JP3355613B2 - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JP3355613B2 JP18090793A JP18090793A JP3355613B2 JP 3355613 B2 JP3355613 B2 JP 3355613B2 JP 18090793 A JP18090793 A JP 18090793A JP 18090793 A JP18090793 A JP 18090793A JP 3355613 B2 JP3355613 B2 JP 3355613B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願の発明は、DRAMと称され
ている半導体記憶装置及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2は、ビット線シールド型DRAMの
メモリセル領域を示しており、図5は、ビット線シール
ド型DRAMの一従来例における周辺回路領域を示して
いる。図2に示す様に、メモリセル領域では、Si基板
11にN- 型の不純物拡散層12a(図3、図4)、1
2bが形成されており、Si基板11上の第1層目の導
電膜であるポリサイド膜13がワード線になっている。
【0003】そして、Si基板11上の第2層目の導電
膜である多結晶Si膜14a、14bが、夫々不純物拡
散層12a、12bに接続しており、Si基板11上の
第3層目の導電膜でありビット線としてのポリサイド膜
15が、コンタクト孔16aを介して多結晶Si膜14
aに接続している。一方、図5に示す様に、周辺回路領
域におけるポリサイド膜15は、コンタクト孔17を介
してN+ 型の不純物拡散層21aに直接に接続してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2にも示
した様に、コンタクト孔16aの径は多結晶Si膜14
aの幅よりも大きいのが一般的である。このため、上層
のポリサイド膜15と下層のポリサイド膜13等との間
の絶縁耐圧を確保するために、所定の量しかエッチング
を行わないというコントロールエッチングを行う必要が
ある。ところが、図5に示した様に、周辺回路領域で
は、メモリセル領域のコンタクト孔16aよりも深いコ
ンタクト孔17を形成する必要がある。
【0005】従って、図5に示した一従来例のビット線
シールド型DRAMでは、メモリセル領域のコンタクト
孔16aと周辺回路領域のコンタクト孔17とを整合性
よく形成するということができなかった。なお、コンタ
クト孔16a、17を互いに別個の工程で形成すれば、
この様な問題は生じないが、今度は工程が多くなるとい
う別の問題が生じる。
【0006】また、DRAMでは、メモリセルのキャパ
シタの高さを吸収して、Al膜22の高さをメモリセル
領域と周辺回路領域とで等しくするために、メモリセル
領域におけるSi基板11の表面を周辺回路領域におけ
るSi基板11の表面よりも低くしている場合が多い。
このため、コンタクト孔16a、17を形成するための
リソグラフィ工程における露光に際して、メモリセル領
域と周辺回路領域とで同時には十分な焦点深度余裕を得
ることができず、この一従来例は高い歩留りでは製造す
ることができなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の半導体記憶装
置は、トランジスタ27とキャパシタ54とでメモリセ
ルが構成されており、前記トランジスタ27の一方の第
1の不純物拡散層12aに、この第1の不純物拡散層1
2a上の第1のコンタクト孔36a第1の導電膜14
及び第2のコンタクト孔16aを介して、ビット線1
5が接続されている半導体記憶装置において、周辺回路
領域の第2の不純物拡散層21aに、この第2の不純物
拡散層21a上の第のコンタクト孔36c前記第1
の導電膜14aと同一層の第2の導電膜14c及び第4
のコンタクト孔16bを介して、前記ビット線15と同
一層の配線15が接続されており、前記第1のコンタク
ト孔36aと前記第のコンタクト孔36cとで大きさ
が互いに異なっていることを特徴としている。
【0008】請求項2の半導体記憶装置は、請求項1の
半導体記憶装置において、前記第4コンタクト孔16b
がゲート電極13上に位置していることを特徴としてい
る。
【0009】請求項3の半導体記憶装置は、請求項1ま
たは2の半導体記憶装置において、前記第1及び第
コンタクト孔36a、36cが、開口34の内側面に形
成されている側壁35に囲まれていることを特徴として
いる。
【0010】請求項4の半導体記憶装置の製造方法は、
トランジスタ27とキャパシタ54とでメモリセルが構
成されており、前記トランジスタ27の一方の第1の不
純物拡散層12aに、この第1の不純物拡散層12a上
