JP3358481B2 - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

Info

Publication number
JP3358481B2
JP3358481B2 JP01500397A JP1500397A JP3358481B2 JP 3358481 B2 JP3358481 B2 JP 3358481B2 JP 01500397 A JP01500397 A JP 01500397A JP 1500397 A JP1500397 A JP 1500397A JP 3358481 B2 JP3358481 B2 JP 3358481B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
communication
computer
switching
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP01500397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10214070A (ja
Inventor
郁也 荒井
展明 甲
浩三 増田
和文 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP01500397A priority Critical patent/JP3358481B2/ja
Publication of JPH10214070A publication Critical patent/JPH10214070A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3358481B2 publication Critical patent/JP3358481B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ装置等
から出力される映像信号等に基づいて画像を表示したり
音声を再生することが可能なディスプレイ装置に関し、
特に、コンピュータ装置等と通信を行うディスプレイ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ、特にパーソナルコ
ンピュータ(以下、PCと記す)の分野ではプラグアン
ドプレイ(PLUG&PLAY、以下プラグ&プレイと
記す)機能が重要視されている。これは、PCに接続さ
れる各種機器(ディスプレイ装置も含まれる)に対して
PCの使用者が煩わしい設定作業を行わないで済むよう
にすることが可能な機能であり、PCの使用者のニーズ
も高いものである。ディスプレイ装置の場合では、PC
の映像信号出力端子にディスプレイ装置を接続すれば、
あるいは接続されたPCとディスプレイ装置の電源を入
れれば、調整無しで標準的な表示映像状態が得られる様
にするものである。このようなディスプレイ装置の例と
しては特開平7−302068号公報記載のものがあ
る。ここでは、ディスプレイ装置とPCとの間に通信線
を設け、ディスプレイ装置の識別情報やタイミング情報
をPCが読み出し、ディスプレイ装置で表示可能な映像
信号タイミングあるいは映像信号フォーマットをPCが
生成して映像信号出力端子から出力するようにしてい
る。
【0003】一方、調整のし易さを提供するために、P
Cとディスプレイ装置間に通信線を設けて、PC側から
ディスプレイ装置側へ表示制御信号あるいは制御命令を
送信するものがある。この制御信号または制御命令はデ
ィスプレイ装置で受信されると、信号の内容を判断し
て、例えば表示サイズや表示位置の調整が行われる。こ
のように通信線を設置することでPC上のソフトウェア
に動作させて、PCに接続されるマウスやキーボード等
の入力装置からの操作でディスプレイ装置の表示調整が
簡単にできる。このような例としては特開平7−168
547号公報が掲げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、何
れも接続されるコンピュータとディスプレイ装置が一対
一であった。ところが、従来のディスプレイ装置および
コンピュータとから成るディスプレイシステムでは、デ
ィスプレイ装置とコンピュータとの間の通信についての
配慮が十分に為されていなかったため、ディスプレイ装
置側では接続されるコンピュータ装置が変わった場合に
通信不良となったり、映像が正しく表示されなかった
り、さらにはディスプレイ装置のパワーセーブモードを
効かせるとディスプレイ装置の電源が切断されるために
コンピュータ装置や通信線上に接続される他の周辺装置
との通信が行えなくなったりする不都合が生じる場合が
あった。また、通信線と映像信号線が独立に存在するた
め、例えば通信線を介してディスプレイ装置の表示状
態、例えば表示サイズ、位置、明るさ、表示色等を制御
することが困難となる場合があった。また、上記通信線
上に様々な周辺装置を接続する場合、制御ホストとなる
コンピュータが切り換わると、そのままではその周辺装
置に対する制御が行われない恐れがあった。
【0005】更には、通信線は存在するもののコンピュ
ータ装置がホストとなっているためにコンピュータ装置
が機能していない状態や状況では通信機能が停止してし
まうことにより、ディスプレイ装置や周辺装置の使用が
不可能となることがあった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記従来技術の
課題を解決し、複数のコンピュータを同時に接続可能な
ディスプレ装置、コンピュータに接続される複数のディ
スプレイ装置のうちの1つのディスプレイ装置、または
複数のコンピュータに接続される複数のディスプレイ装
置のうちの1つのディスプレイ装置を提供すること、さ
らには上記ディスプレイ装置であってコンピュータとの
通信が支障無く行え、さらにはこの通信線上に接続され
る他のコンピュータの周辺装置との通信にも支障を来さ
ないようなディスプレイ装置を提供することにある
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、例えば、複数のコンピュータと接続さ
れ、前記接続されたコンピュータからの映像信号に基づ
いて選択的に画面を表示可能なディスプレイ装置であっ
て、前記選択された映像信号を送信するコンピュータに
対して、前記コンピュータの起動時または前記コンピュ
ータからの要求時に前記ディスプレイ装置の個別情報を
送信する通信手段を、少なくとも有し、前記選択された
映像信号を送信するコンピュータから、該コンピュータ
以外のコンピュータからの映像信号に切り換えて表示を
行う際に、前記通信手段により新たに選択されるコンピ
ュータに対して、該選択されるコンピュータの起動後の
状態になることを要求して通信を開始し、または前記選
択されるコンピュータに対して通信初期化要求を行い通
信を再開するように構成する。さらに、本発明のディス
プレイ装置は、コンピュータにディスプレイ情報を送信
する第1の通信手段及びコンピュータと双方向通信を行
う第2の通信手段を含んでもよい。さらに、本発明のデ
ィスプレイ装置は前記通信手段を制御する制御手段を含
んでもよい。
【0008】また、本発明のディスプレイ装置は前記コ
ンピュータと前記ディスプレイ装置の外部に存する周辺
装置との通信を配信するためのハブ手段を有してもよ
い。更に、本発明のディスプレイ装置はハブ手段に対す
る電源供給を行う電源手段を備えれば、この電源手段は
