JP3358327B2 - トレイソータの不良トレイ検出器 - Google Patents

トレイソータの不良トレイ検出器

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JP3358327B2
JP3358327B2 JP26215294A JP26215294A JP3358327B2 JP 3358327 B2 JP3358327 B2 JP 3358327B2 JP 26215294 A JP26215294 A JP 26215294A JP 26215294 A JP26215294 A JP 26215294A JP 3358327 B2 JP3358327 B2 JP 3358327B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
    • B65G47/94Devices for flexing or tilting travelling structures; Throw-off carriages
    • B65G47/96Devices for tilting links or platform
    • B65G47/962Devices for tilting links or platform tilting about an axis substantially parallel to the conveying direction

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配送センターその他で
仕分機として用いられるトレイソータに係り、特に、ト
レイを水平に保つロックピンが破損した不良トレイを検
出する不良トレイ検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】トレイソータは、図15に示すように搬
送路aに沿って移動する多数のトレイbを放荷位置で適
宜傾転させ、そのトレイb上の荷物を仕分けしてシュー
トcに放荷するものである。ところで、上記トレイソー
タの各トレイbには、常時はトレイbを水平に保つと共
に、放荷時にトレイbの傾転を許容するロックピンが設
けられている。このロックピンは、所定負荷で切断する
強度に設計されており、安全装置としての機能も果たし
ている。
【0003】すなわち、トレイ傾転時に荷物の滑りが悪
い場合などには、放荷された荷物が後続のトレイbとシ
ュートcの側壁との間に挟まって引っ掛かってしまい、
トレイbにコジリが生じてしまう。この状態のままトレ
イbが搬送路aに沿って移動すると、後続のトレイbの
傾転機構に重大な破損が生じる。そのため、かかるコジ
リが生じた場合には、上記ロックピンに負荷がかかるよ
うになっており、ロックピンが切断することによってト
レイ傾転機構の重大な破損を回避しているのである。
【0004】ロックピンが切断されるとトレイbを水平
に保持できないため、そのトレイbは以降傾いたままの
不良トレイとなる。他方、放荷のために傾けられたトレ
イbは、以降傾いた状態で搬送路aに沿って移動し、搬
送路aの下流側に設けられた復帰手段によって水平状態
に戻され、ロックピンでその水平状態が保持される。よ
って、傾いたトレイbは、放荷のために傾けられた正常
トレイなのか、ロックピンが切断されて傾いた不良トレ
イなのかを識別し、不良トレイを検出する必要がある。
【0005】本出願人が先に創案した不良トレイ検出器
を図13および図14に示す。通常ロックピンにより台
車dに対して水平に保たれているトレイbは、ロックピ
ンが切断された場合または放荷した場合には、図13中
の二点鎖線および図14に示すように傾転する。傾転し
たトレイbは、搬送路aに沿って地上側に設けられたス
ロープ状の上りガイドeにより起こされ、水平ガイドf
により水平に保たれ、跳上器gによって跳ね上げられ
る。すると、ロックピンが切断された不良トレイは跳ね
上げられるのに対し、正常トレイはロックピンによって
水平状態に保持されるため跳ね上げられない。
【0006】よって、跳上器gの下流側に配置された光
センサhからトレイbの下面に貼付された反射部材iに
