JPH088423Y2 - 計量器付米選機における計量専用ホッパー - Google Patents
計量器付米選機における計量専用ホッパーInfo
- Publication number
- JPH088423Y2 JPH088423Y2 JP1990076801U JP7680190U JPH088423Y2 JP H088423 Y2 JPH088423 Y2 JP H088423Y2 JP 1990076801 U JP1990076801 U JP 1990076801U JP 7680190 U JP7680190 U JP 7680190U JP H088423 Y2 JPH088423 Y2 JP H088423Y2
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- rice
- weighing
- machine
- brown rice
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、米選機に計量器を付設して米選後の玄米を
計量する計量器付米選機であって、米選を行なわず計量
のみ行なわせることも可能にするところの計量専用ホッ
パーに関するものである。
計量する計量器付米選機であって、米選を行なわず計量
のみ行なわせることも可能にするところの計量専用ホッ
パーに関するものである。
(ロ)従来の技術 上記のような粒体選別機に計量器を付設したものとし
ては従来の技術では実開昭58−141777号公報に記載され
るような構成にしたものがある。
ては従来の技術では実開昭58−141777号公報に記載され
るような構成にしたものがある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案は、このような粒体選別機に類する米選機で、
米選機と、この米選機による米選後の玄米を揚穀する揚
上装置を一体に構成し、該揚上装置により揚穀して計量
するものでありながら、米選を要しない玄米、或はその
他の粒状物をこのものを利用して計量のみを単独で行わ
せることも可能にするため特に考案されたものである。
米選機と、この米選機による米選後の玄米を揚穀する揚
上装置を一体に構成し、該揚上装置により揚穀して計量
するものでありながら、米選を要しない玄米、或はその
他の粒状物をこのものを利用して計量のみを単独で行わ
せることも可能にするため特に考案されたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本考案は米選を要しない粒状物の計量のみを
単独で行なわせることも可能な計量器付米選機を提供す
るために、 米選機と、この米選機による米選後の玄米を揚穀する
揚上装置を一体に構成し、該揚上装置により揚穀して計
量する計量器付米選機において、前記揚上装置の下部側
に機外と連通する供給口を設け、該供給口に計量物を投
入するホッパー下部をのぞませた構成のものにしたので
ある。
単独で行なわせることも可能な計量器付米選機を提供す
るために、 米選機と、この米選機による米選後の玄米を揚穀する
揚上装置を一体に構成し、該揚上装置により揚穀して計
量する計量器付米選機において、前記揚上装置の下部側
に機外と連通する供給口を設け、該供給口に計量物を投
入するホッパー下部をのぞませた構成のものにしたので
ある。
(ホ)作用 この構成によって、玄米は米選機により良玄米と屑米
に選別され、その選別された良玄米は揚上装置により揚
穀され計量器で所定の量ずつ計量される。
に選別され、その選別された良玄米は揚上装置により揚
穀され計量器で所定の量ずつ計量される。
また、米選を要しない玄米或は麦・大豆など他の粒状
物の計量のみ行なう場合は、ホッパーにその物を投入す
れば供給口から直ちに揚上装置によって揚穀され計量器
で計量されるのである。
物の計量のみ行なう場合は、ホッパーにその物を投入す
れば供給口から直ちに揚上装置によって揚穀され計量器
で計量されるのである。
(ヘ)実施例 以下本考案について例図を参照し説明する。先ずこの
計量器付のものは、第1図に示すように米選後の玄米を
貯溜タンク(1)に一旦貯えたものを所定の量ずつ計量
して順次袋詰めするもので、籾摺機等から矢印(P)の
ように供給される玄米は機体内で良玄米と屑米に選別さ
れて屑米は出口(イ)から取出され、この屑米の除去さ
れたあとの良玄米が貯溜タンク(1)に貯えられながら