制御手段にて電源供給制御を可能とする。
【0009】さらに、本発明のディスプレイ装置は通信
手段を介して入力される映像表示に関するデータ(ディ
ジタル信号)からアナログ映像信号を再生する映像復調
手段を備えてもよい。
【0010】あるいは、本発明のディスプレイ装置は通
信手段を介して入力される音声表示に関するデータ(デ
ィジタル信号)からアナログ音声信号を再生する音声復
調手段を備えてもよい。
【0011】なお、ここでコンピュータとは、コンピュ
ータ装置を含めてコンピュータ機能を備えた装置であれ
ば、PCに限らずどのような装置であってもかまわな
い。
【0012】
【発明の実施の形態】上記発明の具体的な実施の形態に
ついて、以下に図を用いて説明する。図1は本発明の一
実施形態であり、ここではディスプレイ装置にコンピュ
ータ装置を例えば2台接続する場合の構成図を示してい
る。ここではコンピュータ装置を2台としているが、3
台またはそれ以上のコンピュータ装置が接続されていて
も同様である。このようにディスプレイ装置に複数のコ
ンピュータを一度に接続可能なため、ユーザが使用した
いコンピュータをその都度接続し直す必要がなくなる。
同図で1および2はコンピュータ装置(以下、PC1お
よびPC2と記す)を示しており、3は本発明によるデ
ィスプレイ装置を示している。ディスプレイ装置3はP
C1およびPC2と通常の映像信号線、例えばビデオグ
ラフィックアダプタ(Video Graphic A
daptor)仕様の映像信号ケーブル、コネクタで接
続される他に、双方向の通信線(以下、C1およびC2
と記す)でそれぞれ接続される。ただし、ここでは便宜
上映像信号線と通信線を分けて示しているが、実際には
別々の線で存在しても、1本のケーブル内に存在して
も、この違いによる本発明への影響はない。
【0013】さらに本発明の別の実施形態を以下に説明
する。今、初期状態としてディスプレイ装置3にPC1
の出力する映像信号が選択され表示されており、通信線
C1による通信が行われている場合の動作は以下の通り
である。まず、この状態になる前に、ディスプレイ装置
3とPC1との通信の初期化が行われるが、その初期化
はディスプレイ装置3およびPC1の起動直後に行われ
る。すなわち、ディスプレイ装置3とPC1とが接続さ
れた直後、あるいは接続されていたディスプレイ装置3
とPC1とに電源が供給された直後である。ディスプレ
イ装置3にPC1の出力する映像信号が選択され表示さ
れている状態では、C1を介することによりディスプレ
イ装置3の表示状態、例えば表示サイズ、表示位置、あ
るいはコントラスト等の表示に関する各種調整をPC1
側から制御可能とし、またディスプレイ装置3の制御状
態や識別情報等の固有情報をPC1側へ送信することも
可能としている。この場合、この時点ではディスプレイ
装置3とPC2との通信の初期化は行われておらず、よ
ってPC2とディスプレイ装置3との間ではプラグ&プ
レイ機能による通信が可能な状態となっていない。そこ
でディスプレイ装置3の入力をPC1からPC2へ切り
替へる場合には、改めてディスプレイ装置3が信号切り
換えに伴ってPC2に対して通信初期化要求、またはリ
セット要求を行い、通信が行えるようにする。以下に、
その場合においてのディスプレイ装置3の内部動作につ
いて更に詳しく説明する。
【0014】図2は図1におけるディスプレイ装置3の
内部構成図である。図2において、21は第1のPC
(PC1)からの映像信号を受信するためのコネクタC
N1、22は第2のPC(PC2)からの映像信号を受
信するためのコネクタCN2、23はPC1との双方向
通信である第2の通信を行う通信線を接続するコネクタ
CM1、24はPC2との双方向通信である第2の通信
を行う通信線を接続するコネクタCM2、25はPC1
からの映像信号とPC2からの映像信号とを切り換える
ための切換回路SW1、26はPC1またはPC2との
第1の通信を切り換えるための切り換え回路SW2、2
7は映像信号ケーブル線と共に接続される第2の通信を
切り換えるための切り換え回路SW3、28はディスプ
レイID情報を格納するメモリ回路、29はビデオ回
路、30は駆動回路、31は制御回路、32は映像表示
を行う表示デバイス、33は信号切り換え指示を行うた
めのスイッチ等の入力手段、である。ここで駆動回路3
0は、表示デバイス32によって方式が変わり、例えば
表示デバイス32がCRT(Cathode RayT
ube)であれば、いわゆる偏向回路の役割となる。
【0015】図2のディスプレイ装置3が初期状態とし
てPC1に接続されていると、コネクタCN1を介し
て、PC1のプラグ&プレイ機能を実現するためにメモ
リ回路28に格納されているディスプレイ装置3の固有
情報であるディスプレイID情報をPC1へ送信する。
PC1では、受信したそのデータからディスプレイ装置
3で表示可能な映像信号を作成してコネクタCN1へ向
けて出力する。この場合、メモリ回路28に格納されて
いるディスプレイ装置3の固有情報であるディスプレイ
ID情報をPC1へ送信する通信が、第1の通信であ
る。
【0016】上記の第1の通信が成功するとコネクタC
M1を介してディスプレイ装置3とPC1との第2の通
信を行なう。第2の通信では、ディスプレイ装置3がデ
ィスプレイ装置3における画面調整コマンドの受信、デ
ィスプレイ装置3の内部情報の送信等を第1の通信とは
独立して行う。この第2の通信が行われると、PC1で
作成され送信される映像信号、同期信号により、ディス
プレイ装置3での映像表示が継続して適切に行われる。
ここで、入力手段33から、例えばディスプレイ装置3
の使用者が使用中のPC1からPC2への切り換えを行
うためにスイッチ操作を行うと、切り換え指示信号が制
御回路31に入力される。制御回路31はPC切り換え
要求が有りと判断して、まず第2の通信のコネクタCM
1を介してPC1へ切り換え準備指示信号を出す。PC
1は切り換えに備えて、現在のディスプレイ装置3に対
する各種設定値や映像信号タイミング等の情報を保持
し、再びPC1が選択されてディスプレイ装置3に接続
されることに備えるレジューム動作に入る。その後、P
C1からディスプレイ装置3に対して第2の通信のコネ
クタCM1を介して、切り換え準備終了報告信号が送信
される。これを受けて、制御回路31は切り換え回路S
W1、SW2、SW3を制御し、映像信号やその他の通
信をする通信線をPC2側へ切り換える。また、このと
きにメモリ回路28をPC2に対して出力準備状態にす
る。切り換え回路の切り換え直後に制御回路31から第
2の通信のコネクタCM2を介してPC2側に第1の通
信を始めるに際しての初期化要求信号またはリセット要
求信号を送信する。すると、PC2は電源投入直後の初
期状態になり、メモリ回路28に格納されているディス
プレイID情報は第1の通信のコネクタCN2を介して
PC2側に送信され、PC2はディスプレイ装置3に適
した映像信号フォーマットで映像信号を出力する。この
動作はPC1の映像信号が選択されている場合の前記の
動作と同様である。更に、再びPC2からPC1への切
り換えを行う際には、制御回路31は上記と同様に第2
の通信コネクタCM2を介してPC2へ切り換え準備指
示信号を出す。PC2は切り換えに備えて、現在のディ
スプレイ装置3に対する各種設定値や映像信号タイミン
グ等の情報をレジューム機能により保持し、再びPC2
が選択されディスプレイ装置3と接続されることに備え
る。ディスプレイ装置の制御回路31は内部の各切り換