向けて光を照射してその反射光の有無を検出することに
より、不良トレイか正常トレイかを識別できる。すなわ
ち、光センサhが反射光を検出したならば正常トレイで
あり、検出できないのならば不良トレイである。なお、
上記ロックピンは、各トレイbの下方に左右一対ずつ設
けられているため、各ロックピンの切断の有無を検出す
るには、上記上りガイドe、水平ガイドf、跳上器gお
よび光センサhを、もう1セット搬送路aに沿って反対
側に直列に設ける必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる不良ト
レイ検出器は、以下の問題を有する。
【0008】.ロックピンの切断の有無を検出するた
めに跳上器gでトレイbを跳ね上げているため騒音が発
生する。
【0009】.トレイbの下面を跳上器gで擦り上げ
る動作が繰り返されるためトレイbを傷める。
【0010】.倒れにくいトレイbの場合には跳上器
gで跳ね上げてもあまり傾転しないものがあり誤動作の
虞がある。
【0011】.トレイbを一旦水平に戻して跳上器g
で跳ね上げるため、上りガイドe、水平ガイドf、跳上
器gおよび光センサhを直列に配置する必要があり、こ
れら各構成要素の設置長さe´〜h´分の直線(片側約
4m左右両側で約 8m)が必要となる。また、この間シ
ュートを設けることができない。
【0012】以上の事情を考慮して創案された本発明の
目的は、低騒音でトレイを傷めないトレイソータの不良
トレイ検出器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、搬送路に沿って移動する多数の基部にトレ
イを傾転自在に設け、該トレイを水平に保って搬送する
と共に放荷位置で傾転するようにしたトレイソータにお
いて、各トレイの下部に回動自在に設けられた傾転ブラ
ケットと、該傾転ブラケットに設けられ、常時は上記基
部と係合してトレイを水平に保つと共に放荷位置にて係
合解除されてトレイの傾転を許容し、且つ所定負荷で切
断するロックピンと、地上側に設けられ、傾転したトレ
イを水平に戻すと共に傾転ブラケットを係合位置に復帰
させる復帰手段と、該復帰手段で水平に保たれたトレイ
の傾転ブラケットの傾きを検出する光学手段とを備えて
構成されている。
【0014】
【作用】トレイは、通常ロックピンが基部と係合して水
平に保たれているが、放荷位置にてロックピンの係合が
解除されて傾転し、コジリなど無理な力が加わった場合
にはロックピンが切断されて傾転する。
【0015】このように傾転したトレイは、復帰手段に
よって水平に戻され、トレイ下部に設けられた傾転ブラ
ケットが係合位置に復帰される。このとき、ロックピン
が切断されてなければロックピンが基部と係合するため
傾転ブラケットは係合位置に保持されるが、ロックピン
が切断していると係合できないため傾転ブラケットは傾
転したままとなる。
【0016】従って、かかる傾転ブラケットの傾きを光
学手段によって検出することにより、ロックピンの切断
の有無を判断でき、ロックピンが切断された不良トレイ
を検出できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0018】図1,図2および図3に示すように、トレ
イソータの搬送路1は、水平な案内面を有する水平案内
部2と、垂直な案内面を有する垂直案内部3とから構成
されており、基盤4(地面)上にブラケット5を介して
設置されている。搬送路1には、基部6が多数直列に連
結されて係合されている。すなわち、各基部6には、水
平案内部2にガイドされる水平ローラ7と、垂直案内部
3にガイドされる垂直ローラ8と、隣接する基部6同志
を連結する連結ロッド9とが設けられている。
【0019】各基部6には、荷物を載せるためのトレイ
10が、それぞれ傾転自在に取り付けられている。すな
わち、各基部6には、その走行方向の前後に位置させて
それぞれ上方に延出された支持ブラケット11が設けら
れており、これら支持ブラケット11には、トレイ10
の下面の中央部に設けられたセンタブラケット12が、
ピン13を介してそれぞれ回動自在に取り付けられてい
る。
【0020】各トレイ10の下部には、センタブラケッ
