JP3358421B2 - 車体前部構造 - Google Patents

車体前部構造

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JP3358421B2 JP02385496A JP2385496A JP3358421B2 JP 3358421 B2 JP3358421 B2 JP 3358421B2 JP 02385496 A JP02385496 A JP 02385496A JP 2385496 A JP2385496 A JP 2385496A JP 3358421 B2 JP3358421 B2 JP 3358421B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車体前部構造に係
り、特に、車体前部に車体前後方向に延びる閉断面形状
のフロントサイドメンバが配設された車体前部構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、車体前部に車体前後方向に延びる
閉断面形状のフロントサイドメンバが配設された車体前
部構造の一例としては、特開平1−309881号があ
る。
【0003】図7に示される如く、この車体前部構造で
は、エンジン70を支持するエンジンマウントブラケッ
ト72の設置部の下方に位置する部位において、フロン
トサイドメンバ74に接合されたリインフォースメント
76には、衝撃力によりこの部位に応力が集中し易いよ
うに溝部78が形成されている。また、エンジンマウン
トブラケット72の設置部の後方に位置するフロントサ
イドメンバ74の上面部74Aが後上がりに形成され、
フロントサイドメンバ74の後端部が跳ね上がり難いよ
うに構成されている。このため、衝撃力によりフロント
サイドメンバ74の車両前後方向中央部が下方に屈曲す
るように変形し、これによって、衝撃力を吸収できるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この車
体前部構造では、フロントサイドメンバ74に溝部78
を形成したことによって、フロントサイドメンバ74の
曲げ剛性が著しく低下する恐れがある。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、フロントサイ
ドメンバが高荷重で曲げ変形し、衝撃力を効果的に吸収
することができる車体前部構造を得ることが目的であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、車体前部に車体前後方向に延びる閉断面形状のフロ
ントサイドメンバが配設された車体前部構造において、
閉断面形状とされたフロントサイドメンバは前部が後部
より角数が多い多角断面形状となっており、前部におけ
る少なくとも二本の稜線をフロントサイドメンバの前後
方向略中央部で一本にまとめ後部の稜線とすると共に、
前記二本の稜線を一本にまとめた位置を基準にしてフロ
ントサイドメンバの前後の板厚を変え、車体前方から衝
撃力が作用した時に、前記二本の稜線を一本にまとめた
点が応力集中点となり、この点で曲げ座屈が発生する
とを特徴としている。
【0007】従って、フロントサイドメンバに衝撃力が
作用すると、衝撃力によりフロントサイドメンバの少な
くとも二本の稜線が一本にまとめられたフロントサイド
メンバの前後方向略中央部の位置に応力が集中し、この
部位に曲げ座屈が発生する。また、二本の稜線を一本に
まとめた位置を基準にしてフロントサイドメンバの前後
の板厚をそれぞれ変えることで、フロントサイドメンバ
の曲げ座屈を制御できる。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
車体前部構造において、前記二本の稜線及び前記二本の
稜線をまとめた一本の稜線はフロントサイドメンバの上
側の稜線であることを特徴としている。
【0009】従って、フロントサイドメンバに衝撃力が
作用すると、衝撃力によりフロントサイドメンバの上側
の二本の稜線を一本にまとめた位置に応力が集中し、こ
の部位が座屈するため、衝撃吸収が可能である。
【0010】請求項3記載の本発明は、車体前部に車体
前後方向に延びる閉断面形状のフロントサイドメンバが
配設された車体前部構造において、閉断面形状とされた
フロントサイドメンバは前部が後部より角数が多い多角
断面形状となっており、前部における上方の少なくとも
二本の稜線をフロントサイドメンバの前後方向略中央部
で一本にまとめ後部の稜線とした第1の稜線と、前部に
おける下方の少なくとも二本の稜線をフロントサイドメ
ンバの前後方向略中央部で一本にまとめ後部の稜線とし
た第2の稜線と、を有し、前記第2の稜線の1本にまと
められる点が、前記第1の稜線の1本にまとめられる点
より後方であることを特徴としている。
【0011】従って、フロントサイドメンバに衝撃力が
作用すると、応力が集中する部位が前方側にあるフロン
トサイドメンバの上側が、応力が集中する部位が後方側
にあるフロントサイドメンバの下側より先に座屈するた
め、衝撃吸収が可能である。 請求項4記載の本発明は、
請求項3記載の車体前部構造において、前記二本の稜線