え回路を制御し、再びPC1側に接続する。制御回路3
1は、第2の通信コネクタCM1に接続される通信線を
介して、PC1に対して再接続要求信号を出力すると、
PC1はレジューム機能により保持されている前回接続
時の状態をディスプレイ装置に対して再設定し直すこと
で、もとの状態に復帰できる。更に、再びPC1からP
C2に切り換える場合も上記と全く同様の操作が行われ
て切り換えが行われる。
【0017】なお、上記の切り換えに伴う各操作は、デ
ィスプレイ装置、もしくはPCの電源が切断されるまで
継続し、電源が投入された後の動作は上記した場合と同
様である。更に、ここで示した実施の形態ではディスプ
レイ装置3に接続されるコンピュータは2台であるが、
上述の通りコンピュータが2台より多い場合にも対応可
能である。その場合には、ディスプレイ装置のコネクタ
数および各種切り換え回路の入力数、および制御回路3
1の対応可能なコンピュータの台数が、接続可能なコン
ピュータの最大数と対応する。また、図2では第1の通
信と第2の通信が独立している場合について説明した
が、同一の通信線で処理することも勿論可能である。そ
の場合には、メモリ回路28は制御回路31に接続さ
れ、初期設定時に制御回路31を介してディスプレイI
D情報を通信線に送り出すと共に、PCとの双方向通信
を行ないディスプレイ装置の制御情報等、上記の記載に
ある各種データのやり取りを行う。
【0018】次に、図3は本発明のディスプレイ装置の
別の実施の形態を示す構成図である。図1の場合と同様
に図3のディスプレイ装置3に接続されるPCの数は3
台以上であってもかまわない。図3で、4はディスプレ
イ装置3に接続される周辺装置の一例としてのマウス、
34はPCとの第2の通信を配信するためのハブ回路
(HUB)であり、その他の図2と同一符号は同一機能
を提供するものである。
【0019】図3では、図2のディスプレイ装置に、更
にPC1またはPC2との第2の通信を周辺装置に配信
するためのハブ回路34が付加されている。ハブ回路3
4はPC1またはPC2との通信を配信するほかに、デ
ィスプレイ装置3に関する情報が周辺装置からハブ回路
34に送られてきた場合にその情報を制御回路31へ送
る役割もある。一方、制御回路31からPCに対して出
力される情報はハブ回路34を介してPCに出力され
る。図3でディスプレイ装置に接続されるPCの切り換
え操作を行う場合、図2で説明した場合と同様に制御回
路31から切り換え前に、現に選択されて接続されてい
るPC1またはPC2側へ切り換え準備要求信号を送信
する。すると、PC1またはPC2側はハブ回路34を
介して接続される通信線上のすべての周辺装置に対する
設定条件、情報等を一時保持して、切り換えに備える。
ディスプレイ装置3は切り換え準備が整ったことを認識
して、各切り換え回路25〜27を切り換える。切り換
えが完了すると、制御回路31は新たに選択され接続さ
れたPC側にハブ回路34を介して通信線上に接続され
る各種周辺装置との通信再設定を要求する。以上の様に
して通信切り換え時の再設定作業を行う。
【0020】図3の別の動作としては、切り換え要求信
号が入力手段33から入力されると制御回路31が第2
の通信を行っている選択中のPCに対して切り換え要求
信号をハブ回路34、および切り換え回路26を介して
送信する。その信号の要求に応じて、選択中のPC側は
各周辺装置やハブ回路34に対してリセット命令信号を
送出する。すると、ディスプレイ装置3やハブ回路34
に接続される周辺装置、例えばマウス4等は一旦、PC
との第2の通信をリセットまたは切断するが、それと同
時に制御回路31がリセット命令信号に応じて、切り換
え回路25〜27を制御して、接続されるPCの切り換
え操作を行う。切り換え直後に、各周辺装置は切り換え
後に接続されたPCによって再認識され、再度各種の通
信初期設定が行われる。
【0021】また更なる別の動作として、図3では切り
換え要求信号が入力手段33から入力されると、その信
号の要求内容に応じて、制御回路31がハブ回路34に
制御信号を送り、ハブ回路34に接続される各周辺装置
とPCとの通信を強制的に切断する。その後、制御回路
31はディスプレイ装置内部の切り換え回路25〜27
を切り換え制御して、接続先PCを切り換える。切り換
え完了後、制御回路31はハブ回路34に対して各周辺
装置とPCとの通信を再開させる。その動作によって、
切り換え前のPCとハブ回路を介した各周辺装置との接
続状態を保持した状態でPCだけを切り換え、新たに選
択されたPCとのハブ回路34を介した各周辺装置との
通信をすることが可能となる。
【0022】以上の動作によって、PCの出力する映像
信号を他のPCの出力する映像信号に切り換える際に生
じるPCとディスプレイ装置を含む周辺装置との通信切
り換え作業時の煩わしさを軽減することが可能となる。
【0023】図4は、本発明による更に別の実施の形態
を示す図である。同図で、35はハブ回路34の電源回
路であって、その他の構成で図3と同一符号は同一機能
を有するものである。図4の動作について、以下に説明
する。
【0024】図4のディスプレイ装置3ではハブ回路3
4を介して、制御回路31と選択されているPC間で通
信が行われる。通常は電源回路35はハブ回路34及び
周辺装置との通信用電源として使用され、ハブ回路34
に接続される他の周辺装置に対する電源供給、あるいは
周辺装置の通信制御系に対する電源供給を行っている。
選択されているPCからの指示に従ってディスプレイ装
置3がパワーセーブモードに移行すると、制御回路31
は電源回路35を制御してハブ回路34に接続される周
辺装置への電源供給を止める。または、制御回路31は
電源回路35を制御し、ハブ回路34および周辺装置に
対するディスプレイ装置3からの電源供給を停止させ、
そのかわりにハブ回路34は第2の通信線を介してのP
Cから供給される電源により、ハブ回路34および周辺
装置を制御する。上記の動作について図5を用いて更に
詳しく述べる。
【0025】図5は、図4におけるハブ回路34の内部
構成を示す構成図である。同図で51はハブ制御回路、
52は電源系統切り換え回路である。同図では、通常動
作時はハブ制御回路51により電源系統切り換え回路5
2が図4の電源回路35からの電源供給を受け、ハブ制
御回路51に接続されるPC周辺装置に対して電源供給
を行う。ここで、ディスプレイ装置3がパワーセーブモ
ードに入るとディスプレイ装置内部の制御回路31から
ハブ回路34内部のハブ制御回路51に対してパワーセ
ーブモード移行の指示が伝えられ、ハブ制御回路51は
電源系統切り換え回路52を制御して、ハブ回路34に
接続される周辺装置への電源供給を停止する。さらに、
ハブ制御回路51は電源系統切り換え回路52を制御し
て、外部電源からの電源ライン、具体的にはPC側から
通信信号線と共に送られてくる電源ラインを選択しても
よい。上記の動作により、ハブ回路34に接続される各
周辺装置に対するディスプレイ装置3からの電源供給が
停止され、ディスプレイ装置自身の電源消費量が節減さ
れる効果が得られる。
【0026】更に、図5では通常の使用状態において
も、ハブ制御回路51に接続される周辺装置が未使用状
態または、待機状態にある場合では、その周辺装置のポ
ートを判断して、その周辺装置に接続される通信電源を
オフするように、電源系統切り換え回路52を制御する
ことができる。このとき、PCからパワーセーブ状態に
ある周辺装置に対して通信再開要求または通信指定が行
