JP3686979B2 - 穀類選別機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、穀類中に混在している屑粒を選別除去して整粒を得るための穀類選別機に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転選別網筒の内部に回転螺旋体を設けて、被選別穀類を回転螺旋体で揚上移動させながら回転選別網筒により屑粒を選別排出する穀類選別機は、例えば、特開2000−142900号公報、特開2000−286824号公報、特開平11−319714号公報または特開平11−300282号公報に記載されている。また、この種の穀類選別機において、回転選別網筒の上端部をガイドローラで支持する構成は、上記特開平11−319714号公報または特開平11−300282号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこの種の穀類選別機においては、上記特開平11−319714号公報または特開平11−300282号公報にも示されており、図9に示すように、回転選別網筒aの上端部を支持するガイドローラbは、回転選別網筒aの上端部外周を取り囲む位置に少なくとも4つ備えており、その少なくとも4つのガイドローラbは、全て選別部の外装体cと一体を成す上部基板dに取り付ていた。
【0004】
ところで、回転選別網筒は、その内部に設けた回転螺旋体の軸心と同心状に回転するものであるから、回転選別網筒の上端部外周を支持するガイドローラは、螺旋体の軸心を囲んで3つあれば必要にして十分であるとの知見に基づき、種々実験を重ねた結果、本発明は、次のように構成の簡素化と機能の向上を図った穀類選別機を提供するに至っている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の請求項1に係る穀類選別機は、穀類中に混在している屑粒を排出する回転選別網筒と、この回転選別網筒の内面に沿わせて被選別穀類を揚上移動させる回転螺旋体とで選別部を成す穀類選別機において、選別部の外装体は、その周面の一が開口していて外装体に対してヒンジ構造により開閉自在の蓋体により開閉可能であって、回転選別網筒の上端部は、その外周が3つのガイドローラで支持されており、上記3つのガイドローラのうちの2つを外装体内に、かつ1つを蓋体の内面に備えており、回転選別網筒の上端部外周を支持する3つのガイドローラは、それらの軸心が回転螺旋体の回転軸心からそれぞれ等距離に位置し、かつ3つのガイドローラの軸心を結んで二等辺三角形が描かれる位置にあるとともに、3つのガイドローラの軸心を結んで描かれる二等辺三角形の相 等しい二辺のなす頂点が蓋体側にあることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施の形態に係る穀類選別機の一部を示す斜視図、図2はさらにその一部を示す斜視図、図3は穀類選別機の全体を示す一部破断側面図、図4は回転選別網筒とガイドローラの位置関係を説明する概略平面図、図5は他の形態に係る回転選別網筒とガイドローラの位置関係を説明する概略平面図、図6は他の形態に係る穀類選別機の一部を示す斜視図、図7は同上斜視図、図8は外装体から回転螺旋体および回転選別網筒を取り外す態様を示す斜視図である。
【0007】
図1ないし図3に例示する穀類選別機1は、穀類中に混在している屑粒を選別除去し、選別された穀類を所定重量ごとに袋詰めする計量機能を備えたものである。穀類選別機1は、その外装体2内に、回転選別網筒3とそれに内装された回転螺旋体4とで構成した選別部5を備えており、選別部5の回転螺旋体4は、減速機構を介して電動機6により回転駆動されるものである。回転選別網筒3は、さらに減速機構を介して電動機6によって回転螺旋体4より低速でかつ逆方向に回転駆動されるように構成されており、選別部5における穀類の選別率は、回転選別網筒3および回転螺旋体4の回転数により制御される。7は被選別穀類の供給ホッパ、8は選別穀類の精粒を一時貯留するタンクであり、その選別穀類の送出口9には自動開閉シャッタ10が備えられている。上記送出口9の下方には重量計11を配置して、その上にセットした収納袋12に送出口9から送出される選別穀類を予め設定してある重量が重量計11で計量されるまで収納されると、自動開閉シャッタ10が閉作動するように成っている。
【0008】
本発明に係る穀類選別機1においては、その選別部5の外装体2は四角筒状であって、その上面の蓋体13は着脱可能であり、かつ背面が開口していて蓋体14により開閉可能と成っている。上面の蓋体13には回転螺旋体4の上部軸15の軸受16が設けられている。
【0009】
外装体2内の上部には、それと一体を成す上部基板17があり、この上部基板17には、外装体2内の背面側開口からみて奥側に、回転選別網筒3の上端部外周を支持する2つのガイドローラ18,19が取り付けられている。また、背面の蓋体14には、その裏面に回転選別網筒3の上端部外周を支持する2つのガイドローラ20が取り付けられており、外装体2の背面の開口を蓋体14で閉じると、選別回転網筒3の上端部外周は、外装体2内側の2つのガイドローラ18,19と蓋体14側の1つのガイドローラ20により3点で支持される。すなわち、回転選別網筒3の上端部外周を支持する3つのガイドローラ18,19,20は、図4に示すように、それらの軸心18a,19a,20aが回転螺旋体4の回転軸心Oからそれぞれ等距離に位置し、かつ3つのガイドローラ18,19,20の軸心18a,19a,20aを結んで二等辺三角形bが描かれる位置にある。なお、この実施の形態においては、ガイドローラ18,19に対してガイドローラ20は小径である。