の第1のコンタクト孔36a第1の導電膜14a及び
第2のコンタクト孔16aを介して、ビット線15が接
続されている半導体記憶装置の製造方法において、前記
第1の不純物拡散層12a上に前記第1のコンタクト孔
36aを形成すると同時に、この第1のコンタクト孔3
6aとは大きさが異なる第のコンタクト孔36cを周
辺回路領域の第2の不純物拡散層21a上に形成する工
程と、前記第1のコンタクト孔36aを介して前記第1
の不純物拡散層12aに接続する前記第1の導電膜14
aを形成すると同時に、前記第1の導電膜14aと同一
層であり前記第のコンタクト孔36cを介して前記第
2の不純物拡散層21aに接続する第2の導電膜14c
を形成する工程と、前記第1の導電膜14a上に前記第
2のコンタクト孔16aを形成すると同時に、前記第2
の導電膜14c上に第4のコンタクト孔16bを形成す
る工程と、前記第2のコンタクト孔16aを介して前記
ビット線15を前記第1の導電膜14aに接続すると同
時に、前記第4のコンタクト孔16bを介して前記ビッ
ト線15と同一層の配線15を前記第2の導電膜14c
に接続する工程とを有することを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1の半導体記憶装置では、メモリセルの
トランジスタ27における第1の不純物拡散層12a及
び周辺回路領域の第2の不純物拡散層21aに、互いに
同一層の第1及び第2の導電膜14a、14cを介し
て、ビット線15及びこのビット線15と同一層の配線
15が接続されているので、メモリセル領域でビット線
15を第1の導電膜14aに接続させている第2のコン
タクト孔16aと周辺回路領域で配線15を第2の導電
膜14cに接続させている第4のコンタクト孔16bと
で深さの差が少ない。
【0012】また、第1及び第2の導電膜14a、14
cを夫々第1及び第2の不純物拡散層12a、21aに
接続させている第1及び第のコンタクト孔36a、3
6cで大きさが互いに異なっているので、メモリセル領
域と周辺回路領域とで半導体基板11の表面に段差があ
っても、これら第1及び第のコンタクト孔36a、3
6cを形成するためのリソグラフィ工程において、小さ
い方のコンタクト孔36aに焦点を合わせて露光するこ
とができる。
【0013】また、第1のコンタクト孔36a、第1の
導電膜14a及び第2のコンタクト孔16aを介して、
ビット線15が第1の不純物拡散層12aに接続されて
おり、第3のコンタクト孔36c、第2の導電膜14c
及び第4のコンタクト孔16bを介して、配線15が第
2の不純物拡散層21aに接続されている。このため、
第1〜第4のコンタクト孔36a、16a、36c、1
6bのアスペクト比が高い必要がなく、これら第1〜第
4のコンタクト孔36a、16a、36c、16bへの
第1及び第2の導電膜14a、14cやビット線15や
配線15の埋め込みも容易である。
【0014】請求項2の半導体記憶装置では、配線15
を第2の導電膜14cに接続させている第のコンタク
ト孔16bがゲート電極13上に位置しているので、こ
の第のコンタクト孔16bとビット線15を第1の導
電膜14aに接続させている第2のコンタクト孔16a
とで深さの差が更に少ない。
【0015】請求項3の半導体記憶装置では、第1及び
のコンタクト孔36a、36cが、開口34の内側
面に形成されている側壁35に囲まれているので、開口
34をリソグラフィの限界程度に小さくすると共に側壁
35を異方性エッチングで形成することによって、第1
及び第のコンタクト孔36a、36cをリソグラフィ
の限界よりも小さくすることができる。
【0016】請求項4の半導体記憶装置の製造方法で
は、メモリセルのトランジスタ27における第1の不純
物拡散層12a及び周辺回路領域の第2の不純物拡散層
21aに夫々第1及び第2の導電膜14a、14cを接
続させる第1及び第のコンタクト孔36a、36cで
大きさを互いに異ならせているので、メモリセル領域と
周辺回路領域とで半導体基板11の表面に段差を設けて
も、これら第1及び第のコンタクト孔36a、36c
を形成するためのリソグラフィ工程において、小さい方
のコンタクト孔36aに焦点を合わせて露光することが
できる。
【0017】また、第1及び第2の不純物拡散層12
a、21aに、互いに同一層の第1及び第2の導電膜1
4a、14cを介して、ビット線15及びこのビット線
15と同一層の配線15を接続させているので、ビット
線15を第1の導電膜14aに接続させる第2のコンタ
クト孔16aと配線15を第2の導電膜14cに接続さ
せる第4のコンタクト孔16bとで深さの差が少ない。
しかも、第1及び第2の導電膜14a、14cを同時に
形成しているので、第2の導電膜14cを形成すること
によって製造工程が増加することはない。