われると、ハブ制御回路51は通信再開要求信号または
通信指定信号を検出し、電源オフ状態にあるハブ回路3
4の対応ポートに対して電源オン状態となるように制御
して、周辺装置とPCとの通信が可能な状態に戻す。上
記の電源制御ではディスプレイ装置がパワーセーブ状態
にある場合でも、ハブ制御回路51はPCからの電源供
給を制御して動作中の周辺装置に配信する制御を行い、
その制御によりPC側の通信による電力消費を抑えるこ
とが可能である。以上のような必要に応じた電力制御を
行うことにより、PCとの通信時の電力消費をきめ細か
く抑えることが可能となる。
【0027】図6は本発明による別の実施の形態を示す
図である。同図で61はコンピュータ装置(以下、PC
と呼ぶ)、62〜64はPCとの通信機能を有するディ
スプレイ装置である。同図において、各ディスプレイ装
置62〜64はそれぞれ映像信号入力端子と通信用信号
入出力端子とを有するものであり、その動作はPCから
送られてくる映像信号を表示するとともに通信線を介し
てコンピュータ装置と双方向通信を行ない、その受信し
た映像信号に合わせて最適な表示状態を提供できるよう
にPCによる制御が可能なディスプレイ装置である。さ
らに、それぞれのディスプレイ装置は、本発明の上記の
実施の形態における各説明で述べた通信機能を有したデ
ィスプレイ装置と同様にハブ回路を有し、通信信号を別
のディスプレイ装置に配信分岐可能とする機能を有して
いる。従って、PC61から出力される通信信号はディ
スプレイ装置1である62に入力され、ディスプレイ装
置1の内部のハブ回路で分岐されディスプレイ装置2で
ある63に入力され、ディスプレイ装置63の内部のハ
ブ回路によって順次接続されるディスプレイ装置に入力
されていき、ディスプレイ装置Nである64まで通信信
号を配信することが可能である。一方、映像信号はPC
61からそれぞれのディスプレイ装置に対して出力され
る。以上のことから、1台のPCに接続可能なディスプ
レイ装置の数はPCのもつ提供可能な映像信号の供給能
力に依存する。上記のように、映像信号を送信する通信
線はそれぞれ別の経路を介してそれぞれのディスプレイ
装置に接続されるために、PCの送信する映像信号とそ
の映像信号を受信するディスプレイ装置との対応付けが
必要である。その対応付けを以下の手順に従って行う。
【0028】
【表1】
【0029】表1は対応関係の設定の1つの方法につい
て説明した表である。同表の様にPCが出力する映像信
号の送信先であるディスプレイ装置がどれであるかを認
識可能とするために、PCは映像信号とともに出力する
水平及び垂直同期信号の極性をそれぞれの組合せが一致
しないようにその極性を定める。それぞれのディスプレ
イ装置は、入力される同期信号の極性情報および通信線
上に接続される周辺装置の識別情報を通信線を介してP
Cとの通信初期化時にPCに送り戻す。このようにする
と、送信先のディスプレイ装置とそのディスプレイ装置
に送られるべき映像信号との対応関係をPCが認識可能
となる。この場合、PCに接続可能な本発明の実施の形
態によるディスプレイ装置数は水平および垂直同期信号
の正極性および負極性の組合せにより最大4台となる。
更に、本発明の実施の形態では同期信号の極性情報に代
えて水平および垂直同期信号の有無によって映像信号と
ディスプレイ装置との対応付けを行うことを可能として
いる。その対応関係の例を表2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】この場合、すべての同期信号が無くなると
ディスプレイ装置は映像表示が行えなくなるため、対応
関係の確認動作はディスプレイ装置をPCに最初に接続
する場合、あるいはPCとディスプレイ装置の電源が投
入された直後に行われる。表2の場合もPCに接続可能
なディスプレイ装置の数はその同期信号の有無の組合せ
により最大4台である。更に、上記表1および表2の方
式を兼用してそれらの組合せの方式をとれば同期信号の
極性および有無の確認によってディスプレイ装置を最大
9台まで識別可能で、PCからの出力映像信号とその映
像信号を受信すべきディスプレイ装置との対応関係を識
別することが可能となる。
【0032】更に、図6のディスプレイ装置は、映像信
号線と同一ケーブル中に存在する通信線を介して自身の
特性情報、製造番号、シリアル番号、受信可能な映像信
号タイミング等のディスプレイ情報をPCへ送出するこ
とができる第1の通信を行う通信線を有している。この
第1の通信線から送られてくるディスプレイ情報と、図
6におけるディスプレイ装置の調整用の双方向通信であ
る第2の通信線を介して送られてくる上記ディスプレイ
情報とを比較することによって、PCは映像信号線に接
続されるディスプレイ装置と表示調整の制御対象となる
ディスプレイ装置との対応を認識することが可能とな
る。この場合にはPCに接続可能なディスプレイ装置の
数は特に制限されない。また、上記のディスプレイ情報
の代りに単なる識別番号によっても対応関係の識別が可
能である。
【0033】図7は本発明による更に別の実施の形態を
示している。同図で、71は映像信号切り換え回路、7
2は描画処理回路、73は映像デコーダ回路、74は通
信制御回路、75は音声デコーダ回路、76は音声処理
回路、77はスピーカであり、その他前述の各発明の実
施の形態を示す図1から図6と同一符号は同一機能を有
するものである。以下に動作について説明する。
【0034】通信制御回路74がハブ回路34がコネク
タ23を介してPCと通信を行ってPCからディスプレ
イ装置に映像信号を出力している場合、またはハブ回路
34を介して他の周辺装置と通信を行い、その通信をP
Cにコネクタ23を介する通信により送信し、PCで映
像の処理等を行ってディスプレイ装置に映像信号を出力
している場合には、映像信号切り換え回路71によりコ
ネクタ21からのアナログ映像信号入力側を選択させる
様に切り換え制御をする。また、制御回路31は通信制
御回路74から送られてくるディスプレイ装置の表示制
御命令に応じて、ビデオ回路29や駆動回路30を制御
する。次に、ディスプレイ装置がPCとの接続を外され
た場合や、PCの電源が切られた状態等の理由によりデ
ィスプレイ装置とPCとの通信が行われない状態となっ
た場合についての基本動作を説明する。この場合には、
ディスプレイ装置はPCの行う通信の制御および映像処
理をディスプレイ装置単独で行ない、通信線に接続され
る各種周辺装置との通信を独自で行う。本発明の実施の
形態では、その映像装置として、CD−ROMドライブ
等のディスク記録メディアの駆動装置やカメラ等の撮像
装置とハブ回路34を介して通信を行ない、周辺装置か
ら出力される映像データをディスプレイ装置内で処理し
表示を行うことが可能である。この動作について以下に
詳細に説明する。
【0035】通信制御回路74はハブ回路34を介し
て、CD−ROMやデジタルカメラ等のデジタル映像機
器と通信を行う。デジタル映像機器等から出力されるデ
ジタル映像データまたはその他の情報は、ハブ回路34
を介して通信制御回路74に送られ、その通信制御回路
74で表示に必要な映像データ部分を取り出し、映像デ
コーダ回路75に出力する。映像デコーダ回路73は、
送られてくる映像データが、例えばMPEG方式などの
映像圧縮技術によって圧縮されたデータの場合には、圧
縮する前のデジタル化された映像データの状態に戻す処
理である、いわゆるデコード処理を行う回路である。次
に、描画処理回路72へデコード処理された映像データ
