JP3177903B2 - 荷役車両における荷物の位置検出装置 - Google Patents

荷役車両における荷物の位置検出装置

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英宏 川又
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無人荷役車両等において
荷役作業を行う際の荷物の位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無人にて荷役作業を行う無人荷役
車両であっては、図4に示すように、車体21の前部に
マスト22が立設され、該マスト22に昇降体23が昇
降自在に設けられ、該昇降体23の前部にフォーク爪2
4が装着されている。そして、このような無人荷役車両
においては、荷役作業の際、フォーク爪24上に荷物2
5が正確に載置されるように、フォーク爪24上の荷物
25の位置を検出するようにしたものが知られている。
これは、フォーク爪24の水平部24b先端に、荷物2
5の下に敷いたパレット26の間隙部を検出し、かつパ
レット26内にフォーク爪24が挿入されたのを検知す
る光センサー27が備えられると共に、フォーク爪24
の垂直部24aの下部前面に、荷物25又はパレット2
6の背面に当接することにより作動するバックレストス
イッチ28が設けられて、前記光センサー27とバック
レストスイッチ28とで、フォーク爪24上の荷物25
の位置を検出するようになっている。
【0003】この荷物25の位置の検出については、荷
取り作業の場合、まず最初に光センサー27でパレット
26内にフォーク爪24が挿入されたのを検知し、その
後、バックレストスイッチ28でフォーク爪24がパレ
ット26内の所定位置まで挿入されたのを検知すること
で、荷物25の位置を検出する。また、荷置き作業の場
合、まず最初にバックレストスイッチ28でパレット2
6内よりフォーク爪24が引き出されたのを検知し、そ
の後、光センサー27でパレット26内よりフォーク爪
24が引き出されたのを検知することで、荷物25の位
置を検出する。
【0004】このようなフォーク爪24上の荷物25の
位置の検出であると、フォーク爪24の水平部24b先
端に設けた光センサー27と、フォーク爪24の垂直部
24aの下部前面に設けたバックレストスイッチ28と
で荷物25の位置を検出する為、その2ヶ所の間におい
ては、荷物25の位置を検出することができず、例え
ば、フォーク爪24とパレット26とが接触し、フォー
ク爪24に対してパレット26上の荷物25の位置がず
れて異常が生じても直ぐに異常を検知することができ
ず、パレット26とともに荷物25を倒したり、あるい
は、落としたりすることがあった。
【0005】このため、上記問題を解消するために、特
開平4−217595号に記載されたものが知られてい
る。これは、図5に示すように、前述した構成に、さら
に、フォーク爪24の水平部24bと垂直部24aとに
3個の光透過型センサー30それぞれの発光部30aと
受光部30bとが順次間隔をおいて設けられ、それぞれ
の光透過型センサー30の光路が荷物25で遮断される
ことで、フォーク爪24上の荷物25の位置を検出す
る。
【0006】このようなフォーク爪24上の荷物25の
位置の検出によって、フォーク爪24の水平部24b先
端に設けた光センサー27とフォーク爪24の垂直部2
4aの下部前面に設けたバックレストスイッチ28との
間においても、荷物25の位置を検出することができ、
荷物25が倒れたり、落ちたりすることを防止すること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のフォーク爪24
上の荷物25の位置の検出であると、フォーク爪24の
水平部24bと垂直部24aとに光透過型センサー30
の発光部30aと受光部30bそれぞれを設ける必要が
あり、設置作業に手間がかかると共に、光透過型である
ので、発光部30aと受光部30bとにおいて、その位
置合わせが重要となり、やはり設置作業に手間がかかっ
ていた。また、光透過型センサー30の発光部30aま
たは受光部30bが荷物25やパレット26に直接当接
するフォーク爪24の水平部24bに設置されているの
で、荷役作業時、発光部30aまたは受光部30bにパ
レット26等が当たったり、あるいはパレット26等か
ら受ける衝撃等により破損する恐れがあった。本発明は
これらの問題を解決することをその課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題を解消
する為に、車体の前部にマストを立設し、該マストに昇
降体を昇降動自在に設け、該昇降体にフォーク爪を装着
した荷役車両において、前記昇降体に検出距離の異なる
複数個の反射型センサーを前方に向けて当該昇降体の前
面より前方に突出しないように設け、該複数個の反射型