シャッタ(2)の全開・一部開・全閉によって計量秤
(3)上に載置する袋に所定量ずつ袋詰めされるように
なっている。
計量器付のものは、第1図に示すように米選後の玄米を
貯溜タンク(1)に一旦貯えたものを所定の量ずつ計量
して順次袋詰めするもので、籾摺機等から矢印(P)の
ように供給される玄米は機体内で良玄米と屑米に選別さ
れて屑米は出口(イ)から取出され、この屑米の除去さ
れたあとの良玄米が貯溜タンク(1)に貯えられながら
シャッタ(2)の全開・一部開・全閉によって計量秤
(3)上に載置する袋に所定量ずつ袋詰めされるように
なっている。
そして、本例における米選機(S)は、第2図〜第5
図に示してあるような構成のもので、以下その内部構造
について記載すると、(4)…は適当な網目をもつ網
(5)を筒状に張設してその網目でもって周面に無数の
選別孔を形成し、その網(5)の上端部と下端部に円形
の上部支持板体(6)…と下部支持筒体(7)…をそれ
ぞれ接着して構成された回転選別筒であり、縦形機体の
中央部には縦の回転軸(8)が回転自在に立設されて、
この回転軸(8)の上部に玄米を前記各回転選別筒
(4)…に配分する玄米供給ボックス(9)がセットボ
ルト(9a)で軸着され、下部には回転選別筒(4)…の
周面から漏出した屑米を受ける屑米取出板体(10)と回
転選別筒(4)…の下部内から取出される良玄米を受け
る良玄米受板体(11)とを上下にしてそれぞれ軸着して
あって、前記玄米供給ボックス(9)と屑米取出板体
(10)・良玄米受板体(11)は一体となって水平状態で
回転するように構成されている。
図に示してあるような構成のもので、以下その内部構造
について記載すると、(4)…は適当な網目をもつ網
(5)を筒状に張設してその網目でもって周面に無数の
選別孔を形成し、その網(5)の上端部と下端部に円形
の上部支持板体(6)…と下部支持筒体(7)…をそれ
ぞれ接着して構成された回転選別筒であり、縦形機体の
中央部には縦の回転軸(8)が回転自在に立設されて、
この回転軸(8)の上部に玄米を前記各回転選別筒
(4)…に配分する玄米供給ボックス(9)がセットボ
ルト(9a)で軸着され、下部には回転選別筒(4)…の
周面から漏出した屑米を受ける屑米取出板体(10)と回
転選別筒(4)…の下部内から取出される良玄米を受け
る良玄米受板体(11)とを上下にしてそれぞれ軸着して
あって、前記玄米供給ボックス(9)と屑米取出板体
(10)・良玄米受板体(11)は一体となって水平状態で
回転するように構成されている。
前記の玄米供給ボックス(9)は、円形の底板(12)
に側方視で台形状・平面視で変形四角状をしたゴム製の
覆体(13)を固着して成るもので、その覆体(13)の四
隅部に相当する底板(12)の部分の下面には短長で比較
的小径の筒体(14)…を溶着して垂設し、この筒体(1
4)…に回転選別筒(4)…の軸芯部における前記上部
支持板体(6)の部分をベアリング(15)を介して下方
から挿脱自在にし、前記玄米供給ボックス(9)内と各
回転選別筒(4)…の上部内とを連通させている。
に側方視で台形状・平面視で変形四角状をしたゴム製の
覆体(13)を固着して成るもので、その覆体(13)の四
隅部に相当する底板(12)の部分の下面には短長で比較
的小径の筒体(14)…を溶着して垂設し、この筒体(1
4)…に回転選別筒(4)…の軸芯部における前記上部
支持板体(6)の部分をベアリング(15)を介して下方
から挿脱自在にし、前記玄米供給ボックス(9)内と各
回転選別筒(4)…の上部内とを連通させている。
前記の下部支持筒体(7)…は前記屑米取出板体(1
0)に隙間をもたせて貫挿状態にし回転選別筒(4)…
の下部内を良玄米受板体(11)上に連通させるとともに
回転選別筒(4)…の軸芯部分に向けて支持腕(16)…
を突設してある。
0)に隙間をもたせて貫挿状態にし回転選別筒(4)…
の下部内を良玄米受板体(11)上に連通させるとともに
回転選別筒(4)…の軸芯部分に向けて支持腕(16)…
を突設してある。
また、前記良玄米受板体(11)の筒体(14)…と対応
する箇所に駆動軸(18)…がベアリング(17)によって
支承されて回転自在に立設され、この駆動軸(18)…の
上部を前記支持腕(16)の軸芯位置に嵌挿させ連結させ
ているのである。
する箇所に駆動軸(18)…がベアリング(17)によって
支承されて回転自在に立設され、この駆動軸(18)…の
上部を前記支持腕(16)の軸芯位置に嵌挿させ連結させ