を一本にまとめた位置を基準にしてフロントサイドメン
バの前後の板厚を変えたことを特徴としている。従っ
て、二本の稜線を一本にまとめた位置を基準にしてフロ
ントサイドメンバの前後の板厚をそれぞれ変えること
で、フロントサイドメンバの曲げ座屈を制御できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の車体前部構造の第1実施
形態を図1〜図3に従って説明する。
【0013】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印INは車幅内側方向を、矢印UPは車両上方方向を示
す。
【0014】図3に示される如く、本実施形態の車体前
部10には、車幅方向両端下部近傍に車体前後方向に沿
って左右一対のフロントサイドメンバ12が配設されて
いる。これらのフロントサイドメンバ12は車体前後方
向へ延びる閉断面構造とされており、フロントサイドメ
ンバ12の後端部は、エンジンルームと車室とを仕切る
と共に、車体床部の前部を構成するダッシュロアパネル
14に溶着されている。また、フロントサイドメンバ1
2の水平部12Aの後側には、ダッシュロアパネル14
に沿って車体下方後側へ向けて延設された傾斜部12B
が形成されており、この傾斜部12Bの下端部は、車体
後方へ向けて延設され水平部12Cとされている。
【0015】なお、フロントサイドメンバ12の傾斜部
12Bと水平部12Cの長手方向から見た断面形状は、
ダッシュロアパネル14側に開口部を向けたコ字状とさ
れており、開口端部に形成された左右のフランジは、そ
れぞれダッシュロアパネル14に溶着されている。
【0016】図1に示される如く、フロントサイドメン
バ12はフロントサイドメンバ12の車幅方向内側部を
構成するフロントサイドメンバインナパネル16と、フ
ロントサイドメンバ12の車幅方向外側部を構成するフ
ロントサイドメンバアウタパネル18とで構成されてい
る。
【0017】フロントサイドメンバ12の水平部12A
では、フロントサイドメンバインナパネル16の上壁部
16Aの車幅方向外側縁部16Bに、フロントサイドメ
ンバアウタパネル18の上端縁部に車幅方向外側へ向け
て形成されたフランジ18Aが溶着されている。また、
フロントサイドメンバインナパネル16の下壁部16C
の車幅方向外側縁部に車両下方へ向けて形成されたフラ
ンジ16Dに、フロントサイドメンバアウタパネル18
の下端縁部18Bが溶着されている。
【0018】従って、フロントサイドメンバ12の水平
部12Aでは、フロントサイドメンバインナパネル16
とフロントサイドメンバアウタパネル18とで車両前後
方向に延びる閉断面部20が形成されている。
【0019】フロントサイドメンバ12の水平部12A
の前部22では、フロントサイドメンバインナパネル1
6の上壁部16Aと車幅方向内側壁部16Eとの連結部
に傾斜面16Fが形成されており、フロントサイドメン
バインナパネル16の下壁部16Cと車幅方向内側壁部
16Eとの連結部に傾斜面16Gが形成されている。従
って、フロントサイドメンバ12の前部22では、閉断
面部20の断面形状が六角形状となっている。
【0020】傾斜面16Fを挟んで上下両側の二本の稜
線16H、16Jは、フロントサイドメンバ12の車両
前後方向略中央部の位置となっているサスタワー取付部
24の前側近傍の位置(図1の点P1)で一本の稜線に
まとめられており、フロントサイドメンバ12の水平部
12Aの後部26では、一本の稜線16Kとなってい
る。また、傾斜面16Gを挟んで上下両側の二本の稜線
16L、16Mは、点P1の真下の位置(図1の点P
2)で一本の稜線にまとめられており、フロントサイド
メンバ12の水平部12Aの後部26では、一本の稜線
16Nとなっている。このため、フロントサイドメンバ
12の水平部12Aの後部26では、閉断面部20の断
面形状が四角形状となっている。また、後部26の断面
積は前部22の断面積より大きくなっており、後部26
の剛性が前部22の剛性より高くなっている。
【0021】図2に示される如く、フロントサイドメン
バ12の板厚は、閉断面部20の断面形状が六角形状と
なっている部位における板厚T1が、閉断面部20の断
面形状が四角形状となっている部位における板厚T2よ
り薄くなっている(T1<T2)。
【0022】次に、本第1実施形態の作用を説明する。
本第1実施形態では、フロントサイドメンバ12へ車体
前方からの衝撃力が作用すると、この衝撃力の大部分
は、フロントサイドメンバ12の前部22の断面六角形
状の各稜線上に沿って後方へ伝達される。このため、二
本の稜線16H、16Jが一本の稜線16Kにまとめら
れている点P1及び、二本の稜線16L、16Mが一本
の稜線16Nにまとめられている点P2、即ち、閉断面
部20の断面形状が六角形状から四角形状に変わる部位
に、応力が集中しこの部位に曲げ座屈が生じ易くなる。
【0023】従って、本第1実施形態では、応力が集中
し易いようにフロントサイドメンバ12に溝部を形成す
る必要がないため、フロントサイドメンバ12が高荷重
で曲げ変形し、衝撃力を効果的に吸収することができ
る。
