JP3355254B2 - ダイアフラムバルブ - Google Patents

ダイアフラムバルブ

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JP3355254B2
JP3355254B2 JP31604094A JP31604094A JP3355254B2 JP 3355254 B2 JP3355254 B2 JP 3355254B2 JP 31604094 A JP31604094 A JP 31604094A JP 31604094 A JP31604094 A JP 31604094A JP 3355254 B2 JP3355254 B2 JP 3355254B2
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valve seat
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和男 佐藤
浩一 吉原
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    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/12Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
    • F16K31/126Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid the fluid acting on a diaphragm, bellows, or the like
    • F16K31/1266Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid the fluid acting on a diaphragm, bellows, or the like one side of the diaphragm being acted upon by the circulating fluid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K7/00Diaphragm valves or cut-off apparatus, e.g. with a member deformed, but not moved bodily, to close the passage ; Pinch valves
    • F16K7/12Diaphragm valves or cut-off apparatus, e.g. with a member deformed, but not moved bodily, to close the passage ; Pinch valves with flat, dished, or bowl-shaped diaphragm
    • F16K7/14Diaphragm valves or cut-off apparatus, e.g. with a member deformed, but not moved bodily, to close the passage ; Pinch valves with flat, dished, or bowl-shaped diaphragm arranged to be deformed against a flat seat
    • F16K7/17Diaphragm valves or cut-off apparatus, e.g. with a member deformed, but not moved bodily, to close the passage ; Pinch valves with flat, dished, or bowl-shaped diaphragm arranged to be deformed against a flat seat the diaphragm being actuated by fluid pressure