ト12の両側に位置させて、サイドブラケット14がそ
れぞれ設けられている。これらサイドブラケット14に
は、傾転ブラケット15がピン16を介して回動自在に
取り付けられている。詳しくは、傾転ブラケット15
は、図2に示すように進行方向前方から見てL字型に形
成されており、その折曲部分がピン16を介してサイド
ブラケット14に取り付けられ、一端部が下方に他端部
が幅方向外側に向けられている。
【0021】傾転ブラケット15の一端部には、常時は
上記基部6に設けられたカム板17と係合してトレイ1
0を水平に保つと共に、放荷位置にて係合解除されてト
レイ10の傾転を許容し、且つ所定負荷で切断するロッ
クピン18が設けられている。上記カム板17は、基部
6の前側のブラケット11に固定されており、半円状部
分17aとこれより張り出した台形状部分17bとから
一体的に形成されている。そして、これら半円状部分1
7aと台形状部分17bとの接合部に、左右のロックピ
ン18が係合するようになっている。
【0022】ロックピン18は、図1に示すようにその
中央部が傾転ブラケット15の一端部に挿通固定され、
前端部がカム板17に係合され、後端部がバネ19によ
って左右連結されている。バネ19は、左右のロックピ
ン18を引き寄せる付勢力を発揮している。この構成に
よれば、通常左右のロックピン18がバネ19で引き寄
せられて、左右の傾転ブラケット15の位置が図2に示
す係合位置に保持されるため、トレイ10は水平に保た
れる。このとき、図2中右側のロックピン18はトレイ
10が逆時計廻りに回動するときのストッパとなり、左
側のロックピン18はトレイ10が時計廻りに回動する
ときのストッパとなる。
【0023】傾転ブラケット15の他端部には、基部6
の進行方向に沿って徐々に下方に傾斜されたスロープ部
材20が取り付けられている。スロープ部材20は、そ
の断面がL字型に折り曲げられた板材からなり、傾転ブ
ラケット15の他端部を構成する3本のアーム15a,
15b,15cの先端部に取り付けられている。スロー
プ部材20には、図3に示すように地上側の放荷位置に
設けられたトリッパ21のローラ22が当接するように
なっている。
【0024】トリッパ21は、地上側に固定された固定
フレーム23と、固定フレーム23の先端部に回動自在
に取り付けられた回動フレーム24と、回動フレーム2
4の先端部に回転自在に取り付けられたローラ22と、
回動フレーム24を固定フレーム23に対して回動させ
てローラ22をトレイ10の下方に移動させるシリンダ
25とから構成されている。トリッパ21を用いたトレ
イ10の傾転の様子を図4〜図6に示す。
【0025】通常、上記シリンダ25は収縮されてお
り、ローラ22が図3に破線で示すように引き込まれて
いる。この状態のローラ22は、図4に示すように、ス
ロープ部材20から離間されている。よって、トレイ1
0は、ロックピン18がカム板17に係合した水平状態
のまま、そのトリッパ21を通過し、傾転放荷すること
はない。
【0026】トレイ10を傾転させて放荷する場合に
は、トレイ10がトリッパ21を通過するに先立って、
上記シリンダ25を伸長させておく。すると、図3に実
線で示すように回動フレーム24が回動し、ローラ22
がトレイ10の下方に移動する。そして、このローラ2
2に、図5に示すように進行してきたトレイ10のスロ
ープ部材20が当接する。すなわち、トレイ10のスロ
ープ部材20が、ローラ22に乗り上げた状態となる。
【0027】その後、トレイ10が進行するにしたがっ
て、スロープ部材20の傾斜によって傾転ブラケット1
5が回動され、カム板17に係合されていたロックピン
18の係合が解除される。さらにトレイ10が進行する
と、回動された傾転ブラケット15が、トレイ10の下
面に設けられたゴム質の押圧部材26に当接し、トレイ
10が下方から押し上げられて図中逆時計廻りに回動す
る。
【0028】トレイ10が所定角度以上回動すると、ト
レイ10上の荷物が傾斜方向に滑り落ちはじめ、トレイ
10は以降重力の作用によって一気に傾転し、図6に示
す傾転状態となる。これにより、トレイ10上の荷物が
図示しないシュートに放荷される。傾転したトレイ10