が送られ、アナログ形式の映像信号に再生され、通常の
ディスプレイ装置で受信可能な信号形式に戻す。描画処
理回路72の出力映像信号は切換回路71を経て、ビデ
オ回路29や駆動回路30に入力され、ディスプレイ装
置と通信線で接続される周辺装置から送られてきた映像
データをディスプレイ装置の表示デバイス32上に映像
に再生することができる。以上の様に本発明の実施の形
態では、ホストとなるコンピュータ装置がパワーダウン
した場合や接続されていない場合でも、ディスプレイ装
置に周辺装置を接続すれば必要な映像情報をディスプレ
イ装置内部の映像再生処理によってディスプレイ装置上
に表示することが可能である。この方式を用いれば、P
Cがなくてもディスプレイ装置の利用ができ、ディスプ
レイ装置の使用に多様性をもたせることができる。
【0036】同様にして音声信号についても、ホストと
なるコンピュータがパワーダウンした場合やディスプレ
イ装置と接続されていない場合でも、ディスプレイ装置
内部の処理により音声出力可能である。音声信号再生の
場合は、図7のハブ回路34を介し、通信制御回路74
で音声データ部分が音声デコーダ回路75へ出力され
る。音声デコーダ回路は入力された音声データがデジタ
ル音声データであって、そのデジタル音声データがデー
タ圧縮されているものの場合には、伸長処理を施し音声
処理回路76へ出力する。音声処理回路76はアナログ
音声信号へ変換し、スピーカ77から通常の音声として
出力する。以上の様にして、音声についてもホストであ
るPCの処理がなくてもディスプレイ装置自身の音声再
生処理により再生可能である。
【0037】図8は、本発明の別の実施の形態である。
同図で、81は電源回路であり、その他の符号で図1か
ら図7と同一符号のものは同一機能を有するものであ
る。図8では、音声デコーダ回路75、音声処理回路7
6およびスピーカ77を有する音声再生処理部分の動作
は図7と同様であるが、図8の電源回路81はその音声
再生処理部分に対する電源制御を行う機能を有しおり、
ディスプレイ装置内部のその音声再生処理部分以外の回
路に対する電源制御を行う電源回路とは別に独立に存在
する。電源回路81は通信制御回路74によって制御さ
れ、出力すべき音声データがハブ回路34を介した通信
により通信制御回路74に入力されない場合は、通信制
御回路74の制御により電源回路81をによる電源供給
を停止させて、音声再生処理部分をパワーセーブモード
に移行させる。電源回路81に対する制御はディスプレ
イ装置自体のパワーセーブモードと独立の方式または連
動の方式のどちらでも可能であり、それらの方式の選択
はディスプレイ装置に備えられる調整用スイッチや表示
デバイス32上に表示される調整メニュー等から上記調
整スイッチやボタン操作によって選択可能である。上記
の発明の実施の形態は音声再生部分について説明したも
のであるが、映像デコーダ回路73と描画処理回路72
を有する映像再生処理部分にも同様に、ディスプレイ装
置の映像再生処理部分以外の回路に対する電源制御を行
う電源回路から独立した電源制御を行わせるように適用
できる。以上の様にして、ディスプレイ装置の有する音
声再生処理や映像再生処理を行う部分それぞれに電源供
給の制御を行わせる電源回路を設けることにより細かい
電力制御を行い、それによりディスプレイ装置自体の電
力消費を可能な限り抑える様に動作させることが可能で
ある。
【0038】図9は、さらに別の発明を示すシステム構
成図である。同図で、91、92、93は本発明による
ディスプレイ装置であり、その他図6と同一符号は同一
機能を有するものである。図9の動作について以下に説
明する。
【0039】図9で61は図6に記したPCと同様の機
能を有するものであり、同様の動作を行う。一方、ディ
スプレイ装置91、92、93は複数台のPC61と接
続可能なディスプレイ装置であり、接続されるPCの出
力する映像信号を選択的に表示可能な機能を有する。こ
の機能については、図1に示されるディスプレイ装置3
の機能と同様であり、この同様な機能により、PCから
の出力映像信号を選択的にディスプレイ装置に表示する
ことが可能となる。ここで、ディスプレイ装置91は複
数のPC61との双方向通信線で接続され、そのうちの
選択されたPCとの双方向通信を行い、その双方向通信
では選択されたコンピュータ側からの指示に従い、ディ
スプレイ装置内部回路の制御を行い、ディスプレイ装置
の内部情報をコンピュータ側へ送信する。さらに、複数
のPCとディスプレイ装置91との通信である複数の双
方向通信は他のディスプレイ装置92、93等にも配信
される。この機能は図6に示す様なPCからの双方向通
信をディスプレイ装置62、63、64へ配信するのと
同様であり、複数のPCと複数のディスプレイ装置の対
応関係においても同様に通信機能の制御が行われる。以
上の様な通信制御により、各ディスプレイ装置91、9
2、93と複数のPCとの通信は制御され、各ディスプ
レイ装置91、92、93は、それぞれ選択したPCか
らの映像信号に基づく映像を、各自のディスプレイ装置
に表示することが可能である。また、各ディスプレイ装
置の識別は図6と同様にPC側から送られてくる同期信
号の状態で判別され、PC側から付与される識別番号を
各ディスプレイ装置は保持することにより実現可能とな
る。保持される識別番号は、ディスプレイ装置が選択す
るPCが切り替わった場合に、双方向通信線を介して切
り替わり先のPCに通知される。通知されたPCは、接
続されるディスプレイ装置を引き続き認識可能となり、
選択するPCの切り替えによる配線接続等の煩わしさを
解消することができる。
【0040】図9では、複数のPCとディスプレイ装置
の双方向通信線がディスプレイ装置91の1台に集中し
て接続されているが、本発明ではそれらの双方向通信線
が幾つかの複数のディスプレイ装置に分散して接続され
ている様な場合でも、同様の機能が実現可能である。
【0041】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によればコンピ
ュータ装置とディスプレイ装置とで通信を行う現行シス
テムにおいて、互いの装置を複数台接続する場合の通信
上の不具合点を補償し、常に正常な通信が行える。ま
た、通信に他のコンピュータ周辺装置が接続される場合
にディスプレイ装置が供給すべき電源を必要に応じて制
すれば、消費電力の抑制がはかられ、必要最小限の電
力で済む
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すシステム構成
図である。
【図2】第1の実施の形態における第1のディスプレイ
装置の構成図である。
【図3】第1の実施の形態における第2のディスプレイ
装置の構成図である。
【図4】第1の実施の形態における第3のディスプレイ
装置の構成図である。
【図5】第3のディスプレイ装置におけるハブ回路の構
成図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示すシステム構成
図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示すディスプレイ
装置の構成図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態を示すディスプレイ
装置の構成図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態を示すシステム構成
図である。
