JP3358246B2 - 穀類処理装置 - Google Patents

穀類処理装置

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JP3358246B2 JP21758693A JP21758693A JP3358246B2 JP 3358246 B2 JP3358246 B2 JP 3358246B2 JP 21758693 A JP21758693 A JP 21758693A JP 21758693 A JP21758693 A JP 21758693A JP 3358246 B2 JP3358246 B2 JP 3358246B2
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直樹 徳永
喜八郎 長谷
正博 山崎
川口  弘道
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、容器内で洗浄を終え
た穀類と水あるいは洗浄しない穀類と水を排出する穀類
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】容器の下方にバケツや炊飯釜等の回収容
器を設け、容器から排出された穀類と水をこの回収容器
で回収する手段がある。
【0003】
【この発明が解決しようとする課題】しかしながら、回
収容器の口の大きさは大小様々のものがある。また、穀
類と水の回収量が増加するに関連して水位は上昇する。
このため、回収容器に至る落下時に、穀類と水は円錐状
の弁によって傘状に形成されるので、この傘状内の空気
は水位が上昇するにともない圧縮される。これにより穀
類と水は水面に落下した時に回収容器から飛び散り回収
できないことがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、回収容器へ
の回収効率を高める穀類処理装置を提供するものであっ
て、つぎの技術的手段を講じた。すなわち、容器1の下
部に設けた排出口2の近くに、上昇すると排出口2を閉
じ、反対に下降すると排出口2を開放して容器内の穀類
や水を落下させる弁3を円錐状に形成し、該弁3の外面
に沿って下方に延長した仮想線で形成される仮想傘状部
の内外を貫く水切り体4を設けてなる穀類処理装置とし
た。
【0005】
【作用】弁3が上側に移動して排出口2を閉じると容器
内の穀類と水は排出口2から落下しないが、弁3が下側
に移動して排出口2を開くと容器1に収容している穀類
と水は排出口2を通って落下する。容器1の下方に回収
容器を設けておけば、穀類と水はこの回収容器により回
収される。
【0006】そして、穀類と水は落下時に傘状になって
落下する途中で、弁3の外面に沿って下方に延長した仮
想線で形成される仮想傘状部の内外を貫く水切り体4に
当って割れ目ができ、傘状の内外が連通するので、回収
容器への落下時に容器外への飛び散りを防止できる。
【0007】
【効果】穀類と水が落下する時に形成する傘状の空気は
大気圧と同一又はほぼ同一であるので、回収容器内に落
下したときこの容器外への飛び散りを防止し得る。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。まず、その構成について説明すると、5は穀類
処理装置の一形態である穀類洗浄装置であって、上下方
向において上側から順に貯米部6と洗浄部7とを配置し
ている。
【0009】そして、該貯米部6は正面視において前後
・左右及び上壁で箱体8に形成し縦及び横の機枠を一体
に枠組したフレ−ム9に着脱自在に取り付けている。な
お、該箱体8の内部には下端部を細く形成した漏斗を設
け、箱体8の上壁に設けた蓋10を開けることにより穀
類(以下この実施例では米とする)をこの漏斗に供給し
得る構成である。11はスイッチや表示具等を有し箱体
8の前壁に設けた操作パネルである。
【0010】洗浄部7の容器である洗浄タンク1は上面
を開放するとともに下端部を細く形成した中空のタンク
であって、前記箱体8の下面に着脱自在に取り付けた下
壁に上面を着脱自在に取り付けている。なお、該洗浄タ
ンク1は回転するごとに米を供給し得る定量供給回転ロ
−ラ(図示せず)を介して漏斗に連通する構成としてい
る。そして、洗浄タンク1の前面にこの洗浄タンク内の
点検や清掃用の蓋12を開閉自在に設けている。
【0011】また、洗浄タンク1の中心部には上下方向
に軸芯を有し外面に棒体等で形成した撹拌体13を取り
付けモ−タや伝動機構により回転可能に構成した回転筒
14を設けている。15は洗浄タンク1の先細下端部に
取り付けた円形状の取付板である。そして、該取付板1
5の下面に円筒形状の上ジャケット16を着脱自在に取
り付け、この上ジャケット16の下面開口部と中央部に
円状の孔を有する円筒形状の下ジャケット17の上面が
密着するように掛け金18により下ジャケット17を上
ジャケット16に着脱自在に取り付けている。19は米
が通り抜けしない程度の大きさの網目を多数する円筒網
体であって、上端を洗浄タンク1の下端部に近接し上・
下ジャケット16,17の中空部に設けている。
【0012】前記回転筒15の内部には上下方向に軸芯
を有し下端部を回転筒14の下端よりも下方に延出した
弁上下動軸20を設けている。なお、該弁上下動軸20
の下端部にチョウナット21により円錐状の弁3を着脱
自在に設けている。そして、該弁上下動軸20が上方の
