JP3358741B2 - スクリーン印刷機のクリーニング方法及びクリーニング装置 - Google Patents

スクリーン印刷機のクリーニング方法及びクリーニング装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリント基
板上にスクリーンマスクを載置し、その上からクリーム
ハンダを塗布することにより、このプリント基板上の所
定位置にクリームハンダを印刷するようにした、スクリ
ーン印刷機にて、このスクリーンマスクをクリーニング
するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板上の所定位置に、ク
リームハンダを塗布する場合、通常はスクリーン印刷機
を使用する。すなわち、このプリント基板上にスクリー
ンマスクを載置し、その上からクリームハンダを塗布す
ることにより、このスクリーンマスクに設けられた開口
部を通して、このプリント基板上の所定位置にクリーム
ハンダを印刷するようにしている。
【0003】具体的には、図4に示すように、先づ印刷
すべきプリント基板1を、基板固定台2上に載置して、
吸引穴2aを介して図示しない真空ポンプにより吸引す
ることにより、このプリント基板1が、この基板固定台
2上に固定保持される。その後、このプリント基板1上
にスクリーンマスク3を持ち来して、このスクリーンマ
スク3の表面の一側にクリームハンダ4を置いて、スキ
ージ5により、このスクリーンマスク3の表面全体に亘
って、このクリームハンダ4を広げる。これにより、こ
のスクリーンマスク3に設けられた開口部3aを介し
て、このプリント基板1の所定位置に、クリームハンダ
4が印刷される(図3(B)参照)。
【0004】このようにしてクリームハンダの印刷を繰
返し行なうと、図5(A)に示すように、スクリーンマ
スク3の開口部3aに、クリームハンダ4が付着した
り、スクリーンマスク3の裏面に回り込むことにより、
目詰まりや印刷ダレが生じてしまう。
【0005】このため、従来は、所定回数の印刷が終わ
ったときに、クリーニング方法によって、このスクリー
ンマスク3のクリーニングを行なうようにしている。こ
のクリーニング方法は、例えば図5(B)または(C)
に示すように、はみだしたクリームハンダを、スクレー
パ6等を使用して掻取ったり、スポンジ7等により拭き
取ったりするようにしている。
【0006】ここで、このようなクリーニング方法は、
例えば図6に示すフローチャートに従って、所定の制御
部(図示せず)によって、クリーニングユニットの駆動
制御を行なうようになっている。具体的には、前以て操
作パネル等からクリーニングまでの印刷枚数xを入力し
ておくと、印刷枚数がxになるまでは、スクリーン印刷
が繰り返される。このとき、図7のシーケンス図に示す
ように、印刷カウンタ8aにより印刷枚数がカウントさ
れ、減算カウンタ8bが作動する。
【0007】そして、印刷枚数がxになったとき、この
減算カウンタ8bが、ゼロになって、出力回路8cがオ
ンとなる。これにより、上記クリーニングユニットが動
作され、スクリーンマスク3のクリーニングが行なわれ
る。スクリーンマスク3のクリーニングが終了すると、
減算カウンタ8bがリセットされ、再び、印刷枚数ゼロ
から、印刷が再開される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法によれば、印刷枚数がx以下の状態で、昼休み
等により、印刷が中断された場合には、昼休みの終了
後、印刷を再開したとき、上記減算カウンタ8bは、中
断したところからカウントを再開することになり、残り
の枚数が、印刷されることになる。ところで、印刷が中
断されたときには、クリームハンダ4が付着したスクリ
ーンマスク3がそのまま放置されることになるため、こ
のクリームハンダ4が乾燥してしまうことになる。これ
により、印刷再開時には、スクリーンマスク3の開口部
3aには、乾燥したクリームハンダが付着しているた
め、印刷品質が低下することになる。従って、比較的長
時間の中断後に、印刷を再開するような場合には、人手
によってスクリーンマスク3のクリーニングを行なって
から、印刷を再開するようにしており、操作が煩雑とな
り、作業効率が低下してしまうという問題があった。
【0009】本発明は、以上の点に鑑み、印刷を中断し