ているのである。
そして、屑米取出板体(10)と良玄米受板体(11)の
各周縁部には下向きの折曲部(19)(19)が形成され、
この折曲部(19)(19)の外側に複数の掻出羽根(20)
(21)が溶着されている。(22)は屑米受溝で、前記屑
米取出板体(10)が回転軸(8)を軸に回転するときそ
の折曲部(19)と掻出羽根(20)とがこの屑米受溝(2
2)内を回転するように円形に形成され、同様に良玄米
受板体(11)の折曲部(19)とこれに溶着せる掻出羽根
(21)は前記屑米受溝(22)の下側に設ける良玄米受溝
(23)内を回転軸(8)を軸に回転するように構成して
ある。
各周縁部には下向きの折曲部(19)(19)が形成され、
この折曲部(19)(19)の外側に複数の掻出羽根(20)
(21)が溶着されている。(22)は屑米受溝で、前記屑
米取出板体(10)が回転軸(8)を軸に回転するときそ
の折曲部(19)と掻出羽根(20)とがこの屑米受溝(2
2)内を回転するように円形に形成され、同様に良玄米
受板体(11)の折曲部(19)とこれに溶着せる掻出羽根
(21)は前記屑米受溝(22)の下側に設ける良玄米受溝
(23)内を回転軸(8)を軸に回転するように構成して
ある。
さらに、前記回転軸(8)の下部には大径ギヤ(24)
を軸着するとともに、前記の駆動軸(18)…は良玄米受
板体(11)から下向きに延設されてそれぞれ小径ギヤ
(25)…が軸着され、この小径ギヤ(25)…を前記大径
ギヤ(24)に噛み合せることによって各回転選別筒
(4)…は駆動軸(18)…と筒体(14)…を軸芯にして
自転しながら回転軸(8)の周りを公転するようになっ
ている。
を軸着するとともに、前記の駆動軸(18)…は良玄米受
板体(11)から下向きに延設されてそれぞれ小径ギヤ
(25)…が軸着され、この小径ギヤ(25)…を前記大径
ギヤ(24)に噛み合せることによって各回転選別筒
(4)…は駆動軸(18)…と筒体(14)…を軸芯にして
自転しながら回転軸(8)の周りを公転するようになっ
ている。
(26)はスクリューコンベヤ(27)を内蔵する揚穀筒
で、機体内の一側がわに立設され、その下部側は屑米排
出口(28)を介して前記の屑米受溝(22)に連通させ、
上部側は前記出口(イ)に通じ、機体内の他側がわには
バケット付昇降機からなる揚上装置(A)が前記米選機
(S)と一体に構成されて、該揚上装置(A)の内側に
おける下部側を良玄米排出口(29)を介して前記良玄米
受溝(23)に連通させるとともに、上部側を前記貯溜タ
ンク(1)内に通じている。
で、機体内の一側がわに立設され、その下部側は屑米排
出口(28)を介して前記の屑米受溝(22)に連通させ、
上部側は前記出口(イ)に通じ、機体内の他側がわには
バケット付昇降機からなる揚上装置(A)が前記米選機
(S)と一体に構成されて、該揚上装置(A)の内側に
おける下部側を良玄米排出口(29)を介して前記良玄米
受溝(23)に連通させるとともに、上部側を前記貯溜タ
ンク(1)内に通じている。
尚、(30)は回転軸(8)に軸着された各回転選別筒
(4)…の目詰物除去羽根である。
(4)…の目詰物除去羽根である。
また、(31)は前記の回転選別筒(4)…に玄米を供
給する玄米漏斗で機体と一体に構成され、下部には前記
玄米供給ボックス(9)に上方から落し込ませた供給筒
(32)が連設され、この供給筒(32)内の中央部に支杆
(33)によって支持される軸受部(34)があって前記回
転軸(8)の上端部はこの軸受部(34)で回転自在に支
承されている。
給する玄米漏斗で機体と一体に構成され、下部には前記
玄米供給ボックス(9)に上方から落し込ませた供給筒
(32)が連設され、この供給筒(32)内の中央部に支杆
(33)によって支持される軸受部(34)があって前記回
転軸(8)の上端部はこの軸受部(34)で回転自在に支
承されている。
さらに、前記の良玄米受板体(11)の上面には、放射
状に仕切壁(35)…が設けられているのである。この仕
切壁(35)…は低高で上面から隆起するように良玄米受
板体(11)と一体に成形されて、前記の回転選別筒
(4)…の各筒間に向け延出され、この良玄米受板体
(11)の上面を回転選別筒(4)…の数に対応する数室
に区画している。
状に仕切壁(35)…が設けられているのである。この仕
切壁(35)…は低高で上面から隆起するように良玄米受
板体(11)と一体に成形されて、前記の回転選別筒