【0010】
図5には3つのガイドローラ18,19,20、それらの軸心18a,19a,20aが回転螺旋体4の回転軸心Oからそれぞれ等距離に位置し、かつ3つのガイドローラ18,19,20の軸心18a,19a,20aを結んで正三角形cが描かれる位置にあるようにした例を示している。このように3つのガイドローラ18,19,20の軸心18a,19a,20aを結んで正三角形cを描くように構成すれば、回転選別網筒3の回転軸心Oを中心とする回転に対して3つのガイドローラ18,19,20の受ける荷重が等しくなるので、回転の平衡性が保たれ、回転に伴う振動の発生を大いに抑制することができる。
【0011】
蓋体14は、図6に示すように、外装体2の背面の開口を開閉する蓋体24をヒンジ25,25により外装体2の開口一側端縁に装着した構成とすることができる。すなわち、この構成によれば、外装体2の背面の開口を蓋体24の開閉操作により容易に開閉することができるので、ガイドローラ20の取り付けや目詰防止板23の交換などのほか、外装体2を開いて選別部5の動作状態を点検するなどの場合にも便利である。回転螺旋体4の上端部には、上部基板17の上面で回転する整粒掻き出し羽根22を備えている。蓋体14の裏面には、回転選別網筒3の外周に圧接して網目の目詰まりを防止するゴムその他の可撓性の目詰防止板23を備えている。
【0012】
なお、穀類選別機1は、図7に示すように、外装体2の上面蓋13をさらにヒンジ26,26により開閉自在とすることができるものである。
【0013】
本発明に係る穀類選別機1において、背面の蓋体14を開けば、回転選別網筒3の上端部外周のガイドローラ20による支持がはずれ、外装体2の背面が解放される。そして上面の蓋体13を外せば、上面も解放されるので、図8に示すように、回転螺旋体4を上方に抜き取り、次いで回転選別網筒4も容易に取り外すことができる。このため、回転選別網筒3および回転螺旋体4の保守点検、交換などを容易かつ迅速に行うことができる。また、回転螺旋体4および回転選別網筒3を取り外せば、外装体2内が空洞になるので、内部の清掃が容易にでき、かつその際に内部の損傷なども確実に点検することができる。なお、取外した回転螺旋体4および回転選別網筒3は、取り外しと逆の手順で容易に組み込むことができる。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、穀類中に混在している屑粒を排出する回転選別網筒と、この回転選別網筒の内面に沿わせて被選別穀類を揚上移動させる回転螺旋体とで選別部を成す穀類選別機において、選別部の外装体は、その周面の一部が開口していて蓋体により開閉可能であって、回転選別網筒の上端部は、その外周が3つのガイドローラで支持されており、上記3つのガイドローラのうちの2つを外装体内に、かつ1つを蓋体の内面に備えていることにより、構成の簡素化と機能の向上を図った穀類選別機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る穀類選別機の一部を示す斜視図である。
【図2】 図1のさらにその一部を示す斜視図である。
【図3】 穀類選別機の全体を示す一部破断側面図である。
【図4】 回転選別網筒とガイドローラの位置関係を説明する概略平面図である。
【図5】 他の形態に係る回転選別網筒とガイドローラの位置関係を説明する概略平面図である。
【図6】 他の形態に係る穀類選別機の一部を示す斜視図である。
【図7】 同上斜視図である。
【図8】 外装体から回転螺旋体および回転選別網筒を取り外す態様を示す斜視図である。
【図9】 本発明の課題を説明するための穀類選別機の一部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 穀類選別機
2 外装体
3 回転選別網筒
4 回転螺旋体
5 選別部
6 電動機
7 供給ホッパ
8 タンク
9 送出口
10 自動開閉シャッタ
11 重量計
12 収納袋
13 上面の蓋体
14 背面の蓋体
15 上部軸
16 軸受
17 上部基板
18,19,20 ガイドローラ
18a,19a,20a 軸心
21 ネジ
22 整粒掻き出し羽根
23 目詰防止板
24 蓋体
25,25 ヒンジ
26,26 ヒンジ
O 回転螺旋体の回転軸心
b 二等辺三角形
c 正三角形

Claims (1)

  1. 穀類中に混在している屑粒を排出する回転選別網筒と、この回転選別網筒の内面に沿わせて被選別穀類を揚上移動させる回転螺旋体とで選別部を成す穀類選別機において、
    選別部の外装体は、その周面の一が開口していて外装体に対してヒンジ構造により開閉自在の蓋体により開閉可能であって、回転選別網筒の上端部は、その外周が3つのガイドローラで支持されており、上記3つのガイドローラのうちの2つを外装体内に、かつ1つを蓋体の内面に備えており、回転選別網筒の上端部外周を支持する3つのガイドローラは、それらの軸心が回転螺旋体の回転軸心からそれぞれ等距離に位置し、かつ3つのガイドローラの軸心を結んで二等辺三角形が描かれる位置にあるとともに、3つのガイドローラの軸心を結んで描かれる二等辺三角形の相等しい二辺のなす頂点が蓋体側にあることを特徴とする穀類選別機。
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