フロントページの続き (72)発明者 増田 浩三 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所マルチメディアシステ ム開発本部内 (72)発明者 菊池 和文 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像情報メディア事業 部内 (56)参考文献 特開 平8−44528(JP,A) 特開 平8−223514(JP,A) 特開 平5−303360(JP,A) 登録実用新案3029253(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 - 5/42 G06F 1/24 G06F 3/00 G06F 3/14 - 3/153

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のコンピュータと接続され、前記接続
    されたコンピュータからの映像信号に基づいて選択的に
    画面を表示可能なディスプレイ装置であって、 前記選択された映像信号を送信するコンピュータに対し
    て、前記コンピュータの起動時または前記コンピュータ
    からの要求時に前記ディスプレイ装置の個別情報を送信
    する通信手段を、少なくとも有し、 前記選択された映像信号を送信するコンピュータから、
    該コンピュータ以外のコンピュータからの映像信号に切
    り換えて表示を行う際に、前記通信手段により新たに選
    択されるコンピュータに対して、該選択されるコンピュ
    ータの起動後の状態になることを要求して通信を開始
    し、または前記選択されるコンピュータに対して通信初
    期化要求を行い通信を再開することを特徴とするディス
    プレイ装置。
  2. 【請求項2】請求項2に記載のディスプレイ装置におい
    て、 前記ディスプレイ装置から前記コンピュータ側へ、前記
    ディスプレイ装置の個別情報を少なくとも送信すること
    が可能な前記通信手段のうちの第1の通信を切り換える
    第1の切り換え手段と、 前記ディスプレイ装置と前記コンピュータとの、前記デ
    ィスプレイ装置の表示状態の指示を伝える通信、前記デ
    ィスプレイ装置の個別情報の授受を行う通信、あるいは
    前記ディスプレイ装置の制御情報の通信である双方向通
    信を行う前記通信手段のうちの第2の通信を切り換える
    第2の切り換え手段と、 入力される映像信号の切り換えを指示する指示手段と、 該指示手段の出力に基づき前記各切り換え手段を制御
    し、また前記第2の切り換え手段を介して前記選択され
    るコンピュータと前記ディスプレイ装置との前記第2の
    通信の制御をする制御手段と、 を有し、前記制御手段により前記通信手段を制御するこ
    とを可能とすることを特徴とするディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】複数のコンピュータと接続され、前記接続
    されたコンピュータからの映像信号に基づく画像を選択
    的に表示可能なディスプレイ装置であって、 前記ディスプレイ装置から前記コンピュータ側へ、前記
    ディスプレイ装置の個別情報を少なくとも送信すること
    が可能な第1の通信を切り換える第1の切り換え手段
    と、 前記コンピュータと前記ディスプレイ装置との、前記デ
    ィスプレイ装置の表示状態の指示を行う通信、前記ディ
    スプレイ装置の個別情報の授受を行う通信、あるいは前
    記ディスプレイ装置の制御情報の通信を行う双方向通信
    である第2の通信を切り換える第2の切り換え手段と、 入力される映像信号の切り換えを指示する指示手段と、 該指示手段の出力に基づき前記各切り換え手段を制御
    し、また前記第2の切換手段を介して前記選択されるコ
    ンピュータと前記ディスプレイ装置との前記第2の通信
    の制御をする制御手段と、 を有することを特徴とするディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載のディスプレイ装
    置において、前記制御手段は前記第1、第2の切り換え
    手段を制御する前に第2の通信を介して前記既に選択さ
    れているコンピュータに切り換え準備要求信号を送信
    し、切り換え制御後に前記第2の通信を介して前記新た
    に選択されるコンピュータに通信初期化要求信号を送信
    することを特徴とするディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】複数のコンピュータと接続され、前記接続
    されたコンピュータから出力される映像信号に基づく画
    像を選択的に表示可能なディスプレイ装置であって、 前記ディスプレイ装置から前記コンピュータ側へ、前記
    ディスプレイ装置の個別情報を少なくとも出力する第1
    の通信を切り換える第1の切り換え手段と、 前記コンピュータと前記ディスプレイ装置との双方向通
    信、あるいは前記コンピュータと前記ディスプレイ装置
    の周辺装置との双方向通信である第2の通信を切り換え
    る第2の切り換え手段と、 該第2の切り換え手段により選択されたコンピュータと
    前記ディスプレイ装置との双方向通信、あるいは前記選
    択されたコンピュータと前記ディスプレイ装置の周辺装
    置との双方向通信である第2の通信の情報を、前記ディ
    スプレイ装置の内部回路および前記周辺装置に配信する
    ハブ手段と、 前記選択されたコンピュータから前記ディスプレイ装置
    への映像信号を、さらに別のコンピュータからの映像信
    号へ切り換える際に、映像信号の入力切り換えを指示す
    る指示手段と、 該指示手段の出力に基づき前記各切り換え手段を制御
    し、前記第2の切換手段を介して選択されるコンピュー
    タと前記ディスプレイ装置および前記選択されるコンピ
    ュータと前記周辺装置との間の、前記ハブ手段を介する
    前記第2の通信を制御する制御手段と、 を有することを特徴とするディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のディスプレイ装置におい
    て、前記制御手段は前記第1および第2の切り換え手段
    を制御する前に既に選択されているコンピュータとの間
    で前記ハブ手段を介して前記第2の通信を行ない、前記
    第2の通信により前記既に選択されているコンピュータ
    に切り換え準備要求信号を送信し、切り換え制御後には
    新たに選択されるコンピュータと前記第2の通信を行な
    い、前記第2の通信により前記新たに選択されるコンピ
    ュータに通信初期化要求信号を送信することを特徴とす
    るディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】請求項5に記載のディスプレイ装置におい
    て、前記制御手段は前記第1および第2の切り換え手段
    を制御する前に、既に選択されているコンピュータと前
    記ハブ手段を介して前記第2の通信を行ない、前記第2
    の通信により前記周辺装置に対する通信リセット要求信
    号を前記既に選択されているコンピュータに送信し、切
    り換え制御後には、前記ハブ手段を介して新たに選択さ