【0024】また、本第1実施形態では、フロントサイ
ドメンバ12の板厚が閉断面部20の断面形状が六角形
状から四角形状に変わる部位において、T1からT2に
変化している。
【0025】従って、フロントサイドメンバ12は、閉
断面部20の断面形状が六角形状から四角形状の変わる
部位において、容易に図2に想像線で示される様な曲げ
座屈を生じる。このため、板厚T1及び板厚T2を変え
ることによってフロントサイドメンバ12の曲げ座屈モ
ードを容易にコントロールすることができる。
【0026】なお、本第1実施形態の車体前部構造で
は、フロントサイドメンバ12の板厚を、閉断面部20
の断面形状が六角形状となっている部位における板厚T
1が、閉断面部20の断面形状が四角形状となっている
部位における板厚T2より薄くした(T1<T2)が、
これに代えて、閉断面部20の断面形状が六角形状とな
っている部位における板厚T1が、閉断面部20の断面
形状が四角形状となっている部位における板厚T2より
厚くして(T1>T2)も良い。
【0027】次に、本発明の車体前部構造の第2実施形
態を図4及び図5に従って説明する。
【0028】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0029】図4に示される如く、本第2実施形態で
は、フロントサイドメンバ12の下側の二本の稜線16
L、16Mが一本の稜線16Kにまとめられる点P2の
位置が、フロントサイドメンバ12の上側の二本の稜線
16H、16Jが一本の稜線16Kにまとめられる点P
1の位置より車両後方に設定されている。
【0030】従って、フロントサイドメンバ12へ車体
前方からの衝撃力が付加されされた場合に、応力が集中
する部位が前方側にあるフロントサイドメンバ12の上
側が、応力が集中する部位が後方側にあるフロントサイ
ドメンバ12の下側より先に座屈変形するようになって
いる。
【0031】次に、本第2実施形態の作用に付いて説明
する。本第2実施形態では、フロントサイドメンバ12
へ車体前方からの衝撃力が作用すると、この衝撃力の大
部分は、フロントサイドメンバ12の前部22の断面六
角形状の各稜線上に沿って後方へ伝達される。このた
め、二本の稜線16H、16Jが一本の稜線16Kにま
とめられている点P1及び、二本の稜線16L、16M
が一本の稜線16Nにまとめられている点P2におい応
力が集中する。
【0032】また、本第2実施形態では、応力が集中す
る部位P1が前方側にあるフロントサイドメンバ12の
上側が、応力が集中する部位P2が後方側にあるフロン
トサイドメンバ12の下側より先に座屈変形する。
【0033】従って、図5に想像線で示される様にフロ
ントサイドメンバ12の車両前後方向略中央部を容易に
下方へ屈曲させることができる。
【0034】なお、本第2実施形態では、フロントサイ
ドメンバ12の下側の二本の稜線16L、16Mが一本
の稜線16Kにまとめられた点P2の位置を、フロント
サイドメンバ12の上側の二本の稜線16H、16Jが
一本の稜線16Kにまとめられた点P1の位置より車両
後方に設定したが、これに代えて、フロントサイドメン
バ12の下側の二本の稜線16L、16Mをフロントサ
イドメンバ12の後端まで通し、一本の稜線にまとめな
い構成としても良い。また、図6に示される如く、フロ
ントサイドメンバ12の前部22の閉断面部20の断面
形状を上側の傾斜面16Fのみを備えた五角形状とし、
フロントサイドメンバ12の後部26の閉断面部20の
断面形状を四角形状としても良い。
【0035】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、第1及び第2実施形態では、フロントサ
イドメンバ12の前部22の閉断面部20の断面形状を
六角形状とし、フロントサイドメンバ12の後部26の
閉断面部20の断面形状を四角形状としたが、これらに
代えて、他の多角断面形状としても良い。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、車体前部に車
体前後方向に延びる閉断面形状のフロントサイドメンバ
が配設された車体前部構造において、閉断面形状とされ
たフロントサイドメンバは前部が後部より角数が多い多
角断面形状となっており、前部における少なくとも二本
の稜線をフロントサイドメンバの前後方向略中央部で一
本にまとめ後部の稜線とすると共に、二本の稜線を一本
にまとめた位置を基準にしてフロントサイドメンバの前
後の板厚を変え、車体前方から衝撃力が作用した時に、
二本の稜線を一本にまとめた点が応力集中点となり、こ
の点で曲げ座屈が発生する構成としたので、フロントサ
イドメンバが高荷重で曲げ変形し、衝撃力を効果的に吸
収することができるという優れた効果を有する。また、
フロントサイドメンバの曲げ座屈モードを容易にコント
ロールできるという優れた効果を有する。
【0037】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
車体前部構造において、二本の稜線及び二本の稜線をま
とめた一本の稜線はフロントサイドメンバの上側の稜線