【0018】また、第1のコンタクト孔36a、第1の
導電膜14a及び第2のコンタクト孔16aを介して、
ビット線15を第1の不純物拡散層12aに接続してお
り、第3のコンタクト孔36c、第2の導電膜14c及
び第4のコンタクト孔16bを介して、配線15を第2
の不純物拡散層21aに接続している。このため、第1
〜第4のコンタクト孔36a、16a、36c、16b
のアスペクト比を高くする必要がなく、これら第1〜第
4のコンタクト孔36a、16a、36c、16bへ第
1及び第2の導電膜14a、14cやビット線15や配
線15を埋め込 むことも容易である。
【0019】
【実施例】以下、本願の発明の一実施例を、図1〜4を
参照しながら説明する。なお、図5に示した一従来例と
対応する構成部分には、同一の符号を付してある。
【0020】図1が本実施例のビット線シールド型DR
AMのうちの周辺回路領域を示しており、図2がメモリ
セル領域を示しているが、メモリセル領域は上述の一従
来例と実質的に同様の構成を有している。また、図3、
4は、メモリセル領域の製造方法を示している。
【0021】本実施例を製造するためには、図示しては
いないが、既述の様に、Si基板11のうちでメモリセ
ル領域とすべき部分の表面を周辺回路領域とすべき部分
の表面よりも低くする。その後、図2及び図3(a)に
示す様に、Si基板11にPウェル23を形成し、Si
基板11のうちで素子分離領域とすべき部分の表面にL
OCOS法でSiO2 膜24を形成する。そして、Si
2 膜24に囲まれている素子活性領域の表面にゲート
絶縁膜としてのSiO2 膜25を形成し、メモリセル領
域ではワード線となるゲート電極をポリサイド膜13で
形成する。
【0022】その後、ポリサイド膜13及びSiO2
24をマスクにした不純物のイオン注入を行って、メモ
リセル領域及び周辺回路領域にN- 型の不純物拡散層1
2a〜12dを形成する。そして、SiO2 膜26等で
ポリサイド膜13の側壁を形成し、ポリサイド膜13及
びSiO2 膜26、24をマスクにした不純物のイオン
注入を行って、周辺回路領域のみにN+ 型の不純物拡散
層21a、21bを形成する。
【0023】ここまでで、メモリセル領域及び周辺回路
領域に、トランジスタ27、28が形成される。その
後、常圧CVD法かまたはTEOSを原料とする減圧C
VD法で、膜厚が200nmのSiO2 膜31を層間絶
縁膜として全面に堆積させ、このSiO2 膜31上の全
面に、膜厚が200nmの多結晶Si膜32を堆積させ
る。そして、常圧CVD法で、膜厚が150nmのSi
2 膜33を全面に堆積させる。
【0024】次に、SiO2 膜33及び多結晶Si膜3
2のうちで、図3(b)に示す様に、メモリセル領域の
不純物拡散層12a、12b上の部分に直径が0.4μ
mの開口34を形成すると同時に、図1に示す様に、周
辺回路領域の不純物拡散層21a上の部分にも直径が
0.6μmの開口34を形成する。
【0025】次に、図3(c)に示す様に、膜厚が10
0nmの多結晶Si膜35を全面に堆積させ、75%の
オーバエッチング率で、この多結晶Si膜35の全面を
RIEで異方性エッチングする。この結果、図4(a)
及び図1に示す様に、多結晶Si膜35から成る側壁が
開口34の内側面に形成される。
【0026】次に、多結晶Si膜32、35をマスク及
びストッパにして、SiO2 膜33、31をRIEで異
方性エッチングする。この結果、SiO2 膜33が除去
されると同時に、図4(b)に示す様に、メモリセル領
域のSiO2 膜31には直径が0.2μmで不純物拡散
層12a、12bに達するコンタクト孔36a、36b
が形成され、図1に示す様に、周辺回路領域のSiO2
膜31には直径が0.4μmで不純物拡散層21aに達
するコンタクト孔36cが形成される。
【0027】次に、図4(c)に示す様に、多結晶Si
膜37を全面に堆積させ、図4(d)及び図1に示す様
に、不純物拡散層12a、12b、21a上で孤立して
いるパターンに多結晶Si膜37、32を加工する。こ
こまでで、多結晶Si膜32、35、37が一体化した
多結晶Si膜14a〜14cが、不純物拡散層12a、
12b、21aに対応して形成される。
【0028】これらの多結晶Si膜14a〜14cは、
Si基板11上の第2層目の導電膜になっている。な
お、多結晶Si膜14aは不純物拡散層12a上からS
iO2膜24上にまで延在しており、多結晶Si膜14
cは不純物拡散層21a上からポリサイド膜13上にま
で延在している。
【0029】次に、不純物を添加したSiH4 を原料と
するBPSG膜や、不純物を添加したO3 −TEOSを
原料とするBPSG膜や、不純物を添加していないO3
−TEOSを原料とするSiO2 膜等を堆積させる。そ
して、これらの膜に対してエッチバックやリフロー等を
