JP2003061820A - 炊飯のための米処理機 - Google Patents

炊飯のための米処理機

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JP2003061820A
JP2003061820A JP2001260259A JP2001260259A JP2003061820A JP 2003061820 A JP2003061820 A JP 2003061820A JP 2001260259 A JP2001260259 A JP 2001260259A JP 2001260259 A JP2001260259 A JP 2001260259A JP 2003061820 A JP2003061820 A JP 2003061820A
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rice
gutter
cooking
washing
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Keiichi Mihira
惠一 三平
Yoshihisa Matsumoto
好央 松本
Sadao Fukushima
定生 福島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯米部及び洗米部の上側に設けた調理台部を
簡便に利用しても調理台部上の水等の異物は樋に確実に
回収できるようにする。 【解決手段】 米を貯蔵していて送り出し可能な貯米部
Aと、この貯米部Aから供給される米を洗米して下方の
容器5に供給可能な洗米部Bとを水平配置し、両部A、
Bの上側に調理台部Cを設け、調理台部C上の異物を受
け入れる樋Dを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用、業務用等
に使用可能な炊飯のための米処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術においては、特許第2
815186号公報に開示されているように、筐体内
に、米を貯蔵していて送り出し可能な貯米部と、この貯
米部から供給される米を洗米して下方の容器に供給可能
な洗米部とを上下配置し、筐体の上面を調理台としてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、貯米部、洗米部及び容器を上下配列しているため、
上下方向の高さが高くなり、筐体の上面を調理台に利用
しようとしても不便であり、筐体の上面を調理に最適な
高さに設定すると、貯米部、洗米部及び容器の高さを十
分に確保するのが困難になり、特に、貯米部の貯米容量
を多くするのが困難になっており、炊飯のための米処理
機の上面は、調理台に利用され難いものであった。
【0004】また、前記調理台を利用して調理を行うと
き、切屑等の調理異物が生じこの異物その他調理後の水
洗いを行ったときの異物の処理が問題であり、特に、水
(湿気を含む)による米の悪影響(カビ発生等)の問題
があった。本発明は、このような従来技術の問題点を解
決できるようにした炊飯のための米処理機を提供するこ
とを目的とする。本発明は、貯米部と洗米部とを水平配
置することにより、それらの上側に設けた調理台部を簡
便に利用でき、しかも貯米部の貯米容量を十分確保でき
るとともに、水、調理異物を回収できるようにして米へ
の悪影響(カビ発生、品質劣化等)を防止した炊飯のた
めの米処理機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、貯蔵している米を送り出
し可能な貯米部Aと、この貯米部Aから供給される米を
洗米して下方の容器5に供給可能な洗米部Bとを水平配
置し、両部A、Bの上側に調理台部Cを設け、この調理
台部Cの外側縁部から流下する異物(水、調理屑等をい
う)を受け入れる樋Dを備えていることである。これに
よって、貯米部A及び洗米部Bの上側に設けた調理台部
Cは、簡便に利用可能となり、洗米部Bの高さを必要高
さにした上で、貯米部Aの貯米容量を十分確保すること
が可能になるし、調理台部Cから必然的に生じる水(水
分を含む)、切屑等の調理異物はこれを樋Dに受け入れ
て回収可能となり、ここに米への悪影響が阻止できるの
である。
【0006】本発明における課題解決のための第2の具
体的手段は、貯蔵している米を送り出し可能な貯米部A
の上部に第1調理台部C1を形成し、前記貯米部Aから
供給される米を洗米して下方の容器5に供給可能な洗米
部Bの上部に第2調理台部C2を形成し、前記第1調理
台部C1と第2調理台部C2の上面の高さを略面一に設