所定位置に移動すると円筒網体19と連通する排出口2
を閉じ、下方の所定位置に移動すると排出口2を開放す
る構成である。なお、該弁上下動軸20の作動、回転筒
14の回転、洗浄タンク1への水の供給や排水、洗浄タ
ンク1に米を供給する供給する供給量等は、図示してい
ないが入力操作に関連してマイクロコンピュ−タが自動
制御する構成としている。
【0013】22は前記下ジャケット17より広幅で且
つこの下面にねじ23で着脱自在に設けた取付板であ
る。そして、穀類洗浄装置5の正面視において、下ジャ
ケット17の外方に位置する取付板22の上面であって
前後方向の中間部に軸芯を横方向に有する支軸24を取
り付けている。また、同正面視において、支軸24に上
端部を枢着し着脱可能で且つ前後方向に回動可能に棒状
の水切り体4を設けている。そして、該水切り体4は下
端を排出口2よりも下方に位置すると共にこの中間部を
内側(弁3の下方)に向けて<状に折り曲げている。ま
た、折り曲げ部から下端部に至る所の水切り本体25の
上面に中間部をほぼ90度又は鋭角に折り曲げた水切り
体4を一体に取り付けている。実施例では水切り本体2
5と水切り体4を別個に設けたが水切り体4を広幅又は
大径にして単品で形成してもよい。また、両水切り体4
を分割するのでなく、連続体であってもよい。
【0014】前記フレ−ム9の下端の両端部に前後方向
に長い脚部26を設けている。架台27は回収容器(バ
ケツや釜等)28をのせ且つこの脚部26に前後方向に
移動可能に設けていると共に前端部に上下方向に長い把
手29を取り付けている。図7〜図11は第2実施例を
示すものであって、水切り体4は穀類洗浄装置5の正面
視において弾力性のある素材でU字状に形成して上端部
を下ジャケット17の左右の側壁で且つ前後方向の中間
部に着脱可能なねじ30で固定している。なお、この実
施例の水切り体4も図11の断面図に示すように広幅の
面を有している。また、水切り体全体を弾性体で形成す
るのでなく一部でもよい。
【0015】つぎに、その作用について説明する。ま
ず、米の洗浄を終え汚水を排水した後、米と新たに供給
した炊飯用の水を洗浄タンク1から排出する場合には、
移動手段により弁上下動軸20を下方の所定位置まで移
動する。すると、米と水は洗浄タンク1から円筒網19
の通路及び排出口2を通って落下する。この落下時に、
米と水は円錐状の弁3により傘状に落下し架台27にの
せている回収容器28で回収される。
【0016】そして、水は落下の途中で水切り体4に当
たって割れ目を生じるので傘状の内側は外側とが連通し
大気圧と同じになる。従って、回収容器内の水位が上昇
しても傘状内部の空気は圧縮されないので、米と水は傘
状内に行き場ができ水面に落下したときに容器外に飛び
散らず回収される。また、水切り体4を広幅に設けてい
るので割れ目が大きくなり水切り効果を高めることがで
きる。そして、水切り体4は前後方向、すなわち架台2
7の移動方向に回動するように設けているので回収容器
28の取り出しを阻害しないで洗浄タンク1と回収容器
28を接近させることができ、穀類洗浄装置5を低くで
きまたは深さの大きい回収容器を使用でき作業能率を向
上し得る。
【0017】そして、米と水の排出作業を終えると、弁
上下動軸20は所定位置まで上方に移動するので、これ
に関連して弁3は排出口3を閉じる。つづいて、空の回
収容器28を架台27にのせ把手29を押し込んで回収
容器28を排出口2の下方に位置し次の作業を行う。こ
の時、水切り体4は回収容器28に当たるが後側に回動
するので何等支障を生じない。そして、その後水切り体
4は図2に示すように元位置に復帰し回収容器28にの
ぞむ。
【0018】第2実施例の水切り体4はねじ30を操作
することにより簡単に着脱できる。また、水切り体4を
弾性体で形成しているので回収容器28の設置、取り出
しがスム−スであり位置ずれを生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】穀類洗浄装置の正面図。
【図2】穀類洗浄装置の側面図。
【図3】穀類洗浄装置の平面図。
【図4】洗浄タンクの正断面図。
【図5】洗浄タンクの側断面図。
【図6】水切り体の断面図。
【図7】別実施例の穀類洗浄装置の正面図。
【図8】別実施例の穀類洗浄装置の側面図。
【図9】別実施例の洗浄タンクの正断面図。
【図10】別実施例の洗浄タンクの側断面図。
【図11】別実施例の水切り体の断面図。
【符号の説明】
1 容器 2 排出口 3 弁 4 水切り体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−137020(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02B 1/00 - 7/02 A47J 43/24 A47J 27/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器1の下部に設けた排出口2の近く
    に、上昇すると排出口2を閉じ、反対に下降すると排出
    口2を開放して容器内の穀類や水を落下させる弁3を円
    錐状に形成し、該弁3の外面に沿って下方に延長した仮
    想線で形成される仮想傘状部の内外を貫く水切り体4を
    設けてなる穀類処理装置。
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