない露光制
御回路によって、後羽根用電磁石の通電が断たれると、
後羽根係止レバー14はバネ14dに抗して左旋され
る。この時、折曲部14cによる係止が解除され、第2
後羽根駆動レバー12は後羽根駆動バネ13により急速
に右旋する。前記した図示していないバネの作用により
既にスロット12aの弧状縁部12a′がローラ11b
に接しているので、第1後羽根駆動レバー11も同時に
急速に右旋し、駆動ピン11cにより、撮影用開口1a
の上部に重畳されていた後羽根群を展開させ、撮影用開
口1aを覆う位置へ走行させる。
御回路によって、後羽根用電磁石の通電が断たれると、
後羽根係止レバー14はバネ14dに抗して左旋され
る。この時、折曲部14cによる係止が解除され、第2
後羽根駆動レバー12は後羽根駆動バネ13により急速
に右旋する。前記した図示していないバネの作用により
既にスロット12aの弧状縁部12a′がローラ11b
に接しているので、第1後羽根駆動レバー11も同時に
急速に右旋し、駆動ピン11cにより、撮影用開口1a
の上部に重畳されていた後羽根群を展開させ、撮影用開
口1aを覆う位置へ走行させる。
【0030】後羽根群の露光作動の終了段階で、駆動ピ
ン11cは第1後羽根ブレーキレバー15と第2後羽根
ブレーキレバー16に当接する。第1後羽根ブレーキレ
バー15は、駆動ピン11cにより縁部15bが押さ
れ、バネ17に抗して右旋され、その過程で第1後羽根
駆動レバー11を制動する。実際には、第2後羽根駆動
レバー12の走行最終段階で、後羽根駆動バネ13の端
部13bが先端部15cを押し第1後羽根ブレーキレバ
ー15に強い左旋力を与えているので前記の制動力は可
成り大きなものとなっている。又、この大きな力は駆動
ピン11cを押さえることにより第1後羽根駆動レバー
11のバウンドを防止する効果も有している。
ン11cは第1後羽根ブレーキレバー15と第2後羽根
ブレーキレバー16に当接する。第1後羽根ブレーキレ
バー15は、駆動ピン11cにより縁部15bが押さ
れ、バネ17に抗して右旋され、その過程で第1後羽根
駆動レバー11を制動する。実際には、第2後羽根駆動
レバー12の走行最終段階で、後羽根駆動バネ13の端
部13bが先端部15cを押し第1後羽根ブレーキレバ
ー15に強い左旋力を与えているので前記の制動力は可
成り大きなものとなっている。又、この大きな力は駆動
ピン11cを押さえることにより第1後羽根駆動レバー
11のバウンドを防止する効果も有している。
【0031】第2後羽根ブレーキレバー16は、縁部1
6eが駆動ピン11cに押されて左旋するが、その過程
で前記した図示していない強いバネによる摩擦抵抗とバ
ネ17の力を受けて制動される。そして最後に、第1後
羽根駆動レバー11は、その駆動ピン11cがスロット
1bの下端部に設けられた図示していない緩衝部材に当
接して停止する。この結果、露光作動は終了し、ブレー
キ装置は図1に示すようにセット前の定位置に戻る。
6eが駆動ピン11cに押されて左旋するが、その過程
で前記した図示していない強いバネによる摩擦抵抗とバ
ネ17の力を受けて制動される。そして最後に、第1後
羽根駆動レバー11は、その駆動ピン11cがスロット
1bの下端部に設けられた図示していない緩衝部材に当
接して停止する。この結果、露光作動は終了し、ブレー
キ装置は図1に示すようにセット前の定位置に戻る。
【0032】尚、上記の実施例では、セットレバー4と
第2後羽根ブレーキレバー16による2段階の係合関係
を、第1段階が突起部(ダボ4f)と突起部(ダボ16
b)により、第2段階が突起部(ダボ4g)とカム状曲
縁部(16c)により行われるようにしたが、第1段階
と第2段階の係合関係を逆にしてもよく、またカム状縁
部を突起部に代えても構わない。
第2後羽根ブレーキレバー16による2段階の係合関係
を、第1段階が突起部(ダボ4f)と突起部(ダボ16
b)により、第2段階が突起部(ダボ4g)とカム状曲
縁部(16c)により行われるようにしたが、第1段階
と第2段階の係合関係を逆にしてもよく、またカム状縁
部を突起部に代えても構わない。
【0033】又、上記の実施例では、本発明のブレーキ
装置を後羽根のブレーキ装置にのみ実施しているが、先
羽根のブレーキ装置にのみ実施しても、また両方に実施
してもよいことは言うまでもない。
装置を後羽根のブレーキ装置にのみ実施しているが、先
羽根のブレーキ装置にのみ実施しても、また両方に実施
してもよいことは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】上述のように本発明のブレーキ装置によ
れば、セット部材によるブレーキレバーのセット行程
を、セット部材とブレーキレバーとの異なる係合関係に
より、第1移動行程と第2移動行程の2段階に分けて行