センサーによりフォーク爪上の荷物の位置を検出するよ
うにする。
【0009】
【作用】昇降体に設けた検出距離の異なる複数個の反射
型センサーでフォーク爪上の荷物の位置を検出する。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について図1、図2を用いて
説明する。無人にて荷役作業を行う無人荷役車両は、車
体1の下部に走行輪2を設けると共に、前部にマスト3
を立設し、該マスト3に昇降体4を昇降動自在に設け、
該昇降体4は、マスト3にローラ5を介して昇降動する
上下に向かう左右のリフトブラケット6と、該左右のリ
フトブラケット6にわたって左右水平に向かって固着す
る上下のフィンガバー7と、該上下のフィンガバー7の
左右両端部に固着しながらフィンガバー7の上方に位置
するバックレスト8とからなっている。そして、前記昇
降体4の上下のフィンガバー7に左右のフォーク爪9を
装着しており、該フォーク爪9は、垂直部9aと水平部
9bとから概略L字状となり、前記垂直部9aの後面に
前記上下のフィンガバー7に掛合する掛合部9cを有し
ている。また、フォーク爪9の垂直部9aの前面とバッ
クレスト8の前面とを前後方向同位置に配置している。
そして、フォーク爪9の水平部9aの先端に光センサー
10を備え、この光センサー10においては、荷物11
の下に敷いたパレット12の間隙部12aを検出すると
共に、フォーク爪9の水平部9aの先端がパレット12
内へ挿入されたこと、又はパレット12より引き出され
たことを検出するもので、例えば、前方向と上下方向と
にそれぞれ光を出力し物体に当てて反射させる反射型の
光センサーを使用するものである。また、フォーク爪9
の垂直部9aの下部前面にバックレストスイッチ13を
設け、このバックレストスイッチ13はフォーク爪9上
の荷物11又はパレット12の背面に当接することによ
り作動するものである。
【0011】そして、前記昇降体4のバックレスト8の
左右中央部に上下に間隔をおいて検出距離の異なる3個
の反射型センサー14を前方に向けて前記バックレスト
8の前面より前方に突出しないように設け、該反射型セ
ンサー14は、反射型の光センサーであり、図3に示す
ように、上方より検出距離をフォーク爪9の水平部9a
の基端と中間の間に設定した第一反射型光センサー14
a、検出距離をフォーク爪9の水平部9aの中間付近に
設定した第二反射型光センサー14b、検出距離をフォ
ーク爪9の水平部9aの中間と先端の間に設定した第三
反射型光センサー14cである。なお、3個の反射型セ
ンサー14には、光センサーを用いているが、超音波セ
ンサーでも良い。
【0012】このように構成することで、荷役作業にお
いて、荷物11の下に敷いたパレット12にフォーク爪
を挿入する際、例えば、荷物11がフォーク爪9の水平
部9aの中間と先端の間に位置していると、第三反射型
光センサー14cが荷物11を検出し、荷物11がフォ
ーク爪9の水平部9aの中間付近に位置していると、第
二反射型光センサー14bと第三反射型光センサー14
cが荷物11を検出し、荷物11がフォーク爪9の水平
部9aの基端と中間の間に位置していると、第一反射型
光センサー14aと第二反射型光センサー14bと第三
反射型光センサー14cが荷物11を検出する。これに
より、フォーク爪9上の荷物11の位置を検出すること
ができる。
【0013】また、反射型センサー14である第一反射
型光センサー14a、第二反射型光センサー14b、第
三反射型光センサー14cは、昇降体4のバックレスト
8に前方に向けて設けるだけで良く、その設置作業が容
易なものとすることができる。さらに、従来のようにフ
ォーク爪9の水平部9bに設ける必要がなくなり、反射
型センサー14にパレット12等が当たったり、あるい
はパレット12等から衝撃等を受けることをなくすこと
ができると共に、反射型センサー14を昇降体4に当該
昇降体4の前面より前方に突出しないように設けている
ので、荷物11が当たることも防止することができる。
これにより、反射型センサー14が破損するのを防止す
ることができる。
【0014】次に、このような構成の荷物の位置検出装
置の使用例について説明する。図1、図2に示すよう
に、無人荷役車両の車体1の内部に、走行距離検出器1
5とコントローラ16とを備え、前記走行距離検出器1
5は、例えば、走行輪2の回転数より走行距離を検出す
るものであり、また、前記コントローラ16は、前記第
一反射型光センサー14a、第二反射型光センサー14
b、第三反射型光センサー14cによって検出したフォ
ーク爪9上の荷物11の位置と前記走行距離検出器15
で検出した走行距離とを対比し、これが一致しないと荷
物11の位置異常と判断し車体1の走行を直ぐに停止す
るようなっている。
【0015】このように構成する無人荷役車両における
荷役作業おいて、荷役作業の荷取りは、フォーク爪9の
先端に備えられた光センサー10にてパレット12の間