た後、印刷再開した場合にも、印刷品質が低下すること
なく、良好な印刷が行われるようにした、スクリーン印
刷機のクリーニング方法を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明によれば、印刷枚数をカウントするカウンタが、設
定枚数をカウントしたときに、駆動制御され得ることに
より、スクリーンマスクのクリーニングが行なわれ得る
ようにした、スクリーン印刷機のクリーニング方法にお
いて、印刷が中断された場合に最後に前記カウンタが動
作した時からの時間をタイマーにより計測し、この計測
時間が、前以て設定された所定時間を越えた場合に、
スクリーンマスクのクリーニングが行なわれ得るよう
にしたクリーニング方法により、達成される。
【0011】請求項1の構成によれば、例えば昼休みの
ように比較的長時間に亘って、印刷が中断された場合で
あっても、最後にカウンタが動作した時からの時間をタ
イマーにより計測し、この計測時間が、前以て設定され
所定時間を越えたときには、印刷枚数に関係なく、ス
クリーンマスクのクリーニングが行われる。このため、
カウンタで設定された印刷枚数に達しなくても、スクリ
ーンマスクのクリーニングが行なわれて、このスクリー
ンマスクの開口部に付着して乾燥したクリームハンダ
が、取除かれ得ることになる。
【0012】
【0013】請求項2の発明では、前記タイマーによる
クリーニングの終了後、前記カウンタの印刷枚数がリセ
ットされる。
【0014】また、上記目的は、請求項3の発明によれ
ば、印刷枚数をカウントするカウンタが設定枚数をカウ
ントすることにより、スクリーンマスクのクリーニング
を行うクリーニング装置であって、印刷が中断された場
合に最後に前記カウンタが動作した時からの時間を計測
するタイマーと、前記タイマーが設定時間を計測するこ
とにより、クリーニングユニットに対して出力信号を出
す出力手段と、前記出力信号を検出して、前記スクリー
ンマスクをクリーニングするクリーニング手段とを備え
る、スクリーン印刷機のクリーニング装置により達成さ
れる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施例を
添付図面を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に
述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの態様に限られるものではな
い。
【0016】図1は、本実施形態のクリーニング方法に
用いられるクリーニング装置の一例を示しており、図に
おいて、クリーニング装置20は、操作パネル21によ
りインターフェース22を介して制御される制御装置2
3と、この制御装置23からの制御信号に基づいて、シ
ーケンサ24を介して、駆動制御されるクリーニングユ
ニット25とから構成されており、その制御状態等が、
インターフェース22を介して、モニター26上に表示
されるようになっている。そして、シーケンサ24には
後述するタイマ10と、リセットスイッチ11が内蔵さ
れている。
【0017】図2のフローチャートによれば、前以て操
作パネル21からクリーニングまでの印刷枚数xを入力
すると共に、タイマー10の設定時間yを入力してお
く。これにより、印刷枚数がxになるまでは、スクリー
ン印刷が繰り返される(STP1)。このとき、図3の
シーケンス図に示すように、印刷カウンタ12により印
刷枚数がカウントされ、減算カウンタ13が作動する。
この場合、印刷カウンタ12が印刷枚数をカウントする
と、タイマー10はリセットされ、再びゼロから時間を
計測するようになっている。
【0018】そして、印刷枚数がxになったとき、この
減算カウンタ13のスイッチ部13aがオンになって、
出力回路14が動作される。これにより、クリーニング
ユニット25が動作され、スクリーンマスク3のクリー
ニングが行なわれる(STP4)。スクリーンマスク3
のクリーニングが終了すると、減算カウンタ13がリセ
ットされ(STP5)、再び印刷枚数ゼロから、印刷が
再開される。
【0019】一方、例えば昼休み等の比較的長い時間に
亘って、印刷が中断された場合には、印刷カウンタ12
が動作しないことから、最後に印刷カウンタ12が動作
した時点から、タイマー10が経過時間を計測してい