行って、図1、2に示す様に、平坦な層間絶縁膜42を
形成する。
【0030】その後、直径が0.4μmでありSiO2
膜24上で多結晶Si膜14aに達するコンタクト孔1
6aと、直径が0.6μmでありポリサイド膜13上で
多結晶Si膜14cに達するコンタクト孔16bとを、
RIEで層間絶縁膜42に同時に形成する。この様にコ
ンタクト孔16bの径がコンタクト孔16aの径よりも
大きいので、既述の様にSi基板11の表面が周辺回路
領域よりもメモリセル領域において低くても、コンタク
ト孔16a、16bを同時に形成するためのリソグラフ
ィ工程における露光に際して、焦点深度余裕が大きい。
【0031】その後、コンタクト孔16a、16bを介
して夫々多結晶Si膜14a、14cに接続する様にポ
リサイド膜15をパターニングしてビット線等を形成
し、メモリセル領域のポリサイド膜15を層間絶縁膜4
3で覆う。そして、図2に示す様に、多結晶Si膜44
を全面に堆積させ、この多結晶Si膜44のうちで多結
晶Si膜14b上の部分に開口45を形成する。
【0032】その後、層間絶縁膜46を全面に堆積さ
せ、多結晶Si膜44をストッパ及びマスクにすると共
に多結晶Si膜14bをストッパにして、層間絶縁膜4
6、43、42を異方性エッチングする。この結果、層
間絶縁膜46から成る側壁が開口45の内側面に形成さ
れると共に、開口45よりも径が小さくて多結晶Si膜
14bに達するコンタクト孔47が層間絶縁膜43、4
2に形成される。
【0033】その後、多結晶Si膜51を全面に堆積さ
せ、多結晶Si膜14b上で孤立しているパターンに多
結晶Si膜51、44を加工する。これらの多結晶Si
膜51、44は、一体化してSi基板11上の第4層目
の導電膜になり、多結晶Si膜14bを介して不純物拡
散層12bに電気的に接続している記憶ノード電極にな
る。そして、ONO膜52等とSi基板11上の第5層
目の導電膜である多結晶Si膜53とを順次に形成し、
この多結晶Si膜53等をプレート電極のパターンに加
工する。
【0034】ここまでで、メモリセルを構成するキャパ
シタ54が形成される。その後、SOG膜またはBPS
G膜で層間絶縁膜55を全面に形成し、図1に示す様
に、不純物拡散層21bに達するコンタクト孔56を層
間絶縁膜55、42及びSiO2 膜31に形成する。そ
して、コンタクト孔56を介して不純物拡散層21bに
接続する第1層目のAl膜22を形成し、更に第2及び
第3層目のAl膜(図示せず)や表面保護膜(図示せ
ず)等を形成して、本実施例を完成させる。
【0035】なお、コンタクト孔36a〜36c、47
は開口34、45よりも径が縮小されているが、この様
にコンタクト孔の径を縮小する方法は本願の出願人によ
る特開平4−106971号公報及び特開平4−258
874号公報等にも開示されている。
【0036】
【発明の効果】請求項1の半導体記憶装置では、メモリ
セル領域でビット線を第1の導電膜に接続させている
2のコンタクト孔と周辺回路領域でビット線と同一層の
配線を第2の導電膜に接続させている第4のコンタクト
孔とで深さの差が少ないので、これら第2及び第4のコ
ンタクト孔を同時に整合性よく形成することができ、少
ない工程で製造することができる。
【0037】また、第1及び第2の導電膜を夫々第1及
び第2の不純物拡散層に接続させている第1及び第
コンタクト孔を形成するためのリソグラフィ工程におい
て、小さい方のコンタクト孔に焦点を合わせて露光する
ことができるので、メモリセル領域と周辺回路領域とで
半導体基板の表面に段差があっても、焦点深度余裕が大
きく、高い歩留りで製造することができる。
【0038】また、第1〜第4のコンタクト孔のアスペ
クト比が高い必要がなく、これら第1〜第4のコンタク
ト孔への第1及び第2の導電膜やビット線や配線の埋め
込みも容易であるので、高集積化が可能である。
【0039】請求項2の半導体記憶装置では、メモリセ
ル領域でビット線を第1の導電膜に接続させている第2
コンタクト孔と周辺回路領域で配線を第2の導電膜に
接続させている第のコンタクト孔とで深さの差が更に
少ないので、これらのコンタクト孔を同時に更に整合性
よく形成することができ、更に少ない工程で製造するこ
とができる。
【0040】請求項3の半導体記憶装置では、第1及び
のコンタクト孔をリソグラフィの限界よりも小さく
することができるので、高集積化が可能である。
【0041】請求項4の半導体記憶装置の製造方法で
は、メモリセルのトランジスタにおける第1の不純物拡
散層及び周辺回路領域の第2の不純物拡散層に夫々第1
及び第2の導電膜を接続させる第1及び第のコンタク
ト孔を形成するためのリソグラフィ工程において、小さ
い方のコンタクト孔に焦点を合わせて露光することがで
きるので、メモリセル領域と周辺回路領域とで半導体基