    れるコンピュータと前記第2の通信を行うことを特徴と
    するディスプレイ装置。
  8. 【請求項8】少なくとも1台のコンピュータと接続さ
    れ、該接続されるコンピュータのうちいずれかのコンピ
    ュータから出力される映像信号に基づく画像を表示可能
    なディスプレイ装置にであって、 前記ディスプレイ装置から前記コンピュータ側へ、前記
    ディスプレイ装置の個別情報を少なくとも送信する第1
    の通信手段と、 前記コンピュータと前記ディスプレイ装置との双方向通
    信、あるいは前記コンピュータと前記ディスプレイ装置
    の周辺装置との双方向通信である第2の通信を行う第2
    の通信手段と、 該第2の通信手段による双方向通信の情報を前記ディス
    プレイ装置の内部回路および前記周辺装置に配信するハ
    ブ手段と、 該ハブ手段に対する電源供給を行う電源手段と、 前記コンピュータと前記ディスプレイ装置との双方向通
    信、あるいは前記ディスプレイ装置内部の回路の制御を
    行う制御手段とを有し、 該制御手段は前記第2の通信の通信状態に応じて前記電
    源手段の制御を行うことを特徴とするディスプレイ装
    置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載のディスプレイ装置におい
    て、前記電源手段に対する前記制御手段による制御は、
    前記ハブ手段に接続される前記周辺装置と前記コンピュ
    ータとの双方向通信が停止中である場合に電源供給を停
    止する制御、または前記ハブ手段に前記周辺装置が接続
    されていない部分に対して電源供給を停止する制御を含
    むものであることを特徴とするディスプレイ装置。
  10. 【請求項10】コンピュータと接続され、該コンピュー
    タから出力される映像信号に基づく画像を表示可能なデ
    ィスプレイ装置であって、 前記コンピュータと前記ディスプレイ装置との双方向通
    信、あるいは前記コンピュータと前記ディスプレイ装置
    の周辺装置との双方向通信を行う通信手段と、 該通信手段による双方向通信の情報を前記ディスプレイ
    装置の周辺装置および別のディスプレイ装置に双方向通
    信により配信するハブ手段と、 前記通信制御および前記ディスプレイ装置内部の回路の
    制御を行う制御手段とを有し、 該制御手段は前記映像信号と共に入力される垂直および
    水平同期信号の有する情報を検出し、前記双方向通信を
    介して前記垂直または水平同期信号の情報を前記コンピ
    ュータに送信することを特徴とするディスプレイ装置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載のディスプレイ装置に
    おいて、前記垂直および水平同期信号の情報は、前記垂
    直および水平同期信号の極性に関する情報、前記ディス
    プレイ装置と前記コンピュータとの通信初期における前
    記垂直および水平同期信号の有無に関する情報、または
    前記垂直および水平同期信号の極性に関する情報と前記
    垂直および水平同期信号の有無に関する情報との組み合
    わせによる情報であることを特徴とするディスプレイ装
    置。
  12. 【請求項12】複数のコンピュータと接続され、前記接
    続されたコンピュータからの映像信号に基づく画像を選
    択的に表示可能なディスプレイ装置であって、 選択されたコンピュータと前記ディスプレイ装置との双
    方向通信による情報を、前記ディスプレイ装置の周辺装
    置または別のディスプレイ装置に配信するハブ手段と、 前記選択されたコンピュータと前記ディスプレイ装置と
    の前記双方向通信の制御、または前記ハブ回路を介し前
    記周辺装置および前記別のディスプレイ装置へ前記双方
    向通信による情報を配信するための通信制御、または前
    記選択されたコンピュータから送られてくる制御情報に
    基づき前記ディスプレイ装置内部回路の制御を行う制御
    手段と、 を有すること特徴とするディスプレイ装置。
  13. 【請求項13】複数のコンピュータと接続され、該コン
    ピュータから出力される映像信号に基づく画像を選択的
    に表示可能なディスプレイ装置であって、 前記複数のコンピュータのうち、選択されたコンピュー
    タと前記ディスプレイ装置との双方向通信を行う通信手
    段を有し、 前記ディスプレイ装置内部の回路、別のディスプレイ装
    置、または周辺装置に双方向通信による情報を配信する
    ハブ手段と、 該ハブ手段を介し前記コンピュータと前記ディスプレイ
    装置との双方向通信の制御および前記ディスプレイ装置
    内部の回路の制御を行う制御手段とを備え、前記選択さ
    れている映像信号を別のコンピュータの出力する映像信
    号に新たに選択し直す際に、前記制御手段の制御による
    前記通信手段または前記ハブ手段を介する双方向通信に
    より前記新たに選択されるコンピュータ側に、前記ディ
    スプレイ装置、ハブ手段に接続される別のディスプレイ
    装置、または周辺装置の個別情報を送信することを特徴
    とするディスプレイ装置。
JP01500397A 1997-01-29 1997-01-29 ディスプレイ装置 Expired - Lifetime JP3358481B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01500397A JP3358481B2 (ja) 1997-01-29 1997-01-29 ディスプレイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01500397A JP3358481B2 (ja) 1997-01-29 1997-01-29 ディスプレイ装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002039442A Division JP3731546B2 (ja) 2002-02-18 2002-02-18 映像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10214070A JPH10214070A (ja) 1998-08-11
JP3358481B2 true JP3358481B2 (ja) 2002-12-16

Family

ID=11876735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01500397A Expired - Lifetime JP3358481B2 (ja) 1997-01-29 1997-01-29 ディスプレイ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3358481B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3497990B2 (ja) 1998-06-01 2004-02-16 株式会社日立製作所 ディスプレイ装置

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3483465B2 (ja) * 1998-04-17 2004-01-06 キヤノン株式会社 画像表示システム