(4)…の各筒間に向け延出され、この良玄米受板体
(11)の上面を回転選別筒(4)…の数に対応する数室
に区画している。
したがって、米選機(S)の回転軸(8)が矢印
(ロ)のように回転すると玄米供給ボックス(9)と屑
米取出板体(10)・掻出羽根(20)と良玄米受板体(1
1)・掻出羽根(21)と目詰物除去羽根(30)および大
径ギヤ(24)は一体となって同方向に回転するととも
に、各回転選別筒(4)…は小径ギヤ(25)…の大径ギ
ヤ(24)への噛み合いにより(ロ)の方向とは反対の
(ハ)方向に自転しながら回転軸(8)の周りを(ロ)
の方向に公転するようになり、前記(P)のように玄米
が玄米漏斗(31)に投入されると、その投入された玄米
は供給筒(32)から玄米供給ボックス(9)内に落入
し、各筒体(14)…から各回転選別筒(4)…内に供給
されて流下しその流下の過程において、玄米中に混入す
る屑米は周面に形成された選別孔から漏出し、その漏出
して落下する屑米は屑米取出板体(10)に受止められな
がらこの屑米取出板体(10)の(ロ)方向の回転による
遠心力作用で屑米受溝(22)に集合され回転する掻出羽
根(20)によって屑米排出口(28)から跳ねだされ揚穀
筒(26)で揚上されたのち出口(イ)から取出され、回
転選別筒(4)…の周面から漏せず下降して下部支持筒
体(7)…から良玄米受板体(11)上に落下する良玄米
は、仕切壁(35)…によって区画された各室に落下し、
そのそれぞれの各室から(ロ)方向に回転する遠心力作
用により各仕切壁(35)…にそって周縁部に流動させら
れて良玄米受溝(23)に排出され、掻出羽根(21)によ
って良玄米排出口(29)から揚上装置(A)の下部側に
跳ねだされ揚穀ののち貯溜タンク(1)に貯えられなが
ら計量秤(3)上に載置する袋に所定量ずつ袋詰めされ
るようになる。
(ロ)のように回転すると玄米供給ボックス(9)と屑
米取出板体(10)・掻出羽根(20)と良玄米受板体(1
1)・掻出羽根(21)と目詰物除去羽根(30)および大
径ギヤ(24)は一体となって同方向に回転するととも
に、各回転選別筒(4)…は小径ギヤ(25)…の大径ギ
ヤ(24)への噛み合いにより(ロ)の方向とは反対の
(ハ)方向に自転しながら回転軸(8)の周りを(ロ)
の方向に公転するようになり、前記(P)のように玄米
が玄米漏斗(31)に投入されると、その投入された玄米
は供給筒(32)から玄米供給ボックス(9)内に落入
し、各筒体(14)…から各回転選別筒(4)…内に供給
されて流下しその流下の過程において、玄米中に混入す
る屑米は周面に形成された選別孔から漏出し、その漏出
して落下する屑米は屑米取出板体(10)に受止められな
がらこの屑米取出板体(10)の(ロ)方向の回転による
遠心力作用で屑米受溝(22)に集合され回転する掻出羽
根(20)によって屑米排出口(28)から跳ねだされ揚穀
筒(26)で揚上されたのち出口(イ)から取出され、回
転選別筒(4)…の周面から漏せず下降して下部支持筒
体(7)…から良玄米受板体(11)上に落下する良玄米
は、仕切壁(35)…によって区画された各室に落下し、
そのそれぞれの各室から(ロ)方向に回転する遠心力作
用により各仕切壁(35)…にそって周縁部に流動させら
れて良玄米受溝(23)に排出され、掻出羽根(21)によ
って良玄米排出口(29)から揚上装置(A)の下部側に
跳ねだされ揚穀ののち貯溜タンク(1)に貯えられなが
ら計量秤(3)上に載置する袋に所定量ずつ袋詰めされ
るようになる。
なお、この選別の間に目詰物除去羽根(30)は前記の
方向に回転して回転選別筒(4)…の周面に目詰りする
ものを除去し屑米の漏出を促進させるのである。
方向に回転して回転選別筒(4)…の周面に目詰りする
ものを除去し屑米の漏出を促進させるのである。
次に、本考案要部の構成について記載すると、第1図
と第2図において、前記バケット付昇降機からなる揚上
装置(A)側の機壁(36)の下部側には大きな掃除口
(37)が開設されて、この掃除口(37)に蓋体(38)が
脱着自在に取着され、その蓋体(38)のバケット掬い上
げ側に相当する箇所には供給口(a)が開口されてい
る。そしてこの蓋体(38)の外面側には計量物を投入す
るホッパー(H)の下部をのぞませてホッパー(H)と
蓋体(38)を一体的に構成し、蓋体(38)の機壁(36)
からの取外しによってホッパー(H)は蓋体(38)と一
緒に取外され、大きな掃除口(37)は開口するようにな