定し、少なくとも前記第1調理台部C1側に、調理台部
C1の外側縁部から流下する異物を受け入れる樋Dを備
えていることである。これによって、貯米部Aの上の第
1調理台部C1も、洗米部Bの上の第2調理台部C2も
簡便に利用可能となり、洗米部Bの高さを必要高さにし
た上で、貯米部Aの貯米容量を十分確保することが可能
になるし、調理台部C1、C2上の異物はこれを一括し
て樋Dに回収可能となったのである。
【0007】本発明における課題解決のための第3の具
体的手段は、第1又は2の具体的手段に加えて、樋D
は、これに受け入れた異物を一方向に排出(案内・導
出)すべく傾斜していることである。これによって、調
理台部C上の異物を樋Dに受け入れ、例えば機外の後方
側に回収できるのである。本発明における課題解決のた
めの第4の具体的手段は、第1〜3のいずれかの具体的
手段に加えて、前記洗米部Bと貯米部Aとを左右に配置
し、該洗米部Bと貯米部Aとの正面側(前面側)に前記
樋Dを設け、該樋Dは前記洗米部Bと貯米部Aのいずれ
か一方から他方の一方向に向って傾斜又は洗米部Bと貯
米部Aとの間を基準(境)として左右方向外方の一方向
に向って傾斜していることである。
【0008】これによって、調理台部Cを左右に広く形
成して、調理作業を容易にすることが可能になるし、調
理中又は調理後において調理台部C上の異物はこれを樋
Dに確実に回収できるのである。本発明における課題解
決のための第5の具体的手段は、第1〜3のいずれかの
具体的手段に加えて、前記樋D又はこの樋Dに接続した
樋D1は、受け入れた異物を機外の奥側(後方)に向っ
て排出すべく傾斜していることである。これによって、
調理台部C上の異物は米処理機の背後若しくは厨房室外
へ排出可能となる。
【0009】本発明における課題解決のための第6の具
体的手段は、第1〜5のいずれかの具体的手段に加え
て、筐体2内に、貯米装置3を収納して貯米部Aを形成
すると共に、この貯米部Aと並列的に洗米装置4及び容
器5を収納して洗米部Bを形成し、前記筐体2の上部を
調理台部Cとしているとともに、この調理台部Cの外側
縁部から流下(流出)する異物を受け入れる(回収す
る)樋Dを備えていることである。これによって、貯米
装置3及び洗米装置4を収納した筐体2の上部を調理台
部Cとして簡便に利用可能となり、洗米装置4の高さを
必要高さにした上で、貯米装置3の貯米容量を十分確保
することが可能になるし、調理台部C上の異物は樋Dに
確実に回収できて、調理においての品質劣化を防止でき
る。
【0010】本発明における課題解決のための第7の具
体的手段は、第6の具体的手段に加えて、筐体2の上部
に貯米装置3へ米を補給する補給口6を形成し、この補
給口6を開閉自在とする蓋(補給案内シュート)39を
備え、前記補給口6の上側に樋Dを備えていることであ
る。これによって、貯米装置3へ米補給が容易になる
し、補給口6に水滴等が流下することを確実に防止して
補給口6の周辺の湿気を抑制できるのである。本発明に
おける課題解決のための第8の具体的手段は、第7の具
体的手段に加えて、前記樋Dは、補給口6の庇を構成し
ていることである。
【0011】これによって、補給口6を通じての湿気
(水滴を含む)が貯米部Aに侵入するのを防止する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜3に示す第1の実施の形態
において、米処理機1は、米の貯蔵から貯蔵した米を所
要量取り出して、洗米してから炊飯装置の内釜等の容器
5に供給するまでを、自動的に行えるようにしたもので
あり、家庭又は業務で使用可能であり、可搬式又は定置
式になっている。米処理機1は、貯蔵している米を送り
出し可能な貯米部Aと、この貯米部Aから供給される米
を洗米して下方の容器5に供給可能な洗米部Bとを有
し、貯米部Aと洗米部Bとを水平配置しており、貯米部
A及び洗米部Bの上側に調理台部Cを設けているととも
に、この調理台部Cの外側縁から流下(流出)する異物
を受け入れる樋Dを備え、この樋Dの異物を矢示方向に
流動可能としている。
【0013】前記米処理機1は、アングル材及び板金等
で筐体2を内部中空の直方体に形成し、この筐体2内を
左右に区別して、正面視右側に貯米装置3を収納して貯
米部Aを形成し、左側に洗米装置4及び容器5を収納し
て洗米部Bを形成し、筐体2の天板で調理台部Cを形成
しおり、洗米装置4及び容器5に対して貯米装置3は水
平配置(並列配置)されているとともに、筐体2の正面
側(前面側)に樋Dが洗米部Bの一端(左側縁)から貯
米部Aの他端(右側縁)に亘って一方向に傾斜して備え
られ、この樋Dの流出口(右側)にはこの異物を引継い