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルブに係り、更に詳
しくは、ダイアフラムを弁体として機能させるダイアフ
ラムバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図3に示すようなダイアフラ
ムバルブが知られている。すなわち、流入ポート2、弁
座3および流出ポート4を設けたボディ1と、開弁時に
負圧を導入する圧力ポート6を設けたキャップ5との間
にゴム状弾性材製のダイアフラム7の周縁部が気密的に
挟持されており、このダイアフラム7の一面側(図上下
面側)に設けられたシール部8が、ばね9によりリテー
ナ10を介して弁座3に押し付けられている。シール部
8は、図4に拡大して示すように、環状であってかつビ
ード状に成形されている。また実開平1−105713
号公報、実開昭53−35393号公報および実開昭6
2−41968号公報にもそれぞれ、略同様の構成を備
えたダイアフラムバルブが記載されている。
【0003】上記従来のダイアフラムバルブにおいて
は、リテーナ10がシール部8の背後位置まで配置され
ていて、このリテーナ10がばね9の弾性によってシー
ル部8を弁座3に押し付けることにより、必要なシール
性が確保されている。したがって、この従来技術におい
ては、弁座3の平面度やシール部8背後位置におけるリ
テーナ10表面の平面度が充分に確保されていることが
必要なシール性を確保するための前提となるが、実際に
は、図5に示すように、成形歪み等によるうねり11が
あって弁座3とシール部8の間に隙間12が発生するこ
とが多いために、これを原因として、必要なシール性を
得られないことがある。そして、このことは、ダイアフ
ラムバルブが微圧作動タイプであって、ばね9による押
付け力が小さい場合に、シール部8を充分に押し潰すこ
とができないために、影響が特に大きいものである。ま
た量産品においては、ボディ1やリテーナ10が樹脂材
料により成形されることが多いことから、うねり11が
発生し易く、平面度を出すのが難しいことが多い。
【0004】またゴム状弾性材製のダイアフラム7が長
期間、ガソリン雰囲気または高温に晒されると、このダ
イアフラム7が膨潤して、図6(A)から(B)へと示
すように、ビード状のシール部8の径寸法が拡大して、
このシール部8と弁座3とが径方向にずれ、遂には、ダ
イアフラム7の本体部分(シール部8が設けられていな
い相対に薄肉の部分)が弁座3に着座することがある。
そして、この場合には、相対に薄肉のこの本体部分が弁
座3とリテーナ10の間に強く挾まれるために、この非
挟持部分に歪変形による凹み(図示せず、この凹みは永
久歪である)が発生する。そして、この凹みがダイアフ
ラム7の更なる膨潤により弁座3に対して径方向に徐々
にずれて行くために、ダイアフラム7の弁座3に対する
着座状態が益々不安定なものとなって行き、これを原因
として、以後の閉弁に際して必要なシール性を得られな
いことがある。
【0005】また図7(A)に示すように、弁座3に環
状であってかつビード状の突起14を設け、この突起1
4にダイアフラム7の平板状のままのシール部8を押し
付けるようにしたダイアフラムバルブがあるが、このバ
ルブにおいては、ダイアフラム7が取敢えず膨潤しなく
ても、シール部8が突起14とリテーナ10の間に強く
挾まれるために、この非挟持部分に歪変形による凹み1
5が発生する。そして、上記したようにダイアフラム7
が膨潤すると、同図(B)に示すように、この凹み15
が弁座3に対して径方向に徐々にずれて行くために、ダ
イアフラム7の弁座3に対する着座状態が益々不安定な
ものとなって行き、これを原因として、以後の閉弁に際
して必要なシール性を得られないことがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、この種のダイアフラムバルブについて、閉弁時にお
けるシール性を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のダイアフラムバルブは、ばねまたは圧力等
の押圧手段によりリテーナを介してダイアフラムのシー
ル部を弁座に押し付けるダイアフラムバルブにおいて、
前記ダイアフラムのシール部はビード状に成形されてお
り、前記リテーナにおける前記ビード状シール部の背後
位置に段差状の凹部を設けることにした。
【0008】
【作用】上記構成を備えた本発明のダイアフラムバルブ
のように、リテーナにおけるビード状シール部の背後位
置に段差状の凹部が設けられていると、閉弁時、シール
部が背後からリテーナに直接押圧されないために弾性変
形し易くなり、これにより、うねりに追従し易くなる。
また同じ理由から、ダイアフラムに歪変形による凹みが
発生しにくくなる。
【0009】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。
【0010】第一実施例・・・ 図1は、当該実施例に係るダイアフラムバルブの要部を
示しており、このダイアフラムバルブは、以下の構成を
備えていることを特徴としている。尚、図1に描いてい
ない他の部分の構成は、図3に示した従来技術と同じで
ある。
【0011】すなわち、同図に示したように、リテーナ
10のシール部8背後位置に、環状であってかつ所定の
高さxを備えた段差状である凹部13が設けられてお
り、この凹部13が設けられていることによって、シー
ル部8の背面(図上上面)とリテーナ10(凹部12の
平坦面部)とが互いに非接触とされている。したがって
閉弁時、ダイアフラム7が他の部分でリテーナ10に押
されて、シール部8が背後からリテーナ10に直接押圧
されないために弾性変形し易くなり、これにより図2に
示すように、うねり11に追従し易くなって弁座3の間
に隙間が発生しにくくなるために、この分、シール性を
向上させることができる。シール部8は上記従来技術と
同様、ビード状としたが、その形状は特に限定されな
い。また凹部13の形状も、シール部8の背面(図上上
面)とリテーナ10とを非接触とするものであれば、特
に限定されるものではない。
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0015】すなわち、ばねまたは圧力等の押圧手段に
よりリテーナを介してダイアフラムのシール部を弁座に
押し付けるダイアフラムバルブにおいて、ダイアフラム
のシール部をビード状に成形するとともに、リテーナに
おけるビード状シール部の背後位置に段差状の凹部を設
けたことに伴って、成形歪み等によるシール面のうねり
に対してダイアフラムのシール部を追従し易くしたため
に、弁座とシール部の間に隙間が発生するのを防止し、
閉弁時におけるシール性を向上させることができる。ま
た歪変形による凹みを発生しにくくしたために、着座状
態が安定し、閉弁時におけるシール性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係るダイアフラムバルブ
の要部断面図
【図2】図1におけるC−C線拡大断面図
【図3】 従来例に係るダイアフラムバルブの断面図
【図4】 図3 におけるA部拡大図
【図5】 図4 におけるB−B線拡大断面図
【図6】 (A)は他の従来例に係るダイアフラムバルブ
の要部断面図、(B)は不都合の発生状況を示す要部断
面図
【図7】 (A)は他の従来例に係るダイアフラムバルブ
の要部断面図、(B)は不都合の発生状況を示す要部断
面図
【符号の説明】
1 ボディ 2 流入ポート 3 弁座 4 流出ポート 5 キャップ 6 圧力ポート 7 ダイアフラム 8 シール部 9 ばね 10 リテーナ 11 うねり 12 隙間 13 凹部 14 突起 15 凹み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−40539(JP,U) 実開 昭55−76962(JP,U) 実公 昭48−38572(JP,Y1) 特公 昭47−28323(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 7/12 F16K 7/16 F16K 7/17

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ばねまたは圧力等の押圧手段によりリテ
    ーナ(10)を介してダイアフラム(7)のシール部
    (8)を弁座(3)に押し付けるダイアフラムバルブに
    おいて、前記ダイアフラム(7)のシール部(8)はビード状に
    成形されており、 前記リテーナ(10)における前記ビード状シール部
    (8)の背後位置に段差状の凹部(13)を設けた こと
    を特徴とするダイアフラムバルブ。
JP31604094A 1994-09-26 1994-11-28 ダイアフラムバルブ Expired - Lifetime JP3355254B2 (ja)

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