る。そして、経過時間が設定時間yに達したとき、この
タイマー10のスイッチ部10aがオンになり、出力回
路14が動作される(STP2)。これにより、クリー
ニングユニット25が動作され、スクリーンマスク3の
クリーニングが行なわれて、スクリーンマスクに付着し
た乾燥しているクリームハンダを取り除き、次の印刷に
備える(STP4)。また、タイマー10の作動によ
り、リセットスイッチ11も作動して、タイマー10が
リセットされる(STP5)。尚、印刷枚数がx以下で
(STP1)、しかもタイマー10による計測時間がy
に達しない場合(STP2)、スクリーンマスク3の開
口部3aには、乾燥したクリームハンダが付着していな
いので、印刷動作が続けられる(STP3)。
【0020】したがって、この実施形態によれば、印刷
枚数が所定枚数に達した場合だけでなく、所定時間が経
過した場合には、印刷枚数に関係なく、スクリーンマス
クのクリーニングが行われることになり、比較的長時間
に亘って印刷が中断された場合であっても、クリームハ
ンダが、スクリーンマスクの開口部に付着して乾燥する
ようなことがなく、比較的長時間の中断後に、印刷を再
開する際に、印刷品質が低下するようなことはなく、ま
た人手によってスクリーンマスクのクリーニングが不要
である。従って、操作が簡単で、且つ作業効率を向上で
きる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、印
刷を中断した後、印刷再開した場合にも、印刷品質が低
下することなく、良好な印刷を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るスクリーン印刷機のク
リーニング方法に用いられるクリーニング装置の概略構
成を示すブロック図。
【図2】図1の装置によるスクリーン印刷機のクリーニ
ング方法の一実施形態の動作を示すフローチャート。
【図3】図1のクリーニング装置のシーケンス図。
【図4】従来のスクリーン印刷による(A)印刷前及び
(B)印刷後の状態を示す概略断面図。
【図5】スクリーンマスクの(A)クリーニング前,
(B)スクレーパによるクリーニング時及び(C)スポ
ンジによるクリーニング時の概略断面図。
【図6】図5のクリーニング方法の動作を示すフローチ
ャート。
【図7】図5のクリーニング方法のシーケンス図。
【符号の説明】
10 タイマー 11 リセットスイッチ 12 印刷カウンタ 13 減算カウンタ 14 出力回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 35/00 B41F 15/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷枚数をカウントするカウンタが、設
    定枚数をカウントしたときに、駆動制御され得ることに
    より、スクリーンマスクのクリーニングが行なわれ得る
    ようにした、スクリーン印刷機のクリーニング方法にお
    いて、印刷が中断された場合に最後に前記カウンタが動作した
    時からの時間をタイマーにより計測し、この 計測時間
    が、前以て設定された所定時間を越えた場合に、前記
    クリーンマスクのクリーニングが行なわれ得るようにし
    たことを特徴とする、スクリーン印刷機のクリーニング
    方法。
  2. 【請求項2】 前記タイマーによるクリーニングの終了
    後、前記カウンタの印刷枚数がリセットされるようにし
    たことを特徴とする、請求項1に記載のスクリーン印刷
    機のクリーニング方法。
  3. 【請求項3】 印刷枚数をカウントするカウンタが設定
    枚数をカウントすることにより、スクリーンマスクのク
    リーニングを行うクリーニング装置であって、 印刷が中断された場合に最後に前記カウンタが動作した
    時からの時間を計測するタイマーと、前記 タイマーが設定時間を計測することにより、クリー
    ニングユニットに対して出力信号を出す出力手段と 前記出力信号を検出して、前記スクリーンマスクをクリ
    ーニングするクリーニング手段とを備えることを特徴と
    する、スクリーン印刷機のクリーニング装置。
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