で筐体2の奥部(後側)に導出する別の樋D1が貯米部
Aの上部側縁に沿って備えられている。
【0014】前記調理台部Cの高さは、地上から略75
〜85cmが最も好ましく、その前後の高さでもよい
が、市販の調理台と並べて使用できるように、また、調
理人の体格、作業種等に最適な高さに設定される。この
調理台部Cの高さに合わせて、貯米装置3の高さ及び容
量が設定され、また洗米装置4の高さ及び容量も設定さ
れる。これら貯米装置3及び洗米装置4は筐体2内に入
り得る可及的大きなものが使用される。筐体2は下部に
複数のコロ17を有し、可搬式になっており、またこの
コロ17を調整して筐体2の高さを調整することができ
るようになっており、そのように構成することにより前
記調理台部Cの高さを調整することができ、勿論コロ1
7に代替して台座部材により定置してこの台座部材をネ
ジ等で上下調整しても良い。
【0015】前記貯米装置3は、貯米ホッパ11の底部
に米を計量する計量手段12を設け、この計量手段12
から洗米装置4へ米を送給する米供給手段13を有して
いる。計量手段12は、例えば、円筒の一部切り欠いた
ドラムをモータ12Aで回転し、切欠を介して貯米ホッ
パ11からドラムに入った米を、ドラムを回転すること
により切欠から下方に落下し、これを所要回繰り返すこ
とにより、所要量の米を取り出す所謂、容積形の計量に
なっている。
【0016】米供給手段13は、計量手段12のドラム
から落下供給される米を受け部材16で受け、モータ駆
動のブロア14からの送風を受け部材16から洗米装置
4の上部までホース15で案内し、前記受け部材16上
に供給された米を送風力で洗米装置4の上部まで送るよ
うに構成されている。洗米装置4は、洗米槽20の上部
に縦筒軸21と弁棒22とを二重軸構造で支持し、縦筒
軸21に複数本の攪拌棒23を取り付け、弁棒22の下
部に略円錐形状の弁体24を取り付け、弁棒22の上下
動(昇降)によって洗米槽20の下部に形成した排米口
を開閉自在としている。
【0017】前記縦筒軸21はモータ25の回転力をベ
ベルギヤ25Aに伝達することによって駆動されてお
り、図1、3に示す撹拌棒23は、縦筒軸21に取り付
けられている端部から中途部まで下向きに傾斜し、中途
部で屈曲して、方向を変えて下向き傾斜しており、その
全長に亘って略水平部分が存在しなく、米が載って残る
部位がなく、排米が常に正常にできるようになってい
る。前記撹拌棒23は中途部に垂直部分を有していても
よい。前記弁棒22は昇降手段26によって、弁体24
を上昇した閉鎖位置から下降した開放位置まで昇降自在
となっており、前記昇降手段26は例えば、モータ27
で偏心カム板28を回転して、カム板28の外周面で弁
棒22を持ち上げるように構成されている。
【0018】また、前記洗米槽20の上部には、適量の
洗米水及び炊飯水を供給する水供給手段30が接続さ
れ、下部には洗米水を排水するための排水手段31が接
続され、この排水手段31には洗米槽20の上部からの
オーバフロー水の排水パイプ32が接続されていて、水
供給手段30、排水手段31は筐体2の背後に位置して
いる。洗米槽20の下方に配置される容器5は、通常炊
飯装置の内釜が使用され、洗米槽20から落下供給され
る洗米及び水加減後の水を収納し、そのまま炊飯装置に
収納して炊飯に共するようになる。しかし、内釜以外の
容器(例えばバケツ)を用いて、その容器から米処理機
とは別に備えている炊飯装置内の内釜に米を移し替える
ようにしてもよい。
【0019】筐体2内の洗米部Bの底部にはレール(又
は載置台)35が敷設されていて、筐体2の前面から容
器5(容器5が内釜のときは、炊飯器)を挿入して弁体
24の直下に容易に配置できるようになっている。洗米
部Bの奥側には容器検出センサ36が設けられており、
容器5が弁体24の直下の所定位置(正規のセット位
置)に配置されているか否かを検出可能にしている。前
記筐体2は、貯米装置3に対向する上部周囲壁に補給口
6が形成され、蓋である補給案内シュート39で補給口
6を開閉可能にしており、この補給案内シュート39を
回動して補給口6を開放し、補給案内シュート39を介
して米を外部から貯米装置3内に供給できるようになっ
ている。
【0020】すなわち、蓋39は下部の左右に備えた軸
39Aを支点に開閉自在であり、その開閉を容易にする
ため把手39Bを有し、樋Dの外側面に当接して閉姿勢
を保持(例えば磁石等の磁着)し、補給口6の上部に設
けた樋Dが補給口6の庇として構成され、図2の鎖線で
示すように蓋39を開いて、補給口6から貯米ホッパ1
1の上部から米が補給可能となっている。また、筐体2
の上部には、貯米部Aの計量手段12及び米供給手段1