っている。
と第2図において、前記バケット付昇降機からなる揚上
装置(A)側の機壁(36)の下部側には大きな掃除口
(37)が開設されて、この掃除口(37)に蓋体(38)が
脱着自在に取着され、その蓋体(38)のバケット掬い上
げ側に相当する箇所には供給口(a)が開口されてい
る。そしてこの蓋体(38)の外面側には計量物を投入す
るホッパー(H)の下部をのぞませてホッパー(H)と
蓋体(38)を一体的に構成し、蓋体(38)の機壁(36)
からの取外しによってホッパー(H)は蓋体(38)と一
緒に取外され、大きな掃除口(37)は開口するようにな
っている。
なお、蓋体(38)の機壁(36)への取着は掃除口(3
7)の上縁部と下縁部に設ける取付ボルト(39)(39)
と受金(40)‥によって行なわれる。
7)の上縁部と下縁部に設ける取付ボルト(39)(39)
と受金(40)‥によって行なわれる。
これにより、米選計量を行なわず計量のみを行なう場
合は、その計量物をホッパー(H)に投入すると、この
ホッパー(H)下部から供給口(a)を通って直接揚上
装置(A)で揚穀されるようになり、貯溜タンク(1)
に貯えられながら計量されていくのである。
合は、その計量物をホッパー(H)に投入すると、この
ホッパー(H)下部から供給口(a)を通って直接揚上
装置(A)で揚穀されるようになり、貯溜タンク(1)
に貯えられながら計量されていくのである。
また、前記のホッパー(H)を第6図に示すように、
上部側(H1)と下部側(H2)に分割し、その分割された
上部側(H1)の下端を下部側(H2)の上端に枢着し機体
側に傾倒自在にするとともに、上部側(H1)に閉塞板
(41)を取着する構成にしておけば、不使用時に仮想線
のように傾倒されることによって上部側(H1)が側方に
出つ張って邪魔にならず、閉塞板(41)は下部側(H2)
の上部を閉塞して揚上装置(A)による供給口(a)か
らの外部への飛散および外部からの異物の入り込みを防
止する。
上部側(H1)と下部側(H2)に分割し、その分割された
上部側(H1)の下端を下部側(H2)の上端に枢着し機体
側に傾倒自在にするとともに、上部側(H1)に閉塞板
(41)を取着する構成にしておけば、不使用時に仮想線
のように傾倒されることによって上部側(H1)が側方に
出つ張って邪魔にならず、閉塞板(41)は下部側(H2)
の上部を閉塞して揚上装置(A)による供給口(a)か
らの外部への飛散および外部からの異物の入り込みを防
止する。
さらにホッパー(H)は第7図のように、その流下側
面を屑米が通過しない程度の網目の網体(42)にし、そ
の網体(42)の下側に受樋(H3)を設けた構成にしてお
くと、玄米等を計量のみ行なう場合に混入する小雑物を
除去して揚穀することができるのである。
面を屑米が通過しない程度の網目の網体(42)にし、そ
の網体(42)の下側に受樋(H3)を設けた構成にしてお
くと、玄米等を計量のみ行なう場合に混入する小雑物を
除去して揚穀することができるのである。
また、前記屑米の揚穀筒(26)の周壁を第8図に示し
たように屑米が通過しない程度の網体(43)に代えてお
くと揚上物中からその揚上中に混入している小雑物を除
去できる。
たように屑米が通過しない程度の網体(43)に代えてお
くと揚上物中からその揚上中に混入している小雑物を除
去できる。
そして、前記回転選別筒(4)…の下部はその支持腕
(16)の軸芯位置に駆動軸(18)上部を嵌挿させて連結
させているが、この支持腕(16)の軸芯位置には軸芯方
向に角孔を有するボス部(44)が一体に設けられ、駆動
軸(18)の上部は、このボス部(44)に嵌挿自在の角部
にしてあって、前記の上部支持板体(6)をベアリング
(15)を介して下方から筒体(14)に挿し込み、このボ
ス部(44)を駆動軸(18)上部に上側から挿入すると、
駆動軸(18)の回転により回転選別筒(4)は回転する
ように構成されている。
(16)の軸芯位置に駆動軸(18)上部を嵌挿させて連結
させているが、この支持腕(16)の軸芯位置には軸芯方
向に角孔を有するボス部(44)が一体に設けられ、駆動
軸(18)の上部は、このボス部(44)に嵌挿自在の角部
にしてあって、前記の上部支持板体(6)をベアリング
(15)を介して下方から筒体(14)に挿し込み、このボ
ス部(44)を駆動軸(18)上部に上側から挿入すると、
駆動軸(18)の回転により回転選別筒(4)は回転する