板の表面に段差を設けても、焦点深度余裕が大きく、高
い歩留りで製造することができる。
【0042】また、ビット線を第1の導電膜に接続させ
第2のコンタクト孔と配線を第2の導電膜に接続させ
第4のコンタクト孔とで深さの差が少ないので、これ
第2及び第4のコンタクト孔を同時に整合性よく形成
することができ、しかも、第2の導電膜を形成すること
によって製造工程が増加することはないので、少ない工
程で製造することができる。
【0043】また、第1〜第4のコンタクト孔のアスペ
クト比を高くする必要がなく、これら第1〜第4のコン
タクト孔へ第1及び第2の導電膜やビット線や配線を埋
め込むことも容易であるので、高集積化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の発明の一実施例における周辺回路領域の
側断面図である。
【図2】本願の発明の一実施例及び一従来例におけるメ
モリセル領域の側断面図である。
【図3】本願の発明の一実施例におけるメモリセル領域
の製造工程の前半を順次に示しおり、図2とは異なる位
置における側断面図である。
【図4】本願の発明の一実施例におけるメモリセル領域
の製造工程の後半を順次に示しおり、図2とは異なる位
置における側断面図である。
【図5】本願の発明の一従来例における周辺回路領域の
側断面図である。
【符号の説明】
12a 不純物拡散層 13 ポリサイド膜 14a 多結晶Si膜 14c 多結晶Si膜 15 ポリサイド膜 16b コンタクト孔 21a 不純物拡散層 27 トランジスタ 34 開口 35 多結晶Si膜 36a コンタクト孔 36c コンタクト孔 54 キャパシタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/10 621 C H01L 27/10 681 B H01L 27/10 681 F H01L 21/28 L H01L 21/90 C

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタとキャパシタとでメモリセ
    ルが構成されており、 前記トランジスタの一方の第1の不純物拡散層に、この
    第1の不純物拡散層上の第1のコンタクト孔第1の導
    電膜及び第2のコンタクト孔を介して、ビット線が接続
    されている半導体記憶装置において、 周辺回路領域の第2の不純物拡散層に、この第2の不純
    物拡散層上の第のコンタクト孔前記第1の導電膜と
    同一層の第2の導電膜及び第4のコンタクト孔を介し
    て、前記ビット線と同一層の配線が接続されており、 前記第1のコンタクト孔と前記第のコンタクト孔とで
    大きさが互いに異なっていることを特徴とする半導体記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第4のコンタクト孔がゲート電極上
    に位置していることを特徴とする請求項1記載の半導体
    記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第のコンタクト孔が、開
    口の内側面に形成されている側壁に囲まれていることを
    特徴とする請求項1または2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 トランジスタとキャパシタとでメモリセ
    ルが構成されており、 前記トランジスタの一方の第1の不純物拡散層に、この
    第1の不純物拡散層上の第1のコンタクト孔第1の導
    電膜及び第2のコンタクト孔を介して、ビット線が接続
    されている半導体記憶装置の製造方法において、 前記第1の不純物拡散層上に前記第1のコンタクト孔を
    形成すると同時に、この第1のコンタクト孔とは大きさ
    が異なる第のコンタクト孔を周辺回路領域の第2の不
    純物拡散層上に形成する工程と、 前記第1のコンタクト孔を介して前記第1の不純物拡散
    層に接続する前記第1の導電膜を形成すると同時に、前
    記第1の導電膜と同一層であり前記第のコンタクト孔
    を介して前記第2の不純物拡散層に接続する第2の導電
    膜を形成する工程と、前記第1の導電膜上に前記第2のコンタクト孔を形成す
    ると同時に、前記第2の導電膜上に第4のコンタクト孔
    を形成する工程と、 前記第2のコンタクト孔を介して 前記ビット線を前記第
    1の導電膜に接続すると同時に、前記第4のコンタクト
    孔を介して前記ビット線と同一層の配線を前記第2の導
    電膜に接続する工程とを有することを特徴とする半導体
    記憶装置の製造方法。
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