3、洗米部Bのモータ25、昇降手段26、水供給手段
30及び排水手段31等を制御するための操作部7が設
けられている。この操作部7は米処理機1の前上側から
見易いように、筐体2の前上部に配置され、かつ表示面
が前上向きに傾斜されている(図3参照)。
【0021】洗米部Bに対向する筐体2の前部は、少な
くとも容器5を挿脱する部分が開放され、出入口8とな
っている。この開放部分の出入口8はドアを設けて開閉
自在にしてもよい。前記調理台部Cを形成している筐体
2の天板40は、その上面で調理したり又は物を載置し
たりできるものであり、この天板40は筐体2のその他
の部分と別個に形成し、その後部を筐体2に横軸回り揺
動自在に枢支してもよい。そのように構成すると、貯米
部A及び洗米部Bの上部蓋兼用の調理台部Dとして利用
でき、開放することにより洗米装置4の上部のメンテナ
ンスをしたり、また、補給口6を割愛して、貯米装置3
のホッパ11の上側から米を供給したりすることが可能
になる。
【0022】この場合、貯米部Aの上部を第1調理台部
C1とし、洗米部Bの上部を第2調理台部C2として個
々に形成し、それらを面一に配置し、第1、第2調理台
部の一方を固定に他方を開閉自在としてもよい。前記第
1実施形態では、貯米部A及び洗米部Bの上側に設けた
調理台部Cは、簡便に利用可能となり、洗米部Bの高さ
を必要高さにした上で、貯米部Aの貯米容量を十分確保
することができ、調理台部C上の異物(調理屑、水、付
着物)はこれを適当に掃き取る等して樋Dに受け入れ図
1の矢示ように流して回収し、筐体2の背後に向って下
方に傾斜した樋D1に引き継ぎ、樋D1の排出側に設け
た排水管D2等を利用して機外(厨房室外を含む)に排
出可能である。
【0023】図4は第2の実施の形態を示しており、こ
の米処理機1は、洗米部Bの後側に貯米部Aを併設配置
しており、調理台部Cは両部A、B一体的で、その調理
台部Cの後上部に操作部7が設けられているとともに、
調理台部Cの左右側縁部の双方又は一方に、正面側から
背後に向って下向に傾斜させて樋Dが備えられ、この樋
Dの排出端(矢示方向)に、別の樋D1および排水管D
2が備えられている。前記操作部7は、実線で示すよう
に、表示面を前向きにしても、2点鎖線で示すように、
前上向きに傾斜させてもよい。
【0024】貯米装置3のホッパ11への米補給は、筐
体2の側面後上部に補給口6を形成しておくか、または
天板40を開閉自在に設けておいてホッパ11の上部か
ら行うように構成する。この第2実施形態においては、
米処理機を間口の狭いスペースにも配置可能になる。な
お、前記第2の実施の形態のその他の構成は、第1の実
施の形態と略同一である。
【0025】図5に示す第3の実施の形態は、米処理機
1の筐体2が2分割されかつそれぞれが可搬式又は定置
式となっており、貯米部Aと洗米部Bとを別個に構成し
て左右(又は前後でもよい)に横に並べて水平配置でき
るようにしたものである。貯米部Aの上面に第1調理台
部C1が形成され、洗米部Bの上面に第2調理台部C2
が形成され、第1調理台部C1と第2調理台部C2とが
略面一に配置されているとともに、第1・2調理台部C
1、C2の正面側にはそれぞれ樋D3、D4が備えら
れ、筐体2の分割部(貯米部Aと洗米部Bとの間)を基
準(境)として樋D3、D4はそれぞれ左右方向外方で
一方向に傾斜され、その排出端(左右方向の矢示)のそ
れぞれ(筐体2の左右側縁)には、排水管D2を有する
別の樋D1が備えられている。
【0026】前記第1調理台部C1を形成する天板40
のみを貯米部Aの筐体2に対して揺動自在に枢支し、ホ
ッパ11に上側から米を補給するようにしてもよい。貯
米部Aの計量手段12の制御系、米供給手段13の制御
系及びホース15等は、洗米部B側のものと断接自在に
接続されており、洗米部Bに設けた操作部7で貯米部A
を制御可能になってる。なお、本発明は前記実施の形態
に限定されるものではなく、種々変形することができ
る。例えば、調理台部C上の異物を受け入れる樋Dは、
貯米部A又は洗米部Bのいずれか一方の正面側又は側縁
側において筐体2に取り外し自在に設けたり、又は、第
1〜3実施形態の各構成の組み合わせを互いに変更した
り、容器5の代わりに、内釜(容器5)を内蔵した炊飯
装置を配置して、洗米装置4の下方で炊飯作業も行うよ
うにしたり、容器5又は炊飯装置を台車に乗せて洗米部
B内に搬入できるようにしたりしてもよい。
【0027】更に、図2で示すように溝形状の樋D又は
別の樋D1等には、調理台部Cからの異物T(図では水
滴を示している)の反りD10を付設することもでき
る。米供給手段13は、洗米槽20内を密閉可能にして