うようにしたため、セット部材による作用線とブレーキ
レバーの移動方向の交差角が大きい場合でも、セット開
始直後のセット力量の急激な増大を回避することがで
き、またセット力量の効率化が図られることにより、特
に高速化に対応して強い駆動バネを備えたシャッタに用
いて有効である。
れば、セット部材によるブレーキレバーのセット行程
を、セット部材とブレーキレバーとの異なる係合関係に
より、第1移動行程と第2移動行程の2段階に分けて行
うようにしたため、セット部材による作用線とブレーキ
レバーの移動方向の交差角が大きい場合でも、セット開
始直後のセット力量の急激な増大を回避することがで
き、またセット力量の効率化が図られることにより、特
に高速化に対応して強い駆動バネを備えたシャッタに用
いて有効である。
【0035】又、上記のように、ブレーキレバーのセッ
トを2段階で行うようにしたことにより、セット部材と
係合するブレーキレバーの腕部を長く構成する必要がな
く、シャッタ設計上のスペース効果も極めて大きい。
トを2段階で行うようにしたことにより、セット部材と
係合するブレーキレバーの腕部を長く構成する必要がな
く、シャッタ設計上のスペース効果も極めて大きい。
【図1】本発明によるフォーカルプレンシャッタ用ブレ
ーキ装置がセット前の定位置にある状態を示す要部平面
図である。
ーキ装置がセット前の定位置にある状態を示す要部平面
図である。
【図2】図1で示した第2後羽根ブレーキレバーのセッ
ト行程のうち第1移動行程の開始状態を示す平面図であ
る。
ト行程のうち第1移動行程の開始状態を示す平面図であ
る。
【図3】図1で示した第2後羽根ブレーキレバーのセッ
ト行程のうち第2移動行程の開始状態を示す平面図であ
る。
ト行程のうち第2移動行程の開始状態を示す平面図であ
る。
【図4】本発明によるブレーキ装置のセット完了状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図5】本発明の実施例における構成部品の配置を簡略
的に示した図1の側面図である。
的に示した図1の側面図である。
【図6】(a) 本発明によるブレーキ装置のセット力
量概略線図である。 (b) 従来技術によるブレーキ装置のセット力量概略
線図である。
量概略線図である。 (b) 従来技術によるブレーキ装置のセット力量概略
線図である。
1 シャッタ基板 1a 撮影用
開口 1b,1c スロット 1d 柱 2 上板 2a 補強板 3 チャージレバー 3a 軸 3b,3c 腕部 3d バネ 4 セットレバー 4a 軸 4b セットローラ 4c ピン 4d 先羽根セットローラ 4e 後羽根
セットローラ 4f 後羽根第1ブレーキセットダボ 4g 後羽根第2ブレーキセットダボ 5 先羽根駆動レバー 5a 軸 5b,5d 腕部 5c,5g
ローラ 5e ピン 5f 駆動ピ
ン 6 先羽根駆動バネ 6a,6b
端部 7 先羽根係止レバー 7a 軸 7b,7c 折曲部 7d バネ 8 第1先羽根ブレーキレバー 8a 軸 8b,8c 縁部 8d 第1先
羽根ブレーキバネ 9 第2先羽根ブレーキレバー 9a 縁部 9b 折曲部 9c 端部 9d 第2先羽根ブレーキバネ 10 ストッ
パ 11 第1後羽根駆動レバー 11a 軸 11b ローラ 11c 駆動
ピン 12 第2後羽根駆動レバー 12a スロ
ット 12a′ 弧状縁部 12b ロー
ラ 12c 被係止部 13 後羽
根駆動バネ 13a,13b 端部 14 後羽
根係止レバー 14a 軸 14b,14c
折曲部 14d バネ 15 第1
後羽根ブレーキレバー 15a 軸 15b 縁部 15c 先端部 16 第2
後羽根ブレーキレバー 16a 軸 16b ダボ 16c カム状曲縁部 16d 腕部 16e 縁部 17 後羽
根ブレーキバネ 18 ストッパ 18a 大径
部 18b 小径部
開口 1b,1c スロット 1d 柱 2 上板 2a 補強板 3 チャージレバー 3a 軸 3b,3c 腕部 3d バネ 4 セットレバー 4a 軸 4b セットローラ 4c ピン 4d 先羽根セットローラ 4e 後羽根
セットローラ 4f 後羽根第1ブレーキセットダボ 4g 後羽根第2ブレーキセットダボ 5 先羽根駆動レバー 5a 軸 5b,5d 腕部 5c,5g
ローラ 5e ピン 5f 駆動ピ
ン 6 先羽根駆動バネ 6a,6b
端部 7 先羽根係止レバー 7a 軸 7b,7c 折曲部 7d バネ 8 第1先羽根ブレーキレバー 8a 軸 8b,8c 縁部 8d 第1先
羽根ブレーキバネ 9 第2先羽根ブレーキレバー 9a 縁部 9b 折曲部 9c 端部 9d 第2先羽根ブレーキバネ 10 ストッ
パ 11 第1後羽根駆動レバー 11a 軸 11b ローラ 11c 駆動
ピン 12 第2後羽根駆動レバー 12a スロ