隙部12aを検出し車体1を前進し、フォーク爪9をパ
レット12内へ挿入すると同時にフォーク爪9の挿入を
光センサー10にて検出し、さらに車体1を前進走行
し、フォーク爪9をパレット12内へ挿入していくと、
第三反射型光センサー14c、第二反射型光センサー1
4b、第一反射型光センサー14aの順でそれぞれが荷
物11を検知し、フォーク爪9の垂直部9aに設けられ
たバックレストスイッチ13にパレット12又は荷物1
1が当接し作動すると、車体1の前進を停止し、そし
て、フォーク爪9を上昇させパレット12及び荷物11
を持ち上げる。また、荷役作業の荷置きは、所定の位置
でフォーク爪9を下降しパレット12を荷置きし、荷置
き完了後に、フォーク爪9を若干下降してパレット12
とフォーク爪9とを離隔させ、車体1を後進走行し、フ
ォーク爪9をパレット12内より引き出していくと、ま
ずバックレストスイッチ13の作動が解除され、第一反
射型光センサー14a、第二反射型光センサー14b、
第三反射型光センサー14cの順で荷物11が検知され
なくなり、そして、フォーク爪9の先端の光センサー1
0にてフォーク爪9の先端がパレット12内より引き出
されたことを検出する。
【0016】このような荷役作業において、フォーク爪
9の挿入・引き出しの際に、フォーク爪9とパレット1
2とが接触し、フォーク爪9でパレット12を押し出す
か又は引き出すことが生じた場合には、走行距離検出器
15で検出された車体1の走行距離と、昇降体4に設け
た第一反射型光センサー14a、第二反射型光センサー
14b、第三反射型光センサー14cによって検出され
るフォーク爪9上の荷物11の位置、すなわちフォーク
爪9に対する荷物11の移動距離とが一致せず、コント
ローラ16において荷物11の位置異常を検出し車体1
の走行を直に停止させる。これにより、フォーク爪9に
対する荷物11の位置異常を早期に検出し、荷物11を
倒したり荷物11を落したりするのを未然に防止するこ
とができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、昇降体に検出距離の異なる複
数個の反射型センサーを前方に向けて当該昇降体の前面
より前方に突出しないように設けるだけで良く、従来の
ようにフォーク爪の水平部と垂直部とに光透過型センサ
ーを設ける必要がなくなると共に、その位置合わせを行
う必要もなくなるので、反射型センサーの設置作業が容
易なものとなり、作業性の向上を行うことができる。ま
た、反射型センサーを昇降体に設けているので、従来の
ようにフォーク爪の水平部に設ける必要がなくなり、荷
役作業時、反射型センサーにパレット等が当たったり、
あるいはパレット等から衝撃等を受けることをなくすこ
とができ、反射型センサーが破損するのを防止すること
ができる。さらに、反射型センサーを昇降体に当該昇降
体の前面より前方に突出しないように設けているので、
反射型センサーに荷物が当たることも防止することがで
き、反射型センサーが破損するのを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による無人荷役車両の側面図で
ある。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の一部詳細図である。
【図4】従来の無人荷役車両の側面図である。
【図5】従来の他の無人荷役車両の側面図である。
【符号の説明】
1…車体、2…走行輪、3…マスト、4…昇降体、5…
ローラ、6…リフトブラケット、7…フィンガバー、8
…バックレスト、9…フォーク爪、9a…垂直部、9b
…水平部、9c…掛合部、10…光センサー、11…荷
物、12…パレット、12a…間隙部、13…バックレ
ストスイッチ、14…反射型センサー、14a…第一反
射型光センサー、14b…第二反射型光センサー、14
c…第三反射型光センサー、15…走行距離検出器、1
6…コントローラ、21…車体、22…マスト、23…
昇降体、24…フォーク爪、24a…垂直部、24b…
水平部、25…荷物、26…パレット、27…光センサ
ー、28…バックレストスイッチ、29…走行距離検出
器、30…光透過型センサー、30a…発光部、30b
…受光部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1の前部にマスト3を立設し、該マ
    スト3に昇降体4を昇降動自在に設け、該昇降体4にフ
    ォーク爪9を装着した荷役車両において、 前記昇降体4に検出距離の異なる複数個の反射型センサ
    ー14を前方に向けて当該昇降体4の前面より前方に突
    出しないように設け、該複数個の反射型センサー14に
    よりフォーク爪9上の荷物11の位置を検出するように
    したことを特徴とする荷役車両における荷物の位置検出
    装置。
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