ように構成されている。
そこで、このままの状態では嵌挿部に隙間があること
によって各回転選別筒(4)は(ロ)方向の公転によっ
て浮上ろうとするから、セットボルト(9a)を緩めて底
板(12)をその回転方向に対して正または逆に廻しセッ
トボルト(9a)を締付けると、各筒体(14)は第9図の
(ニ)または(ホ)の位置にズレてボス部(44)と駆動
軸(18)の上部の関係は第10図または第11図に示す状態
になってその嵌挿状態が強固となり公転による回転選別
筒(4)の浮上りは防止される。
によって各回転選別筒(4)は(ロ)方向の公転によっ
て浮上ろうとするから、セットボルト(9a)を緩めて底
板(12)をその回転方向に対して正または逆に廻しセッ
トボルト(9a)を締付けると、各筒体(14)は第9図の
(ニ)または(ホ)の位置にズレてボス部(44)と駆動
軸(18)の上部の関係は第10図または第11図に示す状態
になってその嵌挿状態が強固となり公転による回転選別
筒(4)の浮上りは防止される。
またさらに、屑米の揚穀筒(26)側機体面に第12図に
示すような、下端にコロ(45)を有し機体側に緩衝用ゴ
ム板体(46)を添着せる支持体(47)を上端を支点にし
て(ヘ)のように回動自在に取着すれば移動時はこの同
図のように機体を傾けコロ(45)によって移動させるこ
とができ、そのときゴム板体(46)はその移動時の振動
を吸収して機体に損傷を与えず、また、トラックの荷台
などへの積込みに際しては支持体(47)を上端を支点に
して回動させ第13図のようにすれば、ゴム板体(46)は
入れ替わり荷台(48)の後端に接当して機体が直接荷台
(48)の後端角部に衝当しないから機体を保護して1人
でも積込みが可能になる。
示すような、下端にコロ(45)を有し機体側に緩衝用ゴ
ム板体(46)を添着せる支持体(47)を上端を支点にし
て(ヘ)のように回動自在に取着すれば移動時はこの同
図のように機体を傾けコロ(45)によって移動させるこ
とができ、そのときゴム板体(46)はその移動時の振動
を吸収して機体に損傷を与えず、また、トラックの荷台
などへの積込みに際しては支持体(47)を上端を支点に
して回動させ第13図のようにすれば、ゴム板体(46)は
入れ替わり荷台(48)の後端に接当して機体が直接荷台
(48)の後端角部に衝当しないから機体を保護して1人
でも積込みが可能になる。
なお、前記の回転選別筒(4)の周面に選別孔を形成
するのに網(5)の張設によって形成したが、目抜きの
鉄板によって形成してもよく、また、ホッパー(H)の
網体(42)と揚穀筒(26)の網体(43)も目抜きのもの
でもよいのである。
するのに網(5)の張設によって形成したが、目抜きの
鉄板によって形成してもよく、また、ホッパー(H)の
網体(42)と揚穀筒(26)の網体(43)も目抜きのもの
でもよいのである。
(ト)考案の効果 本考案は、以上詳述したように、米選機と、この米選
機による米選後の玄米を揚穀する揚上装置を一体に構成
し、該揚上装置により揚穀して計量する計量器付米選機
において、前記揚上装置の下部側に機外と連通する供給
口を設け、該供給口に計量物を投入するホッパー下部を
のぞませた構成のものにしたのであるから、米選機によ
って玄米が米選されその米選後の玄米が揚上装置により
揚穀されて計量するところのいわゆる米選と計量を連続
して行うものでありながら、米選を要しない玄米、或は
その他の粒状物をホッパーから揚上装置で直ちに揚穀し
て計量することができ、計量のみを単独で行える機能を
も備えるものになって汎用性を有するものとなるに至っ
たのである。
機による米選後の玄米を揚穀する揚上装置を一体に構成
し、該揚上装置により揚穀して計量する計量器付米選機
において、前記揚上装置の下部側に機外と連通する供給
口を設け、該供給口に計量物を投入するホッパー下部を
のぞませた構成のものにしたのであるから、米選機によ
って玄米が米選されその米選後の玄米が揚上装置により
揚穀されて計量するところのいわゆる米選と計量を連続
して行うものでありながら、米選を要しない玄米、或は
その他の粒状物をホッパーから揚上装置で直ちに揚穀し
て計量することができ、計量のみを単独で行える機能を
も備えるものになって汎用性を有するものとなるに至っ
たのである。
図面は、本考案の実施例図を示したもので、その、第1
図は本考案による計量器付米選機の斜視図、第2図は機
体内部の内部構造を示した断面図、第3図は第2図のA