は、以降その傾転状態のまま搬送路1に沿って移動す
る。
【0029】ここで、トレイ傾転時の荷物の滑りが悪い
場合や、荷物が誤って隣接するトレイ10に跨がって載
せられている場合などには、放荷された荷物が後続のト
レイ10とシュートの側壁との間に挟まって引っ掛かっ
てしまい、トレイ10にコジリが生じてロックピン18
が切れる(折れる)ことがある。すると、図7に示すよ
うに、ロックピン18が切れた側の傾転ブラケット15
は、バネ19に引き寄せられて傾転する。また、図7中
トレイ10の逆時計廻りのストッパが存在しなくなるた
め、トレイ10が逆時計廻りに傾転する。すなわち、ト
レイ10は、荷物をシュートに放荷した場合のみなら
ず、ロックピン18が切れて不良トレイとなった場合に
も傾転し、その傾転状態のまま搬送路1に沿って移動す
る。
【0030】上記トリッパ21より下流側の搬送路1に
は、図8に示すように、傾転したトレイ10を水平に戻
すと共に傾転ブラケット15を係合位置に復帰させる復
帰手段27が、地上側に設けられている。復帰手段27
は、トレイ10の搬送方向に沿って徐々に上方に傾斜さ
れた上りガイド28と、上りガイド28に接続されトレ
イ10を水平に保つ水平ガイド29とから構成されてい
る。これら上り及び水平ガイド28,29は、トレイ1
0の下面部に当接すべくレール状に形成されており、ト
レイ10の幅方向の左右両側にそれぞれ配置されてい
る。よって、トレイ10が左右いずれの方向に傾転して
いても、回動して水平に復帰されることになる。
【0031】このとき、ロックピン18が切断されてな
ければ、図6から図9に示すように、トレイ10の水平
復帰に伴ってトレイ10の回動中心(ピン13)廻りに
傾転ブラケット15の回動中心(ピン16)が回動し、
ロックピン18がカム板17と係合するため、傾転ブラ
ケット15は係合位置に復帰して保持される。他方、ロ
ックピン18が切断していると、図7から図10に示す
ように、ロックピン18がカム板17と係合できないた
め、トレイ10は水平ガイド28によって水平に保たれ
るものの、傾転ブラケット15は傾転したままとなる。
【0032】かかる傾転ブラケット15の傾きは、光学
手段30によって検出されるようになっている。光学手
段30は、図8〜図10に示すように、左右の水平ガイ
ド28の下方にそれぞれ配置された光センサ31と、左
右の傾転ブラケット15の側面にそれぞれ貼付された反
射テープ32とから構成されている。光センサ31は、
反射テープ32へ向けて光を照射する照射部と、その反
射光の有無を検出する受光部とからなる。照射部にはレ
ンズ等で指向性が高められたライトが用いられ、受光部
には光電管やフォトダイオードなどが用いられる。
【0033】以上の構成によれば、ロックピン18が切
れていない正常トレイの場合には、図9に示すように、
傾転ブラケット15が係合位置に復帰されるため、光セ
ンサ31の照射部から照射された光が傾転ブラケット1
5の反射テープ32で反射し、その反射光が光センサ3
1の受光部によって検出される。他方、ロックピン18
が切れた不良トレイの場合には、図10に示すように、
傾転ブラケット15が傾転しているため、傾転ブラケッ
ト15に貼付された反射テープ32の反射角度が狂い、
光センサ31の受光部は反射光を検出しない。よって、
受光部が反射光を検出すれば正常トレイであり、検出し
なければ不良トレイと判断できる。
【0034】すなわち、本実施例は、ロックピン18が
切れたときに傾転ブラケット15がバネ19により内側
に回動して入り込むことを利用し、この傾転ブラケット
15の傾きを光学手段30で検出するようにしたもので
ある。そして、不良トレイと判断されたならば、トレイ
ソータを管理しているコンピュータが以降そのトレイの
使用を中止し、CRTにそのトレイの修理を促す表示を
行う。
【0035】かかる不良トレイ検出器によれば、従来の
ように不良トレイの検出のために各トレイ10を跳ね上
げる必要がないので、低騒音となる。また、光学手段3
0を用いた非接触方式であるため、トレイ10を傷める
ことがない。また、左右のロックピン18の切断の有無
を水平ガイド28の左右両側から一度に検出しているの