ット 12a′ 弧状縁部 12b ロー
ラ 12c 被係止部 13 後羽
根駆動バネ 13a,13b 端部 14 後羽
根係止レバー 14a 軸 14b,14c
折曲部 14d バネ 15 第1
後羽根ブレーキレバー 15a 軸 15b 縁部 15c 先端部 16 第2
後羽根ブレーキレバー 16a 軸 16b ダボ 16c カム状曲縁部 16d 腕部 16e 縁部 17 後羽
根ブレーキバネ 18 ストッパ 18a 大径
部 18b 小径部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−167015(JP,A) 特開 昭60−103333(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 9/00 - 9/70
Claims (2)
- 【請求項1】 先羽根群と後羽根群を各々作動させる二
つの駆動レバーと、前記二つの駆動レバーを露光作動方
向に各々付勢する二つの駆動ばねと、少なくとも前記駆
動レバーの一方に対して設けられており前記露光作動の
終了段階で該駆動レバーに当接されその初期位置から回
転させられて該駆動レバーを制動するブレーキレバー
と、前記ブレーキレバーとは異なる回転中心を有してい
て該ブレーキレバーをセット前の定位置から前記初期位
置まで回転させると共に前記二つの駆動レバーを各々の
前記駆動ばねの付勢力に抗してチャージ位置まで作動さ
せるセット部材とを備えたフォーカルプレンシャッタに
おいて、前記定位置から前記初期位置までの前記ブレー
キレバーの移動行程を、前記セット部材の第1部位と前
記ブレーキレバーの第1部位との係合によって行う第1
移動行程と、前記セット部材の第2部位と前記ブレーキ
レバーの第2部位との係合によって行う第2移動行程の
2段階に構成したことを特徴とするフォーカルプレンシ
ャッタ用ブレーキ装置。 - 【請求項2】 第1移動行程と第2移動行程のうち、一
方の移動行程は突起部と突起部との係合により行われ、
他方の移動行程は突起部とカム状曲縁部との係合により
行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載のフォ
ーカルプレンシャッタ用ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09325093A JP3359083B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | フォーカルプレンシャッタ用ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09325093A JP3359083B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | フォーカルプレンシャッタ用ブレーキ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06308577A JPH06308577A (ja) | 1994-11-04 |
| JP3359083B2 true JP3359083B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=14077265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09325093A Expired - Lifetime JP3359083B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | フォーカルプレンシャッタ用ブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3359083B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5622601B2 (ja) * | 2011-01-31 | 2014-11-12 | 日本電産コパル株式会社 | カメラ用フォーカルプレンシャッタ |
| JP6120509B2 (ja) * | 2012-09-14 | 2017-04-26 | キヤノン株式会社 | フォーカルプレンシャッタおよび撮像装置 |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP09325093A patent/JP3359083B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06308577A (ja) | 1994-11-04 |
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