JP3723692B2 (ja) * 1999-01-26 2005-12-07 株式会社日立製作所 モニタ装置
US6674436B1 (en) * 1999-02-01 2004-01-06 Microsoft Corporation Methods and apparatus for improving the quality of displayed images through the use of display device and display condition information
EP1032201B1 (en) 1999-02-26 2005-11-02 Canon Kabushiki Kaisha Image display control system and method
JP2002287242A (ja) 2001-01-19 2002-10-03 Mitsubishi Electric Corp プロジェクタ、ネットワークシステム、及びプロジェクタの集中管理方法
US20070152993A1 (en) * 2005-12-29 2007-07-05 Intel Corporation Method, display, graphics system and computer system for power efficient displays
JP2008102307A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Seiko Epson Corp 表示装置、プロジェクタ、表示システム、プログラムおよび情報記憶媒体
JP2010176020A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Seiko Epson Corp 画像表示装置、画像表示システムおよびプログラム
JP2011100231A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Nec Access Technica Ltd 切替装置、表示装置、動作制御方法及びプログラム
JP2011186364A (ja) * 2010-03-11 2011-09-22 Seiko Epson Corp 画像表示システムおよび画像表示装置並びに画像表示方法
JP2013050873A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Toshiba Corp 情報処理装置および表示制御方法並びにプログラム
JP6196025B2 (ja) 2012-09-12 2017-09-13 富士通コンポーネント株式会社 Kvmスイッチ及びkvmシステム
JP6716355B2 (ja) * 2016-06-14 2020-07-01 シャープ株式会社 切替機能付き映像信号処理装置および切替機能付き映像信号処理システム
JP6585218B1 (ja) * 2018-03-28 2019-10-02 Eizo株式会社 表示システム及びプログラム
JP6449501B1 (ja) * 2018-03-28 2019-01-09 Eizo株式会社 表示システム及びプログラム
JP7130724B2 (ja) 2020-12-21 2022-09-05 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 情報処理装置、情報処理システム、及び制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3497990B2 (ja) 1998-06-01 2004-02-16 株式会社日立製作所 ディスプレイ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10214070A (ja) 1998-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3358481B2 (ja) ディスプレイ装置
JP4079521B2 (ja) Pc相互接続機構
US7358928B2 (en) Image display system
US11818504B2 (en) Systems and methods for participant-controlled video conferencing
US20030020757A1 (en) Display control apparatus and display control system for switching control of two position idication marks
US20100020183A1 (en) Communication apparatus and control method
JP2009506615A (ja) マルチメディアシステムにおける電力状態制御方法
JP2009251369A (ja) 画像表示システムおよび画像表示装置
JP2005505205A (ja) オーディオ及び/又はビジュアルのシステム、方法及びコンポーネント
JPH10124018A (ja) 画像通信システムのモニタ制御装置及び制御方法
KR100201306B1 (ko) 화상통신시스템의 모니터제어장치 및 제어방법
JP5111958B2 (ja) 電子機器、消費電力制御方法
JP3731546B2 (ja) 映像表示装置
US6047121A (en) Method and apparatus for controlling a display monitor in a PC/TV convergence system
JPH1127776A (ja) パソコン用スピーカシステム
US7023493B2 (en) Method for mutually controlling a plurality of video display and reproducing devices
JP2002207472A (ja) 画像表示装置
JP3199084B2 (ja) Avシステムのリモートコントロール方法
JP2005017817A (ja) 映像信号供給装置と映像表示端末装置及び当該装置における信号入力端子選択方法
US11900007B2 (en) Display apparatus
JP2001008053A (ja) 画像投影装置
KR20000012048A (ko) 멀티미디어기기의 원격전원제어에 의한 순차전원제어시스템
KR100508596B1 (ko) 접속된 영상 기기의 전원 온/오프 제어 기능을 갖는디스플레이 장치 및 그 방법
JP3357978B2 (ja) 情報処理装置
KR20000011962A (ko) 교육용 멀티미디어시스템

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071011

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101011

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111011

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131011

Year of fee payment: 11

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term