で、検出距離が図8に示す上りガイド28+水平ガイド
29の設置長さ28a+29a分ですみ、図13に示す
従来のものよりも大幅に短縮できる。具体的には、従来
は約 8m必要であったが本実施例によれば 3m程度で済
む。
【0036】ところで、ロックピン18が切れるとき
に、図11に示すように、切断部分にバリ18aが生じ
ることがある。すると、バリ18aがカム板17に引っ
掛かってしまい、ロックピン18が切れているにも拘ら
ず傾転ブラケット15が傾転しないことがあり、不良ト
レイを正常トレイと検出してしまうことも考えられる。
そこで、ロックピン18の先端部の形状を図12に示す
ように切断が容易な括れ形状としてもよい。
【0037】このロックピン18は、カム板17に係合
する係合部分18xと、傾転ブラケット15に取り付け
られる取付部分18yと、これらの間に介設された切断
部分18zとから構成される。切断部分18zは、係合
部分18xから取付部分18yに向けて縮径された円錐
台状に形成されており、切断時には強度が最弱となる取
付部分18yとの接続部18wが切断するようになって
いる。この接続部18wは、傾転ブラケット15の端面
15aと面一になるように配置される。
【0038】かかるロックピン18を用いることによ
り、図11に示すようなバリ18aの発生が防止され、
ロックピン18が切れた不良トレイを正常トレイと誤っ
て検出してしまうことを防止できる。
【0039】
【発明の効果】以上要するに本発明に係るトレイソータ
の不良トレイ検出器によれば、以下のような優れた効果
を発揮できる。
【0040】(1) トレイを跳ね上げる必要がないので低
騒音となる。
【0041】(2) トレイを傷めない。
【0042】(3) 検出距離を短くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すトレイソータの1ユニ
ットの側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の斜視図である。
【図4】放荷時のトレイの傾転の様子を示す図である。
【図5】放荷時のトレイの傾転の様子を示す図である。
【図6】放荷時のトレイの傾転の様子を示す図である。
【図7】ロックピンが切れた様子を表す図である。
【図8】復帰手段の説明図であり、(a) は平面図、(b)
は側面図である。
【図9】光学手段を示す図である(正常トレイ)。
【図10】光学手段を示す図である(不良トレイ)。
【図11】ロックピン切断時のバリを示す図である。
【図12】ロックピンの変形例を示す図である。
【図13】従来の不良トレイ検出器を示す図であり、
(a) は平面図、(b) は側面図である。
【図14】図13のXIV-XIV 線断面図である。
【図15】トレイソータの概要図である。
【符号の説明】
1 搬送路 6 基部 10 トレイ 15 傾転ブラケット 18 ロックピン 27 復帰手段 30 光学手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 43/02 B65G 47/08 B65G 47/34 - 47/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路に沿って移動する多数の基部にト
    レイを傾転自在に設け、該トレイを水平に保って搬送す
    ると共に放荷位置で傾転するようにしたトレイソータに
    おいて、各トレイの下部に回動自在に設けられた傾転ブ
    ラケットと、該傾転ブラケットに設けられ、常時は上記
    基部と係合してトレイを水平に保つと共に放荷位置にて
    係合解除されてトレイの傾転を許容し、且つ所定負荷で
    切断するロックピンと、地上側に設けられ、傾転したト
    レイを水平に戻すと共に傾転ブラケットを係合位置に復
    帰させる復帰手段と、該復帰手段で水平に保たれたトレ
    イの傾転ブラケットの傾きを検出する光学手段とを備え
    たことを特徴とするトレイソータの不良トレイ検出器。
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