であるため、請求項1記載の効果に加えて、衝撃力によ
りフロントサイドメンバの上側の二本の稜線を一本にま
とめた位置に応力が集中し、この部位が座屈するため、
衝撃吸収が可能であるという優れた効果を有する。
【0038】請求項3記載の本発明は、車体前部に車体
前後方向に延びる閉断面形状のフロントサイドメンバが
配設された車体前部構造において、閉断面形状とされた
フロントサイドメンバは前部が後部より角数が多い多角
断面形状となっており、前部における上方の少なくとも
二本の稜線をフロントサイドメンバの前後方向略中央部
で一本にまとめ後部の稜線とした第1の稜線と、前部に
おける下方の少なくとも二本の稜線をフロントサイドメ
ンバの前後方向略中央部で一本にまとめ後部の稜線とし
た第2の稜線と、を有し、前記第2の稜線の1本にまと
められる点が、前記第1の稜線の1本にまとめられる点
より後方であるため、フロントサイドメンバが高荷重で
曲げ変形し、衝撃力を効果的に吸収することができると
共に、応力が集中する部位が前方側にあるフロントサイ
ドメンバの上側が、応力が集中する部位が後方側にある
フロントサイドメンバの下側より先に座屈するため、衝
撃吸収が可能であるという優れた効果を有する。請求項
4記載の本発明は、請求項3記載の車体前部構造におい
て、二本の稜線を一本にまとめた位置を基準にしてフロ
ントサイドメンバの前後の板厚を変えたため、請求項3
記載の効果に加えて、フロントサイドメンバの曲げ座屈
モードを容易にコントロールできるという優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車体前部構造を示
す車両斜め前方内側から見た斜視図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る車体前部構造が適
用された車体の前部を示す車両斜め前方から見た斜視図
である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る車体前部構造を示
す車両斜め前方内側から見た斜視図である。
【図5】図4の5−5線に沿った断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係る車体前部構造を示
す車両斜め前方内側から見た斜視図である。
【図7】従来の実施形態に係る車体前部構造を示す側面
図である。
【符号の説明】
10 車体前部 12 フロントサイドメンバ 16 フロントサイドメンバインナパネル 16H 稜線 16J 稜線 16K 稜線 16L 稜線 16M 稜線 16N 稜線 18 フロントサイドメンバアウタパネル 20 閉断面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−26133(JP,A) 特開 平6−206576(JP,A) 特開 平1−309881(JP,A) 実開 平3−51258(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/20 B62D 25/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前部に車体前後方向に延びる閉断面
    形状のフロントサイドメンバが配設された車体前部構造
    において、閉断面形状とされたフロントサイドメンバは
    前部が後部より角数が多い多角断面形状となっており、
    前部における少なくとも二本の稜線をフロントサイドメ
    ンバの前後方向略中央部で一本にまとめ後部の稜線と
    ると共に、前記二本の稜線を一本にまとめた位置を基準
    にしてフロントサイドメンバの前後の板厚を変え、車体
    前方から衝撃力が作用した時に、前記二本の稜線を一本
    にまとめた点が応力集中点となり、この点で曲げ座屈が
    発生することを特徴とする車体前部構造。
  2. 【請求項2】 前記二本の稜線及び前記二本の稜線をま
    とめた一本の稜線はフロントサイドメンバの上側の稜線
    であることを特徴とする請求項1記載の車体前部構造。
  3. 【請求項3】 車体前部に車体前後方向に延びる閉断面
    形状のフロントサイドメンバが配設された車体前部構造
    において、閉断面形状とされたフロントサイドメンバは
    前部が後部より角数が多い多角断面形状となっており、 前部における上方の少なくとも二本の稜線をフロントサ
    イドメンバの前後方向略中央部で一本にまとめ後部の稜
    線とした第1の稜線と、 前部における下方の少なくとも二本の稜線をフロントサ
    イドメンバの前後方向略中央部で一本にまとめ後部の稜
    線とした第2の稜線と、 を有し、前記第2の稜線の1本にまとめられる点が、前
    記第1の稜線の1本にまとめられる点より後方であるこ
    とを特徴とする車体前部構造。
  4. 【請求項4】 前記二本の稜線を一本にまとめた位置を
    基準にしてフロントサイドメンバの前後の板厚を変えた
    ことを特徴とする請求項3記載の車体前部構造。
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