−A線における断面図、第4図は同B−B線における断
面図、第5図は同C−C線における断面図、第6図と第
7図はホッパーの他の実施例を示し、第8図は揚穀筒の
他の実施例図であり、第9図は回転選別筒の取付につい
ての説明用平面図、第10図と第11図は第9図のQ方向か
ら見た回転選別筒の下部側図、第12図は移動手段を設け
ての説明図、第13図はその移動手段を積込みに用いた説
明図である。 S…米選機、A…揚上装置、a…供給口 H…ホッパー
図は本考案による計量器付米選機の斜視図、第2図は機
体内部の内部構造を示した断面図、第3図は第2図のA
−A線における断面図、第4図は同B−B線における断
面図、第5図は同C−C線における断面図、第6図と第
7図はホッパーの他の実施例を示し、第8図は揚穀筒の
他の実施例図であり、第9図は回転選別筒の取付につい
ての説明用平面図、第10図と第11図は第9図のQ方向か
ら見た回転選別筒の下部側図、第12図は移動手段を設け
ての説明図、第13図はその移動手段を積込みに用いた説
明図である。 S…米選機、A…揚上装置、a…供給口 H…ホッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 島内 靖浩 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工業 株式会社内 審査官 福田 裕司 (56)参考文献 特開 平1−147324(JP,A) 特開 昭60−107528(JP,A) 実公 昭60−36390(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】米選機(S)と、この米選機(S)による
米選後の玄米を揚穀する揚上装置(A)を一体に構成
し、該揚上装置(A)により揚穀して計量する計量器付
米選機において、前記揚上装置(A)の下部側に機外と
連通する供給口(a)を設け、該供給口(a)に計量物
を投入するホッパー(H)下部をのぞませたことを特徴
とする計量器付米選機における計量専用ホッパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990076801U JPH088423Y2 (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 計量器付米選機における計量専用ホッパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990076801U JPH088423Y2 (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 計量器付米選機における計量専用ホッパー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0434632U JPH0434632U (ja) | 1992-03-23 |
JPH088423Y2 true JPH088423Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=31618597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990076801U Expired - Lifetime JPH088423Y2 (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 計量器付米選機における計量専用ホッパー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088423Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60107528A (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-13 | Satake Eng Co Ltd | 農家用秤量装置 |
-
1990
- 1990-07-18 JP JP1990076801U patent/JPH088423Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0434632U (ja) | 1992-03-23 |
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