おいてブロア14の空気吸引側を接続し、洗米槽20内
を負圧にすることにより、ホース15を介して受け部材
16から米を吸引供給するように構成することもでき
る。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、貯米部A
及び洗米部Bの上側に設けた調理台部Cは、簡便に利用
可能な高さに設定でき、洗米部Bの高さを必要高さにし
た上で、貯米部Aを貯米容量が十分確保できる大きさに
構成することができるのに加えて、調理台部C上の異物
はこれを樋Dに受け入れ回収して米の品質低下等を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す正面説明図で
ある。
【図2】図1のX−X断面図で米補給状況を併せて示し
ている。
【図3】洗米装置の分解斜視図である。
【図4】第2の実施の形態を示す側面説明図である。
【図5】第3の実施の形態を示す上部の正面説明図であ
る。
【符号の説明】
1 米処理機 2 筐体 3 貯米装置 4 洗米装置 5 容器 6 補給部 7 操作部 8 出入口 A 貯米部 B 洗米部 C 調理台部 D 樋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 定生 大阪府東大阪市水走2丁目2番27号 大和 精工株式会社内 Fターム(参考) 4B053 BA17 BB01 BE05 BL01 BL07 BL20 4B054 AA02 AA16 AB01 AC02 CD03 CE05 CE13 4B055 AA02 AA07 BA35 EA01 EA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵している米を送り出し可能な貯米部
    と、この貯米部から供給される米を洗米して下方の容器
    に供給可能な洗米部とを水平配置し、両部の上側に調理
    台部を設け、この調理台部の外側縁から流下する異物を
    受け入れる樋を備えていることを特徴とする炊飯のため
    の米処理機。
  2. 【請求項2】 米を貯蔵していて送り出し可能な貯米部
    の上部に第1調理台部を形成し、前記貯米部から供給さ
    れる米を洗米して下方の容器に供給可能な洗米部の上部
    に第2調理台部を形成し、前記第1調理台部と第2調理
    台部の上面の高さを略面一に設定し、少なくとも前記第
    1調理台部側に、調理台部の外側縁から流下する異物を
    受け入れる樋を備えていることを特徴とする炊飯のため
    の米処理機。
  3. 【請求項3】 前記樋は、これに受け入れた異物を一方
    向に排出すべく傾斜していることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の炊飯のための米処理機。
  4. 【請求項4】 前記洗米部と貯米部とを左右に配置し、
    該洗米部と貯米部との正面側に前記樋を設け、該樋は前
    記洗米部と貯米部のいずれか一方から他方の一方向に向
    って傾斜又は洗米部と貯米部との間を基準として左右方
    向外方の一方向に向って傾斜していることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載の炊飯のための米処理
    機。
  5. 【請求項5】 前記樋又はこの樋に接続した樋は、受け
    入れた異物を機外の奥側に向って排出すべく傾斜してい
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の炊
    飯のための米処理機。
  6. 【請求項6】 筐体内に、貯米装置を収納して貯米部を
    形成すると共に、この貯米部と並列的に洗米装置及び容
    器を収納して洗米部を形成し、前記筐体の上部を調理台
    部としているとともに、この調理台部の外側縁から流下
    する異物を受け入れる樋を備えていることを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載の炊飯のための米処理
    機。
  7. 【請求項7】 筐体の上部に貯米装置へ米を補給する補
    給口を形成し、この補給口を開閉自在とする蓋を備え、
    前記補給口の上側に前記樋を備えていることを特徴とす
    る請求項6に記載の炊飯のための米処理機。
  8. 【請求項8】 前記樋は、補給口の庇を構成しているこ
    とを特徴とする請求項7に記載の炊飯のための米処理
    機。
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